JP6477344B2 - プリンターの制御方法、プログラム、記憶媒体、および、プリンター - Google Patents

プリンターの制御方法、プログラム、記憶媒体、および、プリンター Download PDF

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Description

本発明は、ラベルロール紙に印刷を行うプリンターの制御方法、プログラム、記憶媒体、および、プリンターに関する。
従来、この種の技術として、特許文献1が知られている。特許文献1には、ラベルロール紙(台紙上にラベルが等間隔に配置された印刷媒体)上に設けられた各ラベルの先端検出をトリガーとして、各ラベルに対する印刷処理を行うプリンターが開示されている。また、当該プリンターは、用紙搬送方向におけるラベルの先端位置から次のラベルの先端位置までが単位印刷領域として設定されている。つまり、用紙搬送方向において、単位印刷領域が間隙なく設けられた構成となっている。
特開2014−213544号公報
ところが、特許文献1に記載のプリンターのように、先の単位印刷領域に対する印刷終了位置と、次の単位印刷領域に対する印刷開始位置とが一致する場合、紙すべりなど搬送に何等かの問題が生じた場合、以下のような不具合が生じる。図13は、紙すべりが発生した場合の印刷結果を示す図である。同図において、符号5は、ラベルロール紙、符号6は、台紙、符号7は、ラベルを示す。また、符号E1a,E1b,E1cは、用紙搬送方向下流側から順に、ラベルAが配置される単位印刷領域,ラベルBが配置される単位印刷領域,ラベルCが配置される単位印刷領域を示す。また、符号E2a,E2b,E2cは、用紙搬送方向下流側から順に、ラベルAの領域,ラベルBの領域,ラベルCの領域を示す。また、符号101の斜線領域は、第1の印刷データが描画された領域、符号102の斜線領域は、第2の印刷データが描画された領域を示す。同図に示すように、ラベルAが配置された単位印刷領域E1に対する印刷(第1の印刷データの印刷)が終了していないタイミングで、ラベルBの先端が検出された場合、当該検出は無効となり、ラベルCの先端検出をトリガーとして、第2の印刷データの印刷処理が開始されてしまう。この場合、大部分が空白となるラベル(同図の例では、ラベルB)が発生し、ラベルを無駄に消費してしまうことになる。
本発明は、上記の問題点に鑑み、印刷媒体に設けられた各単位印刷領域の位置検出をトリガーとして印刷を行う際に、印刷媒体の搬送に何等かの問題が生じた場合でも各単位印刷領域への印刷処理を支障なく行うことが可能なプリンターの制御方法、プログラムおよび記録媒体を提供することを目的とする。
本発明のプリンターの制御方法は、長尺状の印刷媒体の搬送方向に沿って設けられた各単位印刷領域内の印刷対象領域に対して印刷を行うプリンターの制御方法であって、プリンターが、印刷媒体に設けられた各単位印刷領域の位置検出をトリガーとして印刷を行う所定のモードに設定されているか否かを判定するモード判定ステップと、少なくとも単位印刷領域の印刷媒体の搬送方向における長さを示す第1レイアウト情報を取得するレイアウト取得ステップと、モード判定ステップにてプリンターが所定のモードに設定されていると判定された場合、第1レイアウト情報より、単位印刷領域の搬送方向における長さが短い第2レイアウト情報を生成するレイアウト生成ステップと、を実行し、プリンターは、所定のモードに設定されている場合、第2レイアウト情報に基づいて印刷を行い、所定のモードに設定されていない場合、第1レイアウト情報に基づいて印刷を行うことを特徴とする。
本発明の構成によれば、プリンターが所定のモードに設定されている場合、第1レイアウト情報から、単位印刷領域の搬送方向における長さが短い第2レイアウト情報にレイアウト変換するため、短くした長さ分以下の紙すべりであれば、支障なく次の単位印刷領域への印刷処理を行うことができる。つまり、紙すべりにより無駄にラベルを消費してしまう不具合を解消できる。また、プリンターは、所定のモードではない場合、第1レイアウト情報に基づいて印刷を行う構成であるため、無駄なレイアウト生成処理の実行を防止できる。
なお、各ステップは、プリンターと通信可能な外部装置により実行されても良いし、プリンター内部で実行されても良い。
また、「等間隔で設けられた各単位印刷領域」とは、間隔「0(ゼロ)」も含む概念である。
上記のプリンターの制御方法において、第1レイアウト情報は、搬送方向における単位印刷領域の先端と印刷対象領域の先端との間の先端余白の長さである先端余白長、および/または、搬送方向における単位印刷領域の後端と印刷対象領域の後端との間の後端余白の長さである後端余白長を示す情報を含み、レイアウト生成ステップは、第1レイアウト情報よりも、先端余白長、および/または、後端余白長が短い第2レイアウト情報を生成することを特徴とする。
本発明の構成によれば、印刷対象領域が削除対象外となるため、印刷対象領域に影響を与えることなく、単位印刷領域の搬送方向における長さを短縮することができる。
