JP6475890B1 - 塩の包装体、塩の包装体の製造方法 - Google Patents

塩の包装体、塩の包装体の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6475890B1
JP6475890B1 JP2018220766A JP2018220766A JP6475890B1 JP 6475890 B1 JP6475890 B1 JP 6475890B1 JP 2018220766 A JP2018220766 A JP 2018220766A JP 2018220766 A JP2018220766 A JP 2018220766A JP 6475890 B1 JP6475890 B1 JP 6475890B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
salt
container lid
main body
attached
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018220766A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020081407A (ja
Inventor
州三 廣橋
州三 廣橋
Original Assignee
株式会社未来造形
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社未来造形 filed Critical 株式会社未来造形
Priority to JP2018220766A priority Critical patent/JP6475890B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6475890B1 publication Critical patent/JP6475890B1/ja
Publication of JP2020081407A publication Critical patent/JP2020081407A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Packages (AREA)

Abstract

【課題】盛り塩を簡易かつ迅速に成形することができ、盛り塩を交換するたびに成形作業をする必要がなく、成形した盛り塩を皿に載せる必要もない、塩の包装体を提供する。【解決手段】本発明の塩の包装体1は、錐形の収容空間を有し、当該収容空間の底面が開口面111となった容器本体11と、開口面111を塞ぐように容器本体11に取り付けられ、容器本体11に取り付けられる側が載置面121となった皿形状を有する容器蓋体12と、容器本体11に収容される盛り塩用の塩Sと、を備える。容器蓋体12の載置面121には、塩Sに接触する接触面1221を有する押圧部122が形成されており、容器蓋体12の押圧部122が、開口面111から容器本体11に嵌合することによって、容器蓋体12が容器本体11に取り付けられる。容器蓋体12を容器本体11に取り付けた状態において、容器蓋体12の押圧部122の接触面1221が、容器本体11の開口面111よりも容器本体11の内側方向に位置する。【選択図】図2

