JP6468218B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像を記録紙に形成する画像形成装置に関し、特に記録紙を搬送する技術に関する。
周知のように電子写真方式等の画像形成装置においては、記録紙を搬送しつつ、画像を記録紙に形成して、この記録紙を排出トレイに排出している。このような画像形成装置においては、記録紙が搬送途中に搬送路で引っ掛かって詰まるという現象、所謂ジャムが問題となる。このため、例えば、特許文献1では、搬送路のカバー部材を開閉自在に設けて、搬送路に詰まった記録紙を除去できるようにしている。
また、特許文献2では、搬送路のガイドに複数のリブを記録紙の幅方向に並べて設け、記録紙のカールを抑制してジャムを低減するために、中央部のリブの高さを他のリブの高さよりも高くしている。
また、特許文献3では、記録紙を搬送する搬送ローラーの近傍に該記録紙を案内するガイドを設け、このガイドにより記録紙の跳ねを抑制してジャムを低減する。
特開2004−246063号公報 特開2009−57202号公報 特開2006−347730号公報
ところで、画像形成装置においては、様々な種類の記録紙が用いられ、その種類により記録紙の厚みやこしの強さ等が異なる。このため、一般によく用いられる標準的な記録紙に合わせて搬送路のサイズや形状等を最適化して設計したとしても、他の種類の記録紙が用いられる状況では搬送路のサイズや形状等が最適とはならず、ジャムの発生頻度が高くなる。例えば、利用者が常用もしくは多用している記録紙の厚み及びこしと、上記標準的な記録紙の厚み及びこしとの差異が大きい場合には、ジャムの発生頻度が高くなる。
しかしながら、特許文献1乃至3のいずれに記載された技術も、そのような記録紙の厚みやこしの強さ等が変化した場合を想定しておらず、その変化に対応するための構成や技術の記載がない。
本発明は、上記の事情に鑑みなされたものであり、搬送される各記録紙の厚み及びこし等が異なる場合に、いずれの記録紙についてもジャムの発生を抑えることを可能にすることを目的とする。
本発明の一局面に係る画像形成装置は、画像形成部で形成された画像を記録紙に定着する画像形成装置であって、
前記記録紙を案内する第1搬送路と、
前記記録紙を、前記第1搬送路を通じて搬送する第1搬送ローラー対と、
前記搬送ローラー対よりも前記記録紙の搬送方向下流側に配置されて、前記第1搬送路を通じて搬送されてきた記録紙を排出トレイに排出する排出ローラー対と、
前記第1搬送ローラー対よりも前記記録紙の搬送方向下流側であって、前記排出ローラー対よりも前記搬送方向の上流側となる位置において、一側面が前記第1搬送路の内壁をなす第1ガイド壁を有するガイド部材と、
前記第1ガイド壁の所定位置に配設され、前記搬送方向上流側端部において、前記第1ガイド壁から前記第1搬送路内に突出して、前記第1搬送路内で前記第1搬送ローラー対により搬送される前記記録紙を、前記第1ガイド壁から離れる方向に向けて案内するガイドリブを有する搬送補正部材と、を備えたものである。
本発明によれば、第1搬送路内における搬送補正部材の配設位置では、当該搬送補正部材により記録紙がガイド壁から離れる方向に向けて案内される。これにより、当該記録紙が第1搬送路内で一定の大きさ以上のたわみを生じることが抑制されるため、搬送される各記録紙の厚み及びこし等が異なる場合に、いずれの記録紙についてもジャムの発生を抑えることが可能となる。
