JP6485532B2 - カルボン酸無水物の製造方法及びγ−ブチロラクトンの製造方法 - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1には、原料として、無水コハク酸を使用してγ-ブチロラクトン(以下、“GBL”と略記することがある)を製造することが記載されている。特許文献2は無水マレイン酸を用いて無水コハク酸を製造し、その無水コハク酸からGBLを製造することが記載されている。
[1]原料のジカルボン酸を脱水縮合反応によりカルボン酸無水物を生成する際に、ホスフィン化合物の存在下で該脱水縮合反応を行い、かつ該原料ジカルボン酸1モルに対するホスフィン化合物の濃度がリン原子濃度換算で0.1〜500ミリモルであることを特徴とするカルボン酸無水物の製造方法、
[2]前記ホスフィン化合物がアルキルホスフィンを含むことを特徴とする[1]に記載のカルボン酸無水物の製造方法、
[3]前記脱水縮合反応を100℃以上、250℃以下の温度範囲で行うことを特徴とする[1]又は[2]に記載のカルボン酸無水物の製造方法、
[4]前記原料のジカルボン酸中にホスフィン化合物を含むことを特徴とする[1]〜[3]のいずれかに記載のカルボン酸無水物の製造方法、
[5]前記原料のジカルボン酸がコハク酸であり、前記カルボン酸無水物が無水コハク酸であることを特徴とする[1]〜[4]のいずれかに記載のカルボン酸無水物の製造方法、
[6]溶媒中で原料のコハク酸をホスフィン化合物の存在下で脱水縮合反応を行うことにより生成される無水コハク酸を含む溶液を得て、該溶液中の無水コハク酸を、水素化反応を行うことにより、γ−ブチロラクトンに変換し、かつ、該原料コハク酸1モルに対するホスフィン化合物の濃度がリン原子濃度換算で0.1〜500ミリモルであることを特徴とするγ−ブチロラクトンの製造方法、
本発明は、原料のジカルボン酸を脱水縮合反応によりカルボン酸無水物を生成する際に、有機リン化合物の存在下で脱水縮合反応を行うことで、脱水縮合反応が促進し、高い収率でカルボン酸無水物を得ることができる。その理由は明確ではないが、つぎのような理由が推定される。本発明の有機リン化合物はカルボン酸の求核性を向上させ、脱水縮合反応を促進させることができる。そして、有機リン化合物は塩基性も高くないことから、ジカルボン酸との強固な塩を形成することなく、反応液中に遊離して、変換されたカルボン酸無水物のみが生成物として反応液中に残るため、副生物を分離する必要がない。更に、有機リン化合物は液相水素化触媒の配位子として機能することができ、また、気相水素化の場合には、高沸の有機リン化合物を用いることで触媒被毒を回避することもできる。以下、本発明のカルボン酸無水物の製造に関して詳述する。
脂肪族ジカルボン酸としては、一般式(1)で表される脂肪族ジカルボン酸が挙げられる。R1が炭素原子数が1〜17の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキル基またはアルケニル基であり、好ましくはR2の炭素原子数が1〜6の直鎖状のアルキル基または炭素原子数が2〜6のアルケニル基である。一般式(1)で表される脂肪族ジカルボン酸の具体例としては、シュウ酸、コハク酸、マレイン酸、フマル酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、2−オキソグルタル酸、シス−アコニット酸、ドデカン二酸が挙げられる。中でもコハク酸、マレイン酸、フマル酸が好ましく、コハク酸、フマル酸が特に好ましい。これらのジカルボン酸は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を混合して用いてもよい。
これらの有機リン化合物は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を混合して用いてもよい。
本発明は脱水縮合反応の際に、有機リン化合物を存在させるが、その存在させる量としては、目的の反応が行われる限りにおいては、特に制限はないが、好ましくは、原料ジカルボン酸1モルに対してリン濃度換算で0.1〜500ミリモルであり、より好ましくは15〜150ミリモルであり、特に好ましくは50〜125ミリモルである。
