JP6476606B2 - 整列モールド構造 - Google Patents

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Description

本発明は、ケーブルの整列モールド構造に関する。
従来、ケーブルの端部又は接続部において、プレモールド等によってケーブルを覆うことにより、ケーブル内の配線を整列させる技術が知られている(例えば特許文献1及び2参照)。特許文献1では、プレモールド外周に編組を巻き、上から銅テープを巻くことが開示されている。また、特許文献2では、外被を剥いて編組の上から銅テープを巻き、銅テープ及び編組を後方へ折り返した後に再度前方に折り返すことが開示されている。
特開2012−502444号公報 特開2013−524435号公報
上述したプレモールドにより覆われたケーブルは、例えばケーブルの端部において金属ハウジング(コネクタ)に収容され、外部装置に接続される。ここで、金属ハウジングに収容された状態であっても、様々な要因よってケーブルに張力が加わることがあり、当該張力によってケーブルの機能を担保できないおそれがある。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、ケーブルの引張特性を向上させることができる整列モールド構造を提供することを課題とする。
上述した課題を解決するために、本願発明による整列モールド構造は、信号を伝送する複数の伝送路と、伝送路を覆う外被部と、を有するケーブルと、ケーブルの一端に取付けられ、外被部から露出した伝送路を整列させる整列モールドと、を備え、整列モールドには、外被部の一端を覆うように収容する収容部が形成されている。
本発明による整列モールド構造によれば、ケーブルの引張特性を向上させることができる。
図1は、第1実施形態に係る信号伝送用ケーブルの構成を示す図である。 図2は、コネクタ周辺の詳細を示す図である。 図3は、図2のIII−III線に沿った断面図であり、整列モールド構造の断面図である。 図4は、第2実施形態に係る整列モールド構造の断面図である。 図5は、第3実施形態に係る整列モールド構造の断面図である。 図6は、第4実施形態に係る整列モールド構造の断面図である。
[本願発明の実施形態の説明]
最初に、本願発明の実施形態の内容を列記して説明する。(1)本願発明による整列モールド構造は、信号を伝送する複数の伝送路と、伝送路を覆う外被部と、を有するケーブルと、ケーブルの一端に取付けられ、外被部から露出した伝送路を整列させる整列モールドと、を備え、整列モールドには、外被部の一端を覆うように収容する収容部が形成されている。
本発明に係る整列モールド構造では、整列モールドに、外被部の一端を収容する収容部が形成されている。そして、当該収容部は、外被部の一端を、覆うように収容する。外被部の一端が整列モールド(の収容部)に覆われているので、ケーブルに対して引っ張る力が加わった場合において、整列モールド(の収容部)に覆われた外被部の一端を整列モールドから抜け難くすることができ、その結果、ケーブルの引張特性を向上させることができる。
(2)上記の整列モールド構造では、ケーブルが、伝送路及び外被部の間に介在し伝送路を覆うシールド部を更に有し、シールド部が、外被部の一端において、外被部の他端側に折り返されるようにして外被部の外周を覆う外周被覆部を有し、整列モールドが、収容部において外周被覆部の少なくとも一部に当接しながら、外被部の一端を収容してもよい。外被部に加えて外被部の外周を覆う外周被覆部が収容部に当接しているので、収容部によるケーブルの固定力が向上し、ケーブルの引張特性を向上させることができる。
(3)上記の整列モールド構造は、ケーブルの一端に取付けられ、外被部から露出した伝送路、及び整列モールドを収容する金属ハウジングを更に備え、シールド部が、金属ハウジングと電気的に接続されていてもよい。ケーブルのシールド部及び金属ハウジングが導通することにより、シールド部及び金属ハウジングの間からノイズが侵入することを抑制できる。
(4)上記の整列モールド構造は、外周被覆部のうち収容部に収容されていない部分の外周に巻かれた金属テープを更に備え、金属テープが、金属ハウジングに当接していてもよい。外周被覆部に巻かれた金属テープと金属ハウジングとを当接させることにより、ケーブルのシールド部及び金属ハウジングを導通させることができ、シールド部及び金属ハウジングの間からノイズが侵入することを抑制できる。金属テープはその巻き数を調整することにより、ケーブルの外径によらずに、ケーブルのシールド部及び金属ハウジングを導通させることができる。
