JP2006235939A - 健康指導支援システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 健康指導を行う際に、その健康指導の業務内容および指導員や利用者の意向を十分に反映させた業務計画を立案することが可能な健康指導支援システムを提供する。
【解決手段】 業務計画立案装置5を有し、この業務計画立案装置5は、保健指導の業務内容を登録した業務リスト11と、健康指導を行う各指導員の出勤状況および勤務予定時間を登録した指導員リスト12とを含むとともに、上記業務リスト11および指導員リスト12に基づいて各指導員が担当すべき業務を割り当てた業務計画リスト13を作成する業務計画リスト作成手段14を備えている。
【選択図】 図2
【解決手段】 業務計画立案装置5を有し、この業務計画立案装置5は、保健指導の業務内容を登録した業務リスト11と、健康指導を行う各指導員の出勤状況および勤務予定時間を登録した指導員リスト12とを含むとともに、上記業務リスト11および指導員リスト12に基づいて各指導員が担当すべき業務を割り当てた業務計画リスト13を作成する業務計画リスト作成手段14を備えている。
【選択図】 図2
Description
本発明は、保健師等の指導員が利用者に対して適切な健康指導サービスを提供するとともに、指導員の健康指導業務の遂行を効率的に行えるように支援を行う健康指導支援システムに関する。
従来技術として、特許文献1に記載されているような勤務割当表作成システムが提案されている。このシステムにおいては、管理装置により、勤務割当表編成のための編成条件情報を記録した編成条件ファイル、勤務職員に関する職員情報を記録した職員ファイル、行事予定を記録した行事予定データ、勤務職員の勤務希望日を記録した希望勤務データ、勤務職員の人数変動を記録した勤務人数変動データ等のファイルを管理するようにしておく。
そして、編成装置に対して勤務の種類を指定することで、編成装置は、編成条件ファイルに記録された勤務割り当て表を編成するための編成条件情報や、職員ファイルに記録された勤務職員に関する職員情報に基づいて勤務割当てを行う。次いで、出力装置からこの編成装置で編成された勤務割当て結果を勤務予定表として出力することにより、当日または翌日の業務に適した勤務予定表を自動作成できるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、上記の特許文献1に記載されている従来の勤務割当表作成システムは、勤務中に行う具体的な個々の業務内容に関して十分な配慮がなされていない。すなわち、従来システムは、各業務に要する時間に変動のない、いわゆる固定業務を前提としている。そして、このような固定業務であれば、各業務に要する時間が概略決まっているので、業務の種類と勤務可能な職員の人数さえ分かれば各勤務職員が担当する時間の割り振りを容易に行うことができる。したがって、勤務職員に関する勤務計画(一種の時間割表)を比較的簡単に作成することが可能である。
しかし、現実の健康指導業務には、そのような固定業務以外に、例えば、利用者からの電話による健康相談があったり、指導員が利用者の健康異常を発見したために利用者に連絡して急遽通院を勧める必要が生じるなど、予期せぬ突発的に生じる業務もある。また、健康相談業務などでは、相談内容によって計画していた予定時間よりも余分に時間がかかってしまうこともある。
しかるに、従来システムのように、勤務職員の勤務時間を各業務ごとに単純に時間で割り振って勤務計画を立てると、上記のような計画外の業務の増減が生じた場合に柔軟に対処することができないばかりか、計画された勤務時間に制約されていまい、かえって健康指導業務を適切に行えなくなるといった問題を生じる。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、勤務中に行う具体的な業務内容を十分に把握し、その業務内容に応じて業務遂行に最適な指導員を割り当てることができ、また、その指導員に対して優先順位に応じた業務を提示することができるようにして、健康指導を行う際に、業務内容および指導員や利用者の意向を十分に反映させた業務計画を立案することが可能な健康指導支援システムを提供することを目的とする。
本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、本発明に係る健康指導支援システムは、健康情報を測定するための健康測定機器と、この健康測定機器で得られる健康情報を格納する健康情報データベースと、各指導員に対して担当業務を割り当てた各業務計画を立案する業務計画立案装置と、上記健康情報データベースに格納されている健康情報について指導員が行う健康指導の情報を入力する指導員端末と、上記の各部を互いに接続するネットワークとを有し、上記業務計画立案装置は、保健指導を行う業務内容を登録した業務リストと、上記各指導員の出勤状況および勤務予定時間を登録した指導員リストとを含むとともに、上記業務リストおよび指導員リストに基づいて各指導員が担当すべき業務を割り当てた業務計画リストを作成する業務計画リスト作成手段を備えることを特徴としている。
本発明の健康指導支援システムによれば、勤務中に行う具体的な業務内容を十分に把握した上で、その業務内容に応じて業務遂行に最適な指導員を割り当てることができる。このため、業務内容および指導員の意向を十分に反映させた業務計画を立案することができる。その結果、立案された業務計画リストに沿って業務を円滑に遂行することができ、指導員は利用者に対して健康指導を常に適切に行うことが可能になる。
実施の形態1.
