JP6482402B2 - 枚葉式ウェーハ洗浄処理装置及びウェーハ洗浄方法 - Google Patents

枚葉式ウェーハ洗浄処理装置及びウェーハ洗浄方法 Download PDF

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Description

本発明は、枚葉式のウェーハ洗浄処理装置及びその洗浄処理装置を用いたウェーハ洗浄方法に関する。
半導体ウェーハ等のウェーハを洗浄する装置としては、複数枚のウェーハを薬液が充填された薬液槽に浸漬して洗浄するバッチ方式の洗浄装置と、1枚のウェーハを回転させ、そのウェーハに対して薬液を噴射して洗浄する枚葉方式の洗浄装置がある。近年では、半導体デバイスの微細化やウェーハの大型化にともない、洗浄効果の高い枚葉方式の洗浄装置が用いられる傾向にある。
このような枚葉方式の洗浄装置として、特許文献1に開示されているものがある。特許文献1の図1に記載された枚葉式洗浄処理装置は、回転駆動される回転体(テーブル部)と、ウェーハを保持するウェーハ保持部と、上面が凹形状で、薬液を噴射するノズルと薬液を回収する排液孔が形成されたノズルヘッド(ノズルブロック)と、ウェーハの下面側に位置しテーブル部を覆う乱流防止カバーを具備している。
一般に、枚葉式洗浄処理装置では、回転体が高速に回転することで乱流が発生し、薬液が飛散して、洗浄されたウェーハの下面に付着して汚染の原因となる。このため、特許文献1に記載の枚葉式洗浄処理装置では、乱流の発生を抑制する目的で乱流防止カバーが設けられている。
特許文献1に記載の枚葉式洗浄処理装置の構造上の特徴としては、回転体の外周部が上に凸形状になっていること、ノズルヘッドの中心部にウェーハの下面から跳ね返り飛散した薬液を回収するための排液孔が設けられており、ノズルヘッドの中央に大きな凹部が形成されていること、及び、ウェーハ下面に対してノズルからの薬液が斜めに噴射されることなどがある。
特開2004−119854号公報
ところで、上述の枚葉式洗浄処理装置の構造では、ノズルブロックから噴射された薬液がウェーハから跳ね返りノズルブロック上に落下する。それを排液孔で回収して廃液とするが、そのような排液孔を設けるためには、気液分離槽やバキューム機構が必要となり、装置が複雑化する。
また、上述の枚葉式洗浄処理装置の構造では、テーブル部の外周部が上に凸形状となっており、その上方が乱流防止カバーで覆われている一方、ノズルブロックの上方において、乱流防止カバーに垂直に遮蔽部が設けられているため、テーブル部と乱流防止カバーとでほぼ閉じた空間が形成されている。この閉空間に薬液が侵入してしまうと、その内部で液溜まりの発生や薬液の乾燥が起こり、ウェーハの汚染源となりやすい。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、乱流の影響による薬液の飛沫の付着やパーティクルの付着等を抑制した枚葉式ウェーハ洗浄装置を提供することを目的とする。また、本発明は、そのような装置を用いて、洗浄効果の高いウェーハ洗浄方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、ウェーハを回転させながら該ウェーハを薬液によって洗浄処理する枚葉式のウェーハ洗浄処理装置であって、
回転駆動し、上面の外周部が平坦なテーブル部と、
該テーブル部に立設され、前記ウェーハを保持する保持機構と、
該保持機構によって保持される前記ウェーハの下面側に配置され、前記薬液を前記ウェーハの下面に対して噴射するノズルを有する、上面が平坦なノズルブロックと、
前記保持されるウェーハと前記ノズルブロックの間に配置され、前記ノズルブロックのノズルが設けられた部分に対応して開口部が形成され、前記ノズルブロックと前記テーブル部との間隙を覆うように構成された平板状の乱流防止カバーを有することを特徴とする枚葉式ウェーハ洗浄処理装置を提供する。
このように、ノズルブロックの上面が平坦で、テーブル部の上面の外周部も平坦であり、テーブル部はその最外周を取り囲むような上に凸の形状を有さずに終端しているので、ノズルブロックの上面とテーブル部の上面、及び乱流防止カバーとの間に侵入した薬液をテーブル部の外側の空間に排出することができ、ノズルブロックに排液孔等を設ける必要がなく簡便な構造とすることができる。このため、洗浄処理装置のメンテナンス性が向上する。また、ノズルブロックとテーブル部の間で発生する乱流を防止することができ、薬液の飛散やパーティクルの付着等を防止することができる。
