JP6471959B2 - 赤外線応用装置 - Google Patents

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本発明は、赤外線応用装置に関し、より詳細には、赤外線素子と、パッケージと、を備えた赤外線応用装置に関する。
赤外線応用装置は、赤外線素子として、例えば、赤外線検出素子又は赤外線放射素子を備えている。
従来、この種の赤外線応用装置としては、例えば、赤外線検出素子と、信号処理回路が設けられた回路ブロックと、ステムと、キャップと、カバーと、を備える赤外線検出器が知られている(特許文献1)。
ステムは、鋼材によって形成されている。ステムは、略円板状に形成されている。
キャップは、鋼材によって形成されている。キャップは、一端が開口する有底円筒状に形成されている。キャップは、赤外線検出素子に対向する底部の中心部に、矩形状に開口してなる窓部が設けられている。
カバーは、レンズ部と、鍔部と、を有し、窓部を覆うようにキャップの内側から配設されている。レンズ部は、シリコンレンズからなる半導体レンズである、
特許文献1に記載された赤外線検出器は、導電性接着剤により形成された接着部を介してカバーとキャップとが電気的に接続されている。
特開2010−54250号公報
赤外線応用装置の分野においては、電磁波遮蔽性を有するパッケージの気密性の更なる向上が望まれることがある。
本発明の目的は、電磁波遮蔽性を有するパッケージの気密性を向上させることが可能な赤外線応用装置を提供することにある。
本発明の赤外線応用装置は、赤外線素子と、前記赤外線素子を収納したパッケージと、を備える。前記パッケージは、前記赤外線素子を支持する金属製の台座と、前記赤外線素子を覆うように前記台座に固着された金属製のキャップと、前記キャップの前壁に形成された窓孔に前記キャップの内側から嵌め込まれる窓材と、を備える。前記窓材は、導電性を有し且つ赤外線を透過する材料により形成されている。前記窓材は、前記窓孔内に配置された窓材本体と、前記窓材本体の外周縁のうち前端よりも後端側にずれた位置から全周に亘って外方へ突出したフランジと、を備える。前記窓材と前記キャップとは、第1接合部と、第2接合部と、によって接合されている。前記第1接合部は、導電性材料により形成され、前記フランジの前面と前記キャップの前記前壁の後面における前記窓孔の周縁との間に介在している。前記第2接合部は、封止用樹脂により形成され、前記第1接合部を全周に亘って囲んでいる。前記フランジには、前記フランジの外周縁と前記キャップの前記前壁と前記第2接合部との間で前記第2接合部の内側に前記第1接合部を封じ込めるトラップが形成されている。前記第2接合部が、前記窓材における前記フランジの外周縁の後端側の部位及び前記第1接合部それぞれを全周に亘って囲むように形成されており、前記窓材における前記フランジの前記外周縁の前記後端側の部位の全周に亘って接している。
本発明の赤外線応用装置においては、電磁波遮蔽性を有するパッケージの気密性を向上させることが可能となる。
図1は、実施形態1の赤外線応用装置の概略縦断面図である。 図2は、実施形態1の赤外線応用装置の概略斜視図である。 図3は、実施形態1の赤外線応用装置のキャップを取り外した状態の概略斜視図である。 図4は、実施形態1の赤外線応用装置の一部破断した概略斜視図である。 図5Aは、実施形態1の赤外線応用装置における赤外線素子の概略平面図である。図5Bは、実施形態1の赤外線応用装置における赤外線素子を示し、図5AのX−X概略断面図である。 図6は、実施形態1の赤外線応用装置における回路モジュールの回路ブロック図である。 図7Aは、実施形態1の赤外線応用装置における窓材の製造方法の説明図である。図7Bは、実施形態1の赤外線応用装置における窓材の製造方法の説明図である。図7Cは、実施形態1の赤外線応用装置における窓材の製造方法の説明図である。図7Dは、実施形態1の赤外線応用装置における窓材の製造方法の説明図である。 図8Aは、実施形態1の赤外線応用装置の製造方法の説明図である。図8Bは、実施形態1の赤外線応用装置の製造方法の説明図である。図8Cは、実施形態1の赤外線応用装置の製造方法の説明図である。図8Dは、実施形態1の赤外線応用装置の製造方法の説明図である。