例えば、パラトルエンスルホン酸、硝酸、過塩素酸、ホウフッ化水素酸、ヘキサフルオロリン酸、フルオロスルホン酸等の無機酸類、トリクロロ酢酸、ジクロロ酢酸、トリフルオロ酢酸、ドデシルスルホン酸、オクタデシルスルホン酸、トリフルオロメタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、パラトルエンスルホン酸、ホウ素酸等のpKaが2より小さいブレンステッド酸あるいはその各種の塩や、金属ルテニウム及びルテニウム酸化物、水酸化物、無機酸塩、有機酸塩あるいは錯化合物が挙げられる。
本発明においては、上述のように、コハク酸から無水コハク酸を有機リン化合物の存在下で製造し、得られた無水コハク酸を更にルテニウム錯体触媒などの水素化触媒で水素化する事で、コハク酸原料からγ−ブチロラクトンを一貫プロセスで得ることも可能である。以下、本発明のγ−ブチロラクトンの製造方法に関して詳述する。
これら酸あるいはその塩の使用量は、ルテニウム金属に対して0〜1000モル、好ましくは0〜100モルの範囲である。特に好ましくは0〜10モルである。
反応温度は、通常50〜250℃、好ましくは100〜250℃、さらに好ましくは150〜220℃である。反応系内の水素分圧は特に限られるものではないが、工業的実施上は通常0.01〜10MPa、好ましくは0.03〜5MPaである。反応生成液から蒸留、抽出等の通常の分離手段により目的生成物を分離する。
液体クロマトグラフィー分析装置(検出器:日立製 L−2300型、カラム:MIC CPS-IU、検出波長:240nm)にてコハク酸及び無水コハク酸分析を行った。
誘導結合プラズマ発光分光分析(ICP-OES)装置(サーモエレクトロン製 IRIS Advantage AP 型ICP 発光分光計、検出波長:214.914nm)にてリン濃度の分析を行った。
ガスクロマトグラフィー分析装置((株)島津製作所製GC−17A型)にて、Agilent社製DB−1カラム(無極性)を用い、GBLを分析した。
ガラス製の200ccフラスコに、原料コハク酸を13.6g、トリオクチルホスフィンを0.33g、溶媒としてトリグライムを92.4gをそれぞれ投入し、オイルバスを使用してフラスコ内の圧力を0.05MPa・A(Aは絶対圧を示す)と設定し、温度を195℃となるように加熱しながら、コハク酸の脱水縮合反応を行い無水コハク酸を製造した。反応時間は2時間であった。なお、副生する水はフラスコの上部から反応中に連続的に留出させた。反応終了後にフラスコ内の内液をサンプリングし、上述の分析方法で、無水コハク酸濃度、及びリン濃度を測定し、リン濃度換算での原料コハク酸に対する有機リン化合物濃度を算出した。結果を表−1に示す。
ガラス製の200ccフラスコに、原料コハク酸を12.6g、トリオクチルホスフィンを0.33g、溶媒としてトリグライムを88.1g、パラトルエンスルホン酸を0.092gそれぞれ投入し、オイルバスを使用してフラスコ内の圧力を0.05MPa・A(Aは絶対圧を示す)と設定し、温度を195℃となるように加熱しながら、コハク酸の脱水縮合反応を行い無水コハク酸を製造した。反応時間は2時間であった。なお、副生する水はフラスコの上部から反応中に連続的に留出させた。反応終了後にフラスコ内の内液をサンプリングし、上述の分析方法で、無水コハク酸濃度、及びリン濃度を測定し、リン濃度換算での原料コハク酸に対する有機リン化合物濃度を算出した。結果を表−1に示す。
ガラス製の200ccフラスコに、原料コハク酸を11.8g、トリオクチルホスフィンを配位子として有するルテニウム錯体をトリグライムに溶解したもの18.3g、溶媒としてトリグライムを70.3gをそれぞれ投入し、オイルバスを使用してフラスコ内の圧力を0.05MPa・A(Aは絶対圧を示す)と設定し、温度を195℃となるように加熱しながら、コハク酸の脱水縮合反応を行い無水コハク酸を製造した。反応時間は1時間であった。なお、副生する水はフラスコの上部から反応中に連続的に留出させた。反応終了後にフラスコ内の内液をサンプリングし、上述の分析方法で、無水コハク酸濃度、及びリン濃度を測定し、リン濃度換算での原料コハク酸に対する有機リン化合物濃度を算出した。結果を表−1に示す。