このとき、前記乱流防止カバーは、直径が180mm以上、前記テーブル部の直径以下のものであることが好ましい。
このような直径の乱流防止カバーとすることで、ノズルが設けられた部分を除いてノズルブロックが完全に覆われるので、固定部であるノズルブロックと回転部であるテーブル部の間で発生する乱流の影響を防止することができる。
このとき、前記乱流防止カバーは、前記開口部の直径が30mm以上80mm以下のものであることが好ましい。
このような開口部の直径とすることで、ノズルから噴射される薬液と乱流防止カバーが干渉することがないのとともに、排液をより確実に行うことができる。
このとき、前記乱流防止カバーの下面と前記ノズルブロックの上面との間隔が、0.5mm以上10mm以下であることが好ましい。
このような乱流防止カバーの下面とノズルブロックの上面との間隔であれば、乱流防止カバーとノズルブロックの隙間を通して確実に薬液を排出でき、さらに、乱流防止カバーの下面とノズルブロックの上面との間に液溜まりが生じてもベルヌーイの効果による気流の流れによってその液溜まりを確実に排出することができる。
このとき、前記乱流防止カバーの下面と前記テーブル部の上面との間隔が、0.5mm以上10mm以下であることが好ましい。
このような乱流防止カバーの下面とテーブル部の上面との間隔であれば、乱流防止カバーとテーブル部の隙間を通して確実に薬液を排出でき、さらに、乱流防止カバーの下面とテーブル部の上面との間に液溜まりが生じてもベルヌーイの効果による気流の流れによってその液溜まりを確実に排出することができる。
このとき、前記乱流防止カバーは、前記ウェーハを保持する保持機構と接触しないように切り欠けを有するものであることが好ましい。
このように乱流防止カバーに切り欠けを設けることで、乱流防止カバーの上面を伝わった薬液が保持機構に当たり飛沫(ミスト)となることをより確実に防止することができる。
このとき、前記乱流防止カバーは、前記乱流防止カバー上面に凹凸が生じないように、前記乱流防止カバーの下面をねじにより前記テーブル部に固定する構造を有することが好ましい。
このように乱流防止カバーが下面からテーブル部に固定される構造とすることで、乱流防止カバーの上面に固定のための凹凸部がないため、乱流防止カバーの乱流抑制効果を高めることができる。
また、本発明は、前述の枚葉式ウェーハ洗浄処理装置を用い、
前記ノズルから吐出する薬液の流速を3m/sec以下、かつ、流量を0.8L/min以上2.5L/min以下として前記ウェーハを洗浄することを特徴とするウェーハ洗浄方法を提供する。
このような薬液の流速と流量とすることにより、ウェーハの下面全体に薬液を行き渡らせることができ、薬液切れ(薬液が行きわたらない個所)や薬液ダレの発生を防止し、ウェーハ下面のヘイズ悪化や欠陥の発生を防止することができる。
このとき、前記ノズルから吐出される薬液の流速をV(m/sec)、薬液の流量をQ(L/min)、及び前記ノズルの管径をD(mm)としたときに、前記流速V、前記流量Q、及び前記管径Dの関係が、V=4Q/(0.06×π×D)の関係で表され、前記流速Vが3m/sec以下となるような範囲に流量Qと管径Dを定めることが好ましい。
このような関係式を用いることにより、流速、流量、管径からなる洗浄条件を容易に定めることができる。
本発明によれば、ノズルブロックの上面とテーブル部の上面、及び乱流防止カバーとの間に侵入した薬液をテーブル部の外側の空間に排出することができ、ノズルブロックに排液孔等を設ける必要がなく簡便な構造とすることができる。このため、洗浄処理装置のメンテナンス性を向上させることができる。また、ノズルブロックとテーブル部の間で発生する乱流を防止することができ、薬液の飛散やパーティクルの付着等を防止することができる。さらに、薬液の流速と流量を適切な値とすることにより、薬液切れ、薬液ダレ、飛沫による汚染やヘイズの悪化等を防止することができる。
