JP6476471B2 - ドアロック装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ドアロック装置に関する。
従来、チャイルドロック機構を有するドアロック装置がある。例えば、特許文献1には、アンロック位置とロック位置に切り替えることが可能なチャイルドプルーフレバーを備えた車両用ドアロック装置が開示されている。特許文献1の車両用ドアロック装置では、ロックレバーの連結部がハウジング内の下部に、インサイドレバーの連結部がハウジング内の上部にある。このため、ロックレバーの連結部を覆う蓋部材と、インサイドレバーの連結部を覆う蓋部が別部材となっている。
特開2013−36242号公報
チャイルドプルーフ機構を有するドアロック装置において、ユーザーによる操作を伝達する伝達部材とレバーとの連結部を覆うカバーが連結部ごとに複数に分かれていると、ドアロック装置の組み付け時間の増加を招く。
本発明の目的は、組み付け時間の短縮が可能なドアロック装置を提供することである。
本発明のドアロック装置は、ラッチ機構を支持するケースと、前記ケース内において回転自在に支持され、かつ第一伝達部材を介してインナーハンドルと連結されており、当該インナーハンドルに対する開扉操作によって回転するインサイドレバーと、前記開扉操作を前記ラッチ機構に伝達するアンロック位置、および当該開扉操作を前記ラッチ機構に伝達しないロック位置に切り替え可能なオープンリンクと、前記ケース内において回転自在に支持され、かつ第二伝達部材を介してロックノブと連結されており、当該ロックノブに対する施解錠操作に応じて前記オープンリンクを前記アンロック位置または前記ロック位置に移動させるレバーロックと、前記ケース内において回転自在に支持された中間レバーと、前記ケース内において回転自在に支持され、前記中間レバーを介した前記インサイドレバーから前記オープンリンクへの前記開扉操作の伝達を可能とするチャイルドアンロック位置、および前記中間レバーを介した前記開扉操作の伝達を不能とするチャイルドロック位置に切り替え可能なチャイルドプルーフレバーと、前記ケースを閉塞し、かつ開口部を有する主カバーと、副カバーと、を備え、前記インサイドレバーの回転軸線、前記レバーロックの回転軸線、および前記チャイルドプルーフレバーの回転軸線が別軸上にあり、前記第一伝達部材は、前記開口部において前記インサイドレバーに連結されており、前記第二伝達部材は、前記開口部において前記レバーロックに連結されており、前記副カバーは、前記開口部、前記第一伝達部材と前記インサイドレバーとの連結部、および前記第二伝達部材と前記レバーロックとの連結部を一体に覆うことを特徴とする。
上記ドアロック装置において、前記第一伝達部材と前記インサイドレバーとの連結部、および前記第二伝達部材と前記レバーロックとの連結部は、前記レバーロックを支持する第一軸と前記インサイドレバーを支持する第二軸との間に位置していることが好ましい。
上記ドアロック装置において、前記中間レバーの回転軸線は、前記レバーロックの回転軸線、および前記チャイルドプルーフレバーの回転軸線と別軸上にあることが好ましい。
上記ドアロック装置において、前記インサイドレバーは、前記開扉操作によって回転するときに前記レバーロックを押圧し、前記レバーロックを介して前記オープンリンクを前記アンロック位置に切り替える第一押圧部を有することが好ましい。
上記ドアロック装置において、前記第一伝達部材と前記インサイドレバーとの連結部は、前記レバーロックの回転軸線よりも車両前側の位置にあり、前記第一伝達部材と前記第二伝達部材は平行に配置されていることが好ましい。
上記ドアロック装置において、更に、前記チャイルドプルーフレバーと前記中間レバーとを連結する連結部材を有し、前記インサイドレバーは、前記連結部材に対応する第二押圧部を有し、前記チャイルドプルーフレバーは、前記チャイルドアンロック位置にある場合に前記連結部材を前記第二押圧部と当接可能な位置に保持することで前記中間レバーを介した前記開扉操作の伝達を可能とし、かつ前記チャイルドロック位置にある場合に前記連結部材を前記第二押圧部と当接不能な位置に保持することで前記中間レバーを介した前記開扉操作の伝達を不能とすることが好ましい。
本発明に係るドアロック装置の副カバーは、開口部、第一伝達部材とインサイドレバーとの連結部、および第二伝達部材とレバーロックとの連結部を一体に覆う。本発明に係るドアロック装置は、複数の連結部を一体に覆う副カバーを有することによって組み付け時間の短縮を可能としている。
図1は、実施形態のドアロック装置の正面図である。 図2は、実施形態のドアロック装置の側面図である。 図3は、実施形態のラッチ機構を示す側面図である。 図4は、実施形態のドアロック装置内部の正面図である。 図5は、実施形態のドアロック装置内部の背面図である。 図6は、実施形態のドアロック装置内部の側面図である。 図7は、ワンモーションによる開扉動作を説明する背面図である。 図8は、チャイルドロック位置への切替えを説明する正面図である。 図9は、伝達部材との連結状態を示す正面図である。
