JP6467759B2 - 買物支援システム - Google Patents

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Description

本発明は、一般に買物支援システムに関し、より詳細には買物かごの底板を開閉する機構を有する買物支援システムに関する。
特許文献1には、上方に開口した箱状の買物かごが記載されている。特許文献1に記載された買物かごは、底板と、4つの側壁とを備えている。買物かごは、底板と4つの側壁とが一体成形されており、その内部空間が商品を入れる収納空間となっている。
ユーザは、例えば、スーパーマーケットにおいて、陳列された商品を選択して当該商品を買物かごに収容する。その後、ユーザは、買物かごに収容された商品の費用(料金)を支払い、商品を買物袋などに移し替える。
登録実用新案第3135221号公報
ところで、特許文献1に記載された買物かごでは、商品を、例えば買物袋に移し替えるときに、ユーザは、買物かごの上方の開口から商品を一つずつ持ち上げて取り出し、買物袋に入れるという作業を繰り返さなければならなかった。
ここで、買物かごの底板を開いて買物かごから袋に商品を移し替えることが考えられるが、商品が収容されている状態の買物かごの底板を手動で開ける作業は難しかった。
本発明は上記の点に鑑みてなされた発明であり、本発明の目的は、買物かごの底板を簡単に開閉することができる買物支援システムを提供することにある。
本発明の第1の態様に係る買物支援システムは、本体部と、開閉装置とを備える。前記本体部は、買物かごが置かれる載置スペースを有する。前記買物かごでは、ボディの下開口部を開閉可能に底板が前記ボディに取り付けられている。前記開閉装置は、前記載置スペースに置かれている前記買物かごの前記底板を開閉する。前記開閉装置は、第1の部材と、第2の部材と、駆動機構と、連結機構とを備える。前記第2の部材は、前記載置スペースに置かれている前記買物かごの前記底板と接続可能に設けられている。前記駆動機構は、前記第1の部材を移動させる。前記連結機構は、前記第1の部材と前記第2の部材とを連結する。前記連結機構は、弾性体を含む。前記連結機構は、前記底板を開けるときに、前記第1の部材からの引っ張り力を用いて、前記底板と接続している前記第2の部材を移動させる。前記連結機構は、前記底板を閉めるときに、前記弾性体の弾性力を用いて、前記底板と接続している前記第2の部材を移動させる。
本発明の第2の態様に係る買物支援システムでは、第1の態様において、前記第2の部材は、爪部と、押部とを含む。前記爪部は、前記底板を開けるときに前記底板に引っ掛けられる。前記押部は、前記底板を閉めるときに前記底板を押す。
本発明の第3の態様に係る買物支援システムでは、第2の態様において、前記押部は、前記爪部よりも、前記底板と接触する接触面積が広い。
本発明の第4の態様に係る買物支援システムでは、第1〜3の態様のいずれか1つにおいて、前記第2の部材は、貫通孔を有する接続部を含む。前記連結機構は、シャフトと、鍔部とを更に含む。前記シャフトは、第1の端部が前記第1の部材に固定されており、かつ、第2の端部が前記第2の部材の前記貫通孔を貫通する。前記鍔部は、前記シャフトの前記第2の端部に固定されており、前記貫通孔よりも大きい。前記弾性体は、前記シャフトの周囲であって前記第1の部材と前記第2の部材の前記接続部との間に設けられており、前記シャフトの軸方向に弾性変位する。
本発明の第5の態様に係る買物支援システムでは、第1〜4の態様のいずれか1つにおいて、前記開閉装置は、前記第1の部材と前記第2の部材との間の距離が所定距離以下であることを検出するセンサを更に備える。
本発明の第6の態様に係る買物支援システムは、第1〜5の態様のいずれか1つにおいて、回収装置と、かご移動装置とを更に備える。前記回収装置は、前記買物かごを回収する。前記かご移動装置は、前記買物かごを前記載置スペースから前記回収装置へ移動させる。
本発明の第7の態様に係る買物支援システムでは、第6の態様において、前記かご移動装置は、押機構と、かご駆動機構とを備える。前記押機構は、前記載置スペースから前記回収装置へ前記買物かごを押すための機構である。前記かご駆動機構は、前記押機構を移動させる。
本発明の第8の態様に係る買物支援システムは、第1〜7の態様のいずれか1つにおいて、かご規制装置を更に備える。前記かご規制装置は、前記載置スペースの法線方向への前記買物かごの移動を規制する。前記かご規制装置は、ガイドと、ガイド駆動機構とを備える。前記ガイドは、前記買物かごの溝に挿入可能に設けられている。前記ガイド駆動機構は、前記溝に挿入されている位置と前記溝から外れている位置との間で前記ガイドを変位させる。
本発明の第9の態様に係る買物支援システムは、第1〜8の態様のいずれか1つにおいて、前記ボディの上方に立ち上がっている状態の前記買物かごの取っ手を倒すための少なくとも1つの突起を更に備える。
本発明の各態様に係る買物支援システムによれば、買物かごの底板を簡単に開閉することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る買物支援システムにおける開閉装置の斜視図である。 図2は、同上の買物支援システムの斜視図である。 図3は、同上の買物支援システムの要部を示す斜視図である。 図4は、同上の開閉装置の正面図である。 図5は、図4のA1−A1線の断面図である。 図6A及び図6Bは、同上の開閉装置の動作を説明するための正面図である。 図7は、同上の買物支援システムにおけるかご移動装置の正面図である。 図8は、同上のかご移動装置の要部の側面図である。 図9は、同上のかご移動装置の押機構の側面図である。 図10A、図10B及び図10Cは、同上のかご移動装置の動作を説明するための概略図である。 図11Aは、同上の買物支援システムにおけるかご規制装置においてガイドが開いている状態の斜視図である。図11Bは、同上のかご規制装置においてガイドが閉じている状態の斜視図である。 図12は、同上の買物支援システムにおける回収装置の要部の斜視図である。 図13は、同上の回収装置の要部の断面図である。 図14A、図14B及び図14Cは、同上の回収装置の動作を説明するための概略図である。 図15は、本発明の一実施形態に係る買物かごの斜視図である。 図16は、同上の買物かごの要部の斜視図である。 図17は、同上の買物かごの要部の斜視図である。 図18は、同上の買物支援システムのブロック図である。
(1)買物支援システムの全体構成
以下、実施形態に係る買物支援システム10の構成について説明する。本実施形態に係る買物支援システム10は、図2、図3及び図18に示すように、開閉装置1と、かご移動装置2と、かご規制装置3と、回収装置4と、袋詰システム5と、販売システム6と、管理装置7と、カウンタ台(本体部)8と、買物かご9とを備えている。買物支援システム10は、例えば、コンビニエンスストア、スーパーマーケット、百貨店、ドラッグストア、家電量販店及びホームセンター等の小売店の店舗に導入され、顧客の買物を支援するためのシステムである。本実施形態では、買物支援システム10が導入される店舗としてコンビニエンスストアを例に説明する。ここで、カウンタ台8の載置スペースS1に買物かご9を置く主体は、顧客に限らず、店員であってもよい。
買物支援システム10においては、開閉装置1とかご移動装置2とかご規制装置3と回収装置4と袋詰システム5と販売システム6とを管理装置7が連動させることにより、下記のような機能を実現する。