本発明の枚葉式ウェーハ洗浄処理装置の断面の構造の一例を示す概略断面図である。 ノズルから噴射された薬液の流れを示す概略図である。 乱流防止カバーに形成された切り欠けを示す上面図(a)とその部分拡大図(b)である。 本発明の他の枚葉式ウェーハ洗浄処理装置の断面の構造を示す概略断面図である。 実施例1で用いた枚葉式ウェーハ洗浄処理装置のテーブル部の上面図である。 実施例1によるウェーハのパーティクルマップである。 実施例2によるウェーハのパーティクルマップである。 従来の枚葉式ウェーハ洗浄処理装置の断面の構造の一例を示す概略断面図である。 比較例1によるウェーハのパーティクルマップである。
以下、本発明について、実施態様の一例として、図を参照しながら詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
まず、本発明の枚葉式ウェーハ洗浄処理装置について図1を参照して説明する。
図1は、本発明の枚葉式ウェーハ洗浄処理装置の断面の構造の一例を示す概略図である。図1に示した枚葉式ウェーハ洗浄処理装置100は、回転駆動し、上面の外周部が平坦なテーブル部11と、テーブル部11に立設され、ウェーハ16を保持する保持機構(保持ピン)14と、ウェーハ16の下面側に配置され、薬液をウェーハ16の下面に対して噴射する下部ノズル13を有する、上面が平坦なノズルブロック12と、ウェーハ16とノズルブロック12の間に配置され、ノズルブロック12のノズルが設けられた部分に対応して開口部20が形成され、ノズルブロック12とテーブル部11の間隙を覆うように構成された平板上の乱流防止カバー15を具備している。テーブル部11は、テーブル部固定ねじ19によって、回転部(不図示)に固定されている。さらに、枚葉式ウェーハ洗浄処理装置100は、ウェーハ16の上方に上部ノズル18を備えていてもよい。
また、枚葉式ウェーハ洗浄処理装置100に下部ノズル13及び上部ノズル18から薬液を噴射した場合の薬液の流れを図2中の矢印で示す。噴射された薬液は、テーブル部11の外側を通って排出される。
乱流防止カバー15は、その開口部20を除いて、ノズルブロック12の上面全体を覆っている。また、乱流防止カバー15は、テーブル部11とノズルブロック12の間隙を完全に覆い、テーブル部11の最外周まで延伸して終端している。さらに、乱流防止カバー15は、その上面に凹凸が生じないように、その下面側から乱流防止カバー固定ねじ17によりテーブル部11に固定されている。尚、乱流防止カバー15は、後述するように、保持機構(保持ピン)14と接触しないような形状であることが好ましいが、その形状の詳細は概略断面図である図1には表されていない。乱流防止カバー15の形状の詳細については後述する。
ノズルブロック12の上面は平坦であり、凹部や乱流防止カバー11の上方まで突出する部位はない。このため、ノズルブロック12を簡便な構造とすることができ、装置のメンテナンス性が優れている。さらに、乱流の防止効果を顕著なものとすることができる。
また、下部ノズル13から噴出する薬液は、ウェーハ16に対してほぼ垂直に供給される。このように、ほぼ垂直に薬液が供給されることで、薬液をウェーハ16全体に行きわたらせ、薬液ダレの発生を防止することができる。
乱流防止カバー15は、直径が180mm以上、テーブル部11の直径以下のものであることが好ましく、乱流防止カバー15の中心部には下部ノズル13から吐出される薬液に干渉しないように開口部20が設けられている。開口部20の大きさは、直径30mm以上80mm以下(半径15mm以上40mm以下)であることが好ましい。このような大きさの開口部20を備えた乱流防止カバー15であれば、十分な排液効果を有している。
乱流防止カバー15とノズルブロック12、またはテーブル部11との間は薬液と気流が流れ、排出されるように間隔が空いている。乱流防止カバー15の下面は、ノズルブロック12の上面に対して、例えば、1mmの間隔を有している。このノズルブロック12の上面と乱流防止カバー15の下面の間隔は0.5mm以上10mm以下であることが望ましい。この間隔が0.5mm以上あれば薬液を迅速に排出することができ、また、間隔が10mm以下であればベルヌーイの効果により気流を生成し、液溜まりを効果的に排出することができる。
乱流防止カバー15とテーブル部11の外周部は、気流制御と薬液排出のために、間隔(隙間)を設けてあり、最外周は開放になっている。乱流防止カバー15の下面は、テーブル部11の上面に対して、例えば、5mmの間隔を有している。このテーブル部11の上面と乱流防止カバー15の下面の間隔は、0.5mm以上10mm以下であることが望ましい。この間隔が0.5mm以上あれば薬液を迅速に排出することができ、また、間隔が10mm以下であればベルヌーイの効果により気流を生成し、液溜まりを効果的に排出することができる。