Description

本発明は、盛り塩用の塩を容器に収容した塩の包装体とその製造方法に関する。
盛り塩は、縁起担ぎや厄除け等のために、塩を角錐状あるいは円錐状に盛り、一般家庭や事務所の玄関先や店先、神棚、あるいは神社等に置かれるものである。一般に盛り塩は、塩を皿に盛ってから人の手で形を整えるか、特許文献1に開示されているような成形器に塩を入れ、ヘラで押し固めながら成形される。
実登第3082332号公報
しかしながら、塩を手で錐形に成形する場合、見栄え良く一定形状に成形することが難しく、慣れるまでは成形に時間も要する。また手が汚れてしまうこともあって、だんだんと盛り塩を交換することが面倒になってしまうという問題があった。成形器を用いることによって、見栄え良く一定形状に成形することは可能となるが、盛り塩を交換するたびに作業を行う必要があることは変わらず、作業時に手に塩が付着したり、周りに塩が散乱したりすることもある。また、成形器で成形した盛り塩を皿に載せるとき、盛り塩がうまく押し固められていないと崩れてしまうこともある。加えて、盛り塩に使う袋入りの塩は、一度開封してしまうと湿気で固まりやすく、管理が面倒であるという問題もある。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、盛り塩を簡易かつ迅速に成形することができ、盛り塩を交換するたびに成形作業をする必要がなく、成形した盛り塩を皿に載せる必要もない、塩の包装体を提供することを目的とする。また、本発明は、盛り塩を簡易かつ迅速に成形することができ、盛り塩を交換するたびに成形作業をする必要がなく、成形した盛り塩を皿に載せる必要もない、塩の包装体が製造できる、塩の包装体の製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、第一に、錐形の収容空間を有し、該収容空間の底面が開口面となった容器本体と、前記開口面を塞ぐように前記容器本体に取り付けられ、前記容器本体に取り付けられる側が載置面となった皿形状を有する容器蓋体と、前記容器本体に収容される盛り塩用の塩と、を備え、前記容器蓋体の前記載置面には、前記塩に接触する接触面を有する押圧部が形成されており、前記容器蓋体の前記押圧部が、前記開口面から前記容器本体に嵌合することによって、前記容器蓋体が前記容器本体に取り付けられ、前記容器蓋体を前記容器本体に取り付けた状態において、前記容器蓋体の前記押圧部の前記接触面が、前記容器本体の前記開口面よりも前記容器本体の内側方向に位置することを特徴とする、塩の包装体を提供する(発明1)。
かかる発明(発明1)によれば、押圧部の接触面が開口面よりも容器本体の内側方向に位置するように容器蓋体を容器本体に取り付けることにより、容器本体に充填された塩が、押圧部によって押し固められて容器本体に収容された状態となっている。そして容器蓋体が、容器本体に取り付けられる側が載置面となった皿形状を有しているため、容器蓋体を下にした状態で塩の包装体から容器本体を取り外すだけで、見栄え良く一定形状に成形された盛り塩を皿形状の容器蓋体の上に簡易かつ迅速に成形することができ、成形した盛り塩を皿に載せる必要もない。また、盛り塩を一回分ずつ個包装にすることにより、盛り塩を交換するたびに成形作業を行う必要がなく、作業時に手に塩が付着したり、周りに塩が散乱したりすることもない。さらに、大袋に入った塩を小分けにして使用するわけではないため、開封後に湿気を気にする必要もなくなる。
上記発明(発明1)においては、前記押圧部が前記容器蓋体の前記載置面の中心付近に形成されていることが好ましい(発明2)。
かかる発明(発明2)によれば、塩の包装体から容器本体を取り外した際に、皿形状の容器蓋体の中心付近に成形した盛り塩ができるため、見映えよく皿に載せた盛り塩を成形することができる。
上記発明(発明1,2)においては、前記容器本体の前記開口面側には、前記容器蓋体に嵌合する円筒形状の嵌合部が形成されており、該嵌合部の端面が前記開口面であることが好ましい(発明3)。
上記発明(発明3)においては、前記容器蓋体の前記押圧部が、前記載置面にリング状の嵌合溝を形成することによって円柱形状に形成されており、前記嵌合部と前記嵌合溝とが嵌合することによって、前記容器蓋体が前記容器本体に取り付けられてもよく(発明4)、前記容器蓋体の前記押圧部が、前記載置面から前記容器本体への取り付け方向に張り出した円柱形状に形成されており、前記嵌合部と前記押圧部とが嵌合することによって、前記容器蓋体が前記容器本体に取り付けられてもよい(発明5)。
