JP6429586B2 - 空気冷却器、冷却装置および原子力設備 - Google Patents

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Description

本発明は、冷却媒体を冷却する空気冷却器、空気冷却器を備える冷却装置、および冷却装置が適用される原子力設備に関するものである。
従来、例えば、特許文献1に記載の冷却装置は、内部に媒体を流通させるフィンチューブを複数有する熱交換器と、熱交換器の鉛直方向下側に配置された送風機とを備えて、送風機の送風によりフィンチューブに流通される媒体を冷却する空気冷却器について示されている。
特開2013−217711号公報
上述した特許文献1に記載の空気冷却器は、送風機の送風によりフィンチューブに流通される媒体を冷却するため、屋外に配置されることが多いが、海岸沿いにある設備に適用される場合、熱交換器のフィンが塩害により腐食するおそれがある。
本発明は上述した課題を解決するものであり、塩害を防ぐことのできる空気冷却器、冷却装置および原子力設備を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明の空気冷却器は、入口および出口を有するケースと、前記ケースの前記入口または前記出口の一方に設けられた熱交換部と、前記ケースの前記入口または前記出口の他方に設けられた送風機と、を備え、前記送風機により前記ケースの前記入口から前記出口に送風を行い、前記熱交換部に導入される冷却媒体を冷却する空気冷却器において、前記ケースの前記入口および前記出口に対して着脱可能に設けられて装着時に前記入口および前記出口における空気の流通を遮蔽するカバーと、を備えることを特徴とする。
この空気冷却器によれば、空気冷却器を使用しないときにカバーが装着されることで、ケースの入口および出口における空気の流通が遮蔽される。従って、カバーにより塩分を多量に含む風が熱交換部に付着することを防ぐことで、熱交換部に海塩粒子が付着して塩害により腐食する事態を防止することができる。
また、本発明の空気冷却器では、前記ケースの前記入口および前記出口とは別に設けられた開口部と、前記開口部を開閉可能に設けられた蓋と、を備えることを特徴とする。
この空気冷却器によれば、送風機の動作確認の点検において、送風機に対応するカバーを外すことで当該送風機が開放される。さらに、蓋を開けることで開口部が開放される。この状態で、点検対象の送風機により風を送ることで、熱交換部を介すことなく開口部からケース内に送風され外に排出される。この結果、塩害を防止しつつ、送風機の動作確認の点検を行うことができる。
また、本発明の空気冷却器では、前記開口部と前記送風機側の口とを前記ケース内にて連通する屈曲自在なダクトを着脱可能に備えることを特徴とする。
この空気冷却器によれば、送風機の動作確認の点検において、点検対象の送風機により風を送ることで、熱交換部およびケース内を介すことなく送風され外に排出される。この結果、塩害を防止しつつ、送風機の動作確認の点検を行うことができる。
また、本発明の空気冷却器では、前記ケース内を加熱するヒータと、前記ケースの下部に設けられた吸気口と、前記ケースの上部に設けられた排気口と、前記吸気口および前記排気口に設けられた塩害フィルタと、を備えることを特徴とする。
この空気冷却器によれば、ヒータによりケース内の空気が加熱され自然対流により上昇する。これにより、吸気口から塩害フィルタを介して外部からケース内に吸気され、排気口からケースの外部に排気される。吸気口に塩害フィルタが設けられているので、吸気口からケース内に塩分を多量に含む風が送られる事態を防ぐ。また、排気口にも塩害フィルタが設けられているので、排気口からケース内に塩分を多量に含む風が送られる事態を防ぐ。この結果、塩害を防ぐことができる。
また、本発明の空気冷却器では、前記ケースの前記出口から前記入口に送風を行う逆流送風機と、前記出口に設けられた塩害フィルタと、を備えることを特徴とする。
