JP6485585B2 - 吸収性物品 - Google Patents

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Description

本件は、紙おむつや生理用ナプキンといった吸収性物品に関する。
従来、吸収性物品の吸水性部材として、着用者の肌面側に透水性のシートが積層された吸収体が用いられている。この吸収体には、着用者から排泄される尿や経血などの水分がシートを透過して吸収される。近年の吸収性部材では、吸収体およびこれに積層されるシートの一部をプレスして凹部を設けることも提案されている(特許文献1参照)。
実願昭59-164303号(実開昭61-78810号)のマイクロフィルム
本件は、このような吸収性物品における新規な発明に関する。
ここで開示する吸収性物品は、吸水性をもつマット状の吸収体と、前記吸収体よりも着用者の肌面側に積層された透水性のシートとを備える。さらに、前記吸収体は、前記肌面側が凹設された凹部を有し、前記シートは、凹設または凸設された凹凸部を有する。前記凹凸部は、凹設されたシート凹部と凸設されたシート凸部とを有する。前記シート凹部および前記シート凸部は、幅方向に沿って線状に設けられている。さらに、前記凹部および前記シート凹部のそれぞれは、所定方向に離間して断続的に配置され、前記凹部どうしが前記所定方向に離間する第一寸法は、前記シート凹部どうしが前記所定方向に離間する第二寸法の整数倍である。
本件によれば、新規な吸収性物品を提供することができる。
第一実施形態に関する紙おむつ(吸収性物品)の展開図である。 図1のA−A矢視断面図である。なお、図2では、各構成を把握しやすくするため、各シート類の厚みを誇張して示す。 図2の要部拡大図である。 第二実施形態に関する紙おむつのセンターシート(シート)を模式的に示す要部拡大断面図である。 第二実施形態に関する紙おむつのセンターシートおよび吸収体を示す要部拡大断面図である。
以下、本件を実施するための形態を説明する。下記の実施形態は好適な一例であるが、この実施形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。本実施形態の各構成は、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。また、必要に応じて取捨選択することができ、適宜組み合わせることもできる。
実施形態で述べる吸収性物品は、着用者に装着され、着用者から排泄される尿や経血といった液体の水分を吸収し保持する衛生用品である。この吸収性物品としては、テープ型やパンツ型の紙おむつ(いわゆる「使い捨ておむつ」),尿パッド,生理用ナプキン,パンティーライナーなどが挙げられる。以下の実施形態では、吸収性物品としてパンツ型の紙おむつを例示する。
本実施形態では、紙おむつについて、着用者の腹部に対向して配置される前身頃と背部に対向して配置される後身頃とを結ぶ方向を長手方向とする。これらの前身頃と後身頃との間(長手方向の中央)には、着用者の股下に配置(股間に対向して配置)される股下部が位置する。また、紙おむつが着用者に装着された状態(以下「装着状態」と略称する)において、着用者の肌に向かう側(内側)を肌面側とし、肌面側の反対側(外側)を非肌面側とする。さらに、肌面側と非肌面側とを結ぶ方向を厚み方向とし、長手方向と厚み方向の何れにも直交する方向を幅方向とする。そのほか、厚み方向から視ることを平面視とする。
紙おむつにおける各構成の向きについては、たとえば長手方向に沿うと表現する場合に、長手方向と平行なことだけでなく、ほぼ長手方向と平行なことも含むものとする。具体的には、長手方向に対する傾斜角度が45°未満で延在することを長手方向に沿うものとする。同様に、幅方向や厚み方向といった各方向に沿うと表現する場合についても、各方向に対する傾斜角度が45°未満で延在することを意味する。
[I.第一実施形態]
[1.構成]
[1−1.基本構成]
まず、図1および図2を参照して、紙おむつ1の基本的な構成を説明する。
ここでは、幅方向の中心線Cを基準として対称に紙おむつ1が形成されている。この紙おむつ1は、長手方向に沿って前身頃1A、股下部1Bおよび後身頃1Cの三つの領域に大別される。
〈シート類〉
はじめに、紙おむつ1のシート類について述べる。
図1に示すように、紙おむつ1には、前身頃1A、股下部1Bおよび後身頃1Cに亘って長手方向に延びる吸収体10(太破線で示す)が内蔵されている。
