JP6480037B1 - プラットホームドア装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】プラットホームにおける停止位置や乗降位置が異なる車両の入線に対応しながら、待避スペースへの移動の妨げになることを回避する。
【解決手段】待避スペースSを介して路面4の上方に床部31を有するプラットホーム3において、路面4上に停止した車両2の乗降口21に対応する位置に設けられたプラットホームドア装置1は、床部31の縁部32に沿って配置された昇降式のドア10と、床部31の下方に配置され、ドア10の幅方向両側で該ドア10の昇降をガイドする一対の第1ガイド部G1と、ドア10の上部に一端が連結された一対のジップチェーン141でドア10を閉位置から開位置まで昇降させるジップチェーン機構140と、開位置で待避スペースSを車両2側に開放させる開口Oを路面4との間に形成する開口形成部O1、O2と、床部31の下方で開口Oよりも上側にジップチェーン機構140の支持部115aとを備えている。
【選択図】図6

Description

本発明は、プラットホームにおいて、鉄道車両等の旅客輸送機器の乗降口に対応した位置に設けられるプラットホームドア装置に関する。
近年、鉄道の駅構内のプラットホームから線路への転落あるいは走行する鉄道車両(以下、単に「車両」ともいう)への接触などの危険から乗客等の利用者を防護するために、プラットホームドア装置が広く普及している。プラットホームドア装置としては、プラットホームから天井までを完全に覆うフルスクリーンタイプと、腰高以下の高さを有する可動式ホーム柵が知られている。後者のプラットホームドア装置としては、横開き式のもの、および、昇降式のものが知られている。
横開き式のプラットホームドア装置は、通例、スライド開閉される1枚または2枚のドアと、該ドアを格納する戸袋部とを備えている。この種の横開き式ドア装置がプラットホーム上に設置される場合、戸袋部が設置される位置では乗降ができなくなる。そのため、この種のドア装置では、戸袋部の設置位置に乗降口が位置するような車両に対応することができない。
昇降式のプラットホームドア装置としては、ドアおよびロープ等の昇降体を乗降時に上昇させるもの、並びに、乗降時にプラットホームの下方に下降させるものが知られている。前者の場合、昇降体の昇降をガイドするガイド部がプラットホーム上に設置され、後者の場合、ガイド部は、プラットホームの下方に設置されることになる。なお、後者の構成は、例えば特許文献1に開示されている。
いずれにしても、昇降式の場合、プラットホーム上に幅の大きな戸袋部を設置する必要がないため、横開き式に比べて、乗降スペースを広く確保できる。そのため、乗降口の位置が異なる種々の車両に対応しやすい利点がある。特に、プラットホームの下方にガイド部が設置される場合には、ドアの開放時において、プラットホーム上に通行の妨げになり得るものが配置されない利点がある。
特開2009−51269号公報
ところで、鉄道車両用のプラットホームの下方には、通例、線路に転落した人が車両に接触しないように待避するための緊急用の待避スペースが設けられている。
しかしながら、特許文献1のような昇降式ドア装置では、開放状態において、プラットホームと同程度の高さを有するドアがプラットホームの下方に格納されるため、線路から待避スペースへの移動の妨げになってしまう課題がある。
同様の問題は、モノレールおよびロープウェーなど、鉄道以外の旅客輸送機器の乗降に用いられるプラットホームに、この種のプラットホームドア装置が設置される場合にも生じ得る。
そこで、本発明は、鉄道車両等の旅客輸送機器の乗降口に対応して設置されるプラットホームドア装置において、プラットホームにおける停止位置や乗降位置が異なる車両の入線に対応しながら、待避スペースへの移動の妨げになることを回避することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明に係るプラットホームドア装置は次のように構成したことを特徴とする。
まず、請求項1に記載の発明は、
待避スペースを介して路面の上方に配置された床部を有するプラットホームにおいて、前記路面上に停止した旅客輸送機器の乗降口に対応する位置に設けられるプラットホームドア装置であって、
前記床部の縁部に沿って配置された昇降式のドアと、
前記路面と前記床部の上面との間に配置され、前記ドアの幅方向両側から該ドアの昇降をガイドする一対の第1ガイド部と、
前記ドアの上部に一端が連結された一対のジップチェーンを前記一端側から順に相互に係合させて剛直化させながら前記一端を上昇させることで、前記ドアを前記床部の上面よりも上方に突出した所定の閉位置まで上昇させる上昇動作、および、前記一対のジップチェーンの係合を他端側から順に解除させながら前記一端を下降させることで、前記ドアを前記床部の上面以下に収容される所定の開位置まで下降させる下降動作を行うジップチェーン機構と
記路面と前記床部の上面との間に配置され、前記ジップチェーン機構を支持する支持部と、を備え、
前記ドアは、前記一対のジップチェーンの前記一端が連結され、前記開位置と前記閉位置との間で昇降される第1ドア体と、該第1ドア体が前記開位置に位置するときに該第1ドア体とともに前記床部の上面以下に収容される第2ドア体と、前記第1ドア体が前記開位置と前記閉位置との中間位置から前記閉位置までの所定高さ領域に位置するときのみ、前記第1ドア体および前記第2ドア体をともに昇降するように互いに係合させる係合機構と、を備え、
前記第1ドア体および前記第2ドア体のそれぞれの下部に、前記開位置において前記待避スペースを前記旅客輸送機器側に開放させる待避用の開口となる開口形成部が設けられていることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載の発明において、
前記第1ドア体および前記第2ドア体のそれぞれは、上下方向に延びる一対の縦フレームと、該一対の縦フレームの下端よりも上側において該一対の縦フレーム間を繋ぐパネル部とを備え、
前記第1ドア体および前記第2ドア体のそれぞれにおいて、前記開口形成部は、前記パネル部の下縁部と、前記一対の縦フレームの幅方向内側の側面における前記パネル部よりも下側部分とを有することを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、前記請求項1または請求項2に記載の発明において、
前記第2ドア体に対する前記第1ドア体の上下方向の相対移動をガイドする第2ガイド部をさらに備え、
前記第2ガイド部は、前記第1ドア体または、前記第2ドア体のうち一方のドア体に上下方向に延びるように設けられたレールと、該レール上を転動可能なように他方のドア体に取り付けられた転動体とを備え、
前記係合機構は、前記転動体と、前記第1ドア体が前記所定高さ領域に位置するときに前記転動体に係合されるように前記一方のドア体に設けられた被係合部とを備えていることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、前記請求項1から前記請求項3のうちいずれか1項に記載の発明において、
