JP6477515B2 - 燃料電池システム - Google Patents

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Description

本発明は、燃料電池システムに関する。
特許文献1には、駆動モータと、インバータと、2次電池と、バッテリ昇圧コンバータ(DC−DCコンバータ)と、燃料電池と、FC昇圧コンバータと、を備える燃料電池システムが記載されている。
特開2014−187831号公報
一般に、燃料電池システムでは、駆動モータによる回生を行う際に、インバータとバッテリ昇圧コンバータとの間の高電圧配線の電位が高く維持されており、バッテリ昇圧コンバータにおける降圧量が大きいたため、バッテリ昇圧コンバータの電力損失が大きく、回収できる電力が少なくなるという問題点があった。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
(1)本発明の一形態によれば、移動体に搭載される燃料電池システムが提供される。この燃料電池システムは、燃料電池と、前記燃料電池に接続されるDC−DCコンバータである燃料電池用コンバータと、前記燃料電池用コンバータに接続される高電圧配線と、前記高電圧配線に接続されるDC−DCコンバータである二次電池用コンバータと、前記二次電池用コンバータと低電圧配線を介して接続される二次電池と、前記高電圧配線に接続されるインバータと、前記インバータに接続される駆動モータと、前記燃料電池の電流と電圧を測定する第1センサと、前記高電圧配線の電圧を測定する第2センサと、前記駆動モータの電流と電圧を測定する第3センサと、前記二次電池の電流と電圧を測定する第4センサと、前記移動体の速度を取得する速度センサと、前記移動体のアクセルペダルの踏み込み量を取得するアクセルペダルセンサと、前記移動体のブレーキペダルの踏力を取得するブレーキペダルセンサと、制御部と、を備え、前記制御部は、前記第1センサの測定値が、前記燃料電池が発電停止中であることを示す第1条件、及び、前記第3センサの測定値または前記第4センサの測定値が、前記駆動モータが回生動作をしていることを示す第2条件、の両方を満たす場合には、前記移動体の速度と、前記アクセルペダルの踏み込み量と、前記ブレーキペダルの踏力とを用いて前記駆動モータに掛けるマイナストルクを算出し、前記マイナストルクに対応する前記高電圧配線の電圧であるモータ要件電圧を算出し、(i)前記モータ要件電圧が前記二次電池の電圧未満の場合には、前記二次電池の電圧を第1目標電圧とし、前記モータ要件電圧が前記二次電池の電圧以上の場合には、前記二次電池用コンバータが前記二次電池の電圧を昇圧するときの昇圧後の最低電圧である二次電池制御性担保電圧と前記モータ要件電圧とのうちの小さくない方を第1目標電圧とし、(ii)前記燃料電池の非発電時に測定した前記燃料電池の電圧と前記モータ要件電圧とのうちの小さくない方を第2目標電圧とし、(iii)前記高電圧配線の制御目標電圧として、前記第1目標電圧と前記第2目標電圧のうちの小さくない方の電圧を設定する。
この形態によれば、駆動モータが回生動作中であり、かつ、燃料電池が発電停止中の時には、高電圧配線の電圧を下げることができるので、インバータのベース電圧を下げることができ、また、二次電池用コンバータの降圧比を下げることができるので、二次電池用コンバータの損失を抑制し、回収できる電力の低下を抑制できる。
(2)上記形態において、前記制御部は、前記燃料電池の非発電時に、前記二次電池の放電可能電力が大きいほど、前記燃料電池の非発電時に測定される前記燃料電池の電圧を低下させるように、前記燃料電池に供給する酸化剤ガスの量を低下させてもよい。
移動体を再加速させる場合、燃料電池に反応ガスを供給して再発電させるが、反応ガスの供給から燃料電池の電圧が上がるまでのタイムラグがあり、二次電池で補助することが好ましい。この形態によれば、前記制御部は、前記二次電池の放電可能電力が大きいほど、前記燃料電池の前記非発電時に測定される燃料電池の電圧を低下させるように、前記燃料電池に供給する酸化剤ガスの量を低下させる。その結果、高電圧配線の電圧を下げることができ、インバータのベース電圧を下げることができる。また、二次電池用コンバータの降圧比を下げることができる。その結果、二次電池用コンバータの損失を抑制し、回収できる電力の低下を抑制できる。
