JP6479406B2 - 冷却装置および原子力設備 - Google Patents

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Description

本発明は、冷却媒体を冷却する冷却装置、および当該冷却装置が適用される原子力設備に関するものである。
従来、例えば、特許文献1に記載の冷却装置(エアフィンクーラ)は、潤滑油などの液体からなる冷却媒体を流すフィンチューブを有する熱交換器と、熱交換器に外気を通風する冷却ファンと、熱交換器に対向して配置され運転開始前にこれを加熱する電気ヒータとを備えることが示されている。この冷却装置は、小型で安価な小容量の電気ヒータを使用しつつ、熱交換器内の冷却媒体全体を効率よく加熱して速やかに運転を開始できるようにするため、電気ヒータを熱交換器の通風面積より小さく構成すると共に、電気ヒータを熱交換器に対向した状態で移動可能に設置することを特徴としている。
特開2006−145071号公報
上述した特許文献1に記載の冷却装置は、熱交換器に対向して配置され運転開始前にこれを加熱する電気ヒータを、熱交換器の通風面積より小さく構成し、かつ熱交換器に対向した状態で移動可能に設置するものであるが、電気ヒータを駆動するため電源、および電気ヒータを移動させるための電源が必要であり、熱交換器内の冷却媒体全体を運転開始前に加熱できたとしても消費電力が嵩む問題がある。
ところで、原子力設備では、使用済燃料が保管される使用済燃料ピットの冷却水を冷却するための使用済燃料ピット冷却器や、原子炉停止時に原子炉内の冷却水を冷却するための予熱除去冷却器などがある。これらの冷却器は、原子炉補機冷却水が循環され、この原子炉補機冷却水が、例えば、海水が供給される原子炉補機冷却水冷却器により冷却される。このような冷却系において、シビアアクシデント時に電源が喪失し、原子炉補機冷却水冷却器に海水を供給する海水ポンプに電源が供給されなくなった場合や、海水ポンプが故障した場合を想定し、確実に原子炉補機冷却水を冷却する補助冷却系が設けられている。
しかし、補助冷却系は、通常は運転しないものであり、かつ外気温度が0℃以下になる環境下では、運転開始前に伝熱管などの配管に水が張られていると、水の凍結により伝熱管などの配管が破壊するおそれがあることから、その対策を講じる必要がある。上述した特許文献1の冷却装置では、電気ヒータが設けられているが電気ヒータの消費電力が嵩むと共に、電気ヒータを移動させる機構の保守管理が必要になる。
本発明は上述した課題を解決するものであり、媒体を運転開始前に効率的に加熱することのできる冷却装置および原子力設備を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明の冷却装置は、第一媒体が循環される第一循環路と、前記第一循環路に介在されて前記第一媒体と外部から導入される冷却水とを非接触で熱交換させる主冷却部と、第二媒体が循環される第二循環路に設けられて前記第二媒体と外部の空気とを非接触で熱交換させる副冷却部と、前記第一循環路と前記第二循環路との間に介在されて前記第一媒体と前記第二媒体とを非接触で熱交換させる中間熱交換部と、を備えることを特徴とする。
この冷却装置によれば、通常時、主冷却部により、外部から導入される冷却水と、第一循環路に循環される第一媒体とを非接触で熱交換させて第一媒体を冷却する。また、主冷却部が機能できなくなった非常時では、中間熱交換部において、副冷却部で冷却される第二循環路の第二媒体と第一媒体とを非接触で熱交換させて第一媒体を冷却する。一方、通常時において、外気温度が0℃以下になる環境下では、中間熱交換器により、第二循環路の第二媒体と第一媒体とを非接触で熱交換させて第二媒体を加熱することで、非常時に運転開始される前の副冷却部に加熱した第二媒体が送られて凍結が防止される。このように、この冷却装置によれば、外気温度が0℃以下になる環境下において、非常時に第一媒体を冷却するための第二媒体を運転開始前に効率的に加熱することができ、第二媒体の凍結による副冷却部の破損を防ぐことができる。
