JP7363474B2 - 会計機、会計方法、及び、記録媒体 - Google Patents

会計機、会計方法、及び、記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP7363474B2
JP7363474B2 JP2019238009A JP2019238009A JP7363474B2 JP 7363474 B2 JP7363474 B2 JP 7363474B2 JP 2019238009 A JP2019238009 A JP 2019238009A JP 2019238009 A JP2019238009 A JP 2019238009A JP 7363474 B2 JP7363474 B2 JP 7363474B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
container
unit
identification information
excess
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019238009A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021105934A (ja
Inventor
孝宏 松井
淳 内村
隼輔 津田
佑樹 鶴岡
啓希 菅ヶ谷
慎二 船井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2019238009A priority Critical patent/JP7363474B2/ja
Publication of JP2021105934A publication Critical patent/JP2021105934A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7363474B2 publication Critical patent/JP7363474B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、店舗などに設置されるセルフレジに関する。
近年、スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどにおいて、セルフレジの導入が進んでいる。特許文献1には、店舗において商品を購入する際に、精算処理だけではなく荷詰処理もセルフレジが自動的に行う買物支援システムが記載されている。
国際公開WO2017/150226号公報
特許文献1に記載の買物支援システムは、購入する商品が買い物かごに収まるような場合にのみ精算処理及び荷詰処理をすることができる。換言すると、商品が買い物かごから溢れたり、はみ出したりしているような場合には処理することができなかった。また、商品が買い物かごからはみ出しているにもかかわらず、処理をするために無理やり動作させると、セルフレジのシャッターと商品が接触し、少なくともどちらかが破損する可能性があった。
本発明の目的は、精算処理や荷詰処理を自動で行うセルフレジ等において、買物かごから商品が超過した場合であっても、問題なく処理できるようにすることを主な課題とする。
本開示の1つの観点では、入れ物に入っている商品の会計を行う会計機は、
前記入れ物から商品が超過していることを検出する超過商品検出部と、
前記商品の超過が検出されると、アラートを出力するアラート出力部と、
前記商品を識別する商品識別情報を取得する商品識別情報取得部と、を備え、
前記商品識別情報取得部は、前記超過商品検出部によって前記商品の超過が検出されない場合に、前記入れ物に入っている商品の商品識別情報を取得する
本発明の他の観点では、入れ物に入っている商品の会計を行う会計機により実行される会計方法は、
前記入れ物から商品が超過していることを検出し、
前記商品の超過が検出されると、アラートを出力し、
前記商品の超過が検出されない場合に、前記入れ物に入っている商品の商品識別情報を取得する。
本発明のさらに他の観点では、記録媒体は、
入れ物から商品が超過していることを検出し、
前記商品の超過が検出されると、アラートを出力し、
前記商品の超過が検出されない場合に、前記入れ物に入っている商品の商品識別情報を取得する処理をコンピュータに実行させるプログラムを記録する。
本発明によれば、精算処理や荷詰処理を自動で行うセルフレジ等において、買物かごから商品が超過した場合であっても、問題なく処理することが可能となる。
実施形態に係る購入管理システムの構成を示す。 POSサーバの概略構成を示す。 会計機の概略構成を示す。 商品購入処理のフローチャートである。 購入商品リスト画面の表示例である。 改良型商品購入処理のフローチャートである。 確認画面の表示例である。
以下、図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について説明する。
[購入管理システムの構成]
図1は、本実施形態に係る購入管理システム100の構成を示す。購入管理システム100は、主に、POSサーバ1と、カメラ3と、会計機5とを備える。購入管理システム100は、スーパーマーケット、コンビニエンスストアなどの店舗に設置される。顧客は商品の販売を行う店舗内において、購入する商品をかご20に入れる。顧客が商品の入っているかご20を会計機5の所定位置に置くと、会計機5は、商品に付されたRFID(Radio Frequency IDentifier)タグを読み取ることで、購入する商品(「購入商品」とも呼ぶ。)の精算を行う。購入商品の精算が終了すると、会計機5は購入商品をレジ袋などに自動的に荷詰めする。顧客は自動的に荷詰めされた商品を受け取ることができる。
POSサーバ1は、店舗で販売される商品に関する価格、在庫状況などを含む商品情報、店舗の売上情報などの種々の販売情報を管理するサーバである。POSサーバ1は、会計機5とネットワーク等を介して通信可能である。なお、POSサーバ1は、複数の系列店舗の販売情報を一括して管理するものであってもよく、店舗毎に存在し、その店舗の販売情報のみを管理するものであってもよい。
会計機5は、顧客が精算を行うための精算機(所謂セルフ精算機)である。会計機5は、POSサーバ1と通信可能であって、精算に必要な種々の情報の授受を必要に応じて行う。会計機5は、商品に付された商品バーコードを読み取るためのハンディバーコードリーダ56と、店員を呼ぶためのライト57と、かご20から商品が超過していることを検出する超過検出部70とを備えている。さらに、会計機5は、かご20や商品を一時的に置くためのカウンタ台80と、精算のためにかご20を置く収容部90と、収容部90の上部を開閉するためのシャッター91と、クレジットカードで支払いをするためのカード挿入口92と、現金で支払いをするための現金投入口93と、つり銭を取り出すためのつり銭取口94とを備えている。