本発明に係る一実施形態の画像形成装置の構造を示す正面断面図である。 定着装置から排出ローラー対までの範囲における第1搬送路及び第2搬送路を側方から見て概略的に示す断面図である。 搬送補正部材が着脱自在に装着される第1搬送路の外周ガイド壁を示す斜視図である。 搬送補正部材を示す斜視図である。 第2搬送路の反転搬送ローラー対の従動ローラーに対する搬送補正部材の係合状態を示す斜視図である。 開閉カバーを開いたときの第1搬送路及び第2搬送路の状態を側方から見て概略的に示す断面図である。 搬送補正部材が取外されたときの第1搬送路及び第2搬送路を側方から見て概略的に示す断面図である。 搬送補正部材が取付けられたときの第1搬送路及び第2搬送路を側方から見て概略的に示す断面図である。 本発明の他の実施形態を概略的に示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る一実施形態の画像形成装置の構造を示す正面断面図である。本実施形態の画像形成装置1は、装置本体2に、画像読取装置(ISU;Image scanner unit)5、操作部47、画像形成部120、定着装置13、及び給紙部14等を設けて構成される。
操作部47は、利用者により操作されて、画像形成動作や画像読取動作等の実行指示を受け付ける。
画像読取動作を行う場合、画像読取装置5は、原稿の画像を光学的に読取って、画像データを生成する。画像読取装置5により生成された画像データは、内蔵HDD又はネットワーク接続されたコンピューター等に保存される。
画像形成動作を行う場合は、上記の画像読取動作により生成された画像データ、ネットワーク接続されたコンピューターやスマートフォン等のユーザー端末装置から受信した画像データ、又は内蔵HDDに記憶されている画像データ等に基づいて、画像形成部120が、給紙部14から供給される記録媒体としての記録紙Pにトナー像を形成する。
画像形成部120は、マゼンタ用の画像形成ユニット12M、シアン用の画像形成ユニット12C、イエロー用の画像形成ユニット12Y、及びブラック用の画像形成ユニット12Bkを備えている。各画像形成ユニット12M、12C、12Y、及び12Bkは、感光体ドラム122と、感光体ドラム122の表面を均一に帯電させる帯電装置と、感光体ドラム122の表面を露光して、その表面に静電潜像を形成する露光装置(LSU;Laser scanning units)123と、トナーを用いて、感光体ドラム122の表面の静電潜像をトナー像に現像する現像装置124と、1次転写ローラー126とをそれぞれ備えている。
カラー印刷を行う場合、各画像形成ユニット12M、12C、12Y、及び12Bkにおいては、感光体ドラム122の表面を均一に帯電させてから露光して、その表面にカラーの色成分の画像に対応する静電潜像を形成し、感光体ドラム122の表面の静電潜像を現像して、感光体ドラム122上にその色成分のトナー像を形成し、トナー像を1次転写ローラー126により駆動ローラー125A及び従動ローラー125Bに張架されている中間転写ベルト125上に1次転写させる。
中間転写ベルト125は、その外周面にトナー像が転写される像担持面が設定されており、感光体ドラム122の周面に当接した状態で駆動ローラー125Aによって駆動される。中間転写ベルト125は、各感光体ドラム122と同期しながら、駆動ローラー125Aと従動ローラー125Bとの間を無端走行する。
中間転写ベルト125上に転写される各色成分のトナー画像は、転写タイミングを調整して中間転写ベルト125上で重ね合わされ、カラーのトナー像となる。2次転写ローラー210は、中間転写ベルト125の表面に形成されたカラーのトナー像を、該2次転写ローラー210と中間転写ベルト125の間のニップ部Nにおいて、給紙部14から第1搬送路191を通じて搬送されてきた記録紙Pに2次転写させる。
この後、定着装置13で記録紙Pが加熱及び加圧されて、記録紙P上のトナー像が熱圧着により定着され、更に記録紙Pが排出ローラー対159を通じて排出トレイ151に排出される。
また、記録紙Pの裏面にも画像を記録する場合は、記録紙Pが排出ローラー対159から第2搬送路192へと搬送されて、記録紙Pが第1搬送路191のニップ部Nに戻され、これにより記録紙Pの表裏が反転されて、記録紙Pの裏面に画像が記録される。
