JP6474740B2 - 視野計 - Google Patents
視野計 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6474740B2 JP6474740B2 JP2015562807A JP2015562807A JP6474740B2 JP 6474740 B2 JP6474740 B2 JP 6474740B2 JP 2015562807 A JP2015562807 A JP 2015562807A JP 2015562807 A JP2015562807 A JP 2015562807A JP 6474740 B2 JP6474740 B2 JP 6474740B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- target
- area
- inspection
- target presentation
- upper limit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000007689 inspection Methods 0.000 claims description 167
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 claims description 128
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 19
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 claims description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 208000030533 eye disease Diseases 0.000 description 7
- 208000010412 Glaucoma Diseases 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 2
- 230000003902 lesion Effects 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 210000001525 retina Anatomy 0.000 description 1
- 230000002207 retinal effect Effects 0.000 description 1
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 1
- 238000011179 visual inspection Methods 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B3/00—Apparatus for testing the eyes; Instruments for examining the eyes
- A61B3/02—Subjective types, i.e. testing apparatus requiring the active assistance of the patient
- A61B3/024—Subjective types, i.e. testing apparatus requiring the active assistance of the patient for determining the visual field, e.g. perimeter types
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B3/00—Apparatus for testing the eyes; Instruments for examining the eyes
- A61B3/0016—Operational features thereof
- A61B3/0025—Operational features thereof characterised by electronic signal processing, e.g. eye models
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B3/00—Apparatus for testing the eyes; Instruments for examining the eyes
- A61B3/0016—Operational features thereof
- A61B3/0033—Operational features thereof characterised by user input arrangements