以下に、本発明の実施形態に係るドアロック装置につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。
[実施形態]
図1から図9を参照して、実施形態について説明する。本実施形態は、ドアロック装置に関する。図1は、本発明の実施形態のドアロック装置の正面図、図2は、実施形態のドアロック装置の側面図である。図2は、図1のII方向から見た側面図である。
図1等に示すドアロック装置1は、車両の側面の開口部を開閉するドアに適用されるドアロック装置であり、例えばリヤドアに適用される。図2に示すように、ドアロック装置1は、ケース2、主カバー3、およびラッチ機構4を有する。ドアロック装置1は、更に、図1等に示す副カバー5、および図4等を参照して説明する施解錠機構6を有する。なお、本明細書における車両上下方向、車両前後方向、および車両内外方向は、ドアロック装置1が車両のドアに取り付けられた状態における方向を示す。図1等に示すように、本実施形態のドアロック装置1は、ラッチ機構4の車両後ろ側の端面が車両上下方向に対して所定の角度だけ傾斜した状態でリヤドアに対して固定される。
ケース2は、ラッチ機構4を支持している。図2に示すように、ラッチ機構4は、ボディ41およびカバープレート42を有する。カバープレート42は、車体に設けられたストライカが進入する進入溝42aを有する。図3に示すように、ラッチ機構4は、ラッチ43およびラチェット44を有する。ラッチ43およびラチェット44は、それぞれ軸43aおよび軸44aによって回転自在に支持されている。ラッチ43は、スプリングによって図3の時計回り方向(開放方向)に付勢されている。ラチェット44は、スプリングによって図3の反時計回り方向に付勢されている。
図3には、ラッチ機構4のアンラッチ状態が示されている。ドアが閉じられる際に、ストライカSが矢印Y1で示すように進入すると、ストライカSがラッチ43の当接部43bに当接してラッチ43を反時計回り方向(係合方向)に回転させる。これにより、ラッチ43の係合溝43cがストライカSと係合してストライカSを保持する。ラチェット44は、ストライカSと係合した状態のラッチ43に当接してラッチ43の開放方向への回転を規制する。ラチェット44は、ラッチ43の当接部43bに当接することでラッチ43をハーフラッチ位置で停止させ、突起部43dに当接することでラッチ43をフルラッチ位置で停止させる。
図4に示すように、ケース2は、底面2aと、底面2aを囲む壁部2bを有する。底面2aと壁部2bによって、施解錠機構6の各構成部品を収納する収納部2cが形成されている。施解錠機構6は、収納部2c内に配置されたインサイドレバー61、オープンリンク62、レバーロック63、中間レバー64、およびチャイルドプルーフレバー65を有する。なお、図4には、アンロック位置にあるオープンリンク62およびレバーロック63が示されている。また、図4には、チャイルドアンロック位置にあるチャイルドプルーフレバー65が示されている。
インサイドレバー61は、ケース2の第一軸21によって回転自在に支持されている。インサイドレバー61は、第一伝達部材7を介してインナーハンドルと連結されており、インナーハンドルに対する開扉操作によって第一軸21を回転中心として回転する。本実施形態のインサイドレバー61は、平面視の形状がL字形状またはV字形状の板状部材であり、中央部に軸孔61aを有する。第一軸21は、収納部2cにおける車両上下方向の下端部に配置されている。第一軸21は、軸孔61aに挿入されており、インサイドレバー61を回転自在に支持している。インサイドレバー61は、軸孔61aから車両上側に向けて延在する第一アーム61b、および軸孔61aから車両後側に向けて延在する第二アーム61cを有する。
第一アーム61bの基端と先端の中間部には、第一伝達部材7が連結されている。本実施形態の第一伝達部材7は、ケーブルである。第一伝達部材7は、その一端がインサイドレバー61に連結されており、他端がドアの車内側に配置されたインナーハンドルに連結されている。第一伝達部材7は、インサイドレバー61との連結部61dから車両前側に向けて延在している。ユーザーによってインナーハンドルに対する開扉操作がなされると、第一伝達部材7がその開扉操作に応じて第一アーム61bを車両前側に向けて引っ張る。インサイドレバー61は、この開扉操作によって第一軸21を回転中心として反時計回り方向に回転する。
第二アーム61cの先端には、第二押圧部61eが設けられている。第二押圧部61eは、第二アーム61cから車両内側に向けて突出する壁部である。第二押圧部61eは、第二アーム61cの長手方向に延在している。第二押圧部61eは、後述する連結部材70を車両上側に向けて押圧する。