前記開位置における前記ドアを上方から被覆しかつ前記閉位置における前記第2ドア体の前記開口形成部と前記床部の上面との間に生じる開口部の少なくとも一部を反旅客輸送機器側から塞ぐリッド部をさらに備えていることを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、前記請求項2に記載の発明において、
前記第1ドア体および前記第2ドア体のそれぞれにおいて、前記パネル部は、前記縦フレームの長さ方向中央部よりも上側に配置されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、ドアが昇降式であることにより、横開き式とは異なり、プラットホーム上に戸袋部を設ける必要がない。また、ドアを昇降させるジップチェーン機構と、ドアの昇降をガイドする一対の第1ガイド部とが路面と床部の上面との間に配置されていることにより、閉鎖状態のドア以外には、プラットホーム上に突出するものがない。
これにより、プラットホーム上での通行スペースの拡大を図ることができるとともに、旅客輸送機器の乗降口の位置が本発明に係る装置のドアからずれている場合に、第1ガイド部およびジップチェーン機構が乗降の妨げになることを防止できる。また、ドアの側方に戸袋部を設ける必要がないことから、本発明に係る装置をドアの幅方向に並べて設置する場合、隣接するドア同士を近接して配置しやすい。そのため、プラットホームドア装置のレイアウト自由度が向上し、乗降位置が異なる種々の旅客輸送機器に対応した位置に設置しやすい。
さらに、ドアを昇降させるジップチェーン機構では、ドアを閉位置まで上昇させた状態において、一対のジップチェーンの大部分が相互に係合され、ドアを開位置まで下降させた状態において、一対のジップチェーンの大部分の係合が解除されることになる。係合解除されたジップチェーンは、任意に曲げたり巻いたりした状態で収容できるため、ドアが開位置まで下降された状態では、一対のジップチェーンを上下方向にコンパクトに収容できる。
また、ドアの下部に開口形成部が設けられていることにより、開位置のドアにおける開口形成部と路面との間に、待避スペースを旅客輸送機器側に開放させる待避用の開口を形成することができる。このとき、ジップチェーン機構は、開口部より上方かつ床部の上面以下の位置に配置されているので、路面に落下した人の待避スペースへの移動がドアおよびジップチェーン機構によって妨げられることが回避される。
また、ドアを構成する第1ドア体および第2ドア体のうち、第1ドア体のみが、ジップチェーン機構によって直接昇降され、第2ドア体は、第1ドア体が開位置と閉位置との中間位置から閉位置までの所定高さ領域に位置するときのみ、係合機構を介して第1ドア体とともに昇降される。このように、1つのジップチェーン機構によって2つのドア体を連動して昇降させることで、装置の構造の簡素化およびコンパクト化を図ることができる。
また、ドアを閉じた状態において、ドアが開いた状態に比べて、第2ドア体に対する第1ドア体の相対高さが増大されることで、ドア全体の高さを確保しやすい。一方、ドアを開いた状態では、第1ドア体および第2ドア体の両方をプラットホームの下方において上下方向にコンパクトに収容できることから、ドアの下部において、待避スペースへの待避用の開口を上下方向に広く確保することが可能になる。
請求項3に記載の発明によれば、第1ドア体の第2ドア体に対する相対移動は、前記第1ドア体または、前記第2ドア体のうち一方のドア体に上下方向に延びるように設けられたレールと、該レール上を転動可能なように他方のドア体に取り付けられた転動体とを備えた第2ガイド部によってガイドされる。
また、この転動体は、第1ドア体が所定高さ領域に位置するときに一方のドア体に設けられた被係合部と係合されることで、請求項1に記載の係合機構を形成している。このように、第2ガイド部の転動体を利用して係合機構が構成されているため、構造の簡素化、省スペース化およびコストの増加を抑制することができる。
請求項4に記載の発明によれば、開位置におけるドアを上方から被覆するリッド部を備えているので、乗降の際にプラットホームと車両の乗降口との間を塞ぐステップとして機能するとともに、開位置に収納されたドアの保護を図ることができる。また、リッド部は、閉位置におけるドアの開口形成部と床部の上面との間に生じる開口部の少なくとも一部を反旅客輸送機器側から塞ぐので、当該開口部を通したプラットホームから路面への乗客ないし物品の転落を防止することができる。
請求項5に記載の発明によれば、パネル部は、縦フレームの長さ方向中央部よりも上側に配置されているので、開口形成部の高さを高く確保することができ、開位置におけるドアが、乗客の待避スペースへの移動の妨げになることを回避できる。
本発明に係るプラットホームドア装置の(a)開状態および(b)閉状態を示す側面図である。 本発明の実施形態におけるプラットホームドア装置の平面図である。 本発明の実施形態におけるプラットホームドア装置の分解斜視図である。 図1(a)におけるA−A断面図である。 図4におけるB−B断面図である。 図5におけるC矢視図である。 本発明の実施形態におけるプラットホームドア装置の(a)動作中の状態および(b)閉状態を示す図5と同様の断面図である。 図7(b)におけるD矢視図である。
以下、本発明の実施形態に係るプラットホームドア装置の詳細を説明する。
図1(a)、(b)は、本実施形態に係るプラットホームドア装置1を示す側面図である。プラットホームドア装置1は、図1(a)に示す開位置P1と図1(b)に示す閉位置P2との間で昇降される昇降式のドア10を備えている。また、図2は、ドア10が開位置P1に位置する開状態おけるプラットホームドア装置1の平面図である。
図1および図2に示すように、本実施形態に係るプラットホームドア装置1は、鉄道車両2(以下、単に「車両2」ともいう)の乗降口21に対応した位置に設けられるものであって、プラットホーム3の床部31の縁部32に沿って並設されている。プラットホーム3の床部31の下方には、車両2側に開放した待避スペースSが設けられている。これにより、路面としてのレール敷設面4に落下した乗客が待避スペースSに待避可能になっている。
図1(a)および図2に示すように、ドア10が開いた状態において、開位置P1に位置するドア10は、床部31の上面33以下に格納されている。一方、図1(b)に示すように、ドア10が閉じた状態において、閉位置P2に位置するドア10は、床部31の上面33よりも所定高さまで突出する状態となっている。