(5)上記の整列モールド構造は、外周被覆部のうち収容部に収容されていない部分の外周に取付けられた金属製のフランジリングを更に備え、フランジリングは、外周被覆部の外周においてかしめられ固定された状態で、金属ハウジングに当接していてもよい。外周被覆部に固定された金属製のフランジリングと金属ハウジングとを当接させることにより、ケーブルのシールド部及び金属ハウジングを導通させることができ、シールド部及び金属ハウジングの間からノイズが侵入することを抑制できる。
(6)上記の整列モールド構造では、外周被覆部が、整列モールドの外周を覆うモールド被覆部を更に有し、モールド被覆部が、直接又は金属テープルを介して、金属ハウジングに当接していてもよい。モールド被覆部を金属ハウジングに当接させることによって導通を図ることにより、ケーブルの外径に応じて金属テープの巻き数を調整すること等が不要になり、作業性が向上する。
(7)上記の整列モールド構造は、金属ハウジングに取付けられたバネ性の金属部材を更に備え、バネ性の金属部材は、外周被覆部のうち収容部に収容されていない部分に当接していてもよい。ばね性の金属部材を金属ハウジングに当接させることによって導通を図ることにより、ケーブルの外径によらずに、ケーブルのシールド部及び金属ハウジングを導通させることができる。
[本願発明の実施形態の詳細]
本発明の実施形態にかかる整列モールド構造の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。以下の説明では、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る信号伝送用ケーブル1の構成を示す図である。図1に示されるように、本実施形態の信号伝送用ケーブル1は、2つのコネクタ10と、ケーブル束20(ケーブル)とを備える。一方のコネクタ10はケーブル束20の一端に取り付けられており、他方のコネクタ10はケーブル束20の他端に取り付けられている。ケーブル束20は、信号を伝送する同軸ケーブルである複数本の配線21(伝送路)が束ねられて成る。一方のコネクタ10は、外部装置101に対して挿抜可能に構成されており、外部装置101に挿入されることによって外部装置101と電気的に接続される。他方のコネクタ10は、別の外部装置102に対して挿抜可能に構成されており、外部装置102に挿入されることによって外部装置102と電気的に接続される。
図2は、コネクタ10周辺の詳細を示す図である。図2に示されるように、コネクタ10は、金属製のハウジング(以下、金属ハウジングと記載)11を備えている。金属ハウジング11内部には、ケーブル束20の一端及び基板12が収容されており、ケーブル束20の配線21が基板12に半田付けされている。
図3は、図2のIII−III線に沿った断面図であり、整列モールド構造50の断面図である。図3に示されるように、整列モールド構造50は、ケーブル束20と、整列モールド40とを備えて構成されている。
整列モールド40は、ケーブル束20の一端に取付けられ、外被22(外被部)から露出した配線21を整列させる。整列モールド40は、プラスチック又はポリカーボネート等を材料として成型されており、略立方体形状である。整列モールド40には、ケーブル束20の入口を構成する第1開口42と、第1開口42に連続しケーブル束20の出口を構成する第2開口41とが形成されている。第1開口42の径は、ケーブル束20の外径と略一致しており、より詳細にはケーブル束20の外径よりもやや大きい(詳細は後述)。当該第1開口42は、ケーブル束20の外被22の一端22aを覆うように収容する収容部である(詳細は後述)。第2開口41の径は、第1開口42の径及びケーブル束20の外径よりも小さく、外被22が剥かれて露出した状態の複数本の配線21が通過可能な大きさとされている。整列モールド40は配線21を整列させるものであるので、第2開口41の径は、複数本の配線21が通過可能な必要最小限の大きさとされることが好ましい。第2開口41を通過した配線21は、基板12に半田付けされる。