また、本発明の冷却装置では、前記第二循環路を副冷却部の周囲に沿って配置することを特徴とする。
この冷却装置によれば、第二循環路は、凍結を防ぐために第一媒体により加熱された第二媒体が循環するため、当該第二循環路により、降雪時に副冷却部の周囲に積もる雪を溶かすことができ、除雪作業を容易化またはなくすことができる。
また、本発明の冷却装置では、前記第二循環路は、太陽熱を吸熱する吸熱部が設けられることを特徴とする。
この冷却装置によれば、吸熱部により電力消費なく第二媒体の加熱を助勢することができる。
また、本発明の冷却装置では、前記第二循環路は、ヒータが設けられることを特徴とする。
この冷却装置によれば、ヒータにより第二媒体の加熱を助勢することができる。
また、本発明の冷却装置では、前記ヒータに給電する太陽電池が設けられることを特徴とする。
この冷却装置によれば、ヒータによる電力消費を抑えることができる。
また、本発明の冷却装置では、前記太陽電池からの給電により作動する別のヒータと、前記別のヒータによる熱を蓄熱する蓄熱部と、前記第二循環路から迂回して循環する迂回循環回路に設けられて前記第二媒体と前記蓄熱部に蓄熱される熱との間で熱交換させる蓄熱熱交換部と、を備えることを特徴とする。
この冷却装置によれば、太陽電池に太陽光が照射されるときは、ヒータへの給電により第二循環路の第二媒体を加熱すると共に、別のヒータへの給電により蓄熱部を加熱する。一方、太陽電池に太陽光が照射されなくなったときは、ヒータおよび別のヒータへの給電が止まる。このとき、蓄熱熱交換部において第二循環路の第二媒体と蓄熱部に蓄熱された熱との間で熱交換させ、第二媒体を加熱することができる。
また、本発明の冷却装置では、前記中間熱交換部を迂回して前記第一循環路と前記第二循環路とを接続し、前記第一循環路の前記第一媒体を前記第二循環路に対して前記第二媒体として循環供給させる接続路と、前記接続路を開閉する接続路開閉弁と、を備えることを特徴とする。
この冷却装置によれば、外気温度が0℃以下になる環境下では、接続路開閉弁を閉作動させることで、中間熱交換部を介し、第一媒体を加熱源として第二循環路の第二媒体を加熱する。一方、非常時では、接続路開閉弁を開作動させることで、中間熱交換部を介さずに、しかも第一循環路の第一媒体を、第二循環路に対して第二媒体として循環供給させる。この結果、第一媒体が副冷却部により直接冷却されるため、第一媒体の冷却効率を向上することができる。
また、本発明の冷却装置では、前記第二循環路は、大流量循環ポンプと、前記大流量循環ポンプに対して並列接続された小流量循環ポンプと、が設けられることを特徴とする。
この冷却装置によれば、非常時は大流量循環ポンプにより第二循環路に循環する第二媒体補の流量を多くすることで第一媒体を効率的に冷却でき、外気温度が0℃以下になる環境下では小流量循環ポンプを用いて低電力で第二媒体を加熱することができる。
また、本発明の冷却装置では、前記第二循環路は、前記第二媒体の循環方向を一方向とする逆止弁が設けられることを特徴とする。
この冷却装置によれば、第二循環路に逆止弁を設けることで、外気温度が0℃以下になる環境下において、ヒータや吸熱部の加熱による自然対流を利用し、第二循環路での第二媒体の循環方向を一方向として第二媒体を効率的に加熱することができる。
上述の目的を達成するために、本発明の原子力設備は、上述したいずれか1つの冷却装置を有し、設備内の前記第一媒体が前記第一循環路に循環供給されることを特徴とする。
この原子力設備によれば、原子力設備のシビアアクシデント時に第一循環路の第一媒体を冷却するための第二媒体を、シビアアクシデント時ではない通常時における外気温度が0℃以下になる環境下において第一媒体の熱により加熱することで、第二媒体の凍結が防止される。このように、この原子力設備によれば、外気温度が0℃以下になる環境下において、シビアアクシデント時に第一媒体を冷却するための第二媒体を運転開始前に効率的に加熱することができ、第二媒体の凍結による副冷却部の破損を防ぐことができる。この結果、原子力設備における第一媒体の冷却を継続して冷却することができる。
