JP6476153B2 - タスク管理システムおよびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、タスク管理システムおよびプログラムに関する。さらに詳しくは、タスクの生成、更新などを行うタスク管理システムおよびプログラムに関する。
従来のタスク管理システムは、ユーザが自身のタスクを入力する必要がある。そのため、タスク管理システムにタスクを入力する前に、他のシステムを用いて業務に関する情報を収集し、業務の計画を立てる必要がある。例えば、複数のシステムを用いて業務に関する情報を取得し、それらを複合して自身のタスクを把握し、それをタスク管理システムに入力する。この作業には手間がかかり、また、ある程度の業務知識や熟練が必要である。
このように、従来のタスク管理システムは受動的であり、ユーザの負担が大きかった。そのため、自動的にタスクを生成し、ユーザに提示するような能動的なシステムが求められている。
特許文献1には、イベントが発生した場合に、そのイベントに対応するタスクを記憶部から読み出し、ユーザに提示する情報処理装置が開示されている。しかし、イベントの検知は、ユーザの入力や、他のシステムからの情報の受信により行われ、情報処理装置がタスクを自動的に生成するものではない。
特開2016−62230号公報
本発明は上記事情に鑑み、タスクを自動生成できるタスク管理システムを提供することを目的とする。
(タスク管理システム)
第1発明のタスク管理システムは、ユーザが有する端末装置と、前記端末装置と通信可能なサーバ装置と、を備え、前記サーバ装置は、タスク定義と、業務データと、タスクデータとが記憶されたデータベースと、前記データベースにアクセス可能なタスク管理部と、前記データベースにアクセス可能な画面表示部と、を備え、前記タスク定義には、複数のタスク種類と、タスクを生成するタイミングを意味する複数種類の生成タイミングとが記憶され、該タスク種類ごとにいずれかの該生成タイミングが設定されており、前記タスク管理部は、生成トリガを受けると、該生成トリガの種類から生成タイミングを判断し、前記タスク定義から該生成タイミングに対応するタスク種類を抽出し、該タスク種類のタスクを前記業務データに基づき生成して、前記タスクデータに追加し、前記画面表示部は、前記タスクデータに基づき前記端末装置に表示する表示データを生成して、前記端末装置に送信することを特徴とする。
第2発明のタスク管理システムは、第1発明において、前記生成タイミングの種類の一つがバッチであり、前記タスク管理部は、所定の周期でバッチ生成トリガを受け、生成タイミングがバッチであるタスク種類のタスクを前記業務データに基づき生成して、前記タスクデータに追加することを特徴とする。
第3発明のタスク管理システムは、第1または第2発明において、前記生成タイミングの種類の一つが随時であり、前記タスク管理部は、随時生成トリガを受けたときに、生成タイミングが随時であるタスク種類のタスクを前記業務データに基づき生成して、前記タスクデータに追加することを特徴とする。
第4発明のタスク管理システムは、第1、第2または第3発明において、前記サーバ装置には、タスク種類ごとに、該タスク種類のタスクを前記業務データに基づき生成するためのタスク生成プログラムが記憶されており、前記タスク定義には、タスク種類ごとに、該タスク種類に対応する前記タスク生成プログラムの参照先が記憶されており、前記タスク管理部は、前記タスク定義に記憶された前記タスク生成プログラムの参照先に基づき、前記タスク生成プログラムを実行することで、タスクを生成することを特徴とする。
第5発明のタスク管理システムは、第1、第2、第3または第4発明において、前記タスク定義には、タスク種類ごとの表示区分が記憶されており、前記画面表示部は、前記タスク定義に記憶された表示区分に基づき、表示区分ごとのタスク件数および/またはタスク一覧を表示する表示データを生成することを特徴とする。
第6発明のタスク管理システムは、第1、第2、第3、第4または第5発明において、前記データベースには、複数のタスク種類と、該タスク種類ごとの処理選択肢が記憶されたタスク処理定義が記憶されており、前記画面表示部は、前記タスク処理定義に基づき、前記端末装置の操作により選択されたタスクの処理選択肢を表示する表示データを生成することを特徴とする。
第7発明のタスク管理システムは、第6発明において、前記タスクデータには、タスクの処理状況が記憶されており、前記タスク処理定義には、処理選択肢ごとに、処理後の処理状況が記憶されており、前記タスク管理部は、前記タスク処理定義から前記端末装置の操作により選択された処理選択肢に対応する処理状況を抽出し、前記タスクデータに記憶された処理状況を更新することを特徴とする。
第8発明のタスク管理システムは、ユーザが有する端末装置と、前記端末装置と通信可能なサーバ装置と、を備え、前記サーバ装置は、タスク定義と、タスク処理定義と、タスクデータとが記憶されたデータベースと、前記データベースにアクセス可能なタスク管理部と、を備え、前記タスクデータには、タスクの処理状況が記憶されており、前記タスク処理定義には、複数のタスク種類と、該タスク種類ごとの処理選択肢と、該処理選択肢ごとの処理後の処理状況とが記憶されており、前記サーバ装置には、タスク種類ごとに、前記タスクデータに記憶された処理状況を更新するためのタスク更新プログラムが記憶されており、前記タスク定義には、タスク種類ごとに、該タスク種類に対応する前記タスク更新プログラムの参照先が記憶されており、前記タスク管理部は、前記タスク定義に記憶された前記タスク更新プログラムの参照先に基づき、前記タスク更新プログラムを実行することで、前記タスク処理定義から前記端末装置の操作により選択された処理選択肢に対応する処理状況を抽出し、前記タスクデータに記憶された処理状況を更新することを特徴とする。
(タスク管理プログラム)