カメラ3は、精算のために並んでいる顧客のかご20を撮影するものであって、会計機5と通信可能である。カメラ3は、会計機5の位置に来た顧客を撮影し、撮影画像を会計機5に送信する。
[装置構成]
次に、POSサーバ1及び会計機5の各構成について図2及び図3を参照して説明する。
(POSサーバ)
図2は、POSサーバ1の概略構成を示す。POSサーバ1は、主に、記憶部13と、データ通信を行う通信部14と、制御部15とを備える。これらの要素はバスライン10により相互に接続されている。
記憶部13は、ハードディスク又はフラッシュメモリといったメモリによって構成される。記憶部13は、制御部15が実行するプログラム、及び、制御部15がプログラムを実行することで所定の処理を実行するのに必要な情報を記憶する。本実施形態では、記憶部13は、売価変更情報17と、商品情報DB(Database)18と、商品の売上に関する情報である売上情報19とを含んでいる。なお、記憶部13は、売価変更情報17、商品情報DB18、売上情報19以外の種々の販売に関する情報を記憶してもよい。
商品情報DB18は、店舗又は店舗を含む系列店舗で取り扱う商品に関する情報のデータベースである。商品情報DB18は、例えば、商品の価格、JAN(Japanese Article Number)コードなどの商品を識別するための情報(「商品識別情報」とも呼ぶ。)、商品の分類情報、商品の在庫状況などの各種情報を含む。
売価変更情報17は、売価の変更に関する情報である。具体的に、売価変更情報17は、分類別割引情報、バンドル割引情報、セット割引情報、合計額割引情報、分類別値引情報、バンドル値引情報、セット値引情報、及び合計額値引情報などの任意の割引情報又は値引情報の少なくとも1つを含んでいる。
制御部15は、図示しないCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)などを備え、POSサーバ1内の各構成要素に対して種々の制御を行う。例えば、制御部15は、通信部14を介して会計機5と通信を行うことで、商品情報DB18に関する情報を会計機5に提供する。
(会計機)
図3は、会計機5の概略構成を示す。会計機5は、主に、表示部51と、入力部52と、記憶部53と、通信部54と、制御部55と、ハンディバーコードリーダ56と、ライト57と、スピーカ58と、かご検知部59と、荷詰装置60と、超過検出部70とを備える。これらの各要素は、バスライン50を介して相互に接続されている。
表示部51は、制御部55の制御に基づき、購入商品リスト画面や精算画面などの各種情報の表示を行う。入力部52は、顧客の入力を受け付けるインターフェースであり、例えば、タッチパネル、ボタンなどが該当する。なお、本実施形態では、表示部51をタッチパネルにより構成し、入力部52の機能も併せ持つものとする。
記憶部53は、ハードディスク又はフラッシュメモリといったメモリによって構成される。記憶部53は、制御部55が実行するプログラム、及び、制御部55がプログラムを実行することで所定の処理を実行するのに必要な情報を記憶する。例えば、記憶部53には、顧客が支払いを行う際に動作し、商品購入処理を行うための専用のアプリケーションプログラムが記憶されている。
制御部55は、図示しないCPU、ROM及びRAMなどを備え、会計機5内の各構成要素に対して種々の制御を行う。制御部55が実行する制御については後述する。ハンディバーコードリーダ56は、商品に付されたRFIDタグを読み取れない場合等に、顧客が読み取り操作することにより商品に付された商品バーコードを読み取り、読み取った情報を制御部55に供給する。ライト57は、会計機5に不具合が生じたときや、店員を呼ぶときなどに点灯する。スピーカ58は、必要に応じて注意喚起のための操作音や音声メッセージなどを出力する。
かご検知部59は、かご20が所定位置に置かれたか否かを検知する。本実施形態において、所定位置はカウンタ台80の収容部90の底面上である。かご検知部59は、収容部90の底面に設置された重量センサによって、かご20が所定位置に置かれたか否かを検知する。なお、重量センサによってかご20を検知する代わりに、赤外線装置等によって光学的にかご20を検知することとしてもよい。また、かご20を置くことにより、収容部90の底面に設けられた物理的スイッチが押されたか否かによってかご20を検知することとしてもよい。制御部55は、かご検知部59によりかご20が所定位置に置かれたことを検知すると、シャッター91を閉める。
荷詰装置60は、かご20に入っている購入商品の精算が完了すると、収容部90の底面とかご20の底部を開放し、購入商品を収容部90の下部に設置された袋に移動させることで自動的に荷詰めを行う。具体的に、かご20の床板は、図1に示すように、開閉可能となるように取り付けられている。かご20は、床板を矢印の方向に開くことでかご20の底部を開放し、商品を下方、即ち荷詰装置60に移動させることが可能となる。なお、荷詰装置60は、本実施形態のように購入商品をかご20の下向きに移動させる機構に限られるものではなく、購入商品をかご20の横向きに移動させる機構であってもよい。即ち、荷詰装置60は、かご20に入っている購入商品をビニール袋やエコバック、段ボール箱等、顧客が持ち帰り可能な入れ物に自動的に荷詰めするものであればよい。
超過検出部70は、カウンタ台80上やシャッター91上部等に設置されており、かご20から商品が超過していることを検出する。なお、本明細書では、かごの上部から商品がはみ出したり溢れたりしている状態を「かごから商品が超過している」と言う。具体的に、超過検出部70は、赤外線装置またはLIDAR(Laser Imaging Detection and Ranging)を備えており、所定位置に置かれたかご20の上方をスキャンすることで、商品がかご20の上部面よりも上にあるか否かを検出する。なお、赤外線装置やLIDARによる方法に限られるものではなく、超過検出部70は、カメラ等の撮像装置を備えており、かご20を撮影することによって画像を取得し、取得した画像を解析することで商品がかご20上部面よりも上にあるか否かを検出することとしてもよい。
[商品購入処理]
次に、購入管理システム100による商品購入処理の基本的な動作について説明する。商品購入処理は、顧客が店舗において商品を購入する処理である。図4は、商品購入処理の概要を示すフローチャートである。なお、商品購入処理は、主として会計機5が、予め用意されたプログラムを実行することにより実現される。