また、乱流防止カバー15は、図1に示されているように、乱流防止カバー15の上面側に凹凸が生じないように、乱流防止カバー15の下面を乱流防止カバー固定ねじ17によりテーブル部11に固定する構造を備えている。乱流防止カバー15の上面に凹凸がないので、高い乱流防止効果が得られる。
さらに、乱流防止カバー15は、ウェーハ16を保持する保持機構14と乱流防止カバー15とが接触しないように、切り欠けを備えることができる。図3は、乱流防止カバー15に形成された切り欠けを示す上面図(図3(a))とその部分拡大図(図3(b))である。乱流防止カバー15の直径を、ウェーハ16の直径より大きくする場合は、そのままでは、乱流防止カバーと保持機構(保持ピン)14が接触するので、この接触を避けるため、乱流防止カバーには、図3(a)に示すように、保持機構の位置に応じて切り欠け30を設けることができる。切り欠け30の位置は保持機構14の位置と一致させることが好ましい。
図3(a)に示した切り欠け部の部分拡大図である図3(b)においては、テーブル部の外周部端面21は、乱流防止カバーの外周部端面25と水平方向の位置が略一致している。ウェーハの外周部端面26は、これより内側にあり、保持機構14と接触してウェーハが保持されている。このような構造にすることで、乱流防止カバー15を伝わった薬液が保持機構14に当たり、ミストとなることを防止することができる。
上述の枚葉式ウェーハ洗浄処理装置100の構造により、回転部であるテーブル部11と固定部であるノズルブロック12の速度差によって発生する乱流の影響がウェーハ16に及ぶのを効果的に防止することができる。枚葉式ウェーハ洗浄処理装置の構造上、固定部(ノズルブロック12)を無くすことはできないが、乱流のウェーハへの影響を防止することができる。
乱流防止カバー15の下面とテーブル部11の上面との間に隙間を設けることにより、ベルヌーイの効果により、テーブル中心部から外周部に向けて気流の流れが発生する。その効果により、ノズルブロック11の上面に液溜まりが発生するのを防止する。さらに、テーブル部11の最外周と乱流防止カバー15の最外周を開放系にする(薬液の外側への排出を遮るものがない構造とする)ことにより、乱流防止カバー15とテーブル部11の間に流れる薬液を排液(排出)することができ、滞留する薬液の乾燥によるウェーハの汚染を防止することができる。
また、上述のようにノズルブロック12の上面は平坦であり、ノズルブロック12が乱流防止カバー15より上に突出しない構造になっている。乱流は回転軸に対して垂直方向に固定部と回転部が存在することで大きく発生するので、ノズル13の上面(ノズルブロック12の上面と略一致)を乱流防止カバー15の下面より下に位置させることで、乱流の発生を効果的に抑制することができる。
さらに、この乱流防止カバー15では、特許文献1の図1に記載されたような、乱流防止カバーに垂直に設けられた遮蔽部が存在していない。そのため、遮蔽部とノズルブロックの速度差による乱流が発生することはない。
これまで、図1及び図3を参照して、ウェーハ16の直径よりも大きい直径の乱流防止カバーを具備した枚葉式ウェーハ洗浄処理装置100について説明したが、乱流防止カバーはその直径がウェーハの直径よりも小さいものであっても、同様の効果を得ることができる。図4は、本発明の他の態様に係る枚葉式ウェーハ洗浄処理装置200の断面の構造を示す概略図である。枚葉式ウェーハ洗浄処理装置200においては、乱流防止カバー35の直径が、ウェーハ16の直径より小さい点において、枚葉式ウェーハ洗浄処理装置100と異なっている。ただし、乱流防止カバー35も、テーブル部11とノズルブロック12の間隙を完全に覆う直径を有している。
このように、乱流防止カバー35の直径をウェーハ16の直径よりも小さくすることで、乱流防止カバーに切り欠けを設ける必要がなくなり、乱流防止カバーの構造を簡便なものとすることができる。
以上で、本発明の枚葉式ウェーハ洗浄処理装置について説明した。以下では、本発明の枚葉式ウェーハ洗浄処理装置を用いたウェーハ洗浄方法について説明する。