レバーロック63は、ケース2の第二軸22によって回転自在に支持されている。レバーロック63は、第二伝達部材8を介してロックノブと連結されており、ロックノブに対する施解錠操作に応じてオープンリンク62をアンロック位置またはロック位置に移動させる。本実施形態のレバーロック63は、板状部材であり、軸孔63aを有する。第二軸22は、収納部2cにおいて、車両上下方向および車両前後方向の略中央部に配置されている。第二軸22は、軸孔63aに挿入されており、レバーロック63を回転自在に支持している。レバーロック63は、軸孔63aに対して車両上側に位置するプレート部63b、および軸孔63aから車両下側に向けて延在するアーム63cを有する。プレート部63bは、平面視における形状が略扇形状であり、第二軸22の半径方向外側へ向かうに従って幅が広がっている。
プレート部63bには、車両内側に向けて突出する連結突起63dおよび係合突起63eが設けられている。連結突起63dは、プレート部63bの車両後側の端部に配置された円筒形状の突起である。係合突起63eは、プレート部63bの車両前側の端部に配置された円柱形状の突起である。
オーバーセンタースプリング66は、レバーロック63に対して回転方向の付勢力を与えるスプリングである。オーバーセンタースプリング66は、コイルスプリングであり、コイル部を構成する線材の両端がコイル部から外側に向けて突出し、かつ交差している。この交差部がレバーロック63の係合突起63eに係合している。オーバーセンタースプリング66は、ケース2のスプリング軸25によって支持されており、プレート部63bを車両後側に向けて押圧する。オーバーセンタースプリング66の付勢力は、レバーロック63を解錠方向に向けて回転させる力である。レバーロック63の解錠方向は、図4における時計回り方向である。
第二伝達部材8は、アーム63cの先端部に連結されている。本実施形態の第二伝達部材8は、ケーブルである。第二伝達部材8は、その一端がレバーロック63に連結されており、他端がドアの車内側に配置されたロックノブと連結されている。第二伝達部材8は、レバーロック63との連結部63fから車両前側に向けて延在している。ユーザーによってロックノブに対する解錠操作がなされると、第二伝達部材8がその解錠操作に応じてアーム63cを車両前側に向けて引っ張る。これにより、レバーロック63は解錠方向に回転する。一方、ロックノブに対する施錠操作がなされると、第二伝達部材8がその施錠操作に応じてアーム63cを車両後側に向けて押圧する。これにより、レバーロック63は施錠方向に回転する。
ウォームホイール67は、モータ68の回転をレバーロック63に伝達してレバーロック63を施錠方向および解錠方向に回転させる。ウォームホイール67は、ケース2のホイール軸26によって回転自在に支持されている。ウォームホイール67の外周面には、はす歯のネジ溝が形成されており、このネジ溝がモータ68のウォーム68aと噛み合っている。図5に示すように、ウォームホイール67は、突起67aを有する。突起67aは、平面視における形状が略三角形状であり、半径方向外側へ向かうに従い幅が狭くなっている。本実施形態のウォームホイール67は、周方向に等間隔で配置された3つの突起67aを有する。
レバーロック63は、当接部63gを有する。当接部63gは、プレート部63bの先端に半径方向の外側から係合している。当接部63gは、プレート部63bよりも消音性能に優れる素材で形成されている。本実施形態では、プレート部63bおよびアーム63cの素材がポリアセタールであり、当接部63gの材質がポリエステルエラストマーである。当接部63gは、噛合溝63hを有する。噛合溝63hは、当接部63gの外周面、すなわちホイール軸26と対向する面に形成された凹部である。ウォームホイール67の突起67aは、噛合溝63hと噛み合い、当接部63gを施錠方向および解錠方向に押圧する。
図4に戻り、オープンリンク62は、アンロック位置およびロック位置に切り替え可能である。オープンリンク62は、板状の部材であって、第一連結孔62aおよび第二連結孔62bを有する。第一連結孔62aは、オープンリンク62における車両下側の端部に設けられている。第一連結孔62aには、アウトサイドレバー69の連結突起69aが挿入されている。アウトサイドレバー69は、図3に示すように、ケース2から車両外側に突出する連結部69bを有する。アウトサイドレバー69は、回転軸線XXを中心として回転自在となるようにケース2によって支持されている。連結部69bは、ドアの車両外側に設けられたアウターハンドルに連結される。アウターハンドルに対する開扉操作がなされると、連結部69bが押し下げられる。図4に示す連結突起69aは、板状の突出部であり、アウトサイドレバー69の車両内側の端部に設けられている。オープンリンク62の第一連結孔62aは、連結突起69aに対するオープンリンク62の相対回転を許容する。より具体的には、第一連結孔62aは、図4に示すアンロック位置から、オープンリンク62が連結突起69aを中心として所定の角度範囲でロック位置まで反時計回り方向に回転することを許容する。