まず、顧客は、店舗に入るとかご置き場から1つのかご20aを取り、購入したい商品をかご20aに入れていく。全ての購入商品をかご20aに入れると、顧客は、精算するためにかご20aを会計機5の収容部90に置く。会計機5の制御部55は、かご20aが所定位置に置かれたことをかご検知部59が検知したか否かを判定する(ステップS101)。かご20aが所定位置に置かれたことを検知しない場合(ステップS101:No)、制御部55は、かご20を検知するまで待機する。
かご20が所定位置に置かれたことを検知した場合(ステップS101:Yes)、制御部55は、シャッター91を閉め、かご20aに入っている商品に付されたRFIDタグと通信することで、購入商品の商品識別情報を取得する(ステップS102)。次に、制御部55は、通信部54を介し、取得した商品識別情報に基づいて、POSサーバ1の商品情報DB18を参照することで購入商品リストを作成する(ステップS103)。購入商品リストは、例えば、購入商品を示す商品識別情報、商品名、その商品の購入予定数量、価格等を含むリストである。
そして、制御部55は、作成した購入商品リストに基づいて、表示部51に購入商品リスト画面を表示する。図5は、購入商品リスト画面の表示例を示す。この例では、購入商品リスト画面は、リスト表示欄41と、小計表示欄42と、合計額表示欄43と、精算ボタン45と、中止ボタン46とを有する。リスト表示欄41には、購入商品毎に購入商品の名称、数量、価格が表示される。小計表示欄42は、購入商品リストの全商品に対する価格の税抜きの小計を表示し、合計額表示欄43は、購入商品リストの全商品に対する価格の税込みの合計額を表示する。
顧客は、購入商品リスト画面に表示された購入商品や合計額を確認し、精算ボタン45を押下して支払いを行う。制御部55は、精算ボタン45の押下による精算要求を受信したか否かを判定する(ステップS104)。顧客が商品の買い忘れなどに気づき、中止ボタン46を押した場合(ステップS104:No)、処理は終了する。一方、精算要求を受信したと判定した場合(ステップS104:Yes)、制御部55は、購入代金の精算を行う(ステップS105)。具体的に、制御部55は、まず表示部51及び入力部52を介して、支払いを現金で行うか、クレジットで行うかといった支払い方法を顧客に選択させる。顧客が現金での支払いを選択した場合、制御部55は、会計機5の現金投入口93に現金を投入することを促し、現金が投入されると、必要に応じて釣銭を支払う。また、顧客がクレジットでの支払いを選択した場合、制御部55は、会計機5のカード挿入口92へのカード挿入や暗証番号の入力などを促し、クレジット決済を行う。
そして、制御部55は、顧客の支払いにより精算が完了したか否かを判定する(ステップS106)。精算が完了していないと判定した場合(ステップS106:No)、制御部55は顧客による支払が完了するまで待機する。一方、精算が完了したと判定した場合(ステップS106:Yes)、制御部55は、荷詰装置60を制御して購入商品の荷詰めを行う(ステップS107)。荷詰めが完了すると制御部55はシャッター91を開く。これにより、顧客は、精算が完了すると自動的に荷詰めされた購入商品を受け取ることができる。このとき、かご20aは、荷詰装置60により回収されることとしてもよいし、シャッター91が開いたタイミングで顧客が取り除いてかご置き場へ戻すこととしてもよい。
なお、上記の例では、制御部55は、ステップS106において精算が完了したと判定した場合に、購入商品の荷詰めを行うこととしているが、精算が完了する前に予め購入商品を袋に荷詰めしておくこととしてもよい。この場合、制御部55は、精算が完了したと判定した場合にシャッターを開くことで、顧客に荷詰めした袋を提供する。また、上記の例では、制御部55は、ステップS102及びS103において商品識別情報の取得及び購入商品リストの作成、表示を行っているが、精算が完了する前に荷詰めをしておくのであれば、荷詰めのときにRFIDタグと通信することで商品識別情報を取得し、商品リストの作成、表示を行うこととしてもよい。
[かごから商品が超過している場合の商品購入処理]
上記の商品購入処理では、会計機5は、購入商品がかご20に収まるような場合にのみ、商品購入処理を行うことができる。換言すると、購入商品がかご20から超過しているような場合には処理することができない。このように商品がかご20から超過しているにもかかわらず、会計機5が無理やり商品購入処理を行おうとすると、シャッター91とかご20から超過した購入商品が接触し、少なくともどちらかが破損する可能性がある。
そこで、本実施形態では、商品がかご20から超過している場合でも、商品の購入を行えるようにする。以下、商品が超過している場合でも実行可能な商品購入処理(以下、「改良型商品購入処理」と呼ぶ。)ついて説明する。改良型商品購入処理は、購入商品がかご20から超過しているか否かを判定し、その判定結果に応じて商品の購入を進める。図6は、改良型商品購入処理の動作を示すフローチャートである。なお、改良型商品購入処理は、主として会計機5が、予め用意されたプログラムを実行することにより実現される。
まず、顧客は、店舗に入るとかご置き場から1つのかご20aを取り、購入したい商品をかご20aに入れていく。全ての商品をかご20aに入れると、顧客は、精算するためにかご20aを会計機5の収容部90に置く。会計機5の制御部55は、かご20aが所定位置に置かれたことをかご検知部59が検知したか否かを判定する(ステップS201)。かご20aが所定位置に置かれたことを検知しない場合(ステップS201:No)、制御部55は、かご20を検知するまで待機する。
かご20aが所定位置に置かれたことを検知した場合(ステップS201:Yes)、制御部55は、かご20aから商品が超過していることを超過検出部70が検出したか否かを判定する(ステップS202)。商品の超過を検出しない場合(ステップS201:No)、制御部55は、ステップS205に進んで処理を行う。
一方、超過検出部70が商品の超過を検出した場合(ステップS202:Yes)、制御部55は、表示部51にアラートを表示する(ステップS203)。このアラートとしては、表示部51は、例えば図7(A)に示すように「商品が溢れているため、購入商品の識別や精算ができません。溢れた商品を近くにある別のかごに分けて入れてください。」などの案内を表示する。