ここでは、前身頃1Aおよび後身頃1Cよりも股下部1Bのほうが幅方向寸法の小さい砂時計形状の吸収体10を例示する。ただし、吸収体10の平面視形状は、上記したような砂時計形状に限らず、平面視で矩形(すなわち幅方向寸法が一定)であってもよいし、それぞれ円形の前身頃1Aおよび後身頃1Cを結ぶダンベル形状であってもよい。
吸収体10は、着用者から排泄される尿や経血といった液体の水分(以下「排泄水分」という)を吸収して保持する吸水性をもつマット状(あるいはパッド状)の部材である。
この吸収体10では、粉砕あるいは解繊されたパルプ(いわゆる「フラッフパルプ」)に高吸水性樹脂(いわゆる「SAP〈Superabsorbent polymer〉」,「高吸水性高分子」あるいは「高吸水性ポリマー」とも称される)が混合されたコアがラップシートで被包(ラップ)されている。
上記した吸収体10に対して肌面側および非肌面側には、図2に示すように、以下に述べる種々のシート11,12,13,14が設けられている。
吸収体10に対して、肌面側にはセンターシート11が積層され、非肌面側にはバックシート12が積層されている。これらのシート11,12の幅方向側方にはサイドシート13が配置されている。
このサイドシート13は、センターシート11の幅方向側部において肌面側に積層されるとともに、バックシート12の幅方向側部において非肌面側に積層される。
バックシート12の非肌面側には、カバーシート14が積層される。ここでは、バックシート12の幅方向側部において、サイドシート13を介してカバーシート14が重ねられる。
センターシート11は、排泄水分を透過させて吸収体10に吸収させるため、透水性をもつ。ここでは、装着状態での蒸れを抑えるため、通気性を併せもつセンターシート11が用いられる。このようなセンターシート11としては、いわゆるエアスルー不織布を用いることができる。
また、センターシート11は、紙おむつ1において最も肌面側に配置される(このことから「トップシート」とも称される)。このセンターシート11は、吸収体10よりも幅方向寸法が大きく、肌面側から吸収体10を被覆する。
バックシート12は、吸収体10からの液漏れを防ぐため、非透水性をもつ。ここでは、装着状態での蒸れを抑えるため、透湿性を併せもつバックシート12が用いられる。このようなバックシート12としては、透湿性ポリエチレン(PE〈Poly-Ethylene〉)フィ
ルムを用いることができる。ただし、ポリプロピレン(PP〈Poly-Propylene〉)フィルムをバックシート12に用いてもよい。
サイドシート13は、幅方向側方への液漏れを防ぐため、非透水性をもつ。このサイドシート13としては、スパンボンド不織布を用いることができる。
また、サイドシート13の一部は、紙おむつ1において最も肌面側に配置される(このことからセンターシート11と同様に「トップシート」とも称される)。このように着用者に対して接触しうるサイドシート13としては、SMS(Spunbound Meltblown Spunbound)不織布やSMMS(Spunbound Meltblown Meltblown Spunbound)不織布のようにメルトブローン層を含ませることにより、柔軟性を高めたスパンボンド不織布を用いることが好ましい。あるいは、スパンボンド不織布をなす繊維の繊度や目付量が抑えられることにより、柔軟性を向上させたスパンボンド不織布を用いることが好ましい。
なお、「繊度」とは、繊維の繊維径(太さ)や断面積に対応するパラメータであり、所定の長さあたりの重量で表される。たとえば、一本の繊維について9000mあたりのグラム数[デニール]が「繊度」として用いられる。
また、「目付量」とは、シートの厚みあるいは積層度合いに対応するパラメータであり、単位面積あたりの重量で表される。たとえば、一平米あたりのグラム数が「目付量」として用いられる。
カバーシート14は、上記した吸収体10およびシート11,12,13を非肌面側から被覆する。ここでは、カバーシート14として、肌面側から非肌面側に向けて第一カバーシート141,第二カバーシート142,第三カバーシート143の三つがこの順に積層されている。
第一カバーシート141は、バックシート12を介して吸収体10を非肌面側から被覆する(このことから「パッドカバーシート」とも称される)。