図1はこの実施の形態1の健康指導支援システムの全体を示すシステム構成図、図2は同システムの業務計画立案装置の構成図である。
図1はこの実施の形態1の健康指導支援システムの全体を示すシステム構成図、図2は同システムの業務計画立案装置の構成図である。
この実施の形態1における健康指導支援システムは、体重計、血圧計、血糖値計などの各種の健康測定機器1が通信装置2を介してインターネット等のネットワーク3に接続されている。また、健康情報データベース4、業務計画立案装置5、および指導員端末6も同様にネットワーク3に接続されている。
そして、健康測定機器1で測定された測定データは、ネットワーク3を介して健康情報データベース4に格納される。健康情報データベース4には、上記の健康測定機器1の測定データの他に、利用者の氏名、生年月日などの個人情報、健康日誌、健康アンケート等の情報が格納されている。さらに、この健康情報データベース4には、指導員端末6から入力される健康指導内容のデータも格納されている。また、健康指導サービスを提供する保健師等の指導員は、実際に健康指導を行う際、指導員端末6によりネットワーク3を介して健康情報データベース4や業務計画立案装置5にアクセスできるようになっている。
業務計画立案装置5は、健康情報データベース4から定期的に健康情報を収集するとともに、指導員端末6から入力される健康指導のための業務内容や保健師等の指導員の勤務状況等のデータに基づいて、指導員が担当すべき業務を割り当てた業務計画リスト13を作成するものであって、図2に示すように、業務リスト11、指導員リスト12、および業務計画リスト作成手段14を備えている。なお、業務リスト11および指導員リスト12は、本例では指導員端末6などからのデータ入力によって、業務計画立案装置5内の図示しないハードディスクに登録されているが、健康情報データベース4に登録されていてもよい。
ここに、上記の業務リスト11は、指導員が健康指導を行う業務内容のデータが登録されたもので、定期的指導業務111と非定期的指導業務112とに分類されている。ここに、定期的指導業務111とは、例えば、健康指導サービスの利用者の健康状態や健康づくり活動状況を一定期間ごとに確認し、利用者に対してコメントするなどの健康指導を行うものである。そして、この定期的指導業務111は、さらに週単位の指導と月単位の指導とに分類されている。また、非定期的指導業務112とは、例えば、新規に健康サービスの利用を始める者の健康状態の把握や説明、利用者からの電話相談を受けて健康指導を行ったり、利用者の健康状態急変時の対応などの業務である。そして、ここでは、電話相談と異常値検出による対応業務とに分類されている。さらに、各業務111,112には、健康指導対象となる利用者の名前が対応付けられている。図1の例では、週単位の指導を行う対象者として、A1,A2,A3の各利用者の名前が登録されている。
指導員リスト12は、指導員勤務リスト121を含んでおり、この指導員勤務リスト121には、健康指導を行う指導員全員の名前、各指導員の日ごとの出勤の有無などの勤務状況、および各指導員の勤務予定時間の各データが登録されている。
業務計画リスト作成手段14は、業務リスト11および指導員リスト12に登録されている各データに基づいて業務計画リスト13を生成するものである。この場合に生成される業務計画リスト13は、現在、業務リスト11に登録されている業務を、指導員リスト12に記載されている各々の指導員に対して割り振ったものであり、特に、現在勤務中の各指導員の業務計画リストに対しては、各利用者に対して行う具体的な業務内容が記載されている。
次に、業務計画リスト作成手段14が業務計画リスト13を作成する場合の動作について、図3に示すフローチャートを参照して説明する。なお、符号Sは各処理ステップを意味する。
業務計画リスト13の作成にあたり、業務実施の当日よりも以前に指導員端末6からデータを入力して業務リスト11、および指導員勤務リスト121を作成しておく。そして、例えば、業務計画リスト13が必要となる就業当日あるいは前日に、指導員端末6から業務計画立案装置5に対して業務計画リスト13の作成指令を入力する。
これに応じて、業務計画リスト作成手段14は、まず、業務リスト11を参照して業務計画リスト13への割り当てが終わっていない業務が存在するか否かを確認する(S1)。未割り当ての業務があれば、指導員リスト12から勤務予定の指導員がいるか否かを確認する(S2)。勤務予定の指導員がいれば、この指導員に対して該当する業務を割り当てる(S3)。これにより、各指導員ごとに担当すべき業務を割り当てた業務計画リスト13が作成される。
以上のように、この実施の形態1によれば、各指導員の勤務状況に応じて、健康指導業務の一つずつを、各指導員が担当すべき業務として順次割り当てることができる。このため、在宅勤務等のように、指導員が遠隔かつ分散して勤務していて指導員同士で業務の分担を直接相談できない場合にも、各指導員は、作成された業務計画リスト13に従って協調して業務を分担して処理することができる。
実施の形態2.
図4はこの実施の形態2における業務リスト11を示す構成図である。
図4はこの実施の形態2における業務リスト11を示す構成図である。
この実施の形態2の特徴は、各業務の遂行を円滑に行うために、業務リスト11に業務プロパティ113のデータが追加されている。すなわち、この業務プロパティ113には業務の分類とその業務内容に応じて優先順位が定義されている。例えば、図4では、週単位の健康指導は優先順位“1”と最も低くし、続いて、月単位の健康指導は優先順位“2”、電話相談は優先順位“7”、異常値検出による対応業務は優先順位“8”と最も高く設定されている。
したがって、業務計画リスト作成手段14は、業務計画リスト13を作成する際に、図3のS1の処理、すなわち、業務リスト11を参照して業務計画リスト13への割り当てが終わっていない業務が存在するか否かを確認し、続いて、未割り当ての業務があれば、業務プロパティ113を参照して、未割り当ての業務の中から優先順位の高いものを検索する。次いで、業務計画リスト作成手段14は、図3のS2に移行して指導員リスト12から勤務予定の指導員がいるか否かを確認し、勤務予定の指導員がいれば、この指導員に対して該当する業務を割り当てる。
以上のように、この実施の形態2によれば、優先順位の高い業務(この例では異常値検出業務)から優先的に指導員を割り当てていくので、指導員は優先順位の高い業務から取り掛かることができ、作業遂行の最適化を図ることができる。
その他の構成および作用効果は、図1ないし図3に示した実施の形態1の場合と同様であるから、ここでは詳しい説明は省略する。
実施の形態3.
図5はこの実施の形態3において、業務リスト11に設けられた業務プロパティ113を示す構成図である。
図5はこの実施の形態3において、業務リスト11に設けられた業務プロパティ113を示す構成図である。
上記の実施の形態2では、業務プロパティ113に設定された優先順位は固定的なものであったが、この実施の形態3では優先順位を変更し得るようにしている。すなわち、この実施の形態3では、業務リスト11に含まれる業務プロパティ113において、業務内容に応じて優先順位が定義されているだけでなく、各業務についての未処理件数(以下、残数という)、各残数の大小を判断するための基準となる残数閾値、および残数が残数閾値を越えた場合に優先順位を変更するための優先順位増数の各データが追加されている。
ここで、業務計画立案装置5は、指導員端末6から指導員により現在の担当業務の未処理件数が通知された場合には、業務プロパティ113に残数を登録する。そして、業務計画立案装置5は、各業務について残数が残数閾値を超えた場合には、健康指導支援システムの管理者に警告を通知する。また、業務計画リスト作成手段14は、業務計画リスト13を作成する際、残数閾値を超えた業務に対して優先順位を優先順位増数だけ増やして指導員への業務割り当てを行う。
例えば、図5において、定期的指導業務の内の週単位の指導業務の残数が“30”となったときには、残数閾値“25”を越えているので、このときの優先順位像数は“+5”となる。したがって、この週単位の指導業務は、優先順位が最初は“1”であったのが、“6”(=1+5)に変更される。
以上のように、この実施の形態3によれば、残数が多くなれば、これに伴って業務の優先順位が優先順位増数だけ高く設定されるようになるので、業務の残数が多いのにもかかわらず、いつまで経っても優先順位が低いために処理されずに業務が滞るといった不具合を解消することができ、常に適切に業務の割り当てを行うことができる。また、業務内容に応じてその優先順位の上げ方を個別に設定することができる。
実施の形態4.
