JP6471080B2 - 流体加熱装置 - Google Patents

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本発明は、流体を加熱する流体加熱装置に関する。
特許文献1には、供給通路からケース内に供給された流体をヒータによって加熱して排出通路から排出する流体加熱装置が開示されている。この流体加熱装置では、ケース内に設けられる螺旋状のヒータによって、ケースを流通する流体を加熱している。
特開2014−053288号公報
しかしながら、特許文献1の流体加熱装置では、流体が流通するケース内にヒータの発熱部が収容され、発熱部の表面に流体が直接接触して熱交換を行う。そのため、発熱部付近を流通しない流体は、ヒータとの間で熱交換を十分に行えないまま排出通路から排出される。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、ケース内を流通する流体とヒータとの間で十分に熱交換を行わせることを目的とする。
本発明のある態様によれば、流体を加熱する流体加熱装置であって、熱を発するヒータと前記ヒータによって加熱される加熱部とを有するヒータユニットと、前記加熱部を収容し、前記加熱部と熱交換を行う流体が内部を流通するケースと、前記ケースの開口部を閉塞する天面と、を備え、前記加熱部は、流体の流れ方向に延在するように外周に突出する外周フィンを周方向に間隔を空けて複数有し、前記外周フィンは、前記天面と平行に形成されて先端部が前記ケースの壁面に隣接前記ヒータユニットの中央部に位置する前記外周フィンと比較して、前記天面側に位置する前記外周フィンの方が前記天面に近付くにつれて長くなるように形成される、ことを特徴とする。
また、流体を加熱する流体加熱装置であって、熱を発するヒータと前記ヒータによって加熱される加熱部とを有するヒータユニットと、前記加熱部を収容し、前記加熱部と熱交換を行う流体が内部を流通するケースと、前記ケースの開口部を閉塞する天面と、を備え、前記加熱部は、流体の流れ方向に延在するように外周に突出する外周フィンを周方向に間隔を空けて複数有し、前記外周フィンは、前記天面と平行に形成されて先端部が前記ケースの壁面に隣接し、前記ヒータユニットの中央部に位置する前記外周フィンと比較して、前記天面側に位置する前記外周フィンの方が前記天面に近付くにつれて前記先端部が外周に大きく突出するように形成される、ことを特徴とする。
また、流体を加熱する流体加熱装置であって、熱を発するヒータと前記ヒータによって加熱される加熱部とを有するヒータユニットと、前記加熱部を収容し、前記加熱部と熱交換を行う流体が内部を流通するケースと、前記ケースの開口部を閉塞する天面と、を備え、前記加熱部は、流体の流れ方向に延在するように外周に突出する外周フィンを周方向に間隔を空けて複数有し、前記外周フィンは、前記天面と平行に形成されて先端部が前記ケースの壁面に隣接し、前記ヒータユニットの中央部に位置する前記外周フィンと比較して、前記天面側に位置する前記外周フィンの方が前記天面に近付くにつれて長くなるように、かつ前記天面に近付くにつれて前記先端部が外周に大きく突出するように形成される、ことを特徴とする。
上記態様によれば、加熱部の外周に間隔を空けて複数形成された外周フィンによって、ケース内を流通する流体の流れが案内される。また、外周フィンは先端部がケースの内壁に隣接するように複数形成されているので、ケース内を流通する流体は、外周フィン付近を必ず流れることになり、外周フィン及び加熱部を介してヒータとの間で十分に熱交換を行うことができる。
図1は、本発明の実施形態に係る流体加熱装置の斜視図である。 図2は、流体加熱装置の分解斜視図である。 図3は、流体加熱装置のヒータユニット及びケースの側面図であり、ケースを断面で示した図である。 図4は、流体加熱装置のヒータユニット及びケースの正面図であり、ケースと加熱部とを断面で示した図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る流体加熱装置100について説明する。
流体加熱装置100は、EV(Electric Vehicle:電動車両)やHEV(Hybrid Electric Vehicle:ハイブリッド車両)などの車両に搭載される車両用空調装置(図示省略)に適用される。流体加熱装置100は、車両用空調装置が暖房運転を実行するために、流体を加熱するものである。
図1は、本発明の実施形態に係る流体加熱装置100の斜視図である。
