JP6473445B2 - ガラス製造装置およびガラスシート製造方法 - Google Patents
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Description
ここで、粘度(η)の単位はPa・sであり、剛性率(G)の単位はPaである。従ってη/Gの単位は時間である。
103 成形機器
105 ガラスリボン
105a 第1のエッジ部分
105b 第2のエッジ部分
149 第1の牽引ロール装置
151 第1の上流延伸ロール対
153 延伸経路
161 第2の上流延伸ロール対
169 第2の牽引ロール装置
171 第1の中流延伸ロール対
179 第2の中流延伸ロール対
187 第3の牽引ロール装置
189 第1の下流延伸ロール対
197 第2の下流延伸ロール対
205 中間牽引ロール装置
207 第1の中間延伸ロール対
215 第2の中間延伸ロール対
223 制御機器
Claims (8)
- ガラス製造装置において、
第1のエッジ部分と第2のエッジ部分との間に延在する幅を有するガラスリボンを、生成するように構成された、成形機器、
第1の上流延伸ロール対を備えた第1の牽引ロール装置であって、前記第1の上流延伸ロール対が、前記ガラスリボンの前記第1のエッジ部分を、前記ガラスリボンの前記幅の方向を横切る方向に延在する延伸経路に沿って前記成形機器から延伸するように構成されている、第1の牽引ロール装置、
前記第1の上流延伸ロール対から前記延伸経路に沿って下流に位置付けられた第1の中流延伸ロール対を備えている、第2の牽引ロール装置であって、前記第1の中流延伸ロール対が、前記ガラスリボンの前記第1のエッジ部分を前記延伸経路に沿ってさらに延伸するように構成されている、第2の牽引ロール装置、
前記第1の中流延伸ロール対から前記延伸経路に沿って下流に位置付けられた第1の下流延伸ロール対を備えている、第3の牽引ロール装置であって、前記第1の下流延伸ロール対が、前記ガラスリボンの前記第1のエッジ部分を前記延伸経路に沿ってさらに延伸するように構成されている、第3の牽引ロール装置、および、
前記第1の上流延伸ロール対の少なくとも1つの延伸ロールが実質的に一定のトルクで回転し、前記第1の中流延伸ロール対の少なくとも1つの延伸ロールが実質的に一定のトルクで回転し、さらに前記第1の下流延伸ロール対の少なくとも1つの延伸ロールが実質的に一定の角速度で回転するように、前記第1の牽引ロール装置と、前記第2の牽引ロール装置と、前記第3の牽引ロール装置とを独立して動作させるように構成された、制御機器、
を備えており、
前記ガラスリボンが、粘性ゾーン、前記延伸経路に沿って該粘性ゾーンから下流に位置する粘弾性ゾーン、および前記延伸経路に沿って該粘弾性ゾーンから下流に位置する弾性ゾーンを有し、
前記第1の牽引ロール装置は、前記粘性ゾーンにおいて前記ガラスリボンと接触するよう構成されている、
ことを特徴とするガラス製造装置。 - 前記第1の中流延伸ロール対から前記延伸経路に沿って下流でありかつ前記第1の下流延伸ロール対から前記延伸経路に沿って上流である位置に位置付けられた中間延伸ロール対を備えている、中間牽引ロール装置であって、前記中間延伸ロール対が、前記ガラスリボンの前記第1のエッジ部分を前記延伸経路に沿ってさらに延伸するように構成されている、中間牽引ロール装置、
をさらに備え、前記制御機器が、前記中間延伸ロール対の少なくとも1つの延伸ロールが実質的に一定のトルクで回転するように、前記中間牽引ロール装置を独立して動作させるように構成されていることを特徴とする請求項1記載のガラス製造装置。 - 前記制御機器が、前記第1の上流延伸ロール対の両方の延伸ロールが実質的に一定のトルクで回転するように前記第1の牽引ロール装置を動作させ、前記第1の中流延伸ロール対の両方の延伸ロールが実質的に一定のトルクで回転するように前記第2の牽引ロール装置を動作させ、さらに前記第1の下流延伸ロール対の両方の延伸ロールが実質的に一定の角速度で回転するように前記第3の牽引ロール装置を動作させるように、構成されていることを特徴とする請求項1または2記載のガラス製造装置。
- 前記第1の牽引ロール装置が、前記ガラスリボンの前記第2のエッジ部分を前記成形機器から前記延伸経路に沿って延伸するように構成された、第2の上流延伸ロール対をさらに備え、