図6はこの実施の形態4において、業務リスト11に設けられた業務プロパティ113を示す構成図である。
図6はこの実施の形態4において、業務リスト11に設けられた業務プロパティ113を示す構成図である。
上記の実施の形態3では残数の大小を判断するための基準となる残数閾値を各業務について一つだけ設定しているが、この実施の形態4では、各業務について第1の残数閾値と第2の残数閾値とが設定されている。そして、第1,第2の各残数閾値に対応させて優先順位を変更するための優先順位増数が個別に設定されている。
したがって、この実施の形態4では、業務計画リスト作成手段14は、業務計画リスト13を作成する際、残数が第1残数閾値以上で第2残数閾値未満では、第1残数閾値に対応した優先順位増数を採用して優先順位を変更し、また、残数が第1,第2残数閾値を共に越えている場合には第2残数閾値に対応した優先順位増数を採用して優先順位を変更することで、指導員への業務割り当てを行う。
例えば、図6において、定期的指導業務の内の週単位の指導業務の残数が“43”となったときには、第1の残数閾値のみならず第2の残数閾値“40”を越えているので、このときの優先順位像数は“+9”となる。したがって、この週単位の指導業務は、優先順位が最初は“1”であったのが、“10”(=1+9)に変更される。
以上のように、この実施の形態4によれば、複数の残数閾値とこれに対応した優先順位増数とを設定することにより、残数が多くなった場合の優先順位の変更度合いを調整することができるため、実施の形態3の場合よりもきめの細かい業務分担の割り振りを行うことができる。
実施の形態5.
図7はこの実施の形態5において、業務リスト11に設けられた業務プロパティ113を示す構成図である。
図7はこの実施の形態5において、業務リスト11に設けられた業務プロパティ113を示す構成図である。
上記の実施の形態3,4では、各業務について、残数の大小を判断するための基準となる残数閾値や、優先順位を高くするための優先順位増数を固定値として設定している。これに対して、この実施の形態5では、残数閾値や優先順位増数を固定値とせず、各業務ごとに残数xに応じて優先順位増数zを導き出す計算式が設定されている。
したがって、業務計画リスト作成手段14は、業務計画リスト13を作成する際、残数に応じて計算式によって優先順位増数を算出して業務の優先順位を優先順位増数だけ高くして指導員への業務割り当てを行う。
例えば、図7において、定期的指導業務の内の週単位の指導業務の残数xが“30”となったとき、優先順位像数を求める式は、z=(x−30)+aなので、a=+9とすると、z=9、すなわち優先順位像数は“+9”となる。したがって、この週単位の指導業務は、優先順位が最初は“1”であったのが、“10”(=1+9)に変更される。
以上のように、この実施の形態5によれば、残数に応じて優先順位増数を導き出す計算式を設定することにより、残数が多くなった場合の優先順位の変更度合いを実施の形態4の場合よりもさらに細かく調整できるため、最適な業務分担の割り振りを行うことができる。
実施の形態6.
図8はこの実施の形態6における業務リスト11を示す構成図である。
図8はこの実施の形態6における業務リスト11を示す構成図である。
上記の実施の形態3,4,5では、各業務ごとに生じる残数の大小に応じて予め設定された優先順位が変更されるようにしているが、この実施の形態6では、業務リスト11内の業務プロパティ113において、特定の条件(図8の例では優先順位の変更期間)が設定されている。そして、業務計画リスト作成手段14は、業務計画リスト13を作成する際、この特定の条件を満たす場合にのみ優先順位を変更して指導員への業務割り当てを行う。
例えば、業務計画リスト作成手段14が業務計画リストを作成する場合、図8において、電話相談業務が4/1〜4/30の優先期間に該当するときには、この期間中の電話相談業務の優先順位が“20”になる。なお、順位変更期間や優先順位の設定は、例えば指導員端末6を用いて行う。
以上のように、この実施の形態6によれば、特定の条件とその場合の優先順位を予め設定しておくことにより、例えば、「電話相談強化月間」のような健康指導サービスを行う場合に、優先的に特定の業務を割り当てることができて便利である。
実施の形態7.
図9はこの実施の形態7における業務リスト11を示す構成図である。
図9はこの実施の形態7における業務リスト11を示す構成図である。
この実施の形態7では、実施の形態1のように各業務の担当を指導員に割り当てるだけでなく、各指導員における担当業務およびその際の担当時間を割り振りできるようにしたものである。すなわち、業務リスト11内の業務プロパティ113において、各業務ごとに優先順位が設定されるとともに、さらに各業務の標準所要時間のデータが追加されている。この場合の標準所要時間は、今までの各業務内容の実績を考慮して設定される。例えば、図9において、週単位の指導業務は一人あたり“10分”、月単位の指導業務は一人あたり“15分”、電話相談は1件当たり“30分”、異常値検出時の対応業務は1件当たり“15分”にそれぞれ設定されている。
次に、業務計画リスト作成手段14が業務計画リスト13を作成する場合の動作について、図10に示すフローチャートを参照して説明する。なお、符号Sは各処理ステップを意味する。
業務計画リスト作成手段14は、業務計画リスト13を作成する際に、業務リスト11を参照して業務計画リスト13への割り当てが終わっていない業務が存在するか否かを確認する(S11)。続いて、未割り当ての業務があれば、業務リスト11内の業務プロパティ113を参照して、未割り当ての業務の中から優先順位の高いものを検索する(S12)。
次いで、業務計画リスト作成手段14は、指導員リスト12内の指導員勤務リスト121(図1参照)から勤務予定の指導員がいるか否かを確認する(S13)。勤務予定の指導員がいなければ、該当する業務は選択不可とし(S14)、ステップ12に戻る。これに対して、勤務予定の指導員がいれば、指導員リスト12における指導員の勤務予定時間、ならびに業務プロパティ113における業務の標準所要時間から、その指導員が担当する業務が勤務時間内に終了することが可能か否かを確認する(S15)。
ここで、指導員が担当する業務が勤務時間内に終了することが不可能であれば、該当する業務は選択不可とし(S14)、ステップ12に戻る。これに対して、S15で指導員が担当する業務が勤務時間内に終了することが可能であれば、指導員の業務計画リスト13にその業務を登録するとともに(S16)、業務プロパティ113の標準所要時間を参照して業務スケジュールの時間割表を作成する(S17)。したがって、この時間割表は、各指導員ごとに優先順位の高い業務から順に配列されたものとなる。
そして、この作成した時間割表と指導員リスト12における指導員の勤務予定時間とから、勤務予定時間に未だ時間が残っているか否かを判断する(S18)。このとき勤務予定時間に残りがなければ、業務計画リスト13の作成処理を終了する。一方、勤務予定時間に残りがあれば、最初のS11に戻って業務リスト11内において業務計画リスト13への割り当てが終わっていない業務が存在するか否かを確認する。
その結果、勤務可能な各指導員に対して、担当すべき業務が時間的に割り当てられた時間割表からなる業務計画リスト13が作成される。図11はこのようにして作成された一人の指導員E1の業務計画リスト13の例であり、処理すべき担当業務およびその各担当業務の時間割りが記載されている。
以上のように、この実施の形態7によれば、各指導員に対して担当業務と担当時間とを提示することができるため、1日に行うことのできる健康指導業務が明確になるとともに、指導員は目標をもって健康指導業務に取り組むことができる。また、業務計画リスト作成手段14は、時間割りされたこの業務計画リスト13を作成する際に、勤務時間内に担当業務を終了することが可能か否かを判断し、勤務時間内での処理が不可の場合には、次の優先順位の業務を選択するため、優先順位の低い業務であっても勤務予定時間に残りがあれば担当業務として割り当てられる。このため、効率的な勤務体系を確保することができる。
その他の構成および作用効果は、図1および図2に示した実施の形態1の場合と同様であるから、ここでは詳しい説明は省略する。
実施の形態8.