図1に示すように、流体加熱装置100は、流体が流通するケース10と、ケース10内に収容されるヒータユニット20と、ヒータユニット20を覆うカバー50と、を備える。流体には、例えば不凍液が用いられる。
ケース10には、外部からケース10内に流体を供給する供給口11と、ケース10内を流通した流体を外部に排出する排出口12と、が並んで開口する。供給口11には供給パイプ51が挿入され、排出口12には排出パイプ52が挿入されることで、ケース10の内外を流体が流通する。
ヒータユニット20には、電気信号を導く図示しない信号線が接続されるコネクタ60や電力を導く図示しない電力供給線が接続されるコネクタ61が取り付けられる。
図2は、流体加熱装置100の分解斜視図である。
ケース10は、図2に示すように、一方に底部13を、他方に開口部15を有する有底の箱状に形成される。ケース10は、底部13から立設される4つの壁面14a、14b、14c、14dを有する。4つの壁面14a、14b、14c、14dは、それぞれ開口部15に向かって開くように傾斜して形成される。即ち、壁面14a及び14bは、開口部15から底部13に向かって互いの間隔が小さくなるように対向するテーパ形状となっており、壁面14c及び壁面14dも同様に対抗するテーパ形状となっている。底部13と壁面14a、14b、14c、14dとの間には、図4に示すように、底部13と壁面14a、14b、14c、14dとをそれぞれ接続する接続部16が形成される。
図3は、流体加熱装置100のヒータユニット20及びケース10の側面図であり、ケースを断面で示した図である。
ケース10の壁面14bは、図3に示すように、壁面14aに対向し、かつ、供給口11の中心線Oに対して角度θをもって傾斜するように形成される。壁面14bが開口部15に向かって開くように傾斜する角度は、他の壁面14a、14c、14dと比較して大きく形成される。
ヒータユニット20は、図2及び図3に示すように、ケース10内に収容される加熱部22と、ケース10の外に形成されるハウジング部23と、から構成される。
加熱部22は、図3に示すように、ヒータ21の周りを覆うように金属がダイキャスト成形されることによって形成される。
ヒータ21は、加熱部22に鋳込まれる螺旋状の発熱部21cと、ハウジング部23から突出する一対の端子21a、21bと、を有する。なお、発熱部21cは、螺旋状ではなく、例えば、加熱部22内を往復するように形成されてもよい。ヒータ21は、車両に搭載される図示しない電源装置から端子21a、21bに電力が供給されることによって、発熱部21cが発熱する。ヒータ21には、例えば、シーズヒータやPTC(Positive Temperature Coefficient)ヒータが用いられる。ケース10内を流通する流体は、ヒータ21の発熱部21cが発熱することによって、加熱部22を介して加熱される。
図4は、流体加熱装置100のヒータユニット20及びケース10の正面図であり、ケース10と加熱部22とを断面で示した図である。
加熱部22は、図4に示すように、発熱部21cの内周と比較して小径に形成され発熱部21cの中心軸に沿って貫通する貫通孔22aと、発熱部21cの外周と比較して大径に形成されケース10の壁面14c、14dと対峙する外壁部22cと、を有する。
貫通孔22aは、螺旋状に巻かれる発熱部21cの内側に流体の流れ方向に貫通するよう筒状に形成される。貫通孔22aは、図3に示すように、ケース10の供給口11の延長線上に開口する。供給口11から供給される流体は、貫通孔22a内に形成される内周流路70を流通する。
貫通孔22aは、図4に示すように、流体の流れ方向に沿って延在するように内周に突出する複数の内周フィン22bを有する。内周流路70は、内周フィン22bが設けられることによって、内周フィン22bが設けられない場合と比較して、大きな伝熱面積を確保できる。複数の内周フィン22bは、貫通孔22aの全周にわたって等角度間隔で形成される。
外壁部22cは、ケース10の壁面14c又は壁面14dとの間に、流体が流通する外周流路71を形成する。外周流路71は、内周流路70から流れてきた流体を排出口12に導く。外周流路71は、内周流路70と比較して流路面積が大きい。また、外壁部22cは、貫通孔22aと比較して伝熱面積が大きい。
外壁部22cは、螺旋状に巻かれる発熱部21cの外側を覆うように形成される。外壁部22cが設けられるので、発熱部21cと流体とが直接接触することはない。外壁部22cは、流体の流れ方向に沿って延在するように外壁部22cから外周に突出する複数の外周フィン22dを有する。