第9発明のタスク管理プログラムは、端末装置と通信可能なコンピュータをタスク管理のためのサーバ装置として機能させるためのプログラムであって、前記サーバ装置は、タスク定義と、業務データと、タスクデータとが記憶されたデータベースを備え、前記タスク定義には、複数のタスク種類と、タスクを生成するタイミングを意味する複数種類の生成タイミングとが記憶され、該タスク種類ごとにいずれかの該生成タイミングが設定されており、前記プログラムは、生成トリガを受けると、該生成トリガの種類から生成タイミングを判断し、前記タスク定義から該生成タイミングに対応するタスク種類を抽出し、該タスク種類のタスクを前記業務データに基づき生成して、前記タスクデータに追加する処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。
第10発明のタスク管理プログラムは、第9発明において、前記サーバ装置には、タスク種類ごとに、該タスク種類のタスクを前記業務データに基づき生成するためのタスク生成プログラムが記憶されており、前記タスク定義には、タスク種類ごとに、該タスク種類に対応する前記タスク生成プログラムの参照先が記憶されており、前記プログラムは、前記タスク定義に記憶された前記タスク生成プログラムの参照先に基づき、前記タスク生成プログラムを実行することで、タスクを生成する処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。
第11発明のタスク管理プログラムは、第9または第10発明において、前記データベースには、タスク処理定義が記憶されており、前記タスクデータには、タスクの処理状況が記憶されており、前記タスク処理定義には、複数のタスク種類と、該タスク種類ごとの処理選択肢と、該処理選択肢ごとの処理後の処理状況が記憶されており、前記プログラムは、前記タスク処理定義から前記端末装置の操作により選択された処理選択肢に対応する処理状況を抽出し、前記タスクデータに記憶された処理状況を更新する処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。
第12発明のタスク管理プログラムは、端末装置と通信可能なコンピュータをタスク管理のためのサーバ装置として機能させるためのプログラムであって、前記サーバ装置は、タスク定義と、タスク処理定義と、タスクデータとが記憶されたデータベースを備え、前記タスクデータには、タスクの処理状況が記憶されており、前記タスク処理定義には、複数のタスク種類と、該タスク種類ごとの処理選択肢と、該処理選択肢ごとの処理後の処理状況とが記憶されており、前記サーバ装置には、タスク種類ごとに、前記タスクデータに記憶された処理状況を更新するためのタスク更新プログラムが記憶されており、前記タスク定義には、タスク種類ごとに、該タスク種類に対応する前記タスク更新プログラムの参照先が記憶されており、前記プログラムは、前記タスク定義に記憶された前記タスク更新プログラムの参照先に基づき、前記タスク更新プログラムを実行することで、前記タスク処理定義から前記端末装置の操作により選択された処理選択肢に対応する処理状況を抽出し、前記タスクデータに記憶された処理状況を更新する処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。
(画面表示プログラム)
第13発明のプログラムは、端末装置と通信可能なコンピュータをタスク管理のためのサーバ装置として機能させるためのプログラムであって、前記サーバ装置は、タスク定義と、業務データと、タスクデータとが記憶されたデータベースを備え、前記タスク定義には、複数のタスク種類と、該タスク種類ごとの表示区分と、タスクを生成するタイミングを意味する複数種類の生成タイミングとが記憶され、該タスク種類ごとにいずれかの該生成タイミングが設定されており、前記プログラムは、生成トリガを受けると、該生成トリガの種類から生成タイミングを判断し、前記タスク定義から該生成タイミングに対応するタスク種類を抽出し、該タスク種類のタスクを前記業務データに基づき生成して、前記タスクデータに追加し、前記タスクデータおよび前記タスク定義に記憶された表示区分に基づき、表示区分ごとのタスク件数および/またはタスク一覧を前記端末装置に表示する表示データを生成して、前記端末装置に送信する処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。
第14発明のプログラムは、端末装置と通信可能なコンピュータをタスク管理のためのサーバ装置として機能させるためのプログラムであって、前記サーバ装置は、タスク定義と、タスク処理定義と、業務データと、タスクデータとが記憶されたデータベースを備え、前記タスク定義には、複数のタスク種類と、タスクを生成するタイミングを意味する複数種類の生成タイミングとが記憶され、該タスク種類ごとにいずれかの該生成タイミングが設定されており、前記タスク処理定義には、複数のタスク種類と、該タスク種類ごとの処理選択肢が記憶されており、前記プログラムは、生成トリガを受けると、該生成トリガの種類から生成タイミングを判断し、前記タスク定義から該生成タイミングに対応するタスク種類を抽出し、該タスク種類のタスクを前記業務データに基づき生成して、前記タスクデータに追加し、前記タスクデータおよび前記タスク処理定義に基づき、前記端末装置の操作により選択されたタスクの処理選択肢を前記端末装置に表示する表示データを生成して、前記端末装置に送信する処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。
(タスク管理システム)
第1発明によれば、タスク定義に記憶された生成タイミングでタスクを生成するので、適したタイミングでタスクを自動生成できる。そのため、ユーザが自身でタスクを入力する必要がなく、手間がかからない。
第2発明によれば、所定の周期で、生成タイミングがバッチであるタスク種類のタスクを生成するので、時間の経過により発生するタスクを自動生成できる。
第3発明によれば、随時生成トリガを受けたときに、生成タイミングが随時であるタスク種類のタスクを生成するので、ある処理を行うことによって付随して発生するタスクを自動生成できる。
第4発明によれば、タスク生成プログラムを実行することでタスクを生成できるので、タスク種類が増えた場合にはタスク生成プログラムを追加すればよく、タスク管理部を変更する必要がない。そのため、拡張性が高い。