本発明では、下部ノズル13から吐出する薬液の流速を3m/sec以下、かつ、流量を0.8L/min以上2.5L/min以下としてウェーハ16を洗浄する。このようにする理由は、以下のような実験により得られたデータに基づく。
(実験例)
図1に示した枚葉式ウェーハ洗浄処理装置100を用いて、下部ノズル13から薬液を噴射してウェーハ16の下面(裏面)の洗浄を行った。ウェーハ洗浄のフローは、最初にウェーハの回転数1000rpmで濃度20ppmのオゾン水を60秒間噴射し、次に0.5%の希フッ酸(DHF)を60秒間噴射し、さらに、回転数1000rpmで濃度20ppmのオゾン水を60秒間噴射し、最後にエアーを噴射しながらウェーハを回転させて乾燥を行った。
そして、薬液を噴射する際に、薬液の流量Q(L/min)、薬液の流速V(m/sec)、下部ノズル13の管径D(mm)を変化させて、ウェーハ16の洗浄面(裏面)の薬液の広がり具合、及びヘイズ荒れと飛沫(ミスト)による汚染の有無を評価した。ヘイズ荒れとミストによる汚染の評価には、KLA−Tencor社製のウェーハ検査装置SP3を使用した。
ここで、本発明の枚葉式ウェーハ洗浄処理装置においては、流量Q、流速V、及び管径Dの関係は、以下の(1)式で表される。πは円周率である。
V=4Q/(0.06×π×D) (1)
まず、下部ノズル13の管径を4mmとし、薬液の流量Qを変化させた場合のウェーハ裏面の薬液の広がり具合の評価結果を表1に示す。
Figure 0006482402
表1に示されたように、薬液の流量が、0.8L/min以上、2.5L/min以下ではウェーハ裏面の薬液の広がり具合は良好であった。これに対し、薬液の流量が0.6L/min以下では、薬液切れ(薬液が行きわたらない個所)が発生し、また、3.0L/min以上では薬液ダレが発生した。
次に、下部ノズル13の管径を4mmとし、薬液の流速Vを変化させた場合のウェーハ裏面のヘイズ荒れとミストによる汚染の評価結果を表2に示す。
Figure 0006482402
表2に示されたように、薬液の流速が3.0m/sec以下であれば、ウェーハ裏面には、ヘイズ荒れ及びミストによる汚染は発生しなかった。これに対して、薬液の流速が3.3m/sec以上になると、ウェーハ16への薬液のあたりが強すぎるために、ヘイズ荒れとミストによる汚染の両方が観察された。
上記したように、薬液の流量が0.8L/min以上2.5L/min以下で、かつ、薬液の流速が3.0m/sec以下であれば、ウェーハ裏面への薬液の広がり具合は良好であり、かつ、ウェーハ裏面にはヘイズ荒れやミストによる汚染が発生せずに、良好な洗浄を実施することができる。
また、ノズルから吐出される薬液の流速をV(m/sec)、薬液の流量をQ(L/min)、及びノズルの管径をD(mm)の関係は、上述の(1)式で表されるので、この式を用いて流速Vが3m/sec以下となるような範囲に流量Qと管径Dを定めることができる。同様に(1)式を用いて、薬液の流量が0.8L/min以上2.5L/min以下となるような範囲に流速Vと管径Dを定めることもできる。
以下、実施例及び比較例を示して本発明をより具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
まず、以下に、本発明の枚葉式ウェーハ洗浄処理装置についての実施例及び比較例を示す。
(実施例1)
図1に示した枚葉式ウェーハ洗浄処理装置100と同じ構造を有する装置を準備した。この装置はウェーハ16の表面側と裏面側の洗浄を同時に行うために、洗浄ノズルがウェーハ上方と下方にある。下方のノズル(下部ノズル13)はノズルブロック12の内部にあり、管径4mmの穴をノズルブロック12に開けている(ノズルの管径4mm)。上方のノズル(上部ノズル18)には管径4mmのPFA(ポリテトラフルオロエチレン)チューブを用いている。また、上部ノズル及び下部ノズルともに、4本の管があり、これらは純水、オゾン水、フッ酸、エアーの4系統となっている。
ここで、上部ノズル18とウェーハ16との間隔は30mmとした。下部ノズル13とウェーハ16との間隔は50mmとした。テーブル部11とウェーハ16の間隔は保持ピンの長さで調節が可能であり、本実施例では50mmに設定した。