ケーブル束20は、信号を伝送する複数の配線21と、配線21を覆うシースである外被22と、を有している。外被22は、例えばポリ塩化ビニル、ポリエステル、ウレタン、又はゴム等の絶縁体により構成されている。また、ケーブル束20は、配線21及び外被22の間に介在し配線21を覆うシールド部23を更に有している。シールド部23は、細い銅線を編んで形成される編組線(外部導体)である。
外被22及びシールド部23は、配線21を露出させて基板12に半田付けするために、ケーブル束20の一端側においてその一部が剥かれている。外被22では、剥かれた部分が切り離され、一端22aが外被22の先端を形成している。シールド部23では、剥かれた部分の少なくとも一部が切り離されずに残されている。シールド部23は、切り離されずに残された部分によって構成された、外被22の外周を覆う外周被覆部23xを有している。すなわち、シールド部23における残された部分は、外被22の一端22aにおいて外被22の他端側に向かって折り返され、外被22の外周を覆う外周被覆部23xを構成する。
整列モールド40の第1開口42には、少なくとも外被22の一端22a、及び一端22aの外周を覆う外周被覆部23xの一部である外周被覆部23bが収容されている。整列モールド40は、第1開口42において、外周被覆部23bに当接しながら、外被22の一端22aを収容している。より詳細には、整列モールド40では、第1開口42の領域を区画する整列モールド40の内壁が、外周被覆部23bの外周に沿って設けられ、当該外周全域に亘って外周被覆部23bに当接するように設けられている。なお、シールド部23は編組線であって網目状であるので、外周被覆部23bに覆われた外被22の一部も、整列モールド40の内壁に当接している。
また、外周被覆部23xは、外被22の一端22aから外被22の他端側に向かって延びた部分のうち第1開口42に収容されていない部分(外周被覆部23c)を有している。当該外周被覆部23cの外周には、金属テープ30が巻かれている。当該金属テープ30によって、外周被覆部23xをまとめて固定することができる。更に、外周被覆部23xは、外周被覆部23cの外周に巻かれた金属テープ30を折り線として外被22の一端22a側に向かって再度折り返され、外周被覆部23c及び金属テープ30の外周を覆う外周被覆部23dを有している。当該外周被覆部23dの外周には、金属テープ30が巻かれている。当該外周被覆部23dに巻かれた金属テープ30は、金属ハウジング11に当接している。金属ハウジング11は、ケーブル束20の一端に取付けられ、外被22から露出した配線21、及び整列モールド40を収容しており、また、グランドに接続されている。そのため、シールド部23は、金属テープ30を介して金属ハウジング11と電気的に接続され、シールド部23及び金属ハウジング11の間から配線21にノイズが侵入することを抑制できる。
以上の構成を備える本実施形態の整列モールド構造50によって得られる効果について説明する。整列モールド構造50では、整列モールド40に、外被22の一端22aを収容する第1開口42が形成されている。そして、当該第1開口42は、外被22の一端22aを、覆うように収容する。外被22の一端22aが整列モールド40(の第1開口42)に覆われているので、ケーブル束20に対して引っ張る力が加わった場合において、整列モールド40(の第1開口42)に覆われた外被22の一端22aを整列モールド40から抜け難くすることができ、その結果、ケーブル束20の引張特性を向上させることができる。
また、本実施形態に係る整列モールド構造50では、ケーブル束20が、配線21及び外被22の間に介在し配線21を覆うシールド部23を更に有し、シールド部23が、外被22の一端22aにおいて、外被22の他端側に折り返されるようにして外被22の外周を覆う外周被覆部23xを有し、整列モールド40は、第1開口42において、一端22aの外周を覆う外周被覆部23xである外周被覆部23bに当接しながら、一端22aを収容する。外被22に加えて外被22の外周を覆う外周被覆部23bが整列モールド40に当接しているので、第1開口42におけるケーブル束20の固定力が向上し、ケーブル束20の引張特性を向上させることができる。なお、本実施形態では、シールド部23が編組線とされるので、整列モールド40に当接したシールド部23と整列モールド40とを引っ掛かり易くすることができ、ケーブル束20の固定力をより向上させることができる。