第5発明によれば、表示区分ごとのタスク件数および/またはタスク一覧が端末装置に表示されるので、ユーザが自身のタスクを把握しやすい。
第6発明によれば、タスクの処理選択肢が端末装置に表示されるので、ユーザがタスクの処理操作を行いやすい。
第7発明によれば、選択された処理選択肢に基づいてタスクの処理状況が更新されるので、タスクの処理状況を適切に管理できる。
第8発明によれば、タスク更新プログラムを実行することでタスクの処理状況を更新できるので、タスク種類が増えた場合にはタスク更新プログラムを追加すればよく、タスク管理部を変更する必要がない。そのため、拡張性が高い。
(タスク管理プログラム)
第9発明によれば、タスク定義に記憶された生成タイミングでタスクを生成するので、適したタイミングでタスクを自動生成できる。
第10発明によれば、タスク生成プログラムを実行することでタスクを生成できるので、タスク種類が増えた場合にはタスク生成プログラムを追加すればよく、タスク管理プログラムを変更する必要がない。そのため、拡張性が高い。
第11発明によれば、選択された処理選択肢に基づいてタスクの処理状況が更新されるので、タスクの処理状況を適切に管理できる。
第12発明によれば、タスク更新プログラムを実行することでタスクの処理状況を更新できるので、タスク種類が増えた場合にはタスク更新プログラムを追加すればよく、タスク管理プログラムを変更する必要がない。そのため、拡張性が高い。
(画面表示プログラム)
第13発明によれば、表示区分ごとのタスク件数および/またはタスク一覧が端末装置に表示されるので、ユーザが自身のタスクを把握しやすい。
第14発明によれば、タスクの処理選択肢が端末装置に表示されるので、ユーザがタスクの処理操作を行いやすい。
本発明の一実施形態に係るタスク管理システムの全体構成図である。 端末装置のハードウエア構成図である。 サーバ装置のハードウエア構成図である。 データベースに記憶されたテーブルの説明図である。 タスク定義の一例を示す表である。 タスク処理定義の一例を示す表である。 タスク管理システムのブロック図である。 タスク生成処理のフローチャートである。 タスク管理システムのブロック図である。 タスク更新処理のフローチャートである。 タスク一覧画面のイメージ図である。 利用者情報照会画面のイメージ図である。 タスク処理画面のイメージ図である。
つぎに、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
本発明の一実施形態に係るタスク管理システムAは、福祉用具貸与事業者向けのシステムである。なお、本発明に係るタスク管理システムは、福祉用具貸与事業者向けに限定されず、種々の業種に適用できる。
(福祉用具貸与事業者)
まず、福祉用具貸与事業者の業務を説明する。
福祉用具貸与事業者は、福祉用具の利用者に対して、福祉用具を貸与する事業者である。福祉用具貸与事業者には福祉用具専門相談員、その他の職員が所属している。福祉用具貸与事業者に所属する福祉用具専門相談員、その他の職員がタスク管理システムAのユーザである。
福祉用具貸与事業者は、居宅介護支援事業者、介護保険を請け負う市区町村、取次店などと協働して業務を行う。福祉用具貸与事業者が行う業務には、社内業務、利用者に直接行う業務のほか、居宅介護支援事業者、市区町村、取次店に対して行う業務が存在する。ここで、居宅介護支援事業者とは、利用者に適切なサービスが提供されるように関係機関との調整を行う事業者である。取次店とは、福祉用具貸与事業者の一種であり、他の福祉用具貸与事業者から貸与された福祉用具を、その取次店が直接契約している利用者に貸与する業務を行う事業者である。
(全体構成)
つぎに、タスク管理システムAの全体構成について説明する。
図1に示すように、タスク管理システムAは、端末装置10と、サーバ装置20とを備えている。端末装置10はタスク管理システムAのユーザが有するものである。端末装置10は通常複数であるが、一つでもよい。端末装置10およびサーバ装置20はインターネットなどのネットワーク30に接続されており、互いに通信可能となっている。
(ハードウエア構成)
つぎに、各装置のハードウエア構成について説明する。
端末装置10は、パーソナルコンピュータ、タブレット端末、スマートフォンなどの汎用コンピュータである。図2に示すように、端末装置10は主に、CPU11、メモリ12、ハードディスク13、通信手段14、入力手段15、ディスプレイ16を備え、これらがバスで接続されて構成されている。
通信手段14はインターネットなどのネットワーク30に接続し、通信する機能を有する。入力手段15は、キーボード、マウス、タッチパネルなどである。
ハードディスク13には、OS(Operating System)131のほかに、ウェブブラウザプログラム132がインストールされている。CPU11がウェブブラウザプログラム132を実行することで、ユーザがウェブブラウザを利用できるようになる。
サーバ装置20は汎用コンピュータであり、ウェブサーバ、アプリケーションサーバ、およびデータベースサーバとしての機能を有する。図3に示すように、サーバ装置20は主に、CPU21、メモリ22、ハードディスク23、通信手段24を備え、これらがバスで接続されて構成されている。
通信手段24はインターネットなどのネットワーク30に接続し、通信する機能を有する。
ハードディスク23にはOS231のほかに、データベース232を構成するプログラムなどがインストールされている。データベース232はDBMS(Database Management System)や、データが格納されるデータ領域などで構成される。DBMSはデータ領域に格納されているデータの内容を更新、検索、追加、削除するなど、データベースを制御する機能を有する。これにより、データベースサーバとしての機能が実現される。
ハードディスク23にはウェブサーバプログラム233がインストールされている。CPU21がウェブサーバプログラム233を実行することで、ウェブサーバとしての機能が実現される。また、ハードディスク23には、タスク管理プログラム234や画面表示プログラム235などの各種プログラムがインストールされている。CPU21がこれらのプログラムを実行することで、アプリケーションサーバとしての機能が実現される。