図1および図2に示すように、プラットホームドア装置1およびドア10の幅方向(左右方向)、車両2の前後方向(進行方向、入線方向)、および、プラットホーム3の長さ方向は、互いに略平行な関係にあり、これらの方向は、図1〜図8の各図面において符号Xで示されている。プラットホームドア装置1およびドア10の厚さ方向(奥行き方向)、車両2の幅方向(左右方向)、および、プラットホーム3の幅方向(短手方向)は、互いに略平行な関係にあり、これらの方向は、各図面において符号Yで示されている。プラットホームドア装置1、ドア10、車両2、および、プラットホーム3の各高さ方向は、上下方向(鉛直方向)に略平行であり、これらの方向は、各図面において符号Zで示されている。
図3に示す分解斜視図を参照しながら、プラットホームドア装置1の構成を説明する。
プラットホームドア装置1は、ドア10を支持する支持体としてのベースフレーム110、ドア10を構成する第1ドア体120および第2ドア体130、並びに、第1および第2ドア体120、130を昇降させる昇降機構としてのジップチェーン機構140(図5、図6参照)を備えている。
ベースフレーム110は、上下方向Zに延びる一対の縦フレーム111、111と、幅方向Xに延びて一対の縦フレーム111、111間を繋ぐ第1、第2、第3、第4フレーム112、113、114、115を備えている。
各縦フレーム111、111は、例えば、幅方向X内側に開放した断面U字状とされている。第1横フレーム112は、例えば、断面L字状とされ、縦フレーム111、111の上端部における車両2側の側壁部111a、111aに接合されている。第2横フレーム113は、例えば、断面L字状とされ、縦フレーム111、111の上端部における反車両2側(以下、「プラットホーム3側」ともいう)の側壁部111b、111bに接合されている。第3横フレーム114は、例えば、上下方向Z上側に開放した断面U字状とされ、縦フレーム111、111の下端に接合されている。第4フレーム115は、例えば断面ロ字状とされ、縦フレーム111、111の上下方向Zにおける中央よりも上方で、車両2側の側壁部111a、111aに接合されている。なお、本実施形態において、ベースフレーム110は、第3横フレーム114がレール敷設面4に図示しないボルト等で固定されているが、ベースフレーム110は、プラットホーム3の床部31の下方に吊り下げられていてもよい。
ベースフレーム110の第4横フレーム115における幅方向Xの中間部には、後述するジップチェーン機構140を支持するための支持部材115aが取り付けられている。支持部材115aは、例えば、平板状であり、ボルト115b…115b等で第4横フレーム115の例えば上面に固定されている。
ベースフレーム110の縦フレーム111、111の車両2側の側壁部111a、111aの内側面111c、111cには、第1ガイド部G1を構成する上下方向Zに延びるレール116a、116aが設けられている。ベースフレーム110の縦フレーム111、111のプラットホーム3側の側壁部111b、111bの内側面111d、111dには、第1ガイド部G1を構成する上下方向Zに延びるレール116b、116bが設けられている。各レール116a、116bは、例えば丸棒状の部材であり、例えば、溶接によって縦フレーム111に接合されている。
ベースフレーム110の縦フレーム111、111の上部には、係合機構K1を構成する後述のプーリ137aに係合される被係合部117、117が設けられている。各被係合部117は、例えば、縦フレーム111における幅方向X外側の側壁部111e、111eから幅方向X内側に突出して設けられている。被係合部117としては、例えば、内部にねじ穴を有する筒状の金属ワッシャが用いられる。この場合、ワッシャ117は、例えばボルト等によって、縦フレーム111に固定される(図4参照)。
ベースフレーム110の第1横フレーム112および第2横フレーム113の上側には、ベースフレーム110を被覆する板状のリッド部118が設けられている。リッド部118は、ドア10の幅方向Xに長い長方形状の板材である。リッド部118の短手方向の一端部は、ベースフレーム110に固定される固定部118aとされ、短手方向の他端部は自由端118cとされている。リッド部118の固定部118aは、第2横フレーム113の上面113aに固定されている。固定部118aにおける自由端118c側の縁部には、ヒンジ部118bが設けられている。リッド部118の自由端118cは、第1横フレーム112の上面112aに載置可能となっている。
図1(a)に示すように、リッド部118は、開位置P1のドア10を上側から被覆する。図1(b)に示すようにドア10が上昇されると、リッド部118は、その自由端118c側がドア10によって持ち上げられるようにヒンジ部118b周りに回動する。したがって、リッド部118を開放するための駆動装置を必要としない。また、図1(b)に示す閉位置P2において、リッド部118は、後述の開口部Qをドア10の厚さ方向Yにおけるプラットホーム3側から塞ぐ。
第1ドア体120は、上下方向Zに延びる一対の縦フレーム121、121と、幅方向Xに延びて一対の縦フレーム121、121間を繋ぐ笠木部材122および横フレーム123と、縦フレーム121、121と笠木部材122とを斜めに繋ぐ一対の斜めフレーム124、124とを備えている。また、第1ドア体120は、縦フレーム121、121間を繋ぐパネル部材125を更に備えている。
各縦フレーム121、121は、例えば、ドア10の厚さ方向Yに長い扁平な断面ロ字状とされている。笠木部材122は、例えば、断面略三角状とされ、その両端部において縦フレーム121、121の上端に接合されている。横フレーム123は、例えば、厚さ方向Yにおいて車両2側に開放された断面U字状とされ、縦フレーム121、121の上下方向Zにおける中央よりも上方に接合されている。各斜めフレーム124の上端部は、笠木部材122の下面における幅方向Xの中央部と端部との間の部分に接合されている。各斜めフレーム124の下端部は、縦フレーム121の内側の側面における横フレーム123よりも上側部分に接合されている。
第1ドア体120の横フレーム123のプラットホーム3側の側面123aと、2つの斜めフレーム124、124のプラットホーム3側の側面124a、124aと、縦フレーム121、121のプラットホーム3側の側面121aとは、厚さ方向Yの位置が一致している。
パネル部材125は、例えば透明の樹脂からなる板材である。パネル部材125の幅方向Xの両端部は、縦フレーム121、121に接合されている。パネル部材125の上端部は笠木部材122に接合され、パネル部材125の下端部は、横フレーム123に接合されている。これにより、一対の縦フレーム121、121、笠木部材122、および横フレーム123間に形成される長方形状の開口部が、パネル部材125によってプラットホーム3側から塞がれている。
パネル部材125の下縁部125aと横フレーム123の下端123bとは上下方向Zの略同じ位置に配置されている。第1ドア体120の下部には、パネル部材125の下縁部125aおよび横フレーム123の下端123bと、一対の縦フレーム121、121における幅方向X内側の側面121b、121bとからなる開口形成部O1が設けられている。
