JP6474371B2 - 車両用シート - Google Patents

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Description

本発明は、車両用シートに係り、特に、シート本体に対して回動する回動体を備える車両用シートに関する。
車両用シートの中には、シート本体に対して回動する回動体を備えているシートが存在する。例えば、特許文献1に記載の車両用シートは、シートクッションの下部に回動可能に取り付けられた脚部材を有する。この脚部材は、通常時、シートクッションの下面から起立した状態でシートクッションを支えているが、シート収納時にはシートクッションに向かって回動することで格納される。
特表2004−528227号公報
ところで、回動体を回動可能な状態で支持する構成としては、より簡単な構成が求められる。一方、回動体を簡単な構成にて支持しようとする場合、回動体を所定位置まで回動させた後に回動後の位置にて保持する必要がある。このために回動体周辺に他の部材を配置し、回動体が回動する期間において当該他の部材に回動体の一部を当接させることで回動体に対して回動抵抗を付与することがある。
しかしながら、回動抵抗が必要以上に大きくなると、回動体を所望の位置まで回動させることが困難となってしまう。そこで、本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、回動体が回動する間に必要以上の回動抵抗が回動体に付与されないようにすることが可能な車両用シートを提供することにある。
前記課題は、本発明の車両用シートによれば、シート本体と、該シート本体に対して回動する回動体と、該回動体を回動可能な状態で支持する支持軸と、該支持軸の軸方向において前記回動体と対向する位置に配置された対向部材と、を備える車両用シートであって、前記対向部材は、前記回動体が回動する間に前記回動体の一部と当接することで前記回動体に対して回動抵抗を付与し、前記回動体は、前記回動抵抗が付与された際に、前記軸方向において前記対向部材から離れるように前記対向部材に対して相対移動し、前記軸方向における前記支持軸の第一端部に固定されており、前記支持軸と共に回動し、前記支持軸は、前記対向部材を貫通しており、前記回動体と一体的に前記軸方向に移動可能であり、前記軸方向において互いに反対向きである2つの向きのうち、一方の向きに前記支持軸が前記回動体と一体的に前記軸方向に移動することで、前記軸方向において、前記対向部材と前記回動体との隙間が増加し、前記支持軸が前記第一端部とは反対側に備える第二端部と前記対向部材との隙間が減少することにより解決される。
上記のように構成された本発明の車両用シートでは、回動体が回動する間に対向部材が回動体の一部と当接することで回動体に対して回動抵抗が付与される。一方、回動体は、回動抵抗が付与されると、支持軸の軸方向において対向部材から離れるように対向部材に対して相対移動する。このような回動体の移動により、回動体と対向部材との当接度合い(具体的には当接圧)が小さくなる。この結果、回動体に付与される回動抵抗の増加が抑制されるようになる。
また、上記の構成では、回動体が支持軸の端部(第一端部)に固定されており、支持軸は、対向部材を貫通した状態で回動体と一体的に軸方向に移動可能である。そして、支持軸の軸方向において互いに反対向きである2つの向きのうち、一方の向きに支持軸が回動体と一体的に移動することで、軸方向において対向部材と回動体との隙間が増加し、支持軸のうち、第一端部とは反対側にある第二端部と対向部材との隙間が減少する。このような支持軸の移動を通じて、回動体と対向部材との当接度合いを容易に小さくさせることが可能となる。
また、本発明の車両用シートによれば、シート本体と、該シート本体に対して回動する回動体と、該回動体を回動可能な状態で支持する支持軸と、該支持軸の軸方向において前記回動体と対向する位置に配置された対向部材と、を備える車両用シートであって、前記対向部材は、前記回動体が回動する間に前記回動体の一部と当接することで前記回動体に対して回動抵抗を付与し、前記回動体は、前記回動抵抗が付与された際に、前記軸方向において前記対向部材から離れるように前記対向部材に対して相対移動し、前記軸方向において前記対向部材を挟んで前記回動体とは反対側に弾性部材が設けられており、前記回動抵抗が付与された際に、前記弾性部材が前記軸方向において縮むことにより、前記回動体が前記軸方向において前記対向部材から離れる向きに移動することによっても解決される。
上記の構成では、支持軸の軸方向において対向部材を挟んで回動体とは反対側に弾性部材が設けられている。そして、回動体に対して回動抵抗が付与された際、弾性部材は、軸方向において縮む。この弾性部材の変形により、回動体は、回動抵抗が付与された際に対向部材から離れる向きに移動するようになる。つまり、上記の構成であれば、より簡単な構成にて、回動抵抗が付与された回動体を対向部材から離れる向きに移動させることが可能となる。
また、上記の車両用シートにおいて、前記軸方向において前記対向部材を挟んで前記回動体とは反対側に弾性部材が設けられており、前記回動抵抗が付与された際に、前記弾性部材が前記軸方向において縮むことにより、前記回動体が前記軸方向において前記対向部材から離れる向きに移動するとよい。