第二カバーシート142および第三カバーシート143は、前身頃1Aおよび後身頃1C(図1参照)で第一カバーシート141よりも幅方向寸法が大きく設定され、装着状態で着用者の臀部や腰,腹などのまわりに配置される。第三カバーシート143は、紙おむつ1において最も非肌面側に配置される(このことから、第三カバーシート143は「アウターカバーシート」とも称され、第二カバーシート142は「インナーカバーシート」とも称される)。
これらのカバーシート141,142,143としては、スパンボンド不織布を用いることができる。更に言えば、第一カバーシート141としては、紙おむつ1の内部で柔軟に変形させてフィット性を確保するため、サイドシート13と同様に、柔軟性の高いスパンボンド不織布を用いることが好ましい。また、第三カバーシート143としては、触感
(手触り)を確保するため、サイドシート13と同様に、柔軟性の高いスパンボンド不織布を用いることが好ましい。
図1に示すように、前身頃1Aにおけるカバーシート14と後身頃1Cにおけるカバーシート14とは、それぞれの幅方向端縁部14aどうしが互いに貼り付けられる(いわゆる「サイドシール」)。このようにして、前身頃1Aおよび後身頃1Cの各カバーシート14が連設され、パンツ型の紙おむつ1が形成される。
そのほか、上述したバックシート12およびカバーシート14には、シート12,14に対して肌面側のものが透視可能な程度の半透明性材料が用いられている。
〈ギャザー〉
つぎに、図1および図2を参照して、紙おむつ1のギャザー15について述べる。
ギャザー15は、ゴムやポリウレタン,伸縮フィルムといった伸縮性をもつ部材(伸縮性部材)によって伸縮性をもたせたシート複合体から構成される。ここでは、伸縮性部材として糸状のゴム部材(以下「糸ゴム」と略称する)20を例示する。
この紙おむつ1には、糸ゴム20で形成されるギャザー15として、二種の糸ゴム21,22で伸縮性が付与された二種のギャザー16,17を例示する。一つは、サイドシート13の肌面側端縁部が第一糸ゴム21で皺寄せられた立体ギャザー16(「サイドギャザー」とも称される)である。もう一つは、第二カバーシート142および第三カバーシート143(図2参照)が第二糸ゴム22(一箇所のみに符号を付す)で皺寄せられたタミーギャザー17である。
立体ギャザー16は、サイドシート13のシート部13a,13b(図2参照)に対して第一糸ゴム21が伸張状態で一体化されたものである。また、タミーギャザー17では、第二カバーシート142および第三カバーシート143に対して第二糸ゴム22が伸張状態で一体化されたものである。
立体ギャザー16は、排泄箇所の周縁で着用者に対する追従性を高めることにより、排泄物の幅方向側方への漏れを防ぐために設けられる。
詳細に言えば、図2に示すように、立体ギャザー16では、サイドシート13の肌面側における幅方向内側の端縁部に位置するシート部13a,13bが折り曲げられて重ねられる。これらのシート部13a,13bによって、長手方向に延在する第一糸ゴム21が囲まれている。
言い換えれば、サイドシート13は、第一糸ゴム21に対して幅方向内側に内壁シート部13aが配置され、第一糸ゴム21に対して幅方向外側に外壁シート部13bが配置されている。すなわち、サイドシート13の一部では、二枚のシート部13a,13bが重ね合わせられている。
このようにサイドシート13のシート部13a,13bが折り曲げられて重ねられた箇所に第一糸ゴム21が内蔵されることで、肌面側に立設されるとともに伸縮性をもつ立体ギャザー16が形成される。
なお、図1および図2には、二本の第一糸ゴム21が設けられた立体ギャザー16を例示する。ただし、立体ギャザー16における第一糸ゴム21の本数は、一本であってもよいし、三本以上であってもよい。
タミーギャザー17は、着用者の臀部や下腹部に対する追従性を高めるために設けられる。詳細に言えば、タミーギャザー17では、平織物における経糸,緯糸のように複数の第二糸ゴム22が幅方向に延び、第二カバーシート142および第三カバーシート143(図2参照)の間に複数の第二糸ゴム22が介装されている。
このようにカバーシート142,143の間に第二糸ゴム22が内蔵されることで、臀
部や下腹部まわりに沿う伸縮性をもつタミーギャザー17が形成される。
そのほか、上述したギャザー16,17に加えてまたは替えて、着用者の脚部の付け根に対する追従を高めるためのレッグギャザーを設けてもよい。
〈インジケータ〉
さらに、紙おむつ1には、図2に示すように、排尿(排泄)の有無を外部に示すインジケータ19(このことから「お知らせサイン」とも称される)が設けられている。