(3)上記形態において、前記燃料電池の電圧を低下させるときに、前記二次電池の充電可能電力に応じたレートで低下させてもよい。
燃料電池から引く電流をゼロとしても、燃料電池の中にはエアが残っている場合には、燃料電池は残存エアを用いて余剰の発電を行う。この形態によれば、燃料電池の電圧を低下させるときに、前記二次電池の充電可能電力に応じたレートで前記燃料電池の電圧を低下させるので、二次電池により多くの余剰の電力を充電させることができる。
なお、本発明は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、燃料電池システム他、燃料電池システムを備えた車両、移動体や、回生制御方法等の形態で実現することができる。
燃料電池システムの概略構成を示す説明図。 燃料電池システムの制御フローチャート。 第1目標電圧を取得するフローチャート。 図3の内容を示したグラフ。 第2目標電圧を取得するフローチャート。 図5の内容を示したグラフ。 第2の実施形態における第2目標電圧を示すグラフ。 二次電池の放電可能電力と、燃料電池の目標電圧との関係を示すグラフ。 燃料電池システムの回生動作からの復帰時の動作を示すグラフ。 第3の実施形態における第2目標電圧を示すグラフ。 二次電池200の充電可能電力と、移行レートとの関係を示す説明図。 燃料電池に残存するエアによる余剰発電の電力の二次電池による吸収を示す説明図。
・第1の実施形態:
図1は、燃料電池システム10の概略構成を示す説明図である。この燃料電池システム10は、車両等の移動体に搭載される。燃料電池システム10は、燃料電池100と、高電圧配線110と、燃料電池用コンバータ120(「FC用コンバータ120」とも呼ぶ。)と、駆動モータ用インバータ130(図では「モータ用インバータ」と記載。)と、駆動モータ140と、エアコンプレッサ用インバータ150(図では「A/C用インバータ」と記載。)と、エアコンプレッサ160(図では「A/C」と記載。)と、二次電池200と、低電圧配線210と、二次電池用コンバータ220と、補機用インバータ230と、補機240と、第1センサS1と、第2センサS2と、第3センサS3と、第4センサS4と、第5センサS5と、制御部300と、アクセルペダルセンサ310と、アクセルペダル315と、ブレーキペダルセンサ320と、ブレーキペダル325と、速度センサ330と、を備える。FC用コンバータ120と二次電池用コンバータ220は、DC−DCコンバータである。
燃料電池100は、第1配線105により、FC用コンバータ120と接続されている。第1センサS1は、第1配線105に接続されており、燃料電池100の電圧V1と電流とを測定する。FC用コンバータ120と、駆動モータ用インバータ130と、エアコンプレッサ用インバータ150と、二次電池用コンバータ220と、第2センサS2は、高電圧配線110に接続されている。第2センサS2は、高電圧配線110の電圧V2を測定する。二次電池用コンバータ220と、二次電池200と、補機用インバータ230と、第3センサS3は、低電圧配線210に接続されている。第3センサS3は、二次電池200の電圧V3と電流を測定する。駆動モータ用インバータ130には、駆動モータ140と、第4センサS4が接続されている。第4センサS4は、駆動モータ140の駆動電圧V4と電流を測定する。補機用インバータ230には、補機240が接続されている。
燃料電池100は、反応ガス(燃料ガスと酸化剤ガス)を反応させて直流の電力を発生させる発電装置である。燃料電池100が発生させた電力は、FC用コンバータ120により昇圧されて、高電圧配線110を介して駆動モータ用インバータ130に供給される。駆動モータ用インバータ130は、燃料電池100から供給された直流の電力を、例えば3相交流に変換し、駆動モータ140に供給する。駆動モータ140は、移動体の車輪を駆動するモータである。また、エアコンプレッサ用インバータ150は、燃料電池100から供給された直流の電力を、例えば3相交流に変換し、エアコンプレッサ160に供給する。エアコンプレッサ160は、大気中の空気を圧縮して、酸化剤ガスとして燃料電池100に供給する。ここで、FC用コンバータ120が昇圧動作を行う場合、FC用コンバータ120の出力電圧は、入力電圧(燃料電池100の電圧V1)よりも高くなる。燃料電池用コンバータ120が動作したときの昇圧後の最低の電圧(昇圧後の許容範囲の下限電圧)を、「燃料電池制御性担保電圧V5」と呼ぶ。燃料電池制御性担保電圧V5は、例えば、燃料電池100の電圧V1よりも予め定められた差分だけ高い電圧として設定される。