本発明によれば、媒体を運転開始前に効率的に加熱することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る冷却装置を備える原子力設備の概略構成図である。 図2は、本発明の実施形態に係る冷却装置の概略図である。 図3は、本発明の実施形態に係る冷却装置の冷却器の概略図である。 図4は、本発明の実施形態に係る冷却装置の概略図である。 図5は、本発明の実施形態に係る冷却装置の概略図である。 図6は、本発明の実施形態に係る冷却装置の概略図である。 図7は、本発明の実施形態に係る冷却装置の概略図である。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
図1は、本実施形態に係る冷却装置を備える原子力設備の概略構成図である。図1に示す原子力設備1は、原子炉5として、例えば、加圧水型原子炉(PWR:Pressurized Water Reactor)が用いられている。この加圧水型の原子炉5を用いた原子力設備1は、原子炉5を含む一次冷却系3と、一次冷却系3と熱交換する二次冷却系4とで構成されており、一次冷却系3には、一次冷却水が流通し、二次冷却系4には、二次冷却水が流通する。
一次冷却系3は、原子炉5と、コールドレグとなる冷却水配管6aおよびホットレグとなる冷却水配管6bを介して原子炉5に接続された蒸気発生器7とを有している。冷却水配管6bは、加圧器8が設けられている。また、冷却水配管6aは、冷却水ポンプ9が設けられている。これら、原子炉5、冷却水配管6a,6b、蒸気発生器7、加圧器8および冷却水ポンプ9は、堅牢な原子炉格納容器10に収容されている。
原子炉5は、上記したように加圧水型原子炉であり、その内部は一次冷却水で満たされている。原子炉5は、その内部に、多数の燃料集合体15が収容されるとともに、燃料集合体15の核分裂を制御する多数の制御棒16が各燃料集合体15に抜き差し可能に設けられている。制御棒16は、燃料集合体15に対し、制御棒駆動装置17により抜き差し方向に駆動される。制御棒駆動装置17により制御棒16が燃料集合体15へ差し込まれると、燃料集合体15における核反応は低下して停止する。一方で、制御棒駆動装置17により制御棒16が引き抜かれると、燃料集合体15における核反応は増大して臨界状態となる。また、制御棒駆動装置17は、電力の供給が遮断され、電力喪失状態となると、制御棒16を燃料集合体15に差し込むように構成されている。
制御棒16により核分裂反応を制御しながら燃料集合体15を核分裂させると、この核分裂により熱エネルギーが発生する。発生した熱エネルギーは一次冷却水を加熱し、加熱された一次冷却水は、冷却水配管6bを介して蒸気発生器7へ送られる。一方、冷却水配管6aを介して蒸気発生器7から送られてきた一次冷却水は、原子炉5内に流入して、原子炉5内を冷却する。
冷却水配管6bに設けられた加圧器8は、高温となった一次冷却水を加圧することにより、一次冷却水の沸騰を抑制している。また、蒸気発生器7は、高温高圧となった一次冷却水を、二次冷却水と熱交換させることにより、二次冷却水を蒸発させて蒸気を発生させ、かつ高温高圧となった一次冷却水を冷却する。冷却水ポンプ9は、一次冷却系3において一次冷却水を循環させ、一次冷却水を蒸気発生器7から冷却水配管6aを介して原子炉5へ送り込むとともに、一次冷却水を原子炉5から冷却水配管6bを介して蒸気発生器7へ送り込む。なお、蒸気発生器7は、1つの原子炉5に対して1つ設けられた形態で図示されているが、複数設けられていてもよい。
ここで、原子力設備1の一次冷却系3における一連の動作について説明する。原子炉5内の核分裂反応により発生した熱エネルギーにより、一次冷却水が加熱されると、加熱された一次冷却水は、冷却水ポンプ9によりホットレグとなる冷却水配管6bを介して蒸気発生器7に送られる。ホットレグとなる冷却水配管6bを通過する高温の一次冷却水は、加圧器8により加圧されることで沸騰が抑制され、高温高圧となった状態で、蒸気発生器7に流入する。蒸気発生器7に流入した高温高圧の一次冷却水は、二次冷却水と熱交換を行うことにより冷却され、冷却された一次冷却水は、冷却水ポンプ9によりコールドレグとなる冷却水配管6aを介して原子炉5に送られる。そして、冷却された一次冷却水が原子炉5に流入することで、原子炉5が冷却される。つまり、一次冷却水は、原子炉5と蒸気発生器7との間を循環している。なお、一次冷却水は、冷却材および中性子減速材として用いられる軽水である。