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B3/00—Apparatus for testing the eyes; Instruments for examining the eyes
- A61B3/0016—Operational features thereof
- A61B3/0041—Operational features thereof characterised by display arrangements
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B3/00—Apparatus for testing the eyes; Instruments for examining the eyes
- A61B3/0016—Operational features thereof
- A61B3/0041—Operational features thereof characterised by display arrangements
- A61B3/0058—Operational features thereof characterised by display arrangements for multiple images
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Medical Informatics (AREA)
- Surgery (AREA)
- Biophysics (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Ophthalmology & Optometry (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Eye Examination Apparatus (AREA)
Description
視野検査を行いたい領域(図2の符号B、図3(a) 〜(c) 及び図4の符号B1〜B3参照。)を“検査領域”とし、視野検査を行う時間の上限(Tmax)を“上限時間”とし、視標を呈示する領域(図3(a) 〜(c) の符号E1〜E3参照)を“視標呈示領域”とし、該視標呈示領域にて視標を呈示する箇所(図4の符号P1,…参照)を“視標呈示箇所”とした場合に、
過去の視野検査の結果を示す画像又は眼底画像(以下、これらの画像を“指定用画像”と総称する。図2、図3(a) 〜(c) 及び図4の符号A参照)を表示すると共に該指定用画像(A)上で前記検査領域を指定できるように構成された検査領域指定手段(2)と、 該指定された検査領域(B,B1〜B3)に基づいて前記視標呈示領域(E1〜E3)を決定する視標呈示領域決定手段(3)と、
該視標呈示領域における視標呈示箇所(P1,…)の総数又は前記上限時間(Tmax)(以下、“上限条件”と総称する)を設定するための上限条件設定手段(4)と、
該上限条件(Tmax)以下の条件で視野検査が終了するように各視標呈示箇所の位置を決定する視標呈示位置決定手段(5)と、
該視標呈示位置決定手段(5)により決定された各位置に所定の輝度の視標を順次呈示する視標呈示手段(6)と、
呈示される視標を視認した被検者により操作される操作手段(7)と、
前記視標呈示手段(6)及び前記操作手段(7)からの信号に基づき検査結果を判定する検査結果判定手段(8)と、を備えたことを特徴とする。
前記視標呈示位置決定手段(5)は、前記上限条件設定手段(4)により前記上限時間(Tmax)が設定された場合には前記視標呈示箇所の総数と位置を決定し、前記上限条件設定手段(4)により視標呈示箇所の総数が設定された場合には各視標呈示箇所の位置を決定するように構成されたことを特徴とする。
前記視標呈示手段(6)は、前記第1の状態である場合には前記検査領域(B1)中に視標を呈示し、前記第2の状態である場合には前記離間領域(C2)及び前記検査領域(B2)の両方に視標を呈示するように構成されたことを特徴とする。
前記視標呈示位置決定手段(5)は、過去の視野検査における視標呈示箇所の少なくとも1つを、今回の視野検査における視標呈示箇所として決定するように構成されたことを特徴とする。
全ての視標呈示箇所についての検査が前記上限時間(Tmax)内に終了するか否かの予測を、前記進行状況確認手段(9)が確認した進行状況に基づいて行う終了時間予測手段(10)と、
全ての視標呈示箇所についての検査が前記上限時間(Tmax)内に終了しないと前記終了時間予測手段(10)が予測した場合に一部の視標呈示箇所についての視標呈示を行わないように前記視標呈示手段(6)を制御する視標呈示制御手段(11)と、を備えたことを特徴とする。
前記視標呈示制御手段(11)は、優先順位の低い箇所についての視標呈示を省略するように構成された、ことを特徴とする。
全ての視標呈示箇所についての検査が前記上限時間(Tmax)内に終了するか否かの予測を、前記進行状況確認手段(9)が確認した進行状況に基づいて行う終了時間予測手段(10)と、