また、上記の車両用シートにおいて、前記回動体は、前記軸方向における前記支持軸の第一端部に固定されており、前記支持軸と共に回動し、前記支持軸は、前記対向部材を貫通しており、前記回動体と一体的に前記軸方向に移動可能であり、前記軸方向において互いに反対向きである2つの向きのうち、一方の向きに前記支持軸が前記回動体と一体的に前記軸方向に移動することで、前記軸方向において、前記対向部材と前記回動体との隙間が増加し、前記支持軸が前記第一端部とは反対側に備える第二端部と前記対向部材との隙間が減少すると良い。
また、上記の車両用シートにおいて、前記回動体は、前記支持軸に固定されており、前記支持軸と共に回動し、前記対向部材は、前記支持軸を貫通させるために形成された穴と、該穴の縁部に組み付けられた環状の摺動部材と、を有し、前記支持軸は、前記摺動部材の内周面と前記支持軸の外周面とが摺接するように前記摺動部材の内側で回動するとよい。
上記の構成では、回動体が支持軸に固定されて支持軸と共に回動する。また、対向部材には支持軸を貫通させるための穴が形成されている。そして、支持軸は、対向部材に形成された上記穴の縁部に組み付けられた環状の摺動部材に挿入され、摺動部材の内側面に摺動しながら回動する。これにより、回動体の回動時、支持軸は、回動体と共に良好に回動するようになる。
また、上記の車両用シートにおいて、前記シート本体は、シートクッション内に配置されたシートクッションフレームを有し、前記対向部材は、前記シート本体の幅方向における前記シートクッションフレームの端部に備えられたサイドフレームであり、該サイドフレームの外縁部は、前記幅方向において外側に向かって突出しており、前記支持軸は、前記軸方向が前記幅方向に沿い、かつ、前記幅方向において前記支持軸が前記サイドフレームの前記外縁部の外側の端よりも内側に位置した状態で前記サイドフレームに組み付けられているとよい。
上記の構成では、シートクッションフレームのサイドフレームの外縁部が、車両用シートのシート本体の幅方向外側に向かって突出している。また、支持軸は、その軸方向がシート本体の幅方向に沿った状態でサイドフレームに組み付けられている。さらに、シート本体の幅方向において、支持軸は、幅方向に向かって突出した外縁部の端(外側の端)よりも内側に位置している。これにより、支持軸がサイドフレームよりも外側にはみ出してしまう場合に比べて、車両用シート(特にサイドフレーム周辺)がよりコンパクトになる。
また、上記の車両用シートにおいて、前記対向部材は、前記軸方向において前記回動体が位置する側に向かって隆起した対向部材隆起部を備えており、前記回動体が回動する間に前記対向部材隆起部が前記回動体の一部と当接することで前記回動体に対して前記回動抵抗を付与し、前記回動体の外周部分には取り付けブラケットが取り付けられ、該取り付けブラケットが前記対向部材の内側に取り付けられてもよい。
上記の構成では、回動体が回動する間に対向部材隆起部が回動体の一部と当接することで回動体に対して回動抵抗を付与することになる。この際、回動体が対向部材から離れる向きに移動すると、回動体と対向部材との当接度合い(具体的には当接圧)が小さくなり、回動体に付与される回動抵抗の増加が抑制されるようになる。
また、上記の車両用シートにおいて、前記回動体は、前記軸方向において前記対向部材が位置する側に向かって隆起した回動体隆起部を備えており、前記対向部材は、前記回動体が回動する間に前記回動体隆起部と当接することで前記回動体に対して前記回動抵抗を付与するものであってもよい。
上記の構成では、回動体が回動する間に対向部材が回動体隆起部と当接することで回動体に対して回動抵抗が付与されることになる。この際、回動体が対向部材から離れる向きに移動すると、回動体と対向部材との当接度合い(具体的には当接圧)が小さくなり、回動体に付与される回動抵抗の増加が抑制されるようになる。
本発明によれば、回動体に回動抵抗が付与された際に、回動体が支持軸の軸方向において対向部材から離れるように対向部材に対して相対移動することで、回動抵抗の増加が抑制されるようになる。
また、本発明によれば、支持軸が回動体と一体的に移動することにより、回動体と対向部材との隙間を広げて回動体と対向部材との当接度合いを小さくさせる結果、回動抵抗の増加が抑制されるようになる。
また、本発明によれば、回動体に対して回動抵抗が付与された際、支持軸の軸方向において対向部材を挟んで回動体とは反対側に設けられた弾性部材が縮むことにより、回動体が対向部材から離れる向きに容易に移動するようになる。
また、本発明によれば、支持軸が対向部材に形成された穴の縁部に組み付けられた環状の摺動部材に挿入され、摺動部材の内側面に摺動しながら回動する。これにより、回動体の回動時、支持軸が回動体と共に良好に回動するようになる。
また、本発明によれば、回動体が回動することで収納位置と起立位置との間を移動する構成において、回動体が回動する間に必要以上の回動抵抗が回動体に付与されないようにすることが可能となる。