なお、本実施形態は、ウェブサーバ、アプリケーションサーバ、およびデータベースサーバを一つのサーバ装置20で実現する構成であるが、これらを別々のサーバ装置で実現してもよい。
(データベース構成)
つぎに、データベース構成について説明する。
図4に示すように、サーバ装置20のデータベース232には、タスク定義テーブル41、タスク処理定義テーブル42、タスクデータテーブル43、および業務データ44を構成する各種テーブルが記憶されている。
また、データベース232には、ストアドプロシージャの形態で、複数のタスク生成プログラム45と、複数のタスク更新プログラム46とが記憶されている。
タスク定義テーブル41はタスク定義を記憶するマスタテーブルであり、主キーである「タスク種類コード」のほか、「タスク種類名称」、「表示区分」、「生成タイミング」、「生成ストアド名」、「更新ストアド名」の各フィールドを有する。「タスク種類コード」はタスク種類を一意に識別するためのコードである。「タスク種類名称」はタスク種類ごとに付けられた名称である。「表示区分」はタスクを端末装置10に表示する際に用いられる区分である。「生成タイミグ」はタスクを生成するタイミングである。
なお、「タスク種類」とは、福祉用具貸与事業者の業務に基づき定義されたタスクの種類である。「タスク」とは、具体化されたタスクであり、いずれか一のタスク種類に属する。
データベース232には、タスク種類ごとに一つのタスク生成プログラム45が記憶されている。タスク生成プログラム45は、対応するタスク種類のタスクを業務データ44に基づき生成するためのプログラムである。「生成ストアド名」はタスク種類に対応するタスク生成プログラム45の参照先(ストアドプロシージャの名称)である。
また、データベース232には、タスク種類ごとに一つのタスク更新プログラム46が記憶されている。タスク更新プログラム46は、タスクデータ43に記憶されたタスクの処理状況を更新するためのプログラムである。「更新ストアド名」はタスク種類に対応するタスク更新プログラム46の参照先(ストアドプロシージャの名称)である。
タスク処理定義テーブル42はタスク処理定義を記憶するマスタテーブルであり、主キーである「タスク種類コード」、「処理選択肢コード」のほか、「処理選択肢名称」、「処理状況」の各フィールドを有する。「処理選択肢コード」はタスク種類ごとに定められた一または複数の処理選択肢を一意に識別するためのコードである。「処理選択肢名称」は処理選択肢の名称である。「処理状況」は対応する処理選択肢の処理が行われた後のタスクの処理状況である。
タスクデータテーブル43はタスクデータを記憶するトランザクションテーブルであり、主キーである「タスクコード」のほか、「タスク種類コード」、「処理状況」、「ユーザID」の各フィールドを有する。「タスクコード」はタスクを一意に識別するためのコードである。「処理状況」は対応するタスクの現在の処理状況である。「ユーザID」はタスクが割り振られたユーザを一意に識別するためのIDである。
なお、タスク定義テーブル41、タスク処理定義テーブル42、およびタスクデータテーブル43には、前記の情報のほか、他の情報が含まれていてもよい。
業務データ44を構成する各種テーブルには、タスクを生成するために必要な全ての情報が含まれる。業務データ44を構成するテーブルには、マスタテーブルもトランザクションテーブルも含まれる。業務データ44には、例えば顧客情報や取引情報が含まれる。業務データ44にはユーザマスタも含まれる。ユーザマスタには「ユーザID」が定義されており、これがタスクデータテーブル43中の「ユーザID」に対応する。
図5にタスク定義41の一例を示す。タスク定義41には複数のタスク種類が含まれる。タスク種類ごとにタスク種類名称、表示区分、生成タイミングなどが設定されている。表示区分として、「利用者」、「取次店」、「居宅」、「市区町村」、「ToDo」、「定期訪問」のいずれかを設定可能である。なお、「利用者」は福祉用具の利用者を意味する。「居宅」は居宅介護支援事業者を意味する。生成タイミングとして、「バッチ」、「随時」、「任意」のいずれかを設定可能である。
図6にタスク処理定義42の一例を示す。タスク処理定義42にはタスク定義41に定義されたものと同じ、複数のタスク種類が含まれる。また、タスク種類ごとに一または複数の処理選択肢が設定されている。処理選択肢は3段階の階層構造を有する。例えば、「返金」のタスクに対して、第1段階で「返金」、「翌月充当」の選択肢を有する。第1段階で「返金」を選択した場合、第2段階で「訪問日未定」、「アポ取り」の選択肢を有する。第2段階で「訪問日未定」を選択した場合、第3段階で「連絡待ち」、「再連絡」の選択肢を有する。このように、福祉用具貸与事業者の業務フローに沿って、処理選択肢が定義されている。
また、タスク処理定義42には、処理選択肢ごとに、その処理をした後の処理状況が設定されている。タスク管理システムAは、処理状況として、「未読」、「未確認」、「確認中」、「確認済み」、「完了」の5段階を有する。タスク処理定義42の「処理状況」には最初の段階である「未読」、「未確認」を除き、いずれかの処理状況が設定される。
タスク定義41およびタスク処理定義42には、予め福祉用具貸与事業者が行うタスク種類が所定数定義されている。別のタスク種類が必要な場合には、そのタスク種類をタスク定義41およびタスク処理定義42に追加するとともに、そのタスク種類に対応するタスク生成プログラム45およびタスク更新プログラム46をデータベース232に追加すればよい。このように、タスク定義41およびタスク処理定義42をデータベース232で管理しているので、拡張性が高い。なお、不要なタスク種類をタスク定義41およびタスク処理定義42から削除することも可能である。
(処理)
つぎに、タスク管理システムAの処理を説明する。
タスク管理システムAは、大きく分けて、タスク生成処理、タスク表示処理、タスク更新処理の3つの処理を行う。以下、順に説明する。
(タスク生成処理)