第1ドア体120の縦フレーム121、121の幅方向Xにおける外側の側面121c、121cには、第2ガイド部G2を構成する転動体としての4つのプーリ126a、126b、126d、126eが、ボルト127…127等によって締結されてそれぞれ配置されている。なお、以下では、縦フレーム121の幅方向Xにおける外側の側面121c、121cのうち、一方側の側面121cに配置されるプーリ126a、126b、126d、126eについてのみ説明および図示するが、他方側の側面121cに配置されるプーリ126a、126b、126d、126eについても同様の構成である。
第1プーリ126aは、ドア10の厚さ方向Yにおいて縦フレーム121の中央からプラットホーム3側にオフセットしかつ上下方向Zにおいて横フレーム123よりも下側に配置されている。第2プーリ126bは、厚さ方向Yにおいて縦フレーム121の中央からプラットホーム3側にオフセットして配置されている。第2プーリ126bの下端は、上下方向Zにおいて縦フレーム121の下端121dと略同じ高さに配置されている。なお、厚さ方向Yにおいて、第1および第2プーリ126a、126bの溝部126c、126cは、縦フレーム121のプラットホーム3側の側面121aよりもプラットホーム3側に突出するように設けられている(図4参照)。
第3プーリ126dは、厚さ方向Yにおいて縦フレーム121の中央から車両2側にオフセットして配置され、上下方向Zにおいて第1プーリ126aよりも下方にオフセットした位置に配置されている。第4プーリ126eは、厚さ方向Yにおいて縦フレーム121の車両2側にオフセットしては位置され、上下方向Zにおいて第2プーリ126bよりも上方にオフセットした位置に配置されている。なお、厚さ方向Yにおいて、第3および第4プーリ126d、126eの溝部126f、126fは、縦フレーム121の車両2側の側面121eよりも車両2側に突出するように設けられている(図4参照)。
第2ドア体130は、上下方向Zに延びる一対の縦フレーム131、131と、幅方向Xに延びて一対の縦フレーム131、131間を繋ぐ第1、第2、第3横フレーム132、133、134と、縦フレーム131、131間を繋ぐとともに第1横フレーム132と第3横フレーム134との間に配置される例えば透明の樹脂材で形成されるパネル部材135とを備えている。
各縦フレーム131、131は、例えば、幅方向X内側に開放した断面U字状とされている。第1横フレーム132は、例えば、板材で形成され、縦フレーム131、131の上端部に接合されている。第2横フレーム133、133は、例えば、上下方向Z上側に開放した断面U字状とされ、縦フレーム131、131の下端部に接合されている。第3横フレーム134は、例えば、板材で形成され、縦フレーム131、131の上下方向Zにおける中央よりも上方に接合されている。
第2ドア体130の第1横フレーム132のプラットホーム3側の側面132aと、第3横フレーム134のプラットホーム3側の側面134aと、一対の縦フレーム131、131のプラットホーム3側の側壁部131a、131aとは、厚さ方向Yの位置が一致している。パネル部材135は、その外周部において、縦フレーム131、131および第1および第3横フレーム132、134のプラットホーム3側の側壁部131a、132a、134aに接合されている。これにより、一対の縦フレーム131、131、第1横フレーム132、および第3横フレーム134間に形成される長方形の開口部が、パネル部材135によってプラットホーム3側から塞がれている。
パネル部材135の下縁部135aと第3横フレーム134の下面134bとは上下方向Zの略同じ位置に配置されている。第2ドア体130の下部には、パネル部材135の下縁部135aおよび第3横フレーム134の下面134bと、一対の縦フレーム131、131の幅方向X内側縁部と、第2横フレーム133の上端133aとからなる開口形成部O2が設けられている。
第2ドア体130の縦フレーム131、131の車両2側の側壁部131b、131bの内側面131c、131cには、第2ガイド部G2を構成する上下方向Zに延びるレール136a、136aが設けられている。各レール136aは、例えば丸棒状の部材であり、例えば、溶接によって縦フレーム131に接合されている。第2ドア体130の縦フレーム131、131のプラットホーム3側の側壁部131a、131aの内側面131d、131dには、第2ガイド部G2を構成する上下方向Zに延びるレール136b、136bが溶接されている。
第2ドア体130の縦フレーム131、131の幅方向Xにおける外側の側壁部131e、131eには、第1ガイド部G1を構成する転動体としての4つのプーリ137a、137b、137d、137eが、ボルト138…138等によって締結されてそれぞれ配置されている。なお、以下では、縦フレーム131の幅方向Xにおける外側の側壁部131e、131eのうち、一方側の側面131eに配置されるプーリ137a、137b、137d、137eについてのみ説明および図示するが、他方側の側面131eのプーリ137a、137b、137d、137eについても同様の構成である。
第1プーリ137a、137aは、ドア10の厚さ方向Yにおいて縦フレーム131、131の中央よりもプラットホーム3側にオフセットしかつ上下方向Zにおいて第3横フレーム134よりも下側に配置されている。第2プーリ137b、137bは、厚さ方向Yにおいて縦フレーム131の中央よりもプラットホーム3側にオフセットして配置される。第2プーリ137b、137bの下端は、上下方向Zにおいて、縦フレーム131、131の下端131f、131fと略同じ高さに配置されている。なお、第1および第2プーリ137a、137a、137b、137bの溝部137c…137cは、厚さ方向Yにおいて、縦フレーム131、131のプラットホーム3側の側壁部131bよりもプラットホーム3側に突出するように設けられている(図4参照)。
第3プーリ137d、137dは、厚さ方向Yにおいて縦フレーム131、131の中央よりも車両2側にオフセットし、かつ、第1プーリ137aと上下方向Zで一致する位置に配置されている。第4プーリ137eは、厚さ方向Yにおいて縦フレーム131の中央よりも車両2側にオフセットして配置されている。第4プーリ137eの下端は、縦フレーム131、131の下端131f、131fおよび第2プーリ137bの下端と上下方向Zで一致する位置に配置されている。なお、第3および第4プーリ137d、137d、137e、137eの溝部137f…137fは、厚さ方向Yにおいて縦フレーム131、131の車両2側の側壁部131bから突出するように設けられている(図4参照)。
第2ドア体130の縦フレーム131、131の上部には、係合機構K2を構成する上述の第1ドア体120のプーリ126a、126aに係合される被係合部139、139が設けられている。各被係合部139は、例えば、縦フレーム131における幅方向X外側の側壁部131e、131eから幅方向X内側に突出して設けられている。被係合部139としては、例えば、内部にねじ穴を有する筒状の金属ワッシャが用いられる。この場合、ワッシャ139は、例えばボルトによって、縦フレーム131、131に固定される(図4参照)。