各部位の材質については、乱流防止カバー15はPP(ポリプロピレン)、テーブル部11は塩化ビニルまたはポリテトラフルオロエチレン系、ノズルブロック12はポリテトラフルオロエチレン系、保持機構(保持ピン)14は超硬合金にDLC(ダイヤモンドライクカーボン)コーティングし、ウェーハとの接触部にはPEEKを用いたものとした。
保持ピンはテーブル部11に5本立設してあり、そのうちの1本は可動し、ウェーハ16をチャックする。また、ウェーハ16を保持するために、保持ピンはウェーハ16がテーブル中心に対して1.0mm偏心するように設置されている。偏心の方向は可動する保持ピンからテーブル部11の中心に向かう方向となっている。図1の保持ピン14には、可動する保持ピンと固定された保持ピンの2種類があってもよい。これらの保持ピン(可動)22と保持ピン(固定)23が立設されたテーブル部11の上面図を図5に示す。
下部ノズルの管径が4mmの上述した枚葉式ウェーハ洗浄処理装置を使用し、直径300mmの両面研磨シリコンウェーハの洗浄を行った。ウェーハ裏面の洗浄のフローは、最初にウェーハの回転数1000rpmで濃度20ppmのオゾン水を60秒間噴射し、次に0.5%の希フッ酸を60秒間噴射し、さらに、回転数1000rpmで濃度20ppmのオゾン水を60秒間噴射し、最後にエアーを噴射しながらウェーハを回転させて乾燥を行った。このときの、薬液の流量はいずれも1.5L/min、薬液の流速はいずれも2.0m/secとした。
そして、洗浄後のシリコンウェーハの裏面(下面)をKLA−Tencor社製のウェーハ検査装置SP3で評価した。
このときのパーティクルマップを図6に示した。検出されたウェーハ面内の欠陥の数は85個であった。図6のパーティクルマップには、ミストの影響によるウォーターマークの密集や乱流の影響による薬液の飛散跡は見られなかった。
(実施例2)
図4に示した枚葉式ウェーハ洗浄処理装置200と同じ構造を有する装置を準備した。既に説明したように、枚葉式ウェーハ洗浄処理装置200は、乱流防止カバーの直径がウェーハの直径より小さく構成されている点を除いて、実施例1の枚葉式ウェーハ洗浄処理装置100と同様な構成である。下部ノズルの管径は同様に4mmとした。そして、実施例1と同じ洗浄条件でシリコンウェーハを洗浄し、同じ検査装置及び検査条件で洗浄後のシリコンウェーハの裏面を評価した。
このときのパーティクルマップを図7に示した。検出されたウェーハ面内の欠陥の数は88個であった。図7のパーティクルマップには、ミストの影響によるウォーターマークの密集や乱流の影響による薬液の飛散跡は見られなかった。
実施例1、2の洗浄後の欠陥の数、乱流の影響及びミストの影響を後述する比較例1の結果とともに、表3にまとめて示した。
Figure 0006482402
(比較例1)
従来の枚葉式ウェーハ洗浄処理装置の断面構造の一例の概略図を図8に示す。図8の枚葉式ウェーハ洗浄処理装置400では、主に、ノズルブロック42がテーブル部41から上方に突出している点と、乱流防止カバーが設けられていない点で、実施例1の枚葉式ウェーハ洗浄処理装置100や実施例2の枚葉式ウェーハ洗浄処理装置200と異なっている。枚葉式ウェーハ洗浄処理装置400は、外周部に上凸部を有するテーブル部41と、ウェーハ16を保持する保持機構(保持ピン)44と、ウェーハの下面側に配置され、薬液をウェーハの下面に対して噴射する下部ノズル43を有するノズルブロック42を備えている。ノズルブロック42には、4系統(純水、オゾン水、フッ酸、エアー)のノズルが備えられている。ウェーハの上方には、上部ノズル48が設けられている。下部ノズル43の管径は4mmとした。
枚葉式ウェーハ洗浄処理装置400を使用して、実施例1と同じ洗浄条件でシリコンウェーハを洗浄し、同じ検査装置及び検査条件で洗浄後のシリコンウェーハの裏面を評価した。
このときのパーティクルマップを図9に示した。検出されたウェーハ面内の洗浄後の欠陥の数は406個であった。図9のパーティクルマップには、ミストの付着及び乱流の影響による薬液供給時の薬液飛散跡が認められた。これらの評価結果を表3に示した。
図6、図7、及び図9に示したように、実施例1及び実施例2では、比較例1で発生していたミストの影響によるウォーターマークの密集や乱流の影響による薬液の飛散跡は認められなかった。これにより欠陥数は大幅に減少した。
