JP6482874B2 - ペットフード - Google Patents

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Description

本発明は、ペットフードに関する。詳しくは、猫等の愛玩動物の尿結石の発生を予防し得る上に、嗜好性も良好なウェットタイプのペットフードに関する。
犬や猫等のペットにおいて尿路における結石が生じる場合があることが知られている。また、ペットフード中のミネラル成分によってペットの尿のpHや成分が変動することが、尿結石の発生の原因になることが知られている。この障害を改善するため、例えば特許文献1には、ペットフード中のマグネシウムやリン等のミネラル成分の含有量を特定の範囲に限定することによって、イヌ科のペットの尿結石の発生を抑制できることが開示されている。
特表2003−518938号公報
このように、ペットフード中のミネラル成分の含有量を調整することにより、ペットの尿結石の発生を抑制できることは周知である。そのため、例えば、尿結石の発生を特に抑制することを求められる猫用のペットフードについては、その製造に際し、マグネシウムやリン等のミネラル量を一定の範囲内にすることが求められる。
一方、従来の一般的な猫用ペットフードには、タンパク質源として、チキンミールやフィッシュミール等の動物由来のタンパク質源が含有されている。これらの動物由来のタンパク質源は、ペットフードの嗜好性を向上させる。しかし、これらの動物由来のタンパク質源はマグネシウムやリン等のミネラルが豊富であり、原料となる動物の個体毎でミネラル量が異なることから、ペットフードの製造におけるロット毎のミネラル量の変動幅も大きい。そのため、ミネラル成分の含有量の厳密な調整が求められる猫用のペットフード等の製造においては、動物由来のタンパク質源は品質の安定性を低下させる要因となっていた。
そこで、猫用のペットフード等の製造においては、タンパク質源として動物由来のチキンミールやフィッシュミール等に代えて、尿結石の原因となるミネラルの含有量が少なく、ペットフードの製造におけるロット毎のミネラル量の変動幅が相対的に小さい小麦グルテンやコーングルテン等の植物由来のタンパク質源を用いることが考えられる。ペットフードのタンパク質源の含有するミネラル量が少なければ、必要なカルシウム等を別途、無機化合物として添加すればよい。これにより、猫用のペットフード等の製造において、ミネラル成分の含有量を厳密に調整して品質の安定性を高めることができる。
しかし、動物由来のタンパク質源に代えて植物由来のタンパク質源を使用したペットフードは、嗜好性が低下するので、ペットによる摂取量が低減してしまう。即ち、尿結石の発生を抑制することを求められる、猫用のペットフード等、マグネシウムやリン等のミネラル含有量を厳密に調整する必要のあるペットフードにおいては、ミネラル成分の厳密な調整のためには、嗜好性を犠牲にせざるを得ないのが現状となっており、この点につき更なる改善が必要であった。
ところで、ペットフードには、ドライタイプのペットフードとウェットタイプペットフードが存在する。ウェットタイプのペットフードは、ドライタイプのペットフードに比べて水分を多く含有するので、尿結石の原因となるミネラルを多く溶解することができる。従って、ウェットタイプのペットフードは、ドライタイプのペットフードに比べると尿結石を発生させるリスクが低い。しかし、ウェットタイプのペットフードであっても、それを摂取するペットにおける尿結石の発生を十分に抑制できていないのが現状である。従って、ウェットタイプのペットフードでも、ミネラル量を厳密に調整する必要がある。
本発明は、以上のような状況に鑑みてなされたものであり、ミネラル量を調整することができる上に、嗜好性にも優れたウェットタイプのペットフードを提供することにある。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、ウェットタイプのペットフードにおける、動物由来のタンパク質原材料の合計含有量に対する植物由来のタンパク質原材料の合計含有量の質量比率が所定の値よりも高くすることでタンパク質原材料由来のマグネシウムやリン等の量を低減することができ、更に、アミノ酸を主体とする嗜好性向上物質とを含有させることにより、嗜好性の低下を充分に防止できることを見出し、本発明を完成するに至った。具体的には本発明は以下のものを提供する。