図4〜図6を参照しながら、第1ドア体120、第2ドア体130、ベースフレーム110の関係を説明する。
図4に示すように、第1ドア体120の第1および第2プーリの溝部126c、126cは、第2ドア体130のプラットホーム3側のレール136b、136bに嵌合するように配置されている。第1ドア体120の第3および第4プーリの溝部126f、126fは、第2ドア体130の車両2側のレール136a、136aに嵌合するように配置されている。
これにより、第1ドア体120のプーリ126a、126b、126d、126eが、第2ドア体130のレール136a、136a、136b、136b上を転動可能となっている。このように構成された第2ガイド部G2により、第2ドア体130に対する第1ドア体120の上下方向Zの相対移動がガイドされるようになっている。
また、第1ドア体120の第3プーリ126dと、第2ドア体130の被係合部139とは、平面視において幅方向Xでオーバーラップして配置されている。上下方向Zにおける第2ドア体130に対する第1ドア体120の相対高さが所定位置であるとき、第1ドア体120の第3プーリ126dと、第2ドア体130の被係合部139とが、互いに係合するようになっている。
第2ドア体130の第1および第2プーリの溝部137c、137cは、ベースフレーム110のプラットホーム3側のレール116a、116aに係合するように配置されており、第2ドア体130の第3および第4プーリの溝部137f、137fは、ベースフレーム110の車両2側のレール116b、116bに係合するように配置されている。
これにより、第2ドア体130のプーリ137a、137b、137d、137eが、ベースフレーム110のレール116a、116a、116b、116b上を転動可能となっている。このように構成された第1ガイド部G1により、ベースフレーム110に対する第2ドア体130の上下方向Zの相対移動がガイドされるようになっている。
また、第2ドア体130の第3プーリ137dと、ベースフレーム110の被係合部117とは、平面視において幅方向Xでオーバーラップして配置されている。上下方向Zにおけるベースフレーム110に対する第2ドア体130の相対高さが所定位置であるとき、第2ドア体130の第3プーリ137dと、ベースフレーム110の被係合部117とが、互いに係合するようになっている。
なお、ベースフレーム110のレール116a、116a、116b、116bのうち、例えば、車両2側のレール116b、116bは、図4に示すように上下方向Zに延びる板材に溶接されるとともに、この板材を縦フレーム111、111の車両2側の側壁部111a、111aの内側面111c、111cにボルト等で締結するようにしてもよい。これにより、ベースフレーム110に第2ドア体130を組み付ける際に、レール116b、116bが接合された板材を最後に組み付けることで、第2ドア体130のプーリ137d、137eの溝部137f…137fとレール116b、116bとを精度良く嵌合させることができる。
また、第2ドア体130のレール136a、136a136b、136bのうち、例えば、車両2側のレール136b、136bも同様に、図4に示すように上下方向Zに延びる板材に溶接されるとともに、この板材を縦フレームの車両2側の側壁部131b、131bの内側面131c、131cにボルト等で締結するようにしてもよい。これにより、第2ドア体130に第1ドア体120を組み付ける際に、レール136b、136bが接合された板材を最後に組み付けることで、第1ドア体120のプーリ126d、126eの溝部126f…126fとレール137b、137bとを精度良く嵌合させることができる。
図5および図6に示すように、第1ドア体120の厚さ方向Yの寸法W1は、第2ドア体130の厚さ方向Yの寸法W2よりも短く、第1ドア体120の幅方向Xの寸法L1は、第2ドア体130の幅方向Xの寸法L2よりも短くされている。
第2ドア体130の厚さ方向Yの寸法W2は、ベースフレーム110の厚さ方向Yの寸法W3よりも短く、第2ドア体130の幅方向Xの寸法L2は、ベースフレーム110の幅方向Xの寸法L3よりも短くされている。
したがって、開位置P1において、第1ドア体120は、第2ドア体130の内側に収納され、第1ドア体120および第2ドア体130は、ベースフレーム110の内側に収納されるようになっている。なお、第1ドア体120の笠木部材122は、第2ドア体130の上縁から突出した状態で収納されている。
また、開位置P1において、第1ドア体120の開口形成部O1の上縁部を構成する横フレーム123の下端123bおよびパネル部材125の下縁と、第2ドア体130の開口形成部O2の上部を構成する第3横フレーム134の下端134bおよびパネル部材135の下縁とは、上下方向Zにおいて一致する位置に設けられている。

開位置P1において、第1ドア体120の開口形成部O1の下端を構成する縦フレーム121、121の下端に比べて、第2ドア体130の開口形成部O2の下端を構成する第2横フレーム133の上端133aは、上下方向Zの上側に配置されている。
第1ドア体120の開口形成部O1における幅方向X内側の縁部を構成する縦フレーム121の内側縁部は、第2ドア体130の開口形成部O2における幅方向X内側の縁部を構成する縦フレーム131の内側縁部よりも幅方向Xの内側に配置されている。
開位置P1において、第1ドア体120および第2ドア体130の開口形成部O1、O2とレール敷設面4との間には、待避スペースSを車両2側に開放させる待避用の開口Oが形成される。本実施形態において、待避用の開口Oは、ドア10の厚さ方向Yから見て、第1ドア体120の開口形成部O1と第2ドア体130の開口形成部O2とがオーバーラップする領域である。
すなわち、待避用の開口Oは、第1ドア体120の一対の縦フレーム121、121の幅方向X内側の縁部と、第1ドア体120の横フレーム123の下端123bおよびパネル部材125の下縁、並びに第2ドア体130の第3横フレーム134の下端134bおよびパネル部材135の下縁と、第2ドア体130の第2横フレーム133の上端133aとの間に形成される。
このようにして、ドア10の開口形成部O1、O2とレール敷設面4との間に待避用の開口Oが形成されることで、待避用の開口Oを通して、待避スペースSと車両2用レール上の空間とが繋げられる。
なお、ベースフレーム110の第4横フレーム115は、第1ドア体120の横フレーム123の下端123bおよび第2ドア体130の第3横フレーム134の下端134bよりも上下方向Zで上方に位置するように設けられている。
図6に示すように、幅方向Xにおいて、ベースフレーム110の一対の縦フレーム111、111間の中間部には、ジップチェーン機構140が配置されている。