この空気冷却器によれば、逆流送風機によりケースの出口から入口に送風を行うことで、熱交換部の内側から外側へ空気が通過する。この結果、塩害フィルタを経て熱交換部に逆に空気が流通することから、熱交換部に海塩粒子が付着する事態を防止することができる。また、熱交換部に付着した塵埃を除去することができる。
また、本発明の空気冷却器では、前記熱交換部が設けられた前記ケースの前記入口または前記出口の一方を海岸側から背けるように前記ケースを配置することを特徴とする。
この空気冷却器によれば、熱交換部への塩害を低減することができる。
また、本発明の空気冷却器では、前記熱交換部が設けられた前記ケースの前記入口または前記出口の一方における空気の流通を遮蔽するカバーは、前記熱交換部の空気が流通する流通面に沿って配置され、当該流通面に沿ってスライド移動可能に設けられていることを特徴とする。
この空気冷却器によれば、カバーを容易に移動させ、熱交換部の流通面を迅速に開放することができる。
上述の目的を達成するために、本発明の冷却装置は、設備で生成された熱と熱交換を行う冷却媒体を循環させるための循環路と、前記循環路の冷却媒体の熱を熱交換により取得する上述したいずれか1つの空気冷却器と、を備えることを特徴とする。
この冷却装置によれば、設備で生成された熱と熱交換を行う冷却媒体を冷却するための空気冷却器に対する塩害を防ぐことができる。
上述の目的を達成するために、本発明の原子力設備は、上述したいずれか1つの空気冷却器、または上述した冷却装置を有することを特徴とする。
この原子力設備によれば、原子力設備で生成された熱と熱交換を行う冷却媒体を冷却するための空気冷却器に対する塩害を防ぐことができる。
本発明によれば、塩害を防ぐことができる。
図1は、本発明の実施形態に係る冷却装置を備える原子力設備の概略構成図である。 図2は、本発明の実施形態に係る冷却装置の概略図である。 図3は、本発明の実施形態に係る空気冷却器の概略図である。 図4は、本発明の実施形態に係る空気冷却器の概略図である。 図5は、本発明の実施形態に係る空気冷却器の概略図である。 図6は、本発明の実施形態に係る空気冷却器の概略図である。 図7は、本発明の実施形態に係る空気冷却器の概略図である。 図8は、本発明の実施形態に係る空気冷却器の概略図である。 図9は、本発明の実施形態に係る空気冷却器の概略図である。 図10は、本発明の実施形態に係る空気冷却器の概略図である。 図11は、本発明の実施形態に係る空気冷却器の概略図である。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
図1は、本実施形態に係る冷却装置を備える原子力設備の概略構成図である。図1に示す原子力設備1は、原子炉5として、例えば、加圧水型原子炉(PWR:Pressurized Water Reactor)が用いられている。この加圧水型の原子炉5を用いた原子力設備1は、原子炉5を含む一次冷却系3と、一次冷却系3と熱交換する二次冷却系4とで構成されており、一次冷却系3には、一次冷却水が流通し、二次冷却系4には、二次冷却水が流通する。
一次冷却系3は、原子炉5と、コールドレグとなる冷却水配管6aおよびホットレグとなる冷却水配管6bを介して原子炉5に接続された蒸気発生器7とを有している。冷却水配管6bは、加圧器8が設けられている。また、冷却水配管6aは、冷却水ポンプ9が設けられている。これら、原子炉5、冷却水配管6a,6b、蒸気発生器7、加圧器8および冷却水ポンプ9は、堅牢な原子炉格納容器10に収容されている。
