JP6482083B2 - 無効電力補償装置 - Google Patents
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Description
なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
なお、本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して詳細な説明を適宜省略する。
図1は、本実施形態に係る自励式無効電力補償装置を例示するブロック図である。
図2は、図1の自励式無効電力補償装置のフリッカ判定部の動作を説明する図である。
図3は、図1の自励式無効電力補償装置の動作を説明するためのフローチャートの例である。
図1に示すように、本実施形態の自励式無効電力補償装置1は、電力変換部10と、制御回路20と、を備える。自励式無効電力補償装置1は、母線3を介して、電力系統2に連系されている。また、自励式無効電力補償装置1は、母線3に接続された系統電圧検出部31および母線3に接続されたフリッカ発生負荷4に流れる線電流を検出する電流検出部32に接続されている。系統電圧検出部31は、たとえば計器用変圧器であり、母線3の電圧を検出する。電流検出部32は、たとえば計器用変流器である。フリッカ発生負荷4は、たとえば製鋼用アーク炉、圧延機あるいは溶接機等のように、供給電力が急峻な変動を生じ、電圧フリッカを発生する装置や機器である。自励式無効電力補償装置1は、連系される電流検出部32によって検出されたフリッカ発生負荷4に流れる線電流および系統電圧検出部31によって検出されたフリッカ発生負荷4が接続されている母線3の電圧を自励式無効電力補償装置の制御回路20に入力し、これらにもとづいて無効電力を制御し、電圧フリッカの発生量を抑制する。
ΔV10B(n)=(ΔV10reg2/60)×n
本実施形態の自励式無効電力補償装置1は、電圧フリッカ値ΔV10(n)と、3つのしきい値ΔV10th,ΔV10A(n),ΔV10B(n)のそれぞれとを、電圧フリッカ値ΔV10(n)の検出周期nごとに比較して、制御部25に対して制御信号またはゲートブロック信号を電力変換部10に対して送出する指令を有するフリッカ判定部24を備えている。そのため、電圧フリッカ値ΔV10(n)の大きさが大きいときに無効電力補償動作をさせて、電圧フリッカ値ΔV10の大きさが小さいときに無効電力補償動作停止させることができる。電圧フリッカ値ΔV10(n)が小さいときに、電力変換部10を停止させることができるので、自励式無効電力補償装置1は、電圧フリッカ値ΔV10を規定値に抑えつつ、消費電力を低減させることが可能になる。
図4は、本実施形態に係る自励式無効電力補償装置を例示するブロック図である。
図5は、図4の自励式無効電力補償装置のフリッカ推定部およびフリッカ判定部の動作を説明する図である。
図6は、図4の自励式無効電力補償装置の動作を説明するためのフローチャートの例である。
第1の実施形態の自励式無効電力補償装置1では、電圧フリッカ値ΔV10の検出周期nごとに、電圧フリッカ値ΔV10(n)と、各しきい値とを比較して、電力変換部10の動作または停止を決定する。本実施形態の自励式無効電力補償装置1aでは、必ずしも検出周期nごとに電圧フリッカ値ΔV10(n)と複数のしきい値との比較を行わない。自励式無効電力補償装置1aでは、所定の区間の電圧フリッカ値ΔV10(n)のデータを取得し、取得されたデータにもとづいて未来の電圧フリッカ値ΔV10(n+m)を予測して、その予測値としきい値とを比較する。電圧フリッカの積分値は、時間に対してほぼ線形に増大するので、複数の電圧フリッカ値を実際に検出して、この複数の電圧フリッカ値にもとづいて線形の推定式を算出する。算出された線形推定式を用いて未来の電圧フリッカ値を求めて、しきい値との比較を行う。