(1) 固形分を5質量以上50質量%以下含有するペットフードであって、動物由来のタンパク質原材料と、植物由来のタンパク質原材料と、マグネシウム、ナトリウム、リン及び塩素と、鶏肉由来のアミノ酸を主体とする嗜好性向上物質と、水と、を含有し、前記動物由来のタンパク質原材料の合計含有量に対する前記植物由来のタンパク質原材料の合計含有量の質量比率(前記植物由来のタンパク質原材料の合計含有量/前記動物由来のタンパク質原材料の合計含有量)は、0.15以上であり、前記固形分における、前記マグネシウム、前記ナトリウム、前記リン及び前記塩素の合計含有量は、元素換算で5質量%以下であるペットフード。
(2) 前記動物由来のタンパク質原材料は鶏ササミを含み、前記動物由来のタンパク質原材料中における前記鶏ササミの含有量は、30質量%以上60質量%以下であり、前記嗜好性向上物質の含有量は、0.3質量%以上5質量%以下である(1)に記載のペットフード。
(3) 前記固形分における、前記マグネシウムの含有量は、0.07質量%以下である(1)又は(2)に記載のペットフード。
(4) 前記固形分における、前記ナトリウムの含有量は、1.5質量%以下である(1)から(3)のいずれかに記載のペットフード。
(5) 前記固形分における、前記リンの含有量は、1質量%以下である(1)から(4)のいずれかに記載のペットフード。
(6) 猫用のペットフードである(1)から(5)のいずれかに記載のペットフード。
(7) 前記猫が1歳以上10歳以下の猫である(6)に記載のペットフード。
本発明によれば、動物由来のタンパク質原材料の合計含有量に対する植物由来のタンパク質原材料の合計含有量の質量比率を高めることにより、ミネラル量を厳密に調整することができ、製品ごとのロットぶれが小さいウェットタイプのペットフードを提供することができる。また、本発明のウェットタイプのペットフードは、鶏ササミと鶏肉由来のアミノ酸を主体とする嗜好性向上物質とを含有することにより、嗜好性の低下を充分に防止できる。
以下、本発明の実施形態について詳細に説明するが、本発明は、以下の実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の目的の範囲内において、適宜変更を加えて実施することができる。
<ペットフードの基本配合>
本実施形態のペットフードは、動物由来のタンパク質原材料と、植物由来のタンパク質原材料と、マグネシウム、ナトリウム及びリンと、鶏肉由来のアミノ酸を主体とする嗜好性向上物質と、水と、を含有する。
本実施形態において、ペットフードとは、愛玩動物に提供される飼料のうち、水分の多い飼料を言う。本実施形態のペットフードは、固形分を5質量以上50質量%以下含有する、つまり、水を50質量%以上95質量%以下含有する、いわゆるウェットタイプのペットフードである。ここで、固形分とは、ペットフードの水以外の成分、つまり、ペットフードの原材料から水分を全て除いた後に残存する成分である。また、水の含有量とは、ペットフードの、水以外の原材料に由来する水分も含んだ水の含有量である。
愛玩動物は、人間に飼育され、人間と生活を共にする動物を言い、種類は特に限定されない。本実施形態に係るペットフードは、猫用であり、猫の年齢や性質に合わせた所望の栄養成分を含有する飼料である。
まず、ペットフードに用いられる原材料とその配合量について説明する。ここで説明するペットフードに用いられる原材料の配合量は、特に断りのない限り、後述するチャンク部分、フレーク部分及びスープ部分等を区別しないペットフード全体に対する配合量である。その一例を挙げれば、動物性油脂0.5〜15質量%と、単体成分としてのミネラル類・ビタミン類0.01〜1.5質量%と、12質量%よりも多い適量の水分とが含まれ、この他に後述するタンパク質原材料が10〜40質量%含まれる。