インジケータ19は、紙おむつ1の外部から視認可能(外観可能)に吸収体10に対して付設されている。また、インジケータ19は、濡れると変色する層状の部位である。ここでは、吸収体10とバックシート12との間にインジケータ19が介装されている。
このインジケータ19は、水感応型の材料がバックシート12の肌面側に塗布されることで設けられる。たとえば、インジケータ19は、水分と感応する前(濡れる前)には黄色や橙色をなし、水分と感応した後(濡れた後)には青色や黄緑に色が変化する。
バックシート12およびカバーシート14が上述したような半透明性をもつことから、排泄水分によってインジケータ19が変色すると、変色したインジケータ19を紙おむつ1の外部から視認可能であり、外部から排泄の有無を認識することができる。
[1−2.詳細構成]
つぎに、図1〜図3を参照して、紙おむつ1の詳細な構成を述べる。
〈圧搾部〉
まず、長手方向および幅方向の双方に交差して圧搾された圧搾部40(凹部,圧搾溝)を説明する。具体的には、少なくとも吸収体10において、長手方向および幅方向の双方に交差する領域が圧搾されて形成された溝状の圧搾部40を述べる。
この圧搾部40は、吸収体10とセンターシート11とがプレス成形されて設けられる。具体的には、積層された吸収体10およびセンターシート11を所定の形状(パターン)の凸型で肌面側からプレスすることで、吸収体10に加えてセンターシート11のプレス箇所における含有空気が圧搾され、圧搾部40が成形される。
すなわち、圧搾部40は、厚み方向に凹設された凹部(すなわち溝状の部位)である。この圧搾部40は、長手方向および幅方向の双方に対して交差するように線状に延設される。なお、圧搾部40は、吸収体10のうち幅方向の端縁(端部領域)を除いて設けられている。
ここでの圧搾部40には、長手方向に対して、幅方向一方(たとえば右方)に傾斜して交差する複数の第一傾斜部41(図1には一箇所だけ符号を付す)と、幅方向他方(たとえば左方)に傾斜して交差する複数の第二傾斜部42(図1には一箇所だけ符号を付す)とが設けられている。すなわち、これらの傾斜部41,42は、平面視で格子形状(グリッドパターン)をなす。
上述した圧搾部40によれば、圧搾部40の延在箇所に沿って空気を流通させることができ、紙おむつ1の通気性が確保される。
ところが仮に、通気性を確保するための構成として圧搾部40だけが紙おむつ1に設けられている場合には、吸収体10が吸水して膨潤することで圧搾部40が潰れて塞がった際に、通気性が低下しうる。
〈凹凸部〉
そこで、図1および図3に示すように、本実施形態の紙おむつ1には、排尿(排泄)後における通気性の低下を抑えるため、センターシート11の表面(肌面)側に通気用の凹凸部110が設けられている。
凹凸部110の配置領域には、平面視において圧搾部40と重複しない非重複領域と圧搾部40と重複する重複領域との双方が含まれる。ここでは、凹凸部110と圧搾部40とが複数箇所において平面視で重複している。
また、センターシート11の幅方向全域に亘って幅方向に沿う凹凸部110が線状に延設されている。具体的には、図1に示すように、平面視で曲線状をなす凹凸部110がセンターシート11に延在している。
この凹凸部110は、図3に示すように、非肌面側に配置される溝状のシート凹部111と、シート凹部111よりも肌面側に配置されるシート凸部112とに大別される。
凹凸部110は、吸収体10に積層される前のセンターシート11を部分的にプレスして成形することができる。
ここでは、吸収体10に積層される前のセンターシート11に対して、シート凹部111に対応する箇所を非肌面側に対応する方向へプレスしてシート凹部111が成形される。このセンターシート11においては、シート凹部111以外の箇所をシート凸部112とする。ただし、センターシート11を肌面側に対応する方向へプレスしてシート凸部112を成形してもよい。
このようにしてセンターシート11が凹設または凸設されることで、凹凸部110が成形される。この凹凸部110は、センターシート11を部分的に非肌面側に浮き上がらせたシート凹部111や、反対に肌面側に浮き上がらせたシート凸部112に着目すれば、「エンボス部」と呼ぶこともできる。ここでの凹凸部110は、センターシート11における厚みの範囲内で凹設または凸設されている。
そのほか、圧搾部40の溝幅(短手方向寸法)L1よりもシート凹部111(凹凸部1
10)の溝幅(短手方向寸法)L2のほうが小さく設定されている。なお、ここでは圧搾
