JP2007103268A - シールドコネクタ - Google Patents

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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

【課題】接続部分を小型化することが可能であり、接続部分から芯線が切断する虞のないシールドコネクタを提供する。
【解決手段】突起部22を有する導電性リング2が同軸線1の編組部11にかしめられ、同軸線1の芯線12が端子3に接続され、コネクタハウジング4に端子3が保持され、コネクタハウジング4の外側が金属シェル5によって覆われており、金属シェル5の同軸線接続側に、導電性リング2の突起部22に当接して導電性リングが金属シェルから抜けないように固定する固定部53、54からなる固定構造と、導電性リング2に電気的に接続するばね接続部55、56からなる接続構造を設けてシールドコネクタを構成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、シールド電線の端末が接続されるシールドコネクタに関するものである。
自動車の内部において、テレビジョン等の映像信号をチューナーユニットからモニタに送るために、伝送用電線とコネクタが用いられている。この映像信号は高周波信号であり、減衰、反射等を防止するために、伝送経路の全体(例えばチューナーユニットの出口からモニタ入り口までの間)のインピーダンスを整合させる必要がある。映像信号の伝送には、通常3本から4本程度のシールド電線が必要である。
従来、自動車の内部に使用される電子機器間を接続する場合、シールド電線を用いずに通常の電線を用い、その外周を導電性チューブで覆うことでシールドを取り、インピーダンスを整合する方法が公知である(例えば特許文献1参照)。
特開2000−113939号公報
しかしながら、上記従来の方法では、接続部分が大がかりとなったり、チューブで覆うことにより、電線全体が大きく太くなってしまうという問題がある。自動車に搭載される機器では、スペースが限られており、電線配索スペースを減少させ、接続部分を小型化することが要求されている。
また、映像用信号を同軸線で送ろうとした場合、例えば通常のテレビジョンの映像信号は75Ωの同軸線が用いられる。75Ωの同軸線の芯線は0.2mm〜0.3mmであり極めて細い。そのため、同軸線をコネクタに接続後に同軸線に力が加わって引張られた場合、芯線の接続部分から切断しやすいという問題があった。
本発明が解決しようとする課題は、電線配索スペースを減少可能であり、接続部分を小型化することが可能であり、接続部分から芯線が切断する虞のないシールドコネクタを提供することにある。
上記課題を解決するために本発明シールドコネクタは、突起部を有する導電性リングが同軸線の編組部にかしめられ、該同軸線の芯線が端子に接続され、該端子がコネクタハウジングに保持され、該コネクタハウジングの外側が金属シェルによって覆われており、該金属シェルに、導電性リングの突起部に当接して導電性リングが金属シェルから抜けないように固定する固定構造と、金属シェルと導電性リングを電気的に接続する接続構造とが設けられていることを要旨とするものである。
上記本発明シールドコネクタにおいて、金属シェルに設けられた固定構造は、金属シェルを折り曲げてなる係止片により導電性リングの突起部を固定するように構成することができる。
上記本発明シールドコネクタにおいて、金属シェルに設けられた接続構造は、金属シェルが導電性リングに押し付けられるように形成されたばね接続部を備えるように構成することができる。
上記本発明に係るシールドコネクタによれば、通常の同軸線をシールド線として用いることができるため、電線の外側をシールドすることが不要であるから、電線部分が太くなるのを防止して電線配索スペースを減少させることができる。特に極数が多くなった場合でも、全体が太くならないので、ハーネスの配索をスムーズに行うことができる。
また金属シェルと導電性リングを電気的に接続する接続構造により、金属シェルと同軸線の編組部との接続が導電性リングを介して行われるため、編組部と金属シェルとを接続する接続作業が簡単であり、接続部分を小型化することが可能である。更に、同軸線が引張られた際に、金属シェルの固定構造により編組にかしめられた導電性リングが金属シェルの内部に固定され、芯線に直接応力が加わるのを避けることができ、芯線の切断を防止できる。従って、芯線の細径化が可能である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明のシールドコネクタの一例を示す断面図である。本発明のシールドコネクタSは、図1に示すように、突起部22を持つ金属製の導電性リング2が同軸線1の編組部11にかしめられ、同軸線1の芯線12に端子3が接合され、該端子3がコネクタハウジング4の端子保持部41に挿通された状態で保持されている。
コネクタハウジング4は、先端面を除く周囲が金属シェル5に覆われている。金属シェル5は、上部シェル51と下部シェル52に分割可能に形成されている。金属シェル5には、同軸線1の接続側に導電性リング2の突起部22に当接して同軸線1が抜けないように導電性リング2をシールドコネクタSの内部に固定するための固定部53、54からなる固定構造が設けられている。更に金属シェル5には、導電性リング2と金属シェル5とを電気的に接続するためのばね接続部55、56からなる接続構造が設けられている。
以下、シールドコネクタの接続方法を説明する。図2(a)に示すように、先ず同軸線1と導電性リング2を準備する。導電性リング2は、円筒状に形成されているかしめ部21と、先端側が外側に折り返された突起部22とから構成されている。導電性リング2は、断面が円形以外に、断面が四角形などの多角形状に形成されていてもよい。同軸線1は、端部の芯線12と編組部11を露出させる。同軸線1としては、芯線と編組部とからなる一般的なシールド電線を用いることができる。
次いで図2(b)に示すように、同軸線1の端末の編組部11に、突起部22が端末側となるように導電性リング2をかしめる。尚、図2(b)では、導電性リング2は、断面を示した。また図示しないが、導電性リング2をかしめる際に、編組部11の下の絶縁層13と編組部11との間にスリーブを入れて、導電性リング2をかしめても良い。