顧客は、カウンタ台80等を利用して、かご20aから溢れて入りきらなかった商品を、別のかご20bに分けて入れる。そして、顧客が表示部51に表示されたOKボタン47を押すと、制御部55は、かご20aから商品が超過していることを超過検出部70が検出したか否かを再度判定する(ステップS204)。超過検出部70が商品の超過を検出した場合(ステップS204:Yes)、制御部55は、ステップS203に戻る。
一方、超過検出部70が商品の超過を検出しなかった場合(ステップS204:No)、制御部55は、シャッター91を閉め、かご20aに入っている商品に付されたRFIDタグと通信することで、購入商品の商品識別情報を取得する(ステップS205)。そして、制御部55は、通信部54を介し、取得した商品識別情報に基づいて、POSサーバ1の商品情報DB18を参照することで購入商品リストを作成し、記憶しておく(ステップS206)。さらに、制御部55は、表示部51に「最後のかごですか?」等、図7(B)に示すような確認画面を表示する。顧客は、かご20aが精算予定の最後のかごである場合、「はい」ボタン48を押下する。一方、精算予定のかご20bがあって、かご20aが最後のかごではない場合、顧客は「いいえ」ボタン49を押下する。制御部55は、顧客の押下したボタンに基づいて、収容部90に置かれているかご20aが精算予定の最後のかごであるか否かを判定する(ステップS207)。
最後のかごではないと判定した場合(ステップS207:No)、制御部55は、そのかご20の荷詰めを行う(ステップS212)。具体的には、制御部55は、かご20aの床板を開くことで購入商品を収容部90の下部に設置された袋に移動させ、荷詰装置60を制御して荷詰めを行う。このとき、制御部55は、荷詰装置60を制御してかご20aを回収し、シャッター91を開く。シャッター91が開くと、既にかご20aは回収され、収容部90には何も置かれていない状態となる。よって、顧客は、かご20aから溢れた商品を分けて入れたかご20bを収容部90に置く。そして、制御部55は、ステップS202に戻り、次のかご20bについて処理を行う。
なお、ステップS206において、処理するかごが最初のかごではなく2回目以降のかごであれば、制御部55は、ステップS205で取得した商品識別情報と、既に作成して記憶しておいた購入商品リストとに基づいて、最初のかごと2回目以降のかごに入っていた全ての商品に対応する購入商品リストを作成し、記憶する。
また、ステップS212において、制御部55は、荷詰装置60を制御してかご20aを回収することとしているが、購入商品を収容部90の下部に設置された袋に移動させた後、かご20aの床板と収容部90の底面を閉め、シャッター91を開くこととしてもよい。この場合、顧客は、収容部90に置かれている空のかご20aを取り除いて、かご20bを収容部90に置く。
一方、ステップS207において、最後のかごであると判定した場合(ステップ207:Yes)、制御部55は、全ての購入商品に対応する購入商品リストに基づいて、表示部51に、図5に示すような購入商品リスト画面を表示する。顧客は、購入商品リスト画面に表示された購入商品や合計額を確認し、精算ボタン45を押下して支払いを行う。具体的に、制御部55は、精算ボタン45の押下による精算要求を受信したか否かを判定する(ステップS208)。顧客が商品の買い忘れなどに気づき、中止ボタン46を押した場合(ステップS208:No)、処理は終了する。一方、精算要求を受信したと判定した場合(ステップS208:Yes)、制御部55は、購入代金の精算を行う(ステップS209)。
そして、制御部55は、顧客の支払いにより精算が完了したか否かを判定する(ステップS210)。精算が完了していないと判定した場合(ステップS210:No)、顧客による精算が完了するまで待機する。一方、精算が完了したと判定した場合(ステップS210:Yes)、制御部55は、荷詰装置60を制御し、最後のかご20bに入っていた購入商品の荷詰めを行う(ステップS211)。荷詰めが完了すると制御部55はシャッター91を開く。このとき、制御部55は、予め荷詰めしておいた袋と、ステップS211の処理で荷詰めした袋とを顧客が受け取れる状態で提供する。これにより、顧客は、精算が完了すると複数のかご20に入っていた全ての購入商品を荷詰めされた状態で受け取ることができる。
なお、上記の例では、制御部55は、予め荷詰めしておいた袋と、ステップS211の処理で荷詰めした袋とを精算完了後に顧客へ提供することとしているが、ステップS211の処理で荷詰めした袋以外は、精算完了前であっても荷詰めが終わり次第、顧客へ提供することとしてもよい。
また、上記の例では、制御部55は、図5に示すように、複数あるかご20に入っていた全ての購入商品に対応する購入商品リスト画面を精算前に一括して表示することとしている。その代わりに、制御部55は、予め複数あるかご20に番号等のかご識別情報を紐づけておき、ステップS206において、かご識別情報も対応付た購入商品リストを作成することとしてもよい。これによれば、制御部55は、ステップS206で作成された購入商品リストに基づいて、各かごに入っていた購入商品や価格をリスト化し、任意のタイミングで表示することが可能となる。また、一括して表示する際に各購入商品がどのかごに入っていたかが分かるように表示することも可能となる。
以上説明したように、改良型商品購入処理によれば、当初は購入商品がかご20から溢れている場合であっても、購入商品を複数のかご20に分けることにより、購入処理を行うことができる。
[変形例]
以下、上記の実施形態の変形例について説明する。なお、以下の変形例は、適宜組み合わせて実施することができる。
(第1変形例)
上記の実施形態では、商品購入処理のステップS205において、会計機5が、かご20aに入っている商品に付されたRFIDタグを読み取ることで、購入商品の商品識別情報を取得することとしている。しかし、本発明はこれに限られるものではなく、顧客が購入商品に付された商品バーコードをかご20aのバーコードリーダに読み取らせることで商品識別情報を取得することとしてもよい。
この場合、かご20には、外部との通信機能を備えたバーコードリーダが設けられる。顧客は、商品をかご20に入れる際、商品に付されている商品バーコードをバーコードリーダにより読み取る。商品バーコードとして使用されるコードとしては、JANコードの他、欧州等で用いられているEAN(European Article Number)コード、及び米国等で用いられているUPC(Universal Article Number)等がある。なお、バーコードリーダは、少なくとも読取を行う部分がかご20の外側面に露出するように設けられる。