上記のプリンターの制御方法において、プリンターは、所定のモードに設定されている場合、各単位印刷領域の所定位置に各ラベルが貼着されたラベルロール紙を印刷媒体として使用し、各印刷対象領域は、各ラベルの領域内の所定位置に設けられ、レイアウト生成ステップは、先端余白、および/または、後端余白の、ラベルの領域間に相当する部分を削除することを特徴とする。
本発明の構成によれば、印刷媒体としてラベルロール紙を用いた場合に、ラベルの領域間に相当する部分(ラベルの領域外に相当する部分)を削除するため、ラベルの印刷(ラベルの領域内の印刷対象領域の印刷)に影響を与えることなく、紙すべりによる無駄なラベル消費を防止できる。
上記のプリンターの制御方法において、搬送方向における各単位印刷領域の先端位置と、各ラベルの領域の先端位置とが一致する場合、レイアウト生成ステップは、後端余白の、ラベルの領域間に相当する部分を削除することを特徴とする。
本発明の構成によれば、先端余白は短縮せず、後端余白のみラベルの領域間に相当する部分を削除する簡易な処理とすることができる。
上記のプリンターの制御方法において、ラベルの領域間の長さであるラベル間長を取得するラベル間長取得ステップを実行し、レイアウト生成ステップは、モード判定ステップにてプリンターが所定のモードに設定されていると判定された場合、第1レイアウト情報から、単位印刷領域に対する印刷対象領域の搬送方向における配置をラベル間長の1/2だけ搬送方向下流側に変更した第2レイアウト情報を生成することを特徴とする。
本発明の構成によれば、所定のモードにおいて、クライアント端末とプリンターの印刷媒体の搬送方向における印刷原点位置がラベル間長の1/2だけ異なることを前提として、位置ずれ補正処理を行うため、クライアント端末にて、ユーザーが違和感なく印刷レイアウトを行うことができる。つまり、クライアント端末では、単位印刷領域の中央に印刷対象領域が位置する座標系で、印刷レイアウトを行うことができる。
本発明のプログラムは、長尺状の印刷媒体の搬送方向に沿って設けられた各単位印刷領域内の印刷対象領域に対して印刷を行うプリンターを制御するためのプログラムであって、プリンターが、印刷媒体に設けられた各単位印刷領域の位置検出をトリガーとして印刷を行う所定のモードに設定されているか否かを判定するモード判定部と、少なくとも単位印刷領域の印刷媒体の搬送方向における長さを示す第1レイアウト情報を取得するレイアウト取得部と、モード判定部によりプリンターが所定のモードに設定されていると判定された場合、第1レイアウト情報より、単位印刷領域の搬送方向における長さが短い第2レイアウト情報を生成するレイアウト生成部と、を実行し、プリンターは、所定のモードに設定されている場合、第2レイアウト情報に基づいて印刷を行い、所定のモードに設定されていない場合、第1レイアウト情報に基づいて印刷を行うことを特徴とする。
本発明の記録媒体は、上記のプログラムを記録し、コンピューター読み取り可能であることを特徴とする。
本発明のプログラムまたは記録媒体を用いることにより、印刷媒体に設けられた各単位印刷領域の位置検出をトリガーとして印刷を行う際に、搬送に何等かの問題が生じた場合でも各単位印刷領域への印刷処理を支障なく行うことが可能なプリンターの制御方法を実現できる。
印刷システムのシステム構成を示す構成図である。 プリンターのハードウェア構成を示すブロック図である。 プラグインの機能構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係るレイアウト生成処理の説明図である。 第1実施形態に係る印刷処理の流れを示すフローチャートである。 変形例1に係るブラックマーク付きラベルロール紙の一例を示す図である。 第2実施形態に係るレイアウト生成処理の説明図である。 第2実施形態に係る印刷処理の流れを示すフローチャートである。 第3実施形態に係るレイアウト生成処理の説明図である。 第3実施形態に係る印刷処理の流れを示すフローチャートである。 プリンターにおける印刷データの座標系を示す図である。 クライアント端末における印刷データの座標系を示す図である。 紙すべりが発生した場合の印刷結果の一例を示す図である。
[第1実施形態]
以下、本発明のプリンターの制御方法、プログラムおよび記録媒体について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。本実施形態では、本発明のプリンターの制御方法(プログラム)を、印刷管理サーバー2が備える印刷管理モジュール20内のプラグイン22で実現する。
