JP6475057B2 - 組立梱包箱 - Google Patents

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本発明は、一枚のシートが折り曲げられて多角筒状に形成された組立梱包箱に関する。
例えば、特許文献1に記載の紙容器では、取出口を開閉する蓋板に係合切れ目が設けられ、当該係合切れ目が差し込まれる円弧状部が設けられている。そして、利用者は、係合切れ目を円弧状部に対して抜き差しすることにより、蓋板を上板パネルに対して固定又は解除できる。
特開2003−128055号公報
特許文献1に記載の発明では、シートを折り曲げる等して箱状の容器を構成するものである。このため、シートの折り曲げ位置や貼り合わせ位置が不適切であると、係合切れ目に対する円弧状部の位置がずれてしまい、係合切れ目を円弧状部に対して抜き差しすることができなくなる、といった不具合が発生する可能性が高い。
本発明は、上記点に鑑み、上記のような不具合の発生を抑制することを目的とする。
本願では、一枚のシート(S)が折り曲げられて多角筒状に形成され、かつ、当該シート(S)の一端側(S1)と他端側(S2)とが貼り合わされた収容シリンダ(2)であって、物品が収容される収容空間(2A)を構成するとともに、多角筒の軸線方向と直交する方向に向けて開口した開口部(2B)が設けられた収容シリンダ(2)と、開口部(2B)を閉塞する閉塞位置と当該閉塞位置からずれた開放位置との間で揺動可能な蓋部(3)であって、シート(S)のうち貼り合わされた一端側(以下、外側フラップ(S1)という。)及び他端側(以下、内側フラップ(S2)という。)により構成された蓋部(3)とを備え、シート(S)のうち開口部(2B)が形成された部位を内側意匠面(S3)としたとき、内側フラップ(S2)は、折り線(L1)を介して当該内側意匠面(S3)と連接し、かつ、蓋部(3)が閉塞位置にあるときに内側意匠面(S3)に接触し、内側フラップ(S2)には、内側意匠面(S3)に設けられた切り込み部(4A)に差込可能な差込片(4B)が設けられ、外側フラップ(S1)は、蓋部(3)が閉塞位置にあるときに、差込片(4B)及び切り込み部(4A)を覆うことを特徴とする。
これにより、本発明では、切り込み部(4A)に対する差込片(4B)の相対位置は、シート(S)の折り曲げ位置や貼り合わせ位置に影響されることなく、折り曲げる前のシート(S)(以下、展開シート(S)という。)に切り込み部(4A)及び差込片(4B)を形成するときの位置精度となる。
そして、切り込み部(4A)及び差込片(4B)を展開シート(S)に形成する際の位置精度は、シート(S)の折り曲げ位置や貼り合わせ位置の精度に比べて、一般的に極めて高い位置精度である。したがって、本発明では、切り込み部(4A)に差込片(4B)を抜き差しすることができない、といった不具合が発生することを効果的に抑制できる。
また、外側フラップ(S1)は、蓋部(3)が閉塞位置にあるときに、差込片(4B)及び切り込み部(4A)を覆うので、開口部(2B)が蓋部(3)により閉塞されたときの外観意匠を良好なものとすることが可能となる。
なお、本発明は、以下のように構成してもよい。
請求項2に記載の発明では、外側フラップ(S1)のうち差込片(4B)の先端に対応する部位には、差込片(4B)から離間するように外側に膨らんだ膨出部(4C)が設けられていることを特徴とする。
これにより、請求項2に記載の発明では、利用者は、差込片(4B)を切り込み部(4A)に対して容易に抜き差しすることが可能となる。
因みに、上記各手段等の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段等との対応関係を示す一例であり、本発明は上記各手段等の括弧内の符号に示された具体的手段等に限定されるものではない。
本発明の実施形態に係る組立梱包箱1の斜視図である。 本発明の実施形態に係る組立梱包箱1の側面図である。 本発明の実施形態に係る組立梱包箱1の展開図である。 本発明の実施形態に係る組立梱包箱1の組立途中を示す図である。 本発明の実施形態に係る組立梱包箱1において開口部2Bが閉塞された状態を示す図である。
以下に説明する「発明の実施形態」は実施形態の一例を示すものである。つまり、特許請求の範囲に記載された発明特定事項等は、下記の実施形態に示された具体的手段や構造等に限定されるものではない。
本実施形態は、見本品等を収納する組立梱包箱に本発明を適用したものである。各図に付された方向を示す矢印等は、各図相互の関係を理解し易くするために記載したものである。本発明は、各図に付された方向に限定されるものではない。
少なくとも符号を付して説明した部材又は部位は、「複数」や「2つ以上」等の断りをした場合を除き、少なくとも1つ設けられている。以下、本発明の実施形態を図面と共に説明する。
(第1実施形態)
1.組立梱包箱の構造
図1は本実施形態に係る組立梱包箱1を示す。組立梱包箱1は、図2に示すように、収容シリンダ2及び蓋部3を有する。収容シリンダ2は物品を収容する収容空間2Aを構成する。蓋部3は、収容シリンダ2に設けられた開口部2Bを閉塞するための部位である。
組立梱包箱1は、図3に示す一枚のシートSから構成されている。収容シリンダ2は、シートSが折り曲げられて多角筒状(本実施形態では四角筒状)に形成されたものある。
具体的には、収容シリンダ2は、シートSの一端側S1と他端側S2とが貼り合わされて四角筒状に構成されている(図4参照)。収容シリンダ2には、図1に示すように、開口部2Bが設けられている。開口部2Bは、四角筒の軸線方向L2(図1の左右方向)と直交する方向(図1では、上向き)に向けて開口している。
蓋部3は、図2に示すように、開口部2Bを閉塞する閉塞位置と当該閉塞位置からずれた開放位置との間で揺動可能である。当該蓋部3は、シートSのうち貼り合わされた一端側S1(以下、外側フラップS1という。)及び他端側S2(以下、内側フラップS2という。)により構成されている。
内側フラップS2は、図1に示すように、折り線L1を介して内側意匠面S3と連接し、かつ、蓋部3が閉塞位置にあるときに内側意匠面S3に接触する。内側意匠面S3とは、シートSのうち開口部2Bが形成された部位をいう。つまり、内側意匠面S3とは、四角筒状に構成された収容シリンダ2の外周面うち開口部2Bを除く部位をいう。
内側フラップS2のうち折り線L1側には、図3に示すように、折り線L1に近づくほど、幅寸法W2が大きくなるテーパ部S4が設けられている。幅寸法W2とは、内側フラップS2のうち軸線方向L2と平行な部位の寸法という。
内側フラップS2の幅寸法W2は外側フラップS1の幅寸法W1より小さい。つまり、内側フラップS2のうち折り線L1を除く部位の幅寸法W2は外側フラップS1の幅寸法W1より小さい。
内側フラップS2には、図1に示すように、切り込み部4Aに差込可能な差込片4Bが設けられている。切り込み部4Aは内側意匠面S3に設けられている。そして、蓋部3が閉塞位置にあるとき、つまり、蓋部3が内側意匠面S3と接触しているときには、図5に示すように、差込片4B及び切り込み部4Aは外側フラップS1により覆われた状態となる。
外側フラップS1のうち差込片4Bの先端に対応する部位には、図2に示すように、差込片4Bから離間するように外側に膨らんだ膨出部4Cが設けられている。なお、収容シリンダ2の軸線方向両端側は、図4に示すように、複数の閉塞フラップ5A〜5Fにより閉塞される。
2.組立梱包箱の特徴
本実施形態に係る組立梱包箱は、一枚のシートSが折り曲げられて多角筒状に形成され、かつ、外側フラップS1と内側フラップS2とが貼り合わされた収容シリンダ2が構成されている。そして、外側フラップS1と内側フラップS2とが貼り合わされて蓋部3が構成され、内側フラップS2は、折り線L1を介して内側意匠面S3と連接している。
これにより、本実施形態では、切り込み部4Aに対する差込片4Bの相対位置は、シートSの折り曲げ位置や貼り合わせ位置に影響されることなく、折り曲げる前のシートS(以下、展開シートSという。)に切り込み部4A及び差込片4Bを形成するときの位置精度となる。
そして、切り込み部4A及び差込片4Bを展開シートSに形成する際の位置精度は、シートSの折り曲げ位置や貼り合わせ位置の精度に比べて、一般的に極めて高い位置精度である。したがって、本実施形態では、切り込み部4Aに差込片4Bを抜き差しすることができない、といった不具合が発生することを効果的に抑制できる。
外側フラップS1は、蓋部3が閉塞位置にあるときに、差込片4B及び切り込み部4Aを覆うので、開口部2Bが蓋部3により閉塞されたときの外観意匠を良好なものとすることが可能となる。
本実施形態では、外側フラップS1のうち差込片4Bの先端に対応する部位には、差込片4Bから離間するように外側に膨らんだ膨出部4Cが設けられている。これにより、利用者は、差込片4Bを切り込み部4Aに対して容易に抜き差しすることが可能となる。
(その他の実施形態)
上述の実施形態に係る組立梱包箱1は扁平四角筒状であったが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、三角筒状又は五角筒状等であってもよい。
上述の実施形態では、テーパ部S4が設けられていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、テーパ部S4を廃止してもよい。
また、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。
1… 組立梱包箱
2… 収容シリンダ
2A… 収容空間
2B… 開口部
3… 蓋部
4A… 切り込み部
4B… 差込片
4C… 膨出部
5A〜5F… 閉塞フラップ
S1… 外側フラップ
S2… 内側フラップ
S3… 内側意匠面
S4… テーパ部