すなわち、買物支援システム10が導入された店舗では、顧客は、1乃至複数の商品98を店内でピックアップして買物かご9(図15参照)に収容し、買物かご9を載置スペースS1に置いた状態で、販売システム6にて商品98の精算等を行う。このとき、管理装置7は、買物かご9から複数の商品情報を受信する。ここでいう「商品情報」は、商品98を識別するための情報(商品識別コード)であって、例えば日本国で用いられているJAN(Japanese Article Number)コード等である。商品98の袋詰めを行う前に、買物かご9から袋詰装置53へ商品98を移動する。袋詰システム5は、顧客が販売システム6にて商品98の精算等を行っている間に、袋詰装置53を作動させて商品98の袋詰めを行う。これにより、顧客においては、商品98をピックアップし、販売システム6にて商品98の精算等を行った後、袋詰めされた状態の商品98を受け取る、という一連の流れで、買物を済ませることができる。結果的に、顧客が店舗で商品98を購入する過程において、店員の介入が必須でなくなる。その結果、買物支援システム10によれば、顧客の買物に掛かる店員及び顧客の手間を軽減することができる。
このような一連の流れにおいて、買物支援システム10では、商品98の袋詰めを行う前に、開閉装置1が買物かご9の底板94(図15参照)を開いて買物かご9から袋詰装置53へ商品98を移動させている。また、商品98を移動した後の買物かご9をかご移動装置2が載置スペースS1から回収装置4へ移動させている。さらに、載置スペースS1に買物かご9が置かれた後において、かご規制装置3が買物かご9の上下方向への移動を規制している。
カウンタ台8は、買物かご9が置かれる載置スペースS1を有しており、買物かご9は、開閉装置1が開口部973(図16参照)を介して底板94を開閉するように、あらかじめ規定された向きに載置スペースS1に置かれる。
図2の例では、カウンタ台8には、上面81の幅方向(左右方向)の略中央部に開口する凹所82が形成されている。凹所82は、載置スペースS1を形成する。図2の例では買物かご9は凹所82内(つまり載置スペースS1)に置かれているが、買物かご9は、顧客が店内を移動する際に手に持って、又はカートに載せて使用するので、定位置には固定されない。カウンタ台8を正面から見て凹所82の奥には、買物かご9を回収する回収装置4が配置されている。凹所82の下方には袋詰装置53が設置されている。
以下では、特に断りがない限り、カウンタ台8の上面81が水平面となる向きで、カウンタ台8が設置されていることとして説明する。つまり、カウンタ台8の上面81に直交する方向が上下方向(鉛直方向)となる。ただし、これらの方向は買物支援システム10の使用時の方向を限定する趣旨ではなく、例えば、カウンタ台8の上面81が水平面に対して多少傾斜した状態で、買物支援システム10が使用されていてもよい。
(2)買物支援システムの各構成
以下、本実施形態に係る買物支援システム10の各構成について説明する。
(2.1)買物かご
まず、買物かご9について説明する。
買物かご9は、図15、図16及び図17に示すように、かご本体91と、種々の回路及びモジュールを収納する回路ブロック92と、回路ブロック92に電力を供給するバッテリとを備えている。この買物かご9は、単に商品98を収容するだけでなく、商品98の商品情報を読み取る機能と、販売システム6(図18参照)と通信する機能とを有している。買物かご9は、例えば、バーコードリーダ又はイメージセンサ等を用いて、複数の商品98の各々から商品情報を読み取る。これにより、買物かご9は、顧客が店内でピックアップした商品98を収容しつつ、商品情報を商品98から読み取って販売システム6に送信することができる。
かご本体91は、例えば合成樹脂によって上面が開口した箱状に形成されており、複数の商品98を収容可能である。かご本体91は、ボディ93と、底板94と、一対の取っ手95とを備えている。買物かご9は、ボディ93の下開口部932を開閉可能に底板94がボディ93に取り付けられている。
ボディ93は、上開口部931及び下開口部932が形成されており、複数の商品98を収容可能に構成されている。ボディ93は、枠部933と、枠部933の上端部から外側に突出している鍔部934とを有している。枠部933及び鍔部934は一体に形成されている。枠部933は、互いに向かい合う一対の第1の側板961、962と、互いに向かい合う一対の第2の側板963とを有している。鍔部934は、一対の取っ手95をボディ93に取り付けるための複数(図示例では4つ)の嵌合穴を有している。
一対の第1の側板961、962の各々は、一対の第2の側板963が対向する対向方向D12(一対の第1の側板961、962が対向する対向方向D11及び上下方向D13と直交する方向)に沿って形成された溝964(図11A及び図11B参照)を有している。
一対の第1の側板961、962のうちの一方(第1の側板961)は、複数(図示例では2つ)の窪み971と複数(図示例では2つ)の凹部972と開口部973とを有している。複数の窪み971は、第1の側板961の下端において一対の第1の側板961、962が対向する対向方向D11に窪んでおり、一対の第2の側板963が対向する対向方向D12に並んでいる。複数の凹部972は、複数の窪み971の底面に形成されている。開口部973は、対向方向D12に沿って形成されており、底板94が開閉するときに底板94が通る。
底板94は、ボディ93の下開口部932を開閉可能にボディ93に取り付けられている。底板94は、板状の主部941と、複数(図示例では2つ)の突出部942とを有している。複数の突出部942は、主部941の厚み方向の下面から突出しており、底板94が閉まっている状態においてボディ93の複数の窪み971に挿入される。主部941は、複数の突出部942とは反対側であってボディ93の内側に形成された溝965に嵌め込まれる部分に凹凸を有している。
一対の取っ手95は、かご本体91を運搬するために用いられる。各取っ手95は、中央部951と、一対の取付部952とを有している。中央部951及び一対の取付部952は、例えば合成樹脂により、一体に形成されている。各取付部952は、ボディ93に取り付けられたときに、内側に曲がった滑らかな曲線状に形成されている。つまり、取付部952の中央部は、取付部952の両端を結んだ線分よりも内側に曲がっている。
(2.2)開閉装置
次に、開閉装置1について説明する。
開閉装置1は、載置スペースS1に置かれている買物かご9の底板94を開閉するように構成されている。開閉装置1は、図1、図4及び図5に示すように、第1の部材11と、第2の部材12と、連結機構13と、駆動機構14(図6A及び図6B参照)とを備えている。
第1の部材11は、板状に形成されており、駆動機構14からの動力により、X軸方向(第1の方向、左右方向)へ移動する。第1の部材11は、矩形板状の基部111と、後述のシャフト133が接続される接続部112とを備えている。
第2の部材12は、載置スペースS1に置かれている買物かご9の底板94と嵌め合わされるように構成されている。第2の部材12は、基部15と、複数(図示例では2つ)の先端部16と、接続部17と、検出用部材18とを備えている。接続部17は、貫通孔171を有している。検出用部材18は、例えば板状を有しており、先端部が第2の部材12の左縁よりも第1の部材11側に位置するように、基端部にて第2の部材12に取り付けられている。