上記発明(発明4,5)においては、前記押圧部の外周面に雄ネジ部が形成されているとともに、前記嵌合部の内周面に雌ネジ部が形成されており、前記雄ネジ部と前記雌ネジ部とが螺合することによって、前記容器蓋体が前記容器本体に取り付けられてもよい(発明6)。また、上記発明(発明4)においては、前記嵌合溝の外周壁面に雌ネジ部が形成されているとともに、前記嵌合部の外周面に雄ネジ部が形成されており、前記雌ネジ部と前記雄ネジ部とが螺合することによって、前記容器蓋体が前記容器本体に取り付けられてもよい(発明7)。
かかる発明(発明6,7)によれば、盛り塩用の塩を充填した容器本体に容器蓋体をねじ込んでいくことにより、押圧部が塩を容器本体の内側方向に押し込んでいくため、さほど力を入れることなく容易に容器本体に充填された塩を押圧部によって押し固めることができる。また、さほど力を入れることなく容器本体を回しながら容器蓋体から取り外すことができるので、成形された盛り塩が崩れることなく容易に塩の包装体から容器本体を取り外すことができる。
本発明は、第二に、錐形の収容空間を有し、該収容空間の底面が開口面となった容器本体と、前記開口面を塞ぐように前記容器本体に取り付けられ、前記容器本体に取り付けられる側が載置面となった皿形状を有する容器蓋体であって、前記載置面に押圧部が形成された容器蓋体と、前記容器本体に収容される盛り塩用の塩とを備えた塩の包装体の製造方法であって、前記容器本体に前記塩を充填し、前記押圧部が前記塩に接するように、前記容器蓋体を前記容器本体に充填した前記塩の上に載せ、前記押圧部を前記容器本体の内側方向に押し込みながら、前記容器蓋体を前記容器本体に取り付けることを特徴とする、塩の包装体の製造方法を提供する。
本発明の塩の包装体によれば、盛り塩を簡易かつ迅速に成形することができ、盛り塩を交換するたびに成形作業をする必要がなく、成形した盛り塩を皿に載せる必要もない。また、本発明の塩の包装体の製造方法によれば、盛り塩を簡易かつ迅速に成形することができ、盛り塩を交換するたびに成形作業をする必要がなく、成形した盛り塩を皿に載せる必要もない塩の包装体が製造できる。
本発明の一実施形態に係る塩の包装体の全体概要図である。 同実施形態に係る塩の包装体の構造を示す断面説明図である。 同実施形態に係る容器本体の構造を示す断面説明図である。 同実施形態に係る容器蓋体の構造を示す断面説明図である。 同実施形態に係る塩の包装体から容器本体を外す様子を示す説明図である。 同実施形態に係る塩の包装体から容器本体を外した状態を示す説明図である。 本発明の変形例を示す断面説明図である。
本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本実施形態に係る塩の包装体1の全体概要図であり、図2は塩の包装体1の構造を示す断面説明図である。本実施形態に係る塩の包装体1は、図1に示すように、全体が略円錐形状を有する容器本体11に、皿形状を有する容器蓋体12が取り付けられ、容器本体11と容器蓋体12とによって構成される容器の内部に盛り塩用の塩Sが収容されたものである。
容器本体11は、図3に示すように、略円錐形状の収容空間を有し、その収容空間の底面、すなわち容器本体の上端面には開口面111が設けられており、製造時にはその開口面111から収容される盛り塩用の塩Sが容器本体11へと充填される。
本実施形態の容器本体11は、例えばポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタラート(PET)等の樹脂製であるが、木材や陶器、金属、紙等の材料から製造されたものでもよい。容器本体11の材質は、収容空間への湿気の侵入を防ぐ性質を有することが好ましい。また、容器本体11の収容空間は、盛り塩の型枠として適切な錐形であれば円錐形状である必要はなく、例えば三角錐や四角錐、五角錐、八角錐等の角錐形状であってもよい。さらに容器本体11は、収容空間の形状に合わせた錐形の外形形状を有している必要はなく、錐形の収容空間を有し、当該収容空間の底面が開口面となっていれば、円柱形状、角柱形状、あるいは何らかの物(例えば人形や動物等)を模した形状等、どのような外形形状を有していてもよい。
容器本体11の開口面111側には、後述する容器蓋体12に嵌合する円筒形状の嵌合部112が形成されており、嵌合部112の内周面には雌ネジ部113が形成されている。開口面111はこの嵌合部112の上端面に位置している。
容器蓋体12は、容器本体11の開口面111を塞ぐように容器本体11に取り付けられるものであり、図4に示すように、容器本体11に取り付けられる側が載置面121となった皿形状を有する。盛り塩の見映えを考えると、容器蓋体12は平面視正円形状や平面視正六角形状、平面視正八角形状を有することが好ましく、周縁部が若干立ち上げられた浅皿形状を有することが好ましい。