以上で説明したように、本発明の枚葉式ウェーハ洗浄処理装置を用いてウェーハの下面を洗浄することで、乱流やミストの影響によるウェーハ下面の欠陥の個数を大幅に削減することができた。また、本発明の枚葉式ウェーハ洗浄処理装置を用いたウェーハの洗浄方法により、ウェーハ裏面のヘイズ荒れの発生も防ぐことができた。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態は、例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
11…テーブル部、 12…ノズルブロック、 13…下部ノズル、
14…保持機構(保持ピン)、 15…乱流防止カバー、 16…ウェーハ、
17…乱流防止カバー固定ねじ、 18…上部ノズル、 19…テーブル部固定ねじ、
20…開口部、 21…テーブル部の外周部端面、 22…保持ピン(可動)、
23…保持ピン(固定)、 25…乱流防止カバーの外周部端面、
26…ウェーハの外周部端面、 30…切り欠け、 35…乱流防止カバー、
41…テーブル部、 42…ノズルブロック、 43…下部ノズル、
44…保持機構(保持ピン)、 48…上部ノズル、
100…枚葉式ウェーハ洗浄処理装置、 200…枚葉式ウェーハ洗浄処理装置、
400…従来の枚葉式ウェーハ洗浄処理装置。

Claims (8)

  1. ウェーハを回転させながら該ウェーハを薬液によって洗浄処理する枚葉式のウェーハ洗浄処理装置であって、
    回転駆動し、上面の外周部が平坦なテーブル部と、
    該テーブル部に立設され、前記ウェーハを保持する保持機構と、
    該保持機構によって保持される前記ウェーハの下面側に配置され、前記薬液を前記ウェーハの下面に対して噴射するノズルを有し、前記ノズルの上面とノズルブロックの上面とが一致する、上面が平坦なノズルブロックと、
    前記保持されるウェーハと前記ノズルブロックの間に配置され、前記ノズルブロックのノズルが設けられた部分に対応して開口部が形成され、前記ノズルブロックと前記テーブル部との間隙を覆うように構成された平板状の乱流防止カバーを有し、
    前記乱流防止カバーの下面と前記ノズルブロックの上面との間隔が、0.5mm以上10mm以下であることを特徴とする枚葉式ウェーハ洗浄処理装置。
  2. 前記乱流防止カバーは、直径が180mm以上、前記テーブル部の直径以下のものであることを特徴とする請求項1に記載の枚葉式ウェーハ洗浄処理装置。
  3. 前記乱流防止カバーは、前記開口部の直径が30mm以上80mm以下のものであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の枚葉式ウェーハ洗浄処理装置。
  4. 前記乱流防止カバーの下面と前記テーブル部の上面との間隔が、0.5mm以上10mm以下であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の枚葉式ウェーハ洗浄処理装置。
  5. 前記乱流防止カバーは、前記ウェーハを保持する保持機構と接触しないように切り欠けを有するものであることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の枚葉式ウェーハ洗浄処理装置。
  6. 前記乱流防止カバーは、前記乱流防止カバー上面に凹凸が生じないように、前記乱流防止カバーの下面をねじにより前記テーブル部に固定する構造を有するものであることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の枚葉式ウェーハ洗浄処理装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の枚葉式ウェーハ洗浄処理装置を用い、
    前記ノズルから吐出する薬液の流速を3m/sec以下、かつ、流量を0.8L/min以上2.5L/min以下として前記ウェーハを洗浄することを特徴とするウェーハ洗浄方法。
  8. 前記ノズルから吐出される薬液の流速をV(m/sec)、薬液の流量をQ(L/min)、及び前記ノズルの管径をD(mm)としたときに、前記流速V、前記流量Q、及び前記管径Dの関係が、V=4Q/(0.06×π×D)の関係で表され、前記流速Vが3m/sec以下となるような範囲に流量Qと管径Dを定めることを特徴とする請求項7に記載のウェーハ洗浄方法。
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