Claims (4)

  1. 一枚のシートが折り曲げられて多角筒状に形成され、かつ、当該シートの一端側と他端側とが貼り合わされた収容シリンダであって、物品が収容される収容空間を構成するとともに、当該多角筒の軸線方向と直交する方向に向けて開口した開口部が設けられた収容シリンダと、
    前記開口部を閉塞する閉塞位置と当該閉塞位置からずれた開放位置との間で揺動可能な蓋部であって、前記シートのうち貼り合わされた一端側(以下、外側フラップという。)及び他端側(以下、内側フラップという。)により構成された蓋部とを備え、
    前記シートのうち前記開口部が形成された部位を内側意匠面としたとき、前記内側フラップは、折り線を介して当該内側意匠面と連接し、かつ、前記蓋部が前記閉塞位置にあるときに前記内側意匠面に接触し、
    前記内側フラップには、前記内側意匠面に設けられた切り込み部に差込可能な差込片が設けられ、
    前記外側フラップは、前記蓋部が前記閉塞位置にあるときに、前記差込片及び前記切り込み部を覆うことを特徴とする組立梱包箱。
  2. 前記外側フラップのうち前記差込片の先端に対応する部位には、前記差込片から離間するように外側に膨らんだ膨出部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の組立梱包箱。
  3. 前記内側フラップのうち前記軸線方向と平行な部位の寸法(以下、幅寸法という。)は、前記外側フラップのうち前記軸線方向と平行な部位の寸法より小さいことを特徴とする請求項1又は2に記載の組立梱包箱。
  4. 前記内側フラップのうち前記軸線方向と平行な部位の寸法を幅寸法としたとき、
    前記内側フラップのうち前記折り線側には、当該折り線に近づくほど、前記幅寸法が大きくなるテーパ部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の組立梱包箱。
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