外周フィン22dは、外壁部22cの周方向に間隔を空けて複数形成される。外周フィン22dは、ケース10の底部13及び開口部15と略平行に延設される。壁面14c又は壁面14dと対峙する外周フィン22dは、外周フィン22dの先端部22eが壁面14c又は壁面14dと隣接する。外周フィン22dの先端部22eと壁面14c又は壁面14dとの距離は、所定の距離L1でそれぞれ一定となる。外周フィン22dが設けられることで、外周フィン22dが設けられない場合と比較して、外周流路71における伝熱面積を大きくなる。外周フィン22dは、図4に示すように、ケース10の壁面14c又は壁面14dと底部13とを滑らかに接続する接続部16と対峙する位置にも形成される。
図3に戻って、ヒータユニット20のハウジング部23について説明する。
ヒータユニット20のハウジング部23は、ケース10の開口部15を閉塞するように成形される。
ヒータユニット20は、加熱部22がケース10内に配置された状態でハウジング部23がケース10の開口部15の外周縁に接合される。ハウジング部23の底部は、ケース10の天面を形成する。ハウジング部23の底部は、ケース10の底部13と対向するよう略平行に配置される。
制御基板40は、バスバーモジュール30の上部に積層される。制御基板40は、ハウジング部23内に格納可能な大きさで矩形に形成される。制御基板40は、バスバーモジュール30及びIGBT34、35と電気的に接続される。制御基板40は、上位のコントローラの指令に基づいてIGBT34、35を制御する。
次に、流体加熱装置100の作用について説明する。
図3に矢印Aで示すように供給パイプ51を通じて供給される流体は、内周流路70を矢印Bで示すように流通する。内周流路70を流通する流体は、内周フィン22bの形成された貫通孔22aと熱交換を行うことによって、加熱される。この流体の流れは、内周フィン22bによって整流される。
内周流路70を通過した流体は、矢印Cで示すように壁面14bへ流出し、壁面14bに沿って方向転換して外周流路71に導かれる。壁面14bは、開口部15に向かって開かれるように傾斜しているので、壁面14bで方向転換する流体は、矢印Dで示すように流れやすい。流体は、矢印Eや矢印Fで示すように外周流路71を流通する。外周流路71を流通する流体は、加熱部22の外壁部22c及び外周フィン22dとの熱交換によって加熱される。外周流路71を流通する流体は、外周フィン22dによって整流される。
その後、外周流路71を通過した流体は、排出パイプ52からケース10の外部へと矢印Gで示すように排出される。このように、供給口11を通って外部からケース10内に流入した流体は、ケース10内の内周流路70を通過した後、Uターンして外周流路71を流通することで、供給口11と同一の壁面14aに形成された排出口12から外部に排出される。
また、壁面14bに沿って矢印Dで示すように方向転換した流体は、ハウジング部23からケース10内に向かって複数形成されるフィン23bに流れて、フィン23bと熱交換を行う。フィン23bは、IGBT34、35と熱的に接続されており、IGBT34、35の熱を壁面14bに沿って流れてくる流体に放熱する。
ここで、外周流路71は、内周流路70と比較して流路面積が大きい。そのため、外周流路71における流体の流速は、内周流路70における流体の流速と比較して遅くなる。しかしながら、外周流路71に面する外壁部22cは、内周流路70を形成する貫通孔22aと比較して伝熱面積が大きい。よって、内周流路70と外周流路71とにおける流体の温度の上昇率を略一定にすることができる。
なお、空調装置では、図示しないポンプによって送られる流体が配管及び供給パイプ51を介して供給口11からケース10内に供給される。内周流路70と外周流路71とを流通することでケース10内をUターンした流体は、排出口12から排出パイプ52を介して図示しないヒータコアに送られる。空調装置は、流体がヒータコアを介して空調用空気と熱交換を行うことで、空調用空気を暖めるようになっている。
以上の実施形態によれば、以下に示す効果を奏する。
流体を加熱する流体加熱装置100は、熱を発するヒータ21とヒータ21によって加熱される加熱部22とを有するヒータユニット20と、加熱部22を収容し、加熱部22と熱交換を行う流体が内部を流通するケース10と、を備える。加熱部22は、流体の流れ方向に延在するように外周に突出する外周フィン22dを周方向に間隔を空けて複数有する。外周フィン22dは、先端部22eがケース10の壁面14c又は壁面14dに隣接する。