給紙部14は、複数の記録紙Pを収容しており、ピックアップローラー145を回転駆動して、記録紙Pを第1搬送路191へと搬送供給する。本実施形態では、第1搬送路191における定着装置13よりも記録紙Pの搬送方向下流側の位置に、搬送補正部材51(図2)が配設されている。
次に、そのような本実施形態の搬送補正部材51について詳しく説明する。図2は、定着装置13から排出ローラー対159までの範囲における第1搬送路191及び第2搬送路192を側方から見て概略的に示す断面図である。また、図3は、搬送補正部材51が着脱自在に装着される第1搬送路191の外周ガイド壁を示す斜視図である。
記録紙Pには様々な種類のものがあり、その種類により記録紙Pの厚みやこしの強さ等が変化する。従って、第1搬送路191及び第2搬送路192のサイズや形状を、全ての種類の記録紙Pのいずれに対しても搬送が円滑に行われるように最適化するのは困難であるため、第1搬送路191及び第2搬送路192のサイズや形状は、標準的な記録紙Pの性質に合わせて最適化して設計している。このため、標準的な記録紙Pよりも厚みが薄くてこしの弱い記録紙Pが用いられた場合は、ジャムの発生頻度が高くなることがある。特に、定着装置13から排出ローラー対159までの範囲では、第1搬送路191が湾曲しているため、第1搬送路191の内壁に僅かな凹凸があっても、記録紙Pの先端がその凹凸に接触して抵抗を受け易く、記録紙Pのこしが弱いと、記録紙Pの先端がその凹凸を超えられずに、ジャムが発生するおそれがある。
そこで、本実施形態では、第1搬送路191における定着装置13よりも記録紙Pの搬送方向下流側の位置に、搬送補正部材51が配設されている。搬送補正部材51は、第1搬送路191の内壁をなす外周ガイド壁52aに着脱自在とされている。この搬送補正部材51は、例えば、画像形成装置1の利用者が、厚みが薄くてこしの弱い記録紙Pを常用もしくは多用している状況のときに、第1搬送路191に装着される。この搬送補正部材51が装着されると、第1搬送路191における記録紙Pの通過域が狭くされて、この通過域を通る記録紙Pの姿勢が効果的に矯正され、これにより第1搬送ローラー対50の搬送力が記録紙Pの先端に良好に伝えられて、ジャムの発生が抑制される。
すなわち、第1搬送路191内における搬送補正部材51の配設位置では、当該搬送補正部材51により記録紙Pが外周ガイド壁52aから離れる方向に向けて案内される。これにより、当該記録紙Pが第1搬送路191内で一定の大きさ以上のたわみを生じることが抑制されるため、搬送される記録紙Pが薄くても、ジャムの発生を抑えることが可能でなる。
図1乃至図3に示すように定着装置13の記録紙Pの排出側には、第1搬送ローラー対50が設けられ、この第1搬送ローラー対50から排出ローラー対159へと第1搬送路191が湾曲して延びている。記録紙Pは、第1搬送ローラー対50により搬送方向Aに搬送され、第1搬送路191を通じて排出ローラー対159に導かれ、排出ローラー対159により排出トレイ151(図1)に排出される。
また、第1搬送路191と略並行して第2搬送路192が設けられている。第2搬送路192は、排出ローラー対159よりも記録紙Pの搬送方向Aの上流側で第1搬送路191から分岐している。上記のように記録紙Pの裏面にも画像を記録する場合は、記録紙Pが排出ローラー対159から排出トレイ151へと排出される直前に、排出ローラー対159が一旦停止されて逆回転され、排出ローラー対159により記録紙Pが第2搬送路192へと搬送され、更に記録紙Pが第2搬送路192を通じて第1搬送路191へと導かれて、記録紙Pの表裏が反転されると共に、記録紙Pがニップ部Nに再び導かれ、記録紙Pの裏面に画像が形成されて、記録紙Pが定着装置13へと搬送される。