具体的に、顧客が店舗に入店した際、かご20は初期化され、バッテリが充電された状態でかご置き場に置かれている。顧客は、かご置き場から取ったかご20を持ったまま、店内を自由に移動し、購入商品を1つずつかご20に入れる。このとき、顧客は、各購入商品に付された商品バーコードをかご20のバーコードリーダに読み取らせてから、購入商品をかご20に入れる。かご20のバーコードリーダは、読み取った商品識別情報を記憶しておく。このように、顧客が購入商品をかご20に入れる際、その都度商品バーコードをバーコードリーダで読ませることで、バーコードリーダは、かご20に入れられた全ての購入商品の商品識別情報を記憶していることとなる。よって、バーコードリーダは、商品購入処理において会計機5から商品識別情報の要求があると、記憶しておいた商品識別情報を会計機5へ送信する。つまり、本変形例において、会計機5は、RFIDタグと通信するのではなく、かご20から取得した商品識別情報に基づいて、POSサーバ1の商品情報DB18を参照することで購入商品リストを作成することとなる。
なお、かご20のバーコードリーダの代わりに、顧客が使用している携帯端末が、商品バーコードを読み取り、取得した商品識別情報を要求に応じて会計機5へ送信するシステムとして適用してもよい。
(第2変形例)
第1変形例のように予めかご20の制御部が商品識別情報を取得している場合、商品情報DB18に各商品の参考体積情報や参考重量情報を入れておくことで、会計機5の制御部55は、予め必要なかご数を推測し、それを基に必要なかご数分だけ袋詰めを行うことができる。
具体的に、制御部55は通信部54を介して、かご20から商品識別情報を取得し、取得した商品識別情報に基づいて、POSサーバ1の商品情報DB18を参照することで購入商品リストを作成することとなる。このとき、制御部55は、商品情報DB18に含まれる各商品の参考体積情報や参考重量情報に基づいて、購入商品の総体積や総重量等を算出する。会計機5には予め荷詰装置60が有している入れ物、例えば各種ビニール袋の体積や耐荷重量を記憶しておき、制御部55は、算出した総体積、総重量等に基づいて、必要なかご数を推測する。例えば、1つのかご20に商品が溢れており、入っている商品の総重量が非常に重く、3つに分割して荷詰めしないとビニール袋の耐荷重量を超えてしまうような場合、制御部55は、必要なかご数を「3」と推測する。
この場合、制御部55は、ステップS203のように「溢れた商品を近くにある別のかごに分けて入れる」旨の案内を表示する際、「商品を近くにある別のかごを利用して、3つのかごに分けて入れる」旨の案内を表示することとしてもよい。
また、上記の実施形態では、ステップS207において、制御部55は、「最後のかごですか?」等のメッセージを表示し、顧客の入力に基づいて最後のかごであるか否かを判定することとしているが、この変形例では、予め推測したかご数に基づいて最後のかごであるか否かを判定することとしてもよい。この場合、ステップS207におけるメッセージの表示や顧客の入力は必要なく、制御部55が自動的に最後のかごであるか否かを判定することとなる。
(第3変形例)
上記の改良型商品購入処理では、ステップS203において、アラートと共に「溢れた商品を近くにある別のかごに分けて入れる」旨の案内が表示された際、近くに別のかご20bがないことがある。この場合、顧客は、一旦溢れた商品をカウンタ台80の上に退避させ、ステップS203~206の処理を行う。そして、制御部55は、ステップS207において「最後のかごですか?」等のメッセージを表示する際、続けて「かごが必要ですか?」等のメッセージを表示する。顧客が入力部52を介してかごを要求した場合、制御部55は、空のかご20aを回収せず、収容部90にそのまま残し、シャッター91を開く。顧客は、空のかご20aを取り出し、カウンタ台80に退避させていた商品をかご20aに入れ、再び収容部90に置く。すると、制御部55は、ステップS207の処理を行う。これによれば、商品が溢れて会計機5からアラートが出力されたとき、近くに別のかご20がなかったとしても上記の改良型商品購入処理を行うことができる。
(第4変形例)
かご20が収容部90に置かれた際、かご20から商品が溢れており、収容部90の底面に設置された重量センサによって一定以上の重量、例えば5kg以上であることが検出された場合、制御部55は、荷詰装置60を制御して、最初のかご20の購入商品を荷詰めするビニール袋を二枚重ねにすることとしてもよい。この場合、制御部55は、荷詰装置60を制御して、まず、最初のかご20に入っている購入商品を通常通りビニール袋1枚の状態で荷詰めする。そして、制御部55は、荷詰装置60を制御して、かご20を回収して購入商品の入ったビニール袋をリフトアップさせ、当該ビニール袋を再度ビニール袋に荷詰めする。つまり、制御部55は、通常通りビニール袋1枚で袋詰めされた購入商品を、2枚目のビニール袋に入れることで、ビニール袋を二枚重ねとする。
なお、制御部55は、予めかご20の制御部が商品識別情報を取得している場合であって、第2変形例のように算出した購入商品の総重量が一定以上の重量であるときにも、ビニール袋を二枚重ねにすることができる。
通常、セルフレジではなく店員がレジ対応を行っている場合、かご20から商品が溢れており、ある程度重量があることが推測できると、店員は重い商品を二枚重ねにしたビニール袋に入れるといった対処を行う。本変形例によれば、会計機5の制御部55が、正確な重量に応じてビニール袋を二枚重ねにすることで、店員が対応しているときのように細やかな配慮がなされ、顧客は商品の重さに耐えかねて途中でビニール袋が破れるといったことを心配することなく商品を持ち帰ることができる。
(第5変形例)
顧客は、かご20から商品が溢れている場合、商品を何個の袋に分割したいかを、会計機5の入力部52を介して登録できることとしてもよい。この場合、顧客は、かご20を収容部90に置くと、制御部55は「いくつの袋にわけますか?」などのメッセージを表示部51に表示する。顧客は、入力部52を介して購入商品を分割して収容するために必要なビニール袋の数を登録する。そして、制御部55は、荷詰装置60を制御して、顧客が登録した数に応じて購入商品の荷詰めを行う。これによれば、顧客は、耐荷重量は超えていないが、家族で手分けして購入商品を持ち帰りたいとき等に、希望する数で荷詰めしてもらうことができる。
その他、上記の各実施形態(変形例を含む、以下同じ)の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが以下には限られない。
(付記1)
入れ物に入っている商品の会計を行う会計機であって、
前記入れ物から商品が超過していることを検出する超過商品検出部と、
前記商品の超過が検出されると、アラートを出力するアラート出力部と、