まず、タスク生成処理を説明する。
タスク生成処理は、サーバ装置20がユーザのタスクを自動生成する処理である。
図7に示すように、サーバ装置20はタスク管理部51と、画面表示部52とを有する。タスク管理部51はCPU21がタスク管理プログラム234を実行することにより実現される。画面表示部52はCPU21が画面表示プログラム235を実行することにより実現される。タスク管理部51および画面表示部52は、それぞれデータベース232にアクセス可能となっている。
また、サーバ装置20はウェブサーバ部53、タイマー部54、複数の外部機能55を有する。ウェブサーバ部53はCPU21がウェブサーバプログラム233を実行することにより実現される。タイマー部54および外部機能55も、CPU21が各種プログラムを実行することで実現される。
本実施形態では、タスクを生成するタイミングとして、「バッチ」、「随時」、および「任意」の3種類が定められている。「バッチ」は、所定の周期で、タスクを生成することを意味する。「随時」は、外部機能55による処理に付随して、その処理に関連するタスクを生成することを意味する。「任意」は、外部機能55の処理において、ユーザが明示的にタスクを生成することを選択した場合に、その処理に関連するタスクを生成することを意味する。
タイマー部54は、所定の周期で、バッチ生成トリガをタスク管理部51に入力する。例えば、タイマー部54は、予め定められた時刻にバッチ生成トリガをタスク管理部51に入力する。そうすると、1日周期でバッチ生成トリガがタスク管理部51に入力されることになる。
外部機能55としては注文伝票などの各種取引情報を入力する機能が挙げられる。また、外部機能55としてユーザが自身でタスクを登録する機能を設けてもよい。外部機能55の処理により業務データ44が更新される可能性がある。なお、外部機能55はサーバ装置20に設けてもよいし、他のサーバ装置に設けてもよい。
各外部機能55は、随時生成トリガまたは任意生成トリガをタスク管理部51に入力する。また、各外部機能55は、その機能を特定するプログラム情報と、いかなる業務データ44が更新されたかを特定する情報(以下、「業務データ更新情報」と称する。)とをタスク管理部51に入力する。
タスク管理部51は、タイマー部54または外部機能55からの生成トリガ(バッチ生成トリガ、随時生成トリガ、任意生成トリガ)を受けると、タスク定義41を参照し、タスク生成プログラム45を実行する。これにより、業務データ44に基づきタスクを生成して、タスクデータ43に追加する。
つぎに、タスク管理部51によるタスク生成処理の詳細を説明する。
図8に示すように、タスク管理部51は生成トリガを受けると、タスク生成処理を開始する。まず、タスク管理部51は、入力された生成トリガの種類から生成タイミングを判断する(ステップS11)。具体的には、バッチ生成トリガが入力された場合には「バッチ」、随時生成トリガが入力された場合には「随時」、任意生成トリガが入力された場合には「任意」と判断する。
つぎに、タスク管理部51は、タスク定義41を参照して、対応する生成タイミングのタスク種類を抽出する(ステップS12)。例えば、ステップS11でバッチと判断した場合には、タスク定義41を参照して、生成タイミングがバッチであるタスク種類を全て抽出する。この際、抽出されるタスク種類は複数の可能性がある。
つぎに、タスク管理部51は、抽出されたタスク種類に対応するタスク生成プログラム45を順に実行する(ステップS13)。ここで、タスク管理部51は、タスク定義41に記憶された「生成ストアド名」に基づき、抽出されたタスク種類に対応するタスク生成プログラム45を抽出し、そのタスク生成プログラム45を実行する。生成タイミングが随時または任意の場合、タスク管理部51は、外部機能55から入力されたプログラム情報と業務データ更新情報とをタスク生成プログラム45に入力する。
各タスク生成プログラム45は、対応するタスク種類のタスクを、業務データ44に基づき生成して、タスクデータ43に追加する。ここで生成されるタスクは一つでもよいし、複数でもよい。例えば、複数のユーザに対してタスクが発生する場合には、複数のタスクが生成される。
各タスク生成プログラム45内の処理で、タスク生成の要否が判断される。この判断は、業務データ44内容、プログラム情報、業務データ更新情報などに基づき行われる。タスクを生成する必要がなければ、タスク生成プログラム45はタスクデータ43を更新することなく終了する。
以上の手順でタスクが生成され、タスクデータ43に追加される。
タイマー部54は、所定の周期で、バッチ生成トリガをタスク管理部51に入力するので、タスク管理部51は、所定の周期で、生成タイミングがバッチであるタスク種類のタスクを業務データ44に基づき生成して、タスクデータ43に追加する。そのため、時間の経過により発生するタスクを自動生成できる。タイマー部54を1日周期でバッチ生成トリガを発生するように構成すれば、日付が変わることで発生するタスクを自動生成できる。
また、タスク管理部51は、外部機能55から随時生成トリガを受けたときに、生成タイミングが随時であるタスク種類のタスクを業務データ44に基づき生成して、タスクデータ43に追加する。そのため、ある処理を行うことによって付随して発生するタスクを自動生成できる。
さらに、タスク管理部51は、外部機能55から任意生成トリガを受けたときに、生成タイミングが任意であるタスク種類のタスクを業務データ44に基づき生成して、タスクデータ43に追加する。そのため、ある処理にともない任意に発生するタスクを自動生成できる。
このように、タスク管理部51は、タスク定義41に記憶された生成タイミング(バッチ、随時、任意)で、その生成タイミングに対応するタスク種類のタスクを業務データ44に基づき生成して、タスクデータ43に追加する。そのため、適したタイミングでタスクを自動生成できる。タスク管理システムAは能動的にタスクを生成するため、ユーザが自身でタスクを入力する必要がなく、手間がかからない。
また、タスク管理部51がタスク生成プログラム45を実行することでタスクを生成できるので、タスク種類が増えた場合にはタスク生成プログラム45を追加すればよく、タスク管理部51を変更する必要がない。そのため、拡張性が高い。