全ての視標呈示箇所についての検査が前記上限時間(Tmax)内に終了しないと前記終了時間予測手段(10)が予測した場合に一部の視標呈示箇所についての視標呈示を行わないように前記視標呈示手段(6)を制御する視標呈示制御手段(11)と、
を備え、
前記視標呈示領域決定手段(3)は、前記指定用画像(A)中において前記検査領域が占める面積又は長さについての割合(以下、“検査領域占有率”とする)が所定の基準値以上である場合(図3(a) 参照。以下、“第1の状態”とする)には前記検査領域(B1)が前記視標呈示領域(E1)であると決定し、該検査領域占有率が該所定の基準値未満である場合(図3(b) 参照。以下、“第2の状態”とする)には前記検査領域(B2)から上下方向や斜め方向や左右方向に離れた領域(以下、“離間領域”とする)(C2)及び前記検査領域(B2)の両方を前記視標呈示領域(E2)と決定するように構成され、
前記視標呈示手段(6)は、前記第1の状態である場合には前記検査領域(B1)中に視標を呈示し、前記第2の状態である場合には前記離間領域(C2)及び前記検査領域(B2)の両方に視標を呈示するように構成され、
前記視標呈示制御手段(11)は、全ての視標呈示箇所についての検査が前記上限時間(Tmax)内に終了しないと前記終了時間予測手段(10)が予測した場合であって、かつ前記第2の状態である場合には、前記離間領域(C2)における一部の視標呈示箇所についての視標呈示を行わないように前記視標呈示手段(6)を制御するように構成されたことを特徴とする。
・ “過去の視野検査の結果を示す画像(以下、“視野検査結果画像”とする)”又は“視野検査の結果を示さない通常の眼底画像(図2、図3(a) 〜(c) 及び図4の符号A参照。以下、前記視野検査結果画像及び前記眼底画像を“指定用画像”と総称する。)”を表示すると共に視野検査を行いたい領域(図2の符号B、図3(a) 〜(c) 及び図4の符号B1〜B3参照。以下、“検査領域”とする)を前記指定用画像A上で指定できるように構成された検査領域指定手段2と、
・ 該指定された検査領域B,B1〜B3に基づいて、視標を実際に呈示する領域(図3(a) 〜(c) の符号E1〜E3参照。以下、“視標呈示領域”とする)を決定する視標呈示領域決定手段3と、
・ “視野検査を行う時間の上限(以下、“上限時間”とする)Tmax”又は“前記視標呈示領域中にて視標を呈示する箇所(以下、“視標呈示箇所”とする)の総数”(以下、これらの上限時間及び総数を“上限条件”とする)を設定するための上限条件設定手段4と、
・ 該上限条件以下の条件(つまり、前記上限時間以下の時間や、前記総数以下の数の視標呈示箇所)で視野検査が終了するように少なくとも各視標呈示箇所の位置を決定する視標呈示位置決定手段5と、
・ 該視標呈示位置決定手段5により決定された各位置に所定の輝度の視標を順次呈示する視標呈示手段6と、
・ 呈示される視標を視認した被検者により操作される操作手段7と、
・ 前記視標呈示手段6及び前記操作手段7からの信号に基づき検査結果を判定する検査結果判定手段8と、
を備えている。
上述した検査領域指定手段2は、例えば図2に例示するように、
・ 液晶ディスプレイ等のモニター部20と、
・ 被検者の眼底画像Aや視野検査結果画像(不図示)を該モニター部20に表示できるように構成されたモニター駆動部(不図示)と、
・ 該モニター部20の画面上で前記検査領域Bを指定するための入力手段21と、により構成すると良い。図2に例示する入力手段21はマウスであるが、もちろんこれに限られるものではなく、スタイラスペンや、その他の公知の入力手段を用いても良い。また、図2に例示する検査領域Bは矩形状であるが、もちろんこれに限られるものではなく、その他の形状(例えば、円形や、任意の形状)であっても良い。
ところで、視野検査を行いたい領域(検査領域)の広さは患者によって異なる。例えば、ある患者(被検者)の場合にはかなり広い領域を検査しなければならないかも知れないし(例えば、図3(a) の符号B1参照)、別の患者の場合には極めて狭い領域を検査すれば足りるかも知れない(図3(b) (c) の符号B2,B3参照)。しかし、検査領域が狭い場合にその領域だけに視標を呈示していくと、視標が呈示される大体の領域を患者は予測してしまい、該予測の影響を受けて正確な検査結果が得られないというおそれがある。そこで、本発明における前記視標呈示領域決定手段3は、
・ 図3(a) に例示するように、指定用画像A中(つまり、眼底のエリア中)において前記検査領域B1が占める割合(面積又は長さについての割合であって、以下、“検査領域占有率”とする)が所定の基準値以上である場合(以下、“第1の状態”とする)には前記検査領域B1が前記視標呈示領域E1であると決定し、
・ 図3(b) 及び(c) に例示するように、該検査領域占有率が該所定の基準値未満である場合(以下、“第2の状態”とする)には前記検査領域B2,B3から上下方向や斜め方向や左右方向に離れた領域(以下、“離間領域”とする)C2,C3及び前記検査領域B2,B3の両方を前記視標呈示領域E2,E3と決定する、