原子炉5は、上記したように加圧水型原子炉であり、その内部は一次冷却水で満たされている。原子炉5は、その内部に、多数の燃料集合体15が収容されるとともに、燃料集合体15の核分裂を制御する多数の制御棒16が各燃料集合体15に抜き差し可能に設けられている。制御棒16は、燃料集合体15に対し、制御棒駆動装置17により抜き差し方向に駆動される。制御棒駆動装置17により制御棒16が燃料集合体15へ差し込まれると、燃料集合体15における核反応は低下して停止する。一方で、制御棒駆動装置17により制御棒16が引き抜かれると、燃料集合体15における核反応は増大して臨界状態となる。また、制御棒駆動装置17は、電力の供給が遮断され、電力喪失状態となると、制御棒16を燃料集合体15に差し込むように構成されている。
制御棒16により核分裂反応を制御しながら燃料集合体15を核分裂させると、この核分裂により熱エネルギーが発生する。発生した熱エネルギーは一次冷却水を加熱し、加熱された一次冷却水は、冷却水配管6bを介して蒸気発生器7へ送られる。一方、冷却水配管6aを介して蒸気発生器7から送られてきた一次冷却水は、原子炉5内に流入して、原子炉5内を冷却する。
冷却水配管6bに設けられた加圧器8は、高温となった一次冷却水を加圧することにより、一次冷却水の沸騰を抑制している。また、蒸気発生器7は、高温高圧となった一次冷却水を、二次冷却水と熱交換させることにより、二次冷却水を蒸発させて蒸気を発生させ、かつ高温高圧となった一次冷却水を冷却する。冷却水ポンプ9は、一次冷却系3において一次冷却水を循環させ、一次冷却水を蒸気発生器7から冷却水配管6aを介して原子炉5へ送り込むとともに、一次冷却水を原子炉5から冷却水配管6bを介して蒸気発生器7へ送り込む。なお、蒸気発生器7は、1つの原子炉5に対して1つ設けられた形態で図示されているが、複数設けられていてもよい。
ここで、原子力設備1の一次冷却系3における一連の動作について説明する。原子炉5内の核分裂反応により発生した熱エネルギーにより、一次冷却水が加熱されると、加熱された一次冷却水は、冷却水ポンプ9によりホットレグとなる冷却水配管6bを介して蒸気発生器7に送られる。ホットレグとなる冷却水配管6bを通過する高温の一次冷却水は、加圧器8により加圧されることで沸騰が抑制され、高温高圧となった状態で、蒸気発生器7に流入する。蒸気発生器7に流入した高温高圧の一次冷却水は、二次冷却水と熱交換を行うことにより冷却され、冷却された一次冷却水は、冷却水ポンプ9によりコールドレグとなる冷却水配管6aを介して原子炉5に送られる。そして、冷却された一次冷却水が原子炉5に流入することで、原子炉5が冷却される。つまり、一次冷却水は、原子炉5と蒸気発生器7との間を循環している。なお、一次冷却水は、冷却材および中性子減速材として用いられる軽水である。
二次冷却系4は、蒸気管21を介して蒸気発生器7に接続されたタービン22と、タービン22に接続された復水器23と、復水器23と蒸気発生器7とを接続する給水管26に介設された給水ポンプ24と、を有している。そして、上記のタービン22には、発電機25が接続されている。
ここで、原子力設備1の二次冷却系4における一連の動作について説明する。蒸気管21を介して蒸気発生器7から蒸気がタービン22に流入すると、タービン22は回転を行う。タービン22が回転すると、タービン22に接続された発電機25は、発電を行う。この後、タービン22から流出した蒸気は復水器23に流入する。復水器23は、その内部に冷却管27が配設されており、冷却管27の一方には冷却水(例えば、海水)を供給するための取水管28が接続され、冷却管27の他方には冷却水を放水路へ排水するための排水管29が接続されている。そして、復水器23は、タービン22から流入した蒸気を冷却管27により冷却することで、蒸気を液体に戻している。液体となった二次冷却水は、給水ポンプ24により給水管26を介して蒸気発生器7に送られる。蒸気発生器7に送られた二次冷却水は、蒸気発生器7において一次冷却水と熱交換を行うことにより再び蒸気となる。
