JP2844161B2 - 排水管の凍結防止装置 - Google Patents
排水管の凍結防止装置Info
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- JP2844161B2 JP2844161B2 JP5331355A JP33135593A JP2844161B2 JP 2844161 B2 JP2844161 B2 JP 2844161B2 JP 5331355 A JP5331355 A JP 5331355A JP 33135593 A JP33135593 A JP 33135593A JP 2844161 B2 JP2844161 B2 JP 2844161B2
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- Japan
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- electric heater
- drain
- drain pipe
- solar cell
- rainwater
- Prior art date
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、屋上やバルコニー等の
ルーフドレンを設ける個所での排水管の凍結防止装置に
関するものである。
ルーフドレンを設ける個所での排水管の凍結防止装置に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】積雪地帯ではルーフドレン部分が凍結し
た状態で雪が融けた場合、雨水排水の機能を阻害する。
また、ルーフドレン近くに水が溜まっていて、夜間凍結
した場合は雨水配管を破壊するおそれもある。
た状態で雪が融けた場合、雨水排水の機能を阻害する。
また、ルーフドレン近くに水が溜まっていて、夜間凍結
した場合は雨水配管を破壊するおそれもある。
【０００３】かかる凍結防止としては、ルーフドレンか
ら雨水排水管の１ｍ程度の範囲に電気ヒータを巻いて、
さらに、その上から保温材を巻き、外気温温度がある程
度以下になると電気ヒータに通電して、保温をしてい
る。
ら雨水排水管の１ｍ程度の範囲に電気ヒータを巻いて、
さらに、その上から保温材を巻き、外気温温度がある程
度以下になると電気ヒータに通電して、保温をしてい
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このように電気ヒータ
を用いる場合は、屋根まで電源を供給する配線が必要と
なり、また、温度を感知してこの電気ヒータをＯＮ−Ｏ
ＦＦさせる制御機構も備えなければならず、そのための
工事費が大きくなる。
を用いる場合は、屋根まで電源を供給する配線が必要と
なり、また、温度を感知してこの電気ヒータをＯＮ−Ｏ
ＦＦさせる制御機構も備えなければならず、そのための
工事費が大きくなる。
【０００５】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、特別な制御機構なしに、また、面倒な配線工事を行
うことなく、簡単かつ安価に設置でき、ランニングコス
トも低廉である排水管の凍結防止装置を提供することに
ある。
し、特別な制御機構なしに、また、面倒な配線工事を行
うことなく、簡単かつ安価に設置でき、ランニングコス
トも低廉である排水管の凍結防止装置を提供することに
ある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、ルーフドレンからの雨水排水管に電気ヒータ
を配設し、該電気ヒータの外側を蓄熱材を介在させて保
温材で被覆し、前記ルーフドレン近傍に太陽電池を取付
け、この太陽電池を電源として日射がある場合に前記電
気ヒータに通電するように接続したこと、または、この
構成に加えて、太陽電池はルーフドレン近傍の壁面に沿
って取付けることを要旨とするものである。
するため、ルーフドレンからの雨水排水管に電気ヒータ
を配設し、該電気ヒータの外側を蓄熱材を介在させて保
温材で被覆し、前記ルーフドレン近傍に太陽電池を取付
け、この太陽電池を電源として日射がある場合に前記電
気ヒータに通電するように接続したこと、または、この
構成に加えて、太陽電池はルーフドレン近傍の壁面に沿
って取付けることを要旨とするものである。
【０００７】
【作用】請求項１記載の本発明によれば、日射がある場
合に太陽電池が発電し、電気ヒータに通電してこの電気
ヒータが発熱する。その結果、雪が融けてもこれが凍結