図1は、本発明の一実施形態に係る印刷システムSYのシステム構成を示す構成図である。印刷システムSYは、クライアント端末1と、印刷管理サーバー2と、プリンター3と、を備える。クライアント端末1と印刷管理サーバー2、および、印刷管理サーバー2とプリンター3は、それぞれ通信可能に接続される。なお、接続形態は、無線接続であっても良いし、有線接続であっても良い。また、インターネット等のネットワークを介して、クライアント端末1、印刷管理サーバー2およびプリンター3を接続しても良い。さらに、印刷システムSY内に、複数のクライアント端末1、および、複数のプリンター3を備えても良い。
印刷管理サーバー2は、クライアント端末1とプリンター3との間に介在して印刷データの変換処理を行うものであり、印刷システムSYの中枢をなす。なお、印刷データは、後述の単位印刷領域E1(図11等参照)に対して描画を行うための印字データ(各画素の描画/非描画を表すデータおよび各画素のカラー情報を含む)と、単位印刷領域E1内のレイアウトを示すレイアウト情報と、を含む。
印刷管理サーバー2は、例えばラベル印刷におけるバーコード情報の管理など、特定業務の処理を容易且つ円滑に行うべく設けられたサーバーである。また、印刷管理サーバー2は、メインモジュール21およびプラグイン22を含む印刷管理モジュール20を備える。メインモジュール21は、バーコード情報の編集など特定の印刷処理を行う。一方、プラグイン22は、プリンター3のベンダー(メーカー)により提供されるものであり、メインモジュール21から出力された印刷データに対し、プリンター3に適した印刷処理を行う。つまり、印刷管理モジュール20内のメインモジュール21は、印刷出力先となるプリンター3によらず固定した印刷処理を行い、プラグイン22は、印刷出力先となるプリンター3に応じて異なる印刷処理を行う。本実施形態は、このプラグイン22によってレイアウト情報を変換(編集)することにより、既存のシステム(メインモジュール21の機能)を生かしつつ、プリンター3でラベルロール紙5(図11等参照)を用いる場合の、クライアント端末1におけるユーザーのレイアウト設定時の利便性向上を図るものである。詳細については後述する。
クライアント端末1は、印刷管理サーバー2に対応した印刷管理ソフトウェア10がインストールされ、当該印刷管理ソフトウェア10を用いて、印刷データのレイアウトを行う。図12は、本実施形態のクライアント端末1における印刷データの座標系を示す図である。同図において、符号E1は単位印刷領域、符号E2はラベル7の貼着領域(以下、「ラベル領域」と称する)、符号E3は印刷対象領域(印字データに基づく描画領域)を示す。クライアント端末1(印刷管理ソフトウェア10)のレイアウト設定において設定可能な項目は、台紙幅W1、台紙長L1、左余白長LMおよび上余白長UMの4項目である(図1参照)。
このうち台紙幅W1は、単位印刷領域E1の幅方向(ラベルロール紙5の用紙搬送方向と直交する方向)における長さを指す。また、台紙長L1は、単位印刷領域E1の用紙搬送方向における長さを指す。単位印刷領域E1は、用紙搬送方向において間隙なく設けられている。また、左余白長LMは、単位印刷領域E1の幅方向左端と印刷対象領域E3の幅方向左端との間の左余白の幅方向における長さを指す。また、上余白長UMは、単位印刷領域E1の図示上端(用紙搬送方向後端)と印刷対象領域E3の図示上端(用紙搬送方向後端)との間の上余白の用紙搬送方向における長さを指す。
なお、特に図示しないが、クライアント端末1は、一般的な情報処理装置(パーソナルコンピューターまたはタブレット端末など)と同等の構成であり、情報を入力する入力手段、情報を表示する表示手段、情報を記憶する記憶手段、通信手段、および制御手段などを備える。
一方、プリンター3は、ファームウェア30が搭載され、当該ファームウェア30にしたがって印刷処理を行う。また、プリンター3は、使用する印刷媒体に応じて、モードが切り替えられる。本実施形態では、プリンター3として、長尺状の用紙に印刷を行うレシートプリンターを想定し、不図示の連続紙(レシート発行に用いられる印刷媒体)に印刷を行う第1のモードと、ラベルロール紙5(台紙6上にラベル7が等間隔に配置された印刷媒体)に印刷を行う第2のモード(所定のモード)と、のいずれかに切り替え可能とする。
プリンター3は、第2のモードに設定されている場合、各ラベルの先端検出をトリガーとして各ラベル7への印刷処理を行う。このため、用紙搬送方向における印刷原点位置P(y座標原点)は、ラベル7の先端位置となる。図11は、プリンター3における印刷データの座標系を示す図である。同図に示すように、プリンター3における印刷データの座標系は、クライアント端末1における印刷データの座標系(図12参照)と比較し、印刷原点位置Pが用紙搬送方向上流側に位置ずれしている。本実施形態のプラグイン22は、レイアウト情報を変換することにより、この位置ずれを補正する。
次に、図2を参照し、プリンター3のハードウェア構成について説明する。プリンター3は、記憶手段31、通信手段32、印刷機構33および制御手段34を備える。記憶手段31は、ファームウェア30を記憶する。通信手段32は、印刷管理サーバー2と通信し、印刷データを受信する。制御手段34は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)を含み、プリンター3全体を制御する。