基部15は、矩形板状の主片151と、複数(図示例では2つ)の矩形板状の突出部152とを有している。複数の突出部152は、Y軸方向における主片151の両端からX軸方向の負の向きに突出している。主片151及び複数の突出部152は、一体に形成されている。
複数の先端部16は、Y軸方向における基部15の両端からX軸方向の負の向きに突出している。複数の先端部16は、複数の突出部152に取り付けられている。各先端部16は、矩形状の基部161と、爪部162と、押部163とを有している。本実施形態では、例えば直方体の金属部材を加工することによって、基部161、爪部162及び押部163は、一体に形成されている。これにより、基部161と爪部162及び押部163とが別体である場合よりも強度を高めることができる。
基部161は、Z軸方向において上面から下面に近付くにつれてX軸方向の長さが短くなるように傾斜している。
爪部162は、基部161の上面(第1面)のうちのX軸方向における先端からZ軸方向に沿って突出している。爪部162は、底板94を開けるときに底板94に引っ掛けられる(図5参照)。
押部163は、基部161の上面のうちのX軸方向における基部15と接続されている基端と先端との間の部分からZ軸方向に沿って突出している。押部163は、底板94を閉めるときに底板94を押す。押部163は、爪部162よりも、底板94と接触する接触面積が広い。
連結機構13は、第1の部材11と第2の部材12とを連結している。連結機構13は、連結部材131と、弾性部材(弾性体)132とを備えている。
連結部材131は、シャフト133と、鍔部134とを備えている。シャフト133は、軸方向における両端のうちの第1端にて第1の部材11に固定されており、両端のうちの第2端にて第2の部材12の貫通孔171を貫通している。鍔部134は、貫通孔171よりも大きく、シャフト133の第2端に固定されている。
弾性部材132は、シャフト133の周囲であって第1の部材11の接続部112と第2の部材12の接続部17との間に設けられており、シャフト133の軸方向に弾性変位する。弾性部材132は、例えばばねである。弾性力は、上記ばねのばね定数で調整される。
駆動機構14は、第1の部材11を移動させるように構成されている。駆動機構14は、モータと、動力伝達機構142(図6A及び図6B参照)と、複数(図示例では2本)のリニアガイド143とを備えている。動力伝達機構142は、モータの動力を第1の部材11へ伝達する。複数のリニアガイド143は、第1の部材11及び第2の部材12の両方をX軸方向に沿ってガイドする。各リニアガイド143は、レール144と、複数(図示例では2つ)のブロック145(図3参照)とを備えている。レール144は、X軸方向に沿って設けられている。複数のブロック145は、第1の部材11及び第2の部材12に取り付けられており、レール144上を移動する。
上記のような開閉装置1において、第1の部材11は、底板94を開けるときに、駆動機構14からの動力により、底板94と嵌め合っている第2の部材12を引っ張って移動させる。
まず、買物かご9が載置スペースS1に置かれる前に、図6Aに示すように、第1の部材11及び第2の部材12は、第2の部材12の爪部162が載置スペースS1に位置するように、右側に移動する。そして、買物かご9が載置スペースS1に置かれると、爪部162が買物かご9の底板94に引っ掛かる(図5参照)。その後、駆動機構14のモータの動力により、第1の部材11が左側に移動すると、連結機構13の鍔部134が第2の部材12の接続部17における貫通孔171の周囲に接触することによって、第1の部材11に引っ張られて第2の部材12も左側に移動する。このとき、図6Bに示すように、第2の部材12の爪部162が買物かご9の底板94に引っ掛かっているので、第2の部材12とともに、底板94も左側に移動する。これにより、底板94をボディ93から取り外すことができ、買物かご9の下面を開口させることができる。
ここで、基部161と爪部162とが一体に形成されているから、底板94とボディ93との間の嵌合力が大きかったとしても、爪部162が底板94に引っ掛けられた状態で、開閉装置1は、底板94を引っ張り出すことができる。
次に、第1の部材11は、底板94をボディ93に閉めるときに、駆動機構14からの動力により、連結機構13の弾性部材132の弾性力を用いて底板94を移動させる。
まず、図6Bの状態において、駆動機構14のモータの動力により、第1の部材11がX軸方向の負の向きに移動すると、弾性部材132の弾性力によって、第2の部材12も右側に移動する。このとき、第2の部材12の各押部163が底板94を右側に押すことによって、第2の部材12とともに、底板94も右側に移動する。底板94は、第2の部材12の押部163に押されて右側に移動していくと、ボディ93の開口部973を通って溝965に挿入され、最終的には、ボディ93に嵌め込まれる。これにより、底板94をボディ93に取り付けることができ、買物かご9の下面を塞ぐことができる。
ここで、底板94を右側に移動している途中で、底板94が右側に移動するのを妨げる力が必要以上に底板94に加わると、第2の部材12は右側へ移動することが妨げられるにもかかわらず、第1の部材11はそのまま右側へ移動する。第2の部材12の接続部17と連結機構13の連結部材131とは固定されていないため、第1の部材11が第2の部材12に近付いていき、第1の部材11と第2の部材12との間の距離L1が短くなる。シャフト133の周囲には、弾性部材132が設けられているため、第1の部材11からの力は、弾性部材132によって緩めながらも第2の部材12に伝達される。
このとき、ボディ93の下開口部932に異物が存在すると、上記異物が底板94に接触し、底板94の移動を妨げることになる。この場合、弾性部材132によって、第2の部材12への力が第1の部材11からの力よりも小さくなる。したがって、第2の部材12が異物に衝突した場合であっても、第2の部材12から異物への衝撃を小さくすることができる。
ところで、開閉装置1は、第1の部材11と第2の部材12との間の距離が所定距離以下であることを検出するセンサとして複数(図示例では2つ)の光センサ19を更に備えている。
複数の光センサ19の各々は、光を発する発光部と、発光部からの光を受光する受光部とを有しており、第1の部材11に設けられている。各光センサ19は、発光部と受光部との間に検出用部材18が挿入されると、第1の部材11と第2の部材12との間の距離L1が所定距離以下であると検出する。
検出用部材18の先端部は、第1の部材11と第2の部材12との間の距離L1が所定距離以下になると、各光センサ19の発光部と受光部との間に挿入される。つまり、検出用部材18の長さは、第1の部材11と第2の部材12との間の距離L1が所定距離以下になると各光センサ19の発光部と受光部との間に先端部が挿入されるような長さである。
開閉装置1が底板94をX軸方向に沿って右側に移動しているときに、ボディ93の下開口部932に異物が存在すると、上記異物が底板94に接触し、底板94の移動を妨げることになる。この場合、底板94を押している第2の部材12の移動は小さくなるため、第1の部材11が第2の部材12に近付いていき、第1の部材11と第2の部材12との間の距離L1が短くなる。そして、距離L1が所定距離以下になると、検出用部材18の先端部が各光センサ19の発光部と受光部との間に挿入される。このとき、各光センサ19は、距離L1が所定距離以下であると検知する。