定着装置13の上方には、可動ガイド部材52が設けられている。可動ガイド部材52は、外周ガイド壁52a(第1搬送路191のガイド壁)及び内周ガイド壁52b(第2搬送路192のガイド壁)を有している。外周ガイド壁52aは、第1搬送路191の内周ガイド壁53に対向配置されて、内周ガイド壁53との間に第1搬送路191を形成する。
また、画像形成装置1の装置本体2の一側壁は、開閉カバー54となっている。この開閉カバー54の内側に、第2搬送路192の外周ガイド壁55が設けられている。可動ガイド部材52の内周ガイド壁52bと開閉カバー54の外周ガイド壁55が対向配置されて、可動ガイド部材52の内周ガイド壁52bと開閉カバー54の外周ガイド壁55とにより、第2搬送路192が形成されている。なお、外周ガイド壁52a、内周ガイド壁52b、内周ガイド壁53、及び外周ガイド壁55のいずれも、搬送方向に延びる複数のリブを記録紙Pの幅方向に並設して構成されている。
また、第2搬送路192には、反転搬送ローラー対56(特許請求の範囲における第2搬送ローラーの一例)が設けられている。反転搬送ローラー対56は、開閉カバー54の外周ガイド壁55側に設けられて、回転駆駆動力を受けて回転する駆動ローラー56aと、可動ガイド部材52の内周ガイド壁52b側に設けられて、駆動ローラー56aに従動回転する従動ローラー56bとからなる。
従動ローラー56bは、駆動ローラー56aに対して接離する方向に移動自在に支持され、バネ(図示せず)により駆動ローラー56a側に付勢されて、駆動ローラー56aに圧接されている。これにより、駆動ローラー56aと従動ローラー56bの間にニップ域が形成される。
また、可動ガイド部材52には、搬送補正部材51が設けられている。搬送補正部材51は、第1搬送路191の第1搬送ローラー対50よりも記録紙Pの搬送方向Aの下流側に、かつ記録紙Pの搬送中心Mから記録紙Pの幅方向両側に一定の距離を置いたそれぞれの位置に、つまり記録紙Pの搬送中心Mに対して対称のそれぞれの位置に配置されている。搬送補正部材51は、可動ガイド部材の52の外周ガイド壁52a(可動ガイド部材52の内側面)に形成された凹部に着脱自在に装着されている。この搬送補正部材51の内側面は、第1搬送路191のガイド面の一部を構成しており、第1搬送路191内で第1搬送ローラー対50により搬送される記録紙Pを、外周ガイド壁55から離れる方向に向けて案内する。
第2搬送路192の反転搬送ローラー対56は、第2搬送路192において、記録紙Pの幅方向に亘って延びる回転駆動軸の各位置に配置されている。
従動ローラー56bは、可動ガイド部材52の内周ガイド壁(外側面)52bから第2搬送路192に突出しており、従動ローラー56bの回転軸56cが可動ガイド部材52で回転可能に支持されている。
そして、各搬送補正部材51は、反転搬送ローラー対56の従動ローラー56bの回転軸56cに係合されて支持されている。
図4は、搬送補正部材51を示す斜視図である。図4に示すように搬送補正部材51は、屈曲板51aと、屈曲板51aの表面に並設された複数のリブ51bと、搬送方向Aに直交する記録紙幅方向における屈曲板51aの両端において当該屈曲板51aに各リブ51bとは反対方向に突設された一対の取付アーム51cとを備えている。各リブ51bは、記録紙幅方向において側方から見ると突出した略直角三角形の三角凸部51dを有しており、この三角凸部51dが該各リブ51bの搬送方向上流側部分に設けられて、この三角凸部51dの頂部が丸く形成されている。各取付アーム51cは、搬送方向Aに直交する方向に延びて、その途中で搬送方向Aの下流側に向かって屈曲している。各取付アーム51cの端部には2つの突起51fが突設されて、各突起51fの間に係合凹所51eが形成されている。