印刷機構33は、ラベル7の先端位置を検出するラベルセンサー41、印刷媒体(連続紙またはラベルロール紙5)に印刷を行う印刷ヘッド42、印刷媒体を搬送する用紙搬送機構43、および、印刷媒体を切断する切断機構44を含む。なお、ラベルセンサー41は、透過型センサーであっても良いし、反射型センサーであっても良い。また、両者を組み合わせて、より正確にラベル先端位置を検出可能としても良い。
次に、図3を参照し、プラグイン22の機能構成について説明する。プラグイン22は、モード判定部51、ラベル間長取得部52、印刷データ取得部53、印刷データ生成部54および印刷データ出力部55を備える。
モード判定部51は、印刷データの出力先となるプリンター3が、ラベル7の先端検出(各単位印刷領域E1の先端検出)をトリガーとして印刷を行う第2のモードに設定されているか否かを判定する。また、ラベル間長取得部52は、ラベルロール紙5(台紙6)上において用紙搬送方向に隣り合うラベル7間の長さであるラベル間長G1(任意の設定長)を取得する。なお、プリンター3のモードおよびラベル間長G1は、設定ツール60を用いて設定される。設定ツール60は、印刷管理モジュール20の一部として提供される。また、印刷管理サーバー2がWebサーバーである場合、外部装置からWebブラウザーを用いて設定ツール60の設定を行い得る構成でも良い。
印刷データ取得部53は、メインモジュール21から印刷データを取得するものであり、印字データを取得する印字データ取得部53aと、レイアウト情報を取得するレイアウト取得部53bと、を含む。なお、印刷データ取得部53が取得する印刷データ(印字データおよびレイアウト情報)を、第1印刷データ(第1印字データおよび第1レイアウト情報)と称する。ここで、第1レイアウト情報は、単位印刷領域E1に対する印刷対象領域E3の配置を示す。具体的には、上述のクライアント端末1のレイアウト設定値である、台紙幅W1、台紙長L1、左余白長LMおよび上余白長UMを含む(図1参照)。つまり、クライアント端末1から印刷管理サーバー2に送信される印刷データ、および、メインモジュール21からプラグイン22に出力される印刷データである第1印刷データには、これらのレイアウト設定値が含まれる。
印刷データ生成部54は、第1印刷データに基づいて第2印刷データを生成するものであり、第2印字データを生成する印字データ生成部54aと、第2レイアウト情報を生成するレイアウト生成部54bと、を含む。レイアウト生成部54bは、モード判定部51にてプリンター3が第2のモードに設定されていると判定された場合、単位印刷領域E1に対する印刷対象領域E3の用紙搬送方向における配置が第1レイアウト情報とは異なる第2レイアウト情報を生成する。一方、プリンター3が第2のモードに設定されていないと判定された場合、第1レイアウト情報をそのまま第2レイアウト情報とする。
図4に示すように、第1レイアウト情報は、単位印刷領域E1-1に対する印刷対象領域E3の配置を示したものである(図4の灰色枠、図12の単位印刷領域E1に対する印刷対象領域E3の配置参照)。一方、第2レイアウト情報は、単位印刷領域E1-2に対する印刷対象領域E3の配置を示したものである(図4の黒色枠、図11の単位印刷領域E1に対する印刷対象領域E3の配置参照)。レイアウト生成部54bは、ラベル間長取得部52が取得したラベル間長G1に基づいて、第1レイアウト情報から第2レイアウト情報への配置変更量を決定する。具体的には、図4に示すように、第1レイアウト情報から、単位印刷領域E1-1に対する印刷対象領域E3の用紙搬送方向における配置を、G1/2だけ用紙搬送方向下流側に変更することで第2レイアウト情報を生成する。これにより、上余白長UMが、UM-1からUM-2(UM-1+G1/2)に変更され、且つ下余白長DMが、DM-1からDM-2(DM-1−G1/2)に変更される。
印字データ生成部54aは、モード判定部51にてプリンター3が第2のモードに設定されていると判定された場合、レイアウト生成部54bによるレイアウト変更に伴い、座標データの変換処理(本実施形態の場合、y座標の変換処理)を行う。一方、プリンター3が第2のモードに設定されていないと判定された場合、第1印字データをそのまま第2印字データとする。
印刷データ出力部55は、印刷データ生成部54により生成された印刷データをプリンター3に向けて出力するものであり、第2印字データを出力する印字データ出力部55aと、第2レイアウト情報を出力するレイアウト出力部55bと、を含む。
以上のプラグイン22の構成により、プリンター3は、第2のモードに設定されている場合、第2印刷データ(第2レイアウト情報)に基づいて印刷を行う。また、第1のモード(第2のモード以外)に設定されている場合、第1印刷データ(第1レイアウト情報)に基づいて印刷を行う。