部40にもシート凹部111が成形されており、たとえば圧搾部40以外の箇所におけるシート凹部111の溝幅L2は、少なくとも一部(たとえば全体長さの85%以上)で圧
搾部40の溝幅L1よりも小さく設定されることが好ましい。
[2.作用および効果]
本実施形態の紙おむつ1は、上述したように構成されるため、下記のような作用および効果を得ることができる。
以下、圧搾部40に関する作用および効果を述べ、その後に、凹凸部110に関する作用および効果を述べる。
[2−1.圧搾部]
(1)圧搾部40の延在箇所において、吸収体10あるいはセンターシート11、延いては紙おむつ1が折り曲がりやすくなり、着用者に対する紙おむつ1のフィット性を高めることができる。
また、吸収体10およびセンターシート11のうち溝状の圧搾部40が成形された部分を着用者の肌面に対して非接触とすることができる。そのため、装着状態における通気性を高め、紙おむつ1内部の蒸れを抑えることができる。さらに、着用者の肌面に対してセンターシート11を圧搾部40によって非接触とすることで、肌触り(触感)を高めることもできる。
さらに、長手方向および幅方向の双方に交差して延在する圧搾部40によって、たとえば毛細管現象によって排泄された液体を圧搾部40に沿って拡散させることができる。したがって、長手方向および幅方向の双方へ排泄された液体の拡散性を向上させることができ、吸収体10の吸水箇所を分散させることができる。よって、吸収体10の吸水性を確保することができる。
(2)圧搾部40において互いに異なる方向に傾斜する傾斜部41,42によれば、圧搾部40が二方向に沿うことから、二方向に延びる折り目で紙おむつ1が折り曲がりやすくなり、着用者に対するフィット性を更に高めることができる。
また、傾斜部41,42によって圧搾部40が二方向に沿うことから、紙おむつ1内部で二方向に通気させることで装着状態における通気性を更に高め、紙おむつ1内部の蒸れを確実に抑えることができる。
さらに、圧搾部40が二方向に沿うことから、排泄された液体の拡散性を更に向上させることができ、吸収体10の吸水性を高めることができる。すなわち、平面視で格子形状をなす傾斜部41,42によって、排泄された液体を効率よく拡散させ、吸収体10の吸水効率を向上させることができる。
(3)そのほか、吸収体10のうち幅方向の端縁(端部領域)を除いて圧搾部40が設けられることから、排泄された液体が圧搾部40を伝って幅方向外側に拡散したとしても、その拡散先の吸収体10で排泄水分が吸収される。よって、排泄された液体の幅方向外側への漏れを確実に抑えることができる。
[2−2.凹凸部]
つぎに、凹凸部110による作用および効果を述べる。
(1)センターシート11の凹凸部110によれば、装着状態で着用者の肌面に対してシート凹部111を非接触とすることができ、通気性を確保することができる。更に言えば、圧搾部40および凹凸部110が協働することにより、通気性を確実に高めることができる。したがって、紙おむつ1内部での蒸れを確実に抑えることができる。さらに、着用者の肌面に対してセンターシート11を凹凸部110によって非接触とすることで、肌触り(触感)を高めることもできる。
仮に、吸収体10が排泄水分を吸収して膨潤することで圧搾部40が潰れて塞がったとしても、センターシート11の凹凸部110によって通気性の低下を抑えることができる。このようにして、排尿(排泄)後における通気性の低下を抑制可能となる。
よって、紙おむつ1を装着する着用者の快適性を確保することができる。
(2)本実施形態のように高吸水性樹脂が吸収体10に含まれている場合には、吸水性は高まるものの、吸水時における吸収体10の膨潤を招きやすく、圧搾部40が潰れて塞がりやすい。よって、通気性の低下を招きやすい。これに対して、本実施形態のセンターシート11には凹凸部110が設けられているため、通気性の低下を抑えることができる。
(3)平面視において圧搾部40と重複しない非重複領域が凹凸部110の配置領域に含まれることから、吸収体10の吸水時に潰れて塞がる圧搾部40とともに全ての凹凸部110が潰れることを防ぎ、通気性の低下を抑えることに寄与する。
(4)また、平面視において圧搾部40と重複する重複領域が凹凸部110の配置領域に含まれることから、圧搾部40と凹凸部110とのそれぞれを流通する空気の通路が接続あるいは分岐され、通気性を高めることに寄与する。
本実施形態では、平面視において複数箇所で圧搾部40と凹凸部110とが重複することから、一部の圧搾部40とともに一部の凹凸部110が潰れて塞がったとしても、他部の圧搾部40が潰れて塞がっていなければ、潰れずに塞がっていない他部の凹凸部110によって通気性の低下を確実に抑えることができる。