ここで、Sは、検出周期nに対する電圧フリッカ値の増分の割合である。bは、時間n=0のときの電圧フリッカ値に相当する。
この例では、i=1〜6の自然数、j=1〜10の自然数である。
上述のように、本実施形態の自励式無効電力補償装置1aでは、フリッカ推定部28を有している。そのため、適切に係数しきい値Sthを設定し、推定区間Dnに含まれる各電圧フリッカ値ΔV10(n)にもとづいて、未来の電圧フリッカ値ΔV10(n+m)を推定することができる。自励式無効電力補償装置1aでは、推定された未来の電圧フリッカ値ΔV10(n+m)と、しきい値ΔV10th’との大小関係の比較を行うことによって、全検出期間中における早期の期間において、電力変換部10の動作を停止させる条件を広く設定することができる。そのため、より電力変換部10の運転ロスを低減して省エネルギ効果を向上させることが可能になる。
Claims (1)
- 電力系統に連系して無効電力を供給する電力変換部と、
電圧フリッカ値を検出する周期である第1周期での第1電圧フリッカ値と、前記第1周期よりも後の第2周期までに前記第1電圧フリッカ値に積算された第2電圧フリッカ値と、を検出するフリッカ検出部と、
複数のしきい値を有し、前記複数のしきい値のそれぞれと前記第1電圧フリッカ値とにもとづいて前記第1周期における第1信号を生成し、前記複数のしきい値のそれぞれと前記第2電圧フリッカ値とにもとづいて前記第2周期における第2信号を生成するフリッカ判定部と、
前記第1信号および前記第2信号にもとづいて前記電力変換部を動作または停止させる制御部と、
を備え、
前記複数のしきい値は、第1しきい値と、第2しきい値と、を含み、
前記第1しきい値は、前記第1周期から前記第2周期にわたって同一の値をとり、
前記第2しきい値は、時間に対して単調に増加し、前記第1周期から前記第2周期にわたって前記第1しきい値よりも小さい値をとり、
前記フリッカ判定部は、
前記第1電圧フリッカ値が前記第1しきい値以上のときには、前記制御部が前記第1信号にもとづいて前記電力変換部を動作させ、
前記第1電圧フリッカ値が前記第2しきい値よりも小さいときには、前記制御部が前記第1信号にもとづいて前記電力変換部を停止させ、
前記第1電圧フリッカ値が前記第1しきい値よりも小さく、前記第2しきい値以上のときには、前記第1周期の直前の前記電力変換部の状態を維持し、
前記第2電圧フリッカ値が前記第1しきい値以上のときには、前記制御部が前記第2信号にもとづいて前記電力変換部を動作させ、
前記第2電圧フリッカ値が前記第2しきい値よりも小さいときには、前記制御部が前記第2信号にもとづいて前記電力変換部を停止させ、
前記第2電圧フリッカ値が前記第1しきい値よりも小さく、前記第2しきい値以上のときには、前記第2周期の直前の前記電力変換部の状態を維持し、
前記複数のしきい値は、第3しきい値をさらに含み、
前記第3しきい値は、時間に対して単調に増加し、前記第1周期から前記第2周期にわたって前記第2しきい値よりも大きい値をとり、前記第1周期において前記第1しきい値よりも小さく、前記第2周期において前記第1しきい値よりも大きい値をとり、
前記フリッカ判定部は、
前記第1電圧フリッカ値が前記第1しきい値よりも小さくかつ前記第3しきい値以上のときには、前記制御部が前記第1信号にもとづいて前記電力変換部を動作させ、
前記第1電圧フリッカ値が前記第3しきい値よりも小さくかつ前記第2しきい値以上のときには、前期制御部が前記第1周期の直前の前記電力変換部の状態を維持し、
前記第2電圧フリッカ値が前記第1しきい値よりも大きく、前記第3しきい値よりも小さいときには、前記制御部が前記第2信号にもとづいて前記電力変換部を動作させ、
前記第2電圧フリッカ値が前記第1しきい値よりも小さく、前記第2しきい値以上のときには、前記制御部が前記第2周期の直前の前記電力変換部の状態を維持する無効電力補償装置。
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