次いで図2(c)に示すように、同軸線1の芯線12の先端を端子3に接続して固定する。次いで図3に示すように、端子3をコネクタハウジング4に設けられている端子保持部41に挿入する。最後に、金属シェルの上部シェル51と下部シェル52とを、コネクタハウジング4を覆うように上下方向から嵌合させることで、同軸線1にかしめた導電性リング2に金属シェルの係止片51d、52dが接触し、図1に示すシールドコネクタSが得られる。
コネクタハウジング4は、樹脂等の絶縁性の材料により形成され、一方の端部側に開口していて、端子3を保持する形状に形成され、端子3を挿通し保持するための端子保持部41が設けられている。またコネクタハウジング4の他方の端部側には、シールドコネクタと接続される機器側の端子を接続するための貫通孔からなる接続部42が設けられている。
図3に示すように、金属シェル5の上部を覆う上部シェル51は、金属シェル5の上面の上面板51aと、左右の側面を構成する側面板51bと、端子挿入側に位置する後面板51cとからなる。また金属シェル5の下部を覆う下部シェル52は、金属シェル5の下面となる下面板52aと、左右の側面を構成する側面板52bと、後面板52cとからなる。
上部シェル51と下部シェル52の後面板51c、52cの先端は、導電性リング2のかしめ部21の直径とほぼ同じ幅に上下方向に切り欠き、金属シェル5の内側方向に折り曲げてなる係止片51d、52dが設けられている。
係止片51d、52dは、その折り曲げ部分から先端までの長さが、図1に示すように導電性リング2の突起部22にほぼ突き当たる長さに設けられ、係止片51d、52dの先端は、導電性リング2を金属シェル5の内部に固定して保持するための固定部53、54として形成されている。
また係止片51d、52dは、図1に示すように上部シェル51と下部シェル52とを嵌合させて一体化した際に、導電性リング2のかしめ部21側に押し付けられた状態で接触するように折り曲げられており、ばね接続部55、56として形成されている。係止片51d、52dは、弾性により導電性リング2側に常に押し付けられ、金属シェル5と導電性リング2との間の電気的接続が確実に得られる。
また図3に示すように、後面板51c、52cの先端部の係止片51d、52dが設けられている部分以外は、上部シェル51と下部シェル52を嵌合させた際に、下部シェル52の後面板52cが、上部シェル51の後面板51cの下に入り込むように、下部シェル52の後面板52cには段部52eが設けられている。
図4に示すように金属シェル5の上部シェル51と下部シェル2を嵌合して一体化した場合、下部シェルの側面板52bの内側に上部シェルの側面板51bが嵌合するように形成されている。
更に図3に示すように、上部シェルの側面板51bには、三方に切り込まれて外方に折り曲げられた係止爪51fが2箇所に設けられ、下部シェルの側面板52bの前記係止爪51fに対応する位置には、前記係止爪51fが係止可能な係止窓52fが設けられている。上部シェル51と下部シェル52を嵌合した場合、図4に示すように、上部シェルの係止爪51fが外側の下部シェルの係止窓52fに入り込んで、上部シェル51と下部シェル52との嵌合が外れないように係止される。
図4は同軸線を4本接続してなるシールドコネクタの外観を示す斜視図である。図4に示すように、本発明のシールドコネクタは、同軸線1を2本以上の複数本取り付け可能に構成することができる。この場合コネクタハウジング4には、芯線12の先端を接続した端子3を挿入可能な挿入部41が複数個設けられている。複数の挿入部41は、シールドコネクタの水平方向に横一列に並べて配置されている。
図1に示すシールドコネクタSにおいて、接続されている同軸線1が引張られた場合、同軸線1の編組部11にかしめられているリング2の突起部22が、上部シェル51及び下部シェル52に設けられた係止片51d、52dの先端の固定部53、54に当接して係止される。その結果、同軸線1が引張られても同軸線の芯線12には引張り力が加わらないので、芯線12の切断を防止できる。
また図1に示すように、同軸線1の編組部11のシールド線は、導電性リング2にかしめられていて電気的に接続している。更に導電性リング2は、金属シェル5の電線挿入側に設けられているばね接続部55、56と接続され、編組部11と金属シェル5が電気的に接続される。金属シェルの上部シェル51と下部シェル52とを嵌合させるだけて、編組部11と金属シェルの電気的接続が得られ、編組部11と金属シェル5を接続する別の作業は不要である。
本発明のシールドコネクタの一例を示す断面図である。 (a)〜(c)は図1のシールドコネクタの同軸線の端末処理を示す工程図である。 図1のシールドコネクタの分解状態を示す断面図である。 同軸線が複数本接続されたシールドコネクタの外観を示す斜視図である。
符号の説明
1 同軸線
11 編組部
12 芯線
2 導電性リング
21 かしめ部
22 突起部
3 端子
4 コネクタハウジング
5 金属シェル
51 上部シェル
51d 係止片
52 下部シェル
52d 係止片
53、54 固定部
55、56 ばね接続部

Claims (3)

  1. 突起部を有する導電性リングが同軸線の編組部にかしめられ、該同軸線の芯線が端子に接続され、該端子がコネクタハウジングに保持され、該コネクタハウジングの外側が金属シェルによって覆われており、該金属シェルに、導電性リングの突起部に当接して導電性リングが金属シェルから抜けないように固定する固定構造と、金属シェルと導電性リングを電気的に接続する接続構造とが設けられていることを特徴とするシールドコネクタ。
  2. 金属シェルに設けられた固定構造が、金属シェルを折り曲げてなる係止片により導電性リングの突起部を固定するものであることを特徴とする請求項1記載のシールドコネクタ。
  3. 金属シェルに設けられた接続構造が、金属シェルが導電性リングに押し付けられるように形成されたばね接続部を備えることを特徴とする請求項1又は2記載のシールドコネクタ。
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