本実施形態の容器蓋体12は、例えばポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタラート(PET)等の樹脂製であり、白色に着色されているが、木材や陶器、金属、紙等の材料から製造されたものでもよく、その色も問わない。容器蓋体12の材質は、容器本体11の収容空間への湿気の侵入を防ぐ性質を有することが好ましい。
容器蓋体12の載置面121の中心付近には、塩Sに接触する接触面1221を有する押圧部122が形成されている。具体的には、載置面121にリング状の嵌合溝123を形成することによって押圧部122が円柱形状に形成されており、押圧部122の外周面(つまり嵌合溝123の内周壁面)には雄ネジ部124が形成されている。円柱形状の押圧部122の容器本体11に取り付けられる側の底面が接触面1221であり、接触面1221は容器蓋体12の載置面121と同一面上に位置している。
押圧部122の外径は容器本体11の嵌合部112の内径に対応しており、押圧部122の雄ネジ部124と嵌合部112の雌ネジ部113とが螺合することによって、容器蓋体12が容器本体11に取り付けられる。つまり、容器蓋体12の押圧部122が、開口面111からねじ込まれ、容器本体11に嵌合することによって、容器蓋体12が容器本体11に取り付けられることになる。これは、容器本体11の嵌合部112と容器蓋体12の嵌合溝123とが嵌合することによって、容器蓋体12が容器本体11に取り付けられると言い換えることができる。
押圧部122の形状は塩Sに当接する接触面1221を有する形状であれば円柱形状に限られるものではなく、さらには接触面1221が平面でなく曲面や凹凸のある面であってもよい。例えば押圧部122の上部を半球形状とし、曲面を塩Sに当接する接触面1221としてもよい。
容器本体11に収容される塩Sは、例えば海水から製造された天然粗塩等、押し固めたときにある程度形状を維持できる盛り塩用の塩である。盛り塩に適用できる塩であれば、岩塩や化学的に精製された塩、添加物が添加された塩であってもよいし、塩の粒径や色等によって限定されることもない。
本実施形態においては、図2に示すように、容器蓋体12を容器本体11に取り付けた状態において、押圧部122の接触面1221が容器本体11の開口面111よりも容器本体11の内側方向に位置している。
上述の本実施形態の塩の包装体1の製造工程を説明する。まず、容器本体11に塩Sを充填する。このとき、塩Sを容器本体11の開口面111まで充填し、あとで容器蓋体12を容器本体11に取り付ける際、容器蓋体12の押圧部122が容器本体11にねじ込まれたときに塩Sが容器本体11の収容空間の形状に合わせて押し固められ、容器本体11の収容空間が盛り塩の型枠として機能するようにする。容器本体11に充填される塩Sの量は、塩Sの種類や押圧部122の大きさ等によって適宜調整される。
続いて、容器蓋体12を、押圧部122の接触面1221が塩Sに接するように、容器本体11に充填した塩Sの上に載せ、押圧部122を容器本体11の内側方向に押し込みながら嵌合部112にねじ込むようにして、容器蓋体12を容器本体11に取り付ける。このとき、押圧部122の雄ネジ部124と嵌合部112の雌ネジ部113とが螺合することによって、容器蓋体12が容器本体11に取り付けられる。
本実施形態の塩の包装体1を使用するときは、図5に示すように、容器蓋体12を下にして、容器本体11を回して容器蓋体12から取り外す。容器本体11を塩の包装体1から取り外すだけで、図6に示すように、容器本体11の収容空間で押し固められ、盛り塩に適した形状に整形された塩Sが、容器蓋体12の載置面121上に載置された状態となる。
本実施形態の塩の包装体1は、図2に示すように、押圧部122の接触面1221が開口面111よりも容器本体11の内側方向に位置するように容器蓋体12を容器本体11に取り付けることにより、容器本体11に充填された塩Sが、押圧部122によって押し固められて容器本体11に収容された状態となっている。そして容器蓋体12が、容器本体11に取り付けられる側が載置面121となった皿形状を有しているため、容器蓋体12を下にした状態で塩の包装体1から容器本体11を取り外すだけで、見栄え良く一定形状に成形された盛り塩を皿形状の容器蓋体12の上に簡易かつ迅速に成形することができ、成形した盛り塩を皿に載せる必要もない。また、盛り塩を一回分ずつ個包装にすることにより、盛り塩を交換するたびに成形作業を行う必要がなく、作業時に手に塩が付着したり、周りに塩が散乱したりすることもない。さらに、大袋に入った塩を小分けにして使用するわけではないため、開封後に湿気を気にする必要もなくなる。