また、本発明によれば、支持軸がシートクッションフレームのサイドフレームよりも内側に位置することで、車両用シート(特にサイドフレーム周辺)がよりコンパクトになる。
また、本発明によれば、回動体が回動する間に対向部材隆起部が回動体の一部と当接して回動体に対して回動抵抗が付与された際、当該回動抵抗の増加を抑制することが可能となる。
また、本発明によれば、回動体が回動する間に対向部材が回動体隆起部と当接して回動体に対して回動抵抗が付与された際、当該回動抵抗の増加を抑制することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る車両用シートの動きに関する説明図である。 シートクッションフレームを下方から見た図である。 支持脚部材の端部を示す斜視図である。 シートクッションフレームを側方から見た図である。 支持軸周りの構成を示す断面図である。 サイドフレームの内側表面を示す図である。 本発明の一実施形態に係る弾性部材を示す図である。 支持脚部材に回動抵抗が付与された際の状態を示す図である。
以下、本発明の一実施形態に係る車両用シートについて説明する。なお、以下の説明中、「前後方向」とは、車両用シートの前後方向を意味し、車両用シートの着座者から見たときの前後方向、すなわち車両の走行方向と一致する方向である。また、「シート幅方向」とは、車両用シートの幅方向(換言すると、シート本体の幅方向)を意味し、車両用シートの着座者から見たときの左右方向と一致する。「高さ方向」とは、車両用シートの高さ方向を意味し、具体的には上下方向である。
また、以下で説明するシート各部の位置及び状態は、特に断る場合を除き、車両用シートが通常状態(厳密には着座可能な状態)にあるときの位置や状態を表すものである。
本実施形態に係る車両用シート(以下、車両用シートS)は、図1に示すように、シート本体Shと支持脚部材10とを有する。シート本体Shは、車両用シートSのうち、車両の乗員が着座する部分であり、シートクッションS1、シートバックS2及びヘッドレストS3によって構成されている。シートバックS2は、ステー1を介して車体Fに取り付けられている。
シートクッションS1は、保持機構2を介してシートバックS2の下端部に取り付けられている。保持機構2は、シートバックS2に対するシートクッションS1の傾き角度を調整する機能を有している。つまり、シートクッションS1は、保持機構2によって、シートバックS2に対して相対回転可能な状態でシートバックS2に組み付けられており、シートバックS2と実質的に平行となる第一位置(図1中、実線にて示す位置)と、シートバックS2に対して略直角となる第二位置(図1中、二点鎖線にて示す位置)との間で移動可能である。
支持脚部材10は、通常状態にある車両用シートSにおいて、シートクッションS1の下方位置にあり、シートクッションS1を下方から支持している。この支持脚部材10は、支持軸16によって支持されており、支持軸16と共に回動する。つまり、支持脚部材10は、本発明の『回動体』に相当し、シートクッションS1に対して支持軸16の軸中心周りに回動する。なお、支持軸16は、その軸方向がシート幅方向に沿った状態で車両用シートS中の所定箇所(具体的には、シートクッションフレーム20のサイドフレーム21)に組み付けられている。また、本実施形態において、支持軸16は、段付きネジによって構成されている。
支持脚部材10の回動動作について図1を参照しながら説明すると、支持脚部材10は、支持軸16と共に回動することにより、シートクッションS1に対して折り重なる収納位置(図1中、破線にて示す位置)と、シートクッションS1に対して略垂直に起立した起立位置(図1中、二点鎖線にて示す位置)との間を移動する。そして、シートクッションS1が第二位置にあるとき、支持脚部材10は、起立位置にあると着座部Shを下方から支持する。なお、このとき、支持脚部材10は、その下端部が車体Fに固定された係合部材7に係合されることで係合部材7に保持されている。
上記の保持機構2は、シートクッションS1を第一位置に留めておくためのロック機構3を有する。ロック機構3は、支持脚部材10が収納位置から起立位置へ回動すると、これに連動する形でアンロック状態となり、かかる状態でシートクッションS1が第一位置から第二位置へ向かって移動(回動)するのを許可する。また、ロック機構3は、シートクッションS1が第二位置から移動して第一位置に至った後に支持脚部材10が起立位置から収納位置へ移動すると、再びロック状態となり、かかる状態でシートクッションS1を第一位置に留めておくようになる。
次に、支持脚部材10及びその周辺構造について図2乃至7を参照しながら説明する。支持脚部材10は、図2に示すように、平面視で略U字型のパイプによって構成されており、シートクッションS1内に配置されたシートクッションフレーム20に組み付けられている。より具体的に説明すると、シート幅方向におけるシートクッションフレーム20の両端部にはサイドフレーム21が設けられており、シート幅方向において、支持脚部材10は、サイドフレーム21の間に配置されている。なお、本実施形態に係るサイドフレーム21は、金属製の板状部材を所定形状に成形することで構成されている。また、支持脚部材10の両端部には直管状の被支持部11が設けられている。