次に、図5のフローチャートを参照し、第1実施形態に係る印刷処理の流れを説明する。なお、本例では、プリンター3が第2のモードに設定されているものとする。まず、メインモジュール21は、第1印刷データ(第1レイアウト情報および第1印字データ)をプラグイン22に出力し(S01)、プラグイン22がこれを取得する(S02)。プラグイン22は、取得した第1レイアウト情報および設定されたラベル間長G1に基づいて、図示の計算式により上余白長UMを補正し、第2レイアウト情報を生成する(S03)。また、プラグイン22は、上余白長UMの補正量(配置変更量)に応じて、第1印字データのy座標を補正し、第2印字データを生成する(S04)。その後、プラグイン22は、生成した第2レイアウト情報および第2印字データを含む第2印刷データをプリンター3に出力する(S05)。プリンター3は、当該第2印刷データを取得し(S06)、ラベルロール紙5に対する印刷処理を行う(S07)。
以上説明したとおり、第1実施形態のプラグイン22は、プリンター3が第2のモードに設定されているか否かを判定し、第2のモードに設定されている場合に、取得した第1レイアウト情報と上余白長UMが異なる第2レイアウト情報を生成する。この構成により、ユーザーは、プリンター3の座標系(図11参照)ではなく、印刷レイアウトし易い座標系(図12座標)で印刷レイアウトを行うことができるため、違和感がなく、且つ上下均等な余白長の設定を容易に行うことができる。つまり、クライアント端末1とプリンター3との印刷原点位置が異なる場合でも、ユーザーにとって分かり易い座標系を採用することができる。また、プラグイン22は、第2のモードではない場合、第1レイアウト情報をそのまま第2レイアウト情報として用いるため、無駄なレイアウト生成処理の実行を防止できる。
また、ラベル間長G1を設定可能であるため、台紙6上における各ラベル7の配置に適した量(ラベル間長G1/2)だけ位置ずれ補正を行うことができ、試し印刷を行わなくとも、確実に見栄えの良いラベル印刷を実現できる。
なお、上記実施形態に依らず、以下の変形例を採用可能である。
[変形例1]
第1実施形態では、単位印刷領域E1の先端位置として、ラベル7の先端位置を検出したが、図6に示すように、ブラックマークBMの位置を検出しても良い。この場合、ブラックマークBMは、用紙搬送方向における単位印刷領域E1の先端位置に設けられる。このように、ブラックマークBM付きのラベルロール紙5を用いる場合にも、本実施形態を適用可能である。
[変形例2]
また、第1実施形態では、印刷管理サーバー2(プラグイン22)により、印刷データの生成処理を行ったが、プリンター3側で行っても良い。この場合、「プリンターの制御方法」の各ステップを、プリンター3のファームウェア30で実行しても良いし、プリンター3に装着可能なインターフェイスボードで実行しても良いし、プリンター3と通信可能な印刷管理サーバー2以外の外部装置で実行しても良い。
[変形例3]
また、第1実施形態に示した印刷データの座標系では、用紙搬送方向において各単位印刷領域E1が間隙なく且つ等間隔に設けられた場合を例示したが、各単位印刷領域E1間に間隙が設けられている場合(印刷データ間にバッファーが設けられている場合)や、各単位印刷領域E1が用紙搬送方向において等間隔に設けられていない場合にも、本実施形態を適用可能である。
[変形例4]
また、第1実施形態では、プリンター3における印刷データの座標系として、用紙搬送方向における各単位印刷領域E1の先端位置と、各ラベル領域E2の先端位置とが一致する場合を例示したが(図4の単位印刷領域E1−2参照)、用紙搬送方向における各単位印刷領域E1の後端位置と、各ラベル領域E2の後端位置とが一致する場合にも、本実施形態を適用可能である。つまり、用紙搬送方向逆方向(第1の方向)における各単位印刷領域E1の先端位置と、各ラベル領域E2の先端位置とが一致する場合にも、本実施形態を適用可能である。この場合、レイアウト生成部54bは、第1レイアウト情報から、単位印刷領域E1に対する印刷対象領域E3の搬送方向における配置を、ラベル間長G1の1/2だけ用紙搬送方向逆方向(第1の方向)側に変更した第2レイアウト情報を生成する。
[第2実施形態]
次に、図7,図8を参照し、本発明の第2実施形態について説明する。第1実施形態では、レイアウト生成部54bにより、第1レイアウト情報と上余白長UMが異なる第2レイアウト情報を生成したが、本実施形態では、上余白長UMの一部を削除する処理を行う。これにより、紙すべりなど搬送に問題が生じた場合の不具合を解消する。
例えば、図13に示すように、紙すべりなどによりラベルAが配置される単位印刷領域E1に対する印刷処理(符号101の斜線領域)が終了していないタイミングでラベルBの先端が検出されてしまった場合、当該検出は無効となり、ラベルCの先端検出をトリガーとして、次の印刷処理(符号102の斜線領域)が開始されてしまう。この場合、大部分が空白となるラベル7(同図の例では、ラベルB)が発生し、ラベル7を無駄に消費してしまうことになる。このような問題を解決すべく、本実施形態では、プラグイン22によりレイアウト変換(上余白長UMの削除)を行う。以下、第1実施形態と異なる点のみ説明する。なお、本実施形態において、第1実施形態と同様の構成部分については同様の符号を付し、詳細な説明を省略する。また、第1実施形態と同様の構成部分について適用される変形例は、本実施形態についても同様に適用される。