二次電池200は、例えば、ニッケル水素電池や、リチウムイオン電池などで構成されている。二次電池200の電力は、補機用インバータ230を介して補機240に供給される。補機240は、例えば、燃料電池100に燃料ガスを供給するためのポンプ、燃料電池100に冷却液を供給するためのポンプ、車両の空調装置等を含む。なお、補機240の一部は、補機用インバータ230を介さずに、低電圧配線210に直接接続されていてもよい。また、補機240の一部は、高電圧配線110に接続されていても良い。二次電池200には、図示しない充放電制御回路が設けられている。第5センサS5は、二次電池200に接続されており二次電池200の温度を取得する。
二次電池用コンバータ220は、上述したように、高電圧配線110と、低電圧配線210とに接続されており、双方向の電圧変換を行う。したがって、本実施形態の燃料電池システム10では、燃料電池100の電力を駆動モータ用インバータ130に供給して、駆動モータ140を駆動することに加え、二次電池200から供給された電力の電圧を、二次電池用コンバータ220を用いて昇圧し、駆動モータ用インバータ130に供給して、駆動モータ140を駆動することも可能である。また、燃料電池100の電力の電圧を、二次電池用コンバータ220を用いて降圧して二次電池200に充電することや、駆動モータ140の回生電力の電圧を、二次電池用コンバータ220を用いて降圧または昇圧して二次電池200に充電することが可能である。なお、二次電池用コンバータ220が二次電池200の昇圧動作を行う場合、二次電池用コンバータ220の出力電圧は、入力電圧(二次電池200の電圧V3)よりも高くなる。二次電池用コンバータ220が二次電池200の電圧を昇圧するときの昇圧後の最低の電圧(昇圧後の許容範囲の下限電圧)を、「二次電池制御性担保電圧V6」と呼ぶ。二次電池制御性担保電圧V6は、例えば、二次電池200の電圧V3よりも予め定められた差分だけ高い電圧として設定される。
アクセルペダルセンサ310は、車両のアクセルペダル315の踏み込み量を検知する。アクセルペダル315が踏み込まれると、制御部300は、アクセルペダル315の踏み込み量に応じて、燃料電池100と、FC用コンバータ120と、二次電池用コンバータ220と、駆動モータ用インバータ130と、補機用インバータ230を制御して、車両を加速させる。ブレーキペダルセンサ320は、車両のブレーキペダル325の踏み込み量を検知する。ブレーキペダル325が踏み込まれると、制御部300は、ブレーキペダル325の踏み込み量(踏力)に応じて、車両を減速または停止させる。速度センサ330は、燃料電池システム10が搭載されている車両の速度を取得する。
図2は、燃料電池システム10の制御フローチャートである。ステップS10では、車両は、通常走行しており、制御部300は、アクセルペダル315の踏み込み量に基づいて、燃料電池100と二次電池200の少なくとも一方の電力を用いて、駆動モータ140を駆動させる。
ステップS100では、制御部300は、燃料電池100が発電停止中であることを示す第1条件を満たすか否かを判断する。具体的には、制御部300は、第1センサS1を用い、燃料電池100から出力される電力がゼロであるか否かを判断する。燃料電池100から出力される電力がゼロである場合には、燃料電池100が発電停止中であると判断する。制御部300は、燃料電池100が発電停止中であると判断した場合には、ステップS200に移行し、燃料電池100が発電停止中ではない(発電中である)と判断した場合には、処理を終了する。