前記第2の牽引ロール装置が、前記第2の上流延伸ロール対から前記延伸経路に沿って下流に位置付けられた、前記ガラスリボンの前記第2のエッジ部分を前記成形機器から前記延伸経路に沿ってさらに延伸するように構成された第2の中流延伸ロール対をさらに備え、
前記第3の牽引ロール装置が、前記第2の中流延伸ロール対から前記延伸経路に沿って下流に位置付けられた、前記ガラスリボンの前記第2のエッジ部分を前記成形機器から前記延伸経路に沿ってさらに延伸するように構成された第2の下流延伸ロール対をさらに備え、かつ、
前記制御機器が、前記第2の上流延伸ロール対の少なくとも1つの延伸ロールが実質的に一定のトルクで回転するように前記第1の牽引ロール装置を動作させ、前記第2の中流延伸ロール対の少なくとも1つの延伸ロールが実質的に一定のトルクで回転するように前記第2の牽引ロール装置を動作させ、さらに前記第2の下流延伸ロール対の少なくとも1つの延伸ロールが実質的に一定の角速度で回転するように前記第3の牽引ロール装置を動作させるように、さらに構成されていることを特徴とする請求項1から3いずれか1項記載のガラス製造装置。 - ガラスリボンを製造する方法において、
第1の上流延伸ロール対を備えた第1の牽引ロール装置と、前記第1の上流延伸ロール対から延伸経路に沿って下流に位置付けられた第1の中流延伸ロール対を備えている、第2の牽引ロール装置と、前記第1の中流延伸ロール対から前記延伸経路に沿って下流に位置付けられた第1の下流延伸ロール対を備えている、第3の牽引ロール装置とを提供するステップ、
第1のエッジ部分と第2のエッジ部分との間に延在する幅を有するとともに、粘性ゾーン、前記延伸経路に沿って該粘性ゾーンから下流に位置する粘弾性ゾーン、および前記延伸経路に沿って該粘弾性ゾーンから下流に位置する弾性ゾーンを有するガラスリボンを成形するステップ、
前記第1の上流延伸ロール対の少なくとも1つの延伸ロールが実質的に一定のトルクで回転して前記ガラスリボンの前記第1のエッジ部分を前記延伸経路に沿って延伸するように、前記第1の牽引ロール装置を独立して動作させるステップであって、前記第1の牽引ロール装置が、前記粘性ゾーンにおいて前記ガラスリボンと接触する、ステップ
前記第1の中流延伸ロール対の少なくとも1つの延伸ロールが実質的に一定のトルクで回転して前記ガラスリボンの前記第1のエッジ部分を前記延伸経路に沿ってさらに延伸するように、前記第2の牽引ロール装置を独立して動作させるステップ、および、
前記第1の下流延伸ロール対の少なくとも一方が実質的に一定の角速度で回転して前記ガラスリボンの前記第1のエッジ部分を前記延伸経路に沿ってさらに延伸するように、前記第3の牽引ロール装置を独立して動作させるステップ、
を含むことを特徴とする方法。 - 前記第1の下流延伸ロール対から前記延伸経路に沿って下流の位置で、一定期間に亘って前記ガラスリボンから複数のガラスシートを順次分離させるステップをさらに含み、このとき前記一定期間を通して、前記第1の上流延伸ロール対が実質的に一定の力を前記ガラスリボンの前記第1のエッジ部分に前記延伸経路に沿って加え、前記第1の中流延伸ロール対が実質的に一定の力を前記ガラスリボンの前記第1のエッジ部分に前記延伸経路に沿って加え、さらに前記第1の下流延伸ロール対が変動する力を前記ガラスリボンの前記第1のエッジ部分に前記延伸経路に沿って加えることを特徴とする請求項5記載の方法。
- 前記第1の上流延伸ロール対が一定の力を前記ガラスリボンの前記第1のエッジ部分に前記延伸経路に沿って加えるよう構成されており、
前記第1の中流延伸ロール対が、前記第1の上流延伸ロール対による前記一定の力とは異なる一定の力を前記ガラスリボンの前記第1のエッジ部分に前記延伸経路に沿って加えるよう構成されていることを特徴とする請求項1−4いずれか1項記載のガラス製造装置。 - 前記第1の中流延伸ロール対が前記ガラスリボンの前記第1のエッジ部分に加える前記一定の力が、前記第1の上流延伸ロール対が前記ガラスリボンの前記第1のエッジ部分に加える前記一定の力とは異なることを特徴とする請求項6記載の方法。
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