また、支持脚部材10は、ワイヤーケーブル4によって前述のロック機構3と連結されている。ワイヤーケーブル4は、図2に示すように、ロック機構3からシートクッションS1の前方に向けて延びた第1延出部4aと、第1延出部4aの前端から後方に折り返された折り返し部4bと、折り返し部4bの一端からシートクッションS1の後側に向けて延びた第2延出部4cとを有する。折り返し部4bは、支持軸16から見て前方に位置している。また、第1延出部4aのケーブルヘッド(不図示)は、ロック機構3の所定部位に連結されており、第2延出部4cのケーブルヘッド5は、被支持部11の所定部位に掛かり止めされている。
そして、支持脚部材10が収納位置から起立位置へ回動すると、第2延出部4cのケーブルヘッド5が後方に牽引されるようになる。これに伴って、第1延出部4aのケーブルヘッドが前方に牽引されるためにロック機構3中の当該ケーブルヘッドが連結されている部位が作動し、この結果、ロック機構3がアンロック状態となる。
また、支持脚部材10の両端部に設けられた被支持部11の各々には、取り付けブラケット12が溶接固定されている。取り付けブラケット12は、金属製の板状部材を図3に図示の形状に成形したものであり、被支持部11の外周に接合された接合部13と、接合部13に連続したベース部14と、接合部13とは反対側でベース部14と連続しており正面視で略L字状に屈曲した屈曲部15とを有する。
ベース部14は、図2に示すように、シートクッションフレーム20のサイドフレーム21よりもシート幅方向内側で当該サイドフレーム21と隣り合う位置に配置される部分である。ベース部14の中央部には、図3に示すように支持軸16の端部が貫通している。さらに、支持軸16の端部のうち、ベース部14よりもシート幅方向内側に突出した部分には、図5に図示のナットNが取り付けられている。これにより、ベース部14を含む取り付けブラケット12は、支持軸16の端部に固定されている。そして、取り付けブラケット12は、支持軸16と共に回動し、これによって支持脚部材10が回動するようになる。つまり、取り付けブラケット12は、支持脚部材10と共に本発明の『回動体』を構成しており、厳密には『回動体の端部』を構成している。
また、ベース部14のシート幅方向外側の表面には、シート幅方向外側に向かって隆起したダボ状の凸部(以下、ブラケット凸部14a)が形成されている。このブラケット凸部14aは、回動体隆起部に相当し、シート幅方向(換言すると、支持軸16の軸方向)においてシートクッションフレーム20のサイドフレーム21が位置する側に向かって隆起した部分である。なお、本実施形態において、ブラケット凸部14aは、図3に示すように支持軸16の後方で当該支持軸16と隣り合う位置に形成されている。
また、本実施形態において、ベース部14の外縁のうち、前端に位置する部分及び後端に位置する部分は、それぞれシート幅方向内側に向かって折れ曲がり部14bを形成している。そして、上述のブラケット凸部14aは、図3に示すように、後側の折れ曲がり部14bと隣り合う位置に形成されている。
支持軸16は、取り付けブラケット12を介して支持脚部材10を回動可能な状態で支持する部品であり、シートクッションフレーム20のサイドフレーム21(厳密には、左右一対のサイドフレーム21のうち、より近い方のサイドフレーム21)に組み付けられている。
本実施形態において、支持軸16は、前述したように段付きネジによって構成されている。厳密に説明すると、支持軸16は、図5に示すように、先端からネジ部17と、ネジ部17と隣接しておりネジ部17よりも大径の円柱部18と、ネジ部17とは反対側で円柱部18と隣接しており円柱部18よりも大径の頂部19とを有する。なお、ネジ部17は、支持軸16の第一端部に相当し、頂部19は、支持軸16の第二端部に相当する。
ネジ部17には取り付けブラケット12が固定されている。より詳しく説明すると、図5に示すように、ネジ部17は、取り付けブラケット12のベース部14を貫通しており、ネジ部17と円柱部18との間の段差にベース部14が当接する位置に至っている。そして、ネジ部17のうち、ベース部14よりも内側に突出している部分にナットNが取り付けられている。このナットNが取り付けられることで、取り付けブラケット12は、支持軸16の軸方向において、ネジ部17と円柱部18との間の段差と上記ナットNとの間に挟み込まれるようになる。この結果、支持軸16は、取り付けブラケット12及び支持脚部材10と一体化し、支持脚部材10と共に回動することになる。
また、支持軸16は、図5に示すように、サイドフレーム21を貫通した状態で取り付けブラケット12及び支持脚部材10を支持している。より具体的に説明すると、サイドフレーム21のうち、前後方向に延出した部分の略中央箇所には、図6に図示したように円穴状の貫通穴22が形成されている。この貫通穴22は、サイドフレーム21に支持軸16を貫通させるために形成された穴である。