を備える会計機。
(付記2)
前記入れ物が、所定位置に置かれたことを検知する入れ物検知部を備え、
前記超過商品検出部は、前記入れ物が前記所定位置に置かれたことが検知されると、前記入れ物の上部面と、前記入れ物に入っている商品との位置関係に基づいて、前記商品の超過を検出する付記1に記載の会計機。
(付記3)
前記アラートとして、前記入れ物から超過している前記商品を退避させるように指示するメッセージを表示する付記1又は2に記載の会計機。
(付記4)
前記アラートとして、前記入れ物から超過している前記商品を別の入れ物に入れるように指示するメッセージを表示する付記1又は2に記載の会計機。
(付記5)
商品を識別する商品識別情報を取得する商品識別情報取得部を備え、
前記商品識別情報取得部は、前記超過商品検出部によって前記商品の超過が検出されない場合に、前記入れ物に入っている商品の商品識別情報を取得することを特徴とする付記1乃至4のいずれか一項に記載の会計機。
(付記6)
前記入れ物は、各商品に付されたコードから前記商品識別情報を読み取ること、及び、前記会計機との通信が可能なコードリーダを備え、
前記商品識別情報取得部は、前記コードリーダから、前記入れ物に入っている商品の前記商品識別情報を取得する付記5に記載の会計機。
(付記7)
前記入れ物に入っている商品の前記商品識別情報と、別の前記入れ物に入っている商品の前記商品識別情報とを対応付けて記憶する記憶部、
を備える付記5又は6に記載の会計機。
(付記8)
各商品の前記商品識別情報と、各商品の価格とが対応付けられた商品情報を取得する商品情報取得部と、
前記記憶部に記憶された情報と、前記商品情報とに基づいて、前記商品と、前記商品の価格と、合計金額とを対応付けた購入商品リストを作成する購入商品リスト作成部と、
前記入れ物が、最後の入れ物であるか否かを判定する最後判定部と、
前記最後判定部により前記入れ物が最後の入れ物であると判定された場合に、前記購入商品リストを表示する購入商品リスト表示部と、
を備える付記7に記載の会計機。
(付記9)
各入れ物を識別する入れ物識別情報を取得する入れ物識別情報取得手段を備え、
前記記憶部は、前記入れ物識別情報と、前記商品識別情報とを対応付けて記憶するものであって、
前記購入商品リスト作成部は、前記記憶部に記憶された情報と、前記商品情報とに基づいて、各入れ物に入っていた前記商品と、前記商品の価格と、合計金額とを対応付けた入れ物ごとの前記購入商品リストも併せて作成する付記8に記載の会計機。
(付記10)
前記商品情報は、各商品の前記商品識別情報と、各商品の参考重量とが対応付けられており、
前記入れ物に入っている前記商品を袋に詰める荷詰部と、
前記商品識別情報取得部が前記入れ物から取得した前記商品識別情報と、前記参考重量とに基づいて、前記入れ物に入っている前記商品の総重量を算出する総重量算出部と、
前記袋の耐荷重量と、前記総重量とに基づいて、必要な前記入れ物の数を推測する数推測部と、
を備える付記8又は9に記載の会計機。
(付記11)
前記入れ物に入っている前記商品を詰める前記袋の数を問うメッセージを表示する袋数メッセージ表示部と、
前記袋の数を示す情報である袋数情報を取得する袋数情報取得部と、
を備え、
前記荷詰部は、前記入れ物に入っている前記商品を、前記袋数情報に基づいて、示された数の前記袋に分けて詰める付記10に記載の会計機。
(付記12)
前記荷詰部は、前記入れ物に入っている前記商品を、前記数推測部により推測された数の前記袋に分けて詰める付記10に記載の会計機。
(付記13)
前記アラートとして、前記入れ物に入っている前記商品を、前記数推測部により推測された数の前記入れ物に分けて入れるよう指示するメッセージを表示する付記10乃至12のいずれか一項に記載の会計機。
(付記14)
前記最後判定部は、前記数推測部により推測された数に基づいて、前記入れ物が最後の入れ物であるか否かを判定する付記10乃至13のいずれか一項に記載の会計機。
(付記15)
前記荷詰部により前記商品を前記袋に詰める作業が完了すると、前記商品が入っていた入れ物を回収する回収部と、
前記最後判定部により前記最後の入れ物ではないと判定された場合に、前記入れ物が必要であるか否かを問うメッセージを表示する入れ物メッセージ表示部と、
前記入れ物が必要であるか否かを示す入れ物要否情報を取得する入れ物要否情報取得部と、
を備え、
前記回収部は、前記入れ物要否情報に基づいて前記入れ物が必要である場合には、前記入れ物を回収しない付記10乃至14のいずれか一項に記載の会計機。
(付記16)
前記商品の入っている前記入れ物の総重量が所定の重量以上であるか否かを判定する重量判定部を備え、
前記荷詰部は、前記重量判定部により所定の重量以上であると判定された場合に、前記商品を詰める前記袋を二枚重ねにする付記10乃至15のいずれか一項に記載の会計機。
(付記17)
前記商品の入っている前記入れ物の総重量を測定する総重量測定部を備え、
前記重量判定部は、前記総重量測定部により測定された総重量に基づいて、所定の重量以上であるか否かを判定する付記16に記載の会計機。
(付記18)
前記重量判定部は、前記総重量算出部により算出された総重量に基づいて、所定の重量以上であるか否かを判定する付記16に記載の会計機。
(付記19)
入れ物に入っている商品の会計を行う会計機により実行される会計方法であって、
前記入れ物から商品が超過していることを検出し、
前記商品の超過が検出されると、アラートを出力する会計方法。
(付記20)
入れ物から商品が超過していることを検出し、
前記商品の超過が検出されると、アラートを出力する処理をコンピュータに実行させるプログラムを記録した記録媒体。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。すなわち、本願発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。また、引用した上記の特許文献等の各開示は、本書に引用をもって繰り込むものとする。
1 POSサーバ
3 カメラ
5 会計機
20 かご
60 荷詰装置
70 超過検出部
80 カウンタ台
90 収容部
91 シャッター

Claims (17)

  1. 入れ物に入っている商品の会計を行う会計機であって、
    前記入れ物から商品が超過していることを検出する超過商品検出部と、
    前記商品の超過が検出されると、アラートを出力するアラート出力部と、
    前記商品を識別する商品識別情報を取得する商品識別情報取得部と、を備え、
    前記商品識別情報取得部は、前記超過商品検出部によって前記商品の超過が検出されない場合に、前記入れ物に入っている商品の商品識別情報を取得する会計機。