することなく雨水排水管を流れる。また、降雪時には日
射がなく電気ヒータの発熱はないが、日射がない場合は
雪が融けることがないので、雨水排水の必要はないので
支障はない。
合に太陽電池が発電し、電気ヒータに通電してこの電気
ヒータが発熱する。その結果、雪が融けてもこれが凍結
することなく雨水排水管を流れる。また、降雪時には日
射がなく電気ヒータの発熱はないが、日射がない場合は
雪が融けることがないので、雨水排水の必要はないので
支障はない。
【０００８】しかも、電気ヒータの外側を直接被覆して
いる部材が蓄熱材なので、電気ヒータからの発熱が蓄熱
材に伝わることで発熱状態を長時間保持できる。とく
に、日暮れ等により日射がなくなり太陽電池からの通電
が切れた後にも雨水排水管の内部を熱し続けることがで
き、一旦融けた雪を再度凍結させずに済む。しかも、こ
の蓄熱材の外側をさらに保温材で被覆しているので、か
かる蓄熱材の熱の保持時間をさらに持続でき、より一層
雨水排水管の凍結防止の効果を助長できる。なお、この
保温材については、外気との遮蔽ができ、電気ヒータか
らの発熱を雨水排水管の外側に逃がさず、また、冷外気
による影響を受けないですむ。
いる部材が蓄熱材なので、電気ヒータからの発熱が蓄熱
材に伝わることで発熱状態を長時間保持できる。とく
に、日暮れ等により日射がなくなり太陽電池からの通電
が切れた後にも雨水排水管の内部を熱し続けることがで
き、一旦融けた雪を再度凍結させずに済む。しかも、こ
の蓄熱材の外側をさらに保温材で被覆しているので、か
かる蓄熱材の熱の保持時間をさらに持続でき、より一層
雨水排水管の凍結防止の効果を助長できる。なお、この
保温材については、外気との遮蔽ができ、電気ヒータか
らの発熱を雨水排水管の外側に逃がさず、また、冷外気
による影響を受けないですむ。
【０００９】請求項２記載の本発明によれば、前記作用
に加えて、太陽電池はルーフドレン近傍の壁面に沿って
取付けることにより垂直状態で一番効率的に集熱するよ
うに、かつ場所を取らずに設置できる。
に加えて、太陽電池はルーフドレン近傍の壁面に沿って
取付けることにより垂直状態で一番効率的に集熱するよ
うに、かつ場所を取らずに設置できる。
【００１０】
【実施例】以下、図面について本発明の実施例を詳細に
説明する。図１は本発明の排水管の凍結防止装置の１実
施例を示す縦断側面図である。
説明する。図１は本発明の排水管の凍結防止装置の１実
施例を示す縦断側面図である。
【００１１】図中１は屋上であり、床にはルーフドレン
２が設けられ、このルーフドレン２には雨水排水管３が
接続される。
２が設けられ、このルーフドレン２には雨水排水管３が
接続される。
【００１２】本発明は、雨水排水管３に電気ヒータ４を
配設し、その外側を保温材５で被覆した。該電気ヒータ
４は図示のように線材を直線状にして雨水排水管３内に
配置する場合の他にコイル状にして雨水排水管３の外周
に巻付ける場合もある。また、この電気ヒータ４は１ｍ
当たり30ｗ程度の消費電力で発熱するものが望ましい。
配設し、その外側を保温材５で被覆した。該電気ヒータ
４は図示のように線材を直線状にして雨水排水管３内に
配置する場合の他にコイル状にして雨水排水管３の外周
に巻付ける場合もある。また、この電気ヒータ４は１ｍ
当たり30ｗ程度の消費電力で発熱するものが望ましい。
【００１３】一方、ルーフドレン２近傍に太陽電池６を
取付け、この太陽電池６を電源としてタイマーやスイッ
チ等の制御機構を介さずに直接前記電気ヒータ４に接続
する。
取付け、この太陽電池６を電源としてタイマーやスイッ
チ等の制御機構を介さずに直接前記電気ヒータ４に接続
する。
【００１４】このように太陽電池６と電気ヒータ４とを
直接接続することで、日射がある場合にのみ電気ヒータ
４に通電するようにした。
直接接続することで、日射がある場合にのみ電気ヒータ
４に通電するようにした。
【００１５】前記太陽電池６の設置場所は、ルーフドレ
ン２の近傍の壁面７（パラペットの外壁）に沿って取付
けるようにすれば、垂直面に太陽電池６を設けることが
できる。
ン２の近傍の壁面７（パラペットの外壁）に沿って取付
けるようにすれば、垂直面に太陽電池６を設けることが
できる。
【００１６】なお、図示は省略するが、電気ヒータ４と
保温材５の間に潜熱型に蓄熱材を介在させることも可能
である。
保温材５の間に潜熱型に蓄熱材を介在させることも可能
である。
【００１７】このようにして、日射があると太陽電池６
が発電し、電気ヒータ４に通電してこの電気ヒータ４が
発熱する。その結果、日射で雪が融けても凍結すること
なく雨水排水管３を流れる。