二次冷却系4は、蒸気管21を介して蒸気発生器7に接続されたタービン22と、タービン22に接続された復水器23と、復水器23と蒸気発生器7とを接続する給水管26に介設された給水ポンプ24と、を有している。そして、上記のタービン22には、発電機25が接続されている。
ここで、原子力設備1の二次冷却系4における一連の動作について説明する。蒸気管21を介して蒸気発生器7から蒸気がタービン22に流入すると、タービン22は回転を行う。タービン22が回転すると、タービン22に接続された発電機25は、発電を行う。この後、タービン22から流出した蒸気は復水器23に流入する。復水器23は、その内部に冷却管27が配設されており、冷却管27の一方には冷却水(例えば、海水)を供給するための取水管28が接続され、冷却管27の他方には冷却水を放水路へ排水するための排水管29が接続されている。そして、復水器23は、タービン22から流入した蒸気を冷却管27により冷却することで、蒸気を液体に戻している。液体となった二次冷却水は、給水ポンプ24により給水管26を介して蒸気発生器7に送られる。蒸気発生器7に送られた二次冷却水は、蒸気発生器7において一次冷却水と熱交換を行うことにより再び蒸気となる。
上述した原子力設備1では、上述した原子力設備1の建屋内で、使用済みとなった燃料集合体15(以下、使用済燃料という)が使用済燃料ピット31内に保管され、当該使用済燃料ピット31内に満たされた使用済燃料ピット冷却水31aにより冷却される。そして、使用済燃料ピット冷却水31aは、使用済燃料から生じる熱により加熱されるため冷却する必要がある。そこで、使用済燃料ピット31は、使用済燃料ピット冷却水31aを循環させる使用済燃料ピット冷却水循環路32および循環ポンプ33が設けられ、この使用済燃料ピット冷却水循環路32の途中に使用済燃料ピット冷却器34が設けられている。
また、上述した原子力設備1では、原子炉5の停止時に原子炉5内の一時冷却水を冷却する必要がある。そこで、上述した原子力設備1の建屋内で、ホットレグとなる冷却水配管6bとコールドレグとなる冷却水配管6aとに両端が接続されてこの一次冷却水を循環させる一次冷却水循環路35および循環ポンプ36が設けられ、この一次冷却水循環路35の途中に予熱除去冷却器37が設けられている。
そして、使用済燃料ピット冷却器34は、熱交換器として構成されて、使用済燃料ピット冷却水循環路32の使用済燃料ピット冷却水31aを冷却するための原子炉補機冷却水(第一媒体)が循環される原子炉補機冷却水循環路(第一循環路)41の一部が介在されている。同様に、予熱除去冷却器37は、熱交換器として構成されて、一次冷却水循環路35を冷却するための原子炉補機冷却水が循環される原子炉補機冷却水循環路41の一部が介在されている。
なお、原子炉補機冷却水により冷却される使用済燃料ピット冷却器34や予熱除去冷却器37は、一例であり、原子力設備1においては、図には明示しないが、原子炉補機冷却水循環路41に循環される原子炉補機冷却水により冷却される他の冷却器もある。
図2は、本実施形態に係る冷却装置の基本構成を示す概略図である。図3は、本実施形態に係る冷却装置の冷却器の概略図である。また、図4〜図7は、本実施形態に係る冷却装置の概略図である。
上述した、原子炉補機冷却水が循環される原子炉補機冷却水循環路41は、図2に示すように、本実施形態における冷却装置40の構成として上述した原子力設備1の建屋30内に設けられている。原子炉補機冷却水循環路41は、原子炉補機冷却水を循環させるため、循環ポンプ42が設けられている。そして、冷却装置40は、原子炉補機冷却水循環路41や循環ポンプ42の他、原子炉補機冷却水冷却器(主冷却部)43が設けられている。
