JPH0612623U - 着脱容易な屋根融雪システム - Google Patents

着脱容易な屋根融雪システム

Info

Publication number
JPH0612623U
JPH0612623U JP11094191U JP11094191U JPH0612623U JP H0612623 U JPH0612623 U JP H0612623U JP 11094191 U JP11094191 U JP 11094191U JP 11094191 U JP11094191 U JP 11094191U JP H0612623 U JPH0612623 U JP H0612623U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roof
support
heating element
attached
snow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11094191U
Other languages
English (en)
Inventor
文男 千葉
Original Assignee
ダン・システィム株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ダン・システィム株式会社 filed Critical ダン・システィム株式会社
Priority to JP11094191U priority Critical patent/JPH0612623U/ja
Publication of JPH0612623U publication Critical patent/JPH0612623U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 既設の屋根に容易に着脱でき、付設費が極
めて安価でしかも、節電を配慮した屋根融雪システムの
提供。 【構成】 金属パイプ状からなる発熱体6は直列及び
並列に接続されて、電源ボックス7に連結される。ま
た、必要に応じ積雪センサー10、及び温度センサーが
取り付けられる。発熱体6は磁石を取り付けた支持体1
4で支えられ、支持体14を鉄板性屋根に吸引付着させ
る。支持体が屋根斜面を滑ることを防止するために屋根
頂部において固定具を取り付け、また、各発熱体を連結
棒(またはパイプ)で連結し支持体の横倒を防ぐ、着脱
容易な屋根融雪システム。

Description

【考案の詳細な説明】 この案は、屋根裏に工作するなど大規摸な工事を必要とせず、既設の鉄板製屋 根の上に発熱体を磁石によって吸引させるか、折板屋根の場合は屋根固定用ボル トを利用して発熱体を固定し、発熱体を雪の滑り止めに利用しつつ、融雪を行い 、積雪時以外の季節では発熱体を簡単に取り外すことが出来る、着脱容易な屋根 融雪システムである。 小面積の屋根の融雪には100ボルト電源を用い、大面積の屋根には200ボ ルト電源を用いる。万一にも火災の原因にならないように、発熱体の表面温度が 長時間通電しても150度を越えることがないように電熱線の太さ、発熱体の長 さ、発熱体の直列本数が設計され、さらに、安全確保のため漏電遮断器が取り付 けられる。 電気料金を節約する目的で、夜間電力使用のためのタイマーを内蔵している。 日本海側の豪雪地域では気温はあまり低くならないので、太陽熱も融雪に利用 すべきであるので、一定量以上の雪の重みが屋根にかかったときに通電し、一定 重量以下になったときに通電を停止する積雪センサーを取り付ける。 北海道のような極寒地では、積雪量よりもツララによる被害が問題になること が多い。その場合には軒先のツララが発達しないように、発熱体を軒先に取り付 け、気温が氷点下のときに限り通電する目的の温度センサーを具備している。 本案は以上のように、付設費が極めて安価にすみ、既設の屋根に容易に着脱出 来、しかも、節電を配慮した屋根融雪システムであり、これを以下に図1につい て説明する。 (イ)ステンレス鋼またはアルミニウム製パイプ(1)に適正な直径(例えば長 さが2mのパイプの場合、直径0.35〜0.4mm)の電熱線(2)をガラス 繊維製パイプ(17)で絶縁し、珪砂などの絶縁用粉末(3)を密に充填し、耐 熱性ゴム蓋(4)を通したリード線(5)に電熱線(2)を接続する。 このようにして発熱体(6)ができる。 発熱体(6)は、磁石(13)を取り付けた支持体(14)で支えられ、鉄板 性屋根に吸引付着させる。支持体(14)は横倒れに弱いので、上部の発熱体( 6)と連結棒(またはパイプ)(16)で連結される。磁石はまた滑りに強くな いので、傾斜した屋根の雪による発熱体の移動、滑落を防ぐために固定具(15 )に連結される。折板屋根(18)の場合は、屋根固定用のボルト(19)があ るので、上記の支持体(14)の必要はなく、ボルト(19)に取り付け金具( 20)で屋根に固定する。ツララ防止のための軒先用発熱体(21)も同様に軒 先用固定金具(22)で固定する。 電源ボックス(7)には、夜間電力使用のためのタイマー(8)と漏電遮断器 (9)が内蔵されている。また、屋根雪は断熱効果があり、また、太陽熱での融 解も行われるので、適当量の雪を屋根に積もらせておくため、積雪センサー(2 3)を備え、適当量以上の屋根上積雪になったときだけ通電するリレーも内蔵し ている。 寒冷地ではツララがカールして伸び、窓を破壊するなどの被害が起こる。この 種のツララ被害を防ぐために、軒先の発熱体が必要になるが、外気温度が氷点以 下のときに軒先用発熱体に通電するための温度センサー(11)用リレーも電源 ボックス(7)に内蔵されている。
【図面の簡単な説明】 図1は本考案の屋根融雪用発熱体の説明図 図2は鉄板屋根取り着け用支持体の説明図 図3は本考案の発熱体取り付け説明図 図4は折板屋根上に発熱体を取り付ける場合の説明図 図5は本考案の屋根融雪システム説明図 (1)は金属パイプ(ステンレス鋼、アルミニウム製)
(2)は電熱線 (3)は電気絶縁性粉末 (4)は
耐熱ゴム製蓋 (5)はリード線 (6)は発熱体
(7)は電源ボックス (8)はタイマー (9)は漏
電遮断器 (10)は積雪センサー (11)は温度セ
ンサー (12)はリレー (13)は磁石 (14)
は支持体 (15)は固定具 (16)は金属棒(パイ
プ) (17)はガラス繊維製パイプ (18)は折板
屋根 (19)はボルト (20)は取り付け金具
(21)は軒先用発熱体 (22)は軒先用固定具