ステップS200では、制御部300は、駆動モータ140が回生動作をしている(回生動作中)ことを示す第2条件を満たしているか否かを判断する。具体的には、制御部300は、第3センサS3の測定値または第4センサS4の測定値を用いて以下の2つの条件の少なくとも一方が満たされているかを判断する。
(i)駆動モータ140に供給する電流よりも、駆動モータ140から出力される電流の方が多い。これは、第4センサS4を用いて、駆動モータ140に流れる電流の向きを取得することで判断できる。
(ii)電流の向きが二次電池200に電力が充電される向きである。これは、第3センサS3を用い、二次電池200に流れる電流の向きを取得することで判断できる。
なお、ステップS200は、ステップS100において、燃料電池100が発電中でない場合に実行されるので、条件(ii)を満たす場合、二次電池200に充電される電力は、回生により生じた電力である。
この2つの条件(i)、(ii)のいずれかが満たされている場合には、制御部300は、駆動モータ140が回生動作中である、と判断する。制御部300は、駆動モータ140が回生動作中である、と判断した場合には、ステップS300に移行し、回生動作中でないと判断した場合には、処理を終了する。ステップS300に移行する場合は、ステップS100とステップS200の両方を満たす場合である。
ステップS300では、制御部300は、高電圧配線110の第1目標電圧VT1を取得する。図3は、第1目標電圧VT1を取得するフローチャートである。ステップS305では、制御部300は、アクセルペダル315の踏み込み量と、ブレーキペダル325の踏力と、速度センサ330により得られる車両の速度と、に基づいて、駆動モータ140にかけるマイナストルク(制動力)を算出する。ステップS310では、制御部300は、駆動モータ140に要求するマイナストルクに対応するモータ要件電圧Vmを取得する。例えば、駆動モータ140のマイナストルクと、これに対応するモータ要件電圧Vmの関係を予めマップ等の形式で設定しておくことにより、駆動モータ140のマイナストルクに対応するモータ要件電圧Vmを取得できる。あるいは、駆動モータ140のマイナストルクから、駆動モータ140から引く電流を算出し、この電流に対応する電圧を予めマップ等の形式で設定しておくことにより、駆動モータ140のマイナストルクに対応するモータ要件電圧Vmを取得してもよい。高電圧配線110の電圧が、モータ要件電圧Vm以上であれば、駆動モータ140に所望のマイナストルクを発生させることが可能である。
ステップS320では、第3センサS3を用いて、二次電池200の電圧V3を取得する。ステップS330では、制御部300は、モータ要件電圧Vmが二次電池200の電圧V3未満(Vm<V3)であるか否かを判断する。Vm<V3を満たす場合には、ステップS340に移行し、Vm<V3を満たさない場合(Vm≧V3の場合)には、ステップS350に移行する。ステップS340では、二次電池200の電圧V3を第1目標電圧VT1として設定する。ステップS350では、二次電池制御性担保電圧V6を取得する。この二次電池制御性担保電圧V6は、二次電池200の電圧V3よりもΔV3だけ大きい。ステップS360では、モータ要件電圧Vmと二次電池制御性担保電圧V6とのうちの小さくない方(大きい方)の電圧を第1目標電圧VT1として設定する。
図4は、図3の内容を示したグラフである。点P1よりも左側は、モータ要件電圧Vmが二次電池200の電圧V3未満である領域(Vm<V3の領域)であり、ステップS340により、二次電池200の電圧V3が第1目標電圧VT1として設定されている。点P1よりも左側の領域では、二次電池用コンバータ220を用いて二次電池200の電圧を昇圧する必要が無いため、二次電池制御性担保電圧V6は使用しなくても良い。点P1及びその右側は、モータ要件電圧Vmが二次電池200の電圧V3以上である領域(Vm≧V3)である。点P1から点P2の間は、モータ要件電圧Vmよりも二次電池制御性担保電圧V6の方が小さくない(Vm≦V6)領域である。この領域では、二次電池制御性担保電圧V6が第1目標電圧VT1として設定され、点P2より右側は、二次電池制御性担保電圧V6よりもモータ要件電圧Vmの方が小さくない(Vm>V6)ので、モータ要件電圧Vmが第1目標電圧VT1として設定されている。