第二連結孔62bは、車両上下方向に延在するスリット状の貫通孔である。レバーロック63の連結突起63dは、第二連結孔62bに挿入されている。つまり、オープンリンク62は、連結突起63dを介してレバーロック63と連結されており、レバーロック63の回転と連動して連結突起69aを中心として回転する。第二連結孔62bは、連結突起63dに対するオープンリンク62の車両上下方向への相対移動を許容する。オープンリンク62は、押圧部62cを有する。押圧部62cは、車両上側を向く面であり、第一連結孔62aよりも車両上側に設けられている。図4に示すように、オープンリンク62がアンロック位置にある場合、押圧部62cは車両上下方向において解除レバー44bと対向している。解除レバー44bは、ラチェット44の軸44aによって回転自在に支持され、かつラチェット44に接続されている。オープンリンク62が車両上側に向けて移動することにより押圧部62cが解除レバー44bに当接して解除レバー44bを押し上げると、ラチェット44が図3の時計回り方向に回転する。これにより、ラッチ43とラチェット44との噛み合いが解除されてラッチ機構4がアンラッチ状態に切り替わる。
中間レバー64は、ケース2の第四軸24によって回転自在に支持されている。中間レバー64は、板状の部材であり、軸孔64aを有する。第四軸24は、車両上下方向において第二軸22と同様の位置に配置され、かつ収納部2cにおける後端部に配置されている。第四軸24は、軸孔64aに挿入されており、中間レバー64を回転自在に支持している。中間レバー64は、第四軸24から車両下側に向けて延在するアーム64bを有する。アーム64bには、連結孔64cが設けられている。連結孔64cは、アーム64bの長手方向に沿って延在するスリット状の貫通孔である。図5に示すように、中間レバー64は、押圧部64dを有する。押圧部64dは、アーム64bにおける連結孔64cよりも第四軸24寄りの位置に設けられている。押圧部64dは、アウトサイドレバー69の当接部69cに対して車両下側から当接している。図6に示すように、当接部69cは、回転軸線XXよりも車両内側に位置している。従って、押圧部64dが当接部69cを車両上側に向けて押圧すると、アウトサイドレバー69は図6の時計回り方向に回転してオープンリンク62を車両上側に移動させる。
図4に示すように、チャイルドプルーフレバー65は、ケース2の第三軸23によって回転自在に支持されている。第三軸23は、車両上下方向において第二軸22および第四軸24と同様の位置に配置され、かつ車両前後方向において第二軸22と第四軸24の間に配置されている。チャイルドプルーフレバー65は、板状の部材であり、軸孔65aを有する。第三軸23は、軸孔65aに挿入されており、チャイルドプルーフレバー65を回転自在に支持している。チャイルドプルーフレバー65は、第一アーム65bおよび第二アーム65cを有する。第一アーム65bと第二アーム65cは、軸孔65aを中心として略U字形状をなすように接続されている。第一アーム65bは、軸孔65aから車両下側に向けて延在している。第二アーム65cは、軸孔65aから車両後側に向けて延在している。第一アーム65bは、連結孔65dを有する。連結孔65dは、第一アーム65bの長手方向に沿って延在するスリット状の貫通孔である。第二アーム65cには、つまみ65eが設けられている。つまみ65eは、図1に示すように、主カバー3の第一開口部31から突出している。つまみ65eは、ユーザーがチャイルドプルーフレバー65をチャイルドロック位置およびチャイルドアンロック位置に回転させるためのつまみ部である。
図4等に示す連結部材70は、中間レバー64とチャイルドプルーフレバー65を連結する。図6に示すように、連結部材70は、円柱形状の本体70a、および一対のフランジ70b,70cを有する。フランジ70b,70cは、本体70aの外周面から突出する円盤形状の抜け止め部である。連結部材70は、中間レバー64の連結孔64cにセットされ、中間レバー64によって支持されている。連結部材70は、本体70aがアーム64bを貫通し、かつフランジ70b,70cによって両側からアーム64bを挟むように設置されている。従って、連結部材70は、連結孔64cに沿ってアーム64bの長手方向に自在に移動可能である。本体70aの車両内側の端部70dは、チャイルドプルーフレバー65の連結孔65dに挿入されている。本体70aの車両外側の端部70eは、アーム64bから車両外側に向けて突出している。