図12はこの実施の形態8において、業務リスト11に設けられた業務プロパティ113を示す構成図である。
図12はこの実施の形態8において、業務リスト11に設けられた業務プロパティ113を示す構成図である。
上記の実施の形態7では、業務プロパティ113において設定されている標準所要時間は固定的なものである。これに対して、この実施の形態8では、各業務ごとに要した業務処理時間の実績値に基づいて標準所要時間が自動的に更新されるようにしている。
すなわち、この実施の形態8では、業務リスト11内の業務プロパティ113において、予め設定された標準所要時間に加えて、各業務ごとに業務処理に要した時間の実績値が追加されている。図12に示す例では、N個の実績値が登録されるとともに、そのN個の実績値の平均値が登録されている。
指導員は業務計画リスト13に従って健康指導業務を行うが、ある一つの業務が終了した時点で、指導員は指導員端末6を操作して就業状態から終了状態に変更したことを業務計画立案装置5に通知する。これに応じて、業務計画立案装置5は、就業が開始された時点から終了した時点までの実質的な処理時間を計測し、この処理時間を処理時間実績値として業務プロパティ113の該当するエリアに登録する。さらに、これらの処理時間実績値を平均化した実績平均値を算出する。引き続いて、この算出された実績平均値と予め設定されている標準所要時間とを比較する。このとき、両者間の差が予め設定した閾値を越えている場合には標準所要時間の見直しを行い、新たに算出された実績平均値を標準所要時間として採用する。
以上のように、この実施の形態8によれば、標準所要時間の見直しを自動的に行うことができるので、実施の形態7の場合に比べて、標準所要時間と実績との差が小さくなり、より精度の高い業務計画を作成することができる。
実施の形態9.
図13はこの実施の形態9における業務リスト11を示す構成図である。
図13はこの実施の形態9における業務リスト11を示す構成図である。
この実施の形態9の特徴は、業務リスト11において、定期的指導業務111および非定期的指導業務112のそれぞれに対して、利用者が健康指導サービスを受けたい指導員を指定するデータが追加されている。
業務計画リスト作成手段14は、業務計画リスト13を作成するにあたって、実施の形態1の場合と同様、まず、指導員リスト12内の指導員勤務リスト121(図1参照)から指導員が勤務予定であるかを調べ、勤務予定であることが分かれば、次に、図13の業務リスト11を参照して各指導員が担当すべき業務を順次割り当てる。その際、図13の業務リスト11において利用者が希望する指導員を、当該利用者の業務を担当する者として優先的に割り当てを行う。
以上のように、この実施の形態9によれば、利用者が希望する指導員を、当該利用者の業務担当者として優先的に割り当てることができるため、利用者の満足度を向上させることが可能になる。
その他の構成および作用効果は、図1ないし図3に示した実施の形態1の場合と同様であるから、ここでは詳しい説明は省略する。
実施の形態10.
図14はこの実施の形態10における業務リスト11を示す構成図である。
図14はこの実施の形態10における業務リスト11を示す構成図である。
上記の実施の形態9では、業務リスト11の定期的指導業務111および非定期的指導業務112に、健康指導サービスの利用者が希望する指導員のデータを追加している。これに対して、この実施の形態では、業務リスト11の定期的指導業務111および非定期的指導業務112に利用者が希望する指導員のデータを追加する代わりに、業務担当実績114のデータを別途追加したものである。
業務計画立案装置5は、指導員端末6から指導員が利用者に対する健康指導の業務を終了した旨の通知を受けた場合、業務担当実績114には業務内容ごとに、利用者に対して過去に健康指導を担当した指導員の履歴が登録される。例えば、図14において、利用者A1さんの週単位の指導の場合、前回が指導員E3さん、前々回が指導員E1さん、さらにその前が指導員E3さんというように、各利用者に健康指導を行った過去の指導員の履歴が記録されている。
業務計画リスト作成手段14は、業務計画リスト13の作成にあたり、前述のごとく業務リスト11を参照して、業務計画リスト13への割り当てが終わっていない業務が存在するか否かを確認する。その際、業務計画リスト13への割り当てが終わっていない業務が存在するときには、業務担当実績114を参照して該当する業務を過去に担当した指導員を調べる。続いて、指導員勤務リスト121を参照して、当該業務について前回担当した指導員が勤務予定かどうかを確認する。そして、勤務予定であれば、まず最初に、利用者に対して前回担当した指導員を割り当てる。このとき前回担当した指導員が勤務予定でない場合には、前々回担当した指導員が勤務予定か確認し、勤務予定であれば前々回担当した指導員を割り当てる。さらに、もし過去に担当した指導員が全て勤務予定でない場合や、今回が初めて指導を行う場合には、利用者に対して指導する業務内容に応じて勤務予定の指導員の中から適当な者を割り当てる。
以上のように、この実施の形態10によれば、業務リスト11に業務担当実績114のデータを追加することにより、業務計画リスト13を作成する際、利用者に対して行った業務内容と、その件に関して過去に指導した指導員の担当履歴とを参考にすることが可能になる。このため、利用者に対する過去の指導実績との連続性を確保することが容易となる。しかも、過去の指導内容を熟知した指導員を担当者として割り当てることができるため、指導員における健康指導業務の効率化を図ることができる。
実施の形態11.