その後、各光センサ19は、検知結果を管理装置7へ送信する。管理装置7は、後述するように、各光センサ19から検知結果を受信すると、回転を停止するようにモータを制御する。モータは、管理装置7による制御に従い、停止する。その結果、第1の部材11は移動を停止する。
(2.3)かご移動装置
かご移動装置2は、買物かご9を載置スペースS1から回収装置4へ移動させるように構成されている。かご移動装置2は、図7、図8及び図9に示すように、押機構21と、かご駆動機構22とを備えている。
かご駆動機構22は、押機構21を移動させるように構成されている。かご駆動機構22は、モータ221と、かご動力伝達機構222と、リニアガイド223とを備えている。かご動力伝達機構222は、モータ221の動力を押機構21へ伝達する。かご動力伝達機構222は、プーリ227と、ベルト228とを有している。プーリ227は、モータ221の動力によって回転する。ベルト228は、プーリ227の回転によって移動する。リニアガイド223は、押機構21をY軸方向に沿ってガイドする。リニアガイド223は、レール224と、ブロック225とを備えている。レール224は、Y軸方向に沿うように、支持台226に取り付けられている。ブロック225は、押機構21に取り付けられており、レール224上を移動する。
押機構21は、載置スペースS1から回収装置4へ買物かご9を押すための機構である。押機構21は、図9に示すように、基部23と、接触部24とを有している。基部23は、かご駆動機構22のブロック225及びベルト228に取り付けられている。接触部24は、買物かご9を移動させるときに買物かご9に接触する部材である。押機構21は、かご駆動機構22からの動力を基部23が受けると、基部23とともに接触部24がY軸方向に沿って移動する。これにより、買物かご9を移動させるとき、接触部24が買物かご9のボディ93に接触して買物かご9を押すことによって、買物かご9を載置スペースS1から回収装置4へ移動させることができる。
ところで、買物かご9を回収装置4へ移動させた後、押機構21を元の位置に戻す前に、載置スペースS1に次の買物かごが既に置かれる場合が考えられる。この場合、接触部24が開位置のままでは、押機構21を元の位置に戻すときに、次の買物かごに接触部24が接触する恐れがある。
そこで、押機構21は、接触部24を開位置と閉位置との間で変位可能にしている。押機構21は、シャフト25と、ピン26と、弾性部材27とを更に有している。
シャフト25は、基部23に対して接触部24を回転可能になるように設けられている。シャフト25は、基部23の貫通孔及び接触部24の貫通孔を貫通している。これにより、接触部24は、シャフト25を中心に、開位置と閉位置との間を回転することが可能になる。
ピン26は、接触部24と嵌合して接触部24の回転を抑制する。ピン26は、軸方向の第1端である下端部にて基部23に形成された貫通孔を貫通している。また、ピン26の下端部は、接触部24が開位置であるときに、接触部24に形成された凹所に挿入される。ピン26の軸方向の第2端である上端部は、支持部材261によって支持されている。支持部材261は、一端にて基部23に固定されており、他端に形成された貫通孔262にピン26の一部が貫通することによって、他端にてピン26を支持している。ピン26は、上端部と下端部との間、つまり、軸方向の中間位置に軸方向と直交する方向に貫通する貫通孔263を有している。貫通孔263には、補助ピン264が貫通している。さらに、支持部材261がピン26の上端部を支持し、かつ、補助ピン264が貫通孔263に貫通している状態であって、ピン26の軸方向における支持部材261と補助ピン264との間には、弾性部材265が設けられている。ピン26は、基部23に対して軸方向において移動可能となる。
弾性部材27は、例えばコイルばねであり、軸方向の一端にて基部23に接続されており、軸方向の他端にて接触部24に接続されている。弾性部材27は、弾性力によって、接触部24を開位置から閉位置へ変位させる。
また、接触部24が開位置と閉位置との間で変位するように、かご移動装置2は、解除部材28と、突出部29とを更に備えている。
解除部材28は、ピン26と接触部24との嵌合を解除させるように構成されている。つまり、解除部材28は、ピン26の下端部を接触部24の凹部から外すように構成されている。解除部材28は、押機構21が買物かご9の移動を終える地点において、支持台226に固定されている。解除部材28は、買物かご9を移動させてきた押機構21と対向する側に傾斜面281を有している。また、解除部材28には、押機構21が買物かご9を移動する際にピン26が挿入される凹部282が形成されている。
ピン26の下端部が接触部24の凹部に挿入されて接触部24が開位置の状態で、ピン26が解除部材28の前に到達すると、ピン26の貫通孔263を貫通している補助ピン264が解除部材28の傾斜面281に沿って上方に移動する。これに伴い、ピン26も上方に移動する。ピン26が上方に移動すると、ピン26の下端部は接触部24の凹部から外れる。接触部24は、弾性部材27の弾性力によって、開位置から閉位置へ変位する。
その後、押機構21は、元の位置に戻るとき、補助ピン264が解除部材28の傾斜面281に沿って下方に移動すると、ピン26も下方に移動する。このとき、接触部24は開位置ではなく閉位置であるため、ピン26の下端部は、接触部24の凹部に挿入されず、接触部24を下方に押す。これにより、接触部24が下方に移動した状態で、押機構21は、元の位置に戻る。
突出部29は、接触部24を閉位置から開位置に変位させるために設けられている。突出部29は、押機構21の元の位置あたりにおいて支持台226に設けられている。接触部24が閉位置の状態で押機構21が元の位置に戻ると、接触部24は、突出部29に押されることになる。そして、接触部24は、弾性部材27の弾性力に逆らって閉位置から開位置に移動する。接触部24が開位置になると、ピン26の下端部が接触部24の凹部に挿入される。これにより、接触部24は、開位置を維持することができる。
上記のようなかご移動装置2では、まず、図10Aに示すように、接触部24が開位置となった状態で待機している。買物かご9を移動させるタイミングになると、かご駆動機構22からの動力により、図10Bに示すように、接触部24は、買物かご9のボディ93をY軸方向に沿って押して買物かご9を回収装置4へ移動させる。買物かご9を回収装置4へ移動させた後、図10Cに示すように、押機構21は、接触部24を開位置から閉位置とし、かご駆動機構22は、閉位置の接触部24を含む押機構21を元の位置に戻す。
上記のように、接触部24を閉位置にすることによって、買物かご9を移動させた後、接触部24を含む押機構21を元の位置に戻すときに、載置スペースS1に次の買物かごが置かれているとしても、接触部24が次の買物かごに接触することなく、押機構21を元の位置に戻すことができる。
(2.4)かご規制装置
かご規制装置3は、載置スペースS1の法線方向(上下方向、鉛直方向)への買物かご9の移動を規制するように構成されている。つまり、かご規制装置3は、載置スペースS1に置かれている買物かご9がZ軸方向へ移動することを規制する。かご規制装置3は、図11A及び図11Bに示すように、一対のガイド31と、ガイド駆動機構32とを備えている。