ように構成しておくと良い。そして、前記視標呈示手段6は、前記第1の状態である場合には前記検査領域B中に視標を呈示し、前記第2の状態である場合には前記離間領域C及び前記検査領域Bの両方に視標を呈示するように構成しておくと良い。ここで、“所定の基準値”とは、具体的には、指定用画像A中(つまり、眼底のエリア中)の面積又は最大長さ(つまり、略円上である指定用画像Aの直径)の60%とか70%とかの値であって、視野の全体に視標を呈示して検査を行った場合とほぼ同等の検査精度を期待できる値である。前記第1の状態の場合(つまり、検査領域占有率が所定の基準値以上の場合)には、検査領域Bそのものが十分に広いので視標呈示箇所を被検者が予測することが困難となり、被検者の予測の影響を受けない正確な検査結果を得ることができる。また、前記第2の状態の場合(つまり、検査領域占有率が所定の基準値未満の場合)には、前記検査領域Bだけでなく該検査領域Bから離間した箇所(つまり、前記離間領域C)にも視標が呈示されることとなるので、視標呈示箇所を被検者が予測することが困難となり、被検者の予測の影響を受けない正確な検査結果を得ることができる。なお、前記第2の状態の場合には、前記検査領域Bでの視標の呈示、及び前記離間領域Cでの視標の呈示の全てが前記上限条件以下の条件で行われることとなる。また、離間領域Cは1つでも複数でも良い。さらに、前記視標呈示領域決定手段3は、検査領域の面積又は長さのいずれかだけを前記所定の基準値と比較するようにしても良いが、
・ 検査領域の縦横の寸法比が1に近い(つまり、検査領域の縦横の寸法がほぼ同等である)場合には前記検査領域の“面積”が前記所定の基準値以上か未満かを判断するように構成され、
・ 検査領域の縦横の寸法比が極端に異なる場合には前記検査領域の“最大長さ”が前記所定の基準値以上か未満かを判断するように構成されている、
ようにしても良い。
前記上限条件設定手段4としては、種々のものを挙げることができ、例えば、
・ 画面にグラフィカルユーザインターフェイス(及び、該インターフェイス上で上限件を設定するためのポインティングデバイス)や、
・ 視野計に取り付けられた何らかのスイッチ(例えば、ダイヤルスイッチ)、などを挙げることができる。この上限条件設定手段4は、“上限時間Tmax”又は“視標呈示箇所の総数”のいずれか一つを設定するためのものであり、具体的には、
・ 上限時間Tmaxのみを設定できる機能を有するもの
・ 視標呈示箇所の総数のみを設定できる機能を有するもの
・ “上限時間Tmax”及び“視標呈示箇所の総数”の両方を設定できる機能を有するものであって、検者等が必要に応じて選択できるようにしたものを挙げることができる。
前記視標呈示位置決定手段5は、
・ 前記上限条件設定手段4により前記上限時間Tmaxが設定された場合には前記視標呈示領域Eにおける視標呈示箇所の総数Nと位置とを決定し、
・ 前記上限条件設定手段4により視標呈示箇所の総数が設定された場合には各視標呈示箇所の位置を決定する、
ように構成されていると良い。また、前記視標呈示手段6は、各視標呈示箇所にて輝度を段階的に変化させながら視標を複数回呈示するように構成されているので(詳細は後述する)、前記視標呈示位置決定手段5は、
・ 各視標呈示箇所において視標を呈示する回数(つまり、それぞれの視標呈示箇所において輝度を段階的に変化させながら視標を呈示するときのその呈示回数であって、図5に示す例では(1)〜(4)の4回)
を決定し得るように構成されていると良い。ここで、
・ 設定する上限時間をTmaxとし、
・ 1つの視標呈示箇所について検査に要する大体の時間をtとすると、
視標呈示箇所の総数Nは、Tmax÷tで求まることとなる。なお、前記視標呈示手段6は、上述したように、検査領域Bだけでなく、離間領域Cや対称領域Dにも視標を呈示する場合があるので、前記視標呈示位置決定手段5は、
・ 検査領域Bにおける視標呈示箇所の数N1と、
・ 離間領域Cにおける視標呈示箇所の数N2と、
・ 対称領域Dにおける視標呈示箇所の数N3と、
を、N1+N2+N3≦Nとなるように決定する必要がある。
前記視標呈示手段6は、各視標呈示箇所にて輝度を段階的に変化させながら視標を複数回呈示するように構成されていて、いわゆる閾値検査を行えるように構成されている。図5は、ある1つの視標呈示箇所における閾値検査の様子を示す概念図である。同図に示す例では、(1)→(2)→(3)→(4)の4回の視標呈示が行われており、各視標の輝度は、21dB→25dB(21dBよりも暗い)→29dB(25dBよりも暗い)→27dB(29dBよりも明るい)のように段階的に変化させている。そして、前記操作手段7による被検者からの応答については、
・ (1)の視標呈示: 応答あり
・ (2)の視標呈示: 応答あり
・ (3)の視標呈示: 応答なし
・ (4)の視標呈示: 応答あり
となっている。このような場合、前記検査結果判定手段8は、その箇所(視標呈示箇所)における網膜感度を27dBと判定することとなる。