<タンパク質原材料>
本実施形態において、タンパク質原材料とは、ペットフード中のタンパク質量を好ましい範囲のものとするためにペットフードに添加される材料のうち、タンパク質を含有する製品を言う。具体的には、ケルダール法によって測定されるタンパク質含有量が10質量%以上50質量%以下であることが好ましい。タンパク質原材料には、豚や鶏等の肉や卵を加工して得ることができる動物由来のタンパク質原材料と、小麦等の穀類を加工して得ることができる植物由来のタンパク質原材料とが含まれる。
植物由来のタンパク質原材料とは、タンパク質を含有する植物由来の加工製品を言う。ここで、単なる乾燥や切断以外の特段の加工を施さない、繊維質のほとんど除かれていない小麦やトウモロコシ等の穀物については、タンパク質を含有する材料であっても、上記の植物由来のタンパク質原材料には含めないものとする。植物由来のタンパク質原材料の具体例としては、小麦グルテン等の小麦の加工製品、コーングルテン等トウモロコシの加工製品、大豆タンパク質等を挙げることができる。これらはいずれも、後述の動物由来のタンパク質原材料と比べて、マグネシウム等のミネラルの含有量が少なく、また、相対的に個体毎のミネラルの含有量の変動幅が小さいものである。それらのうち、入手容易で、且つ、ミネラル含有量の安定性にも優れた小麦グルテンを好ましく用いることができる。なお、本実施形態における小麦グルテンとは、小麦の胚乳から生成されるタンパク質である。また、ペットフード中の小麦グルテンの含有量は、1質量%以上20質量%以下であることが好ましい。小麦グルテンの含有量を上記範囲とすることにより、ペットフードに求められるタンパク質量を確保しつつ、タンパク質原材料由来のミネラル量を低減することができる。
動物由来のタンパク質原材料とは、タンパク質を含有する動物由来の製品を言う。ここで、動物の肉を主成分とはしない牛脂や鶏脂等の動物性油脂、及び、後述する嗜好性向上物質については、タンパク質を含有する材料であっても、上記の動物由来のタンパク質原材料には含めないものとする。
動物由来のタンパク質原材料の具体例としては、豚肉、鶏肉、及び魚肉等、動物の肉を主たる構成成分とする加工品を挙げることができる。これらはいずれも、タンパク質源であると同時に植物由来のタンパク質原材料よりも多くのアミノ酸を含有し、旨味成分としてペットフードの嗜好性の向上に寄与しうるものであるが、上記の植物由来のタンパク質原材料と比べて、ミネラルの含有量が多く、また、相対的に個体毎のミネラルの含有量の変動幅が非常に大きいものである。なお、動物由来のタンパク質原材料に含まれるミネラルの含有量は、加熱灰化法によって測定される粗灰分としての数値で一般的に5質量%以上30質量%以下である。
本実施形態においては、上記タンパク質原材料のうち、動物由来のタンパク質原材料の合計含有量に対する植物由来のタンパク質原材料の合計含有量の質量比率(植物由来のタンパク質原材料の合計含有量/動物由来のタンパク質原材料の合計含有量)は、0.15以上であり、0.18以上であることが好ましい。動物由来のタンパク質原材料の合計含有量に対する植物由来のタンパク質原材料の合計含有量の比率が、0.15よりも小さいと、タンパク質原材料由来のミネラル量が多くなり、ペットフード製品の製品ロット毎のミネラルの含有量を安定して適切な範囲に調整することが難しくなる。
ペットフード中の植物由来のタンパク質原材料の含有量は2質量%以上であることが好ましく、4質量%以上であることがより好ましい。また、ペットフード中の動物由来のタンパク質原材料の含有量は30質量%以下であることが好ましく、25質量%以下であることがより好ましい。ペットフード中のタンパク質原材料の構成を上記範囲とすることにより、ペットフードに求められるタンパク質量を確保しつつ、タンパク質原材料由来のミネラル量を低減することができる。ペットフードにおけるタンパク質原材料由来のミネラル量を低減することにより、ペットフード製品のミネラル含有量を低減することができる。