また、図2から明らかなように搬送補正部材51の各リブ51bの三角凸部51dは、第1搬送ローラー対50よりも搬送方向Aの下流側かつ第1搬送ローラー対50の近傍で、可動ガイド部材52の外周ガイド壁(内側面)52aから第1搬送路191内に突出している。
図5は、第2搬送路192の反転搬送ローラー対56の従動ローラー56bに対する搬送補正部材51の係合状態を示す斜視図である。図5に示すように搬送補正部材51の各取付アーム51cの間隔は、反転搬送ローラー対56の1つの従動ローラー56bの幅よりも僅かに広く設定されており、各取付アーム51cの間に従動ローラー56bが挿入されて、各取付アーム51cの端部の係合凹所51eに従動ローラー56bの回転軸56cが係合されている。
この搬送補正部材51を図5における上方に持ち上げると、搬送補正部材51の各取付アーム51cの係合凹所51eが従動ローラー56bの回転軸56cから係合解除されて、搬送補正部材51が可動ガイド部材52の外周ガイド壁(内側面)52aから外れる。従って、搬送補正部材51は、画像形成装置1の装置本体2に対して着脱可能である。
ここで、装置本体2の一側壁である開閉カバー54は、その下端側が装置本体2に設けられた回転軸により回転自在に支持されている。開閉カバー54は、当該回転軸を中心にして装置本体2に対して開閉可能とされている。また、図2及び図3に示すように可動ガイド部材52の下端には、支軸59が設けられており、この支軸59の両端が開閉カバー54側のそれぞれの軸受(図示せず)により支持されて、可動ガイド部材52が支軸59を中心にして回転可能に支持されると共に、可動ガイド部材52の下端が支軸59を通じて開閉カバー54に連結されている。更に、可動ガイド部材52の上側両端には、それぞれの位置決めボス58が設けられており、開閉カバー54が反時計回り方向に回転操作されて閉じられると、可動ガイド部材52も閉じられ、可動ガイド部材52の上側両端の位置決めボス58が装置本体2に設けられたそれぞれの溝に係合して、可動ガイド部材52が位置決めされ、可動ガイド部材52の外周ガイド壁52aが内周ガイド壁53に対向配置される。
図6は、開閉カバー54を開いたときの第1搬送路191及び第2搬送路192の状態を側方から見て概略的に示す断面図である。図6に示すように開閉カバー54が開かれると、可動ガイド部材52が開閉カバー54に追従して第1搬送路191の内周ガイド壁53から離間する方向に移動する。この状態では、可動ガイド部材52の外周ガイド壁52aと第1搬送路191の内周ガイド壁53が離間して、第1搬送路191が開放されるため、第1搬送路191に詰まった記録紙Pを除去することができる。また、可動ガイド部材52が支軸59を中心にして反時計回り方向に回転操作されると、可動ガイド部材52の内周ガイド壁52bと開閉カバー54の外周ガイド壁55が離間して、第2搬送路192が開放されるため、第2搬送路192に詰まった記録紙Pを除去することができる。
すなわち、第1搬送路191や第2搬送路192に記録紙Pが詰まるというジャムが発生したときには、開閉カバー54及び可動ガイド部材52を開いて第2搬送路192及び第1搬送路191を開放すれば、記録紙Pを除去して、ジャムを解消することができる。
また、上記のように反転搬送ローラー対56の従動ローラー56bは、駆動ローラー56aによる押圧から解放されて、駆動ローラー56aに対して接離する方向に移動自在に支持される。従動ローラー56bは、バネ(図示せず)により駆動ローラー56a側に付勢されているので、開閉カバー54が開かれたときには、従動ローラー56bはその回転軸56cと共に、駆動ローラー56a側に移動して、可動ガイド部材52の内周ガイド壁52bから突出する。そして、上述したように、搬送補正部材51が従動ローラー56bの回転軸56cに係合されているので、従動ローラー56bの当該移動に伴って、図6に示すように、搬送補正部材51が可動ガイド部材52の外周ガイド壁52aよりも該可動ガイド部材52の内部へとスライド移動して引っ込む。