チャイルドプルーフレバー65がチャイルドアンロック位置にある場合、図4および図6に示すように、連結部材70がインサイドレバー61の第二押圧部61eの上方に位置し、第二押圧部61eと車両上下方向において対向する。インナーハンドルに対するユーザーの開扉操作がなされてインサイドレバー61が回転すると、第二押圧部61eが連結部材70の端部70eに当接し、連結部材70および中間レバー64のアーム64bを車両上側に押圧する。これにより、中間レバー64が図4の時計回り方向に回転する。中間レバー64の押圧部64d(図6参照)は、アウトサイドレバー69の当接部69cを車両上側に向けて押し上げ、アウトサイドレバー69を回転させる。その結果、アウトサイドレバー69は、連結突起69aを介してオープンリンク62を車両上側に向けて押圧し、オープンリンク62を車両上側に向けて移動させる。
オープンリンク62がアンロック位置にある場合、オープンリンク62が車両上側に移動すると、押圧部62cが解除レバー44bを車両上側に押し上げてラッチ機構4をアンラッチ状態に切り替える。つまり、チャイルドプルーフレバー65がチャイルドアンロック位置にあり、かつオープンリンク62がアンロック位置にある場合、インナーハンドルに対する開扉操作がインサイドレバー61から連結部材70、中間レバー64、アウトサイドレバー69、およびオープンリンク62を介して解除レバー44bに伝達され、ラッチ機構4をアンラッチ状態に切り替える。
本実施形態のドアロック装置1は、オープンリンク62がロック位置にある場合に、インナーハンドルに対する開扉操作によってオープンリンク62をアンロック位置に移動させてラッチ機構4をアンラッチ状態に切り替える、所謂ワンモーションによる開扉動作が可能となっている。
図5に示すように、インサイドレバー61は、第一押圧部61fを有する。第一押圧部61fは、第一アーム61bの先端に設けられている。第一押圧部61fは、開扉操作によってインサイドレバー61が回転するときにレバーロック63を押圧し、レバーロック63を介してオープンリンク62をアンロック位置に切り替える。第一押圧部61fは、第一アーム61bから車両外側に向けて突出する板状の構成部である。第一押圧部61fの車両前側の端部は、円弧形状またはJ字形状に湾曲している。レバーロック63は、第一押圧部61fに対応する当接壁部63jを有する。当接壁部63jは、プレート部63bから車両外側に向けて突出する板状の構成部である。当接壁部63jは、第一押圧部61fの湾曲部61gから遠ざかる方向に向けて湾曲している。
第一押圧部61fは、レバーロック63がロック位置にある場合に、当接壁部63jに当接する。レバーロック63のロック位置は、図4および図5に示す位置よりも施錠方向に回転した位置である。レバーロック63がロック位置にある場合、図7に示すように、当接壁部63jが第一押圧部61fの回転軌道上に位置している。このときに、インナーハンドルに対する開扉操作がなされてインサイドレバー61が図7の時計回り方向に回転すると、湾曲部61gが当接壁部63jに当接する。湾曲部61gは、当接壁部63jを押圧して、矢印Y2で示すようにレバーロック63をアンロック位置まで回転させる。オープンリンク62は、レバーロック63の回転と連動してアンロック位置まで回転する。
アンロック位置に移動したオープンリンク62は、インナーハンドルからインサイドレバー61、連結部材70、中間レバー64、およびアウトサイドレバー69に伝達された開扉操作を解除レバー44bに伝達し、ラッチ機構4をアンラッチ状態に切り替える。
また、本実施形態のドアロック装置1は、インナーハンドルに対する開扉操作を遮断して無効とすることができるチャイルドプルーフ機構を備えている。チャイルドプルーフ機構は、チャイルドプルーフレバー65、中間レバー64、および連結部材70を含む。チャイルドプルーフレバー65が図4に示すチャイルドアンロック位置から、時計回り方向に回転すると、図8に矢印Y3で示すように第一アーム65bが連結部材70を移動させる。連結部材70は、連結孔64cに沿ってアーム64bの先端側、言い換えると、車両前側に移動する。連結部材70の位置が図8に破線で示す位置となると、インサイドレバー61の第二押圧部61eが連結部材70に当接不能となる。連結部材70の位置が第二押圧部61eの回転軌道から外れていることで、インサイドレバー61から中間レバー64への開扉操作の伝達が遮断される。チャイルドロック位置は、チャイルドプルーフレバー65の回転位置であって、第二押圧部61eが連結部材70に当接不能な位置である。
チャイルドプルーフレバー65がチャイルドロック位置にある場合、オープンリンク62およびレバーロック63の位置がロック位置およびアンロック位置の何れであっても、インナーハンドルに対する開扉操作はインサイドレバー61から中間レバー64へ伝達されない。従って、本実施形態のドアロック装置1は、チャイルドプルーフレバー65をチャイルドロック位置に設定することで、車内側の開扉操作を無効とすることができる。また、本実施形態のドアロック装置1は、チャイルドプルーフレバー65がチャイルドアンロック位置に設定されている場合には、ワンモーションによる開扉を可能として利便性を向上させることができる。