図15は、この実施の形態11における指導員リスト12を示す構成図である。
図15は、この実施の形態11における指導員リスト12を示す構成図である。
この実施の形態11の特徴は、指導員リスト12内において、指導員勤務リスト121とともに指導員プロパティ122のデータが追加されている。この場合の指導員プロパティ122は、指導員の全員の名前、および各指導員ごとの能力評価を登録したデータにより構成されている。
業務計画リスト作成手段14は、業務計画リスト13を作成するにあたって、実施の形態1の場合と同様、まず、図15に示す指導員リスト12内の指導員勤務リスト121から指導員が勤務予定であるかを調べ、勤務予定であることが分かれば、次に、指導員プロパティ122を参照して、勤務予定の指導員の内から能力評価が高い指導員から順に優先して業務の割り当てを行う。
以上のように、この実施の形態11によれば、業務計画リスト13を作成する際、指導員の能力を考慮して担当すべき業務を割り当てることができるので、業務の効率化と質の高い健康指導サービスを提供することができる。
その他の構成および作用効果は、図1ないし図3に示した実施の形態1の場合と同様であるから、ここでは詳しい説明は省略する。
実施の形態12.
図16はこの実施の形態12において、業務リスト11に設けられた業務プロパティ113を示す構成図である。
図16はこの実施の形態12において、業務リスト11に設けられた業務プロパティ113を示す構成図である。
上記の実施の形態11では、指導員リスト12に指導員プロパティ122を追加して能力評価の高い指導員から優先して担当業務を割り当てるようにしているが、この場合、各業務を処理する上での難易度については考慮されていない。このため、難易度の高い業務に能力評価の低い指導員が担当するようなことが起こって健康指導サービスが不十分になる恐れがある。そこで、この実施の形態12では、図16に示すように、業務リスト11に業務プロパティ115のデータが追加されている。すなわち、この業務プロパティ115は、各業務の内容に応じて難易度が設定されている。なお、この実施の形態12の場合も、図15に示した指導員プロパティ122を含む指導員リスト12を備えている。
業務計画リスト作成手段14は、業務計画リスト13の作成にあたり、実施の形態11の場合と同様に、勤務予定の指導員がいれば、図15に示す指導員プロパティ122および図16に示す業務プロパティ115を共に参照し、業務の難易度と指導員の能力評価とを組み合わせて、指導員の担当業務を割り当てる。例えば、電話相談の業務の難易度は高いので、能力評価の高い指導員E1さんを割り当てる一方、週単位の指導の難易度は低いので、能力評価の低いE2さんを割り当てる。
以上のように、この実施の形態12によれば、指導員の能力評価を決めた指導員プロパティ122と業務内容の難易度を決めた業務プロパティ115とを組み合わることにより、難易度が高い業務には能力評価の高い指導員が担当者として優先的に割り当てられるので、指導員の能力に起因する健康指導サービスの質のばらつきが発生しないように抑えることができる。これにより、指導員の確保が容易となるとともに、給料の安い指導員も健康指導サービスの提供者として利用できるため、人件費等を安く抑えることができる。
実施の形態13.
図17はこの実施の形態13において、指導員リスト12に設けられた指導員プロパティ122を示す構成図である。
図17はこの実施の形態13において、指導員リスト12に設けられた指導員プロパティ122を示す構成図である。
上記の実施の形態11(図15)では、指導員プロパティ122として指導員の能力評価のデータを登録している。これに対して、この実施の形態13では、図17に示すように、指導員プロパティ122に各指導員の能力評価のみならず、業務実績、査定、および給料のデータが追加されている。
この場合の各指導員の業務実績は、図16に示した業務プロパティ113において、業務の難易度を点数化し、この難易度の点数と業務の処理件数とに基づいて各指導員の業務実績を定量化したものである。すなわち、業務計画立案装置5は、指導員端末6により指導員が勤務予定時間内に業務処理が完了したことが報告された場合、担当業務の処理件数を“+1”加算して登録する。そして、例えば月単位の処理件数および業務の難易度から、業務実績=Σ(難易度×処理件数)として業務実績を求める。そして、この業務実績を指導員プロパティ122の査定値や給料のデータに反映させることで、給与システムとの連携を可能としている。
例えば、図16の業務プロパティ113において、業務の難易度を高、中、低それぞれについて、3点、2点、1点と評点をつける。そして、指導員E1さんが1カ月間で、難易度「高」の業務を20件、「中」の業務を10件、「低」の業務を10件処理したとすると、その業務実績は3点×20件+2点×10件+1点×10件=90点となる。そして、他の指導員の業務実績や他の条件を考慮し、査定を10段階に分類したとき、90点が査定“10”とする。査定“10”が決定すれば、予め定められた給与体系に基づいて指導員E1さんの給料を決定することができる。
以上のように、この実施の形態13によれば、業務の難易度と処理件数とに基づいて各指導員の業務実績を自動的に算出し、この業務実績を査定や給料に反映するようにしているので、給与形態の透明化が図られる。また、給与システムにおける査定業務の効率化が可能となる。さらに、業務実績を公開することで、個々の指導員が自分の客観的な位置づけを正しく把握できるとともに、業務実績が各指導員自身の励みとなる。
実施の形態14.
図18はこの実施の形態14における指導員リスト12を示す構成図である。
図18はこの実施の形態14における指導員リスト12を示す構成図である。
上記の実施の形態11〜13では、指導員リスト12において指導員勤務リスト121と指導員プロパティ122のデータが登録されている。これに対して、この実施の形態14では、指導員リスト12において指導員勤務リスト121および指導員プロパティ122のデータだけでなく、これに加えて指導員能力定義リスト123のデータが追加されている。
ここに、指導員能力定義リスト123は、指導員プロパティ122における各指導員の能力評価を、業務実績に基づいて決定できるようにしたものである。なお、この場合の業務実績は、実施の形態13の場合と同様、業務実績=Σ(難易度×処理件数)として算出される値である。例えば、図18において、指導員の能力評価が「高」であるときには業務実績が“80”以上であり、能力評価が「中」であるときには実務実績が“40以上80未満”、能力評価が「低」であるときには実務実績が“40未満”である。
一般に、指導員は経験を積むに従って能力は向上するので、最新の業務実績を元にその指導員の能力を判定するのが最も客観的に正当な評価を下すことになる。そこで、業務計画立案装置5は、指導員能力定義リストを参照して業務実績に応じた能力評価を導き出し、指導員プロパティ122の能力評価の自動更新を行う。
以上のように、この実施の形態14によれば、指導員リスト12の中に指導員能力定義リストを設定し、この指導員能力定義リストから業務実績に基づいて指導員の能力評価を行うので、指導員の能力の把握が適切かつ客観的に行える。このため、業務計画リスト作成手段14が業務計画リスト13を作成する際の精度を高めることができる。
実施の形態15.