上述した原子力設備1では、上述した原子力設備1の建屋内で、使用済みとなった燃料集合体15(以下、使用済燃料という)が使用済燃料ピット31内に保管され、当該使用済燃料ピット31内に満たされた使用済燃料ピット冷却水31aにより冷却される。そして、使用済燃料ピット冷却水31aは、使用済燃料から生じる熱により加熱されるため冷却する必要がある。そこで、使用済燃料ピット31は、使用済燃料ピット冷却水31aを循環させる使用済燃料ピット冷却水循環路32および循環ポンプ33が設けられ、この使用済燃料ピット冷却水循環路32の途中に使用済燃料ピット冷却器34が設けられている。
また、上述した原子力設備1では、原子炉5の停止時に原子炉5内の一時冷却水を冷却する必要がある。そこで、上述した原子力設備1の建屋内で、ホットレグとなる冷却水配管6bとコールドレグとなる冷却水配管6aとに両端が接続されてこの一次冷却水を循環させる一次冷却水循環路35および循環ポンプ36が設けられ、この一次冷却水循環路35の途中に予熱除去冷却器37が設けられている。
そして、使用済燃料ピット冷却器34は、熱交換器として構成されて、使用済燃料ピット冷却水循環路32の使用済燃料ピット冷却水31aを冷却するための原子炉補機冷却水(冷却媒体)が循環される原子炉補機冷却水循環路(第一循環路)41の一部が介在されている。同様に、予熱除去冷却器37は、熱交換器として構成されて、一次冷却水循環路35を冷却するための原子炉補機冷却水が循環される原子炉補機冷却水循環路41の一部が介在されている。
なお、原子炉補機冷却水により冷却される使用済燃料ピット冷却器34や予熱除去冷却器37は、一例であり、原子力設備1においては、図には明示しないが、原子炉補機冷却水循環路41に循環される原子炉補機冷却水により冷却される他の冷却器もある。
図2は、本実施形態に係る冷却装置の概略図である。図3は、本実施形態に係る空気冷却器の概略図である。
上述した、原子炉補機冷却水が循環される原子炉補機冷却水循環路41は、図2に示すように、本実施形態における冷却装置40の構成として上述した原子力設備1の建屋30内に設けられている。原子炉補機冷却水循環路41は、原子炉補機冷却水を循環させるため、循環ポンプ42が設けられている。そして、冷却装置40は、原子炉補機冷却水循環路41や循環ポンプ42の他、原子炉補機冷却水冷却器43が設けられている。
原子炉補機冷却水冷却器43は、上述した原子力設備1の建屋30の外部から導入される冷却水と、原子炉補機冷却水循環路41に循環される原子炉補機冷却水とを非接触で熱交換させるものである。具体的に、原子炉補機冷却水冷却器43は、冷却水が導入される外部冷却水導入路44の一部、および原子炉補機冷却水循環路41の一部が配置されている。外部冷却水導入路44は、冷却水として、例えば、海水が適用され、この海水を導入するための海水ポンプ45が接続されている。すなわち、原子炉補機冷却水冷却器43は、海水ポンプ45により外部冷却水導入路44に導入された海水と、原子炉補機冷却水循環路41に循環される原子炉補機冷却水とを非接触で熱交換し、原子炉補機冷却水を冷却する。そして、このように冷却された原子炉補機冷却水により使用済燃料ピット冷却器34や予熱除去冷却器37を介して使用済燃料ピット冷却水31aや一次冷却水を冷却することができる。
また、冷却装置40は、空気冷却器(副冷却部)50が設けられている。空気冷却器50は、上述した原子力設備1の建屋30の外部に設けられ、シビアアクシデント時に電源が喪失し、原子炉補機冷却水冷却器43に海水を供給する海水ポンプ45に電源が供給されなくなった場合や、海水ポンプ45が故障した場合を想定し、確実に原子炉補機冷却水を冷却するために適用される。
空気冷却器50は、原子炉補機冷却水循環路41の原子炉補機冷却水が循環されるように原子炉補機冷却水循環路41の途中から迂回した補助冷却水循環路51および循環ポンプ52を有する。空気冷却器50は、補助冷却水循環路51の一部が流通される熱交換部53と、この熱交換部53に外部の空気を送り接触させる送風機54を備える。熱交換部53は、図には明示しないが、補助冷却水循環路51が流通される複数の伝熱管が複数並設されたフィンを貫通して構成されている。そして、送風機54の送る風がフィンの間を通過することでフィンを介して伝熱管内の補助冷却水循環路51を冷却する。なお、空気冷却器50は、シビアアクシデント時に使用され、通常時は使用されないため、通常時は閉作動され必要に応じて開作動される開閉弁55が補助冷却水循環路51に設けられている。