また、図6に示すように、貫通穴22の縁部には環状のブッシュ23が組み付けられている。このブッシュ23は、摺動部材に相当し、金属材料からなる。また、ブッシュ23は、貫通穴22に嵌合する嵌合部23aと、シート幅方向において嵌合部23aと隣接する内側鍔部23bと、シート幅方向において内側鍔部23bとは反対側で嵌合部23aと隣接する外側鍔部23cとを有する。内側鍔部23bは、シート幅方向におけるサイドフレーム21の内側表面に当接しており、外側鍔部23cは、サイドフレーム21の外側表面に当接している。
また、ブッシュ23の中央部分に形成された軸挿入孔に支持軸16がネジ部17から挿入され、最終的に支持軸16の円柱部18が上記の軸挿通孔に挿通された状態で支持軸16がサイドフレーム21に組み付けられている。これにより、支持軸16は、ブッシュ23の内周面(軸挿入孔の内壁面)と支持軸16の円柱部18の外周面とが摺接するようにブッシュ23の内側で回動するようになる。
なお、本実施形態では、サイドフレーム21の剛性を高める目的から、図5に図示したように、サイドフレーム21の外縁部21a(具体的には、上端部及び下端部)が折り曲げられてシート幅方向外側に向かって突出している。そして、図5に示すように、支持軸16の頂部19は、シート幅方向外側に向かって折れ曲がったサイドフレーム21の外縁部21aの外側端よりも内側に配置されている。すなわち、支持軸16は、シート幅方向において支持軸16がサイドフレーム21の外縁部21aの外側の端よりも内側に位置した状態でサイドフレーム21に組み付けられている。
以上のように支持軸16がサイドフレーム21に組み付けられることで、図5に示すように、シート幅方向において取り付けブラケット12(厳密にはベース部14)がサイドフレーム21の内側表面と対向するようになる。すなわち、シートクッションフレーム20のサイドフレーム21は、本発明の『対向部材』に相当し、支持軸16の軸方向において取り付けブラケット12と対向する位置に配置されている。
ここで、サイドフレーム21のうち、取り付けブラケット12と対向する部分は、支持脚部材10及び取り付けブラケット12が回動することで変化する。そして、支持脚部材10及び取り付けブラケット12が回動する間にサイドフレーム21の所定部分が取り付けブラケット12に対向するようになると、その部分が取り付けブラケット12のブラケット凸部14aに当接するようになる。
より詳しく説明すると、サイドフレーム21の内側表面には、図6に示すようにシート幅方向内側に向かって隆起したダボ状の凸部(以下、サイドフレーム凸部21b)が形成されている。このサイドフレーム凸部21bは、対向部材隆起部に相当し、シート幅方向(換言すると、支持軸16の軸方向)において取り付けブラケット12が位置する側に向かって隆起した部分である。より具体的に説明すると、サイドフレーム凸部21bは、サイドフレーム21中、シート幅方向において取り付けブラケット12と隣り合う部分に形成されている。なお、本実施形態において、サイドフレーム凸部21bは、図6に示すように、貫通穴22の外縁の後側上方部分に沿って円弧状に形成されている。
そして、支持脚部材10及び取り付けブラケット12が支持軸16と共にサイドフレーム21に対して相対回動すると、その間にサイドフレーム凸部21bがブラケット凸部14aと対向してブラケット凸部14aと当接するようになる(図8参照)。具体的に説明すると、支持脚部材10が収納位置から起立位置に向けて回動する間にサイドフレーム凸部21bがブラケット凸部14aに当接する。そして、支持脚部材10が起立位置に至るに際し、ブラケット凸部14aがサイドフレーム凸部21bを乗り上げてサイドフレーム凸部21bを越えた位置まで移動する。同様に、支持脚部材10が起立位置から収納位置に向けて回動する間にもサイドフレーム凸部21bがブラケット凸部14aに当接し、支持脚部材10が収納位置に至るに際し、サイドフレーム凸部21bを乗り上げてサイドフレーム凸部21bを越えた位置まで移動する。
以上のように、支持脚部材10及び取り付けブラケット12を回動させる間にサイドフレーム凸部21bがブラケット凸部14aと当接することにより、操作者(具体的には乗員)が支持脚部材10を操作する際に操作の手応え(所謂クリック感)を感じるようになる。これにより、操作者は、支持脚部材10の位置を適切に切り替えることが可能となる。
一方、支持脚部材10及び取り付けブラケット12を回動させる間にサイドフレーム凸部21bがブラケット凸部14aと当接すると、両凸部の間に摩擦力が作用するようになる。かかる摩擦力は、取り付けブラケット12の回動に対する抵抗(回動抵抗)に該当する。つまり、対向部材であるサイドフレーム21は、支持脚部材10及び取り付けブラケット12を回動させる間に取り付けブラケット12の一部と当接することで取り付けブラケット12に対して回動抵抗を付与する。
そして、サイドフレーム凸部21bがブラケット凸部14aと当接し出してから支持脚部材10及び取り付けブラケット12が更に回動すると、通常、ブラケット凸部14aとサイドフレーム凸部21bとの当接度合い(具体的には当接圧)が徐々に大きくなる。この結果、取り付けブラケット12に付与される回動抵抗が漸次的に増加するようになる。