ジップチェーン機構140は、相互に噛み合い可能に設けられた一対のジップチェーン141、141と、ジップチェーン141、141が収納される収納部142と、例えば一方のジップチェーン141に係合するスプロケット143と、スプロケット143に駆動力を供給する駆動源としてのモータ144とによって構成されている(図5参照)。
収納部142は、例えばボルト(図示せず)によって、ベースフレーム110の支持部材115aに固定されている。これにより、ジップチェーン機構140は、ベースフレーム110に支持されている。収納部142は、上下方向Zに比べて幅方向Xに長い形状を有し、これにより、上下方向Zにコンパクトに構成されている。収納部142の幅方向X中央部は、ベースフレーム110の幅方向Xの略中央部には位置されている。
なお、図5に示すように、収納部142は、上下方向Zに比べて厚さ方向Yに短い形状を有し、幅方向Xから見て、収納部142全体がベースフレーム110の縦フレーム111、111とオーバーラップして配置されている。
図6に戻って、収納部142には、収納部142の幅方向Xの中央部から幅方向Xの外側にそれぞれ延びる一対のジップチェーン収納溝142a、142aが備えられている。各ジップチェーン収納溝142aの先端部分(図示せず)は、ドア10の厚さ方向Yから見て、渦巻き状に曲がりながら延びるように設けられている。
また、収納部142の幅方向Xの中央分には、収納部142の上端から下方に向かって上下方向Zに延びるジップチェーン誘導溝142bが設けられている。ジップチェーン誘導溝142bの下端部は、一対のジップチェーン収納溝142a、142aの各端部に連通している。
各ジップチェーン141は、一端側において第1ドア体120に連結され、他端側において収納部142に収容されている。一対のジップチェーン141、141は、これらの一端側において常時部分的に噛み合っている。なお、後述のように、一対のジップチェーン141、141の噛み合い量は、スプロケット143の回転に応じて増減される。一対のジップチェーン141、141は、周知の通り、噛み合い部分において、剛直化された状態の剛体を構成する。
一対のジップチェーン141、141の噛み合い部分は、第1ドア体120との連結具から下側に向かって上下方向Zに延びるように配置される。一対のジップチェーン141、141の噛み合い部分の下端側部分は、ジップチェーン誘導溝142b内に配置されている。これにより、一対のジップチェーン141、141の噛み合い部分の上下方向Zの移動が、ジップチェーン誘導溝142bによってガイドされる。
一対のジップチェーン141、141は、噛み合い部分の下端部から幅方向Xの両側に延びるように分岐した非噛み合い部分を有する。各ジップチェーン141の非噛み合い部分は、ジップチェーン収納溝142a、142aに収容されている。これにより、ジップチェーン141、141は、非噛み合い部分において、幅方向Xに広がりながら渦巻き状に収納され、これにより、ジップチェーン141、141全体が、収納部142において、上下方向Zにコンパクトに収納され得るようになっている。
モータ144によってスプロケット143が回転駆動されると、該スプロケット143に係合されたジップチェーン141は、ジップチェーン収納溝142aからジップチェーン誘導溝142bに向かって引き出されたり、逆方向に引き込まれたりする。スプロケット143の回転によって一方のジップチェーン141が引き出し方向に駆動されると、これに連動して、他方のジップチェーン141も引き出し方向に移動し、一対のジップチェーン収納溝142a、142aから引き出された部分同士が、ジップチェーン誘導溝142bの下端部において噛み合わされる。このとき、一対のジップチェーン141、141の噛み合い部分は、噛み合い量を増大させながら、上端位置が上昇される。
逆に、スプロケット143の回転によって一方のジップチェーン141がジップチェーン誘導溝142bからジップチェーン収納溝142aに向かって引き込まれる方向に駆動されると、これに連動して、他方のジップチェーン141も引き込み方向に移動する。このとき、一対のジップチェーン141、141の噛み合い部分は、その下端部での係合が解除されることで噛み合い量を減少させながら、上端位置が下降される。
一対のジップチェーン141、141の上端部は、例えば板状の連結部材145を介して、第1ドア体120の上部に固定されている。連結部材145は、第1ドア体120の笠木部材122の下面に例えばボルト(図示せず)で締結されている。これにより、ジップチェーン141、141の上端が昇降されるようになっている。
次に、図5〜図8を用いて、本実施形態におけるプラットホームドア装置1の動作および作用を説明する。
図5に示すように、車両2が駅のプラットホーム3に入線後停車し、乗客が乗降するとき、プラットホームドア装置1のドア10が開かれる。ドア10の開放状態において、第1および第2ドア体120、130は、プラットホーム3の床部31の上面33以下に位置するとともに、ベースフレーム110の内部に収納されている(開位置P1)。これにより、乗降時において、プラットホーム3上に突出するものがなく、プラットホーム3上での通行スペースの拡大を図ることができるとともに、プラットホームドア装置1のドア10に対して車両2の乗降口21の位置がずれている場合においても、プラットホームドア装置1におけるガイド部G1、G2およびジップチェーン機構140等を含む各種構成要素が乗降の妨げになることを防止できる。
プラットホームドア装置1の開放状態において、リッド部118の自由端118cは、ベースフレーム110の第1横フレーム112の上面112aに配置された状態となっている。これにより、第1ドア体120および第2ドア体130は、リッド部118によって上側から覆われることで保護されている。このとき、プラットホーム3の床部31の上面33と、リッド部118の上面の高さが略一致するようになっている。これにより、リッド部118は、乗降の際にプラットホーム3と車両2の乗降口21との間を塞ぐステップとして機能する。
ドア10の開放状態において、プラットホームドア装置1の下端部では、ベースフレーム110の第3横フレーム114上に第2ドア体130の第2横フレーム133が重なって配置されており、第2ドア体130の第2横フレーム133の上に第1ドア体120の縦フレーム121、121の下端121d、121dが重なって配置されている。このとき、第2ドア体130の上縁部は、上下方向Zにおいて、第1ドア体120の笠木部材122の下端近傍に配置されている。これにより、第1ドア体120は、笠木部材122よりも下側の略全部分において、第2ドア体130と上下方向Zにオーバーラップして配置されている。
ドア10の開放状態において、プラットホームドア装置1の幅方向Xの両端部は、ベースフレーム110の縦フレーム111、111の内側に第2ドア体130の縦フレーム131、131が幅方向Xにおいて重なるように配置されており、第2ドア体130の縦フレーム131、131の内側に第1ドア体120の縦フレーム121、121が幅方向Xにおいて重なるように配置されている。