また、本実施形態に係る整列モールド構造50は、ケーブル束20の一端に取付けられ、外被22から露出した配線21及び整列モールド40を収容する金属ハウジング11を更に備え、シールド部23は、金属ハウジング11と電気的に接続されている。金属ハウジング11がグランドに接続された状態において、ケーブル束20のシールド部23及び金属ハウジング11が導通することにより、シールド部23及び金属ハウジング11の間からノイズが侵入することを抑制できる。
また、本実施形態に係る整列モールド構造50は、第1開口42に収容されていない外周被覆部23cの外周に巻かれた金属テープ30を更に備え、金属テープ30が、金属ハウジング11に当接している。外周被覆部23cに巻かれた金属テープ30と金属ハウジング11とを当接させることにより、ケーブル束20のシールド部23及び金属ハウジング11を導通させることができ、シールド部23及び金属ハウジング11の間からノイズが侵入することを抑制できる。また、金属テープ30の巻き数を調整することにより、ケーブル束20の外径によらずに、ケーブル束20のシールド部23及び金属ハウジング11を導通させることができる。
(第2実施形態)
図4は、第2実施形態に係る整列モールド構造50Aの断面図である。図4に示されるように、整列モールド構造50Aの基本的な構成は、第1実施形態に係る整列モールド構造50と同様であるが、金属テープ30に代えて金属製のフランジリング33が用いられている点で整列モールド構造50と異なる。フランジリング33は、銅等の金属(導体)により構成されている。
フランジリング33は、ケーブル束20の延在方向において整列モールド40と隣接するように設けられており、より詳細には、整列モールド40よりもケーブル束20の他端側の位置で整列モールド40と隣接している。また、フランジリング33は、シールド部23、より詳細には、外周被覆部23cの外周に取り付けられている。フランジリング33は、外周被覆部23cの外周において、外周被覆部23cごとケーブル束20にかしめられている。そして、フランジリング33の外周面が金属ハウジング11に当接している。
以上の構成を備える本実施形態の整列モールド構造50Aによって得られる効果について説明する。整列モールド構造50Aは、外周被覆部23cの外周に取付けられたフランジリング33を更に備え、フランジリング33は、外周被覆部23cの外周においてかしめられ固定された状態で、金属ハウジング11に当接している。外周被覆部23cに固定された金属製のフランジリング33と金属ハウジング11とを当接させることにより、金属ハウジング11をグランドに接続した状態において、ケーブル束20のシールド部23及び金属ハウジング11を導通させることができ、シールド部23及び金属ハウジング11の間からノイズが侵入することを抑制できる。
(第3実施形態)
図5は、第3実施形態に係る整列モールド構造50Bの断面図である。図5に示されるように、整列モールド構造50Bの基本的な構成は、第1実施形態に係る整列モールド構造50と同様であるが、金属テープ31が、整列モールド40の外周に巻かれている点で整列モールド構造50と異なる。
整列モールド構造50Bでは、外周被覆部23xが、整列モールド40の外縁に沿って設けられたモールド被覆部23eを有している。モールド被覆部23eは、第1開口42の入口(ケーブル束20の他端側)において外周被覆部23bに連続しており、整列モールド40の外縁に沿って整列モールド40の外周まで延びている。更に、モールド被覆部23eは、整列モールド40の外周に沿って、第2開口41の出口(ケーブル束20の一端側)に向かって延び、整列モールド40の外周を覆っている。そして、整列モールド40の外周に沿って延びるモールド被覆部23eの外周には、金属テープ31が巻かれており、当該金属テープ31が金属ハウジング11に当接している。
以上の構成を備える本実施形態の整列モールド構造50Bによって得られる効果について説明する。整列モールド構造50Bでは、外周被覆部23xが、整列モールド40の外周を覆うモールド被覆部23eを更に有し、モールド被覆部23eは、金属テープ31を介して、金属ハウジング11に当接している。モールド被覆部23eを金属ハウジング11に当接させることによって導通を図ることにより、ケーブル束20の外径に応じて金属テープの巻き数を調整すること等が不要になり、作業性が向上する。
(第4実施形態)