原子炉補機冷却水冷却器43は、上述した原子力設備1の建屋30の外部から導入される冷却水と、原子炉補機冷却水循環路41に循環される原子炉補機冷却水とを非接触で熱交換させるものである。具体的に、原子炉補機冷却水冷却器43は、冷却水が導入される外部冷却水導入路44の一部、および原子炉補機冷却水循環路41の一部が配置されている。外部冷却水導入路44は、冷却水として、例えば、海水が適用され、この海水を導入するための海水ポンプ45が接続されている。すなわち、原子炉補機冷却水冷却器43は、海水ポンプ45により外部冷却水導入路44に導入された海水と、原子炉補機冷却水循環路41に循環される原子炉補機冷却水とを非接触で熱交換し、原子炉補機冷却水を冷却する。そして、このように冷却された原子炉補機冷却水により使用済燃料ピット冷却器34や予熱除去冷却器37を介して使用済燃料ピット冷却水31aや一次冷却水を冷却することができる。
また、冷却装置40は、補助冷却器(副冷却部)46が設けられている。補助冷却器46は、上述した原子力設備1の建屋30の外部に設けられ、シビアアクシデント時に電源が喪失し、原子炉補機冷却水冷却器43に海水を供給する海水ポンプ45に電源が供給されなくなった場合や、海水ポンプ45が故障した場合を想定し、確実に原子炉補機冷却水を冷却するために適用される。
補助冷却器46は、補助冷却水(第二媒体)が循環されるように補助冷却水循環路(第二循環路)47および循環ポンプ48を有する。補助冷却器46は、補助冷却水循環路47の一部が伝熱管47Aとして介在される冷却部46Aをなし、この冷却部46Aに外部の空気を送り接触させる送風機46Bを備える。これにより、補助冷却器46は、補助冷却水循環路47の補助冷却水と外部の空気とで熱交換させ、補助冷却水を冷却する。
本実施形態の補助冷却器46は、図3に示すように、冷却部46Aを対向配置してその間に空間Eが形成された箱状に構成され、当該箱状の天井部に送風機46Bが配置されている。すなわち、この補助冷却器46は、送風機46Bにより箱状内の空間Eの空気を排出することで、箱状の外部の空気を対向する各冷却部46Aを介して吸引し、この箱状の外部の空気と各冷却部46Aの補助冷却水とを熱交換させ、補助冷却水を冷却する構成とされている。補助冷却器46がこの構成の場合、補助冷却水循環路47は、各冷却部46Aに対応するように入口側管47Bと出口側管47Cとに分岐して設けられ、それぞれの冷却部46Aに介在される伝熱管47Aの入口側端と出口側端に対して入口側管47Bと出口側管47Cとが連結して構成される。
また、本実施形態の冷却装置40は、中間熱交換器(中間熱交換部)49が設けられている。中間熱交換器49は、原子炉補機冷却水循環路41の一部と補助冷却水循環路47の一部が共に介在される冷却部をなし、この冷却部において、原子炉補機冷却水循環路41に循環される原子炉補機冷却水と、補助冷却水循環路47に循環される補助冷却水とを非接触で熱交換させる。すなわち、中間熱交換器49は、原子炉補機冷却水循環路41に循環される原子炉補機冷却水を、補助冷却器46にて冷却された補助冷却水と熱交換させて冷却する。
なお、中間熱交換器49に介在される原子炉補機冷却水循環路41の一部は、原子炉補機冷却水循環路41自体の一部であってもよいが、本実施形態では、図2に示すように、原子炉補機冷却水冷却器43に介在される原子炉補機冷却水循環路41において、原子炉補機冷却水冷却器43に対する上流側と下流側とに接続された中間循環路50として構成されている。そして、この中間循環路50が中間熱交換器49に介在されている。また、中間循環路50は、中間熱交換器49に介在されて原子炉補機冷却水循環路41に接続される一端側および他端側に、それぞれ中間循環路開閉弁51が設けられている。そして、必要に応じて中間循環路開閉弁51を開作動させることで、原子炉補機冷却水循環路41に循環される原子炉補機冷却水を中間循環路50に供給することができる。
このような冷却装置40は、通常時、原子炉補機冷却水冷却器43により、原子力設備1の建屋30の外部から導入される冷却水と、原子炉補機冷却水循環路41に循環される原子炉補機冷却水とを非接触で熱交換し、冷却された原子炉補機冷却水により使用済燃料ピット冷却器34や予熱除去冷却器37を介して使用済燃料ピット冷却水31aや一次冷却水を冷却することができる。