(5)本実施形態では、凹凸部110が線状に設けられることから、平面視で点状に設
けられた凹凸部に比較して、通気性を高めることができ、紙おむつ1内部での蒸れを抑えることができる。
(6)さらに、凹凸部110がセンターシート11の幅方向全域に亘って延在することから、長手方向全域に亘って延在する凹凸部に比較して、紙おむつ1外部あるいはその近傍までの空気の流通経路を短縮することができる。この点からも、通気性を高め、紙おむつ1内部での蒸れを抑えることができる。
(7)そのほか、凹凸部110が平面視で曲線状をなすことから、シート凹部111の強度を確保することができる。したがって、シート凹部111の潰れや塞がりを抑制可能となる。この点からも、通気性を高め、紙おむつ1内部での蒸れを抑えることができる。
(8)ところで、通気の用途に加えて排泄された液体の拡散性を用途とする圧搾部40と比較して、通気用のシート凹部111に要求される溝幅寸法は小さい。そのため、圧搾部40の溝幅L1よりもシート凹部111の溝幅L2のほうが小さい構成で、圧搾部40によって液体の拡散性と通気性とを高め、シート凹部111によって通気性を更に高めることができる。このような溝幅寸法の設定によって、吸収体10に比較して薄いセンターシート11に対して確実にシート凹部111を成形することもできる。
[II.第二実施形態]
つぎに、紙おむつの第二実施形態を述べる。
本実施形態の紙おむつは、下記の構成A〜Dが特定される。
・構成A:センターシートが多層構造である
・構成B:凹凸部のシート凸部が圧搾部(凹部)の内部に配置される
・構成C:シート凹部どうしの離間距離と圧搾部どうしの離間距離との関係
・構成D:シート凹部(凹凸部)および圧搾部の各深さ寸法
なお、本実施形態で説明する点を除いては、上述した第一実施形態と同様の構成である。これらの構成については、同様の符号を付し、詳細な説明は省略する。
[1.構成]
〈構成A〉
図4に示すように、本実施形態のセンターシート11′は、上述したセンターシート11の詳細な構成の一例であり、少なくとも肌面側の配置された上層(第一層)11u′と、非肌面側に配置された下層(第二層)11d′とが積層された多層構造をなしている。なお、上層11u′および下層11d′の少なくとも一方が更に多層構造をなしていてもよい。この場合のセンターシート11′は、三層以上の多層構造をなす。
このセンターシート11′は、その表面(肌面)側に、凹凸部110′の一部として、上層11u′および下層11d′が互いに部分的に結合されて凹設されたシート凹部111′を有する。シート凹部111′における上層11u′と下層11d′との結合手法としては、ホットメルト接着剤を用いた公知の接着手法やエンボス加工といったさまざまな公知の結合手法が挙げられる。
センターシート11′のうちシート凹部111′を除く部分では、凹凸部110′の他部として、上層11u′と下層11d′と結合されずにシート凸部112′が凸設されている。
ここでは、幅方向(所定方向)に沿ってシート凹部111′とシート凸部112′とが交互に且つ等間隔に並んで設けられている。圧搾部40も幅方向(所定方向)に沿って並んで設けられている。すなわち、シート凹部111′,シート凸部112′および圧搾部40のそれぞれは、互いに離間して断続的に配置される。なお、シート凹部111′およびシート凸部112′は、長手方向(所定方向)に並設されてもよい。圧搾部40も長手方向(所定方向)に並設されてもよい。
〈構成B〉
ここでは、図5に示すように、上記した凹凸部110′の少なくとも一部が圧搾部40の内部に配置されている。たとえば、圧搾部40の内部にシート凸部112′の一部が凸設されている。
〈構成C〉
さらに、圧搾部40どうしが幅方向に離間する寸法(以下「溝間距離」〈第一寸法〉という)S1と、シート凹部111′どうしが幅方向に離間する寸法(以下「凹部間距離」
〈第二寸法〉という)S2とが所定の関係を満たす。
ここでいう「溝間距離S1」は、隣接する圧搾部40,40のうち一方の圧搾部40A
において他方の圧搾部40B側の端部C1Aと、他方の圧搾部40Bのうち一方の圧搾部40A側の端部C1Bとが離間する距離とする。一方、「凹部間距離S2」は、隣接するシー
ト凹部111′の幅方向中心位置(図5では符号「C2」を付す)どうしが離間する距離
とする。