本実施形態に係るシステム構成、プリンター3のハードウェア構成およびプラグイン22の機能構成は、第1実施形態と同様である(図1、図2および図3参照)。但し、本実施形態のレイアウト生成部54bは、モード判定部51によりプリンター3が第2のモードに設定されていると判定された場合、第1レイアウト情報より、単位印刷領域E1の用紙搬送方向における長さが短い第2レイアウト情報を生成する。具体的には、上余白(後端余白)の、ラベル7の領域間に相当する部分(ラベル領域E2外の部分)を削除する。なお、上余白とは、用紙搬送方向における単位印刷領域E1の後端と印刷対象領域E3の後端との間の余白を指す。
図7は、第2実施形態に係るレイアウト生成処理の説明図である。本実施形態では、第1実施形態と異なり、クライアント端末1がプリンター3の座標系に合わせて印刷レイアウトを行うことを前提とする。つまり、用紙搬送方向における単位印刷領域E1の先端位置とラベル領域E2の先端位置とが一致した座標系を用いる。同図に示すように、レイアウト生成部54bは、単位印刷領域E1から符号71で示す黒塗り領域を削除することにより、第2レイアウト情報を生成する。黒塗り領域71は、用紙搬送方向において、ラベル領域E2の後端から次のラベル領域E2の先端までのラベル間長G1の長さを有する領域である。これにより、第2レイアウト情報は、第1レイアウト情報と比較して、上余白長UMがラベル間長G1だけ短くなり、これに伴って台紙長L1もラベル間長G1だけ短くなる。
図8は、第2実施形態に係る印刷処理の流れを示すフローチャートである。S11,S12、S15〜S17については、図5に示した第1実施形態のS01,S02、S05〜S07と同様であるため説明を省略する。S13に示すように、プラグイン22は、取得した第1レイアウト情報および設定されたラベル間長G1に基づいて、図示の計算式により台紙長L1および上余白長UMを補正し、第2レイアウト情報を生成する。また、S14に示すように、台紙長L1および上余白長UMの補正量に応じて、第1印字データのy座標を補正し、第2印字データを生成する。
以上説明したとおり、第2実施形態のプラグイン22は、プリンター3が第2のモードに設定されているか否かを判定し、第2のモードに設定されている場合に、取得した第1レイアウト情報から上余白長UMの一部を削除した第2レイアウト情報を生成する。この構成により、削除した長さ(ラベル間長G1)分以下の紙すべりであれば、支障なく次の単位印刷領域E1への印刷処理を行うことができ、無駄なラベル7を発生させることがない。また、プラグイン22は、第2のモードではない場合、第1レイアウト情報をそのまま第2レイアウト情報として用いるため、無駄なレイアウト生成処理の実行を防止できる。
また、プラグイン22は、ラベル7の領域間に相当する部分を削除するため、ラベル7の印刷に影響を与えることなく、紙すべりの問題を解決することができる。また、下余白(先端余白)は削除せず上余白の一部のみ削除するため、簡易な処理とすることができ、且つ削除領域がラベル領域E2外となるため、削除処理による印刷対象領域E3への影響を確実に排除できる。
なお、上記実施形態に依らず、以下の変形例を採用可能である。
[変形例1]
第2実施形態では、用紙搬送方向において上余白のうちラベル7の領域間に相当する部分を全て削除したが、その一部を削除対象としても良い。また、その一部の長さは、固定長でも良いし、設定ツール60により設定された任意長でも良い。また、さらなる変形例として、上余白および/または下余白を全て削除しても良い。
[変形例2]
また、上余白または下余白に相当するか否かに関係なく、単位印刷領域E1の用紙搬送方向における端部(上端部および下端部)をそれぞれ削除しても良い。若しくは、単位印刷領域E1の用紙搬送方向における上端部および下端部のいずれか一方を削除しても良い。本変形例でも、削除する長さは、固定長でも良いし、設定ツール60により設定された任意長でも良い。
[変形例3]
また、第2実施形態でも、第1実施形態の変形例3と同様に、各単位印刷領域E1間に間隙を設けた構成としても良い。但し、第2実施形態の適用は、各単位印刷領域E1間の間隙が狭い方が効果的である。
[第3実施形態]