(タスク表示処理)
つぎに、タスク表示処理を説明する。
タスク表示処理は、ユーザが端末装置10のウェブブラウザを用いて、自身のタスクを確認する際に行われる処理である。
図7に示すように、画面表示部52と端末装置10とはウェブサーバ部53を介して相互に通信可能となっている。画面表示部52は、端末装置10からの要求に応じて、タスクデータ43に基づき端末装置10に表示する表示データを生成して、端末装置10に送信する。端末装置10は受信した表示データに基づき、ウェブブラウザで画面表示する。
ユーザが端末装置10のウェブブラウザを用いてタスク管理システムAにログインすると、図11に示すようなタスク一覧画面が表示される。タスク一覧画面の領域R1には、そのユーザに割り当てられたタスクの件数が表示される。具体的には、「利用者」、「取次店」、「居宅」、「市区町村」、「ToDo」、「定期訪問」の6つの区分が表示され、その区分ごとのタスクの件数が表示される。
領域R1において何れかの区分を選択すると、領域R2にその区分に該当するタスクの一覧が表示される。図11に示す例では、「居宅」のタスク一覧が表示されている。領域R2には、タスクの処理状況、利用者名、タスク種類名称、期限などの情報が表示される。タスク一覧を処理状況やタスク種類により絞込表示可能としてもよい。居宅介護支援事業者ごと、利用者ごとにグループ化して表示してもよい。
画面表示部52が以下の処理を行うことでタスク一覧画面の表示が行われる。
まず、画面表示部52は、タスクデータ43を参照し、ログインユーザのユーザIDに基づき、そのユーザに割り当てられたタスクを抽出する。つぎに、タスク定義41を参照し、タスクデータ43に登録されたタスクのタスク種類コードに対応する表示区分を取得する。ここで、タスク定義41の「表示区分」に設定された区分は、領域R1に表示される区分と対応する。
つぎに、画面表示部52は、表示区分ごとのタスク件数を表示する表示データを生成して、端末装置10に送信する。そうすると、端末装置10のウェブブラウザに領域R1が表示される。また、画面表示部52は、表示区分ごとのタスク一覧を表示する表示データを生成して、端末装置10に送信する。そうすると、端末装置10のウェブブラウザに領域R2が表示される。
このように、端末装置10には、表示区分ごとのタスク件数や、表示区分ごとのタスク一覧が表示されるので、ユーザが自身のタスクを把握しやすい。特に、表示区分はタスクを処理する対象を示すので、効率的にスケジュールの策定やアポイントの連絡ができる。
(タスク更新処理)
つぎに、タスク更新処理を説明する。
タスク更新処理は、ユーザがタスクを処理する際に行われる処理である。
図11に示すタスク一覧画面の領域R2で特定の利用者を選択すると、図12に示す利用者情報照会画面に遷移する。利用者情報照会画面の領域R3には、選択した利用者の詳細情報と、その利用者に関連するタスク一覧とが表示される。タスク一覧には、タスクの処理状況、タスク種類名称、期限などの情報が表示される。
利用者情報照会画面の領域R3で特定のタスクを選択すると、選択したタスクのタスク処理画面が表示される。図13は、利用者情報照会画面において「返金」のタスクを選択した場合に表示されるタスク処理画面の例である。
タスク処理画面には、対応するタスクの処理選択肢がウィザード形成で表示される。前述のごとく、タスク処理定義42には、「返金」の処理選択肢が3段階の階層構造で記憶されている。図13に示す例では、第1段階の処理選択肢である「返金」、「翌月充当」のボタンが表示される。ここで、「返金」ボタンを選択すると、第2段階の処理選択肢である「訪問日未定」、「アポ取り」のボタンが表示される。ここで、「アポ取り」ボタンを選択すると、「返金」のタスクの処理が終了する。
このように、タスクの処理選択肢を対話形式で選択していくことにより、そのタスクを処理できる。タスクの処理選択肢が端末装置10に表示されるので、ユーザがタスクの処理操作を行いやすい。サーバ装置20は選択された処理選択肢に基づき、業務データ44およびタスクデータ43を更新する。
つぎに、タスク管理部51および画面表示部52によるタスク更新処理の詳細を説明する。
図9に示すように、画面表示部52は、更新トリガをタスク管理部51に入力する。タスク管理部51は、更新トリガを受けると、タスク定義41を参照し、タスク更新プログラム46を実行する。これにより、業務データ44およびタスクデータ43を更新する。
図10に示すように、ユーザが端末装置10を操作して利用者情報照会画面で特定のタスクを選択すると、その情報が画面表示部52に入力される(ステップS21)。そうすると、画面表示部52は、タスク処理定義42を参照し、選択されたタスクの処理選択肢を表示する表示データを生成して、端末装置10に送信する。
より詳細には、画面表示部52は、タスクデータ43を参照して、選択されたタスクのタスク種類コードを抽出する。つぎに、タスク処理定義42を参照して、抽出されたタスク種類コードに対応する処理選択肢名称を取得する。そして、まずは第1段階の処理選択肢について、その処理選択肢名称が付されたボタンを表示するための表示データを生成する。この表示データを端末装置10に送信することで、タスク処理画面に第1段階の処理選択肢のボタンが表示される(ステップS22)。
つぎに、ユーザが端末装置10を操作してタスク処理画面で特定の処理選択肢のボタンを選択すると、その情報が画面表示部52に入力される(ステップS23)。ステップS22とS23を繰り返し行い、必要に応じて第2段階、第3段階の処理選択肢の表示および選択を行う。
処理選択肢の選択が終了すると、画面表示部52は更新トリガをタスク管理部51に入力する(ステップS24)。また、画面表示部52は、選択されたタスクおよび処理選択肢を特定する情報をタスク管理部51に入力する。
タスク管理部51は更新トリガを受け付けると(S31)、タスクデータ43を参照して、選択されたタスクに対応するタスク種類コードを抽出する。そして、タスク管理部51は、抽出されたタスク種類に対応するタスク更新プログラム46を実行する(ステップS32)。ここで、タスク管理部51は、タスク定義41に記憶された「更新ストアド名」に基づき、タスク更新プログラム46を実行する。