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1)(イ)金属パイプ(1)の中心に電熱線(2)を
    通し、その周囲に電気絶縁性粉末(3)を密に充填す
    る。電熱線(2)を耐熱性ゴム蓋(4)を通したリード
    線(5)に接続した発熱体(6)をつくる。 (ロ)発熱体(6)は直列及び並列に接続されて、電源
    ボックス(7)に連結される。これには、タイマー
    (8)、漏電遮断器(9)が内蔵されている。また、積
    雪センサー(10)、及び温度センサー(11)用リレ
    ー(12)が取り付けられる。 (ハ)発熱体(6)は磁石(13)を取り付けた支持体
    (14)で支えられ、支持体(14)を鉄板製屋根に吸
    引付着させる。支持体が屋根斜面を滑ることを防止する
    ために、屋根頂部において固定するための固定具(1
    5)を取り付け、また、各発熱体(6)を連結棒(また
    はパイプ)(16)で連結し、支持体(14)の横倒れ
    を防ぐ。 以上の如く構成された、着脱容易な屋根融雪システム。
JP11094191U 1991-11-18 1991-11-18 着脱容易な屋根融雪システム Pending JPH0612623U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11094191U JPH0612623U (ja) 1991-11-18 1991-11-18 着脱容易な屋根融雪システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11094191U JPH0612623U (ja) 1991-11-18 1991-11-18 着脱容易な屋根融雪システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0612623U true JPH0612623U (ja) 1994-02-18

Family

ID=14548449

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11094191U Pending JPH0612623U (ja) 1991-11-18 1991-11-18 着脱容易な屋根融雪システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0612623U (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012107449A (ja) * 2010-11-18 2012-06-07 Eiju Sangyo:Kk ソーラーパネル取付け構造
JP2012172457A (ja) * 2011-02-23 2012-09-10 Otis:Kk 屋根上取付具およびその屋根上取付具を用いた屋根上取付物品の取付構造
JP2012172458A (ja) * 2011-02-23 2012-09-10 Otis:Kk 屋根上取付具およびその屋根上取付具を用いた屋根上取付物品の取付構造
JP2013040462A (ja) * 2011-08-12 2013-02-28 Alpha Kogyo Kk 太陽光発電装置の取付構造

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012107449A (ja) * 2010-11-18 2012-06-07 Eiju Sangyo:Kk ソーラーパネル取付け構造
JP2012172457A (ja) * 2011-02-23 2012-09-10 Otis:Kk 屋根上取付具およびその屋根上取付具を用いた屋根上取付物品の取付構造
JP2012172458A (ja) * 2011-02-23 2012-09-10 Otis:Kk 屋根上取付具およびその屋根上取付具を用いた屋根上取付物品の取付構造
JP2013040462A (ja) * 2011-08-12 2013-02-28 Alpha Kogyo Kk 太陽光発電装置の取付構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
SE9702670D0 (sv) Anordning för smältning av snö eller is
JPH0612623U (ja) 着脱容易な屋根融雪システム
JP2000304871A (ja) 外気温湿度測定装置
JP6106302B1 (ja) 屋根の融雪装置
CN213234045U (zh) 节能型融雪装置
KR20150009699A (ko) 비닐하우스의 융설장치 및 그의 설치방법
CN211737145U (zh) 用于隧道洞口功能性装置
JP2020165301A (ja) 屋根裏の熱を、熱伝導性のある材料を媒介して、屋根の防水層に伝え、屋根の凍結による被害を抑制し、屋根上積雪を溶融するとともに、屋根上積雪の残量をコントロールする建築工法。
CN206407414U (zh) 一种煤仓漏斗除冰装置
CN208502336U (zh) 一种带有碳纤维发热系统的岗台
JP3162852U (ja) 自己温度制御型ヒータ線による屋根雪落雪システム
JP6024187B2 (ja) 落雪システム
CN211369285U (zh) 一种具有加热装置的膜结构
JP3093672U (ja) 凍結緩和型軒先消雪具
CN216740426U (zh) 一种疏水房檐
CN207955629U (zh) 一种防护效果好的轨道交通安全站台
KR200417190Y1 (ko) 지붕 구조물
CN205558059U (zh) 一种防止建筑物结冰锥的智能装置
JPH0241243Y2 (ja)
JP2004044234A (ja) 屋根用融雪器
CN204370721U (zh) 金属屋面排水管
JP3131379U (ja) 軒先融雪装置
JPH0222785Y2 (ja)
JPH0535320Y2 (ja)
KR200180855Y1 (ko) 도로 결빙용 하트 파이프