図19は指導員端末6を利用して作成する勤務予定表の入力画面の一例を示す説明図である。
図19は指導員端末6を利用して作成する勤務予定表の入力画面の一例を示す説明図である。
勤務予定表は、日付、各日付の勤務予定、勤務予定がある場合の勤務予定時間の各データから構成される。指導員は自分の指導員端末6から日ごとの勤務予定、および勤務予定がある場合はその勤務予定時間の各データを就業前日までに入力する。業務計画立案装置5は、各指導員端末6からの各入力データに基づいて、指導員全員についての勤務スケジュールを保存し、指導員リスト12の中の指導員勤務リスト121を作成する。
以上のように、この実施の形態15によれば、各指導員が自ら勤務スケジュールを入力するだけで、指導員全員を対象とした指導員勤務リスト121が自動作成されるため、各指導員から勤務スケジュールを集計する手間を省くことができる。
実施の形態16.
図20はこの実施の形態16において、非定期的指導業務実績117と非定期的指導業務予想発生件数118とを含む業務リスト11の構成図である。
図20はこの実施の形態16において、非定期的指導業務実績117と非定期的指導業務予想発生件数118とを含む業務リスト11の構成図である。
業務を円滑に行うには、当日の個々の健康指導業務を完全に遂行するのに要する時間(以下、業務負荷という)の総和である総業務負荷と、当日に勤務可能な指導員の人数とその勤務予定時間とで決まる総勤務予定時間とを比較して、当日に必要な業務を全て処理できるか否かを予め見積もる必要がある。この場合、定期的指導業務はそれぞれの所要時間が概略分かっているので業務負荷が分かり易い。一方、非定期的指導業務は、突発的に発生することが多いために業務負荷が分かりずらい。
そこで、この実施の形態16の業務計画立案装置5は、非定期的指導業務が発生するたびに、該当する業務の件数を業務リスト11(図1参照)の非定期的指導業務実績117としてデータ登録して保管する。例えば、図20では、4/15現在における非定期的指導業務実績117として、電話相談と異常値検出の各業務に区分されており、各業務についての日々の処理件数(例えば、4/1には電話相談が5件、異常値検出が2件)が登録されている。
また、業務計画立案装置5は、上記の非定期的指導業務実績115に基づいて、月単位や週単位で当該非定期的指導業務の発生傾向を推定するなどして将来の発生件数を予測し、これを非定期的指導業務予想発生件数118として登録する。例えば、図20において、4/15現在において、4/1〜4/14までの非定期的指導業務実績117に基づいて、4/16は5件の電話相談、4件の異常値検出がそれぞれ発生すると予想している。
そして、業務計画立案装置5は、業務計画リスト作成手段14によって、例えば、実施の形態7で説明したようにして業務計画リスト13が作成された場合、この業務計画リスト13に沿って実際に業務が円滑に遂行されるか否かを判断するため、まず、業務計画リスト13にリストアップされている定期的指導業務の件数と、上述の非定期的指導業務予想発生件数118とを求める。そして、これらの各件数に対してそれぞれの業務の標準所要時間(図9参照)を掛け合わせることによって総業務負荷を算出する。
また、業務計画立案装置5は、指導員勤務リスト121(図2参照)を参照して勤務可能な各指導員に対する勤務予定時間を積算して総勤務予定時間を求める。そして、総業務負荷と総勤務予定時間とを比較することで、業務計画リスト13に沿って実施される当日の業務に対して指導員が充当できているか否かを予想する。
ここで、指導員が充当できていない場合には、業務計画立案装置5は、管理者に対して警告を通知して対応策の立案を促す。すなわち、この通知を受けた管理者は、休みの予定であった指導員に勤務を依頼したり、既に勤務予定の指導員に対して勤務時間の延長を依頼したりすることにより、必要な指導員の勤務時間を確保するなどの対策を講じる。
以上のように、この実施の形態16によれば、総業務負荷を予測してこれを指導員の総勤務予定時間と比較することによって、業務計画リスト13に沿った業務遂行が円滑に実施されるか否かを予め判断し、業務遂行が難しい場合には、円滑な業務遂行を可能にするための適切な対策を講じることができる。
実施の形態17.
図21はこの実施の形態17において、業務計画立案装置5に対してその内部および外部で各種のイベントIV1〜IV3が発生した場合の動作説明図である。
図21はこの実施の形態17において、業務計画立案装置5に対してその内部および外部で各種のイベントIV1〜IV3が発生した場合の動作説明図である。
外部からのイベントIV1は、例えばある指導員が急用のために勤務ができなくなった場合の当該指導員からの通知である。また、他のイベントIV2は、例えばある指導員の業務進捗が業務計画リスト13で予定されている時間よりも著しく早く完了した旨の指導員からの通知である。内部のイベントIV3は、例えばある指導員が標準所要時間を大きく越えても当該業務が終了しないことを当該装置5の内部タイマ17が検出した場合である。
上記のような各イベントIV1〜IV3を業務計画立案装置5が検出すると、業務計画リスト作成手段14に対して、業務計画リスト13を再度作成すべき命令を発行する。これに応じて、業務計画リスト作成手段14は、現在の状況を元に業務計画リスト13の見直しを行う。
以上のように、この実施の形態17によれば、業務計画立案装置5に対して内外で生じた各種のイベントIV1〜IV3に応じて動的に業務計画の見直しを行うので、複数の指導員間で業務の再配分が可能となる。このため、絶えず最適な業務計画リスト13により健康指導サービスを提供することができる。
その他の構成および作用効果は、図1ないし図3に示した実施の形態1の場合と同様であるから、ここでは詳しい説明は省略する。
実施の形態18.