また、シビアアクシデント時に電源が喪失し、原子炉補機冷却水冷却器43に海水を供給する海水ポンプ45に電源が供給されなくなった場合や、海水ポンプ45が故障した場合、中間循環路開閉弁51を開作動させて原子炉補機冷却水循環路41に循環される原子炉補機冷却水を中間循環路50に供給し、循環ポンプ48を作動させて補助冷却水を補助冷却水循環路47に循環させ、かつ送風機46Bを作動させて補助冷却器46の運転により補助冷却水を冷却し、中間熱交換器49において補助冷却水により原子炉補機冷却水を冷却する。
このように、本実施形態の冷却装置40によれば、シビアアクシデント時に原子炉補機冷却水の冷却を通常時から継続して冷却することができる。
また、本実施形態の冷却装置40は、上述したように、通常時は、補助冷却器46および中間熱交換器49を使用しないが、外気温度が0℃以下になる環境下において、補助冷却水循環路47内の補助冷却水の凍結による補助冷却器46の破損を回避する運転を行う。具体的には、中間循環路開閉弁51を開作動させて原子炉補機冷却水循環路41に循環される原子炉補機冷却水を中間循環路50に供給し、循環ポンプ48を作動させて補助冷却水を補助冷却水循環路47に循環させるが送風機46Bを作動させず、中間熱交換器49において原子炉補機冷却水により補助冷却水を加熱する。
このように、本実施形態の冷却装置40によれば、外気温度が0℃以下になる環境下において、原子炉補機冷却水を加熱源として補助冷却水循環路47の補助冷却水を加熱する。この結果、原子炉補機冷却水を冷却するための補助冷却水を、シビアアクシデント時の運転開始前に効率的に加熱することができる。
なお、上述した構成の場合、シビアアクシデント時は補助冷却水により高温の原子炉補機冷却水を冷却することから、補助冷却水を補助冷却器46によってより低温に冷却するため、補助冷却水循環路47に循環する補助冷却水の流量を多くする必要がある。一方、外気温度が0℃以下になる環境下で、補助冷却水の加熱は凍結を防ぐ程度でよく、補助冷却水循環路47に循環する補助冷却水の流量は少なくてもよい。
そこで、本実施形態の冷却装置40では、補助冷却水循環路47の循環ポンプ48を、図2に示すように、大流量循環ポンプ48Aと小流量循環ポンプ48Bとを補助冷却水循環路47に対して互いに並行接続する。
このような冷却装置40によれば、シビアアクシデント時は大流量循環ポンプ48Aにより補助冷却水循環路47に循環する補助冷却水の流量を多くすることで原子炉補機冷却水を効率的に冷却でき、外気温度が0℃以下になる環境下では小流量循環ポンプ48Bを用いて低電力で補助冷却水を加熱することができる。
また、本実施形態の冷却装置40では、図3に示すように、補助冷却水循環路47(入口側管47Bや出口側管47C)を、補助冷却器46の冷却部46Aの周囲に沿って配置することが好ましい。
この冷却装置40によれば、補助冷却水循環路47は、凍結を防ぐために原子炉補機冷却水により加熱された補助冷却水が循環するため、当該補助冷却水循環路47により、降雪時に補助冷却器46における冷却部46Aの周囲に積もる雪を溶かすことができ、除雪作業を容易化またはなくすことができる。
ところで、本実施形態の冷却装置40は、図4に示すように、中間熱交換器49を迂回するように、原子炉補機冷却水循環路41に接続された中間循環路50と補助冷却水循環路47とを接続する接続路52が設けられている。接続路52は、中間循環路50を介して原子炉補機冷却水循環路41と補助冷却水循環路47とを接続することで、中間熱交換器49を迂回して、原子炉補機冷却水循環路41の原子炉補機冷却水を、補助冷却水循環路47に対して補助冷却水として循環供給させる。また、接続路52は、接続路開閉弁53が設けられて開閉可能に構成されている。