これに対して、本実施形態では、サイドフレーム凸部21bがブラケット凸部14aと当接し出してから支持脚部材10及び取り付けブラケット12が更に回動すると、シート幅方向(換言すると、支持軸16の軸方向)において取り付けブラケット12がサイドフレーム21から離れるようにサイドフレーム21に対して相対移動する。これにより、ブラケット凸部14aとサイドフレーム凸部21bとの当接度合い(具体的には当接圧)が小さくなり、結果として、取り付けブラケット12に付与される回動抵抗の増加が抑制されるようになる。
以下、本実施形態にて採用されている回動抵抗増加抑制用の構成について、既出の図5並びに図7及び図8を参照しながら説明する。取り付けブラケット12の周辺の構成について説明すると、図5に示すように、取り付けブラケット12は、支持軸16のネジ部17に固定されている。厳密には、取り付けブラケット12のベース部14にネジ部17が貫通しており、ネジ部17の先端部にナットNが装着されている。また、ベース部14は、ネジ部17と支持軸16の円柱部18との間の段差とナットNとの間に挟み込まれている。
以上のように、取り付けブラケット12は、取り付けブラケット12に支持軸16が貫通した状態で支持軸16に固定されている。そして、取り付けブラケット12は、支持軸16がシート幅方向(換言すると、支持軸16の軸方向)に移動すると、支持軸16と一体的にシート幅方向に移動することになる。
なお、本実施形態では、図5に示すように、支持軸16のうち、取り付けブラケット12を貫通している部分が支持軸16の軸方向両端の間に一つのみ存在している。換言すると、取り付けブラケット12は、取り付けブラケット12中の一箇所(厳密には、ベース部14の中央部分)のみにて支持軸16に支持されている。
また、図5に示すように、支持軸16の円柱部18は、サイドフレーム21の貫通穴22に組み付けられたブッシュ23の穴(厳密にはブッシュ23の中央部分に設けられた軸貫通孔)に挿通されている。これにより、サイドフレーム21と取り付けブラケット12とは、シート幅方向(換言すると、支持軸16の軸方向)においてが互いに隣り合う位置に配置されている。
さらに、図5に示すように、シート幅方向(換言すると、支持軸16の軸方向)においてサイドフレーム21の外側表面と支持軸16の頂部19との間には、コイルドウェーブスプリング(以下、CWS24)が介在している。このCWS24は、弾性部材の一例であり、螺旋状の金属バネによって構成されている。図7を参照しながらCWS24の構成について説明すると、CWS24は、螺旋の中心軸方向に並ぶ複数の円環部24aを有する。各円環部24aは、CWS24の径方向において幾分の幅を有している。また、複数の円環部24aのうち、螺旋の中心軸方向においてCWS24の両端部に位置している部分以外は、螺旋の中心軸方向に波打った形状をなしている。他方、CWS24の両端部に位置している円環部24aは、波打った形状になっておらず、平坦形状となっている。
以上のような構造のCWS24がシート幅方向(換言すると、支持軸16の軸方向)においてサイドフレーム21を挟んで取り付けブラケット12とは反対側に設けられている。より具体的に説明すると、図5に示すように、CWS24は、ブッシュ23の外側鍔部23cと支持軸16の頂部19とに挟まれた状態で配置されている。なお、CWS24を構成する複数の円環部24aのうち、中心軸方向両端に位置する円環部24aについては、他の円環部24aのように波打った形状となっておらず、平坦な形状となっている。これにより、CWS24の中心軸両端は、ブッシュ23の外側鍔部23c及び支持軸16の頂部19に対して良好に接触(面接触)している。
また、CWS24は、シート幅方向(換言すると、支持軸16の軸方向)において縮むように変形することが可能である。より具体的に説明すると、CWS24は、CWS24の外側端面(支持軸16の頂部19と当接している側の面)がシート幅方向内側に向かうように圧縮変形する。このようにCWS24が圧縮変形することで、図8に示すように、支持軸16がシート幅方向内側に向かってサイドフレーム21に対して相対移動するようになる。このとき、支持軸16に固定された取り付けブラケット12は、支持軸16と共にシート幅方向内側に向かって移動する。つまり、取り付けブラケット12は、支持軸16と共にシート幅方向内側に向かって移動することで、サイドフレーム21から離れるようになる。
上述した取り付けブラケット12の移動動作は、支持脚部材10及び取り付けブラケット12の回動中において取り付けブラケット12に回動抵抗が付与されたときになされる。より詳しく説明すると、支持脚部材10及び取り付けブラケット12を回動させる間にサイドフレーム凸部21bがブラケット凸部14aと当接すると、取り付けブラケット12に対して回動抵抗が付与されるようになる。この際、取り付けブラケット12にはシート幅方向内側に向かう力が作用する。この力により、取り付けブラケット12は、シート幅方向においてサイドフレーム21から離れるようにサイドフレーム21に対して移動しようとする。
そして、取り付けブラケット12の移動動作は、CWS24の圧縮変形によって実現される。つまり、取り付けブラケット12に対して回動抵抗が付与されると、CWS24がシート幅方向(換言すると、支持軸16の軸方向)において縮むことで、取り付けブラケット12がシート幅方向においてサイドフレーム21から離れる向きに支持軸16と共に移動するようになる。