開放状態のドア10の下部には、上述のように待避用の開口Oが形成されている。そのため、万が一プラットホーム3からレール敷設面4に転落した人は、ドア10がプラットホーム3の下側に下降された状態であっても、該ドア10の開口Oを通して、スムーズに待避スペースSへ移動することができるようになっている。
また、開口Oの幅方向Xの両縁部は、第1ドア体120の一対の縦フレーム121、121で構成されている。第1ドア体120の縦フレーム121、121は、ベースフレーム110および第2ドア体130の縦フレーム111、131に対して幅方向Xにオーバーラップし配置されているので、開口部Oの幅を広く確保することができる。
そして、開口Oの下縁部は、第2ドア体130の第2横フレーム133で構成されている。第2横フレーム133は、ベースフレーム110の第3横フレーム114と上下方向Zにオーバーラップして配置されている。これにより、レール敷設面4からの第2横フレーム133の突出を低減することができ、第2横フレーム133が待避スペースSへの人の移動を妨害することが回避できる。
さらに、開口Oの上縁部を構成する第1、第2ドア体120、130のパネル部材125、135の下縁部は、上下方向Zにおいて、ベースフレーム110、第1ドア体120、および第2ドア体130の各フレーム111、121、131の高さ方向の中央よりも高く配置されている。これにより、待避用の開口Oは、上下方向Zにおいて、プラットホーム3の高さの半分以上の高さ領域に亘って形成されている。
以上のように、ドア10の開放状態において、待避用の開口Oは、幅方向Xおよび上下方向Zのいずれにおいても広く形成される。しかも、ドア10の昇降装置として採用されるジップチェーン機構140は、待避用の開口Oよりも上側において、上述のように上下方向にコンパクトに配置されている。そのため、ドア10の開放状態において、待避用の開口O内にジップチェーン機構140が突出して配置されることが回避されている。そのため、この開口Oを通した待避スペースSへの移動をスムーズに行うことができる。
乗客の乗降が終了すると、車両2の乗降口21が閉じられるとともに、図7および図8に示すように、プラットホームドア装置1のドア10は、閉位置P2へ上昇する。
このとき、ジップチェーン機構140のスプロケット143がモータ144によって回転させられて、一対のジップチェーン141、141が、ジップチェーン誘導溝142bにガイドされながら、かつ、上端側から順に相互に係合されて剛直化されながら頂部を上昇させる。
図7(a)に示すように、ジップチェーン141、141の頂部には、第1ドア体120の笠木部材122の下面が連結されているので、笠木部材122の下面が押し上げられ、第1ドア体120が上昇する。この段階では、第2ドア体130は第1ドア体120に係合されていないため、第2ドア体130は上昇することなく、第1ドア体120のみが上昇する。また、このとき、第1ドア体120は、笠木部材122の上面でリッド部118を押し上げて、自由端118c側をプラットホーム3側に変位させるように回動させながら上昇する。
さらに、このとき、上得術の一対の第2ガイド部G2によって、第2ドア体130に対する第1ドア体120の上下方向Zにおける相対移動がガイドされる。これにより、第1ドア体120のスムーズな上昇動作が実現される。
第1ドア体120が開位置P1と閉位置P2との間の所定の中間位置P3に達すると、図7(a)に示すように、第1ドア体120の第3プーリ126dが、第2ドア体130の被係合部139に係合され、第1ドア体120の第2ドア体130に対する相対移動が阻止される。
このように第1ドア体120と第2ドア体130が互いに係合された状態において、ジップチェーン機構140によって、さらに第1ドア体120を上昇させることにより、第1ドア体120の上昇とともに第2ドア体130が上昇する。
このとき、上述の一対の第1ガイド部G1によって、ベースフレーム110に対する第2ドア体130の相対移動がガイドされる。これにより、第2ドア体130のスムーズな上昇動作が実現される。
第1ドア体120および第2ドア体130が所定の閉位置P2に達すると、図7(b)に示すように、第2ドア体130の第1プーリ137aがベースフレーム110の被係合部117に係合され、第2ドア体130のベースフレーム110に対する相対移動が阻止される。これにより、所定高さを超えるドア10の上昇が確実に規制される。
本実施形態によれば、1つのジップチェーン機構140によってドア10を昇降することができるので、第1ドア体120および第2ドア体130それぞれに昇降装置を設ける必要がなく、昇降装置をコンパクトにすることができる。
ドア10が閉鎖状態となる閉位置P2では、開位置P1に比べて、第2ドア体130に対する第1ドア体120の相対高さが増大されている。そのため、ドア10全体の高さを所定の高さまで確保することができる。
ドア10が閉鎖状態となる閉位置P2では、第1ドア体120の上端は、プラットホーム3の床部31の上面33から所定の高さに配置されている。このとき、第1ドア体120の横フレーム123と、第2ドア体130の第1横フレーム132とが上下方向Zにおいて重なって配置される。
第1ドア体120において、横フレーム123と笠木部材122との間の部分はパネル部材125によって常に塞がれている。ドア10の閉鎖状態において、第1ドア体120における横フレーム123よりも下側部分は、第2ドア体130のパネル部材135によって塞がれている。
また、ドア10の閉鎖状態において、第2ドア体130の第3横フレーム134は、プラットホーム3の床部31の上面33よりも上方になる位置に配置される。したがって、第2ドア体130の第3横フレーム134の下面とプラットホーム3の床部31の上面33との間において、第2ドア体130の開口形成部O2の一部が突出し、車両2側とプラットホーム3側とを連通させる開口Qが生じる。
このとき、リッド部118の自由端118cは、ドア10に押し上げられることで、閉位置P2における第2ドア体130の第3横フレーム134の下面134bよりも上下方向Zにおいて上方に位置するようになっている。これにより、リッド部118によって、前述の第2ドア体130の開口形成部O2と、プラットホーム3の床部31の上面33との間に生じた開口Qをプラットホーム3側から塞ぐことができるので、乗客や物品が線路へ転落することを防止することができる。
また、閉鎖状態において、第2ドア体の第1〜第4プーリ137a、137b、137d、137eは、ベースフレーム110のレール116a、116a、116b、116bにガイドされた状態を維持している。これにより、ドア10を所定の高さまで上昇させながら、ドア10全体を安定して支持することができる。
閉位置P2に位置するドア10を下降させるときは、ジップチェーン機構140によって第1ドア体120を下降させればよい。このとき、第2ドア体130は、図7(a)に示す中間位置P3まで、第1ドア体120との係合状態を維持しながら、第1ドア体120とともに下降される。
