JPH0680398U - 自動車用直流モータの制御装置 - Google Patents

自動車用直流モータの制御装置

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Publication number
JPH0680398U
JPH0680398U JP2468693U JP2468693U JPH0680398U JP H0680398 U JPH0680398 U JP H0680398U JP 2468693 U JP2468693 U JP 2468693U JP 2468693 U JP2468693 U JP 2468693U JP H0680398 U JPH0680398 U JP H0680398U
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JP
Japan
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motor
drive circuit
transistor
electromagnetic relay
circuit
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Pending
Application number
JP2468693U
Other languages
English (en)
Inventor
栄 大熊
Original Assignee
ナイルス部品株式会社
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0680398U publication Critical patent/JPH0680398U/ja
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  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
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  • Window Of Vehicle (AREA)
  • Control Of Direct Current Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 誤って直流電源を逆接続してもダイオードを
介して短絡電流が流れることがなく、またモータ停止時
の如く乗員がスイッチ操作をしないときは電磁リレーの
作動音を発生させないようにする。 【構成】 駆動回路1、直流モータ2、制御回路3及び
直流電源4からなる。駆動回路1は、制御回路3から信
号を入力して直流モータ2を正逆両方向に回転するもの
である。駆動回路1は、トランジスタ13,14と電磁
リレー11,12で接続構成すると共にトランジスタ1
3,14と電磁リレー11,12を直列接続する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、パワーウインドウ制御装置やオートドアロック装置等に使用する 自動車用直流モータの制御装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の技術として、例えば実開昭63−104583号公報は、4つの トランジスタで接続構成した駆動回路によりモータを正逆回転し、自動車のウイ ンドウ開閉機構を作動する技術を示していた。 また例えば実開昭63−104583号公報は、2つの電磁リレーで接続構成 した回路によりモータを正逆回転し、自動車のウインドウ開閉機構を作動する技 術を示してした。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来技術は各々欠点を有していた。 例えば、前者のトランジスタを使用した技術の場合、サージ電圧等から保護す べく上記トランジスタにダイオードを並列接続するが、誤って直流電源を逆接続 したとき該ダイオードを介して短絡電流が流れる問題があった。 また、後者の電磁リレーを使用した技術の場合、モータの回転速度をパルス信 号のON/OFF比により制御するいわゆるデューティ制御をすることが困難で あった。 また、例えばパワーウインドウ制御装置においてワンタッチ操作で窓ガラスを 自動的に開閉制御するとき、一般的に先ず乗員のスイッチ操作に応答してモータ を回転し、続いて窓ガラスが全開若しくは全閉した位置でロック電流の検出やリ ミットスイッチの作動に応答してモータを停止するが、モータ停止時における電 磁リレーの作動音はスイッチ操作と無関係なタイミングで発生するため車両の乗 員に不快感や不安感を与える問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上記した課題を解決するものであり、誤って直流電源を逆接続し ても該ダイオードを介して短絡電流が流れることがなく、またモータ停止時の如 く乗員がスイッチ操作をしないときは電磁リレーの作動音を発生させないように することができる自動車用直流モータの制御装置を提供することを目的とする。
【0005】 この考案は、上記目的を達成するために、駆動回路により直流モータを正逆回 転する自動車用直流モータの制御装置において、前記駆動回路をトランジスタと 電磁リレーで接続構成すると共に該トランジスタと電磁リレーを直列接続したこ とを特徴とする自動車用直流モータの制御装置を提供する。
【0006】
【実施例】
添付の図1は、この考案に係る好適な実施例を示したものである。 同図において、1は駆動回路、2は直流モータ、3は制御回路、4は直流電源 である。 以下各構成を説明する。
【0007】 まず駆動回路1は、2つの電磁リレー11,12、2つのトランジスタ13, 14及びサージ吸収用のダイオード15,16で接続構成している。 該電磁リレー11,12は、それぞれコイル11a,12aと接点11b,1 2bを有し、コイル11a,12aを制御回路3に接続するとともに、接点11 b,12bをトランジスタ13,14に直列接続している。 またトランジスタ13,14は、パワーMOS FETによって構成しており 、各ドレイン・ソース間にダイオード15,16を接続している。 そして、電磁リレー11,12を直流電源4の正極側に、トランジスタ13, 14を直流電源4の負極側にそれぞれ接続している。