  2. 前記入れ物が、所定位置に置かれたことを検知する入れ物検知部を備え、
    前記超過商品検出部は、前記入れ物が前記所定位置に置かれたことが検知されると、前記入れ物の上部面と、前記入れ物に入っている商品との位置関係に基づいて、前記商品の超過を検出する請求項1に記載の会計機。
  3. 前記アラートとして、前記入れ物から超過している前記商品を退避させるように指示するメッセージを表示する請求項1又は2に記載の会計機。
  4. 前記アラートとして、前記入れ物から超過している前記商品を別の入れ物に入れるように指示するメッセージを表示する請求項1又は2に記載の会計機。
  5. 前記入れ物は、各商品に付されたコードから前記商品識別情報を読み取ること、及び、前記会計機との通信が可能なコードリーダを備え、
    前記商品識別情報取得部は、前記コードリーダから、前記入れ物に入っている商品の前記商品識別情報を取得する請求項1乃至4のいずれか一項に記載の会計機。
  6. 前記入れ物に入っている商品の前記商品識別情報と、別の前記入れ物に入っている商品の前記商品識別情報とを対応付けて記憶する記憶部、
    を備える請求項1乃至5のいずれか一項に記載の会計機。
  7. 各商品の前記商品識別情報と、各商品の価格とが対応付けられた商品情報を取得する商品情報取得部と、
    前記記憶部に記憶された情報と、前記商品情報とに基づいて、前記商品と、前記商品の価格と、合計金額とを対応付けた購入商品リストを作成する購入商品リスト作成部と、
    前記入れ物が、最後の入れ物であるか否かを判定する最後判定部と、
    前記最後判定部により前記入れ物が最後の入れ物であると判定された場合に、前記購入商品リストを表示する購入商品リスト表示部と、
    を備える請求項に記載の会計機。
  8. 各入れ物を識別する入れ物識別情報を取得する入れ物識別情報取得手段を備え、
    前記記憶部は、前記入れ物識別情報と、前記商品識別情報とを対応付けて記憶するものであって、
    前記購入商品リスト作成部は、前記記憶部に記憶された情報と、前記商品情報とに基づいて、各入れ物に入っていた前記商品と、前記商品の価格と、合計金額とを対応付けた入れ物ごとの前記購入商品リストも併せて作成する請求項に記載の会計機。
  9. 前記商品情報は、各商品の前記商品識別情報と、各商品の参考重量とが対応付けられており、
    前記入れ物に入っている前記商品を前記入れ物ごとに袋に詰める荷詰部と、
    前記商品識別情報取得部が前記入れ物から取得した前記商品識別情報と、前記参考重量とに基づいて、前記入れ物に入っている前記商品の総重量を算出する商品重量算出部と、
    前記袋の耐荷重量と、前記商品の総重量とに基づいて、必要な前記入れ物の数を推測する数推測部と、を備え、
    前記アラートとして、前記入れ物に入っている前記商品を、前記数推測部により推測された数の前記入れ物に分けて入れるよう指示するメッセージを表示する請求項7又は8に記載の会計機。
  10. 前記最後判定部は、前記数推測部により推測された数に基づいて、前記入れ物が最後の入れ物であるか否かを判定する請求項に記載の会計機。
  11. 前記荷詰部により前記商品を前記袋に詰める作業が完了すると、前記商品が入っていた入れ物を回収する回収部と、
    前記最後判定部により前記最後の入れ物ではないと判定された場合に、前記入れ物が必要であるか否かを問うメッセージを表示する入れ物メッセージ表示部と、
    前記入れ物が必要であるか否かを示す入れ物要否情報を取得する入れ物要否情報取得部と、
    を備え、
    前記回収部は、前記入れ物要否情報に基づいて前記入れ物が必要である場合には、前記入れ物を回収しない請求項9又は10に記載の会計機。
  12. 前記商品の入っている前記入れ物の総重量が所定の重量以上であるか否かを判定する重量判定部を備え、
    前記荷詰部は、前記重量判定部により所定の重量以上であると判定された場合に、前記商品を詰める前記袋を二枚重ねにする請求項乃至11のいずれか一項に記載の会計機。
  13. 前記商品の入っている前記入れ物の総重量を測定する総重量測定部を備え、
    前記重量判定部は、前記総重量測定部により測定された総重量に基づいて、所定の重量以上であるか否かを判定する請求項12に記載の会計機。
  14. 前記重量判定部は、前記商品重量算出部により算出された前記商品の総重量に基づいて、所定の重量以上であるか否かを判定する請求項12に記載の会計機。
  15. 前記入れ物は、かごを含む請求項1乃至14のいずれか一項に記載の会計機。
  16. 入れ物に入っている商品の会計を行う会計機により実行される会計方法であって、
    前記入れ物から商品が超過していることを検出し、
    前記商品の超過が検出されると、アラートを出力し、
    前記商品の超過が検出されない場合に、前記入れ物に入っている商品の商品識別情報を取得する会計方法。
  17. 入れ物から商品が超過していることを検出し、
    前記商品の超過が検出されると、アラートを出力し、
    前記商品の超過が検出されない場合に、前記入れ物に入っている商品の商品識別情報を取得する処理をコンピュータに実行させるプログラムを記録した記録媒体。
JP2019238009A 2019-12-27 2019-12-27 会計機、会計方法、及び、記録媒体 Active JP7363474B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019238009A JP7363474B2 (ja) 2019-12-27 2019-12-27 会計機、会計方法、及び、記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019238009A JP7363474B2 (ja) 2019-12-27 2019-12-27 会計機、会計方法、及び、記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021105934A JP2021105934A (ja) 2021-07-26
JP7363474B2 true JP7363474B2 (ja) 2023-10-18

Family

ID=76919462