タスク更新プログラム46は、選択されたタスクおよび処理選択肢に基づき、必要に応じて業務データ44を更新する。また、選択されたタスクおよび処理選択肢に基づき、タスクデータ43に記憶された処理状況を更新する。ここで、タスク処理定義42から選択された処理選択肢に対応する処理状況を抽出し、タスクデータ43の処理状況を更新する。選択された処理選択肢に基づいてタスクの処理状況が更新されるので、タスクの処理状況を適切に管理できる。
また、タスク管理部51はタスク更新プログラム46を実行することでタスクの処理状況を更新できるので、タスク種類が増えた場合にはタスク更新プログラム46を追加すればよく、タスク管理部51を変更する必要がない。そのため、拡張性が高い。
〔その他の実施形態〕
前記実施形態は、端末装置10のウェブブラウザを用いて画面表示する構成であるが、ウェブブラウザに代えて、専用のアプリケーションで画面表示するよう構成してもよい。
タスク生成プログラム45およびタスク更新プログラム46は、ストアドプロシージャに限定されず、他の形式でもよい。
タスク処理定義42に定義される処理選択肢は3段階に限定されず、より少ないまたはより多い段階でもよい。
タスクデータ43にタスクの現在の処理状況を記憶するのに代えて、タスク更新処理でユーザが選択した処理選択肢を記憶しておき、その処理選択肢に対応する処理状況をタスク処理定義42から取得することで、そのタスクの現在の処理状況を判断してもよい。この場合、タスク更新処理でユーザが選択した処理選択肢を記憶するトランザクションテーブルを別途設けてもよい。
A タスク管理システム
10 端末装置
20 サーバ装置
30 ネットワーク
51 タスク管理部
52 画面表示部
53 ウェブサーバ部
54 タイマー部
55 外部機能

Claims (14)

  1. ユーザが有する端末装置と、
    前記端末装置と通信可能なサーバ装置と、を備え、
    前記サーバ装置は、
    タスク定義と、業務データと、タスクデータとが記憶されたデータベースと、
    前記データベースにアクセス可能なタスク管理部と、
    前記データベースにアクセス可能な画面表示部と、を備え、
    前記タスク定義には、複数のタスク種類と、タスクを生成するタイミングを意味する複数種類の生成タイミングとが記憶され、該タスク種類ごとにいずれかの該生成タイミングが設定されており
    前記タスク管理部は、生成トリガを受けると、該生成トリガの種類から生成タイミングを判断し、前記タスク定義から該生成タイミングに対応するタスク種類を抽出し、該タスク種類のタスクを前記業務データに基づき生成して、前記タスクデータに追加し、
    前記画面表示部は、前記タスクデータに基づき前記端末装置に表示する表示データを生成して、前記端末装置に送信する
    ことを特徴とするタスク管理システム。
  2. 前記生成タイミングの種類の一つがバッチであり、
    前記タスク管理部は、所定の周期でバッチ生成トリガを受け、生成タイミングがバッチであるタスク種類のタスクを前記業務データに基づき生成して、前記タスクデータに追加する
    ことを特徴とする請求項1記載のタスク管理システム。
  3. 前記生成タイミングの種類の一つが随時であり、
    前記タスク管理部は、随時生成トリガを受けたときに、生成タイミングが随時であるタスク種類のタスクを前記業務データに基づき生成して、前記タスクデータに追加する
    ことを特徴とする請求項1または2記載のタスク管理システム。
  4. 前記サーバ装置には、タスク種類ごとに、該タスク種類のタスクを前記業務データに基づき生成するためのタスク生成プログラムが記憶されており、
    前記タスク定義には、タスク種類ごとに、該タスク種類に対応する前記タスク生成プログラムの参照先が記憶されており、
    前記タスク管理部は、前記タスク定義に記憶された前記タスク生成プログラムの参照先に基づき、前記タスク生成プログラムを実行することで、タスクを生成する
    ことを特徴とする請求項1、2または3記載のタスク管理システム。
  5. 前記タスク定義には、タスク種類ごとの表示区分が記憶されており、
    前記画面表示部は、前記タスク定義に記憶された表示区分に基づき、表示区分ごとのタスク件数および/またはタスク一覧を表示する表示データを生成する
    ことを特徴とする請求項1、2、3または4記載のタスク管理システム。
  6. 前記データベースには、複数のタスク種類と、該タスク種類ごとの処理選択肢が記憶されたタスク処理定義が記憶されており、
    前記画面表示部は、前記タスク処理定義に基づき、前記端末装置の操作により選択されたタスクの処理選択肢を表示する表示データを生成する
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4または5記載のタスク管理システム。
  7. 前記タスクデータには、タスクの処理状況が記憶されており、
    前記タスク処理定義には、処理選択肢ごとに、処理後の処理状況が記憶されており、
    前記タスク管理部は、前記タスク処理定義から前記端末装置の操作により選択された処理選択肢に対応する処理状況を抽出し、前記タスクデータに記憶された処理状況を更新する
    ことを特徴とする請求項6記載のタスク管理システム。
  8. ユーザが有する端末装置と、
    前記端末装置と通信可能なサーバ装置と、を備え、
    前記サーバ装置は、
    タスク定義と、タスク処理定義と、タスクデータとが記憶されたデータベースと、
    前記データベースにアクセス可能なタスク管理部と、を備え、
    前記タスクデータには、タスクの処理状況が記憶されており、
    前記タスク処理定義には、複数のタスク種類と、該タスク種類ごとの処理選択肢と、該処理選択肢ごとの処理後の処理状況とが記憶されており、
    前記サーバ装置には、タスク種類ごとに、前記タスクデータに記憶された処理状況を更新するためのタスク更新プログラムが記憶されており、