特に、本実施形態のペットフードは鶏ササミを含有することが好ましい。後述する、嗜好性向上物質と併用することにより、ペットフードの嗜好性を向上させる。また、本実施形態のペットフードの含有する動物由来のタンパク質原材料中における鶏ササミの含有量は、30質量%以上60質量%以下であることが好ましい。鶏ササミはミネラル含有量が低いことから、ペットフードの含有する動物由来のタンパク質原材料中における鶏ササミの含有量を上記範囲内とすることで、ペットフード製品のミネラル含有量を低減することもできる。
従来、動物由来のタンパク質原材料として豚肉や鶏肉等が多用されているが、本実施形態のペットフードにおいては、魚由来のタンパク質原材料をタンパク源として主に用いることが好ましい。魚由来のタンパク質原材料としては、かつお、あじ、まぐろ、しらす等を原料とするミールが挙げられる。魚由来のタンパク質原材料は、ω3脂肪酸を豊富に含有していることから、猫等の疾患の予防に寄与する。動物由来のタンパク質原材料として魚由来のタンパク質原材料をペットフードの原材料として多く用いた場合、ペットフードのミネラル含有量が高くなってしまう傾向にあるが、ミネラル含有量の少ない植物由来のタンパク質原材料として用いることで、ペットフードのミネラル含有量を抑制することができる。また、植物由来のタンパク質原材料の含有量を増加させることによる嗜好性の低下は、後述する嗜好性向上物質によって補うことができる。
<ミネラルの含有量>
本実施形態のペットフード中の固形分における、マグネシウム、ナトリウム、リン及び塩素の含有量は、5質量%以下である。ペットフードのマグネシウム、ナトリウム、リン及び塩素の含有量を5質量%以下とすることで、ペットが尿結石を発生するリスクを低減することができる。マグネシウム、ナトリウム、リン及び塩素の含有量とはこれらの元素の元素換算での合計含有量のことを言う。マグネシウム、ナトリウム、リン及び塩素の含有量は、従来公知のICP発光分析法によって測定することができる。また、尿結石予防の観点から、ペットフード中の固形分における、マグネシウム、ナトリウム及びリンの合計含有量を3質量%以下となるように調整することがより好ましい。
本実施形態のペットフードにおいて、ペットの尿結石の発生の原因となるミネラルであるマグネシウム、ナトリウム、リン及び塩素を低減しているが、これらのミネラル量の低減とともに、ペットの成長や健康に必要な他のミネラルも低減してしまう。ペットの成長や健康に必要なミネラルについては、後述する無機化合物によって厳密に調整することが可能である。また、このように、ペットの含有するミネラル成分の厳密な調整が可能となることで、ペットの成長や健康に必要なミネラルの種類や量をペットの年齢や体調に応じて細かく調整したペットフードを多種類調製することも容易になる。
また、ペットフード中の固形分におけるマグネシウムの含有量を0.07質量%以下とすることでペットの尿結石をより良好に防止できる。ペットフード中の固形分におけるマグネシウムの含有量は0.065質量%以下とすることがより好ましい。
また、ペットフード中の固形分におけるナトリウムの含有量を1.5質量%以下とすることでペットの尿結石をより良好に防止できる。ペットフード中の固形分におけるナトリウムの含有量は1質量%以下とすることがより好ましい。
また、ペットフード中の固形分におけるリンの含有量を1質量%以下とすることでペットの尿結石をより良好に防止できる。ペットフード中の固形分におけるリンの含有量は0.8質量%以下とすることがより好ましい。
また、本実施形態のペットフードによれば、製品ロット毎のペットフードの固形分におけるミネラルの含有量の変動幅を1%以下とすることができる。本実施形態のペットフードの含有するミネラル量は少ないので、結果として製品ロット毎のミネラルの含有量の変動幅も小さくなる。本明細書において、製品ロット毎のミネラルの含有量の変動幅というときは、1ロット当たり50kg〜100kgの製品ロットの10ロット間における製品ロット毎のミネラル量の最大値(質量%)と最小値(質量%)の差のことをいうものとする。