この空気冷却器50は、図3に示すように、熱交換部53および送風機54がケース56に設けられている。ケース56は、天板56A、底板56Bおよび側板56Cで囲まれて内部に空間Eが形成された矩形の箱状に構成されている。ケース56は、入口57および出口58を有する。本実施形態において、ケース56は、入口57が水平方向で対向する両側に設けられ、出口58が天板56Aに設けられている。そして、ケース56は、入口57が対向している他の側部が側板56Cで塞がれている。このケース56の入口57に熱交換部53が設けられ、出口58に送風機54が設けられる。出口58は、送風機54の周囲を覆うダクト56Dを介して設けられている。すなわち、送風機54によりケース56の入口57から出口58に送風が行われ、この空気が入口57の熱交換部53に流通されて当該熱交換部53に導入される原子炉補機冷却水(冷却媒体)を冷却する。なお、送風機54の送風方向を逆にし、上述した出口58が入口となって入口57が出口となる構成であってもよい。
このような冷却装置40は、通常時、原子炉補機冷却水冷却器43により、原子力設備1の建屋30の外部から導入される冷却水と、原子炉補機冷却水循環路41に循環される原子炉補機冷却水とを非接触で熱交換し、冷却された原子炉補機冷却水により使用済燃料ピット冷却器34や予熱除去冷却器37を介して使用済燃料ピット冷却水31aや一次冷却水を冷却することができる。
また、シビアアクシデント時に電源が喪失し、原子炉補機冷却水冷却器43に海水を供給する海水ポンプ45に電源が供給されなくなった場合や、海水ポンプ45が故障した場合、開閉弁55を開作動させると共に循環ポンプ52を作動させて、原子炉補機冷却水循環路41の原子炉補機冷却水を空気冷却器50の熱交換部53に供給し、かつ送風機54を作動させて原子炉補機冷却水を冷却する。
このように、本実施形態の冷却装置40によれば、シビアアクシデント時に原子炉補機冷却水の冷却を通常時から継続して冷却することができる。
図4および図5は、本実施形態に係る空気冷却器の概略図である。
本実施形態の空気冷却器50は、上述した構成において、ケース56の入口57および出口58に対して着脱可能に設けられて装着時に入口57および出口58における空気の流通を遮蔽するカバー59を有している。
カバー59は、ケース56の入口57であって本実施形態では熱交換部53のケース56外側に向いて空気が流通する外側流通面53Aを覆う熱交換部外カバー59Aと、熱交換部53のケース56内側に向いて空気が流通する内側流通面53Bを覆う熱交換部内カバー59Bと、ケース56の出口58であって本実施形態では送風機54の周囲のダクト56Dの開口部を覆う送風機カバー59Cとがある。
このように構成された空気冷却器50は、当該空気冷却器50を使用しないときにカバー59が装着されることで、ケース56の入口57および出口58における空気の流通が遮蔽される。
この空気冷却器50によれば、カバー59により塩分を多量に含む風が熱交換部53、特にフィンに付着することを防ぐことで、熱交換部53(フィン)に海塩粒子が付着して塩害により腐食する事態を防止することができる。
なお、カバー59のうち少なくとも熱交換部外カバー59Aと送風機カバー59Cとがあれば、ケース56の内部の空間Eへの風の出入りを遮るため、熱交換部内カバー59Bは設けなくてもよい。また、送風機カバー59Cは、積雪や雨水の貯留を抑えるため、錐形(山形)に形成されていることが好ましい。