ここでは、「所定の関係」として、溝間距離S1が凹部間距離S2の整数倍である関係(S1=S2×Z)が満たされている。ただし、この関係に替えて、溝間距離S1が凹部間距
離S2の整数倍ではない関係(S1≠S2×Z)が「所定の関係」として満たされていても
よい。
〈構成D〉
そのほか、圧搾部40の深さ寸法D1や凹凸部110′の深さ寸法D2は、任意の大きさに設定することができる。これらの深さ寸法D1,D2は、厚み方向の距離である。なお、凹凸部110′の深さ寸法D2は、シート凸部112′の最も肌面側の部位からシート凹
部111′の最も非肌面側の部位までの距離である。
圧搾部40の深さ寸法D1は、凹凸部110′の深さ寸法D2よりも大きく設定される。たとえば、圧搾部40の深さ寸法D1は1.5[mm]前後に設定され、凹凸部110′
の深さ寸法D2が0.5[mm]前後に設定される。
圧搾部40の深さ寸法D1は、液体を速やかに拡散させる観点から、1.0[mm]以
上であることが好ましく、1.5[mm]以上であることがより好ましく、2.0[mm]以上であることが更に好ましい。凹凸部110′の深さ寸法D2は、通気性や触感を高
める観点から、0.4[mm]以上であることが好ましく、0.5[mm]以上であることがより好ましく、0.6[mm]以上であることが更に好ましい。
そのほか、上述した深さ寸法D1と同様に、圧搾部40の幅寸法が1.5[mm]前後
に設定されることが好ましい。また、上述した深さ寸法D2と同様に、凹凸部110′の
シート凹部111′の幅寸法が、0.5[mm]前後に設定されることが好ましい。
[2.作用および効果]
本実施形態の紙おむつ1′は、上述したように構成されるため、下記のような作用および効果を得ることができる。
〈構成A〉
本実施形態のシート凹部111′は、センターシート11′の上層11u′および下層11d′を互いに部分的に結合することで成形される。このように成形されたシート凹部111′によって、紙おむつ1′の通気性や触感を向上させることができ、
また、センターシート11′のうち上層11u′と下層11d′とが結合されていない部分にはシート凸部112′が成形される。このシート凸部112′によれば、上層11u′と下層11d′とが結合されていないことから柔軟な触感を得ることができ、紙おむ
つ1′の触感を高めることができる。
〈構成B〉
さらに、シート凸部112′の一部が圧搾部40の内部に配置される。そのため、圧搾されて硬化した圧搾部40の内部と着用者との間には、柔軟なシート凸部112′が介在する。この点からも紙おむつ1′の触感を向上させることができる。
〈構成C〉
また、上記した溝間距離S1が上記した凹部間距離S2の整数倍である関係が満たされることから、圧搾部40Aの端部C1Aおよび圧搾部40Bの端部C1Bのうち、何れか一方にシート凸部112′が重複するように配置された場合には、何れか他方にもシート凸部112′が重複する。このようにして圧搾部40A,40Bのうち特に硬くなりやすい端部C1A,C1Bがシート凸部112′で覆われることで、紙おむつ1′の触感を向上させることができる。
なお、溝間距離S1が凹部間距離S2の整数倍ではない関係が満たされる場合には、圧搾部40Aの端部C1Aおよび圧搾部40Bの端部C1Bのうち少なくとも一方にシート凸部112′が重複する。これにより、紙おむつ1′の触感を向上させることもできる。
〈構成D〉
そのほか、圧搾部40の深さ寸法D1が1.5[mm]以上に設定されることで、紙お
むつ1′に排泄された液体の拡散性を確保することができる。また、凹凸部110の深さ寸法D2が0.5[mm]以上に設定されることで、紙おむつ1′の通気性や触感を確保
することができる。
[III.その他]
最後に、その他の変形例について述べる。
たとえば、圧搾部は、少なくとも吸収体に設けられていればよく、センターシートに設けられていなくてもよい。この場合には、センターシートが積層される前に吸収体10の一部が肌面側から圧搾されて、圧搾部が成形される。あるいは、吸収体の非肌面側に圧搾部が成形されてもよい。この場合には、非肌面側から少なくとも吸収体が圧搾されて、圧搾部が成形される。
また、圧搾部の平面視形状としては、格子形状に限らず、さまざまな形状を採用することができる。具体例を挙げれば、第一傾斜部または第二傾斜部は、少なくとも一方が単数であってもよいし、少なくとも一方を省略してもよい。更に言えば、第一傾斜部または第二傾斜部は、直線状のほか、曲線状であってもよいし、三角波や矩形波状であってもよい。このように他の平面視形状をなす圧搾部によっても、フィット性,通気性および吸水性を確保して、着用者の快適性を向上させることに寄与する。あるいは、圧搾部は、延在するものに限らず、点状に設けられてもよい。この場合であっても、通気性の向上に寄与しうる。