流体加熱装置100では、加熱部22の外周に間隔を空けて複数形成された外周フィン22dによって、ケース10内を流通する流体の流れが案内される。また、外周フィン22dは先端部22eがケース10の壁面14c又は壁面14dに隣接するように複数形成されるので、ケース10内を流通する流体は、外周フィン22d付近を必ず流れることになり、外周フィン22d及び加熱部22を介してヒータ21との間で十分に熱交換を行うことができる。
さらに、ヒータユニット20では、加熱部22の外壁部22cや外周フィン22d等との表面積の合計が流体との間で熱交換を行うための伝熱面積になる。したがって、ヒータ21と流体とを直接接触させる場合と比較して、効率的に熱交換を行うことができる。これにより、ヒータ21の出力を大きくした場合にも流体を効率よく加熱することができる。そして、ヒータ21と流体とが直接接触しないので、流体が局所的に加熱されることが抑制され、流体が沸騰することを防止できる。
また、ケース10の壁面14c又は14dの近傍を流れる流体にも外周フィン22dを介してヒータ21の熱が十分伝わるので、熱交換せずに外周流路71を通過するバイパス流が発生することを抑制できる。
ケース10は、一方に底部13を、他方に開口部15を有する、有底の箱状である。壁面14a、14b、14c、14dは、開口部15から底部13に向かって対向する壁面同士の間隔が小さくなるテーパ形状である。
流体加熱装置100では、ケース10の壁面14a、14b、14c、14dが開口部15から底部13に向かって互いの間隔が小さくなるように対向するテーパ形状なので、ヒータユニット20の加熱部22を開口部15から挿入するだけで簡単にケース10とヒータユニット20とを組み付けることができる。
外周フィン22dは、底部13及び開口部15と略平行に延設され、先端部22eと壁面14c又は壁面14dとの距離がそれぞれ一定の距離L1となるように形成される。
流体加熱装置100では、ケース10の形状に合わせて壁面14c又は壁面14dとそれぞれ一定の距離L1となるように外周フィン22dの先端部22eが形成されるので、外周流路71全体で均一に流体を流通させることができる。また、外周流路71全体を流体が均一に流通可能となるので、流体が熱交換せずに通過したり、局所的に流体が加熱され沸騰するようなことを抑制できる。
ヒータ21は、螺旋状に形成される発熱部21cを有する。発熱部21cは、加熱部22によって表面が被覆される。加熱部22は、流体の流れ方向に貫通する貫通孔22aを有するように筒状に形成される。貫通孔22aは、発熱部21cの内周と比較して小径に形成され発熱部21cの中心軸に沿って加熱部22を貫通する。
流体加熱装置100では、貫通孔22aに流体を流通させることができるので、螺旋状の発熱部21cの内側及び外側の両側から加熱部22を介して流体を効率的に加熱することができる。また、流体の流れを内周流路70と外周流路71とで切り分けて逆方向に流すことができるので、流通抵抗を低くすることができ、小型のポンプを用いることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
例えば、上記実施形態では、壁面14c又は壁面14dとの距離を所定の距離L1となるように外周フィン22dを形成したが、壁面14c又は壁面14dと当接するように外周フィン22dを形成してもよい。
このように外周フィン22dを形成することによって、外周流路71を流通する流体は、外周フィン22dとの伝熱面積が増加するので熱交換効率が良くなるとともに、外周フィン22dによって流体の流れがより整流されやすくなる。
また、上記実施形態では、壁面14c又は壁面14dと対峙する位置の外周フィン22dの先端部22eと壁面14c又は壁面14dとの距離が所定の距離L1で一定となるようにした。しかしながら、これに限らず、接続部16に対峙する位置の外周フィン22dについても、接続部16との距離が所定の距離L1で一定となるように形成してよい。
このように、外周フィン22dを、壁面14c又は壁面14dだけでなく、接続部16に対しても隣接させることによって、外周流路71の全域で整流効果がより生じやすくなるとともに、伝熱面積を増やして熱交換効率を高くすることができる。