<無機化合物>
本実施形態においては、ペットフードは、ペットの成長や健康に必要なミネラルを補う無機化合物を更に含有する。これにより、所望の範囲にミネラルの含有量を調整できる。本実施形態においては、動物由来のタンパク質原材料の含有量に対する植物由来のタンパク質原材料の含有量の比率を高くすることにより、タンパク質原材料に由来するミネラルの量を減らしている。ペットフードにおける、タンパク質原材料に由来するミネラルを減らすことにより、ペットの成長や健康に必要なミネラルについても減少してしまうが、無機化合物を添加することによってペットフードのミネラル含有量を調整することができる。
ペットの成長や健康に必要なミネラルを補う無機化合物は、目的とするミネラルの種類と量に応じて適宜選定可能であるが、例えば、カルシウム源としては硫酸カルシウムや炭酸カルシウム等が、カリウム源としては塩化カリウム等が例示できる。
<嗜好性向上物質>
本実施形態において、嗜好性向上物質とは、嗜好性を向上させるためにペットフードに添加されるアミノ酸を含有するチキンエキスのことを言う。本実施形態のペットフードの含有する嗜好性向上物質は、鶏肉由来のアミノ酸を主体とする。より詳しくは、本実施形態のペットフードの含有する嗜好性向上物質は、鶏肉のタンパク質をアミノ酸まで分解した物質であり、鶏肉のタンパク質が分解されて生成したアミノ酸を主体としている。このような嗜好性向上物質としては、市販のチキンエキスや鶏の肝臓の加水分解物を用いることができる。
本実施形態のペットフードは、タンパク質原材料のうち、動物由来のタンパク質原材料の合計含有量に対する植物由来のタンパク質原材料の合計含有量の質量比率を所定の値よりも大きくしたものであるが、そのような原材料配合比とした場合、ミネラル量調整の安定性が増す一方で、動物の肉等に含まれるアミノ酸等の旨味成分が減少して嗜好性は低下することが予想される。但し、本実施形態のペットフードは、嗜好性向上物質を配合することによって、嗜好性を向上させているものである。これにより、従来両立が困難であったミネラル量調整の安定性と嗜好性の保持の両立を可能としている。
本実施形態のペットフードは、嗜好性向上物質を0.3質量%以上5質量%以下含有することが好ましい。ペットフードの含有する嗜好性向上物質が、0.3質量%よりも少ないと、ペットフードの嗜好性が十分に向上されず、5質量%よりも多いとペットが過剰量のアミノ酸を摂取することになってしまい好ましくない。本実施形態のペットフードは、嗜好性向上物質を1質量%以上3質量%以下含有することがより好ましい。
なお、嗜好性向上物質にタンパク質が含まれていたとしても、本発明においては、嗜好性向上物質は、上記の動物由来のタンパク質原材料に含まないものとする。
また、本実施形態のペットフードの含有する嗜好性向上物質は、ペットフードのどの部分に含有されてもよいが、より嗜好性を向上させるために、後述するペットフードのスープ部分に含有させることが好ましい。
<ペットフードの構成>
本実施形態のウェットタイプのペットフードは、一般的にチャンク部分とフレーク部分とスープ部分とから構成される。
チャンク部分は、肉塊状をしている。チャンク部分の大きさや形状は、後述するペットフードの製造方法において適宜調整することが可能である。チャンク部分の大きさや形状は、猫の年齢や性質に合わせて適宜調整する。
フレーク部分は、主に薄片状をした肉片によって構成される。フレーク部分の大きさや形状も、後述するペットフードの製造方法において適宜調整することが可能である。フレーク部分の大きさや形状も、猫の年齢や性質に合わせて適宜調整する。
スープ部分は、液状又はゲル状をしている。スープ部分の量や粘度も猫の年齢や性質に合わせて適宜調整する。
前記のように、本実施形態のペットフードは、チャンク部分、フレーク部分及びスープ部分を含むが、本発明のペットフードは必ずしもこれらを全て含む必要はない。例えば、フレーク部分を含まないウェットタイプのペットフード等にも本発明を適用することができる。
<ペットフードの製造方法>