この冷却装置40によれば、外気温度が0℃以下になる環境下では、接続路開閉弁53を閉作動させることで(中間循環路開閉弁51を開作動)、中間熱交換器49を介し、原子炉補機冷却水を加熱源として補助冷却水循環路47の補助冷却水を加熱する。一方、シビアアクシデント時では、接続路開閉弁53を開作動させることで(中間循環路開閉弁51を閉作動)、中間熱交換器49を介さずに、しかも原子炉補機冷却水循環路41の原子炉補機冷却水を、補助冷却水循環路47に対して補助冷却水として循環供給させる。この結果、原子炉補機冷却水が補助冷却器46により直接冷却されるため、原子炉補機冷却水の冷却効率を向上することができる。
なお、以下に説明する図5〜図7では、図4と同様に接続路52および接続路開閉弁53が設けられた形態で示しているが、接続路52および接続路開閉弁53を設けなくてもよい。
また、本実施形態の冷却装置40は、図5〜図7に示すように、上述した構成に加えてさらに補助冷却水循環路47にヒータ55を設けてもよい。
ヒータ55を設けることで、外気温度が0℃以下になる環境下において補助冷却水の加熱を助勢することができる。
なお、ヒータ55は、図5に示すように、補助冷却水循環路47において、補助冷却器46の冷却部46Aに介在される伝熱管47Aの上側に繋がって下方に配置される入口側管47B(図3参照)に設けたり、この入口側管47Bから伝熱管47Aの上側に向かって上方に延在する部分(図3参照)に設けたりすることが好ましい。このように構成することで、ヒータ55により加熱された補助冷却水循環路47内の補助冷却水を補助冷却器46の冷却部46Aに対して自然対流を利用して送ることができ、冷却部46Aの比較的細径の伝熱管47Aにおける補助冷却水の凍結を効率的に防止することができる。
また、図5に示すように、補助冷却水循環路47に逆止弁56を設けることで、外気温度が0℃以下になる環境下において、ヒータ55の加熱による自然対流を利用し、補助冷却水循環路47での補助冷却水の循環方向を一方向として補助冷却水を効率的に加熱することができる。なお、本実施形態の冷却装置40では、逆止弁56は、補助冷却水循環路47に対し、上述したシビアアクシデント時に運転される大流量循環ポンプ48Aと並行接続される。
なお、以下に説明する図6および図7では、図5と同様に逆止弁56が設けられた形態で示しているが、図2に示すように、小流量循環ポンプ48Bが設けられた形態であってもよい。
また、本実施形態の冷却装置40では、ヒータ55は、電気ヒータでもよいが、電力を消費しないように太陽熱を吸熱する吸熱部として構成されていることが好ましい。
ヒータ55を吸熱部として構成する場合、例えば、吸熱部を補助冷却水循環路47の周囲を覆うような環状に構成するか、または吸熱部を補助冷却水循環路47の周囲に塗膜として構成する。また、吸熱部を補助冷却水循環路47の周囲にジャケット構造を有した二重管を構成し、ジャケット部にパラフィンやポリマーなど高温の融点を持つ流体を構成し、熱容量を持たせることで、日射の無い時間帯においても凍結を防止できるようにしてもよい。
また、本実施形態の冷却装置40は、ヒータ55が電気ヒータの場合、図6に示すように、ヒータ55に給電する太陽電池57を設けることが好ましい。このように構成することで、ヒータ55による電力消費を抑えることができる。
また、本実施形態の冷却装置40は、ヒータ55が電気ヒータであって、太陽電池57によりヒータ55に給電する場合、図7に示すように、太陽電池57からの給電により作動する別のヒータ58と、別のヒータ58による熱を蓄熱する蓄熱槽(蓄熱部)59と、補助冷却水循環路47から迂回して循環する迂回循環回路61に設けられて補助冷却水循環路47の補助冷却水と蓄熱槽59に蓄熱される熱との間で熱交換させる蓄熱熱交換部60と、を備えることが好ましい。
蓄熱槽59は、流体が充填され、蓄熱熱交換部60を介して流体を循環させる流体循環路62が設けられている。また流体循環路62は、流体開閉弁63により蓄熱熱交換部60への流体の流通を開閉するように構成されている。