一対のガイド31は、矩形板状を有しており、X軸方向に沿って設けられている。載置スペースS1に買物かご9が置かれているとき、一対のガイド31は、買物かご9の一対の溝964に挿入される。
ガイド駆動機構32は、ガイド31を溝964に挿入されている位置と溝964から外れている位置との間を移動させるように構成されている。ガイド駆動機構32は、円板状の回転板322と、一対のシャフト323とを備えている。回転板322は、モータの回転軸に取り付けられており、モータの回転に従って回転する。
一対のシャフト323の各々は、一端にて回転板322の中心から外れた位置に取り付けられている。一対のシャフト323の一端が取り付けられる位置は、回転板322の中心に対して対称となる位置である。また、各シャフト323は、他端にて取付部材324を介してガイド31に固定されている。つまり、シャフト323の動きに合わせてガイド31も移動する。
ガイド駆動機構32は、管理装置7がモータを制御することにより、一対のガイド31を変位させる。より詳細には、ガイド駆動機構32は、一対のガイド31が買物かご9の溝964に挿入される規制位置と、一対のガイド31が買物かご9の溝964に挿入されないように外側に開いている規制解除位置との間で、一対のガイド31を変位させる。
上記のようなかご規制装置3では、載置スペースS1に買物かご9が置かれる前は、図11Aに示すように、一対のガイド31が外側に開いており、規制解除位置に位置している。
一方、載置スペースS1に買物かご9が置かれると、図11Bに示すように、一対のガイド31が内側に移動して規制位置に変位する。つまり、一対のガイド31は、買物かご9の溝964に挿入される。
開閉装置1が底板94を開閉するとき、及び、かご移動装置2が買物かご9を載置スペースS1から回収装置4へ移動させるとき、一対のガイド31は、規制位置に変位し、買物かご9の溝964に挿入されている。その後、買物かご9が回収装置4へ移動した後、一対のガイド31は、規制位置から規制解除位置に変位する。これにより、次の買物かご9を載置スペースS1に置くことができる。
(2.5)回収装置
回収装置4は、買物かご9を回収するように構成されている。回収装置4は、図12及び図13に示すように、枠部41と、複数(図示例では4つ)の突起42とを備えている。
複数の突起42は、枠部41に設けられており、買物かご9のボディ93の上方に立ち上がっている状態である買物かご9の取っ手95を倒すために設けられている。複数の突起42は、買物かご9が下方に降りるときに、取っ手95を倒す。
図14Aに示すように、買物かご9が回収装置4に移動してきたとき、複数の突起42は、一対の取っ手95の間に位置している。回収装置4が買物かご9を下方へ移動すると、図14Bに示すように、各突起42が取っ手95に接触することにより、取っ手95は、突起42から力を受けて外側に開き始める。さらに、回収装置4が買物かご9を下方へ移動すると、図14Cに示すように、取っ手95は倒れる。
(2.6)袋詰システム
袋詰システム5は、図2に示すように、袋収納ケース51と、袋供給装置52と、袋詰装置53とを備えている。袋収納ケース51及び袋供給装置52は、一例として、袋詰装置53への袋の供給に用いられる。袋詰装置53は、顧客が購入した商品の袋詰めを行うシステムである。ここでいう「袋詰め」は、1乃至複数の商品98を、袋に収容する(入れる)作業を意味している。「袋」は、商品98が入る大きさで、かつ商品98を出し入れするための袋口を有する袋であればよく、例えば、ポリエチレン製又はポリプロピレン製の買物袋(いわゆるレジ袋)である。
袋詰装置53は、例えば、店舗のレジカウンタや袋詰め台等に設置されており、載置スペースS1の下方に設定される所定の袋詰スペースに置かれた商品98の袋詰めを行う。これにより、顧客は、購入する商品98を収容する買物かご9を載置スペースS1に置くだけで、袋に収容された状態の商品98を受け取ることができる。したがって、顧客又は店舗の従業員(店員)は、袋詰装置53を用いることで、袋詰めの作業の手間及び時間の省略が可能である。
袋収納ケース51は、袋供給装置52とともに用いられ、袋供給装置52が袋詰装置53に供給する袋をストックするための器具である。袋収納ケース51は、袋を複数枚(例えば最大100枚)まとめて収納することができる。袋供給装置52は、複数枚の袋をストックした袋収納ケース51から袋を1枚ずつ取り出して、取り出した袋を「対象袋」として袋詰装置53に供給する。
袋詰装置53は、買物かご9に入った状態の商品98について、袋詰めを行うことが可能である。つまり、顧客は、店内でピックアップした商品98を買物かご9に入れ、載置スペースS1に買物かご9ごと置くことにより、袋詰装置53に商品98の袋詰めを行わせることができる。したがって、顧客においては、袋詰めのために商品98を買物かご9から取り出す必要がなく、袋詰装置53を用いた商品98の袋詰めを簡単に行うことができる。買物かご9に複数の商品98が収容されている場合には、袋詰装置53は、これら複数の商品98を一括して袋詰めすることが可能である。本実施形態では、顧客が販売システム6にて商品98の精算等を行っている間に、商品98の袋詰めが行われるように、管理装置7が、販売システム6と連動させて袋詰装置53を制御する。例えば、袋詰装置53は、販売システム6で精算処理が開始又は完了したことをトリガにして、商品98の袋詰めを開始する。
袋供給装置52は、複数枚の袋をストックしている袋収納ケース51から、袋を1枚ずつ取り出して、取り出した袋を「対象袋」として袋詰装置53に供給する。本実施形態では、袋詰装置53には袋が常に1枚セット(配置)されるように、管理装置7が、袋詰装置53と連動させて袋供給装置52を制御する。すなわち、袋詰装置53は、袋供給装置52から供給された1枚の袋を使用して袋詰めを行うように構成されており、袋詰装置53が1回の袋詰めを行う度に、次回の袋詰めに備えて新たな袋が1枚ずつ、袋供給装置52から袋詰装置53に供給される。言い換えれば、袋供給装置52は、袋詰装置53で袋詰めが完了したことをトリガにして、袋詰装置53への袋の供給を開始する。
袋収納ケース51は、袋を複数枚まとめて収納可能に構成されている。袋収納ケース51は、所定のケース収容スペースに収容された状態で使用される。つまり、少なくとも1枚の袋が収納された状態の袋収納ケース51が、ケース収容スペースに配置されることにより、袋供給装置52にて袋収納ケース51から袋を取り出すことが可能になる。
(2.7)販売システム
販売システム6は、商品98の販売処理を行うためのシステムである。ここでいう「販売処理」は、売主(店舗)から買主(顧客)に商品98の所有権を移転し、これに対する対価(代金)を買主が売主に支払う行為(売買)に必要な種々の処理を意味する。例えば、顧客が店内でピックアップした商品98の商品情報を取得する取得処理、及び顧客から購入を希望する商品98の指定を受け付ける注文処理等が、販売処理に含まれる。さらに、顧客が購入した商品98の袋詰めを行う袋詰処理も、販売処理に含まれる。
販売システム6は、供給ユニット61(図2参照)と、表示装置62(図2参照)と、入力装置63(図2参照)と、音声出力部64(図2参照)と、精算ユニット65(図2参照)とを有している。供給ユニット61、表示装置62、入力装置63、音声出力部64及び精算ユニット65は、いずれも管理装置7の周辺装置であって、管理装置7に接続されている。