上述した操作手段7にはプッシュスイッチ等の公知の機構を用いれば良い。
ところで、本発明に係る視野計1は、前記視標呈示領域E1〜E3において複数の箇所に視標を呈示するものであって、しかも、1つの箇所について1回だけの視標呈示を行うのではなく(被検者からの応答を受けながら)複数回の視標呈示を行うものである。したがって、被検者からの応答が遅かったりする場合には検査に時間が掛かってしまって前記上限時間Tmax内に検査が終了しない事態も起こりえる。
・ 視野検査中に前記視標呈示手段6及び前記操作手段7からの信号に基づいて検査の進行状況を確認する進行状況確認手段9と、
・ 全ての視標呈示箇所についての検査が前記上限時間Tmax内に終了するか否かの予測を、前記進行状況確認手段9が確認した進行状況に基づいて行う終了時間予測手段10と、
・ 全ての視標呈示箇所についての検査が前記上限時間Tmax内に終了しないと前記終了時間予測手段10が予測した場合に一部の視標呈示箇所についての視標呈示を行わないように前記視標呈示手段6を制御する視標呈示制御手段11と、
を設けておくと良い。本発明において実施される検査は、被検者からの応答を受けながら行うものであるので、それぞれの視標呈示箇所における検査に時間が掛かってしまうような場合も考えられる。しかし、上述のような進行状況確認手段9や終了時間予測手段10や視標呈示制御手段11を設けた場合には、一部の視標呈示を省略して視野検査を前記上限時間Tmax内に終了させることができる。この場合、前記終了時間予測手段10は、視野検査の開始からの経過時間を計測する時間計測部を有していると良い。この場合の視標呈示の省略は、
・ 1つの視標呈示箇所において輝度を段階的に変化させて呈示する場合のその呈示回数を減らす方法や、
・ ある視標呈示箇所(視標呈示を予定していた箇所)での視標呈示を全て省略する方法などを挙げることができる。なお、上述のように眼疾患の発見のために上下対称の領域で視標を呈示する場合は、前者ではなく後者(つまり、ある視標呈示箇所での視標呈示を全く省略する方法)を採れば良い。
・ 設定された前記上限時間Tmaxと、
・ 既に経過した時間T0と、
・ 視標呈示が終了していない視標呈示箇所の数(前記進行状況確認手段9からの情報に基づいて求めた数)Naと、
・ 1つの視標呈示箇所について検査に要する大体の時間t、
の各データから、
・ 検査に残された時間“Tmax−T0”と、
・ 残りの検査に必要な時間“Na×t”と、
を求めて比較するように構成すると良い。ここで、前記時間t(つまり、1つの視標呈示箇所について検査に要する大体の時間t)は、
・ 各視標呈示箇所における視標の呈示回数(予想する回数)nと、
・ 被検者の予想応答時間(視標を呈示してから被検者が応答するまでに要する時間)Δt1と、
・ 被検者からの応答が無い場合において次の視標が呈示されるまでの時間(設定されている時間)Δt2、
の各データから求めるようにすると良い。また、前記視標呈示位置決定手段5は、各視標呈示箇所に優先順位(検査の重要度の観点からの順位)を付加するように構成されていて、前記視標呈示制御手段11は、優先順位の低い箇所(視標呈示箇所)についての視標呈示を省略するようにしておくと良い。さらに、一部の視標呈示を省略した後に予想よりも早いペースで視野検査が行われていった場合であって、視野検査が前記上限時間Tmax内に終了すると前記終了時間予測手段10が予測した場合には、前記視標呈示制御手段11は、一部省略した視標呈示をあらためて行うようにしても良い。
2 検査領域指定手段
3 視標呈示領域決定手段
4 上限条件設定手段
5 視標呈示位置決定手段
6 視標呈示手段
7 操作手段
8 検査結果判定手段
9 進行状況確認手段
10 終了時間予測手段
11 視標呈示制御手段
A 眼底画像
B,B1〜B3 検査領域
C2,C3 離間領域
E1〜E3 視標呈示領域
P1,…,P1’,… 視標呈示箇所
Tmax 上限時間
Claims (8)
- 被検者に所定の固視点を固視させた状態で視野を検査する視野計において、
視野検査を行いたい領域を“検査領域”とし、視野検査を行う時間の上限を“上限時間”とし、視標を呈示する領域を“視標呈示領域”とし、該視標呈示領域にて視標を呈示する箇所を“視標呈示箇所”とした場合に、
過去の視野検査の結果を示す画像(以下、“視野検査結果画像”とする)又は眼底画像(以下、これらの画像を“指定用画像”と総称する)を表示すると共に該指定用画像上で前記検査領域を指定できるように構成された検査領域指定手段と、
該指定された検査領域に基づいて前記視標呈示領域を決定する視標呈示領域決定手段と、
該視標呈示領域における視標呈示箇所の総数又は前記上限時間(以下、“上限条件”と総称する)を設定するための上限条件設定手段と、
該上限条件以下の条件で視野検査が終了するように各視標呈示箇所の位置を決定する視標呈示位置決定手段と、
該視標呈示位置決定手段により決定された各位置に所定の輝度の視標を順次呈示する視標呈示手段と、