すなわち、開閉カバー54及び可動ガイド部材52が開かれたときには、搬送補正部材51が可動ガイド部材52の内側にスライド移動して引っ込む。これにより、搬送補正部材51と、特にその三角凸部51dは、第1搬送路191内に突出しない。
このため、利用者が開閉カバー54を開いてジャムを解消するための作業をしているときに、利用者が搬送補正部材51に直接触れたり、詰まった記録紙Pが搬送補正部材51に引っ掛かったりすることが少なくなる。また、利用者による搬送補正部材51への接触が少なくなるため、搬送補正部材51が外れるおそれも低減される。
本実施形態では、一対の搬送補正部材51が記録紙Pの搬送中心Mに対して対称の位置に着脱自在に設けられている。そして、これら搬送補正部材51が装着されると、上記の開閉カバー54が閉じた状態では、これら搬送補正部材51の三角凸部51dが第1搬送ローラー対50よりも搬送方向Aの下流側かつ第1搬送ローラー対50の近傍で第1搬送路191の内側に突出する。従って、搬送補正部材51を第1搬送路191に取り付けた状態とするか、取り外した状態とするかにより、第1搬送路191における搬送補正部材51の配設位置での記録紙Pの通過域の広狭を調整可能である。
本実施形態では、利用者が、一般によく用いられる標準的な記録紙Pを常用もしくは多用している状況では、各搬送補正部材51を取外しておき、また利用者が、当該標準的な記録紙Pよりも厚みが薄くてこしの弱い記録紙Pを常用もしくは多用している状況では、各搬送補正部材51を取付けるようにすれば、こしの弱い記録紙Pを用いる場合であっても、第1搬送路191における搬送補正部材51の配設位置での記録紙Pのたわみを抑制して、第1搬送路191でのジャム発生を低減することが可能になる。
図7は、各搬送補正部材51が取外されたときの第1搬送路191及び第2搬送路192を側方から見て概略的に示す断面図である。各搬送補正部材51が取り外されたときには、第1搬送ローラー対50よりも搬送方向Aの下流側かつ第1搬送ローラー対50の近傍で、記録紙Pの通過域が広くなる。この状態で、一般によく用いられる標準的な記録紙Pを用いた場合は、記録紙Pが第1搬送路191を通じて滑らかに搬送される。また、記録紙Pの搬送中に、記録紙Pの先端が第1搬送路191の内壁の凹凸に接触して抵抗を受けても、記録紙Pのこしが強いため、第1搬送ローラー対50による記録紙Pの更なる搬送に伴って記録紙Pの先端が凹凸に摺接しつつ通過し、記録紙Pが詰まることはない。
ところが、厚みが薄くてこしの弱い記録紙Pを用いた場合は、図7に示すように記録紙Pの先端が第1搬送路191の内壁の凹凸に接触して抵抗を受けると、記録紙Pのこしが弱いため、第1搬送ローラー対50による記録紙Pの更なる搬送に伴って該記録紙Pが大きく波打ってしまい、記録紙Pの先端が凹凸を速やかに超えず、記録紙Pが詰まって、ジャムが発生する。
これに対して、図8に示すように各搬送補正部材51が取付けられたときには、各搬送補正部材51の三角凸部51dが第1搬送ローラー対50よりも搬送方向Aの下流側かつ第1搬送ローラー対50の近傍で第1搬送路191の内側に突出して、記録紙Pの通過域が狭くなる。この状態では、厚みが薄くてこしの弱い記録紙Pの先端が第1搬送路191の内壁の凹凸に接触すると、第1搬送ローラー対50による記録紙Pの更なる搬送に伴って該記録紙Pが波打ち始めるが、記録紙Pが各搬送補正部材51の三角凸部51dに接触して、図8に示すように記録紙Pの波打ち程度が抑えられる。このため、記録紙Pの先端の進行の勢いが維持されると共に、記録紙Pの先端の向きが変わり、記録紙Pの先端が凹凸を超えて、ジャムの発生が効果的に防止される。換言すると、記録紙Pの波打ち程度を抑えることにより、第1搬送ローラー対50による搬送力を記録紙Pの先端に良好に伝わらせると共に、記録紙Pの先端の向きを変え、記録紙Pの先端が凹凸を超え易くして、搬送状態を良好にする。