取り付けブラケット12がシート幅方向においてサイドフレーム21から離れるように支持軸16と一体的に移動することにより、図8に示すように、シート幅方向(換言すると、支持軸16の軸方向)において、サイドフレーム21と取り付けブラケット12との隙間が増加するようになる。一方、支持軸16の頂部19とサイドフレーム21との隙間については、CWS24が圧縮変形することに伴って減少する。
以上のように、本実施形態では、取り付けブラケット12に対して回動抵抗が付与されると、取り付けブラケット12が支持軸16の軸方向においてサイドフレーム21から離れるように移動する。これにより、ブラケット凸部14aとサイドフレーム凸部21bとの当接度合い(具体的には当接圧)が小さくなる。この結果、取り付けブラケット12に付与される回動抵抗の増加が抑制されるようになる。
また、本実施形態では、取り付けブラケット12が支持軸16のネジ部17に固定されており、支持軸16は、サイドフレーム21を貫通した状態で取り付けブラケット12と一体的にシート幅方向(換言すると、支持軸16の軸方向)に移動可能である。そして、シート幅方向において内側に向かう向き(換言すると、支持軸16の軸方向において互いに反対向きである2つの向きのうち、一方の向き)に支持軸16が取り付けブラケット12と一体的に移動することで、サイドフレーム21に対する支持軸16及び取り付けブラケット12の各々の位置関係が変化する。具体的には、シート幅方向においてサイドフレーム21と取り付けブラケット12との隙間が増加し、支持軸16の頂部19とサイドフレーム21との隙間が減少する。このような支持軸16の移動を通じて、サイドフレーム21と取り付けブラケット12との当接度合い(厳密には、ブラケット凸部14aとサイドフレーム凸部21bとの当接度合い)を容易に小さくさせることが可能となる。
以上までに本実施形態に係る車両用シートの構成について説明してきたが、上述の実施形態は、本発明の理解を容易にするための一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。すなわち、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは、勿論である。
また、上記の実施形態では、取り付けブラケット12にブラケット凸部14aが形成されており、サイドフレーム21にサイドフレーム凸部21bが形成されていることとした。また、上記の実施形態では、支持脚部材10及び取り付けブラケット12が回動する間、ブラケット凸部14aがサイドフレーム凸部21bに当接することにより取り付けブラケット12に対して回動抵抗が付与されることとした。ただし、これに限定されるものではなく、ブラケット凸部14a及びサイドフレーム凸部21bのうち、いずれか一方のみが形成されている構成に対しても本発明は適用可能である。
また、上記の実施形態では、弾性部材の一例としてCWS24を用いることとしたが、これに限定されるものではない。弾性部材については、圧縮変形可能なものであればよく、CWS24以外のもの(例えば、コイルスプリングばねやウェーブワッシャー等の圧縮ばねやゴム等)を利用してもよい。
また、上記の実施形態では、取り付けブラケット12に対して回動抵抗が付与された際に、取り付けブラケット12がシート幅方向(換言すると、支持軸16の軸方向)においてサイドフレーム21から離れる向きに移動することとした。ただし、これに限定されるものではなく、取り付けブラケット12がサイドフレーム21から離れるようにサイドフレーム21が取り付けブラケット12に対して移動してもよい。
また、上記の実施形態では、支持脚部材10を回動させる際の回動抵抗を抑えるために本発明を適用することとした。すなわち、上記の実施形態では、支持脚部材10の回動中にシートクッションフレーム20のサイドフレーム21が取り付けブラケット12に当接することで取り付けブラケット12に対して回動抵抗が付与されることとした。そして、上記の実施形態では、取り付けブラケット12に対する回動抵抗の増加を抑制するために本発明を適用している。ただし、本発明が適用可能なケースは、上記のケースに限定されず、他のケースも考えられる。例えば、シート本体ShのシートバックS2に対して回動可能な状態でアームレストを取り付けられたケースにおいて、当該アームレストを回動させる際の回動抵抗を抑えるために本発明を適用してもよい。
1 ステー
2 保持機構
3 ロック機構
4 ワイヤーケーブル
4a 第1延出部
4b 折り返し部
4c 第2延出部
5 ケーブルヘッド
7 係合部材
10 支持脚部材(回動体)
11 被支持部
12 取り付けブラケット(回動体、回動体の端部)
13 接合部
14 ベース部
14a ブラケット凸部(回動体隆起部)
14b 折れ曲がり部
15 屈曲部
16 支持軸
17 ネジ部
18 円柱部
19 頂部
20 シートクッションフレーム
21 サイドフレーム
21a 外縁部
21b サイドフレーム凸部(対向部材隆起部)
22 貫通穴(穴)
23 ブッシュ(摺動部材)
23a 嵌合部
23b 内側鍔部
23c 外側鍔部