本実施形態のペットフードは、チャンク部分調製工程と、フレーク部分調製工程と、スープ部分調製工程と、チャンク部分とフレーク部分を混合することによってベースミートを調整する混合工程と、ベースミートにスープ部分を添加するスープ部分添加工程と、を含む以下に説明する方法で製造することができる。
[チャンク部分調製工程]
まず、チャンク部分調製工程においては、チャンク部分の原料となる動物由来のタンパク質原材料及び植物由来のタンパク質原材料に、各種ビタミン、各種ミネラル源、水等を加えて攪拌器によって混合することでチャンクを調製する。チャンクは、ノズルによって押出成形し、蒸気によって蒸す。チャンクは、温度が室温程度まで低下した後にカットする。
[フレーク部分調製工程]
フレーク部分の原料となる赤身魚や鶏ササミ等を蒸気によって度蒸す。フレーク部分の原料は、蒸した後に室温まで温度を低下させる。室温まで温度の低下したフレーク部分の原料から、必要に応じて皮、骨、その他の異物を除去し、薄片状にカットすることでフレーク部分を得る。
[スープ部分調製工程]
スープ部分の原料となる、各種ゲル化剤、各種ビタミン、嗜好性向上物質、水等を混合し、攪拌器により混合する。
[混合工程]
上述の工程において調製されたチャンク部分及びフレーク部分を、各種ゲル化剤等とともに混合することによってベースミートを調製する。
[スープ部分添加工程]
ベースミートに、上述の工程により調製したスープ部分を添加する。
以上の工程によって調製されるペットフードは、パウチや缶に収容されることで製品化される。ペットフードは、原料を全て混合した後に小分けをしてパウチ等に充填することで個々の製品としてもよい。しかし、この方法では、ペットフードを均一に小分けすることが難しいので、製品ごとにペットフードが含有するミネラル量のロットぶれを抑えるのが難しい。従って、本実施形態のペットフードの製造方法では、個々の製品の容器となるパウチ等に、ベースミート及びスープ部分を順次充填していくことが好ましい。このような方法により、製品ごとにペットフードが含有するミネラル量のロットぶれを抑えることができる。
なお、本発明のペットフードは、マグネシウムに起因するストルバイト尿石を発生しやすい、1歳以上10歳以下の猫用とすることが好ましい。
以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、本発明はそれにより限定されない。また、特に断りのない限り、「%」は質量基準である。
<チャンク部分の調製>
表1に配合比率を示す原材料を攪拌機で混合し、混合したそれらの原材料を、ノズルで押出成形した。押出成形した原材料は、蒸気によって蒸した。蒸したチャンクは、温度を室温まで低下させた。温度が室温まで低下したチャンクを、一粒が一辺3〜5mmの立方体状となるようにカットし、チャンク部分とした。
Figure 0006482874
<フレーク部分の調製>
フレーク部分の原料(表2に示したベースミートの原料である魚肉、鶏ササミ及びシュレッドミート)を蒸気によって蒸した。蒸したフレーク部分の原料は室温まで温度を低下させた。室温まで温度の低下したフレーク部分の原料から、必要に応じて皮、骨、その他の異物を除去し、薄片状にカットすることでフレーク部分を調製した。
<ベースミートの調製>
続いて、表2に配合比率を示すベースミートの原材料を混合することでベースミートを調製した。調製したベースミートは、パウチに充填した。
ベースミートの充填されたパウチには、表2に配合比率を示すトッピングとしての魚肉を添加した。
<スープ部分の調製>
ベースミートやトッピングとは別に、スープ部分の原料(表2に配合比率を示すスープの原料)を混合することでスープを調製した。
ベースミート及びトッピングの充填されたパウチに、更にスープを添加することでペットフードを調製した。
Figure 0006482874
表2のアミノ酸混合物は、アミノ酸を主成分とする添加物であるが、鶏肉を原料として調製されたものではない。
また、表2のチキンエキスは、鶏肉のタンパク質をアミノ酸まで分解した物質であり、鶏肉のタンパク質が分解されて生成したアミノ酸を主体としている。