また、本実施形態の塩の包装体1は、押圧部122の雄ネジ部124と嵌合部112の雌ネジ部113とが螺合することによって、容器蓋体12が容器本体11に取り付けられる構造を有しているため、盛り塩用の塩Sを充填した容器本体11に容器蓋体12をねじ込んでいくことにより、押圧部122が塩Sを容器本体11の内側方向に押し込んでいくため、さほど力を入れることなく容易に容器本体11に充填された塩Sを押圧部122によって押し固めることができる。また、さほど力を入れることなく容器本体11を回しながら容器蓋体12から取り外すことができるので、成形された盛り塩が崩れることなく容易に塩の包装体1から容器本体11を取り外すことができる。
本実施形態の塩の包装体1では、接触面1221が平面であることにより、塩の包装体1から容器本体11を取り外した際に載置面121上に形成される盛り塩が、安定した状態で容器蓋体12上に載置される。また、接触面1221が載置面121と同一面上に位置することにより、見映えよく皿に載せた盛り塩を成形することができる。さらに、押圧部122が容器蓋体12の載置面121の中心付近に形成されていることにより、塩の包装体1から容器本体11を取り外した際に、皿形状の容器蓋体12の中心付近に成形した盛り塩ができるため、見映えよく皿に載せた盛り塩を成形することができる。
続いて、本発明の変形例を説明する。図7は、本発明の変形例を示す断面説明図であり、(a)は本発明の変形例1の塩の包装体1Aの断面説明図、(b)は本発明の変形例2の塩の包装体1Bの断面説明図である。
[変形例1]
変形例1の塩の包装体1Aは、図7(a)に示すように、全体が略円錐形状を有する容器本体11Aに、皿形状を有する容器蓋体12Aが取り付けられ、容器本体11Aと容器蓋体12Aとによって構成される容器の内部に盛り塩用の塩Sが収容されたものである。容器本体11A及び容器蓋体12Aの構成は、容器蓋体12Aを容器本体11Aに取り付けるための構造が異なる以外、上記実施形態で説明した塩の包装体1と同じである。
具体的には、容器本体11Aにおいては、嵌合部112Aの内周面ではなく、嵌合部112Aの外周面に雄ネジ部113Aが形成されている。また、容器蓋体12Aにおいては、押圧部122Aの外周面(つまり嵌合溝123Aの内周壁面)ではなく、嵌合溝123Aの外周壁面に雌ネジ部124Aが形成されている。この嵌合溝123Aの外周壁面に形成された雌ネジ部124Aと、嵌合部112Aの外周面に形成された雄ネジ部113Aとが螺合することによって、容器蓋体12Aが容器本体11Aに取り付けられる。
[変形例2]
変形例2の塩の包装体1Bは、図7(b)に示すように、全体が略円錐形状を有する容器本体11Bに、皿形状を有する容器蓋体12Bが取り付けられ、容器本体11Bと容器蓋体12Bとによって構成される容器の内部に盛り塩用の塩Sが収容されたものである。容器本体11B及び容器蓋体12Bの構成は、容器蓋体12Bにおける押圧部122Bの形状や、容器蓋体12Bを容器本体11Bに取り付けるための構造が異なる以外、上記実施形態で説明した塩の包装体1と同じである。変形例2では、上記実施形態や変形例1とは異なり、円柱形状の押圧部122Bを、容器蓋体12Bの載置面121Bにリング状の溝を切って設けるのではなく、載置面121Bに突設することによって形成している。
具体的には、容器蓋体12Bの押圧部122Bは、載置面121Bから容器本体11Bへの取り付け方向に張り出した円柱形状に形成されている。押圧部122Bの外周面には雄ネジ部124Bが形成されている。容器本体11Bの嵌合部112Bの内周面には雌ネジ部113Bが形成されており、押圧部122Bの外周面に形成された雄ネジ部124Bと、嵌合部112Bの内周面に形成された雌ネジ部113Bとが螺合することによって、容器蓋体12Bが容器本体11Bに取り付けられる。
以上、本発明に係る塩の包装体及びその製造方法について図面に基づいて説明してきたが、本発明は上記実施形態に限定されることはなく、種々の変更実施が可能である。例えば、容器蓋体を容器本体に取り付けるために、雄ネジ部と雌ネジ部とを組み合わせた螺合構造を採用せず、単純に容器蓋体に突設した押圧部を容器本体の開口面から挿し込んで嵌合させる構造としてもよい。
1 塩の包装体
11 容器本体
111 開口面
112 嵌合部
12 容器蓋体
121 載置面
122 押圧部
1221 接触面
123 嵌合溝