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019238009A Active JP7363474B2 (ja) 2019-12-27 2019-12-27 会計機、会計方法、及び、記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7363474B2 (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007241688A (ja) 2006-03-09 2007-09-20 Ishida Co Ltd レジスター
JP2009294830A (ja) 2008-06-04 2009-12-17 Fujitsu Ltd 商品情報提示システム及び商品情報提示方法
WO2017150226A1 (ja) 2016-02-29 2017-09-08 パナソニックIpマネジメント株式会社 買物支援システム
WO2017204130A1 (ja) 2016-05-24 2017-11-30 パナソニックIpマネジメント株式会社 充電システム
JP2018120367A (ja) 2017-01-24 2018-08-02 パナソニックIpマネジメント株式会社 買物支援システム
JP2019106168A (ja) 2017-12-14 2019-06-27 東芝テック株式会社 読取装置
JP2019133351A (ja) 2018-01-30 2019-08-08 沖電気工業株式会社 媒体処理装置及び自動取引装置
JP2019174878A (ja) 2018-03-27 2019-10-10 日本電気株式会社 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007241688A (ja) 2006-03-09 2007-09-20 Ishida Co Ltd レジスター
JP2009294830A (ja) 2008-06-04 2009-12-17 Fujitsu Ltd 商品情報提示システム及び商品情報提示方法
WO2017150226A1 (ja) 2016-02-29 2017-09-08 パナソニックIpマネジメント株式会社 買物支援システム
WO2017204130A1 (ja) 2016-05-24 2017-11-30 パナソニックIpマネジメント株式会社 充電システム
JP2018120367A (ja) 2017-01-24 2018-08-02 パナソニックIpマネジメント株式会社 買物支援システム
JP2019106168A (ja) 2017-12-14 2019-06-27 東芝テック株式会社 読取装置
JP2019133351A (ja) 2018-01-30 2019-08-08 沖電気工業株式会社 媒体処理装置及び自動取引装置
JP2019174878A (ja) 2018-03-27 2019-10-10 日本電気株式会社 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021105934A (ja) 2021-07-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN113628396A (zh) 检验装置及存储介质
JP2010280468A (ja) 物品管理装置、物品運搬装置、物品処理システム及び方法
JP5473155B2 (ja) チェックアウト装置及び売上処理プログラム
JP2007034789A (ja) ショッピングカート及びショッピングシステム
KR102384332B1 (ko) 화장품 판매를 위한 자동 결제 장치 및 이를 포함하는 화장품 무인 매장 운영 시스템
CN108701388A (zh) 购物支援系统
US20190283909A1 (en) Bagging system, shopping assistance system, and control method and non-transitory storage medium of the bagging system
JP2021157829A (ja) 情報端末及びそのプログラム
JP2023158126A (ja) 情報処理装置及び情報処理システム
WO2019045598A1 (ru) Система контроля и идентификации товара в магазине
JP7376906B2 (ja) 商品登録システム、プログラム、商品登録方法、及び計量装置
JP2021047631A (ja) 商品販売データ処理装置及びプログラム
JP6908455B2 (ja) 情報処理システム及びプログラム
JP7363474B2 (ja) 会計機、会計方法、及び、記録媒体
JP2018185553A (ja) 商品情報読取装置およびプログラム
JP2006127219A (ja) 自動清算システム
JP2023002640A (ja) 処理装置
JP7419812B2 (ja) 会計機、会計方法、及び、記録媒体
JP2019204446A (ja) 情報処理装置およびプログラム
JP5463247B2 (ja) セルフチェックアウト端末及びプログラム
JP7512606B2 (ja) 会計システム、会計機、会計方法、及び、記録媒体
WO2020179783A1 (ja) 計量装置、商品データ処理システム、及びプログラム
JP7226754B2 (ja) 処理装置、処理方法及びプログラム
JP5011638B2 (ja) 容器回収システム
JP2020071549A (ja) 買物支援システム及び買物支援方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20221102

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221212

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230608

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230620

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230809

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230905

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230918

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7363474

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151