供給ユニット61は、特定の商品(例えば煙草)を顧客に供給する装置である。供給ユニット61は、カウンタ台8の上方に位置するように、天井に吊り下げられている。
表示装置62は、顧客に向けて各種の表示を行う装置である。表示装置62は、供給ユニット61の下面に固定されており、例えばプロジェクションマッピング技術により、スクリーンに対して映像を投影するように構成されている。ここでは、表示装置62は、カウンタ台8の上面81のうち、カウンタ台8を正面から見て凹所82の右側の領域に映像を投影する。つまり、カウンタ台8の上面81のうち凹所82の右側の領域が、表示装置62のスクリーンとなる。
入力装置63は、例えばジェスチャ検出等により、顧客の操作を受け付ける装置である。さらに、入力装置63は、マイクロホンを含み、マイクロホンに入力された音声信号に対して音声認識及び意味解析の処理を施す機能を有している。そのため、顧客においては音声による操作(音声入力)も可能である。入力装置63は、カウンタ台8の上面81上であって、カウンタ台8を正面から見てスクリーンの奥に設置されている。
音声出力部64は、スピーカを含み、音声によって顧客に向けて各種の情報を提示する装置である。音声出力部64は、入力装置63に一体に設けられている。
つまり、販売システム6は、表示装置62、入力装置63及び音声出力部64をユーザインタフェースとして用いることにより、表示又は音声によって各種の情報を顧客に提示したり、顧客の操作(音声入力を含む)を受け付けたりすることができる。ただし、販売システム6による情報の提示は、表示と音声との少なくとも一方で実現されればよく、表示と音声とのいずれか一方で実現されてもよいし、表示と音声との組み合わせで実現されてもよい。
精算ユニット65は、買物かご9に格納されている複数の商品情報に基づいて、商品98についての精算処理を行う。
(2.8)管理装置
管理装置7は、図18に示すように、開閉装置1とかご移動装置2とかご規制装置3と回収装置4と袋詰システム5と販売システム6とを制御するように構成されている。
管理装置7は、買物かご9が載置スペースS1に置かれていることを検知する検知機能を有している。管理装置7は、買物かご9が載置スペースS1に置かれていることを検知した場合、底板94を開けるように開閉装置1を制御する。また、管理装置7は、開閉装置1が底板94をボディ93に嵌め合わせると、買物かご9を載置スペースS1から回収装置4へ移動させるようにかご移動装置2を制御する。さらに、管理装置7は、買物かご9が回収装置4に移動すると、これまでの買物かご9に重なるように、回収装置4を制御する。
管理装置7は、袋詰システム5の袋供給装置52及び袋詰装置53と電気的に接続されており、袋供給装置52及び袋詰装置53を制御可能に構成されている。つまり、管理装置7は、開閉装置1が底板94を開いたとき、買物かご9の下面から袋詰システム5に移動した商品98を袋に収容するように袋詰システム5を制御する。
また、管理装置7は、載置スペースS1に買物かご9が置かれたときに、買物かご9から複数の商品情報を受信する。そして、管理装置7は、複数の商品情報を用いて精算を行うように販売システム6を制御する。さらに、管理装置7は、例えば、POS(Point Of Sales)端末からなる店舗端末と通信可能に構成されている。
(3)買物支援システムの動作
次に、本実施形態に係る買物支援システム10の動作について説明する。
まず、商品98が収容されている買物かご9が載置スペースS1に置かれると、開閉装置1は、載置スペースS1に置かれている買物かご9の底板94を引っ張ることによって、ボディ93から取り外す。買物かご9に収容されている商品98は、袋詰システム5によって袋に収容される。袋詰システム5が袋詰作業を行っているときに、開閉装置1は、底板94を右側に移動し、ボディ93の下開口部932を塞ぐようにする。その後、かご移動装置2が、空になった買物かご9を載置スペースS1から回収装置4へ移動する。買物かご9が載置スペースS1に存在しなくなると、商品98を収容している袋が載置スペースS1に出てくる。顧客は、商品98を収容している袋を載置スペースS1から取り出す。
(4)変形例
上述した買物支援システム10の各部の位置関係及び形状等は、一例に過ぎず、適宜変更が可能である。さらに、カウンタ台8に凹所82が形成されていることも買物支援システム10に必須の構成ではなく、例えば、カウンタ台8の上面81上に、載置スペースS1が設定されていてもよい。
本実施形態の開閉装置1において、底板94を開けるときに底板94に引っ掛けられる爪部162の数は2つに限定されない。爪部162の数は、1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。すなわち、第2の部材12は、少なくとも1つの爪部162を含んでいればよい。
また、開閉装置1において、リニアガイド143は、第1の部材11及び第2の部材12の両方をガイドすることに限定されず、第1の部材11のみをガイドしてもよいし、第2の部材12のみをガイドしてもよい。つまり、開閉装置1は、第1の部材11及び第2の部材12の少なくとも一方をガイドする少なくとも1つのリニアガイド143を備えていればよい。
第1の部材11と第2の部材12との間の距離L1が所定距離以下であることを検出するセンサは、光センサ19に限定されず、例えば磁気センサであってもよい。
かご規制装置3において、買物かご9の溝964に挿入可能に設けられたガイド31の数は2つに限定されず、1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。つまり、かご規制装置3は、少なくとも1つのガイド31を備えていればよい。
買物かご9の取っ手95を倒すための突起42の数は、4つに限定されず、1つであってもよいし、2つ又は3つであってもよいし、5つ以上であってもよい。つまり、買物支援システム10は、少なくとも1つの突起42を備えていればよい。
一対の第1の側板961、962のうちの一方のみが、複数(図示例では2つ)の窪み971と複数(図示例では2つ)の凹部972と開口部973とを有していることには限定されない。一対の第1の側板961、962の両方が、複数の窪み971と複数の凹部972と開口部973とを有していてもよい。つまり、一対の第1の側板961、962のうちの少なくとも一方が、複数の窪み971と複数の凹部972と開口部973とを有していればよい。また、窪み971の数も、凹部972の数も2つに限定されない。
(5)まとめ
以上説明したように、本発明の第1の態様に係る買物支援システム(10)は、本体部(カウンタ台8)と、開閉装置(1)とを備える。本体部は、買物かご(9)が置かれる載置スペース(S1)を有する。買物かご(9)では、ボディ(93)の下開口部(932)を開閉可能に底板(94)がボディ(93)に取り付けられている。開閉装置(1)は、載置スペース(S1)に置かれている買物かご(9)の底板(94)を開閉する。開閉装置(1)は、第1の部材(11)と、第2の部材(12)と、駆動機構(14)と、連結機構(13)とを備える。第2の部材(12)は、載置スペース(S1)に置かれている買物かご(9)の底板(94)と接続可能に設けられている。駆動機構(14)は、第1の部材(11)を移動させる。連結機構(13)は、第1の部材(11)と第2の部材(12)とを連結する。連結機構(13)は、弾性体(弾性部材132)を含む。連結機構(13)は、底板(94)を開けるときに、第1の部材(11)からの引っ張り力を用いて、底板(94)と接続している第2の部材(12)を移動させる。連結機構(13)は、底板(94)を閉めるときに、弾性体の弾性力を用いて、底板(94)と接続している第2の部材(12)を移動させる。