呈示される視標を視認した被検者により操作される操作手段と、
前記視標呈示手段及び前記操作手段からの信号に基づき検査結果を判定する検査結果判定手段と、
を備えたことを特徴とする視野計。 - 前記視標呈示手段は、各視標呈示箇所にて輝度を段階的に変化させながら視標を複数回呈示するように構成され、
前記視標呈示位置決定手段は、前記上限条件設定手段により前記上限時間が設定された場合には前記視標呈示箇所の総数と位置を決定し、前記上限条件設定手段により視標呈示箇所の総数が設定された場合には各視標呈示箇所の位置を決定するように構成された、
ことを特徴とする請求項1に記載の視野計。 - 前記視標呈示領域決定手段は、前記指定用画像中において前記検査領域が占める面積又は長さについての割合(以下、“検査領域占有率”とする)が所定の基準値以上である場合(以下、“第1の状態”とする)には前記検査領域が前記視標呈示領域であると決定し、該検査領域占有率が該所定の基準値未満である場合(以下、“第2の状態”とする)には前記検査領域から上下方向や斜め方向や左右方向に離れた領域(以下、“離間領域”とする)及び前記検査領域の両方を前記視標呈示領域と決定するように構成され、
前記視標呈示手段は、前記第1の状態である場合には前記検査領域中に視標を呈示し、前記第2の状態である場合には前記離間領域及び前記検査領域の両方に視標を呈示するように構成された、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の視野計。 - 前記視標呈示位置決定手段は、前記第2の状態である場合には“前記検査領域における視標呈示箇所の総数”が“前記離間領域における視標呈示箇所の総数”よりも多くなるように視標呈示箇所を決定するように構成された、
ことを特徴とする請求項3に記載の視野計。 - 前記検査領域指定手段は、前記視野検査結果画像を表示すると共に該視野検査結果画像上で前記検査領域を指定できるように構成され、
前記視標呈示位置決定手段は、過去の視野検査における視標呈示箇所の少なくとも1つを、今回の視野検査における視標呈示箇所として決定するように構成された、
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の視野計。 - 視野検査中に前記視標呈示手段及び前記操作手段からの信号に基づいて検査の進行状況を確認する進行状況確認手段と、
全ての視標呈示箇所についての検査が前記上限時間内に終了するか否かの予測を、前記進行状況確認手段が確認した進行状況に基づいて行う終了時間予測手段と、
全ての視標呈示箇所についての検査が前記上限時間内に終了しないと前記終了時間予測手段が予測した場合に一部の視標呈示箇所についての視標呈示を行わないように前記視標呈示手段を制御する視標呈示制御手段と、
を備えたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の視野計。 - 前記視標呈示位置決定手段は、各視標呈示箇所に優先順位を付加するように構成され
前記視標呈示制御手段は、優先順位の低い箇所についての視標呈示を省略するように構成された、
ことを特徴とする請求項6に記載の視野計。 - 視野検査中に前記視標呈示手段及び前記操作手段からの信号に基づいて検査の進行状況を確認する進行状況確認手段と、
全ての視標呈示箇所についての検査が前記上限時間内に終了するか否かの予測を、前記進行状況確認手段が確認した進行状況に基づいて行う終了時間予測手段と、
全ての視標呈示箇所についての検査が前記上限時間内に終了しないと前記終了時間予測手段が予測した場合に一部の視標呈示箇所についての視標呈示を行わないように前記視標呈示手段を制御する視標呈示制御手段と、
を備え、
前記視標呈示領域決定手段は、前記指定用画像中において前記検査領域が占める面積又は長さについての割合(以下、“検査領域占有率”とする)が所定の基準値以上である場合(以下、“第1の状態”とする)には前記検査領域が前記視標呈示領域であると決定し、該検査領域占有率が該所定の基準値未満である場合(以下、“第2の状態”とする)には前記検査領域から上下方向や斜め方向や左右方向に離れた領域(以下、“離間領域”とする)及び前記検査領域の両方を前記視標呈示領域と決定するように構成され、
前記視標呈示手段は、前記第1の状態である場合には前記検査領域中に視標を呈示し、前記第2の状態である場合には前記離間領域及び前記検査領域の両方に視標を呈示するように構成され、
前記視標呈示制御手段は、全ての視標呈示箇所についての検査が前記上限時間内に終了しないと前記終了時間予測手段が予測した場合であって、かつ前記第2の状態である場合には、前記離間領域における一部の視標呈示箇所についての視標呈示を行わないように前記視標呈示手段を制御するように構成された、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の視野計。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014024284 | 2014-02-12 | ||