次に、図9,図10を参照し、本発明の第3実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態と第2実施形態の組み合わせたものである。つまり、上記の第2実施形態では、クライアント端末1がプリンター3の座標系を用いて印刷レイアウトを行うことを前提としたが(図7参照)、本実施形態では、第1実施形態と同様に、印刷レイアウトし易い座標系(図12参照)を用いて印刷レイアウトを行うことを前提とする。以下、第2実施形態と異なる点のみ説明する。なお、本実施形態において、第1実施形態または第2実施形態と同様の構成部分については同様の符号を付し、詳細な説明を省略する。また、第1実施形態または第2実施形態と同様の構成部分について適用される変形例は、本実施形態についても同様に適用される。
本実施形態のレイアウト生成部54bは、モード判定部51によりプリンター3が第2のモードに設定されていると判定された場合、上余白(後端余白)および下余白(先端余白)の、それぞれラベル7の領域間に相当する部分を削除する。なお、上余白とは、用紙搬送方向における単位印刷領域E1の後端と印刷対象領域E3の後端との間の余白を指す。また、下余白とは、用紙搬送方向における単位印刷領域E1の先端と印刷対象領域E3の先端との間の余白を指す。
図9は、第3実施形態に係るレイアウト生成処理の説明図である。本実施形態では、ラベル領域E2の中央に印刷対象領域E3を配置する場合、上余白長UMと下余白長DMが同一長となる座標系を用いる。同図に示すように、レイアウト生成部54bは、単位印刷領域E1から符号72および73で示す2か所の黒塗り領域を削除することにより、第2レイアウト情報を生成する。各黒塗り領域72,73は、用紙搬送方向にラベル間長G1/2の長さを有する領域である。これにより、第2レイアウト情報は、第1レイアウト情報と比較して、上余白長UMおよび下余白長DMがラベル間長G1/2だけ短くなり、これに伴って台紙長L1がラベル間長G1だけ短くなる。
図10は、第3実施形態に係る印刷処理の流れを示すフローチャートである。S21,S22、S25〜S27については、図5に示した第1実施形態のS01,S02、S05〜S07と同様である。S23に示すように、プラグイン22は、取得した第1レイアウト情報および設定されたラベル間長G1に基づいて、図示の計算式により台紙長L1および上余白長UMを補正し、第2レイアウト情報を生成する。下余白長DMについては、台紙長L1および上余白長UMの補正に伴って補正される。また、S24に示すように、台紙長L1および上余白長UMの補正量に応じて、第1印字データのy座標を補正し、第2印字データを生成する。
以上説明したとおり、第3実施形態によれば、第1実施形態および第2実施形態で説明した両方の作用効果を奏することができる。つまり、クライアント端末1にて、ユーザーが違和感なく印刷レイアウトを行うことができ、且つ紙すべりが生じた場合の無駄なラベル7の消費を防止できる。
[他の変形例]
以上、3つの実施形態を示したが、各実施形態および各変形例に示した印刷システムSY(特にプラグイン22)の各構成要素をプログラムとして提供しても良い。また、そのプログラムを各種記録媒体(CD−ROM、フラッシュメモリー等)に格納して提供しても良い。すなわち、コンピューターを印刷システムSYの各構成要素として機能させるためのプログラム(例えば、プラグイン22そのもの)、およびそれを記録した記録媒体も、本発明の権利範囲に含まれる。
また、上記の各実施形態では、第2のモードに設定された場合に用いられる印刷媒体としてラベルロール紙5を例示したが、ラベルロール紙5に限らず、単位印刷領域E1が用紙搬送方向に等間隔で設けられ、且つ各単位印刷領域E1内の各印刷対象領域E3に対して印刷可能な印刷媒体であれば、その種類を問わない。また、上記の各実施形態のプリンター3は、単位印刷領域E1の先端検出(ラベル7の先端検出)をトリガーとして印刷処理を行ったが、単位印刷領域E1の後端検出など、単位印刷領域E1の他の所定位置の検出をトリガーとして印刷処理を行っても良い。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更が可能である。
1:クライアント端末 2:印刷管理サーバー 3:プリンター 5:ラベルロール紙 6:台紙 7:ラベル 20:印刷管理モジュール 21:メインモジュール 22:プラグイン 51:モード判定部 52:ラベル間長取得部 53:印刷データ取得部 53a:印字データ取得部 53b:レイアウト取得部 54:印刷データ生成部 54a:印字データ生成部 54b:レイアウト生成部 55:印刷データ出力部 55a:印字データ出力部 55b:レイアウト出力部 60:設定ツール BM:ブラックマーク DM:下余白長 E1:単位印刷領域 E2:ラベル領域 E3:印刷対象領域 G1:ラベル間長 L1:台紙長 LM:左余白長 P:印刷原点位置 SY:印刷システム UM:上余白長 W1:台紙幅

Claims (8)

  1. 長尺状の印刷媒体の搬送方向に沿って設けられた位印刷領域に対応する印刷データに基づき、前記単位印刷領域に含まれる印刷対象領域に対して印刷を行うプリンターの制御方法であって、