第1の態様に係る買物支援システム(10)では、弾性体(弾性部材132)を含む連結機構(13)が、駆動機構(14)の動力を受ける第1の部材(11)と、買物かご(9)の底板(94)と接続している第2の部材(12)とを連結する。これにより、買物かご(9)の底板(94)を簡単に開閉することができる。さらに、底板(94)を閉めるときに、商品などの異物が下開口部(932)に存在した場合であっても、連結機構(13)において、底板(94)を移動させる力を吸収させることができる。その結果、必要以上の力が底板(94)にかかることなく、底板(94)を開閉することができる。
本発明の第2の態様に係る買物支援システム(10)では、第1の態様において、第2の部材(12)は、爪部(162)と、押部(163)とを含む。爪部(162)は、底板(94)を開けるときに底板(94)に引っ掛けられる。押部(163)は、底板(94)を閉めるときに底板(94)を押す。
第2の態様に係る買物支援システム(10)では、底板(94)と接続する第2の部材(12)が爪部(162)と押部(163)とを含む。これにより、底板(94)を開けるときでは、爪部(162)が底板(94)に引っ掛けられるので、第2の部材(12)から底板(94)が外れることなく、底板(94)を引っ張ることができる。
本発明の第3の態様に係る買物支援システム(10)では、第2の態様において、押部(163)は、爪部(162)よりも、底板(94)と接触する接触面積が広い。
第3の態様に係る買物支援システム(10)では、底板(94)と接触する接触面積が爪部(162)よりも押部(163)のほうが広い。これにより、底板(94)を閉めるときに確実に押すことができる。
本発明の第4の態様に係る買物支援システム(10)では、第1〜3の態様のいずれか1つにおいて、第2の部材(12)は、貫通孔(171)を有する接続部(17)を含む。連結機構(13)は、シャフト(133)と、鍔部(134)とを更に含む。シャフト(133)は、第1の端部が第1の部材(11)に固定されており、かつ、第2の端部が第2の部材(12)の貫通孔(171)を貫通する。鍔部(134)は、シャフト(133)の第2の端部に固定されており、貫通孔(171)よりも大きい。弾性体(弾性部材132)は、シャフト(133)の周囲であって第1の部材(11)と第2の部材(12)の接続部(17)との間に設けられており、シャフト(133)の軸方向に弾性変位する。
第4の態様に係る買物支援システム(10)では、底板(94)を閉めるときに、商品などの異物が下開口部(932)に存在した場合であっても、連結機構(13)において、底板(94)を移動させる力を吸収させることができる。さらに、底板(94)を開けるときに、底板(94)と接続している第2の部材(12)を確実に引っ張ることができる。
本発明の第5の態様に係る買物支援システム(10)では、第1〜4の態様のいずれか1つにおいて、開閉装置(1)は、第1の部材(11)と第2の部材(12)との間の距離(L1)が所定距離以下であることを検出するセンサ(光センサ19)を更に備える。
第5の態様に係る買物支援システム(10)では、第1の部材(11)と第2の部材(12)との間の距離(L1)が所定距離以下であることを検知することによって、底板(94)を閉めるときに、異常な力が底板(94)に作用していると推測することができる。これにより、駆動機構(14)による第1の部材(11)の移動を停止したり、第1の部材(11)の移動速度を緩めたりすることができる。
本発明の第6の態様に係る買物支援システム(10)は、第1〜5の態様のいずれか1つにおいて、回収装置(4)と、かご移動装置(2)とを更に備える。回収装置(4)は、買物かご(9)を回収する。かご移動装置(2)は、買物かご(9)を載置スペース(S1)から回収装置(4)へ移動させる。
第6の態様に係る買物支援システム(10)では、かご移動装置(2)が、買物かご(9)を載置スペース(S1)から回収装置(4)へ移動させる。これにより、買物かご(9)を手動で載置スペース(S1)から取り出す必要がなく次の買物かご(9)を置くことができるように載置スペース(S1)を開けることができる。
本発明の第7の態様に係る買物支援システム(10)では、第6の態様において、かご移動装置(2)は、押機構(21)と、かご駆動機構(22)とを備える。押機構(21)は、載置スペース(S1)から回収装置(4)へ買物かご(9)を押すための機構である。かご駆動機構(22)は、押機構(21)を移動させる。
第7の態様に係る買物支援システム(10)では、買物かご(9)を押すための押機構(21)をかご駆動機構(22)によって移動させることができる。これにより、載置スペース(S1)から回収装置(4)へ買物かご(9)を精度よく移動させることができる。
本発明の第8の態様に係る買物支援システム(10)は、第1〜7の態様のいずれか1つにおいて、かご規制装置(3)を更に備える。かご規制装置(3)は、載置スペース(S1)の法線方向への買物かご(9)の移動を規制する。かご規制装置(3)は、ガイド(31)と、ガイド駆動機構(32)とを備える。ガイド(31)は、買物かご(9)の溝(964)に挿入可能に設けられている。ガイド駆動機構(32)は、溝(964)に挿入されている位置と溝(964)から外れている位置との間でガイド(31)を変位させる。
第8の態様に係る買物支援システム(10)では、買物かご(9)の溝(964)にガイド(31)が挿入される。これにより、買物かご(9)が載置スペース(S1)から取り出されることを規制することができる。例えば、精算途中で買物かご(9)が載置スペース(S1)から取り出されることを規制することができる。さらに、買物かご(9)の高さ方向の位置合わせを行うことができるので、買物かご(9)の底板(94)をボディ(93)から容易に開閉することができる。買物かご(9)が所定位置から高くなると、底板(94)を開閉しにくくなる。
本発明の第9の態様に係る買物支援システム(10)は、第1〜8の態様のいずれか1つにおいて、ボディ(93)の上方に立ち上がっている状態の買物かご(9)の取っ手(95)を倒すための少なくとも1つの突起(42)を更に備える。
第9の態様に係る買物支援システム(10)では、突起(42)が、買物かご(9)の取っ手(95)を立ち上がっている状態から倒す。これにより、買物かご(9)の取っ手(95)を自動的に倒すことができる。
なお、以上説明した開閉装置(1)は、買物支援システム(10)に用いられることに限らず、買物支援システム(10)以外のシステムに用いられてもよい。したがって、本実施形態には、以下の開閉装置(1)が開示されている。
開閉装置(1)は、買物かご(9)の底板(94)を開閉する。買物かご(9)では、ボディ(93)の下開口部(932)を開閉可能に底板(94)がボディ(93)に取り付けられている。開閉装置(1)は、第1の部材(11)と、第2の部材(12)と、駆動機構(14)と、連結機構(13)とを備える。第2の部材(12)は、載置スペース(S1)に置かれている買物かご(9)の底板(94)と接続可能に設けられている。駆動機構(14)は、第1の部材(11)を移動させる。連結機構(13)は、第1の部材(11)と第2の部材(12)とを連結する。連結機構(13)は、弾性体(弾性部材132)を含む。連結機構(13)は、底板(94)を開けるときに、第1の部材(11)からの引っ張り力を用いて、底板(94)と接続している第2の部材(12)を移動させる。連結機構(13)は、底板(94)を閉めるときに、弾性体の弾性力を用いて、底板(94)と接続している第2の部材(12)を移動させる。