ガラス製の200ccフラスコに、原料コハク酸を13.6g、トリブチルホスフィンを0.18g、溶媒としてトリグライムを92.4gをそれぞれ投入し、オイルバスを使用してフラスコ内の圧力を0.05MPa・A(Aは絶対圧を示す)と設定し、温度を195℃となるように加熱しながら、コハク酸の脱水縮合反応を行い無水コハク酸を製造した。反応時間は2時間であった。なお、副生する水はフラスコの上部から反応中に連続的に留出させた。反応終了後にフラスコ内の内液をサンプリングし、上述の分析方法で、無水コハク酸濃度、及びリン濃度を測定し、リン濃度換算での原料コハク酸に対する有機リン化合物濃度を算出した。結果を表−1に示す。
ガラス製の200ccフラスコに、原料コハク酸を40g、溶媒としてトリグライムを257gをそれぞれ投入し、オイルバスを使用してフラスコ内の圧力を0.05MPa・A(Aは絶対圧を示す)と設定し、温度を195℃となるように加熱しながら、コハク酸の脱水縮合反応を行い無水コハク酸を製造した。反応時間は2時間であった。なお、副生する水はフラスコの上部から反応中に連続的に留出させた。反応終了後にフラスコ内の内液をサンプリングし、上述の分析方法で、無水コハク酸濃度、及びリン濃度を測定し、リン濃度換算での原料コハク酸に対する有機リン化合物濃度を算出した。結果を表−1に示す。
100mlのオートクレーブ(材質:SUS316)に、実施例1で得られたフラスコ内の内液41.3g(仕込み液中の濃度:無水コハク酸4.8質量%、コハク酸4.7質量%)、トリオクチルホスフィンを配位子として有するルテニウム錯体をトリグライムに溶解したもの8.7g(仕込み液中の濃度:Ru400質量ppm)仕込み、磁気回転撹拌子をオートクレーブ内に投入後、系内を水素で十分置換した。マグネチックスターラーを用いて撹拌しながら昇温し、オートクレーブ内温が205℃となったところで内圧が0.9MPa・G(Gはゲージ圧を示す)となるよう水素を圧入した。このときを反応開始時とし、引き続き2時間水素化反応を行った。反応終了後、得られた反応液を採取し、ガスクロマトグラフィーにより分析した結果、GBLの収率は30.1%であった。反応結果を表2に示す。
コハク酸を5.9g(仕込み液中の濃度:11.8質量%)、トリオクチルホスフィンを配位子として有するルテニウム錯体をトリグライムに溶解したものを8.7g(仕込み液中の濃度:Ru400質量ppm)及び溶媒としてトリグライムを35.4g仕込んだ以外は、実施例5と同じ操作を行った。得られた反応液を採取し、ガスクロマトグラフィーにより分析した結果、GBLの収率は24.2%であった。反応結果を表2に示す。
表−2から、本発明の方法で得られた無水コハク酸及びコハク酸の混合物を原料として、GBLを製造した場合、良好にGBLが生成することがわかる。また、コハク酸からGBLを製造するより、コハク酸から無水コハク酸を製造したのちGBLを製造する方が有利に反応が進むことがわかる。
Claims (5)
- 原料のジカルボン酸を脱水縮合反応によりカルボン酸無水物を生成する際に、アルキル
ホスフィンを含むホスフィン化合物の存在下で該脱水縮合反応を行い、かつ該原料ジカル
ボン酸1モルに対する該ホスフィン化合物の濃度がリン原子濃度換算で0.1〜500ミ
リモルであることを特徴とするカルボン酸無水物の製造方法。 - 前記脱水縮合反応を100℃以上、250℃以下の温度範囲で行うことを特徴とする請
求項1に記載のカルボン酸無水物の製造方法。 - 前記原料のジカルボン酸中にアルキルホスフィンを含むホスフィン化合物を含むことを
特徴とする請求項1又は2に記載のカルボン酸無水物の製造方法。 - 前記原料のジカルボン酸がコハク酸であり、前記カルボン酸無水物が無水コハク酸であ
ることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のカルボン酸無水物の製造方法。 - 溶媒中で原料のコハク酸をアルキルホスフィンを含むホスフィン化合物の存在下で脱水
縮合反応を行うことにより生成される無水コハク酸を含む溶液を得て、該溶液中の無水コ
ハク酸を、水素化反応を行うことにより、γ−ブチロラクトンに変換し、かつ、該原料コ
ハク酸1モルに対するホスフィン化合物の濃度がリン原子濃度換算で0.1〜500ミリ
モルであることを特徴とするγ−ブチロラクトンの製造方法。
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