なお、実施例1のペットフード及び比較例1のペットフードのケルダール法によって測定されるタンパク質含有量は、それぞれ10.8質量%及び11.1質量%であった。また、実施例1のペットフード及び比較例1のペットフードにおける水の含有量は、それぞれ81.4質量%及び80.5質量%であった。ここで、水の含有量とは、ペットフードの、水以外の原材料(例えば、動物由来のタンパク質原材料や植物由来のタンパク質原材料)に由来する水分も含んだ水の含有量である。
以上のように、実施例1〜3及び比較例1のペットフードを調製したが、これらに加えて、ペットフードのスープ部分に含まれるチキンエキスを、鶏の肝臓の加水分解物に置換した以外は、実施例1のペットフードと同様に、実施例4のペットフードを調製した。
また、ペットフードのベースミートに含まれる鶏ササミを、牛肉に置換した以外は、実施例1のペットフードと同様に、実施例5のペットフードを調製した。
また、ペットフードのスープ部分にチキンエキスを含有させず、その分水を増加させた以外は、実施例1のペットフードと同様に、比較例2のペットフードを調製した。
<ミネラル含有量>
実施例1と比較例1のペットフードの固形分におけるミネラル(マグネシウム、ナトリウム、リン及び塩素)の含有量をICP発光分析法によって測定した。結果を表3に示す。
Figure 0006482874
このように、実施例1のペットフードの固形分におけるミネラルの含有量は、比較例1のペットフードのミネラルの含有量よりも小さく、5質量%以下である。従って、実施例1のペットフードは、尿結石を発生させるリスクが低い。
なお、実施例1及び比較例1のペットフードの固形分におけるミネラルの含有量の製品ロット毎の変動幅は、それぞれ0.29%及び1.79%である。
<嗜好性測定試験>
以下の方法によって、実施例1、比較例1のペットフードについて、嗜好性測定試験を行った。結果を表4に示す。
まず、実施例1及び比較例1のペットフードの組を準備し、20匹の1歳以上の猫をモニターとして2日間でテストした。
第1日は、実施例1及び比較例1のペットフードのうち、実施例1のペットフードを猫に向かって左から、比較例1のペットフードを猫に向かって右から、猫1匹に対して70gずつ同時に給与し、猫が食べた量を1時間後に測定した。
当該猫1匹が第1日に食べた合計のペットフードの重量のうち、実施例1のペットフードの摂食量と比較例1のペットフードの摂食量を百分率で求めた。モニターである20匹の猫から得られた百分率を平均して、第1日の結果とした。
第2日は、実施例1及び比較例1のペットフードのうち、実施例1のペットフードを猫に向かって右から、比較例1のペットフードを猫に向かって左から、猫1匹に対して70gずつ同時に給与し、猫が食べた量を1時間後に測定した。
当該猫1匹が第2日に食べた合計のペットフードの重量のうち、実施例1のペットフードの摂食量と比較例1のペットフードの摂食量を百分率で求めた。モニターである20匹の猫から得られた百分率を平均して、第2日の結果とした。
最後に、第1日と第2日の結果を平均して、最終結果である摂食量の比(嗜好性)を求めた。結果を表4に示す、この嗜好性の数値が高い程、モニターである猫が好んで摂食したことを示す。
また、実施例2及び比較例1のペットフードの組、実施例3及び比較例1のペットフードの組、並びに、実施例4及び比較例1のペットフードの組についても、実施例1及び比較例1のペットフードの組と同様に嗜好性測定試験を行った。結果を表4に示す。
Figure 0006482874
更に、実施例5及び比較例1のペットフードの組、実施例5及び実施例1のペットフードの組、並びに、比較例1及び比較例2のペットフードの組についても、実施例1及び比較例1のペットフードの組と同様に嗜好性測定試験を行った。結果を表5に示す。
Figure 0006482874