例えば、記録紙Pを該記録紙Pの幅方向で湾曲させて、記録紙Pを排出ローラー対159から排出トレイ151へと排出させることがある。これにより、排出ローラー対159を通過した直後に記録紙Pが下方に垂れ下がって曲がるという現象を防止して、排出トレイ151上に平坦な記録紙Pを載せることができる。この記録紙Pの湾曲形状は、排出ローラー対159よりも搬送方向Aの下流側かつ該排出ローラー対159の近傍に設けられた矯正部材により該記録紙Pの形状を矯正することにより形成される。従来は、厚みが薄くてこしの弱い記録紙Pは、第1搬送路191内でのたわみにより、当該矯正部材による矯正を受けられず、先端が矯正部材に引っ掛かってしまってジャムが発生することがあったが、本実施形態では、厚みが薄くてこしの弱い記録紙Pであっても、その先端の進行の勢いが維持されるため、記録紙Pの先端が矯正部材に引っ掛かっても、当該勢いにより矯正部材に対する記録紙P先端の引っ掛かりが解消されやすくなるため、ジャム発生が低減される。
このように本実施形態では、薄くてこしの弱い記録紙Pを常用もしくは多用している状況で、各搬送補正部材51を取付けると、ジャムの発生を効果的に防止することができる。
なお、上記実施形態では、搬送補正部材51を従動ローラー56bの回転軸56cに係合させておき、開閉カバー54及び可動ガイド部材52が開かれたときに、従動ローラー56bが駆動ローラー56a側に移動して、搬送補正部材51が可動ガイド部材52の内側へとスライド移動して引っ込むようにしているが、搬送補正部材51はスライド移動しない構成を採ることも可能である。例えば、搬送補正部材51の各取付アーム51cの係合凹所51eを可動ガイド部材52に固定的に設けられた軸部に着脱自在に係合させて、搬送補正部材51を定位置に支持し、各搬送補正部材51の三角凸部51dを第1搬送路191の内側に常に突出させてもよい。
さらには、搬送補正部材51をソレノイド等のアクチュエーターにより移動させても構わない。例えば、図9に示すようにソレノイド61のプランジャー61aを搬送補正部材51Aの背面に接続しておき、ソレノイド61のオフのときにプランジャー61aが引っ込んで、搬送補正部材51Aが可動ガイド部材52の内側へと移動して引っ込み、記録紙Pの通過域が広くなるようにし、またソレノイド61のオンのときにプランジャー61aが突出して、搬送補正部材51Aの三角凸部51dが第1搬送路191の内側に突出し、記録紙Pの通過域が狭くなるようにする。
ソレノイド61のオンオフの切替えは、操作部47の指示に基づく制御部62による制御で行う。例えば、利用者が標準的な記録紙Pを用いるときは、操作部47を操作してソレノイド61のオフを指示すると、これに応答して制御部62によりソレノイド61が駆動されてプランジャー61aが引っ込んで、搬送補正部材51Aが可動ガイド部材52の内側へと移動して引っ込む。また、利用者が、ソレノイド61のオン厚みが薄くてこしの弱い記録紙Pを用いるときは、操作部47を操作してソレノイド61のオンの使用を指示すると、これに応答して制御部62によりソレノイド61が駆動されて、プランジャー61aが突出して、搬送補正部材51Aの三角凸部51dが第1搬送路191の内側に突出する状態となる。
これにより、利用者は、第1搬送路191に対する搬送補正部材の取付取り外し作業を行わなくても、第1搬送路191内への三角凸部51dの突出又は非突出状態を切り換えることができる。
また、本発明に係る画像形成装置は、上記実施形態で説明したものに限定されず、コピー機、プリンター、ファクシミリ装置等の他の種類の画像形成装置でもよい。
また、図1乃至図9を用いて説明した構成は、本発明の一実施形態に過ぎず、本発明を当該構成及び処理に限定する趣旨ではない。