図2のステップS400では、制御部300は、高電圧配線110の第2目標電圧VT2を取得する。図5は、第2目標電圧VT2を取得するフローチャートである。ステップS410では、制御部300は、モータ要件電圧Vmを取得する。このステップS410は、上述したステップS305、S310と同様のステップである。ステップS420では、制御部300は、第1センサS1を用いて、燃料電池100の非発電時に測定した電圧V1を取得する。ステップS430では、モータ要件電圧Vmと燃料電池100の非発電時に測定した電圧V1の小さくない方(大きい方)の電圧を第2目標電圧VT2として設定する。
図6は、図5の内容を示したグラフである。図6と図4の違いは、二次電池200の電圧V3及び二次電池制御性担保電圧V6の大きさである。図6の、二次電池200の電圧V3及び二次電池制御性担保電圧V6は、図4の、二次電池200の電圧V3及び二次電池制御性担保電圧V6よりも小さくなっている。すなわち、二次電池200の電圧V3及び二次電池制御性担保電圧V6は、二次電池200の充電状態(SOC)により変わる。
点P3よりも左側は、モータ要件電圧Vmが燃料電池100の非発電時に測定した電圧V1未満である領域(Vm<V1)であり、ステップS430により、燃料電池100の非発電時に測定した電圧V1が第2目標電圧VT2として設定されている。ここで、燃料電池100の非発電時には、FC用コンバータ120を動作させる必要がないので、燃料電池制御性担保電圧V5は制御目標として使用されない。点P3及びその右側は、モータ要件電圧Vmが、燃料電池100の非発電時に測定した電圧V1以上である領域(V1≦Vm)であり、モータ要件電圧Vmが第2目標電圧VT2として設定されている。
図2のステップS500では、第1目標電圧VT1と第2制御電圧VT2のうちの小さくない方(大きい方)の電圧を高電圧配線110の制御目標電圧として設定する。
一般に、DC−DCコンバータの降圧動作では、降圧時の電圧差が大きいほど、損失が大きい。この特性は、非絶縁型DC−DCコンバータで顕著であり、チョッパ方式のDC−DCコンバータで特に顕著である。したがって、高電圧側の高電圧配線110の電圧V2を下げることにより、降圧時の電圧差を小さくして、損失を低減することができる。また、高電圧配線110の電圧V2は、駆動モータ用インバータ130やエアコンプレッサ用インバータ150のベース電圧であり、一般にインバータの損失は、ベース電圧が大きいほど大きいので、高電圧配線110の電圧V2を下げることにより、駆動モータ用インバータ130やエアコンプレッサ用インバータ150の損失を低減することができる。
本実施形態では、駆動モータ140が回生動作中であり、かつ、燃料電池100が発電停止中の場合であって、モータ要件電圧Vmが二次電池200の電圧V3未満の場合には、以下の領域(i)、(ii)において、二次電池用コンバータ220や、駆動モータ用インバータ130の損失を低減できる。
(i)図4の点P1より左の領域
この領域では、制御部300は、二次電池用コンバータ220を動作させて二次電池200の電圧V3を昇圧させて、高電圧配線110に供給しなくてもよい。その結果、高電圧配線110の第1目標電圧VT1を、二次電池制御性担保電圧V6から二次電池200の電圧V3に下げることができ、二次電池用コンバータ220や、駆動モータ用インバータ130の損失を低減できる。
(ii)図6の点P3よりも左側の領域
この領域では、制御部300は、燃料電池100の非発電時に測定した電圧V1がモータ要件電圧Vmよりも大きいので、燃料電池用コンバータ120を動作させて高電圧配線110の電圧V2を昇圧させなくてもよい。その結果、高電圧配線110の第2目標電圧VT2を、燃料電池制御性担保電圧V5から燃料電池100の電圧V1に下げることができ、二次電池用コンバータ220や、駆動モータ用インバータ130の損失を低減することができる。
なお、図6のところで説明したように、二次電池200の電圧V3及び二次電池制御性担保電圧V6は、二次電池200の充電状態により変わる。したがって、二次電池200の電圧V3の大きさによっては、第1目標電圧VT1と第2目標電圧VT2のいずれか大きいか(小さくないか)が入れ替わる。したがって、本実施形態では、図2のステップS500で説明したように、第1目標電圧VT1と第2制御電圧VT2のうちの小さくない方(大きい方)の電圧を高電圧配線110の目標電圧として設定する。