嗜好性測定試験によって、実施例1〜5のペットフードの方が、比較例1のペットフードに比べて、嗜好性が高いことが分かった。実施例1〜5のペットフードの方が、比較例1のペットフードに比べて動物由来のタンパク質原材料の含有量が少ないことから、嗜好性が低いものと予想される。しかし、嗜好性測定試験の結果から、動物由来のタンパク質原材料の含有量が少ない場合であっても、特定の嗜好性向上物質を使用することにより嗜好性を大幅に向上できることが確認された。
また、嗜好性測定試験によって、実施例1のペットフードの方が、実施例5のペットフードに比べて、嗜好性が高いことが分かった。実施例1のペットフードは嗜好性向上物質に加えて、鶏ササミを含有する。このことから、ペットフードに、特定の嗜好性向上物質に加えて鶏ササミを含有させることで、嗜好性が向上することが確認された。
なお、嗜好性向上物質を含有せず、鶏ササミを含有するペットフード(比較例2)は、比較例1のペットフードに比べて、嗜好性がそれほど高くなっていない(表5参照)。このことからも、嗜好性向上物質と鶏ササミをともに含有させることが、ペットフードの嗜好性を大幅に向上させる上で重要なことは明らかである。
また、参考例として、比較例1のペットフードにおいて、鶏ササミを15質量%含有させ、その分、水の含有量を減少させたペットフード(参考例1)、及び、比較例1のペットフードにおいて、チキンエキスを1.4質量%含有させて、その分、水の含有量を減少させたペットフード(参考例2)を調製し、嗜好性測定試験に供した。
参考例1と比較例1の組及び参考例2と比較例1の組について上記と同様の方法にて嗜好性測定試験を行った結果を表6に示す。表6に示すように、参考例1及び2のペットフードと、比較例1のペットフードとでは、嗜好性に有意差はないことが分かった。このような事実からも、特に、嗜好性向上物質と鶏ササミを併用することが、ペットフードの嗜好性の向上に寄与することが確認された。
Figure 0006482874

Claims (6)

  1. 固形分を5質量以上50質量%以下含有するウェットタイプのペットフードであって、
    動物由来のタンパク質原材料と、
    植物由来のタンパク質原材料と、
    マグネシウム、ナトリウム、リン及び塩素と、
    鶏肉由来のアミノ酸を主体とする嗜好性向上物質と、
    水と、を含有し、
    前記動物由来のタンパク質原材料の合計含有量に対する前記植物由来のタンパク質原材料の合計含有量の質量比率(前記植物由来のタンパク質原材料の合計含有量/前記動物由来のタンパク質原材料の合計含有量)は、0.15以上であり、
    前記固形分における、前記マグネシウム、前記ナトリウム、前記リン及び前記塩素の合計含有量は、元素換算で5質量%以下であり、そのうち、前記マグネシウムの含有量は0.07質量%以下、前記ナトリウムの含有量は1.5質量%以下、前記リンの含有量は1質量%以下であり、
    前記植物由来のタンパク質原材料は、小麦グルテンであって、該小麦グルテンの含有量は、前記ペットフード中に1質量%以上20質量%以下であり、
    前記動物由来のタンパク質原材料は鶏ササミを含み、該動物由来のタンパク質原材料中における前記鶏ササミの含有量は、30質量%以上60質量%以下であり、
    前記水は、前記ペットフード中のスープ部分に使用され、該スープ部分中にゲル化剤、ビタミン、前記嗜好性向上物質を含有させており、該嗜好性向上物質の含有量は前記ペットフード中に、1質量%以上3質量%以下であるペットフード。
  2. 前記固形分における、前記マグネシウムの含有量は、0.065質量%以下である請求項1に記載のペットフード。
  3. 前記固形分における、前記ナトリウムの含有量は、1質量%以下である請求項1または2に記載のペットフード。
  4. 前記固形分における、前記リンの含有量は、0.8質量%以下である請求項1から3のいずれかに記載のペットフード。
  5. 猫用のペットフードである請求項1から4のいずれかに記載のペットフード。
  6. 前記猫が1歳以上10歳以下の猫である請求項5に記載のペットフード。

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