1 画像形成装置
2 装置本体
5 画像読取装置
13 定着装置
14 給紙部
47 操作部
50 第1搬送ローラー対
51 搬送補正部材
52 可動ガイド部材
52a 外周ガイド壁(第1ガイド壁)
52b 内周ガイド壁(第2ガイド壁)
53 内周ガイド壁
54 開閉カバー
55 外周ガイド壁(第3ガイド壁)
56 反転搬送ローラー対
56a 駆動ローラー
56b 従動ローラー
61 ソレノイド
62 制御部
120 画像形成部
151 排出トレイ
159 排出ローラー対
191 第1搬送路
192 第2搬送路

Claims (3)

  1. 画像形成部で形成された画像を記録紙に定着する画像形成装置であって、
    前記記録紙を案内する第1搬送路と、
    前記記録紙を、前記第1搬送路を通じて搬送する第1搬送ローラー対と、
    前記第1搬送ローラー対よりも前記記録紙の搬送方向下流側に配置されて、前記第1搬送路を通じて搬送されてきた記録紙を排出トレイに排出する排出ローラー対と、
    前記第1搬送ローラー対よりも前記記録紙の搬送方向下流側であって、前記排出ローラー対よりも前記搬送方向の上流側となる位置において、一側面が前記第1搬送路の内壁をなす第1ガイド壁を有するガイド部材と、
    前記第1ガイド壁の所定位置に配設され、前記搬送方向上流側端部において、前記第1ガイド壁から前記第1搬送路内に突出して、前記第1搬送路内で前記第1搬送ローラー対により搬送される前記記録紙を、前記第1ガイド壁から離れる方向に向けて案内するガイドリブを有する搬送補正部材と、
    前記排出ローラー対の配設位置から延び、前記排出ローラー対よりも前記搬送方向上流側となる位置で前記第1搬送路から分岐し、前記排出ローラー対により前記搬送方向とは逆方向に搬送されてくる前記記録紙を受け入れて、当該記録紙を表裏反転させた状態で、前記第1搬送路に案内する第2搬送路と、
    前記第2搬送路を開閉する開閉カバーと、
    第2搬送路内の前記記録紙を搬送する第2搬送ローラー対と、を備え、
    前記第2搬送路は、前記ガイド部材の前記第1ガイド壁の裏面に配設される第2ガイド壁と、前記開閉カバーの内側に配設され前記第2ガイド壁と対向する第3ガイド壁で構成され、
    前記第2搬送ローラー対は、前記開閉カバーの前記第3ガイド壁に回転可能に支持される駆動ローラーと、前記駆動ローラーへ向けて移動可能に前記ガイド部材に支持され、前記駆動ローラーに対して押圧される従動ローラーとを含み、
    前記搬送補正部材は、前記従動ローラーの回転軸に係合されることにより前記従動ローラーと共に移動自在に前記第1ガイド壁に設けられており、
    前記第1搬送路が閉じられたときに前記第2搬送ローラー対が位置決めされて、前記従動ローラーが前記駆動ローラーにより押圧されて第3ガイド壁から退避する方向に移動することにより、前記搬送補正部材が前記第1搬送路内に突出し、前記第1搬送路及び前記第2搬送路のガイド壁が開かれたときには、前記駆動ローラーによる押圧が解除されて、

    前記従動ローラーが前記第2ガイド壁から突出する方向に移動して前記搬送補正部材が前記突出した状態から前記第1搬送路の前記第1ガイド壁の方向に退避する画像形成装置。
  2. 前記搬送補正部材は、前記ガイド部材に対して着脱自在とされている請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1搬送路は、前記第1搬送ローラー対の配設よりも前記搬送方向の下流側で湾曲して前記排出ローラー対に至る請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置
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