図6は、第4実施形態に係る整列モールド構造50Cの断面図である。図6に示されるように、整列モールド構造50Cの基本的な構成は、第1実施形態に係る整列モールド構造50と同様であるが、金属ハウジング11の内壁部にバネ性の金属部材35が設けられている点で整列モールド構造50と異なる。
整列モールド構造50Cでは、金属ハウジング11の内壁にバネ性の金属部材35が設けられている。金属部材35は、ケーブル束20の延在方向に交差する方向に伸縮可能とされている。また、第1開口42に収容されていない外周被覆部23cには、整列モールド構造50と同様、金属テープ30が巻かれている。そして、金属部材35と金属テープ30とが当接している。
以上の構成を備える本実施形態の整列モールド構造50Cによって得られる効果について説明する。整列モールド構造50Cは、金属ハウジング11に取付けられたバネ性の金属部材35を更に備え、バネ性の金属部材35が、第1開口42に収容されていない外周被覆部23cに当接している。ばね性の金属部材35を金属ハウジング11に当接させることによって導通を図ることにより、ケーブル束20の外径によらずに、シールド部23及び金属ハウジング11を導通させることができる。すなわち、ケーブル束20の外径に応じて金属部材35を伸縮させることにより、様々な外径のケーブル束20において、シールド部23及び金属ハウジング11を導通させることができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、第1実施形態において、第1開口42の領域を区画する整列モールド40の内壁が、外周被覆部23bの外周全域に亘って外周被覆部23bに当接するように設けられているとして説明したがこれに限定されず、整列モールドは、収容部において外周被覆部(シールド部)の少なくとも一部に当接するものであればよい。
また、第3実施形態において、モールド被覆部23eが、金属テープ31を介して、金属ハウジング11に当接しているとして説明したがこれに限定されず、整列モールドの外周を覆うモールド被覆部が、直接金属ハウジングに当接していてもよい。
11…金属ハウジング、20…ケーブル束、21…配線、22…外被、22a…一端、23…シールド部、23b,23c,23d,23e,23x…外周被覆部、30,31…金属テープ、33…フランジリング、35…金属部材、40…整列モールド、42…第1開口、50,50A,50B,50C…整列モールド構造

Claims (4)

  1. 信号を伝送する複数の伝送路と、前記伝送路を覆う外被部と、を有するケーブルと、
    前記ケーブルの一端に取付けられ、前記外被部から露出した前記伝送路を整列させる整列モールドと、
    前記ケーブルの一端に取付けられ、前記外被部から露出した前記伝送路、及び前記整列モールドを収容する金属ハウジングと、
    金属製のフランジリングと、を備え、
    前記整列モールドには、前記外被部の一端を覆うように収容する収容部が形成されており、
    前記ケーブルは、前記伝送路及び前記外被部の間に介在し前記伝送路を覆うシールド部を更に有し、
    前記シールド部は、前記外被部の一端において、前記外被部の他端側に折り返されるようにして前記外被部の外周を覆う外周被覆部を有すると共に、前記金属ハウジングと電気的に接続されており、
    前記整列モールドは、前記収容部において前記外周被覆部の少なくとも一部に当接しながら、前記外被部の一端を収容し、
    前記フランジリングは、前記外周被覆部のうち前記収容部に収容されていない部分の外周においてかしめられ固定されて取付けられた状態で、前記金属ハウジングに当接している、整列モールド構造。
  2. 前記外周被覆部のうち前記収容部に収容されていない部分の外周に巻かれた金属テープを更に備え、
    前記金属テープは、前記金属ハウジングに当接している、請求項記載の整列モールド構造。
  3. 前記外周被覆部は、前記整列モールドの外周を覆うモールド被覆部を更に有し、
    前記モールド被覆部は、直接又は金属テープを介して、前記金属ハウジングに当接している、請求項1又は2記載の整列モールド構造。
  4. 前記金属ハウジングに取付けられたバネ性の金属部材を更に備え、
    前記バネ性の金属部材は、前記外周被覆部のうち前記収容部に収容されていない部分に当接している、請求項1〜3のいずれか一項記載の整列モールド構造。
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