Claims (8)

  1. 錐形の収容空間を有し、該収容空間の底面が開口面となった容器本体と、
    前記開口面を塞ぐように前記容器本体に取り付けられ、前記容器本体に取り付けられる側が載置面となった皿形状を有する容器蓋体と、
    前記容器本体に収容される盛り塩用の塩と、を備え、
    前記容器蓋体の前記載置面には、前記塩に接触する接触面を有する押圧部が形成されており、
    前記容器蓋体の前記押圧部が、前記開口面から前記容器本体に嵌合することによって、前記容器蓋体が前記容器本体に取り付けられ、
    前記容器蓋体を前記容器本体に取り付けた状態において、前記容器蓋体の前記押圧部の前記接触面が、前記容器本体の前記開口面よりも前記容器本体の内側方向に位置することを特徴とする、塩の包装体。
  2. 前記押圧部が前記容器蓋体の前記載置面の中心付近に形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の塩の包装体。
  3. 前記容器本体の前記開口面側には、前記容器蓋体に嵌合する円筒形状の嵌合部が形成されており、該嵌合部の端面が前記開口面であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の塩の包装体。
  4. 前記容器蓋体の前記押圧部が、前記載置面にリング状の嵌合溝を形成することによって円柱形状に形成されており、前記嵌合部と前記嵌合溝とが嵌合することによって、前記容器蓋体が前記容器本体に取り付けられることを特徴とする、請求項3に記載の塩の包装体。
  5. 前記容器蓋体の前記押圧部が、前記載置面から前記容器本体への取り付け方向に張り出した円柱形状に形成されており、前記嵌合部と前記押圧部とが嵌合することによって、前記容器蓋体が前記容器本体に取り付けられることを特徴とする、請求項3に記載の塩の包装体。
  6. 前記押圧部の外周面に雄ネジ部が形成されているとともに、前記嵌合部の内周面に雌ネジ部が形成されており、
    前記雄ネジ部と前記雌ネジ部とが螺合することによって、前記容器蓋体が前記容器本体に取り付けられることを特徴とする、請求項4又は5に記載の塩の包装体。
  7. 前記嵌合溝の外周壁面に雌ネジ部が形成されているとともに、前記嵌合部の外周面に雄ネジ部が形成されており、
    前記雌ネジ部と前記雄ネジ部とが螺合することによって、前記容器蓋体が前記容器本体に取り付けられることを特徴とする、請求項4に記載の塩の包装体。
  8. 錐形の収容空間を有し、該収容空間の底面が開口面となった容器本体と、前記開口面を塞ぐように前記容器本体に取り付けられ、前記容器本体に取り付けられる側が載置面となった皿形状を有する容器蓋体であって、前記載置面に押圧部が形成された容器蓋体と、前記容器本体に収容される盛り塩用の塩とを備えた塩の包装体の製造方法であって、
    前記容器本体に前記塩を充填し、
    前記押圧部が前記塩に接するように、前記容器蓋体を前記容器本体に充填した前記塩の上に載せ、
    前記押圧部を前記容器本体の内側方向に押し込みながら、前記容器蓋体を前記容器本体に取り付けることを特徴とする、塩の包装体の製造方法。
JP2018220766A 2018-11-26 2018-11-26 塩の包装体、塩の包装体の製造方法 Active JP6475890B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018220766A JP6475890B1 (ja) 2018-11-26 2018-11-26 塩の包装体、塩の包装体の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018220766A JP6475890B1 (ja) 2018-11-26 2018-11-26 塩の包装体、塩の包装体の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6475890B1 true JP6475890B1 (ja) 2019-02-27
JP2020081407A JP2020081407A (ja) 2020-06-04