これにより、第2ドア体130の下降が完了すると、第1ドア体120が単独で引き続き下降される。ここで、第1ドア体120の上縁部がリッド部118の自由端118cを通過するとき、リッド部118は、自由端118cを車両2側に変位させるように回動する。第1ドア体の下降が完了すると、図5に示す開状態となる。このとき、リッド部118によってドア10が上側から覆われた状態となる。
以上、上述の実施形態を上げて本発明を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではない。
例えば、上述の実施形態では、ドア10が2つのドア体で構成される例を説明したが、本発明において、ドアを構成するドア体の個数は、1つまたは3つ以上であってもよい。3つい上のドア体でドアが構成される場合も、全てのドア体間にガイド機構および係合機構Kが設けられることで、1つのジップチェーン機構によって全てのドア体を連動して昇降させることが可能である。
また、上述の実施形態では、第1ドア体と第2ドア体を契合させる係合機構として、ガイド部を構成する転動体を利用する例を説明したが、本発明において、係合機構の構成は、これに限定されるものでなく、種々の変更が可能である。
さらに、上述の実施形態では、1つのプラットホームドア装置1の構成を説明したが、複数のプラットホームドア装置1が幅方向Xに並べて設置されてもよい。この場合、ドア10を支持するベースフレーム110等の支持体の構成部品は、隣接するプラットホームドア装置1間で共用されてもよい。
また、上述の実施形態では、鉄道車両用のプラットホームに設置されるプラットホームドア装置について説明したが、本発明は、モノレールおよびロープウェーなど、鉄道以外の種々の交通機関用のプラットホームに設置されるプラットホームドア装置にも適用可能である。
以上のように、本発明によれば、プラットホームにおいて、鉄道車両等の旅客輸送機器の乗降口に対応した位置に設けられるプラットホームドア装置の製造産業分野において好適に利用される可能性がある。
1 プラットホームドア装置
2 鉄道車両(旅客輸送機器)
3 プラットホーム
4 レール敷設面(路面)
10 ドア
21 乗降口
31 床部
32 床部の縁部
33 床部の上面
121、121 縦フレーム(柱部)
121b、121b 縦フレームの幅方向X内側の側面(柱部の内側縁部)
125 パネル部材(パネル部)
125a パネル部材の下縁部(パネル部の下縁部)
115a 支持部材(支持部)
116a、116a、116b、116b レール
117 被係合部
118 リッド部
120 第1ドア体
123b 横フレームの下端(パネル部の下縁部)
126a、126b、126d、126e プーリ(転動体)
130 第2ドア体
135 パネル部材(パネル部)
135a パネル部材の下縁部(パネル部の下縁部)
136a、136a、136b、136b レール
137a、137b、137d、137e プーリ(転動体)
139 被係合部
140 ジップチェーン機構
141 ジップチェーン
G1 第1ガイド部
G2 第2ガイド部
K1、K2 係合機構
O 開口
O1、O2 開口形成部
P1 開位置
P2 閉位置
P3 中間位置
Q 開口部
S 待避スペース

Claims (5)

  1. 待避スペースを介して路面の上方に配置された床部を有するプラットホームにおいて、前記路面上に停止した旅客輸送機器の乗降口に対応する位置に設けられるプラットホームドア装置であって、
    前記床部の縁部に沿って配置された昇降式のドアと、
    前記路面と前記床部の上面との間に配置され、前記ドアの幅方向両側から該ドアの昇降をガイドする一対の第1ガイド部と、
    前記ドアの上部に一端が連結された一対のジップチェーンを前記一端側から順に相互に係合させて剛直化させながら前記一端を上昇させることで、前記ドアを前記床部の上面よりも上方に突出した所定の閉位置まで上昇させる上昇動作、および、前記一対のジップチェーンの係合を他端側から順に解除させながら前記一端を下降させることで、前記ドアを前記床部の上面以下に収容される所定の開位置まで下降させる下降動作を行うジップチェーン機構と
    記路面と前記床部の上面との間に配置され、前記ジップチェーン機構を支持する支持部と、を備え、
    前記ドアは、前記一対のジップチェーンの前記一端が連結され、前記開位置と前記閉位置との間で昇降される第1ドア体と、該第1ドア体が前記開位置に位置するときに該第1ドア体とともに前記床部の上面以下に収容される第2ドア体と、前記第1ドア体が前記開位置と前記閉位置との中間位置から前記閉位置までの所定高さ領域に位置するときのみ、前記第1ドア体および前記第2ドア体をともに昇降するように互いに係合させる係合機構と、を備え、
    前記第1ドア体および前記第2ドア体のそれぞれの下部に、前記開位置において前記待避スペースを前記旅客輸送機器側に開放させる待避用の開口となる開口形成部が設けられていることを特徴とするプラットホームドア装置。
  2. 前記第1ドア体および前記第2ドア体のそれぞれは、上下方向に延びる一対の縦フレームと、該一対の縦フレームの下端よりも上側において該一対の縦フレーム間を繋ぐパネル部とを備え、
    前記第1ドア体および前記第2ドア体のそれぞれにおいて、前記開口形成部は、前記パネル部の下縁部と、前記一対の縦フレームの幅方向内側の側面における前記パネル部よりも下側部分とを有することを特徴とする請求項1に記載のプラットホームドア装置。
  3. 前記第2ドア体に対する前記第1ドア体の上下方向の相対移動をガイドする第2ガイド部をさらに備え、
    前記第2ガイド部は、前記第1ドア体または、前記第2ドア体のうち一方のドア体に上下方向に延びるように設けられたレールと、該レール上を転動可能なように他方のドア体に取り付けられた転動体とを備え、
    前記係合機構は、前記転動体と、前記第1ドア体が前記所定高さ領域に位置するときに前記転動体に係合されるように前記一方のドア体に設けられた被係合部とを備えていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のプラットホームドア装置。
  4. 前記開位置における前記ドアを上方から被覆しかつ前記閉位置における前記第2ドア体の前記開口形成部と前記床部の上面との間に生じる開口部の少なくとも一部を反旅客輸送機器側から塞ぐリッド部をさらに備えていることを特徴とする請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載のプラットホームドア装置。
  5. 前記第1ドア体および前記第2ドア体のそれぞれにおいて、前記パネル部は、前記縦フレームの長さ方向中央部よりも上側に配置されていることを特徴とする請求項2に記載のプラットホームドア装置。
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