が発電し、電気ヒータ４に通電してこの電気ヒータ４が
発熱する。その結果、日射で雪が融けても凍結すること
なく雨水排水管３を流れる。
【００１８】一方、降雪時には日射がないが、このよう
に日射がない場合は雪が融けることがないので、電気ヒ
ータ４の発熱はなくとも雨水排水の必要はないので支障
はない。
に日射がない場合は雪が融けることがないので、電気ヒ
ータ４の発熱はなくとも雨水排水の必要はないので支障
はない。
【００１９】また、雨水排水管３が凍結してしまった場
合でも、電気ヒータ４の発熱でこの凍結を解凍すること
もできる。
合でも、電気ヒータ４の発熱でこの凍結を解凍すること
もできる。
【００２０】
【発明の効果】以上述べたように本発明の排水管の凍結
防止装置は、特別な制御機構なしに、また、面倒な配線
工事を行うことなく、簡単かつ安価に設置でき、ランニ
ングコストも低廉なものである。
防止装置は、特別な制御機構なしに、また、面倒な配線
工事を行うことなく、簡単かつ安価に設置でき、ランニ
ングコストも低廉なものである。
【図１】本発明の排水管の凍結防止装置の１実施例を示
す縦断側面図である。
す縦断側面図である。
１…屋上 ２…ルーフドレン ３…雨水排水管 ４…電気ヒータ ５…保温材 ６…太陽電池 ７…壁面
Claims (2)
- 【請求項１】 ルーフドレンからの雨水排水管に電気ヒ
ータを配設し、該電気ヒータの外側を蓄熱材を介在させ
て保温材で被覆し、前記ルーフドレン近傍に太陽電池を
取付け、この太陽電池を電源として日射がある場合に前
記電気ヒータに通電するように接続したことを特徴とす
る排水管の凍結防止装置。 - 【請求項２】 太陽電池は、ルーフドレン近傍の壁面に
沿って取付ける請求項１記載の排水管の凍結防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5331355A JP2844161B2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 排水管の凍結防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5331355A JP2844161B2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 排水管の凍結防止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07189307A JPH07189307A (ja) | 1995-07-28 |
| JP2844161B2 true JP2844161B2 (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=18242759
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5331355A Expired - Lifetime JP2844161B2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 排水管の凍結防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2844161B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6479406B2 (ja) * | 2014-10-20 | 2019-03-06 | 三菱重工業株式会社 | 冷却装置および原子力設備 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5876670U (ja) * | 1981-11-13 | 1983-05-24 | 今井 貞男 | 保温ドレンパイプ |
| JPS60253631A (ja) * | 1984-05-28 | 1985-12-14 | 株式会社 トスカ | 排水管の凍結防止方法 |
| JPH0183878U (ja) * | 1987-11-26 | 1989-06-05 |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP5331355A patent/JP2844161B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07189307A (ja) | 1995-07-28 |
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