なお、熱交換部外カバー59Aは、熱交換部53の空気が流通する外側流通面53Aに沿って配置され、当該外側流通面53Aに沿ってスライド移動可能に設けられている。具体的には、例えば、図4に示すように、熱交換部外カバー59Aは、板体として構成され、その上下縁がケース56に取り付けられたレール60に支持され、側方にスライド移動可能に設けられている。また、例えば、図4に示すように、熱交換部外カバー59Aは、布体として構成され、その上下縁がケース56に取り付けられたレール60に支持され、側方にスライド移動可能に設けられている。また、熱交換部外カバー59Aのスライド方向は、側方に限らず上方であってもよい。なお、図には明示しないが、熱交換部内カバー59Bも同様に構成される。このように構成することで、シビアアクシデント時に熱交換部外カバー59Aおよび熱交換部内カバー59Bを容易に移動させ、熱交換部53の外側流通面53Aや内側流通面53Bを迅速に開放することができる。
図6および図7は、本実施形態に係る空気冷却器の概略図である。
図6に示すように、空気冷却器50は、入口57および出口58とは別にケース56の側板56Cに開口部61が設けられている。この開口部61は、蓋62により開閉可能とされている。蓋62は、図には明示しないが、側板56Cに対してヒンジを介して揺動可能に設けられて開口部61を開閉可能に構成されていたり、側板56Cに対してレールを介してスライド移動可能に設けられて開口部61を開閉可能に構成されていたりする。また、開口部61は、ケース56の空間Eに作業員が立ち入れるようにマンホールとして機能できる。
空気冷却器50は、通常時は使用されないが、安全系の設備であるため定期的に点検が実施される。具体的には、送風機54の動作確認が行われる。この送風機54の動作確認の点検において、図7に示すように、点検対象の送風機54に対応する送風機カバー59Cが外され、当該送風機54のダクト56Dが開放される。さらに、蓋62が開けられて開口部61が開放される。この状態で、点検対象の送風機54により風を送ることで、熱交換部53を介すことなく開口部61からケース56の空間Eに送風され、ダクト56Dの外に排出される。なお、この場合、ケース56の空間Eに塩分を多量に含む風が送られる可能性があるため、熱交換部53への塩害を防止するために熱交換部内カバー59Bを設けることが好ましい。このように、塩害を防止しつつ、送風機54の動作確認の点検を行うことができる。
図8は、本実施形態に係る空気冷却器の概略図である。
図8に示すように、空気冷却器50は、ケース56の空間Eにおいて、開口部61と送風機54のダクト56Dの口とを連通する屈曲自在なダクト63が、開口部61と送風機54のダクト56Dの口とに対して着脱可能に設けられている。ダクト63の屈曲は、例えば、蛇腹機構やダクト63自体が可撓性を有する部材で形成されていることで実施できる。
このダクト63は、送風機54の動作確認の点検において、点検対象の送風機54により風を送ることで、開口部61から熱交換部53およびケース56の空間Eを介すことなく送風され、直接ダクト56Dの外に排出される。なお、この場合、ケース56の空間Eに塩分を多量に含む風が送られないため、熱交換部内カバー59Bは設けなくてもよい。このように、塩害を防止しつつ、送風機54の動作確認の点検を行うことができる。
図9は、本実施形態に係る空気冷却器の概略図である。
図9に示すように、空気冷却器50は、ヒータ64と、吸気口65と、排気口66と、塩害フィルタ67とを有する。ヒータ64は、ケース56の空間Eを加熱するものでケース56内に設けられている。ヒータ64は、電源を要する電気ヒータであってもよいが、ケース56外の太陽熱を吸熱する吸熱部64Aを有し、ケース56内に吸熱した太陽熱を放熱する放熱部64Bを有することが電源を要さず好ましい。吸気口65は、ケース56の下部であって側板56Cの下方に設けられ、ケース56の内外に通じる。排気口66は、ケース56の上部であって天板56Aに設けられ、ケース56の内外に通じる。また、排気口66は、雨水が侵入しないように側方に屈曲して口が側方に向くようにダクトに設けられている。塩害フィルタ67は、通過する空気の塩分を捕集するフィルタであり、吸気口65および排気口66に設けられている。なお、吸熱部64Aの材料としては、安全性の高い水が望ましいが、その他、パラフィンやポリパーなどの高温の融点を持つ流体も使用可能である。