さらに、上記実施形態では、供給口11から供給された流体が内周流路70を流れた後に、外周流路71を流れて排出口12から排出される。しかしながら、これに限らず、供給口11から供給された流体が外周流路71を流れた後に、内周流路70を流れて排出口12から排出されるようにしてもよい。
100 流体加熱装置
10 ケース
11 供給口
12 排出口
13 底面
14c、14d 壁面
15 開口部
20 ヒータユニット
21 ヒータ
21c 発熱部
22 加熱部
22a 貫通孔
22b 内周フィン
22c 外壁部
22d 外周フィン
22e 先端部
23 ハウジング部
30 バスバーモジュール
40 制御装置
70 内周流路
71 外周流路

Claims (7)

  1. 流体を加熱する流体加熱装置であって、
    熱を発するヒータと前記ヒータによって加熱される加熱部とを有するヒータユニットと、
    前記加熱部を収容し、前記加熱部と熱交換を行う流体が内部を流通するケースと、
    前記ケースの開口部を閉塞する天面と、を備え、
    前記加熱部は、流体の流れ方向に延在するように外周に突出する外周フィンを周方向に間隔を空けて複数有し、
    前記外周フィンは、前記天面と平行に形成されて先端部が前記ケースの壁面に隣接
    前記ヒータユニットの中央部に位置する前記外周フィンと比較して、前記天面側に位置する前記外周フィンの方が前記天面に近付くにつれて長くなるように形成される、
    ことを特徴とする流体加熱装置。
  2. 流体を加熱する流体加熱装置であって、
    熱を発するヒータと前記ヒータによって加熱される加熱部とを有するヒータユニットと、
    前記加熱部を収容し、前記加熱部と熱交換を行う流体が内部を流通するケースと、
    前記ケースの開口部を閉塞する天面と、を備え、
    前記加熱部は、流体の流れ方向に延在するように外周に突出する外周フィンを周方向に間隔を空けて複数有し、
    前記外周フィンは、前記天面と平行に形成されて先端部が前記ケースの壁面に隣接し、
    前記ヒータユニットの中央部に位置する前記外周フィンと比較して、前記天面側に位置する前記外周フィンの方が前記天面に近付くにつれて前記先端部が外周に大きく突出するように形成される、
    ことを特徴とする流体加熱装置。
  3. 流体を加熱する流体加熱装置であって、
    熱を発するヒータと前記ヒータによって加熱される加熱部とを有するヒータユニットと、
    前記加熱部を収容し、前記加熱部と熱交換を行う流体が内部を流通するケースと、
    前記ケースの開口部を閉塞する天面と、を備え、
    前記加熱部は、流体の流れ方向に延在するように外周に突出する外周フィンを周方向に間隔を空けて複数有し、
    前記外周フィンは、前記天面と平行に形成されて先端部が前記ケースの壁面に隣接し、
    前記ヒータユニットの中央部に位置する前記外周フィンと比較して、前記天面側に位置する前記外周フィンの方が前記天面に近付くにつれて長くなるように、かつ前記天面に近付くにつれて前記先端部が外周に大きく突出するように形成される、
    ことを特徴とする流体加熱装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一つに記載の流体加熱装置であって、
    前記ケースは、一方に底部を、他方に前記開口部を有する、有底の箱状であり、
    前記壁面は、前記開口部から前記底部に向かって互いの間隔が小さくなるように対向するテーパ形状である、
    ことを特徴とする流体加熱装置。
  5. 請求項に記載の流体加熱装置であって、
    前記外周フィンは、前記先端部と前記壁面との距離がそれぞれ一定となるように形成される、
    ことを特徴とする流体加熱装置。
  6. 請求項または請求項5に記載の流体加熱装置であって、
    前記外周フィンは、前記底部及び前記開口部と略平行に延設される、
    ことを特徴とする流体加熱装置。
  7. 請求項1から請求項のいずれか一つに記載の流体加熱装置であって、
    前記ケースは、
    前記ケースの外部から内部に流体を供給する供給口と、
    前記供給口と同一の面に形成され、前記ケース内をUターンして流通した流体を外部に排出する排出口と、
    を有する、
    ことを特徴とする流体加熱装置。
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