【0008】 また直流モータ2は、励磁電流の通電方向に応じて正逆両方向に回転が可能な モータである。該直流モータ2は、出力軸を所定の減速歯車を介して例えば自動 車のウインドウ開閉機構に機械的に連結し、入出力端2a,2bを前記電磁リレ ー11,12の接点11b,12bとトランジスタ13,14との接続点に接続 している。
【0009】 そして、上記構成からなる実施例は次のように作動する。 駆動回路1は、制御回路3の出力端3a及び出力端3dから信号を入力すると 、電磁リレー11及びトランジスタ14が作動し、直流モータ2の入出力端2a から入出力端2bに向け励磁電流を通電する。 これにより直流モータ2は、一方の側に回転する。 また該直流モータ2の回転速度は、前記トランジスタ14を繰り返し断続パル スによってON/OFF作動することにより、いわゆるデューティ制御により減 速することができる。その減速度合は、前記トランジスタ14のON時間の割合 に比例している。 そして直流モータ2の回転は、トランジスタ14をOFF作動することによっ て停止する。そのため、直流モータ2の回転停止時に電磁リレーの作動音は発生 しない。 また、誤って直流電源4を逆接続したとき、ダイオード15,16と直流電源 4との間に電磁リレー11,12の接点11b,12bや直流モータ2が介在す るので、ダイオード15,16に短絡電流が流れない。
【0010】 同様に、駆動回路1は、制御回路3の出力端3b及び出力端3cから信号を入 力すると、電磁リレー12及びトランジスタ13が作動し、直流モータ2の入出 力端2bから入出力端2aに向けて励磁電流を通電する。 これにより直流モータ2は、他方の側に回転する。
【0011】
【他の実施例】
この考案は、上記した実施例の他に各種の変形が可能である。 例えば、図2に示す駆動回路5は、コイル51a,52aと接点51b,52 bを有した電磁リレー51,52と、トランジスタ53,54及びサージ吸収用 のダイオード55,56で接続構成しており、前記した実施例とほぼ同じ構成で ある。しかしながら、トランジスタ53及び電磁リレー52を直流電源4の正極 側に、トランジスタ54及び電磁リレー51を直流電源4の負極側にそれぞれ接 続している点で前記図1に示した実施例と相違している。
【0012】 また、図3に示す駆動回路6は、コイル61a,62aと接点61b,62b を有した電磁リレー61,62と、トランジスタ63,64及びサージ吸収用の ダイオード65,66で接続構成しており、前記した実施例とほぼ同じ構成であ る。しかしながら、トランジスタ63,64を直流電源4の正極側に、電磁リレ ー61,62を直流電源4の負極側にそれぞれ接続している点で前記図1に示し た実施例と相違している。
【0013】
【考案の効果】
この考案は、駆動回路により直流モータを正逆回転する自動車用直流モータの 制御装置において、前記駆動回路をトランジスタと電磁リレーで接続構成すると 共に該トランジスタと電磁リレーを直列接続したことに特徴があり、これにより 、誤って直流電源を逆接続しても該ダイオードを介して短絡電流が流れることが なく、またモータ停止時の如く乗員がスイッチ操作をしないときは電磁リレーの 作動音を発生させないようにすることができるといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の好適な実施例を示す電気的回路図で
ある。
【図2】この考案の他の実施例を示す電気的回路図であ
る。
【図3】この考案の更に他の実施例を示す電気的回路図
である。
【符号の説明】
1,5,6 駆動回路 11,12,51,52,61,62 電磁リレー 13,14,53,54,63,64 トランジスタ 2 直流モータ 3 制御回路 4 直流電源

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動回路により直流モータを正逆回転す
    る自動車用直流モータの制御装置において、 前記駆動回路をトランジスタと電磁リレーで接続構成す
    ると共に該トランジスタと電磁リレーを直列接続したこ
    とを特徴とする自動車用直流モータの制御装置。
JP2468693U 1993-04-14 1993-04-14 自動車用直流モータの制御装置 Pending JPH0680398U (ja)

Priority Applications (1)

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JP2468693U JPH0680398U (ja) 1993-04-14 1993-04-14 自動車用直流モータの制御装置

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JP2468693U JPH0680398U (ja) 1993-04-14 1993-04-14 自動車用直流モータの制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0680398U true JPH0680398U (ja) 1994-11-08

Family

ID=12145054

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2468693U Pending JPH0680398U (ja) 1993-04-14 1993-04-14 自動車用直流モータの制御装置

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JP (1) JPH0680398U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016160689A (ja) * 2015-03-03 2016-09-05 アスモ株式会社 開閉部材制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990413