また、以上説明したかご移動装置(2)は、開閉装置(1)とともに用いられることに限らず、買物支援システム(10)以外のシステムに用いられてもよい。したがって、本実施形態には、以下のかご移動装置(2)が開示されている。
かご移動装置(2)は、買物かご(9)を載置スペース(S1)から回収装置(4)へ移動させる。買物かご(9)では、ボディ(93)の下開口部(932)を開閉可能に底板(94)がボディ(93)に取り付けられている。回収装置(4)は、買物かご(9)を回収する。
さらに、以上説明したかご規制装置(3)は、開閉装置(1)とともに用いられることに限らず、買物支援システム(10)以外のシステムに用いられてもよい。したがって、本実施形態には、以下のかご規制装置(3)が開示されている。
かご規制装置(3)は、載置スペース(S1)の法線方向への買物かご(9)の移動を規制する。買物かご(9)では、ボディ(93)の下開口部(932)を開閉可能に底板(94)がボディ(93)に取り付けられている。かご規制装置(3)は、ガイド(31)と、ガイド駆動機構(32)とを備える。ガイド(31)は、買物かご(9)の溝(964)に挿入可能に設けられている。ガイド駆動機構(32)は、溝(964)に挿入されている位置と溝(964)から外れている位置との間でガイド(31)を変位させる。
以上説明した買物かご(9)は、開閉装置(1)、かご移動装置(2)及びかご規制装置(3)の全てを備える買物支援システム(10)に用いられることに限らず、開閉装置(1)を備えていない買物支援システム又は買物支援システム以外のシステムに用いられてもよい。したがって、本実施形態では、以下の買物かご(9)が開示されている。
買物かご(9)は、かご本体(91)と、回路ブロック(92)とを備える。かご本体(91)は、合成樹脂によって上面が開口した箱状に形成されており、複数の商品(98)を収容可能である。回路ブロック(92)は、種々の回路及びモジュールを収納する。かご本体(91)は、ボディ(93)と、底板(94)と、一対の取っ手(95)とを備える。ボディ(93)は、上開口部(931)及び下開口部(932)が形成されており、複数の商品(98)を収容可能に構成されている。底板(94)は、下開口部(932)を開閉可能にボディ(93)に取り付けられている。一対の取っ手(95)は、かご本体(91)を運搬するために用いられる。ボディ(93)は、枠部(933)と、鍔部(934)とを有する。鍔部(934)は、枠部(933)の上端部から外側に突出する。枠部(933)は、互いに向かい合う一対の第1の側板(961、962)と、互いに向かい合う一対の第2の側板(963)とを有する。鍔部(934)は、一対の取っ手(95)が嵌め合わされる複数の嵌合穴を有する。
10 買物支援システム
1 開閉装置
11 第1の部材
12 第2の部材
13 連結機構
132 弾性部材(弾性体)
133 シャフト
134 鍔部
14 駆動機構
162 爪部
163 押部
17 接続部
171 貫通孔
19 光センサ(センサ)
2 かご移動装置
21 押機構
22 かご駆動機構
3 かご規制装置
31 ガイド
32 ガイド駆動機構
4 回収装置
42 突起
8 カウンタ台(本体部)
9 買物かご
93 ボディ
932 下開口部
94 底板
95 取っ手
964 溝
S1 載置スペース

Claims (9)

  1. ボディの下開口部を開閉可能に底板が前記ボディに取り付けられている買物かごが置かれる載置スペースを有する本体部と、
    前記載置スペースに置かれている前記買物かごの前記底板を開閉する開閉装置とを備え、
    前記開閉装置は、
    第1の部材と、
    前記載置スペースに置かれている前記買物かごの前記底板と接続可能に設けられた第2の部材と、
    前記第1の部材を移動させる駆動機構と、
    前記第1の部材と前記第2の部材とを連結する連結機構とを備え、
    前記連結機構は、
    弾性体を含み、
    前記底板を開けるときに、前記第1の部材からの引っ張り力を用いて、前記底板と接続している前記第2の部材を移動させ、
    前記底板を閉めるときに、前記弾性体の弾性力を用いて、前記底板と接続している前記第2の部材を移動させる
    ことを特徴とする買物支援システム。
  2. 前記第2の部材は、
    前記底板を開けるときに前記底板に引っ掛けられる爪部と、
    前記底板を閉めるときに前記底板を押す押部と
    を含むことを特徴とする請求項1記載の買物支援システム。
  3. 前記押部は、前記爪部よりも、前記底板と接触する接触面積が広いことを特徴とする請求項2記載の買物支援システム。
  4. 前記第2の部材は、貫通孔を有する接続部を含み、
    前記連結機構は、
    第1の端部が前記第1の部材に固定されており、かつ、第2の端部が前記第2の部材の前記貫通孔を貫通するシャフトと、
    前記シャフトの前記第2の端部に固定されており前記貫通孔よりも大きい鍔部とを更に含み、
    前記弾性体は、前記シャフトの周囲であって前記第1の部材と前記第2の部材の前記接続部との間に設けられており前記シャフトの軸方向に弾性変位する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の買物支援システム。
  5. 前記開閉装置は、前記第1の部材と前記第2の部材との間の距離が所定距離以下であることを検出するセンサを更に備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の買物支援システム。
  6. 前記買物かごを回収する回収装置と、
    前記買物かごを前記載置スペースから前記回収装置へ移動させるかご移動装置と
    を更に備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の買物支援システム。
  7. 前記かご移動装置は、
    前記載置スペースから前記回収装置へ前記買物かごを押すための押機構と、
    前記押機構を移動させるかご駆動機構と
    を備えることを特徴とする請求項6記載の買物支援システム。
  8. 前記載置スペースの法線方向への前記買物かごの移動を規制するかご規制装置を更に備え、
    前記かご規制装置は、
    前記買物かごの溝に挿入可能に設けられたガイドと、
    前記溝に挿入されている位置と前記溝から外れている位置との間で前記ガイドを変位させるガイド駆動機構とを備える
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の買物支援システム。
  9. 前記ボディの上方に立ち上がっている状態の前記買物かごの取っ手を倒すための少なくとも1つの突起を更に備えることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の買物支援システム。
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