この空気冷却器50は、ヒータ64によりケース56の空間Eの空気が加熱され、当該空間Eの空気が自然対流により上昇する。これにより、吸気口65から塩害フィルタ67を介して外部からケース56の空間Eに吸気され、排気口66からケース56の空間Eの外部に排気される。吸気口65に塩害フィルタ67が設けられているので、吸気口65からケース56の空間Eに塩分を多量に含む風が送られる事態を防ぐ。また、排気口66にも塩害フィルタ67が設けられているので、排気口66からケース56の空間Eに塩分を多量に含む風が送られる事態を防ぐ。なお、この場合、ケース56の空間Eに塩分を含む風が送られる可能性を想定し、熱交換部53への塩害を防止するために熱交換部内カバー59Bを設けることが好ましい。
図10は、本実施形態に係る空気冷却器の概略図である。
図10に示すように、空気冷却器50は、ケース56の出口58から入口57に送風を行う逆流送風機68を備える。逆流送風機68は、送風機54のインペラ構造を対称構造とすることで、逆回転によりケース56の出口58から入口57に送風を行うように構成される。または、送風機54とは別に設けてもよい。そして、出口58に塩害フィルタ69を設ける。
この空気冷却器50は、逆流送風機68によりケース56の出口58から入口57に送風を行うことで、熱交換部53の内側流通面53Bから外側流通面53Aへ空気が通過する。この結果、塩害フィルタ69を経て熱交換部53に逆に空気が流通することから、熱交換部53(フィン)に海塩粒子が付着する事態を防止することができる。また、熱交換部53(フィン)に付着した塵埃を除去することができる。
図11は、本実施形態に係る空気冷却器の概略図である。
図11に示すように、空気冷却器50は、熱交換部53が設けられたケース56の入口57を海岸側から背けるようにケース56を配置することが好ましい。図11では、ケース56の入口57が海岸側の側方となるように側板56Cを海岸側(海岸線)に向ける。また、海岸線が空気冷却器50の位置を囲むような地形の場合、その位置の過去の統計において海からの風が最も多い側を海岸側とする。このようにすることで、熱交換部53への塩害を低減することができる。
1 原子力設備
40 冷却装置
50 空気冷却器
51 補助冷却水循環路
52 循環ポンプ
53 熱交換部
53A 外側流通面
53B 内側流通面
54 送風機
55 開閉弁
56 ケース
56A 天板
56B 底板
56C 側板
56D ダクト
57 入口
58 出口
59 カバー
59A 熱交換部外カバー
59B 熱交換部内カバー
59C 送風機カバー
60 レール
61 開口部
62 蓋
63 ダクト
64 ヒータ
64A 吸熱部
64B 放熱部
65 吸気口
66 排気口
67 塩害フィルタ
68 逆流送風機
69 塩害フィルタ

Claims (10)

  1. 入口および出口を有するケースと、
    前記ケースの前記入口または前記出口の一方に設けられた熱交換部と、
    前記ケースの前記入口または前記出口の他方に設けられた送風機と、
    を備え、前記送風機により前記ケースの前記入口から前記出口に送風を行い、前記熱交換部に導入される冷却媒体を冷却する空気冷却器において、
    前記ケースの前記入口および前記出口に対して着脱可能に設けられて装着時に前記入口および前記出口における空気の流通を遮蔽するカバーを備え
    前記カバーは、前記熱交換部の前記ケースの外側に向く外側流通面を覆う熱交換部外カバーと、前記熱交換部の前記ケースの内側に向く内側流通面を覆う熱交換部内カバーと、を含むことを特徴とする空気冷却器。
  2. 入口および出口を有するケースと、