このような構成により、太陽電池57に太陽光が照射されるときは、ヒータ55への給電により補助冷却水循環路47の補助冷却水を加熱すると共に、別のヒータ58への給電により蓄熱槽59の流体を加熱する。この際、流体開閉弁63を閉作動させておくことで、蓄熱槽59の流体が蓄熱熱交換部60に至ることはない。一方、太陽電池57に太陽光が照射されなくなったときは、ヒータ55および別のヒータ58への給電が止まる。このとき、流体開閉弁63を開作動させることで、蓄熱槽59の流体が蓄熱熱交換部60に至り、蓄熱熱交換部60において補助冷却水循環路47の補助冷却水と蓄熱槽59に蓄熱される流体との間で熱交換させ、補助冷却水を加熱することができる。
1 原子力設備
40 冷却装置
41 原子炉補機冷却水循環路(第一循環路)
42 循環ポンプ
43 原子炉補機冷却水冷却器(主冷却部)
44 外部冷却水導入路
45 海水ポンプ
46 補助冷却器(副冷却部)
46A 冷却部
46B 送風機
47 補助冷却水循環路(第二循環路)
47A 伝熱管
47B 入口側管
47C 出口側管
48 循環ポンプ
48A 大流量循環ポンプ
48B 小流量循環ポンプ
49 中間熱交換器(中間熱交換部)
50 中間循環路
51 中間循環路開閉弁
52 接続路
53 接続路開閉弁
55 ヒータ,吸熱部
56 逆止弁
57 太陽電池
58 別のヒータ
59 蓄熱槽
60 蓄熱熱交換部
61 迂回循環回路
62 流体循環路
63 流体開閉弁

Claims (9)

  1. 第一媒体が循環される第一循環路と、
    前記第一循環路に介在されて前記第一媒体と外部から導入される冷却水とを非接触で熱交換させる主冷却部と、
    第二媒体が循環される第二循環路に設けられて前記第二媒体と外部の空気とを非接触で熱交換させる副冷却部と、
    前記第一循環路と前記第二循環路との間に介在されて前記第一媒体と前記第二媒体とを非接触で熱交換させる中間熱交換部と、
    前記中間熱交換部を迂回して前記第一循環路と前記第二循環路とを接続し、前記第一循環路の前記第一媒体を前記第二循環路に対して前記第二媒体として循環供給させる接続路と、
    前記接続路を開閉する接続路開閉弁と、
    を備えることを特徴とする冷却装置。
  2. 前記第二循環路は、太陽熱を吸熱する吸熱部が設けられることを特徴とする請求項1に記載の冷却装置。
  3. 前記第二循環路は、ヒータが設けられることを特徴とする請求項1に記載の冷却装置。
  4. 前記ヒータに給電する太陽電池が設けられることを特徴とする請求項に記載の冷却装置。
  5. 第一媒体が循環される第一循環路と、
    前記第一循環路に介在されて前記第一媒体と外部から導入される冷却水とを非接触で熱交換させる主冷却部と、
    第二媒体が循環される第二循環路に設けられて前記第二媒体と外部の空気とを非接触で熱交換させる副冷却部と、
    前記第一循環路と前記第二循環路との間に介在されて前記第一媒体と前記第二媒体とを非接触で熱交換させる中間熱交換部と、
    前記第二循環路に設けられたヒータと、
    前記ヒータに給電する太陽電池と、
    前記太陽電池からの給電により作動する別のヒータと、
    前記別のヒータによる熱を蓄熱する蓄熱部と、
    前記第二循環路から迂回して循環する迂回循環回路に設けられて前記第二媒体と前記蓄熱部に蓄熱される熱との間で熱交換させる蓄熱熱交換部と、
    を備えることを特徴とする冷却装置。
  6. 前記第二循環路を副冷却部の周囲に沿って配置することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の冷却装置。
  7. 前記第二循環路は、
    大流量循環ポンプと、
    前記大流量循環ポンプに対して並列接続された小流量循環ポンプと、
    が設けられることを特徴とする請求項1〜のいずれか1つに記載の冷却装置。
  8. 前記第二循環路は、前記第二媒体の循環方向を一方向とする逆止弁が設けられることを特徴とする請求項に記載の冷却装置。
  9. 請求項1〜のいずれか1つに記載の冷却装置を有し、設備内の前記第一媒体が前記第一循環路に循環供給されることを特徴とする原子力設備。
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