24 CWS(弾性部材)
24a 円環部
F 車体
N ナット
S 車両用シート
Sh シート本体
S1 シートクッション
S2 シートバック
S3 ヘッドレスト

Claims (8)

  1. シート本体と、該シート本体に対して回動する回動体と、該回動体を回動可能な状態で支持する支持軸と、該支持軸の軸方向において前記回動体と対向する位置に配置された対向部材と、を備える車両用シートであって、
    前記対向部材は、前記回動体が回動する間に前記回動体の一部と当接することで前記回動体に対して回動抵抗を付与し、
    前記回動体は、
    前記回動抵抗が付与された際に、前記軸方向において前記対向部材から離れるように前記対向部材に対して相対移動し、
    前記軸方向における前記支持軸の第一端部に固定されており、前記支持軸と共に回動し、
    前記支持軸は、前記対向部材を貫通しており、前記回動体と一体的に前記軸方向に移動可能であり、
    前記軸方向において互いに反対向きである2つの向きのうち、一方の向きに前記支持軸が前記回動体と一体的に前記軸方向に移動することで、前記軸方向において、前記対向部材と前記回動体との隙間が増加し、前記支持軸が前記第一端部とは反対側に備える第二端部と前記対向部材との隙間が減少することを特徴とする車両用シート。
  2. シート本体と、該シート本体に対して回動する回動体と、該回動体を回動可能な状態で支持する支持軸と、該支持軸の軸方向において前記回動体と対向する位置に配置された対向部材と、を備える車両用シートであって、
    前記対向部材は、前記回動体が回動する間に前記回動体の一部と当接することで前記回動体に対して回動抵抗を付与し、
    前記回動体は、
    前記回動抵抗が付与された際に、前記軸方向において前記対向部材から離れるように前記対向部材に対して相対移動し、
    前記軸方向において前記対向部材を挟んで前記回動体とは反対側に弾性部材が設けられており、
    前記回動抵抗が付与された際に、前記弾性部材が前記軸方向において縮むことにより、前記回動体が前記軸方向において前記対向部材から離れる向きに移動することを特徴とする車両用シート。
  3. 前記軸方向において前記対向部材を挟んで前記回動体とは反対側に弾性部材が設けられており、
    前記回動抵抗が付与された際に、前記弾性部材が前記軸方向において縮むことにより、前記回動体が前記軸方向において前記対向部材から離れる向きに移動することを特徴とする請求項に記載の車両用シート。
  4. 前記回動体は、前記軸方向における前記支持軸の第一端部に固定されており、前記支持軸と共に回動し、
    前記支持軸は、前記対向部材を貫通しており、前記回動体と一体的に前記軸方向に移動可能であり、
    前記軸方向において互いに反対向きである2つの向きのうち、一方の向きに前記支持軸が前記回動体と一体的に前記軸方向に移動することで、前記軸方向において、前記対向部材と前記回動体との隙間が増加し、前記支持軸が前記第一端部とは反対側に備える第二端部と前記対向部材との隙間が減少することを特徴とする請求項に記載の車両用シート。
  5. 前記回動体は、前記支持軸に固定されており、前記支持軸と共に回動し、
    前記対向部材は、前記支持軸を貫通させるために形成された穴と、該穴の縁部に組み付けられた環状の摺動部材と、を有し、
    前記支持軸は、前記摺動部材の内周面と前記支持軸の外周面とが摺接するように前記摺動部材の内側で回動することを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用シート。
  6. 前記シート本体は、シートクッション内に配置されたシートクッションフレームを有し、
    前記対向部材は、前記シート本体の幅方向における前記シートクッションフレームの端部に備えられたサイドフレームであり、
    該サイドフレームの外縁部は、前記幅方向において外側に向かって突出しており、
    前記支持軸は、前記軸方向が前記幅方向に沿い、かつ、前記幅方向において前記支持軸が前記サイドフレームの前記外縁部の外側の端よりも内側に位置した状態で前記サイドフレームに組み付けられていることを特徴とする請求項1、2又は5に記載の車両用シート。
  7. 前記対向部材は、前記軸方向において前記回動体が位置する側に向かって隆起した対向部材隆起部を備えており、前記回動体が回動する間に前記対向部材隆起部が前記回動体の一部と当接することで前記回動体に対して前記回動抵抗を付与し、
    前記回動体の外周部分には取り付けブラケットが取り付けられ、該取り付けブラケットが前記対向部材の内側に取り付けられていることを特徴とする請求項1、2、5又は6に記載の車両用シート。
  8. 前記回動体は、前記軸方向において前記対向部材が位置する側に向かって隆起した回動体隆起部を備えており、
    前記対向部材は、前記回動体が回動する間に前記回動体隆起部と当接することで前記回動体に対して前記回動抵抗を付与することを特徴とする請求項1、2、5、6又は7に記載の車両用シート。
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