本実施形態のドアロック装置1では、図4等に示すように、インナーハンドルに連結される第一伝達部材7と、ロックノブに連結される第二伝達部材8が隣接して配置されている。これにより、以下に説明するように組み付け時間の短縮や部品点数の削減が可能となる。図4に示すように、インサイドレバー61の回転軸線X1、レバーロック63の回転軸線X2、およびチャイルドプルーフレバー65の回転軸線X3が別軸上にある。インサイドレバー61と第一伝達部材7との連結部61dは、インサイドレバー61の回転軸線X1からレバーロック63の回転軸線X2に向けて延在する第一アーム61bに配置されている。連結部61dは、第二軸22よりも車両前側に位置している。レバーロック63と第二伝達部材8との連結部63fは、レバーロック63の回転軸線X2からインサイドレバー61の回転軸線X1に向けて延在するアーム63cに配置されている。このように、連結部61dおよび連結部63fは、第一軸21と第二軸22との間に位置している。本実施形態のドアロック装置1では、インサイドレバー61の回転軸線X1とレバーロック63の回転軸線X2を別軸としたこと等により、2つの伝達部材7,8を隣接して設けることが可能となっている。
また、中間レバー64の回転軸線X4は、インサイドレバー61の回転軸線X1、レバーロック63の回転軸線X2、およびチャイルドプルーフレバー65の回転軸線X3とは別軸上にある。中間レバー64の回転軸線X4は、回転軸線X1,X2に対して車両後側にずらして配置されている。これにより、中間レバー64をケース2内における車両後側に配置して、第一伝達部材7と第二伝達部材8を隣接して配置するスペースを確保することができる。また、車両内外方向(図4では紙面と直交する方向)において、中間レバー64のアーム64bは、レバーロック63のアーム63cおよび連結部63fとはずらして配置されている。これにより、中間レバー64が回転する際のアーム63cや連結部63fとの干渉が生じないようにされている。また、インナーハンドルに対する開扉操作がなされると、第一伝達部材7とインサイドレバー61との連結部61dが車両前側に移動する。これにより、中間レバー64が回転する際の第一アーム61bや連結部61dとの干渉が生じないようにされている。
図9に示すように、主カバー3は、第二開口部32を有する。第二開口部32は、主カバー3をケース2に固定した状態で連結部61dおよび連結部63fと対向する位置に設けられている。つまり、第二開口部32は、インサイドレバー61における第一伝達部材7との連結箇所、およびレバーロック63における第二伝達部材8との連結箇所を露出させるように形成されている。第一伝達部材7は、第二開口部32においてインサイドレバー61に連結されている。第二伝達部材8は、第二開口部32においてレバーロック63に連結されている。第二開口部32の周囲には、副カバー5が差し込まれる溝33が設けられている。また、主カバー3は、第一伝達部材7のエンドキャップ7aおよび第二伝達部材8のエンドキャップ8aを保持する保持部34を有する。
図1および図9から明らかなように、副カバー5は、第二開口部32、第一伝達部材7とインサイドレバー61との連結部61d、および第二伝達部材8とレバーロック63との連結部63fを一体に覆う。副カバー5は、その縁部が主カバー3の溝33に差し込まれて第二開口部32を閉塞する。また、副カバー5は、主カバー3の保持部34と共に、エンドキャップ7a,8aを保持する。このように、単一の副カバー5によって各連結部61d,63fおよび第二開口部32を覆うことで、組み付け時間の短縮や部品点数の削減が可能となる。従来のチャイルドロック機構を有するドアロック装置では、例えば特許文献1のように、レバーロックの連結部を覆うカバーと、インサイドレバーの連結部を覆うカバーが別々に設けられていた。これに対して、本実施形態のドアロック装置1では、連結部61d,63fを覆うカバーが1つの副カバー5である。これにより、組み付け時間の短縮や部品点数の削減が可能となっている。また、各連結部61d,63fは、ケース2内の下部にまとめて配置されている。これにより、主カバー3において、第二開口部32が車両下側に形成されている。よって、仮に第二開口部32からケース2内への浸水が発生したとしても、内部の電気・電子機器への影響が発生しにくい。
本実施形態のインサイドレバー61は、図5に示すように、第一押圧部61fを有する。第一押圧部61fはインナーハンドルに対する開扉操作によって回転するときにレバーロック63を押圧し、レバーロック63を介してオープンリンク62をロック位置からアンロック位置に切り替える。よって、本実施形態のドアロック装置1は、チャイルドプルーフレバー65がチャイルドアンロック位置にある場合、オープンリンク62の位置にかかわらず、インナーハンドルの開扉操作によりワンモーションでラッチ機構4をアンラッチ状態に切り替えることが可能となる。