さらに、長手方向および幅方向の双方に交差する圧搾部に加えてまたは替えて、長手方向に沿う補助圧搾部(補助凹部)を吸収体あるいはセンターシートに設けてもよい。この場合には、補助圧搾部によって排泄された液体を速やかに長手方向に拡散させることができ、吸水性の向上に寄与する。たとえば、股下部に排泄された液体の吸水箇所が長手方向に拡散されることで、股下部において要求される吸水量を抑えることができる。よって、吸収体のうち股下部の量(体積)を抑えることが可能となる。あるいは、紙おむつ内部の湿気を長手方向に拡散あるいは放散させることで、着用者の快適性を向上させることもできる。
そのほか、凹凸部の平面視形状は、一部が曲線状をなす曲線部であって、他部が直線状
や三角波状をなす直線部であってもよい。更に言えば、凹凸部の平面視形状は、全部が直線部であってもよいし、格子形状であってよい。このように、凹凸部の平面視形状には、圧搾部の平面視形状と同様のさまざまな形状を採用することができる。ただし、凹凸部は、シート凹部の強度を確保する観点からは、曲線部を主部(延在寸法の半分以上の部位)とすることが好ましい。種々の平面視形状をなす凹凸部によっても、通気性を高めて、紙おむつ1内部での蒸れを抑えることができる。
1 紙おむつ(吸収性物品)
1A 前身頃
1B 股下部
1C 後身頃
10 吸収体
11 センターシート
110 凹凸部
111 シート凹部
112 シート凸部
12 バックシート
13 サイドシート
14 カバーシート
15 ギャザー
16 立体ギャザー
17 タミーギャザー
19 インジケータ
20 糸ゴム(伸縮性部材)
21 第一糸ゴム
22 第二糸ゴム
40 圧搾部(凹部)
41 第一傾斜部
42 第二傾斜部
C 中心線
1 圧縮部40の溝幅(短手方向寸法)
2 シート凹部111(凹凸部110)の溝幅

Claims (12)

  1. 吸水性をもつマット状の吸収体と、
    前記吸収体よりも着用者の肌面側に積層された透水性のシートとを備え、
    前記吸収体は、前記肌面側が凹設された凹部を有し、
    前記シートは、凹設または凸設された凹凸部を有し、
    前記凹凸部は、凹設されたシート凹部と凸設されたシート凸部とを有し、
    前記シート凹部および前記シート凸部は、幅方向に沿って線状に設けられ、
    前記凹部および前記シート凹部のそれぞれは、所定方向に離間して断続的に配置され、
    前記凹部どうしが前記所定方向に離間する第一寸法は、前記シート凹部どうしが前記所定方向に離間する第二寸法の整数倍である
    吸収性物品。
  2. 前記シート凸部は、平面視で前記凹部と重複して配置された
    請求項1に記載された吸収性物品。
  3. 前記凹凸部の配置領域には、平面視で前記凹部と重複しない非重複領域が含まれる
    請求項1または2に記載された吸収性物品。
  4. 前記凹凸部の配置領域には、平面視で前記凹部と重複する重複領域が含まれる
    請求項1〜3の何れか1項に記載された吸収性物品。
  5. 前記凹部は、線状に設けられ、前記吸収体と前記シートとの積層方向にプレス成形された
    請求項1〜4の何れか1項に記載された吸収性物品。
  6. 前記凹部は、前記吸収体において幅方向の端部領域を除いて設けられた
    請求項5に記載された吸収性物品。
  7. 前記凹部は、長手方向に沿う補助凹部を有する
    請求項5または6に記載された吸収性物品。
  8. 前記凹部は、平面視で格子状をなす
    請求項1〜7の何れか1項に記載された吸収性物品。
  9. 前記凹凸部は、前記シートにおいて幅方向全域に亘って延在する
    請求項1〜8の何れか1項に記載された吸収性物品。
  10. 前記凹凸部は、平面視で曲線に沿う曲線部を有する
    請求項1〜9の何れか1項に記載された吸収性物品。
  11. 前記凹凸部は、前記曲線部を主部とする
    請求項10に記載された吸収性物品。
  12. 平面視において、前記凹部の短手方向寸法よりも前記凹凸部の短手方向寸法のほうが小さい
    請求項1〜11の何れか1項に記載された吸収性物品。
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