JP2014024284 | 2014-02-12 | ||
PCT/JP2015/053482 WO2015122376A1 (ja) | 2014-02-12 | 2015-02-09 | 視野計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2015122376A1 JPWO2015122376A1 (ja) | 2017-03-30 |
JP6474740B2 true JP6474740B2 (ja) | 2019-02-27 |
Family
ID=53800119
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015562807A Active JP6474740B2 (ja) | 2014-02-12 | 2015-02-09 | 視野計 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US20160345823A1 (ja) |
EP (1) | EP3106081B1 (ja) |
JP (1) | JP6474740B2 (ja) |
WO (1) | WO2015122376A1 (ja) |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0654804A (ja) | 1992-08-05 | 1994-03-01 | Canon Inc | 視野計 |
JP4855085B2 (ja) * | 2006-01-27 | 2012-01-18 | 興和株式会社 | 視野計 |
JP4896621B2 (ja) * | 2006-08-09 | 2012-03-14 | 興和株式会社 | 視野計 |
JP4806602B2 (ja) * | 2006-08-09 | 2011-11-02 | 興和株式会社 | 視野計 |
JP5624272B2 (ja) * | 2008-10-06 | 2014-11-12 | 興和株式会社 | 視野計 |
EP2361547B1 (en) * | 2010-02-25 | 2017-04-19 | Oculus Optikgeräte GmbH | Perimetric method |
JP5553659B2 (ja) | 2010-03-29 | 2014-07-16 | 興和株式会社 | 視野計 |
JP5451484B2 (ja) * | 2010-03-29 | 2014-03-26 | 興和株式会社 | 視野計、及び視野計の制御方法 |
EP2698098A4 (en) | 2011-04-13 | 2014-10-29 | Kowa Co | campimeter |
JP5953740B2 (ja) * | 2011-12-27 | 2016-07-20 | 株式会社ニデック | 眼底検査装置 |
WO2015122377A1 (ja) | 2014-02-12 | 2015-08-20 | 興和株式会社 | 視野計 |
-
2015
- 2015-02-09 EP EP15748786.9A patent/EP3106081B1/en active Active
- 2015-02-09 US US15/117,574 patent/US20160345823A1/en not_active Abandoned
- 2015-02-09 JP JP2015562807A patent/JP6474740B2/ja active Active
- 2015-02-09 WO PCT/JP2015/053482 patent/WO2015122376A1/ja active Application Filing
-
2018
- 2018-12-05 US US16/210,038 patent/US10932663B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20160345823A1 (en) | 2016-12-01 |
EP3106081A4 (en) | 2017-09-20 |
EP3106081B1 (en) | 2021-04-07 |
WO2015122376A1 (ja) | 2015-08-20 |
JPWO2015122376A1 (ja) | 2017-03-30 |
US20190117059A1 (en) | 2019-04-25 |
EP3106081A1 (en) | 2016-12-21 |
US10932663B2 (en) | 2021-03-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6580998B2 (ja) | 視野計 | |
JP6230086B2 (ja) | 視野計測方法、視野計測装置および視力検査視標 | |