図8Eは、実施形態1の赤外線応用装置の製造方法の説明図である。 図9Aは、実施形態1の赤外線応用装置の製造方法の説明図である。図9Bは、実施形態1の赤外線応用装置の製造方法の説明図である。 図10は、比較例の赤外線応用装置の概略断面図である。 図11は、実施形態2の赤外線応用装置の概略断面図である。 図12Aは、実施形態2の赤外線応用装置における窓材の製造方法の説明図である。図12Bは、実施形態2の赤外線応用装置における窓材の製造方法の説明図である。図12Cは、実施形態2の赤外線応用装置における窓材の製造方法の説明図である。図12Dは、実施形態2の赤外線応用装置における窓材の製造方法の説明図である。 図13は、実施形態3の赤外線応用装置の概略断面図である。 図14Aは、実施形態3の赤外線応用装置における窓材の製造方法の説明図である。図14Bは、実施形態3の赤外線応用装置における窓材の製造方法の説明図である。図14Cは、実施形態3の赤外線応用装置における窓材の製造方法の説明図である。
下記の実施形態1〜3において説明する各図は、模式的な図であり、各構成要素の大きさや厚さそれぞれの比が、必ずしも実際の寸法比を反映しているとは限らない。
(実施形態1)
以下では、本実施形態の赤外線応用装置1aについて、図1〜9に基づいて説明する。
赤外線応用装置1aは、赤外線素子2と、赤外線素子2を収納したパッケージ4と、を備える。パッケージ4は、赤外線素子2を支持する台座5と、赤外線素子2を覆うように台座5に固着された金属製のキャップ6と、キャップ6の前壁61に形成された窓孔62にキャップ6の内側から嵌め込まれる窓材7aと、を備える。窓材7aは、導電性を有し且つ赤外線を透過する材料により形成されている。窓材7aは、窓孔62内に配置された窓材本体71と、窓材本体71の外周縁72のうち前端よりも後端側にずれた位置から全周に亘って外方へ突出したフランジ73と、を備える。窓材7aとキャップ6とは、第1接合部8と、第2接合部9と、によって接合されている。第1接合部8は、導電性材料により形成され、フランジ73の前面74とキャップ6の前壁61の後面63における窓孔62の周縁64との間に介在している。第2接合部9は、封止用樹脂により形成され、第1接合部8を全周に亘って囲んでいる。フランジ73には、フランジ73の外周縁75とキャップ6の前壁61と第2接合部9との間で第2接合部9の内側に第1接合部8を封じ込めるトラップ10aが形成されている。よって、赤外線応用装置1aにおいては、電磁波遮蔽性を有するパッケージ4の気密性を向上させることが可能となる。要するに、赤外線応用装置1aは、パッケージ4の内部と外部の環境とを電磁気的に分離する電磁シールド効果を確保しつつ、パッケージ4の気密性を向上させることが可能となる。なお、本明細書では、赤外線応用装置1aの各構成要素それぞれについて、窓材7aの厚さ方向に沿った方向を前後方向と規定し、赤外線素子2が窓材7aを臨む方向に沿った方向を前方向と規定している。
赤外線応用装置1aは、赤外線素子2の出力信号を信号処理する信号処理回路30(図6参照)を有する回路モジュール3を更に備える。赤外線素子2は、回路モジュール3を介して台座5に支持されている。キャップ6は、回路モジュール3及び赤外線素子2を覆うように台座5に固着されている。これにより、赤外線応用装置1aは、信号処理回路30が外部からの電磁ノイズの影響を受けるのを抑制することが可能となる。
赤外線応用装置1aの各構成要素については、以下に、より詳細に説明する。
赤外線応用装置1aは、赤外線検出装置である。より詳細には、赤外線応用装置1aを構成する赤外線検出装置は、人体から放射される赤外線を検出する赤外線検出素子を備える赤外線式人体検知器である。
赤外線素子2は、赤外線検出素子である。より詳細には、赤外線素子2を構成する赤外線検出素子は、図5A及び5Bに示すように、1枚の焦電体基板23に4個の検出部24が形成されたクワッドタイプの焦電素子である。より詳細には、赤外線素子2は、1枚の焦電体基板23に、4個の検出部24が2×2のアレイ状に配列されている。
焦電体基板23は、焦電性を有する基板である。焦電体基板23は、単結晶のLiTaO基板である。焦電体基板23の外周形状は、矩形(直角四辺形)状である。
4個の検出部24の各々の平面視形状は、正方形状である。4個の検出部24は、焦電体基板23の中央部において焦電体基板23の外周線234よりも内側の仮想正方形の4つの角それぞれに検出部24の中心が位置するように配置されている。
各検出部24は、焦電体基板23の表面231に形成された表面電極25と、焦電体基板23の裏面232に形成された裏面電極26と、焦電体基板23において表面電極25と裏面電極26とで挟まれた部分233と、で構成されるコンデンサである。図5Aでは、表面電極25の極性を、“+”、“−”の符号で示してある。検出部24の受光面241は、表面電極25の表面である。赤外線素子2は、4個の検出部24のうち、仮想正方形の一方の対角線上にある同極性の2個の検出部24同士が並列接続され、他方の対角線上にある同極性の2個の検出部24同士が並列接続されている。要するに、赤外線素子2は、図5Aの左右方向に沿って並んで形成されている2個の検出部24同士が逆並列に接続され、且つ、図5Aの上下方向に沿って並んで形成されている2個の検出部24同士が逆並列に接続されている。
赤外線素子2は、焦電体基板23に、4個の検出部24の各々を囲む4つの孔27が形成されているのが好ましい。孔27の開口形状は、U字状である。
赤外線素子2は、4個の検出部24の各々の表面電極25が窓材7aに臨むように配置される。
信号処理回路30は、図6に示すように、増幅回路301と、帯域フィルタ302と、比較回路303と、出力回路304と、を備えている。
増幅回路301は、赤外線素子2の出力信号を増幅する回路である。増幅回路301は、例えば、電流電圧変換回路と、電圧増幅回路と、で構成することができる。電流電圧変換回路は、赤外線素子2から出力される出力信号である電流信号を電圧信号に変換して出力する回路である。電圧増幅回路は、電流電圧変換回路により変換された電圧信号のうち所定の周波数帯域の電圧信号を増幅して出力する回路である。
帯域フィルタ302は、増幅回路301で増幅された電圧信号から、雑音となる不要な周波数成分を除去するフィルタである。
比較回路303は、増幅回路301で増幅された電圧信号と予め設定された閾値とを比較し電圧信号が閾値を超えたか否かを判断する回路である。比較回路303は、例えば、コンパレータ等を用いて構成することができる。
出力回路304は、比較回路303において電圧信号が閾値を超えたと判断されたときに人体検知信号を出力信号として出す回路である。
信号処理回路30は、増幅回路301と、帯域フィルタ302と、比較回路303と、出力回路304と、が1つのIC素子に集積化されているのが好ましい。IC素子は、信号処理回路30へ電力を供給する安定化電源回路を備えるのが好ましい。
回路モジュール3は、上述のIC素子が実装された実装基板32を備えている。実装基板32は、例えば、MID(Molded Interconnect Devices)基板である。赤外線素子2は、実装基板32に実装されている。実装基板32は、MID基板に限らず、例えば、部品内蔵基板、セラミック基板、プリント基板等でもよい。
赤外線応用装置1aは、図1及び4に示すように、赤外線素子2と回路モジュール3との両方をパッケージ4に収納してあるのが好ましい。これにより、赤外線応用装置1aは、赤外線素子2と信号処理回路30との間の電路に、パッケージ4の外部からの電磁波等のノイズが重畳されるのを、より抑制することが可能となる。したがって、赤外線応用装置1aは、赤外線素子2から出力されて信号処理回路30へ入力される出力信号のS/N比を向上させることが可能となる。
台座5は、金めっき膜により被覆された鉄板により形成されている。台座5は、円板状の台座本体51と、台座本体51の外周縁52のうち前端よりも後端側にずれた位置から全周に亘って外方へ突出したフランジ53と、を備える。また、台座5は、フランジ53の外周縁54の1箇所から外方に突出する突片55(図2、3参照)が設けられている。
パッケージ4は、複数の端子40を備える。より詳細には、パッケージ4は、3つの端子40を備える。
3つの端子40は、台座5に保持されている。3つの端子40は、各々がピン状に形成されている。3つの端子40は、台座5の厚さ方向において台座5を貫通している。3つの端子40は、台座5に保持されている。3つの端子40は、1つの端子40が給電用の第1端子41、他の1つが信号出力用の第2端子42、残りの1つの端子40がグラウンド用の第3端子43である。
第1端子41及び第2端子42の各々は、電気絶縁性を有する封着材料(ガラス)により、台座5に封着されている。よって、第1端子41及び第2端子42の各々は、台座5と電気的に絶縁されている。第3端子43は、導電性を有する封着材料により、台座5に封着されている。よって、第3端子43は、台座5と電気的に接続されている。これにより、赤外線応用装置1aでは、第3端子43と台座5とを同電位とすることが可能となる。第3端子43の電位は、グラウンド電位に設定してあるが、これに限らない。例えば、第3端子43の電位は、パッケージ4が電磁波遮蔽性を確保することができる特定の電位であれば、グラウンド電位以外の電位に設定してもよい。
キャップ6は、鋼板により形成されている。キャップ6は、円筒状の枠部60と、枠部60の前端から全周に亘って内方へ突出して形成された前壁61と、枠部60の後端から全周に亘って外方へ突出して形成されたフランジ66と、を備える。キャップ6は、全体として、有底円筒状である。キャップ6は、フランジ66の外周縁67の1箇所から外方に突出する突片68(図2参照)が設けられている。キャップ6は、突片68が台座5の突片55に重なるように配置されている。
キャップ6の窓孔62は、赤外線素子2の前方に形成されている。キャップ6の窓孔62は、キャップ6の内側から窓材7aにより覆われている。窓孔62の開口形状は、矩形状である。より詳細には、窓孔62の開口形状は、正方形状である。
パッケージ4は、窓材7aが接合されたキャップ6のフランジ66と、複数の端子40が封着された台座5のフランジ53と、が溶接により、気密性が確保できるように接合してある。これにより、キャップ6は、台座5に固着されている。より詳細には、キャップ6と台座5とは、フランジ66、53同士及び突片68、55同士が溶接されている。
第1接合部8を形成する導電性材料は、銀である。より詳細には、第1接合部8は、銀ペーストからなる導電性接着剤82(図8、9参照)を硬化させることにより形成されている。第1接合部8は、フランジ73の前面74とキャップ6の前壁61の後面63における窓孔62の周縁64との間において周縁64の全周に亘って介在している。第1接合部8は、更に、窓材本体71の外周縁72と窓孔62の内周縁62aとの間において内周縁62aの全周に亘って介在しているのが好ましい。これにより、赤外線応用装置1aは、窓材7aとキャップ6との接合強度の向上及び外観の向上を図ることが可能となる。
第2接合部9を形成する封止用樹脂は、エポキシ系樹脂である。第2接合部9は、ペースト状のエポキシ系樹脂からなる封止用樹脂92(図8参照)を硬化させることにより形成されている。第2接合部9は、窓材7aにおけるフランジ73の外周縁75の後端側の部位及び第1接合部8それぞれを全周に亘って囲むように形成されている。
窓材7aは、シリコンによって形成されているのが好ましい。これにより、窓材7aは、ゲルマニウム、硫化亜鉛等によって形成されている場合に比べて低コスト化を図ることが可能となる。窓材7aの平面視形状は、窓材本体71が窓孔62よりも若干小さい矩形状に形成され、平面視におけるフランジ73の外周形状が窓孔62よりも大きい矩形状に形成されている。より詳細には、窓材本体71の平面視形状は、正方形状である。平面視におけるフランジ73の外周形状は、窓材本体71よりも大きな正方形状である。なお、窓材7aの外周形状は、矩形状に限らず、例えば、矩形状以外の多角形状、円形状等でもよい。また、窓孔62の開口形状は、矩形状に限らず、例えば、矩形状以外の多角形状、円形状等でもよい。この場合、窓材7aの平面視形状は、窓孔62の開口形状に基づいて適宜変更するのが好ましい。
窓材7aは、キャップ6に気密的に接合されている。言い換えれば、窓材7aとキャップ6とは、第1接合部8と第2接合部9とによって気密性を確保できるように接合されている。
窓材7aにおけるトラップ10aは、フランジ73に形成された段差である。より詳細には、トラップ10aは、フランジ73における外周縁75に近い側の端部を、フランジ73の前面74よりも後退させることにより形成された段差である。
トラップ10aは、赤外線応用装置1aの製造時において、キャップ6と窓材7aとを導電性接着剤82(図8、9参照)により接合するときに、導電性接着剤82がフランジ73の外周縁75の前端から後端へ這い上がるのを抑制するために設けられている。図9Bに示すように窓材7aの前方向を重力方向としてみたとき、トラップ10aは、フランジ73と接する導電性接着剤82の上端の接線がフランジ73の後面76と交差するように形成されている。図9Bの状態のときの重力方向は、窓材本体71の後面712から窓材本体71の前面711に向かう方向である。接線は、接線法(Tangent Method)により求めることができる。
以下では、窓材7aの製造方法の一例について図7に基づいて説明する。
窓材7aを製造するには、下記の第1工程、第2工程、第3工程及び第4工程を順次行う。
第1工程では、まず、複数の窓材7aの元になるウェハ70を準備する(図7A)。ウェハ70は、シリコンウェハである。ウェハ70は、ウェハ70の表面701が、複数の窓材7aの各々における窓材本体71の前面711に対応し、ウェハ70の裏面702が、複数の窓材7aの各々における窓材本体71の後面712に対応する。
第2工程では、ダイシング装置を用いて、ウェハ70の表面701に、複数の窓材7aの各々における窓材本体71の外周縁72及びフランジ73の前面74を形成するための複数の第1溝703を形成する(図7B)。第2工程では、ダイシング装置のブレードとして、第1溝703の溝幅H1に対応した第1ブレードを用いる。第1溝703の切削深さは、窓材本体71の前面711を含む平面からフランジ73の前面74までの深さである。
第3工程では、ダイシング装置を用いて、ウェハ70における複数の第1溝703の各々の内底面に、複数の窓材7aの各々におけるトラップ10aを形成するための複数の第2溝704を形成する(図7C)。第3工程では、ダイシング装置のブレードとして、第2溝704の溝幅H2(>溝幅H1)に対応した第2ブレードを用いる。
第4工程では、ダイシング装置を用いて、ウェハ70を個々の窓材7aに分割する(図7D)。第4工程では、ダイシング装置のブレードとして、溝幅H2よりも幅の小さな第3ブレードを用いる。
上述のように赤外線応用装置1aにおける赤外線素子2は、赤外線検出素子である。窓材7aは、窓材本体71及びフランジ73がシリコンにより形成されており、窓材本体71に積層された赤外線光学フィルタ77を更に備えるのが好ましい。これにより、赤外線応用装置1aは、外部からの不要な赤外線がパッケージ4内に入るのを抑制することが可能となる。赤外線光学フィルタ77は、赤外線応用装置1aに必要とされる光学特性を有するようにフィルタ特性を設計すればよい。
赤外線光学フィルタ77は、赤外線検出素子の検出対象の波長領域の赤外線を透過させる光学多層膜である。
赤外線応用装置1aは、2つの赤外線光学フィルタ77を備えるのが好ましい。2つの赤外線光学フィルタ77の1つは、窓材本体71の前面711に積層された第1赤外線光学フィルタ78である。2つの赤外線光学フィルタ77の残りの1つは、窓材本体71の後面712に積層された第2赤外線光学フィルタ79である。第1赤外線光学フィルタ78と第2赤外線光学フィルタ79とは、互いのフィルタ特性を同じにしてあるが、互いに異ならせてもよい。
窓材7aとキャップ6との接合方法については、図8及び9に基づいて説明する。
窓材7aとキャップ6とを接合するには、下記の第1工程、第2工程、第3工程、第4工程及び第5工程を順次行う。
第1工程では、キャップ6を準備し、図8Aに示すように、キャップ6の前壁61が上下方向の下側になるようにキャップ6を作業台100上に配置する。
第2工程では、キャップ6の前壁61の後面63における窓孔62の周縁64に、周縁64の全周に亘るように導電性接着剤82を第1のディスペンサにより塗布する(図8B、9A参照)。
第3工程では、窓材7aのフランジ73を導電性接着剤82に押し付けながらフランジ73の窓材本体71を窓孔62に嵌め込み(図8C、9B参照)、その後、導電性接着剤82を仮硬化させる。
第4工程では、キャップ6の前壁61の後面63の露出部位を覆うように封止用樹脂92を第2のディスペンサにより塗布する(図8D)。より詳細には、第3工程では、窓材7aにおけるフランジ73の外周縁75の後端側の部位及び導電性接着剤82それぞれを全周に亘って囲むように封止用樹脂92を塗布する。
第5工程では、導電性接着剤82及び封止用樹脂92それぞれを硬化されることで第1接合部8及び第2接合部9を形成した後、キャップ6の上下方向を逆にする(図8E)。
図10は、比較例の赤外線応用装置1rの概略断面図である。比較例の赤外線応用装置1rは、実施形態1の赤外線応用装置1aと略同じ構成であり、窓材7aの代わりに、トラップ10aを備えていない窓材7rを採用している点が赤外線応用装置1aと相違する。なお、赤外線応用装置1rにおいて、赤外線応用装置1aと同様の構成要素については、赤外線応用装置1aと同一の符号を付して説明を省略する。
本願発明者らは、比較例の赤外線応用装置1rの量産性について検討した結果、導電性接着剤82が窓材7rのフランジ73の外周縁の前端から後端まで這い上がって第1接合部8が形成されて気密性が低下することがあるという知見を得た。
これに対して、本実施形態の赤外線応用装置1aでは、トラップ10aを備えているので、製造時において、導電性接着剤82がフランジ73の外周縁75の前端から後端へ這い上がるのを抑制することが可能となる。よって、赤外線応用装置1aは、電磁波遮蔽性を有するパッケージ4の気密性を向上させることが可能となる。
パッケージ4は、キャップ6の前壁61の後面63が窓材7aのフランジ73の外周縁75よりも導電性接着剤82に対する濡れ性が高くなるように構成されているのが好ましい。これにより、赤外線応用装置1aは、製造時において、導電性接着剤82がフランジ73の外周縁75を這い上がるのを、より抑制することが可能となる。
キャップ6の前壁61の後面63の濡れ性を高くするには、例えば、キャップ6を形成する鋼板よりも導電性接着剤82に対する濡れ性の高い金属膜或いは導電性を有する親水性のコーティング膜を被着すればよい。キャップ6の前壁61の後面63の濡れ性をフランジ73の外周縁75の濡れ性よりも高くするには、フランジ73の外周縁75に撥水性のコーティング膜を被着するようにしてもよい。
(実施形態2)
以下では、本実施形態の赤外線応用装置1bについて図11及び12に基づいて説明する。赤外線応用装置1bは、トラップ10bの形状が実施形態1の赤外線応用装置1aにおけるトラップ10aの形状と相違する。なお、赤外線応用装置1bにおいて、赤外線応用装置1aと同様の構成要素については、赤外線応用装置1aと同一の符号を付して説明を省略する。
赤外線応用装置1bにおけるトラップ10bは、フランジ73の前面74に形成された凹部である。これにより、赤外線応用装置1bは、トラップ10bに第1接合部8の一部が入り込んだ構成とすることができる。
赤外線応用装置1bの製造方法は、赤外線応用装置1aの製造方法と略同じであり、窓材7bの製造方法が窓材7aの製造方法と異なる。
以下では、窓材7bの製造方法の一例について図12に基づいて説明する。
窓材7bを製造するには、下記の第1工程、第2工程、第3工程及び第4工程を順次行う。
第1工程では、まず、複数の窓材7bの元になるウェハ70を準備する(図12A)。ウェハ70は、シリコンウェハである。ウェハ70は、ウェハ70の表面701が、複数の窓材7bの各々における窓材本体71の前面711に対応し、ウェハ70の裏面702が、複数の窓材7bの各々における窓材本体71の後面712に対応する。
第2工程では、ダイシング装置を用いて、ウェハ70の表面701に、複数の窓材7bの各々における窓材本体71の外周縁72及びフランジ73の前面74を形成するための複数の第1溝703を形成する(図12B)。第2工程では、ダイシング装置のブレードとして、第1溝703の溝幅H1に対応した第1ブレードを用いる。第1溝703の切削深さは、窓材本体71の前面711を含む平面からフランジ73の前面74までの深さである。
第3工程では、ダイシング装置を用いて、ウェハ70における複数の第1溝703の各々の内底面に、複数の窓材7bの各々におけるトラップ10bを形成するための複数の第2溝714を形成する(図12C)。第3工程では、ダイシング装置のブレードとして、第2溝714の溝幅H2(>溝幅H1)に対応した第2ブレードを用いる。
第4工程では、ダイシング装置を用いて、ウェハ70を個々の窓材7bに分割する。第4工程では、ダイシング装置のブレードとして、隣り合う第2溝714間の距離よりも幅の小さな第3ブレードを用いる。
本実施形態の赤外線応用装置1bでは、トラップ10bを備えているので、製造時において、導電性接着剤82がフランジ73の外周縁75の前端から後端へ這い上がるのを抑制することが可能となる。よって、赤外線応用装置1bは、電磁波遮蔽性を有するパッケージ4の気密性を向上させることが可能となる。
(実施形態3)
以下では、本実施形態の赤外線応用装置1cについて図13及び14に基づいて説明する。赤外線応用装置1cは、トラップ10cの形状が実施形態1の赤外線応用装置1aにおけるトラップ10aの形状と相違する。なお、赤外線応用装置1cにおいて、赤外線応用装置1aと同様の構成要素については、赤外線応用装置1aと同一の符号を付して説明を省略する。
赤外線応用装置1cでは、窓材7cにおけるフランジ73の外周縁75がテーパ状に形成され、フランジ73の外周縁75がトラップ10cを構成している。より詳細には、フランジ73の外周縁75は、フランジ73の前面74とのなす角度(内角)θが鈍角(例えば、135度)となる傾斜面により構成されている。
赤外線応用装置1cの製造方法は、赤外線応用装置1aの製造方法と略同じであり、窓材7cの製造方法が窓材7aの製造方法と異なる。
以下では、窓材7cの製造方法の一例について図14に基づいて説明する。
窓材7cを製造するには、下記の第1工程、第2工程及び第3工程を順次行う。
第1工程では、まず、複数の窓材7cの元になるウェハ70を準備する(図14A)。ウェハ70は、シリコンウェハである。ウェハ70は、ウェハ70の表面701が、複数の窓材7cの各々における窓材本体71の前面711に対応し、ウェハ70の裏面702が、複数の窓材7cの各々における窓材本体71の後面712に対応する。
第2工程では、ダイシング装置を用いて、ウェハ70の表面701に、複数の窓材7cの各々における窓材本体71の外周縁72及びフランジ73の前面74を形成するための複数の第1溝703を形成する(図14B)。第2工程では、ダイシング装置のブレードとして、第1溝703の溝幅H1に対応した第1ブレードを用いる。第1溝703の切削深さは、窓材本体71の前面711を含む平面からフランジ73の前面74までの深さである。
第3工程では、ダイシング装置を用いて、ウェハ70を個々の窓材7cに分割する。第3工程では、ダイシング装置のブレードとして、ベベルカット(bevel cutting)方式等で使用される角度付きブレードを用いる。
赤外線応用装置1cは、トラップ10cを備えているので、製造時において、導電性接着剤82がフランジ73の外周縁75の前端から後端へ這い上がるのを抑制することが可能となる。よって、赤外線応用装置1cは、電磁波遮蔽性を有するパッケージ4の気密性を向上させることが可能となる。
実施形態1〜3に記載した材料、数値等は、好ましい例を示しているだけであり、それに限定する主旨ではない。更に、本願発明は、その技術的思想の範囲を逸脱しない範囲で、構成に適宜変更を加えることが可能である。
例えば、赤外線素子2は、クワッドタイプの焦電素子に限らず、例えば、デュアルタイプの焦電素子、シングルタイプの焦電素子等でもよい。また、赤外線素子2は、焦電素子に限らず、例えば、サーモパイル、サーミスタ等の焦電素子以外の熱型赤外線検出素子でもよい。また、赤外線素子2は、量子型赤外線検出素子、赤外線通信用のフォトダイオードでもよい。
また、赤外線応用装置1a〜1cの各々において、回路モジュール3は、必要に応じて適宜設ければよい。赤外線応用装置1a〜1cの各々は、回路モジュール3を設ける必要がない場合、低コスト化及びパッケージ4の薄型化を図ることが可能となる。
また、赤外線応用装置1a〜1cは、回路モジュール3がパッケージ4内に収納された例に限らず、信号処理回路30の構成部品の一部もしくは全部が、パッケージ4の外部で回路基板に実装された構成としてもよい。回路基板は、例えば、プリント基板により構成することができる。
また、赤外線素子2は、熱放射により赤外線を放射する赤外線放射素子、赤外線通信用の赤外線発光ダイオード、赤外線レーザダイオード等でもよい。これにより、赤外線応用装置1a〜1cの各々は、赤外放射装置、より詳細には、赤外光源を構成することができる。熱放射により赤外線を放射する赤外線放射素子10は、例えば、MEMS(micro electro mechanical systems)の製造技術等を利用して製造することができる。
窓材7a〜7cの各々の材料は、シリコンに限らず、例えば、ゲルマニウム、硫化亜鉛等でもよい。
赤外線応用装置1a〜1cの各々は、例えば、配線器具、機器等に利用することができる。機器としては、例えば、照明器具、照明装置、テレビ、パーソナルコンピュータ、空気調和機、加湿器、冷蔵庫、コピー機、デジタルサイネージ、デジタルフォトフレーム、ガスセンサ、ガス分析装置、小便器、自販機、券売機、現金自動預け払い機等がある。
1a、1b、1c 赤外線応用装置
2 赤外線素子(赤外線検出素子)
3 回路モジュール
4 パッケージ
5 台座
6 キャップ
7a、7b、7c 窓材
8 第1接合部
9 第2接合部
10a、10b、10c トラップ
30 信号処理回路
61 前壁
62 窓孔
63 後面
64 周縁
71 窓材本体
72 外周縁
73 フランジ
74 前面
75 外周縁

Claims (6)

  1. 赤外線素子と、前記赤外線素子を収納したパッケージと、を備え、
    前記パッケージは、前記赤外線素子を支持する金属製の台座と、前記赤外線素子を覆うように前記台座に固着された金属製のキャップと、前記キャップの前壁に形成された窓孔に前記キャップの内側から嵌め込まれる窓材と、を備え、
    前記窓材は、導電性を有し且つ赤外線を透過する材料により形成されており、
    前記窓材は、前記窓孔内に配置された窓材本体と、前記窓材本体の外周縁のうち前端よりも後端側にずれた位置から全周に亘って外方へ突出したフランジと、を備え、
    前記窓材と前記キャップとは、第1接合部と、第2接合部と、によって接合されており、
    前記第1接合部は、導電性材料により形成され、前記フランジの前面と前記キャップの前記前壁の後面における前記窓孔の周縁との間に介在しており、
    前記第2接合部は、封止用樹脂により形成され、前記第1接合部を全周に亘って囲んでおり、
    前記フランジには、前記フランジの外周縁と前記キャップの前記前壁と前記第2接合部との間で前記第2接合部の内側に前記第1接合部を封じ込めるトラップが形成されており、
    前記第2接合部が、前記窓材における前記フランジの外周縁の後端側の部位及び前記第1接合部それぞれを全周に亘って囲むように形成されており、前記窓材における前記フランジの前記外周縁の前記後端側の部位の全周に亘って接している、
    ことを特徴とする赤外線応用装置。
  2. 前記トラップは、前記フランジに形成された段差である、
    ことを特徴とする請求項1記載の赤外線応用装置。
  3. 前記トラップは、前記フランジの前記前面に形成された凹部である、
    ことを特徴とする請求項1記載の赤外線応用装置。
  4. 前記フランジの前記外周縁がテーパ状に形成され、
    前記フランジの前記外周縁が前記トラップを構成している、
    ことを特徴とする請求項1記載の赤外線応用装置。
  5. 前記赤外線素子は、赤外線検出素子であり、
    前記窓材は、前記窓材本体及び前記フランジがシリコンにより形成されており、
    前記窓材本体に積層された赤外線光学フィルタを更に備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の赤外線応用装置。
  6. 前記赤外線素子の出力信号を信号処理する信号処理回路を有する回路モジュールを更に備え、
    前記赤外線素子が、前記回路モジュールを介して前記台座に支持されており、
    前記キャップは、前記回路モジュール及び前記赤外線素子を覆うように前記台座に固着されている、
    ことを特徴とする請求項5記載の赤外線応用装置。
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