Family

ID=65516998

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018220766A Active JP6475890B1 (ja) 2018-11-26 2018-11-26 塩の包装体、塩の包装体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6475890B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021155105A (ja) * 2020-03-30 2021-10-07 有限会社静岡木工 盛り塩とそれを充填した容器の構成体

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7150362B1 (ja) * 2021-08-24 2022-10-11 株式会社未来造形 塩の包装体、塩の包装体の製造方法、塩の成形器

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006158575A (ja) * 2004-12-06 2006-06-22 Kiyoko Ichida 盛塩容器
JP3128754U (ja) * 2006-10-19 2007-01-25 秀一 名取 太宰府紅白盛り塩
JP3179835U (ja) * 2012-08-29 2012-11-22 麻美 星本 塩を錐形状に盛り、なおかつ計量もできる容器
JP3180635U (ja) * 2012-10-17 2012-12-27 有限会社やながわ 盛塩用容器

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006158575A (ja) * 2004-12-06 2006-06-22 Kiyoko Ichida 盛塩容器
JP3128754U (ja) * 2006-10-19 2007-01-25 秀一 名取 太宰府紅白盛り塩
JP3179835U (ja) * 2012-08-29 2012-11-22 麻美 星本 塩を錐形状に盛り、なおかつ計量もできる容器
JP3180635U (ja) * 2012-10-17 2012-12-27 有限会社やながわ 盛塩用容器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021155105A (ja) * 2020-03-30 2021-10-07 有限会社静岡木工 盛り塩とそれを充填した容器の構成体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020081407A (ja) 2020-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6475890B1 (ja) 塩の包装体、塩の包装体の製造方法
JP6475889B1 (ja) 塩の包装体、塩の包装体の製造方法
KR101091880B1 (ko) 도자기 용기의 제조방법
JP7150362B1 (ja) 塩の包装体、塩の包装体の製造方法、塩の成形器
JP3027690B2 (ja) 繊維強化プラスチック成形品の製造方法
JP2006296347A (ja) 飾り鏡餅
EP3369548B1 (en) Case and method for producing case
JP2015199696A (ja) 湿式固形化粧料およびその製造方法、並びに多色湿式固形化粧料、その製造方法、およびそれに用いられる仕切り型
JP2005112444A (ja) アンダーカットを有する広口容器本体及びその無理抜き金型構造
JP2002153374A (ja) 包装鏡餅
JP7387172B2 (ja) 樹脂製容器
JP5498712B2 (ja) 広口容器本体
JP2007326593A (ja) 容器
JP4161350B2 (ja) 陶磁器製ねじ式蓋及びその製造法
JP2002320456A (ja) 米飯の成形型及び弁当箱
JP3206009U (ja) 食材成形具
FR2677332A1 (fr) Piece en matiere plastique telle que bouchon decore et son procede de fabrication.
JP3079739U (ja) 靴形包装容器
JP4757435B2 (ja) 樹脂皿およびその製法
JPH0740493Y2 (ja) 粉末成形用金型への原料供給装置
JPS5812747Y2 (ja) 弾性栓
JP6188119B2 (ja) 鏡餅飾り
JP3035624U (ja) 美術砂糖容器
KR20200039494A (ko) 다용도 컵 제조 용기
JPH09290863A (ja) 錠剤用緩衝材

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181204

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20181204

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20190107

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190129

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190201

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6475890

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150