    記印刷媒体に設けられた前記単位印刷領域の位置検出をトリガーとして印刷を行う所定のモードに設定されているか否かを判定するモード判定ステップと、
    少なくとも前記単位印刷領域の前記印刷媒体の搬送方向における長さを含む第1レイアウト情報を取得するレイアウト取得ステップと、
    前記モード判定ステップにて記所定のモードに設定されていると判定された場合、前記第1レイアウト情報に対し、前記単位印刷領域の前記搬送方向における長さが短い第2レイアウト情報を生成するレイアウト生成ステップと、を含み
    記所定のモードに設定されている場合、前記第2レイアウト情報に基づいて印刷を行い、前記所定のモードに設定されていない場合、前記第1レイアウト情報に基づいて印刷を行うことを特徴とするプリンターの制御方法。
  2. 前記第1レイアウト情報は、前記搬送方向における前記単位印刷領域の先端と前記印刷対象領域の先端との間の白の長さである先端余白長、たは、前記搬送方向における前記単位印刷領域の後端と前記印刷対象領域の後端との間の白の長さである後端余白長を示す情報を含み、
    前記レイアウト生成ステップは、前記第1レイアウト情報に対し、前記先端余白長、たは、前記後端余白長が短い第2レイアウト情報を生成することを特徴とする請求項1に記載のプリンターの制御方法。
  3. 記所定のモードに設定されている場合、前記単位印刷領域の所定位置にベルが貼着されたラベルロール紙を前記印刷媒体として使用し、
    前記印刷対象領域は、前記ラベルの領域内の所定位置に設けられ、
    前記レイアウト生成ステップは、前記先端余白、たは、前記後端余白の、前記ラベルの領域間に相当する部分を削除することを特徴とする請求項2に記載のプリンターの制御方法。
  4. 前記搬送方向における前記単位印刷領域の先端位置と、前記ラベルの領域の先端位置とが一致する場合、
    前記レイアウト生成ステップは、前記後端余白の、前記ラベルの領域間に相当する部分を削除することを特徴とする請求項3に記載のプリンターの制御方法。
  5. 前記ラベルの領域間の長さであるラベル間長を取得するラベル間長取得ステップを含み
    前記レイアウト生成ステップは、前記モード判定ステップにて記所定のモードに設定されていると判定された場合、前記第1レイアウト情報に対し、前記単位印刷領域に対する前記印刷対象領域の前記搬送方向における配置を前記ラベル間長の1/2だけ前記搬送方向下流側に変更した第2レイアウト情報を生成することを特徴とする請求項3に記載のプリンターの制御方法。
  6. 長尺状の印刷媒体の搬送方向に沿って設けられた位印刷領域に対応する印刷データに基づき、前記単位印刷領域に含まれる印刷対象領域に対して印刷を行う制御部を備えるプリンターを制御するためのプログラムであって、
    前記制御部を、前記印刷媒体に設けられた前記単位印刷領域の位置検出をトリガーとして印刷を行う所定のモードに設定されているか否かを判定するモード判定部と、
    少なくとも前記単位印刷領域の前記印刷媒体の搬送方向における長さを含む第1レイアウト情報を取得するレイアウト取得部として機能させ
    前記モード判定部により記所定のモードに設定されていると判定された場合、前記第1レイアウト情報に対し、前記単位印刷領域の前記搬送方向における長さが短い第2レイアウト情報を生成するレイアウト生成部として機能させ
    記所定のモードに設定されている場合、前記第2レイアウト情報に基づいて印刷を行わせ、前記所定のモードに設定されていない場合、前記第1レイアウト情報に基づいて印刷を行わせることを特徴とするプログラム。
  7. 請求項6に記載のプログラムを記したコンピューター読み取り可能な記媒体。?
  8. 長尺状の印刷媒体を搬送する搬送部と、
    前記印刷媒体に印刷する印刷ヘッドと、
    前記印刷媒体を検出する検出部と、
    前記印刷媒体の搬送方向に沿って設けられた単位印刷領域に対応する印刷データを受信し、前記印刷データに基づき前記印刷ヘッドを制御して、前記単位印刷領域に含まれる印刷対象領域に対して印刷を行う制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記印刷データに含まれているもので、少なくとも前記単位印刷領域の前記印刷媒体の搬送方向における長さを含む第1レイアウト情報を取得し、
    前記検出部による前記印刷媒体に設けられた前記単位印刷領域の位置検出をトリガーとして印刷を行う所定のモードに設定されているか否かを判定し、
    前記所定のモードに設定されていると判定した場合、前記第1レイアウト情報に対し、前記単位印刷領域の前記搬送方向における長さが短い第2レイアウト情報を生成し、前記第2レイアウト情報に基づいて印刷を行い、
    前記所定のモードに設定されていないと判定した場合、前記第1レイアウト情報に基づいて印刷を行うことを特徴とするプリンター。
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