・第2の実施形態
図7は、第2の実施形態における第2目標電圧VT2bを示すグラフである。図4に示す第1の実施形態における第2目標電圧VT2を示すグラフとの違いは、燃料電池100の非発電時に、二次電池200の放電可能電力に基づいて、エアコンプレッサ160による燃料電池への酸化剤ガスの供給量を変えることで、燃料電池100の非発電時に測定される前記燃料電池の電圧を低下させる点である。電圧V1aのグラフは、二次電池200の放電可能電力が小さい場合(Wouta)のグラフであり、電圧V1bのグラフは、二次電池200の放電可能電力が大きい場合(Woutb)のグラフである。二次電池200の放電可能電力が大きいほど、燃料電池100の前記非発電時の電圧を低下させるように、燃料電池100に供給する酸化剤ガスの量を低下させ、第2目標電圧VT2を低下させる。なお、二次電池200の放電可能電力は、二次電池200のSOCと温度により決められる。
第2の実施形態では、制御部300は、二次電池200の放電可能電力が大きいほど、燃料電池100の電圧を低下させるように、エアコンプレッサ160を制御し、燃料電池100に供給する酸化剤ガスの量を低下させる。このように、燃料電池100の非発電時の電圧をV1aからV1bに低下させた場合、燃料電池100の電圧V1bとモータ要件電圧Vmとを用いて、第1の実施形態の図5、図6で説明したように、第2目標電圧VT2bを設定する。
図8は、二次電池200の放電可能電力Woutと、燃料電池100の目標電圧との関係を示すグラフである。二次電池200の放電可能電力Woutが大きくなるほど、燃料電池100の目標電圧を小さくなっている。そして、制御部300は、この燃料電池100の電圧がこの目標電圧となるようにエアコンプレッサ160を制御する。
燃料電池100の目標電圧V1bは、例えば、以下のように決定できる。WOT時の燃料電池100の電圧と電流をVwot、Iwotとし、WOT時の燃料電池100のエアを供給するエアコンプレッサ(図示せず)の消費電力をPapwotとし、二次電池200の放電可能電力をWoutとすると、以下の式(1)により決定される。WOT時とは、燃料電池100の出力電流値が出力可能電流値範囲の最大値となるように、燃料電池100に反応ガスが供給されている状態を意味し、例えば、車両の運転者がアクセルペダル315を最大に踏み込んでいる状態等において生じ得る。
V1b=Vwot+(Papwot−Wout)/Iwot …(1)
上記式(1)において、右辺第2項は、エアコンプレッサの消費電力Papwotから二次電池200の出力可能な電力を引いたものを、WOT時の燃料電池100の電流Iwotで割った値(電圧)である。燃料電池100の目標電圧V1bを、WOT時の燃料電池100の電圧に右辺第2項の電圧を加えた値としておけば、エアを供給するエアコンプレッサ(図示せず)の消費電力Papwotを出力しつつ、WOT時の電力を出力できる。式(1)では、二次電池200の放電可能電力Woutが大きくなると、燃料電池100の目標電圧V1bは、小さくなる。
図9は、燃料電池システム10の回生動作からの復帰時の動作を示すグラフである。例えば、運転者によりアクセルペダル315が踏み込まれた場合には、燃料電池システム10は、回生動作から復帰する。制御部300は、アクセルペダルセンサ310を用いてアクセルペダル315の踏み込み量を取得し、燃料電池システム10への要求電力Preqを算出する。燃料電池システム10は、要求電力Preqのうち、一部を燃料電池100から出力し、残りを二次電池200から出力する。ここで、二次電池200の放電可能電力Woutが大きければ、燃料電池100の電圧を下げて燃料電池100からの電力を少なくしても、要求電力Preqを二次電池200の電力で補うことができる。
以上、第2の実施形態によれば、二次電池200の放電可能電力Woutが大きいほど燃料電池100の非発電時の電圧を低下させるように、燃料電池100に供給する酸化剤ガスの量を低下させる、燃料電池100の電圧が下がれば、第1の実施形態と同様に、図7の点P4より左側の領域において、第2制御電圧VT2bをさらに下げることができ、二次電池用コンバータ220や、駆動モータ用インバータ130の損失を、さらに低減出来る。