    前記タスク定義には、タスク種類ごとに、該タスク種類に対応する前記タスク更新プログラムの参照先が記憶されており、
    前記タスク管理部は、前記タスク定義に記憶された前記タスク更新プログラムの参照先に基づき、前記タスク更新プログラムを実行することで、前記タスク処理定義から前記端末装置の操作により選択された処理選択肢に対応する処理状況を抽出し、前記タスクデータに記憶された処理状況を更新する
    ことを特徴とするタスク管理システム。
  9. 端末装置と通信可能なコンピュータをタスク管理のためのサーバ装置として機能させるためのプログラムであって、
    前記サーバ装置は、タスク定義と、業務データと、タスクデータとが記憶されたデータベースを備え、
    前記タスク定義には、複数のタスク種類と、タスクを生成するタイミングを意味する複数種類の生成タイミングとが記憶され、該タスク種類ごとにいずれかの該生成タイミングが設定されており
    前記プログラムは、生成トリガを受けると、該生成トリガの種類から生成タイミングを判断し、前記タスク定義から該生成タイミングに対応するタスク種類を抽出し、該タスク種類のタスクを前記業務データに基づき生成して、前記タスクデータに追加する処理をコンピュータに実行させる
    ことを特徴とするタスク管理プログラム。
  10. 前記サーバ装置には、タスク種類ごとに、該タスク種類のタスクを前記業務データに基づき生成するためのタスク生成プログラムが記憶されており、
    前記タスク定義には、タスク種類ごとに、該タスク種類に対応する前記タスク生成プログラムの参照先が記憶されており、
    前記プログラムは、前記タスク定義に記憶された前記タスク生成プログラムの参照先に基づき、前記タスク生成プログラムを実行することで、タスクを生成する処理をコンピュータに実行させる
    ことを特徴とする請求項9記載のタスク管理プログラム。
  11. 前記データベースには、タスク処理定義が記憶されており、
    前記タスクデータには、タスクの処理状況が記憶されており、
    前記タスク処理定義には、複数のタスク種類と、該タスク種類ごとの処理選択肢と、該処理選択肢ごとの処理後の処理状況が記憶されており、
    前記プログラムは、前記タスク処理定義から前記端末装置の操作により選択された処理選択肢に対応する処理状況を抽出し、前記タスクデータに記憶された処理状況を更新する処理をコンピュータに実行させる
    ことを特徴とする請求項9または10記載のタスク管理プログラム。
  12. 端末装置と通信可能なコンピュータをタスク管理のためのサーバ装置として機能させるためのプログラムであって、
    前記サーバ装置は、タスク定義と、タスク処理定義と、タスクデータとが記憶されたデータベースを備え、
    前記タスクデータには、タスクの処理状況が記憶されており、
    前記タスク処理定義には、複数のタスク種類と、該タスク種類ごとの処理選択肢と、該処理選択肢ごとの処理後の処理状況とが記憶されており、
    前記サーバ装置には、タスク種類ごとに、前記タスクデータに記憶された処理状況を更新するためのタスク更新プログラムが記憶されており、
    前記タスク定義には、タスク種類ごとに、該タスク種類に対応する前記タスク更新プログラムの参照先が記憶されており、
    前記プログラムは、前記タスク定義に記憶された前記タスク更新プログラムの参照先に基づき、前記タスク更新プログラムを実行することで、前記タスク処理定義から前記端末装置の操作により選択された処理選択肢に対応する処理状況を抽出し、前記タスクデータに記憶された処理状況を更新する処理をコンピュータに実行させる
    ことを特徴とするタスク管理プログラム。
  13. 端末装置と通信可能なコンピュータをタスク管理のためのサーバ装置として機能させるためのプログラムであって、
    前記サーバ装置は、タスク定義と、業務データと、タスクデータとが記憶されたデータベースを備え、
    前記タスク定義には、複数のタスク種類と、該タスク種類ごとの表示区分と、タスクを生成するタイミングを意味する複数種類の生成タイミングとが記憶され、該タスク種類ごとにいずれかの該生成タイミングが設定されており
    前記プログラムは、
    生成トリガを受けると、該生成トリガの種類から生成タイミングを判断し、前記タスク定義から該生成タイミングに対応するタスク種類を抽出し、該タスク種類のタスクを前記業務データに基づき生成して、前記タスクデータに追加し、
    前記タスクデータおよび前記タスク定義に記憶された表示区分に基づき、表示区分ごとのタスク件数および/またはタスク一覧を前記端末装置に表示する表示データを生成して、前記端末装置に送信する処理をコンピュータに実行させる
    ことを特徴とするプログラム。
  14. 端末装置と通信可能なコンピュータをタスク管理のためのサーバ装置として機能させるためのプログラムであって、
    前記サーバ装置は、タスク定義と、タスク処理定義と、業務データと、タスクデータとが記憶されたデータベースを備え、
    前記タスク定義には、複数のタスク種類と、タスクを生成するタイミングを意味する複数種類の生成タイミングとが記憶され、該タスク種類ごとにいずれかの該生成タイミングが設定されており、
    前記タスク処理定義には、複数のタスク種類と、該タスク種類ごとの処理選択肢が記憶されており、
    前記プログラムは、
    生成トリガを受けると、該生成トリガの種類から生成タイミングを判断し、前記タスク定義から該生成タイミングに対応するタスク種類を抽出し、該タスク種類のタスクを前記業務データに基づき生成して、前記タスクデータに追加し、
    前記タスクデータおよび前記タスク処理定義に基づき、前記端末装置の操作により選択されたタスクの処理選択肢を前記端末装置に表示する表示データを生成して、前記端末装置に送信する処理をコンピュータに実行させる
    ことを特徴とするプログラム。
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