US20100128222A1 (en) | Method for visual field testing | |
JP4717561B2 (ja) | 眼科検査プログラム、眼科検査装置及び眼科検査システム | |
KR20140108649A (ko) | 망막질환을 모니터하는 비디오 게임 | |
JP2010088541A (ja) | 視野計 | |
JP4716822B2 (ja) | 視野検査装置 | |
JP6266515B2 (ja) | 視野計 | |
JP6474740B2 (ja) | 視野計 | |
JP5553659B2 (ja) | 視野計 | |
JP2009136663A (ja) | 視野スキャン装置、視野スキャンプログラム、視野スキャン方法、及びコンピュータに読み取り可能な記録媒体。動的視野スキャン装置。静的視野スキャン装置。視野観測装置、視野観測プログラム、視野観測方法、及びコンピュータに読み取り可能な記録媒体。全視野網膜機能スキャンプログラム。検査範囲を能動的に限定し、視野欠損、盲点などの形状を詳しくディスプレイに図示するプログラム。コンピュータ設定の移動を行う動的視標を、視感度変化が認識された時点で能動的に移動させ、視感度変化位置を正確に確定し、視野視機能状態を高速度に輪郭抽出、結果をディスプレイに図示するプログラム。空間分離能度数分布グラフ表示視野計、視野欠損度計量表現視野計並びに、視野網膜視機能変化領野輪郭高速抽出視野計。視野欠損の文字認識への影響レベルを%により正確に計量表示するプログラム。視野盲点位置、盲点の大きさ高速度検出ディスプレイ表示プログラム。盲点直径左右比率計算結果ディスプレイ表示プログラム。盲点位置、盲点直径の時間に対する変化の推移をディスプレイに逐次表示プログラム。被験者が自らの視野欠損をディスプレイに見ながら、検査範囲を限定することができ、検査時間を短縮しながら視野スキャンの解像度を増大させるプログラム。視野2次元に対する垂直軸方向として視野視覚機能レベルを、高低差によりディスプレイに立体的に図示、それを回転並びに平行移動させ、あらゆる方向からその立体構造を観察するプログラム。詳細な視野検査を実施するために検査範囲を限局する際、被験者の視野をディスプレイ色欠損として被験者に認識させ、被験者はそれを見ながら、関心のある形状を示すディスプレイ色欠損部分を検査範囲として設定、被験者の応答逐次に一定間隔移動するよう設定された静的視標利用により、網膜構造を反映する程の視野検査を短時間に行う、その際、視標認識応答error減少、検査時間短縮を実現するために静的視標の周辺に4本の線分からなるguideを用いるプログラム。正常眼圧緑内障あるいは緑内障初段階に特徴的な視覚機能が僅かに低下した視野領域を、一般のコンピュータにより検出可能にするプログラム制御静的視標、並びにディスプレイにその視覚機能低下領域の形状を詳しく表示する視野計プログラム | |
JP5714083B2 (ja) | 眼科装置、眼科用処理装置、眼科システム、断層画像取得方法、眼科用処理方法及びプログラム | |
JP2011245346A (ja) | 眼科システム、眼科装置、断層像取得方法、およびプログラム | |
JP7338997B2 (ja) | 視標呈示装置及びその視標表示制御方法 | |
JP5048284B2 (ja) | 眼科装置 | |
JP2007319407A (ja) | 眼科装置及び視野データ変換処理方法。 | |
JP5451484B2 (ja) | 視野計、及び視野計の制御方法 | |
JP6041920B2 (ja) | 眼科システム、制御装置、表示制御方法およびプログラム | |
JP5852187B2 (ja) | 視野計 | |
JP7459623B2 (ja) | 視野検査方法、視野検査装置、およびプログラム | |
EP4306031A1 (en) | Endoscope system and method for operating same | |
EP4306032A1 (en) | Endoscope system and method for operating same | |
JP2002248096A (ja) | 操作装置 | |
JP4930123B2 (ja) | 半導体試験装置、ウエハマップ表示装置及びウエハマップ表示プログラム | |
JP2000262471A (ja) | 視野計 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180119 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190117 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190130 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6474740 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |