JP6471539B2 - 開閉部材制御装置 - Google Patents

開閉部材制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6471539B2
JP6471539B2 JP2015041590A JP2015041590A JP6471539B2 JP 6471539 B2 JP6471539 B2 JP 6471539B2 JP 2015041590 A JP2015041590 A JP 2015041590A JP 2015041590 A JP2015041590 A JP 2015041590A JP 6471539 B2 JP6471539 B2 JP 6471539B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
opening
turned
closing member
closed position
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015041590A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016160689A (ja
Inventor
照之 豊田
照之 豊田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2015041590A priority Critical patent/JP6471539B2/ja
Publication of JP2016160689A publication Critical patent/JP2016160689A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6471539B2 publication Critical patent/JP6471539B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、開閉部材制御装置に係り、開閉部材を閉位置に向けて移動させるために回転するモータを備え、開閉部材が閉位置に到達した後にモータへの電力供給を継続する開閉部材制御装置に関する。
車両に設けられた開口を開閉するために移動する開閉部材について、その移動動作を制御する開閉部材制御装置は、既に知られており、その一例としてはパワーウィンドウ装置、スライドドア装置、及びサンルーフ装置等が挙げられる。また、開閉部材制御装置の中には、開閉部材を閉位置に向けて移動させるために回転するモータを備え、開閉部材が閉位置に到達した後にもモータへの電力供給を継続するものが存在する。例えば、特許文献1に記載の開閉部材制御装置では、開閉部材としてのウィンドウガラスが全閉位置に到達して駆動モータがロック状態になってから所定時間だけ駆動モータへの電力供給をデューティ比「100」の条件にて行うことになっている。このような構成であれば、駆動モータがロックしても高い出力でウィンドウガラスの閉方向に駆動力が作用するので、当該ウィンドウガラスの閉め切りが確実に行われるようになる。
特開2005−54564号公報
ところで、駆動モータがロック状態になってから所定時間だけ駆動モータへの電力供給が継続された後には、当該電力供給を停止するために、電力供給回路中に設けられたリレー等のスイッチをオフにする。ここで、当該スイッチのオフ動作は、ウィンドウガラスが閉位置に到達してから暫く経った後に行われるため、スイッチ音(作動音)が車両の乗員にとって際立って聞こえてしまう(目立ってしまう)虞がある。特に車両が停止している場合等では、上記のスイッチ音が一段と際立って聞こえてしまう。その一方で、より快適な車内環境を提供するには、スイッチ音を極力際立たせないようにすることが必要である。
そこで、本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、開閉部材が閉位置に到達した後にモータへの電力供給回路中のスイッチをオフする際、その作動音を極力際立たせないことが可能な開閉部材制御装置を提供することにある。
前記課題は、本発明の開閉部材制御装置によれば、車車両に設けられた開口を閉じる閉位置に向かって開閉部材を移動させるために回転するモータと、電源から前記モータへの電力供給回路内に設けられ、電磁リレーからなる第一スイッチと、前記電力供給回路内に設けられ、前記第一スイッチよりも静穏にオンオフする第二スイッチと、前記電力供給回路の通電状態を通電オフ状態にするために前記第一スイッチ及び前記第二スイッチのうちの少なくとも一方をオフするコントローラと、を有し、前記コントローラは、前記閉位置に向かって移動する前記開閉部材が前記閉位置に到達すると、前記車両の走行状態に応じた信号を出力する信号出力部から前記信号を受信すると共に、前記信号により特定される前記走行状態が予め設定された条件を満たした場合、前記第一スイッチをオンしたままで前記第二スイッチのみをオフした後、前記開閉部材の開閉状態が切り替えられた時点、及び、前記第二スイッチをオフしてから予め設定した時間が経過した時点のうち、いずれかの時点に至ると前記第一スイッチをオフすること、により解決される。
以上のように構成された本発明の開閉部材制御装置では、モータへの電力供給回路に作動音の音量が異なる二種類のスイッチ(具体的には、第一スイッチ及び第二スイッチ)が設けられている。また、開閉部材が閉位置に到達した後にモータへの電力供給を停止するためにオフするスイッチについては、その時点での車両の走行状態に応じて設定されることになっている。具体的に説明すると、本発明では、走行状態が所定の条件を満たした場合、第一スイッチをオンしたままで第二スイッチのみをオフすることになっている。このような構成であれば、より作動音の音量が大きい第一スイッチをオフしたときの作動音が目立ってしまうような走行状態にて車両が走行していたときには、第一スイッチをオフせず、より作動音の音量が小さい第二スイッチのみをオフすることで作動音(スイッチ音)を極力際立たせないようにすることが可能となる。
また、前記コントローラは、前記第一スイッチをオンしたままで前記第二スイッチのみをオフした後、前記開閉部材の開閉状態が切り替えられた時点、及び、前記第二スイッチをオフしてから予め設定した時間が経過した時点のうち、いずれかの時点に至ると前記第一スイッチをオフしている。
このように、開閉部材が閉位置に到達した後に第一スイッチをオンしたままで第二スイッチのみをオフした場合、開閉部材の開閉状態が切り替えられた時点、及び、第二スイッチをオフしてから予め設定した時間が経過した時点のうち、いずれかの時点に至ることをトリガーとして第一スイッチをオフする。かかる構成であれば、上述したように、第一スイッチの作動音を開閉部材の開閉音に紛れさせることが可能であると共に、万一、開閉部材の開閉が切り替えられなくとも所定時間が経過した時点で自動的に第一スイッチをオフする。これにより、モータへの電力供給が停止している間に第一スイッチがオンのまま放置される状況(オフし忘れる状況)を回避することが可能となる。
また、上記の開閉部材制御装置において、前記コントローラは、前記閉位置に向かって移動する前記開閉部材が前記閉位置に到達すると、前記車両の走行速度に応じた前記信号を前記信号出力部から受信すると共に、該信号により特定される前記走行速度が予め設定された速度より小さい場合には前記第一スイッチをオンしたままで前記第二スイッチのみをオフするとよい。
上記の構成では、車両の走行速度が予め設定された速度より小さい場合に、より作動音の音量が小さい第二スイッチをオフする。つまり、車両が比較的低速にて走行しているために第一スイッチの作動音が際立ってしまう状況では、第一スイッチをオフせず、より作動音の音量が小さい第二スイッチをオフしてモータへの電力供給を停止する。これにより、スイッチの作動音が際立ち易くなる低速走行時に、当該作動音を極力際立たせないようにすることが可能となる。
また、上記の開閉部材制御装置において、前記第二スイッチは、前記コントローラと電気的に接続された端子に電圧が印加されることでオンする半導体素子からなるとよい。
上記の構成では、コントローラと電気的に接続された端子に電圧が印加されることでオンする半導体素子からなるスイッチによって第二スイッチが構成されている。かかる構成であれば、第一スイッチよりも静穏に動作する第二スイッチをより簡単に用意することが可能となる。
また、上記の開閉部材制御装置において、前記コントローラは、前記閉位置に向かって移動する前記開閉部材が前記閉位置に到達すると、所定時間だけ、前記開閉部材が前記閉位置に向かって移動しているときの回転方向に前記モータを回転させ続け、前記所定時間が経過した時点で前記信号出力部から前記信号を受信し、該信号により特定される前記走行状態が予め設定された条件を満たした場合には前記第一スイッチをオンしたままで前記第二スイッチのみをオフするとよい。
上記の構成では、開閉部材が閉位置に到達した後にも、モータは、引き続き同じ回転方向に回転し続ける。これにより、開閉部材の閉め切りが確実に行われるようになる。その一方で、開閉部材が閉位置に到達してから所定時間が経過した時点でモータへの電力供給が停止されることになる。すなわち、開閉部材が閉位置に到達した時点と、電力供給回路中のスイッチをオフするタイミングと、の間にはタイムラグが生じる。このためにスイッチの作動音が際立ち易くなってしまう。一方、本発明の開閉部材制御装置によれば、作動音が目立つような走行状態にて車両が走行していたときに、より作動音の音量が小さい第二スイッチをオフすることで作動音を極力際立たせないようにすることが可能である。かかる効果は、開閉部材が閉位置に到達してから所定時間が経過した時点でモータへの電力供給が停止されるためにスイッチの作動音が際立ち易い状況において、特に有意義なものとなる。
本発明の開閉部材制御装置によれば、より作動音の音量が大きい第一スイッチをオフしたときの作動音が目立つような走行状態にて車両が走行している場合に、開閉部材を閉位置まで移動させた後でモータへの電力供給を停止させるにあたり、第一スイッチをオンしたままで、より作動音の音量が小さい第二スイッチのみをオフする。これにより、作動音(スイッチ音)を極力際立たせないようにすることが可能となる。
本発明の一実施形態に係る開閉部材制御装置のメカ構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る開閉部材制御装置の制御系統を示す図である。 通常のオート閉動作中における各スイッチの動作例を示す図である。 閉位置到達後の電力供給制御フローを示す図である。 オート閉動作中における各スイッチの動作例として、車両の走行状態が所定の条件を満たしたときの動作例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態(本実施形態)について図1〜5を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係る開閉部材制御装置のメカ構成を示す図である。図2は、本実施形態に係る開閉部材制御装置の制御系統を示す図である。図3は、通常のオート閉動作中における各スイッチの動作例を示す図である。図4は、閉位置到達後の電力供給制御フロー(図中、ロック通電制御フロー)を示す図である。図5は、オート閉動作中における各スイッチの動作例として、車両の走行状態が所定の条件を満たしたときの動作例を示す図である。
なお、以下では、開閉部材制御装置の一例として、パワーウィンドウ装置Sを例に挙げて説明する。つまり、以下では、車両のドア1に対して上下移動可能となるように取り付けられたウィンドウガラス2を開閉部材の一例として挙げ、ウィンドウガラス2の移動動作(昇降動作)を制御する開閉部材制御装置について説明することとする。
本実施形態に係るパワーウィンドウ装置Sは、車両のドア1に設けられた開口1aを全閉する閉位置と、開口1aを全開する開位置と、の間でウィンドウガラス2を移動させるものである。より具体的に説明すると、ウィンドウガラス2は、不図示のレールに沿って閉位置と開位置との間で移動自在に構成されている。そして、ウィンドウガラス2は、閉位置に向かって移動して閉位置に到達すると、その上端部(先端部)にてウェザーストリップ1bと当接するようになる。このウェザーストリップ1bは、開口1aの縁部である窓枠に設けられている。また、ウェザーストリップ1bのうち、窓枠の上端側に配置されている部分は、ウィンドウガラス2が閉位置に向かって移動する間にはウィンドウガラス2の上端部と対向し、ウィンドウガラス2が閉位置に到達した時点でウィンドウガラス2の上端部と当接するようになる。すなわち、閉位置は、ウィンドウガラス2の上方移動がウェザーストリップ1bによってロック(規制)されるようになるロック位置に該当する。
なお、本実施形態では、ウィンドウガラス2が閉位置に到達した後に所定時間だけ更にウィンドウガラス2の上方移動を続行させる。これは、ウィンドウガラス2の上端部をウェザーストリップ1bに食い込ませてウィンドウガラス2の閉め切りを確実に行うためである。
次に、本実施形態に係るパワーウィンドウ装置Sの構成について説明する。パワーウィンドウ装置Sは、図1及び2に示すように、ウィンドウガラス2を上下移動させるために回転するモータ3、モータ3の回転力を利用してウィンドウガラス2を昇降させる昇降機構4と、モータ3の回転を制御するための制御機構5と、車両の乗員がウィンドウガラス2の位置を変更する際に操作する操作スイッチ6とを主要構成要素としている。
モータ3は、車両に搭載された電源としてのバッテリBから電力が供給されることで回転する。より具体的に説明すると、モータ3は、ウィンドウガラス2を上方移動させる際には正転し、下方移動させる際には反転する。また、モータ3には、回転検出装置7が取り付けられている。この回転検出装置7は、例えば、複数のホール素子からなり、モータ3の回転と同期したパルス信号を出力する。具体的に説明すると、回転検出装置7を構成する各ホール素子は、モータ3が所定角ずつ回転する毎にパルス信号を出力する。つまり、回転検出装置7は、モータ3の回転速度に応じてパルス信号を出力することになる。
昇降機構4は、図1に示すように、モータ3の出力軸に連結された主動プーリ4aと、2つの従動プーリ4b、4cと、これら3つのプーリ4a、4b、4cに架け渡された無端状のワイヤ4dとを有する。また、ワイヤ4d中、従動プーリ4b、4cの間に位置する部分は、ウィンドウガラス2に設けられた掛止部2aに掛止されている。このように構成された昇降機構4では、モータ3の回転により主動プーリ4aが回転すると、ワイヤ4dが従動プーリ4b、4cを連れ回るように無端回転する。そして、ワイヤ4dの無端回転に連動してウィンドウガラス2が上下移動するようになる。なお、昇降機構4は、上記のように構成されたものには限られず、モータ3の回転力を利用してウィンドウガラス2を上下移動させるものである限り、他の機構(例えば、Xアーム式のレギュレータ)であってもよい。
制御機構5は、バッテリBからモータ3への電力供給を制御するものであり、図2に示すように、コントローラ10及び駆動回路11を有する。コントローラ10は、CPUを内蔵したマイクロコンピュータによって構成されており、バッテリBから電力が供給されることで起動する。なお、コントローラ10を構成する機器は、マイクロコンピュータに限定されず、ロジックIC、DSP、ゲートアレイ、トランジスタ等でもよい。
駆動回路11は、バッテリBからモータ3への電力供給回路の一部を構成する。駆動回路11の構成について概説すると、図2に示すように、駆動回路11中には、2個のリレースイッチ12とFETスイッチ13とが組み込まれている。そして、これらのスイッチのうち、少なくとも一方のオンオフが切り替えられることで、バッテリBからモータ3への電力供給回路の通電状態が切り替わることになる。
リレースイッチ12は、本発明の第一スイッチに相当し、電磁リレーからなる。このリレースイッチ12は、バッテリBからモータ3への電力供給回路中に設けられおり、コントローラ10によってそのオンオフが切り替えられる。具体的に説明すると、コントローラ10がリレースイッチ12中のリレーコイルに制御電流を流すと、同リレースイッチ12中の可動端子がオンとなり、制御電流が流れなくなると、可動端子がオフとなる。なお、リレースイッチ12は、モータ3の正転用及び反転用に分けて1個ずつ(計2個)設けられている。
FETスイッチ13は、本発明の第二スイッチに相当し、半導体素子(スイッチング素子)からなり、より具体的には電界効果トランジスタ(Field Effect Transistor)からなる。このFETスイッチ13は、バッテリBからモータ3への電力供給回路中に設けられおり、コントローラ10によってそのオンオフが切り替えられる。具体的に説明すると、FETスイッチ13のゲート端子は、コントローラ10と電気的に接続されている。そして、コントローラ10がゲート端子に向けて制御信号としての電圧信号を出力すると、当該ゲート端子に電圧が印加されることでFETスイッチ13がオンするようになる。なお、FETスイッチ13は、リレースイッチ12のように可動端子を有しないので、リレースイッチ12よりも静穏にオンオフすることになる。
操作スイッチ6は、ウィンドウガラス2の開閉に関する操作信号を出力するものであり、本実施形態では、2段階操作可能な揺動型スイッチ等によって構成され、開スイッチ、閉スイッチ及びオートスイッチを有している。より具体的に説明すると、操作スイッチ6の一端側が一段階操作されると閉スイッチがオンされ、ウィンドウガラス2を通常閉移動させるための信号(スイッチ操作が行われている間だけ上方移動させるための信号)が操作信号としてコントローラ10へ出力される。また、操作スイッチ6の一端側が二段階操作されると閉スイッチ及びオートスイッチがオンされ、ウィンドウガラス2をオート閉移動させるための信号(閉位置まで上方移動を続行させるための信号)が操作信号としてコントローラ10へ出力される。他方、操作スイッチ6の他端側が一段階操作されると開スイッチがオンされ、ウィンドウガラス2を通常開移動させるための信号(スイッチ操作が行われている間だけ下方移動させるための信号)が操作信号としてコントローラ10へ出力される。また、操作スイッチ6の他端側が二段階操作されると開スイッチ及びオートスイッチがオンされ、ウィンドウガラス2をオート開移動させるための信号(開位置まで下方移動を続行させるための信号)が操作信号としてコントローラ10へ出力される。
以上のように構成されたパワーウィンドウ装置Sの基本動作について説明すると、操作スイッチ6が操作されることにより、その操作内容に相当する操作信号が操作スイッチ6から出力される。ここで、操作信号として、ウィンドウガラス2を通常閉移動させるための信号(以下、通常閉信号)が出力された場合を想定すると、コントローラ10は、操作スイッチ6から出力された通常閉信号を受信し、当該通常閉信号に基づいて駆動回路11を制御する。具体的に説明すると、コントローラ10は、2つのリレースイッチ12のうち、正転用のリレースイッチ12(以下、閉動作用のリレースイッチ12)をオンすると共に、FETスイッチ13をオンする。これにより、モータ正転用の電力供給回路が形成されるようになる。そして、操作スイッチ6が操作されている間、正転用の電力が供給されることでモータ3が正転する結果、ウィンドウガラス2が閉位置に向かって操作スイッチ6の操作時間に応じた距離だけ上方移動するようになる。
一方、操作信号として、ウィンドウガラス2をオート閉移動させるための信号(以下、オート閉信号)が出力された場合、コントローラ10は、ウィンドウガラス2が閉位置に到達するまで上方移動を続行するようにモータ3への電力供給(換言すると、駆動回路11中の各スイッチのオンオフ)を制御する。
ところで、コントローラ10は、回転検出装置7から出力されたパルス信号を受信し、当該パルス信号に基づいてウィンドウガラス2の現在位置を検出する。さらに、コントローラ10は、検出したウィンドウガラス2の現在位置に応じて駆動回路11中の各スイッチのオンオフを切り替える。これにより、モータ3への供給電力が調整されるようになる。以下、モータ3への供給電力の調整について図3を参照しながら説明する。なお、以下では、開位置に位置するウィンドウガラス2を閉位置に向けてオート閉移動させるケースを例に挙げ、同ケースにおける各スイッチのオンオフ切り替えタイミングについて説明することとする。
ウィンドウガラス2がオート閉移動している間、コントローラ10は、定期的にウィンドウガラス2の現在位置を検出する。具体的に説明すると、コントローラ10は、開位置を基準位置(原点位置)として原点位置にウィンドウガラス2が位置していた時点からカウントアップしたパルスカウント値に基づいてウィンドウガラス2の現在位置を検出する。パルスカウント値とは、コントローラ10が回転検出装置7から受信したパルス信号の立上がり部又は立下がり部(パルスエッジ)をカウントしたときの値である。
そして、コントローラ10は、パルスカウント値の大きさによってウィンドウガラス2の現在位置を検出する。具体的に説明すると、開位置ではパルスカウント値が0に設定されており、ウィンドウガラス2が閉位置に向かって移動している間、コントローラ10がパルス信号を受け取る毎にパルスカウント値を1だけインクリメントする。一方で、コントローラ10が記憶装置として備えるメモリ(不図示)には、ウィンドウガラス2の位置に対応するパルスカウント値が記憶されている。ここで、開位置に対応するパルスカウント値については、Na(=0)に設定されており、閉位置に対応するパルスカウント値については、Nbに設定されている。そして、コントローラ10は、パルスカウント値とウィンドウガラス2の位置との対応関係をメモリから読み出し、かかる対応関係を参照してウィンドウガラス2の現在位置を検出する。
一方、コントローラ10は、上記の手順によりウィンドウガラス2の現在位置を検出しながら、その検出結果に応じてモータ3への供給電力を調整する。具体的に説明すると、コントローラ10は、オート閉動作の開始に際して閉動作用のリレースイッチ12及びFETスイッチ13をオンする。これにより、モータ3に正転用の電力が供給されるようになる。その後、コントローラ10は、図3に示すようにオート閉動作が行われている間、閉動作用のリレースイッチ12をオン状態で保持すると共に、FETスイッチ13を断続的且つ周期的にオンオフの切り替えを繰り返す。この結果、ウィンドウガラス2が閉位置に到達するまでモータ3への正転用の電力供給が継続されるようになる。
そして、本実施形態に係るコントローラ10は、ウィンドウガラス2が閉位置に到達すると、その後一定時間(図3中、記号tにて示す時間)だけ、モータ3への正転用の電力供給を更に継続する。このようにウィンドウガラス2が閉位置に到達した後にもモータ3への正転用の電力供給を継続するのは、ウィンドウガラス2の閉め切りを確実に行うためである。すなわち、ウィンドウガラス2が閉位置に到達した時点ではウィンドウガラス2とウェザーストリップ1bとが十分に密着していない場合がある。このため、本実施形態では、ウィンドウガラス2が閉位置に到達してモータ3がロックするようになると、その後、所定時間だけモータ3への正転用の電力供給を続行することにしている。これにより、ウィンドウガラス2の上端部がウェザーストリップ1bに食い込むようになり、ウィンドウガラス2の閉め切りが確実に行われるようになる。
ところで、モータロック後に所定時間だけ継続されるモータ3への正転用の電力供給(以下、ロック通電と呼ぶ)が終了した後、コントローラ10は、バッテリBからモータ3への電力供給回路の通電状態を通電オフ状態にする。この際、通常であれば、コントローラ10は、図3に示すように、ロック通電の実行時間(以下、ロック通電時間)の経過時点で閉動作用のリレースイッチ12及びFETスイッチ13の双方をオフする。その一方で、ロック通電時間の経過時点でリレースイッチ12をオフすると、そのスイッチ音が車両の乗員にとって際立って聞こえてしまう可能性がある。より詳しく説明すると、ロック通電時間の経過時点でリレースイッチ12をオフする場合、その時点で例えば車両が停止していると、上記リレースイッチ12の作動音(スイッチ音)が際立って聞こえてしまうようになる。特に、ロック通電を行うと、その時間(ロック通電時間)だけ、リレースイッチ12をオフするタイミングが、ウィンドウガラス2が閉位置に到達した時点よりも遅れてしまう。こうしたタイムラグがより一層上記のスイッチ音を際立たせてしまうことになる。
そこで、本実施形態では、ロック通電時間の経過時点でオフするスイッチを、その時点における車両の走行状態に応じて決めることとしている。ここで、車両の走行状態とは、車両の動作(走行動作)に関する状態を示すものとして計測・検出・検知可能な内容である。そして、本実施形態に係るコントローラ10は、ロック通電時間の経過時点での走行状態が予め設定された条件を満たしているか否かを判定し、その判定結果に応じて、オフするスイッチを決めることとしている。なお、本実施形態では、ロック通電時間の経過時点でオフするスイッチをその時点で走行速度に応じて決めることになっている。かかる構成について、以下、図4を参照しながら説明する。
コントローラ10は、オート閉動作を実行している間、適宜ウィンドウガラス2の現在位置を検知する(S001)。そして、オート閉移動しているウィンドウガラス2が閉位置に到達すると(S002)、コントローラ10は、ロック通電を開始する(S003)。ロック通電では、予め設定されたロック通電時間だけモータ3への正転用の電力供給が継続されるように閉動作用のリレースイッチ12及びFETスイッチ13がオン状態で保持される。これにより、モータ3は、ウィンドウガラス2が閉位置に到達してからロック通電時間が経過するまで、ウィンドウガラス2が閉位置に向かって移動しているときの回転方向(すなわち、正転方向)に引き続き回転し続ける。なお、ロック通電時間については、ウィンドウガラス2を確実に閉め切るのに十分な時間に設定されているのが望ましい。
ロック通電時間が経過すると(S004)、コントローラ10は、不図示の車内LANを介して車速センサ8と通信する。この車速センサ8は、本発明の信号出力部に相当し、車両の走行速度を検知し、その検知結果(走行速度)に応じた信号である速度検知信号を出力する。そして、コントローラ10は、車速センサ8と通信することで、ロック通電時間が経過した時点での走行速度を示す速度検知信号を車速センサ8から受信する(S005)。
その後、コントローラ10は、受信した速度検知信号により特定される走行速度が基準値以上であるかどうかを判定する(S006)。基準値は、ロック通電時間経過時にオフするスイッチを決める際の判断基準として事前に設定される値であり、具体的には、基準値に相当する走行速度にて車両が走行したときに乗員が走行音を認識し得るときの値(例えば時速6km)に設定されている。
そして、コントローラ10は、特定した走行速度が基準値よりも小さいかどうかを判定する(S006)。ここで、特定した走行速度が基準値以上であるとき(S006でNo)、コントローラ10は、ロック通電時間の経過時点で閉動作用のリレースイッチ12及びFETスイッチ13の双方をオフする(S007)。一方、特定した走行速度が基準値より小さいとき(S006でYes)、コントローラ10は、閉動作用のリレースイッチ12をオンしたままでFETスイッチ13のみをオフする(S008)。
以上のように本実施形態では、ロック通電時間の経過時点での走行速度が基準値以上である場合には、図3に示すように、その時点でリレースイッチ12及びFETスイッチ13の双方を同時にオフする。これは、走行速度が基準値以上であれば、ロック通電終了時点でリレースイッチ12をオフしたとしても、そのスイッチ音が車両の走行音に紛れるために際立ち難くなるからである。これに対して、ロック通電時間の経過時点での走行速度が基準値より小さい場合には、図5に示すように、ロック通電時間の経過時点(図5中、記号t1にて示す時点)でリレースイッチ12をオフせずにFETスイッチ13のみをオフする。つまり、本実施形態では、車両が停止している場合や極めて低速にて走行している場合には、車内空間が比較的静かになっているため、スイッチ音がより小さいFETスイッチ13のみをオフすることとしている。これにより、スイッチ音を際立つのを極力抑えつつ、バッテリBからモータ3への電力供給回路の通電状態を通電オン状態から通電オフ状態に切り替えることが可能となる。
一方、ロック通電時間が経過した時点で閉動作用のリレースイッチ12をオンしたままでFETスイッチ13のみをオフした場合、リレースイッチ12(厳密には、リレーコイル)に電流が流れ続けることになる。このような状況においてリレースイッチ12をオンのままで放置すると、バッテリBの電力を徒に消費してしまうことになる。そこで、本実施形態では、ロック通電時間の経過時点でFETスイッチ13のみをオフした場合、図5に示すように、その後に所定の条件が成立した時点(図5中、記号t2にて示す時点)でリレースイッチ12をオフすることにしている。
より具体的に説明すると、コントローラ10は、ロック通電時間が経過した時点で閉動作用のリレースイッチ12をオンしたままでFETスイッチ13のみをオフしたとき、その後にドアセンサ9から状態切り替え信号を受信した時点でリレースイッチ12をオフする。ドアセンサ9は、車内LANを介してコントローラ10と通信可能であり、車両のドア1の開閉状態が切り替えられたときに、その旨を示す信号である状態切り替え信号を出力する。つまり、本実施形態に係るコントローラ10は、リレースイッチ12をオンしたままでFETスイッチ13のみをオフした後にドア1の開閉状態が切り替えられると、その時点でリレースイッチ12をオフする(S009、S011)。このようにすれば、リレースイッチ12をオンしたままでFETスイッチ13のみをオフした後にリレースイッチ12をオン状態のまま放置しないようにオフすることが可能となる。さらに、ドア1の開閉状態が切り替えられるタイミングにてリレースイッチ12をオフするので、そのスイッチ音がドア1の開閉音に紛れるようになる。この結果、ロック通電が終了した後にリレースイッチ12をオフする際、そのスイッチ音が際立ってしまうのを効果的に抑えることが可能となる。
一方、ロック通電時間の経過時点で閉動作用のリレースイッチ12をオンしたままでFETスイッチ13のみをオフした場合、その後暫くしてもドア1の開閉状態が切り替わらない状況も生じ得る。かかる状況に対処すべく、本実施形態では、FETスイッチ13をオフしてから予め設定された時間(以下、設定時間)が経過するまでの間、ドア1の開閉状態が切り替わらないときには、当該設定時間が経過した時点でリレースイッチ12をオフすることにしている(S010、S011)。つまり、本実施形態において、コントローラ10は、ロック通電時間の経過時点でリレースイッチ12をオンしたままでFETスイッチ13のみをオフした場合、その後にドア1の開閉状態が切り替えられた時点、及び、FETスイッチ13をオフしてから設定時間が経過した時点のうち、いずれかの時点に至るとリレースイッチ12をオフするようになっている。このようにすれば、ロック通電の終了後にリレースイッチ12をオフするにあたり、そのスイッチ音をドア1の開閉音に紛れさせることが可能であると共に、万一ドア1の開閉状態が切り替えられなくとも設定時間が経過した時点で自動的にスイッチオフすることが可能である。これにより、ロック通電終了後にリレースイッチ12がオンのまま放置される状況を回避することが可能となる。
以上までに説明してきた実施形態では、主として本発明の開閉部材制御装置の一例であるパワーウィンドウ装置Sについて説明した。しかし、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするための一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
また、上記の実施形態では、ロック通電時間の経過時点でオフするスイッチを、その時点における車両の走行速度に応じて決めることとした。ただし、これに限定されるものではなく、ロック通電時間の経過時点でオフするスイッチを車両の走行状態のうち、走行速度以外の内容、例えば走行時に発生する振動の大きさ、走行音の音量、若しくはエンジンのオンオフ(換言すると、イグニッションスイッチのオンオフ)等に応じて決めてもよい。
また、上記の実施形態では、第一スイッチが電磁リレーからなるリレースイッチ12であり、第二スイッチが半導体素子からなるFETスイッチ13であることとした。ただし、これに限定されるものではなく、特に、第二スイッチについては、オンオフ切り替え時の作動音が第一スイッチよりも静かなものであればよく、上記FETスイッチ13以外のスイッチも利用可能である。
また、上記の実施形態では、オート閉移動しているウィンドウガラス2が閉位置に到達すると、所定時間だけモータ3を正転方向(ウィンドウガラス2を上方移動させるときの回転方向)に更に回転させるようにモータ3への電力供給を続行すること、すなわち、ロック通電を行うこととした。このような構成では、ウィンドウガラス2が閉位置に到達した時点に対して、電力供給回路中のスイッチをオフするタイミングがずれてしまう。このようなタイムログがあると、スイッチ音がより際立ち易くなる。その一方で、本発明によれば、上記スイッチ音を極力際立たせないようにすることが可能である。すなわち、ロック通電を行う構成では、上述した本発明の効果がより有意義に発揮されることになる。ただし、これに限定されるものではなく、ロック通電を行わず、オート閉移動しているウィンドウガラス2が閉位置に到達した直後に電力供給回路中のスイッチ(リレースイッチ12及びFETスイッチ13のうち、少なくとも一方)をオフしてもよい。
また、本発明が適用可能な開閉部材制御装置は、車両のドア1に形成された開口を開閉するウィンドウガラス2の移動動作を制御するパワーウィンドウ装置Sに限定されるものではない。車両の天井部に形成された開口を開閉するサンルーフの移動動作を制御する装置、自動開閉する車両ドアの移動動作を制御する装置、あるいは車両の内装部材に形成された開口を開閉する部材の移動動作を制御する装置等に対しても本発明は適用可能である。
1 ドア
1a 開口
1b ウェザーストリップ
2 ウィンドウガラス(開閉部材)
2a 掛止部
3 モータ
4 昇降機構
4a 主動プーリ
4b,4c 従動プーリ
4d ワイヤ
5 制御機構(制御部)
6 操作スイッチ
7 回転検出装置
8 車速センサ(信号出力部)
9 ドアセンサ
10 コントローラ
11 駆動回路
12 リレースイッチ(第一スイッチ)
13 FETスイッチ(第二スイッチ)
B バッテリ
S パワーウィンドウ装置(開閉部材制御装置)

Claims (4)

  1. 車両に設けられた開口を閉じる閉位置に向かって開閉部材を移動させるために回転するモータと、
    電源から前記モータへの電力供給回路内に設けられ、電磁リレーからなる第一スイッチと、
    前記電力供給回路内に設けられ、前記第一スイッチよりも静穏にオンオフする第二スイッチと、
    前記電力供給回路の通電状態を通電オフ状態にするために前記第一スイッチ及び前記第二スイッチのうちの少なくとも一方をオフするコントローラと、を有し、
    前記コントローラは、前記閉位置に向かって移動する前記開閉部材が前記閉位置に到達すると、前記車両の走行状態に応じた信号を出力する信号出力部から前記信号を受信すると共に、前記信号により特定される前記走行状態が予め設定された条件を満たした場合、前記第一スイッチをオンしたままで前記第二スイッチのみをオフした後、前記開閉部材の開閉状態が切り替えられた時点、及び、前記第二スイッチをオフしてから予め設定した時間が経過した時点のうち、いずれかの時点に至ると前記第一スイッチをオフすることを特徴とする開閉部材制御装置。
  2. 前記コントローラは、前記閉位置に向かって移動する前記開閉部材が前記閉位置に到達すると、前記車両の走行速度に応じた前記信号を前記信号出力部から受信すると共に、該信号により特定される前記走行速度が予め設定された速度より小さい場合には前記第一スイッチをオンしたままで前記第二スイッチのみをオフすることを特徴とする請求項1に記載の開閉部材制御装置。
  3. 前記第二スイッチは、前記コントローラと電気的に接続された端子に電圧が印加されることでオンする半導体素子からなることを特徴とする請求項1又は2に記載の開閉部材制御装置。
  4. 前記コントローラは、前記閉位置に向かって移動する前記開閉部材が前記閉位置に到達すると、所定時間だけ、前記開閉部材が前記閉位置に向かって移動しているときの回転方向に前記モータを回転させ続け、前記所定時間が経過した時点で前記信号出力部から前記信号を受信し、該信号により特定される前記走行状態が予め設定された条件を満たした場合には前記第一スイッチをオンしたままで前記第二スイッチのみをオフすることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の開閉部材制御装置。
JP2015041590A 2015-03-03 2015-03-03 開閉部材制御装置 Active JP6471539B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015041590A JP6471539B2 (ja) 2015-03-03 2015-03-03 開閉部材制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015041590A JP6471539B2 (ja) 2015-03-03 2015-03-03 開閉部材制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016160689A JP2016160689A (ja) 2016-09-05
JP6471539B2 true JP6471539B2 (ja) 2019-02-20

Family

ID=56846603

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015041590A Active JP6471539B2 (ja) 2015-03-03 2015-03-03 開閉部材制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6471539B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108798350A (zh) * 2018-05-29 2018-11-13 重庆海德世拉索系统(集团)有限公司 汽车车窗电机控制电路及方法

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3830555A1 (de) * 1987-09-08 1989-03-16 Webasto Ag Fahrzeugtechnik Betaetigungsvorrichtung fuer bewegbare teile zum schliessen von oeffnungen in fahrzeugen
JPH0680398U (ja) * 1993-04-14 1994-11-08 ナイルス部品株式会社 自動車用直流モータの制御装置
JP2004308200A (ja) * 2003-04-04 2004-11-04 Yazaki Corp モータ可動装置及びその操作制御方法
JP2005264860A (ja) * 2004-03-19 2005-09-29 Mazda Motor Corp 車両の電源装置
JP2010155500A (ja) * 2008-12-26 2010-07-15 Nsk Ltd 電動パワーステアリング制御装置
DE102009014808A1 (de) * 2009-03-25 2010-10-07 Continental Automotive Gmbh Verfahren und Vorrichtung zum Ansteuern eines eine Ansprechverzögerung aufweisenden Steuerelements einer Antriebseinrichtung

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016160689A (ja) 2016-09-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7573222B2 (en) Motor control apparatus
US8564227B2 (en) Method and device for activating a control element of a drive apparatus, said control element having a response delay
US9287821B2 (en) DC electric motor control device
JP4818697B2 (ja) 開閉部材制御装置
JP5043354B2 (ja) モータ制御装置及びモータのデューティ制御方法
JP2007063889A (ja) 開閉部材制御装置及びその制御方法
JP6001951B2 (ja) 開閉部材制御装置
JP5608974B2 (ja) 車両用開閉体制御装置
JP6471539B2 (ja) 開閉部材制御装置
US10024095B2 (en) Openable and closable member control apparatus
JP2016156137A (ja) 開閉部材制御装置
JP6520484B2 (ja) 開閉部材制御装置
JP6648976B2 (ja) 開閉部材制御装置
JPH09125815A (ja) パワーウィンドウ駆動制御装置
JP2017172246A (ja) 開閉部材制御装置
JP7024339B2 (ja) 開閉部材制御装置
JP6464795B2 (ja) 開閉部材制御装置
JP4857943B2 (ja) 車両用開閉体の制御装置
JP2017155501A (ja) 開閉部材制御装置
JP5914042B2 (ja) 開閉体制御装置
JP6409636B2 (ja) 開閉部材制御装置
JP6988742B2 (ja) 開閉部材制御装置及び制御装置付きモータ
JP6701785B2 (ja) サンシェード駆動装置
JP2017160708A (ja) 開閉部材制御装置
KR20100048229A (ko) 차량의 파워윈도 제어방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171025

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20180405

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180424

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180808

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180814

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181004

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181225

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190107

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6471539

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250