本実施形態のドアロック装置1では、第一伝達部材7とインサイドレバー61との連結部61dは、レバーロック63の回転軸線X2よりも車両前側の位置にある。これにより、第一伝達部材7を第二伝達部材8に隣接して配置することが容易となる。また、第一伝達部材7と第二伝達部材8は平行に配置されている。少なくとも副カバー5によって覆われる部分において第一伝達部材7と第二伝達部材8が平行に保持されることで、副カバー5の小型化が可能である。
本実施形態のドアロック装置1は、チャイルドプルーフレバー65と中間レバー64とを連結する連結部材70を有する。また、インサイドレバー61は、連結部材70に対応する第一押圧部61fを有する。チャイルドプルーフレバー65は、チャイルドアンロック位置にある場合に連結部材70を第一押圧部61fと当接可能な位置に保持する。これにより、チャイルドアンロック位置のチャイルドプルーフレバー65は、中間レバー64を介したインサイドレバー61からオープンリンク62への開扉操作の伝達を可能とする。チャイルドプルーフレバー65は、チャイルドロック位置にある場合に連結部材70を第一押圧部61fと当接不能な位置に保持する。これにより、チャイルドロック位置のチャイルドプルーフレバー65は、中間レバー64を介したインサイドレバー61からオープンリンク62への開扉操作の伝達を不能とする。
上記の実施形態に開示された内容は、適宜組み合わせて実行することができる。
1 ドアロック装置
2 ケース
3 主カバー
4 ラッチ機構
5 副カバー
6 施解錠機構
7 第一伝達部材
8 第二伝達部材
21 第一軸
22 第二軸
23 第三軸
24 第四軸
25 スプリング軸
26 ホイール軸
31 第一開口部
32 第二開口部
33 溝
34 保持部
41 ボディ
42 カバープレート
43 ラッチ
44 ラチェット
44b 解除レバー
61 インサイドレバー
61a 軸孔
61b 第一アーム
61c 第二アーム
61d 連結部
61e 第二押圧部
61f 第一押圧部
62 オープンリンク
62a 第一連結孔
62b 第二連結孔
62c 押圧部
63 レバーロック
63a 軸孔
63b プレート部
63c アーム
63d 連結突起
63e 係合突起
63f 連結部
63g 当接部
63h 噛合溝
63j 当接壁部
64 中間レバー
64a 軸孔
64b アーム
64c 連結孔
64d 押圧部
65 チャイルドプルーフレバー
65a 軸孔
65b 第一アーム
65c 第二アーム
65d 連結孔
65e つまみ
66 オーバーセンタースプリング
67 ウォームホイール
68 モータ
69 アウトサイドレバー
69a 連結突起
69b 連結部
69c 当接部
70 連結部材

Claims (5)

  1. ラッチ機構を支持するケースと、
    前記ケース内において回転自在に支持され、かつ第一伝達部材を介してインナーハンドルと連結されており、当該インナーハンドルに対する開扉操作によって回転するインサイドレバーと、
    前記開扉操作を前記ラッチ機構に伝達するアンロック位置、および当該開扉操作を前記ラッチ機構に伝達しないロック位置に切り替え可能なオープンリンクと、
    前記ケース内において回転自在に支持され、かつ第二伝達部材を介してロックノブと連結されており、当該ロックノブに対する施解錠操作に応じて前記オープンリンクを前記アンロック位置または前記ロック位置に移動させるレバーロックと、
    前記ケース内において回転自在に支持された中間レバーと、
    前記ケース内において回転自在に支持され、前記中間レバーを介した前記インサイドレバーから前記オープンリンクへの前記開扉操作の伝達を可能とするチャイルドアンロック位置、および前記中間レバーを介した前記開扉操作の伝達を不能とするチャイルドロック位置に切り替え可能なチャイルドプルーフレバーと、
    前記ケースを閉塞し、かつ開口部を有する主カバーと、
    副カバーと、
    を備え、
    前記インサイドレバーの回転軸線、前記レバーロックの回転軸線、および前記チャイルドプルーフレバーの回転軸線が別軸上にあり、
    前記第一伝達部材は、前記開口部において前記インサイドレバーに連結されており、
    前記第二伝達部材は、前記開口部において前記レバーロックに連結されており、
    前記副カバーは、前記開口部、前記第一伝達部材と前記インサイドレバーとの連結部、および前記第二伝達部材と前記レバーロックとの連結部を一体に覆い、
    前記第一伝達部材と前記インサイドレバーとの連結部、および前記第二伝達部材と前記レバーロックとの連結部は、前記インサイドレバーを支持する第一軸と前記レバーロックを支持する第二軸との間に位置している
    ことを特徴とするドアロック装置。
  2. ラッチ機構を支持するケースと、