・第3の実施形態
図10は、第3の実施形態における第2目標電圧VT2cを示すグラフである。第3の実施形態では、燃料電池100の電圧を低下させるときに、二次電池200の充電可能電力Winに応じたレートで低下させる。図7に示す第2の実施形態における第2目標電圧VT2bを示すグラフとの違いは、点P5から点P7の間の形状である。第2実施形態の第2目標電圧VT2bを示すグラフは、点P5に対応する点から点P7に対応する点までは、単調に減少している。これに対し第3実施形態の第3目標電圧VT2cを示すグラフは、点P5から点P6までは、同じ電圧であり、点P6から点P7にかけて電圧が減少するグラフである。点P6から点P7にかけての傾きは、二次電池200の充電可能電力Winにより決められる。
燃料電池100は、エアコンプレッサによるエアの供給を停止しても、燃料電池100のマニホールド等(図示せず)に残存するエアにより余剰発電が行われる。この余剰電力は、二次電池200で吸収される。二次電池200の充電可能電力Winが大きい場合には、より余剰電力を吸収できる。ここで、二次電池200の充電可能電力Winは、上述した放電可能電力Woutと同様に、二次電池200のSOCと温度により決められる。
図11は、二次電池200の充電可能電力Winと、移行レートkとの関係を示す説明図である。移行レートkは、二次電池200の充電可能電力Winに応じたレートで燃料電池100の昇圧目標電圧を、燃料電池100の目標電圧に移行させるときの係数である。二次電池200の充電可能電力Winが大きくなると、移行レートkも大きくなる。但し、移行レートkは、0から1の間の値である。例えば、充電可能電力Winが0のときに移行レートkは0であり、充電可能電力Winが30kWのときに移行レートkは1である。なお、充電可能電力Winが30kWを超えても1のままである。
燃料電池100の現在の電圧をV1c、最終目標電圧をV1d、移行レートをkとすると、制御部300は、燃料電池100の昇圧目標電圧Voutを、例えば、以下の式(2)で設定しても良い。
Vout=V1c+(V1d−V1c)×k …(2)
この例では、制御部300は、燃料電池100の現在の電圧V1cを第1センサS1により取得し、二次電池200のSOCと温度から放電可能電力Woutと充電可能電力Winを算出して目標電圧V1dと、移行レートkを算出する。そして、目標電圧V1dと現在の電圧V1cと、目標電圧V1dと、移行レートkから燃料電池100の昇圧目標電圧Voutを算出する。燃料電池100の電圧が、現在の電圧V1cから昇圧目標電圧Vout近づくように制御する。その結果、燃料電池の電圧がV1c1になったとする。次のサイクルの昇圧目標電圧Voutは、同様にして、V1c1+(V1d−V1c1)×kとなる。この制御サイクルを繰り返すと、最終的には、燃料電池100の電圧は、V1dとなる。
図12は、燃料電池100に残存するエアによる余剰発電の電力の二次電池200による吸収を示す説明図である。制御部300は、燃料電池システム10を回生動作させる場合には、燃料電池100の電圧を下げて要求電力Preqを減少させる。燃料電池100の出力は、残存するエアによる余剰発電により、破線のように移行する。燃料電池100の出力と要求電力Preqの差は、二次電池200で吸収される。なお、移行レートkが大きい場合、燃料電池100の目標電圧Voutがより早く小さくなるので、要求電力Preqの傾きを急峻にでき、その結果、より多くの電力を二次電池200で吸収できる。
以上、第3の実施形態によれば、二次電池200の充電可能電力Winに応じたレートで燃料電池100の昇圧目標電圧を、燃料電池100の目標電圧に移行させるので、燃料電池100に残存するエアによる余剰発電の電力をより多く二次電池に吸収できる。
上記第3実施形態の説明では、燃料電池100の現在の電圧をV1cとして、第2実施形態に追加する構成として説明したが、二次電池200の放電可能電力Woutを考慮せずに、燃料電池100の現在の電圧をV5として、第3実施形態を第1の実施形態に追加する構成としても良い。