    前記ケースの前記入口または前記出口の一方に設けられた熱交換部と、
    前記ケースの前記入口または前記出口の他方に設けられた送風機と、
    を備え、前記送風機により前記ケースの前記入口から前記出口に送風を行い、前記熱交換部に導入される冷却媒体を冷却する空気冷却器において、
    前記ケースの前記入口および前記出口に対して着脱可能に設けられて装着時に前記入口および前記出口における空気の流通を遮蔽するカバーと、
    前記ケースの前記入口および前記出口とは別に設けられた開口部と、
    前記開口部を開閉可能に設けられた蓋と、
    を備え
    前記開口部と前記送風機側の口とを前記ケース内にて連通する屈曲自在なダクトを着脱可能に備えることを特徴とする空気冷却器。
  3. 前記ケース内を加熱するヒータと、
    前記ケースの下部に設けられた吸気口と、
    前記ケースの上部に設けられた排気口と、
    前記吸気口および前記排気口に設けられた塩害フィルタと、
    を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の空気冷却器。
  4. 前記ケースの前記出口から前記入口に送風を行う逆流送風機と、
    前記出口に設けられた塩害フィルタと、
    を備えることを特徴とする請求項1〜のいずれか1つに記載の空気冷却器。
  5. 入口および出口を有するケースと、
    前記ケースの前記入口または前記出口の一方に設けられた熱交換部と、
    前記ケースの前記入口または前記出口の他方に設けられた送風機と、
    を備え、前記送風機により前記ケースの前記入口から前記出口に送風を行い、前記熱交換部に導入される冷却媒体を冷却する空気冷却器において、
    前記ケースの前記入口および前記出口に対して着脱可能に設けられて装着時に前記入口および前記出口における空気の流通を遮蔽するカバーと、
    前記ケース内を加熱するヒータと、
    前記ケースの下部に設けられた吸気口と、
    前記ケースの上部に設けられた排気口と、
    前記吸気口および前記排気口に設けられた塩害フィルタと、
    を備えることを特徴とする空気冷却器。
  6. 入口および出口を有するケースと、
    前記ケースの前記入口または前記出口の一方に設けられた熱交換部と、
    前記ケースの前記入口または前記出口の他方に設けられた送風機と、
    を備え、前記送風機により前記ケースの前記入口から前記出口に送風を行い、前記熱交換部に導入される冷却媒体を冷却する空気冷却器において、
    前記ケースの前記入口および前記出口に対して着脱可能に設けられて装着時に前記入口および前記出口における空気の流通を遮蔽するカバーと、
    前記ケースの前記出口から前記入口に送風を行う逆流送風機と、
    前記出口に設けられた塩害フィルタと、
    を備えることを特徴とする空気冷却器。
  7. 前記熱交換部が設けられた前記ケースの前記入口または前記出口の一方を海岸側から背けるように前記ケースを配置することを特徴とする請求項1〜のいずれか1つに記載の空気冷却器。
  8. 前記熱交換部が設けられた前記ケースの前記入口または前記出口の一方における空気の流通を遮蔽するカバーは、前記熱交換部の空気が流通する流通面に沿って配置され、当該流通面に沿ってスライド移動可能に設けられていることを特徴とする請求項1〜のいずれか1つに記載の空気冷却器。
  9. 設備で生成された熱と熱交換を行う冷却媒体を循環させるための循環路と、
    前記循環路の冷却媒体の熱を熱交換により取得する請求項1〜のいずれか1つに記載の空気冷却器と、
    を備えることを特徴とする冷却装置。
  10. 請求項1〜請求項のいずれか1つに記載の空気冷却器、または請求項に記載の冷却装置を有することを特徴とする原子力設備。
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