図22はこの実施の形態18において、指導員端末6を利用して指導員から業務計画立案装置5に対してヘルプ依頼があった場合の動作説明図である。
図22はこの実施の形態18において、指導員端末6を利用して指導員から業務計画立案装置5に対してヘルプ依頼があった場合の動作説明図である。
業務計画リスト作成手段14は、業務リスト11の中の定期的指導業務、非定期的指導業務、業務プロパティ113や、指導員リスト12の中の指導員勤務リスト121や指導員プロパティ122等のデータに基づいて業務計画リスト13を作成するが、この業務計画リスト13を見た指導員、あるいは業務計画リスト13に沿って担当業務を遂行中の指導員が業務完遂が困難と判断して指導員端末6からヘルプ依頼をした場合、このヘルプ依頼に応じて、業務計画リスト作成手段14は、最初に作成した業務計画リスト13の業務割り当てを変更する。
例えば、図22において、指導員プロパティ122の能力評価が「低」である指導員E3さんが、自己に割り当てられた業務の完遂が困難であると判断した場合、指導員端末6から業務計画立案装置5に対してヘルプを依頼する。これに応じて、業務計画リスト作成手段14は、指導員プロパティ122から指導員E3さんより能力の高い指導員(ここでは指導員E1さんとする)を探し出し、指導員E1さんの業務計画リスト13に当該業務を担当するように割り当ての変更を行う。そして、指導員E1さんは業務計画リスト13の順序に従って当該業務の順番となった時に当該業務を遂行する。
以上のように、この実施の形態18によれば、各指導員に対して担当業務を割り当てた業務計画リスト13を作成した後であっても、その後に生じた指導員の都合によって業務計画リスト13の内容(すなわち、担当業務の割り当て)を変更することができる。このため、業務計画リストに沿って業務遂行を円滑に行えるようになり、最適な健康指導サービスを提供することができる。
実施の形態19.
図23は健康情報データベース4に格納されている健康情報に対して健康指導を行う場合のフィルタリング処理の動作説明図である。
図23は健康情報データベース4に格納されている健康情報に対して健康指導を行う場合のフィルタリング処理の動作説明図である。
例えば、図23において、健康情報データベース4には、利用者A1さんについて、4/1から4/7までの1週間の健康情報、4/8から4/14までの1週間の健康情報、4/15から4/21までの1週間の健康情報というように、週単位で健康情報が格納されている。
さらに、上記の週単位の健康情報について指導員が健康指導を行うために、この健康指導の情報が指導員端末6により入力されるので、健康情報データベース4には、週単位の健康情報に対応させて各健康指導の内容が登録されている。すなわち、利用者A1さんの4/1から4/7までの1週間の健康情報に対しては4/7に行った指導内容が、4/8から4/14までの1週間の健康情報に対しては4/14に行った指導内容が、4/15から4/21までの1週間の健康情報に対しては4/21に行った指導内容が、それぞれ格納されている。
ここで、4/21に健康指導を行うために、指導員が指導員端末6から健康指導のフィルタリング指令を入力すると、業務計画立案装置5は、健康情報データベース4について、4/15から4/21までの1週間の健康情報と、その前週の4/8から4/14までの1週間の健康情報とを比較する。その際、両健康情報がある一定範囲内に収まっている場合には、「健康上に変化は無し」と判断し、4/21に行う指導内容として、4/14に行った指導内容と同じ内容を、ネットワーク3を介して利用者A1さんの端末等に通知する。その際、業務計画立案装置5は、業務計画リスト作成手段14を介さずに処理を終了する。
以上のように、この実施の形態19によれば、業務計画立案装置5で健康情報のデータを比較して自動的に健康指導を行うことで、割り当てが必要な業務のフィルタリングが可能となり、業務計画をスキップすることができ、指導員が健康指導を行う際の業務負荷を軽減することができる。
なお、本発明は、上記の各実施の形態1〜19でそれぞれ開示した構成に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜、各実施の形態1〜19を組み合わせた構成として採用することが可能である。
1 健康測定機器、3 ネットワーク、4 健康情報データベース、
5 業務計画立案装置、6 指導員端末、11 業務リスト、111 定期的指導業務、
112 非定期的指導業務、113 業務プロパティ、114 業務担当実績、
115 業務プロパティ、117 非定期的指導業務実績、
118 非定期指導業務予想発生件数、12 指導員リスト、
121 指導員勤務リスト、122 指導員プロパティ、
123 指導員能力定義リスト、13 業務計画リスト、
14 業務計画リスト作成手段、16 勤務予定表。
5 業務計画立案装置、6 指導員端末、11 業務リスト、111 定期的指導業務、
112 非定期的指導業務、113 業務プロパティ、114 業務担当実績、
115 業務プロパティ、117 非定期的指導業務実績、
118 非定期指導業務予想発生件数、12 指導員リスト、
121 指導員勤務リスト、122 指導員プロパティ、
123 指導員能力定義リスト、13 業務計画リスト、
14 業務計画リスト作成手段、16 勤務予定表。
Claims (19)
- 健康情報を測定するための健康測定機器と、この健康測定機器で得られる健康情報を格納する健康情報データベースと、各指導員に対して担当業務を割り当てた各業務計画を立案する業務計画立案装置と、上記健康情報データベースに格納されている健康情報について指導員が行う健康指導の情報を入力する指導員端末と、上記の各部を互いに接続するネットワークとを有し、上記業務計画立案装置は、保健指導を行う業務内容を登録した業務リストと、上記各指導員の出勤状況および勤務予定時間を登録した指導員リストとを含むとともに、上記業務リストおよび指導員リストに基づいて各指導員が担当すべき業務を割り当てた業務計画リストを作成する業務計画リスト作成手段を備えることを特徴とする健康指導支援システム。
- 上記業務リストには、各業務内容に対応してそれぞれ業務処理の優先順位が設定登録されており、上記業務計画リスト作成手段は、上記業務リストに設定登録されている優先順位に従って業務を割り当てた業務計画リストを作成するものであることを特徴とする請求項1記載の健康指導支援システム。
- 上記業務計画立案装置は、上記指導員端末から指導員の担当業務の現在の未処理件数が通知された場合には、これに応じて上記業務リストに当該業務の未処理件数を示す残数を登録するものであり、また、上記業務計画リスト作成手段は、上記業務リストに登録されている残数を予め設定された基準値と比較して残数が基準値を越える場合には上記優先順位を変更し、この変更後の優先順位に従って業務を割り当てた業務計画リストを作成するものであることを特徴とする請求項2記載の健康指導支援システム。