以上、いくつかの実施例に基づいて本発明の実施の形態について説明してきたが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨並びに特許請求の範囲を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれることはもちろんである。
10…燃料電池システム
100…燃料電池
105…第1配線
110…高電圧配線
120…燃料電池用コンバータ(FC用コンバータ)
130…駆動モータ用インバータ
140…駆動モータ
200…二次電池
210…低電圧配線
220…二次電池用コンバータ
230…補機用インバータ
240…補機
300…制御部
310…アクセルペダルセンサ
315…アクセルペダル
320…ブレーキペダルセンサ
325…ブレーキペダル
330…速度センサ
Iwot…電流
k…移行レート
P1…点
P2…点
P3…点
P4…点
P5…点
P6…点
P7…点
Papwot…消費電力
Preq…要求電力
S1…第1センサ
S2…第2センサ
S3…第3センサ
S4…第4センサ
S5…第5センサ
V1…電圧
V1a…電圧
V1b…電圧
V1c…電圧
V1d…最終目標電圧
V2…電圧
V3…電圧
V4…駆動電圧
V5…燃料電池制御性担保電圧
V6…二次電池制御性担保電圧
Vm…モータ要件電圧
VT1…第1目標電圧
VT2…第2目標電圧
VT2b…第2目標電圧
VT2c…第2目標電圧
Vout…昇圧目標電圧
Vwot…電圧
Win…充電可能電力
Wout…放電可能電力
Wouta…放電可能電力
Woutb…放電可能電力

Claims (1)

  1. 移動体に搭載される燃料電池システムであって、
    燃料電池と、
    前記燃料電池に接続されるDC−DCコンバータである燃料電池用コンバータと、
    前記燃料電池用コンバータに接続される高電圧配線と、
    前記高電圧配線に接続されるDC−DCコンバータである二次電池用コンバータと、
    前記二次電池用コンバータと低電圧配線を介して接続される二次電池と、
    前記高電圧配線に接続されるインバータと、
    前記インバータに接続される駆動モータと、
    前記燃料電池の電流と電圧を測定する第1センサと、
    前記高電圧配線の電圧を測定する第2センサと、
    前記駆動モータの電流と電圧を測定する第3センサと、
    前記二次電池の電流と電圧を測定する第4センサと、
    前記移動体の速度を取得する速度センサと、
    前記移動体のアクセルペダルの踏み込み量を取得するアクセルペダルセンサと、
    前記移動体のブレーキペダルの踏力を取得するブレーキペダルセンサと、
    制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記第1センサの測定値が、前記燃料電池が発電停止中であることを示す第1条件、及び、前記第3センサの測定値または前記第4センサの測定値が、前記駆動モータが回生動作をしていることを示す第2条件、の両方を満たす場合には、前記移動体の速度と、前記アクセルペダルの踏み込み量と、前記ブレーキペダルの踏力とを用いて前記駆動モータにかけるマイナストルクを算出し、前記マイナストルクに対応する前記高電圧配線の電圧であるモータ要件電圧を算出し、
    (i)前記モータ要件電圧が前記二次電池の電圧未満の場合には、前記二次電池の電圧を第1目標電圧とし、前記モータ要件電圧が前記二次電池の電圧以上の場合には、前記二次電池用コンバータが前記二次電池の電圧を昇圧するときの昇圧後の最低電圧である二次電池制御性担保電圧と前記モータ要件電圧とのうちの小さくない方を第1目標電圧とし、
    (ii)前記燃料電池の非発電時に測定した前記燃料電池の電圧と前記モータ要件電圧とのうちの小さくない方を第2目標電圧とし、
    (iii)前記高電圧配線の制御目標電圧として、前記第1目標電圧と前記第2目標電圧のうちの小さくない方の電圧を設定する、
    燃料電池システム。
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