    前記ケース内において回転自在に支持され、かつ第一伝達部材を介してインナーハンドルと連結されており、当該インナーハンドルに対する開扉操作によって回転するインサイドレバーと、
    前記開扉操作を前記ラッチ機構に伝達するアンロック位置、および当該開扉操作を前記ラッチ機構に伝達しないロック位置に切り替え可能なオープンリンクと、
    前記ケース内において回転自在に支持され、かつ第二伝達部材を介してロックノブと連結されており、当該ロックノブに対する施解錠操作に応じて前記オープンリンクを前記アンロック位置または前記ロック位置に移動させるレバーロックと、
    前記ケース内において回転自在に支持された中間レバーと、
    前記ケース内において回転自在に支持され、前記中間レバーを介した前記インサイドレバーから前記オープンリンクへの前記開扉操作の伝達を可能とするチャイルドアンロック位置、および前記中間レバーを介した前記開扉操作の伝達を不能とするチャイルドロック位置に切り替え可能なチャイルドプルーフレバーと、
    前記ケースを閉塞し、かつ開口部を有する主カバーと、
    副カバーと、
    を備え、
    前記インサイドレバーの回転軸線、前記レバーロックの回転軸線、および前記チャイルドプルーフレバーの回転軸線が別軸上にあり、
    前記第一伝達部材は、前記開口部において前記インサイドレバーに連結されており、
    前記第二伝達部材は、前記開口部において前記レバーロックに連結されており、
    前記副カバーは、前記開口部、前記第一伝達部材と前記インサイドレバーとの連結部、および前記第二伝達部材と前記レバーロックとの連結部を一体に覆い、
    前記中間レバーの回転軸線は、前記レバーロックの回転軸線、および前記チャイルドプルーフレバーの回転軸線と別軸上にある
    ことを特徴とするドアロック装置。
  3. ラッチ機構を支持するケースと、
    前記ケース内において回転自在に支持され、かつ第一伝達部材を介してインナーハンドルと連結されており、当該インナーハンドルに対する開扉操作によって回転するインサイドレバーと、
    前記開扉操作を前記ラッチ機構に伝達するアンロック位置、および当該開扉操作を前記ラッチ機構に伝達しないロック位置に切り替え可能なオープンリンクと、
    前記ケース内において回転自在に支持され、かつ第二伝達部材を介してロックノブと連結されており、当該ロックノブに対する施解錠操作に応じて前記オープンリンクを前記アンロック位置または前記ロック位置に移動させるレバーロックと、
    前記ケース内において回転自在に支持された中間レバーと、
    前記ケース内において回転自在に支持され、前記中間レバーを介した前記インサイドレバーから前記オープンリンクへの前記開扉操作の伝達を可能とするチャイルドアンロック位置、および前記中間レバーを介した前記開扉操作の伝達を不能とするチャイルドロック位置に切り替え可能なチャイルドプルーフレバーと、
    前記ケースを閉塞し、かつ開口部を有する主カバーと、
    副カバーと、
    を備え、
    前記インサイドレバーの回転軸線、前記レバーロックの回転軸線、および前記チャイルドプルーフレバーの回転軸線が別軸上にあり、
    前記第一伝達部材は、前記開口部において前記インサイドレバーに連結されており、
    前記第二伝達部材は、前記開口部において前記レバーロックに連結されており、
    前記副カバーは、前記開口部、前記第一伝達部材と前記インサイドレバーとの連結部、および前記第二伝達部材と前記レバーロックとの連結部を一体に覆い、
    更に、前記チャイルドプルーフレバーと前記中間レバーとを連結する連結部材を有し、
    前記インサイドレバーは、前記連結部材に対応する第二押圧部を有し、
    前記チャイルドプルーフレバーは、前記チャイルドアンロック位置にある場合に前記連結部材を前記第二押圧部と当接可能な位置に保持することで前記中間レバーを介した前記開扉操作の伝達を可能とし、かつ前記チャイルドロック位置にある場合に前記連結部材を前記第二押圧部と当接不能な位置に保持することで前記中間レバーを介した前記開扉操作の伝達を不能とする
    ことを特徴とするドアロック装置。
  4. 前記インサイドレバーは、前記開扉操作によって回転するときに前記レバーロックを押圧し、前記レバーロックを介して前記オープンリンクを前記アンロック位置に切り替える第一押圧部を有する
    請求項1から3の何れか1項に記載のドアロック装置。
  5. 前記第一伝達部材と前記インサイドレバーとの連結部は、前記レバーロックの回転軸線よりも車両前側の位置にあり、
    前記第一伝達部材と前記第二伝達部材は平行に配置されている
    請求項1から4の何れか1項に記載のドアロック装置。
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