- 上記業務リストには業務残数を比較する複数の基準値が設定登録されており、業務計画リスト作成手段は、上記業務残数が上記各基準値を超過するのに応じて上記優先順位を変更し、この変更後の優先順位に従って業務を割り当てた業務計画リストを作成するものであることを特徴とする請求項3記載の健康指導支援システム。
- 上記業務リストには、業務残数から優先順位を変更する優先順位増数を算出する計算式が設定されており、上記業務計画リスト作成手段は、上記計算式から業務残数に応じた優先順位増数を算出して上記優先順位を変更し、この変更後の優先順位に従って業務を割り当てた業務計画リストを作成するものであることを特徴とする請求項2記載の健康指導支援システム。
- 上記業務リストには、業務処理の優先順位を変更するための特定の条件が設定登録されており、上記業務計画リスト作成手段は、上記特定の条件を満たすときに優先順位を変更し、この変更後の優先順位に従って業務を割り当てた業務計画リストを作成するものであることを特徴とする請求項2記載の健康指導支援システム。
- 上記業務リストには、各業務の処理に要する標準所要時間が予め設定登録されており、上記業務計画リスト作成手段は、この業務リストの上記標準所要時間、ならびに上記指導員リストに登録されている各指導員の出勤状況および勤務予定時間に基づいて上記業務計画リストを作成するものであることを特徴とする請求項1記載の健康指導支援システム。
- 業務計画立案装置は、上記指導員端末から各指導員の担当業務の開始と終了とが通知された場合には、これに応じて各業務ごとに業務開始から業務終了までに要した処理時間を蓄積するとともに、これらの各処理時間を平均化した実績平均値を算出して上記業務リストに登録し、この実績平均値が予め設定された一定範囲を越えた場合には上記標準所要時間を変更するものであることを特徴とする請求項7記載の健康指導支援システム。
- 上記業務リストには、各利用者ごとに当該利用者が健康指導サービスを受けたい指導員が登録されており、上記業務計画リスト作成手段は、この業務リストに登録されている希望した指導員の順序に従って担当業務を割り当てた業務計画リストを作成するものであることを特徴とする請求項1記載の健康指導支援システム。
- 上記業務計画立案装置は、指導員端末から指導員の業務が終了した旨の通知を受けた場合には、これに応じて各利用者ごとに健康指導を担当した指導員の履歴を業務担当実績として上記業務リストに登録するものであり、また、上記業務計画リスト作成手段は、この業務リストに登録されている業務担当実績を参照して過去に担当したことのある指導員を優先的に同一の利用者に対して担当者として割り当てた業務計画リストを作成するものであることを特徴とする請求項1記載の健康指導支援システム。
- 上記指導員リストには、各指導員に対する業務処理の能力評価が設定登録されており、上記業務計画リスト作成手段は、上記指導員リストに登録されている能力評価を参照して、能力評価の高い指導員を優先的に担当者として割り当てた業務計画リストを作成するものであることを特徴とする請求項1記載の健康指導支援システム。
- 上記業務リストには、健康指導の業務ごとにその処理の難易度が設定登録されており、また、上記指導員リストには、各指導員に対する業務処理の能力評価が設定登録されており、上記業務計画リスト作成手段は、上記業務リストに登録されている業務処理の難易度、ならびに上記指導員リストに登録されている能力評価を共に参照して、難易度の高い業務に対して能力評価の高い指導員を優先的に担当者として割り当てた業務計画リストを作成するものであることを特徴とする請求項1記載の健康指導支援システム。
- 上記業務計画立案装置は、上記指導員端末から指導員の業務処理が完了した旨の通知を受けた場合には、これに応じて当該処理件数を登録するとともに、一定期間内に登録された処理件数と上記業務リストに登録されている各業務ごとの処理の難易度とに基づいて業務実績を点数化して算出し、この点数化された業務実績を各指導員の査定、およびこの査定から決められる給料に反映させるものであることを特徴とする請求項11または請求項12記載の健康指導支援システム。
- 上記指導員リストには、業務処理の能力評価と上記業務実績とを対応付けた指導員能力定義リストが設定登録されており、上記業務計画立案装置は、この指導員能力定義リストを参照して各指導員に対して算出された最新の上記業務実績に対応する能力評価を求め、この求めた能力評価により上記指導員リストに予め設定登録されている各指導員に対する能力評価を更新するものであることを特徴とする請求項13記載の健康指導支援システム。
- 上記業務計画立案装置は、上記各指導員端末から指導員によって入力される勤務予定スケジュールを収集して全ての指導員に関する勤務予定をリストアップした勤務予定リストを作成して上記指導員リストに登録するものであることを特徴とする請求項1記載の健康指導支援システム。
- 上記業務計画立案装置は、健康指導サービスの各業務について日々に発生する件数を登録するとともに、この発生件数の履歴から将来の健康指導業務の日々の発生件数を予測し、この予測した発生件数の各業務処理に要する各指導員の一日当たりの時間である業務負荷と、上記登録手段の指導員リストに登録されている各指導員の勤務予定時間とを比較して両者のアンバランスの有無を調べ、アンバランスが発生している場合には管理者に警告を通知するものであることを特徴とする請求項1記載の健康指導支援システム。
- 上記業務計画立案装置は、業務計画リストに沿った業務遂行に支障を生じるイベントが通知された場合には、これに応じて上記業務計画リスト作成手段に対して業務計画リストを再度作成すべき指令を与えるものであることを特徴とする請求項1ないし請求項16のいずれか1項に記載の健康指導支援システム。
- 上記業務計画リスト作成手段は、上記指導員端末からヘルプ依頼が与えられた場合には、これに応じて上記指導員リストを参照して適切な指導員を検索し、検索された指導員がヘルプ依頼のあった指導員に充当されるように担当業務の割り当てを変更した業務計画リストを作成し直すものであることを特徴とする請求項1ないし請求項17のいずれか1項に記載の健康指導支援システム。
- 上記業務計画立案装置は、上記健康情報データベースに蓄積されている各利用者の健康情報の内から、特定の利用者について所定の単位期間ごとに健康情報を抽出して前後の単位期間に含まれる健康情報を比較し、両者の間に有意差がない場合には、前の単位期間で抽出された健康情報に関して指導員が行った健康指導の情報を、後の単位期間で抽出された健康情報に関して指導員が行った健康指導として流用して利用者に通知するものであることを特徴とする請求項1ないし請求項18のいずれか1項に記載の健康指導支援システム。
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- 2005-02-24 JP JP2005048897A patent/JP2006235939A/ja active Pending
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