JP6467616B1 - フォークリフトの作業部視認装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明は、作業部の映像を撮影するビデオカメラと、ビデオカメラに電力を供給する電源と、ビデオカメラで撮影された映像を無線で送信するための送信機と、送信機から送信された映像を受信する受信機と、受信機によって受信された映像を表示するためのモニターとよりなり、ビデオカメラと電源と送信機は、フォークリフトの爪などの作業用可動部に備えられ、受信機とモニターは車両本体に備えられている。
【選択図】図1
Description
一般的なフォークリフトでは、フォークリフトの操作席の前方に荷物を搭載するL字状の爪が設置されており、荷物が大型の物である場合は、操作者は荷物のため前方に死角が生じ、フォークリフト後進させて移動させることになる。
しかしながら、フォークリフトを後進で運転することは、作業能率を損ねるばかりでなく、安全上の問題もあった。
更には、荷物が小型の場合でも、荷物を搭載する爪は下方にあるため、また立体倉庫などでは荷物を数メートルも上方に移動させる必要もあり、操作席から見えにくく、荷役作業が困難であるという課題もあった。
即ち、この従来技術では、爪に装着されたカメラと表示装置は有線(伝導線)で機械的に連結されていたので、前記爪が上下動する度に前記伝導線が屈伸を繰り返し、断線をする虞があった。
また、カメラは爪の先端に削設された凹所に装着されているので、荷物と衝突をした際に前記カメラが破損する虞があった。
更に、爪に凹所を削設する結果、爪自体の強度が低下して破損しやすくなって荷物を落下させるという重大事故につながる虞もあった。
また、爪自体に削設部を設けることがないので、爪の強度の低下を防止せんとするものである。
前記ビデオカメラで撮影された映像を無線で送信するための送信機と、前記送信機から送信された映像を受信する受信機と、前記受信機によって受信された映像を表示するための画像表示装置とよりなり、前記ビデオカメラと電源と送信機は伝導線にて接続され、前記ビデオカメラと電源は前記連結桿に着脱可能に装着され、前記送信機は前記バックレストに着脱可能に装着され、前記受信機と画像表示装置は前記車両本体に備えられており、前記画像表示装置は前記操作者が直接視認できる位置に設けられ、前記車両本体の後部に後方の映像を撮影する第2のビデオカメラが設けられ、当該第2のビデオカメラと前記画像表示装置と前記受信機と第2のバッテリーが伝導線にて接続され、前記電源は小型で、前記第2のバッテリーはフォークリフトを駆動する大型のものであることを特徴とする。
本発明によると、前記ビデオカメラと電源と送信機は、一体的に移動するバックレストと連結桿に備えられ、前記受信機と画像表示装置は前記車両本体に備えられているので、前記ビデオカメラと画像表示装置は有線(伝導線)で機械的に連結されておらず、当然のことながら断線する虞はない。
前記ビデオカメラと電源と送信機は有線によって接続されていても、それはらいずれも作業用可動部に備えられているので、それらは前記作業用可動部と一体的に移動し、それらの間で断線が生ずる虞はない。
また、前記受信機と画像表示装置も有線で接続されていても、それはらいずれも車両本体に備えられているので、それらは相対的に移動することがなく、それらの間で断線が生ずる虞はない。
前記車両本体の後部に後方の映像を撮影する第2のビデオカメラが設けられていると、操作者は前方の作業部のみならず後方も視認でき、作業性や安全性が向上することになる。
作業部と後方の映像を個別もしくは両方同時に表示できると、操作者は作業部と後方を自由に選択的に視認することができる。
前記画像表示装置に映像記憶装置が接続されていると、過去の作業状況を顧みることができる。
前記ビデオカメラは荷役用の2本の爪の間に備えられ、前記ビデオカメラのレンズが前記爪の延在方向と平行な前方を向いていると、荷物を前方中央部で確実に視認できる。
連結桿に前記ビデオカメラと、電源であるモバイルバッテリーが着脱可能に装着されていると、ビデオカメラやモバイルバッテリーの装着箇所を自由に変更することができる。
前記爪の鉛直部に送信機が着脱可能に装着されていていると、送信機の装着箇所を自由に変更することができる。
前記ビデオカメラとモバイルバッテリーと送信機が、前記爪の鉛直部の前面よりも後方に位置していると、パレットなどの荷物は爪の鉛直部の前面で停止するので、ビデオカメラやモバイルバッテリーと直接接触せず破損しがたくなる。
作業用車両としては、油圧ショベルやブルドーザなどの建設機械でも、本発明の作用効果は充分期待できる。
また、爪自体に削設部を設けることがないので、爪の強度の低下を防止することができる。
図1は、フォークリフトの外観斜視図である。
この図において、車両本体1は、シャシー2と、その上に搭載されている駆動部3と、当該駆動部3上に備えられている操作者用椅子4と、その上方に設けられているヘッドガード5と、前記操作者用椅子4の前部に設けられているハンドル6およびマスト操作レバー7とからなる。
このような構成から前記爪10は、前記バックレスト9と共に前記マスト8に沿って上下動することになる。
荷物を移送させる際には、前記2本の爪10の水平部10bを、荷物12が載置されたパレット13に差し込み、若干爪10を持ち上げて移動し、所定の位置まで搬送することになる(図4)。
以上がフォークリフトの基本構造であって周知である。
また、前記連結桿14の上部に、前記ビデオカメラ15に電力を供給するモバイルバッテリー16が着脱可能に装着されている。
前記バックレスト9の側部には、前記ビデオカメラ15によって撮影された映像を送信するための送信機17が着脱可能に装着され、図2に示すように、前記モバイルバッテリー16は前記ビデオカメラ15および送信機17に伝導線によって接続され、夫々に電力を供給する。
なお、前記モバイルバッテリー16は二次電池にてなり充電が可能となっている。
また前記ヘッドガード5の支柱には、前記ビデオカメラ15によって撮影され送信機17によって送信された映像信号を受信するための受信機20が装着されている。
なお図示はしていないが、操作者の前部に映像記憶装置が備えられていてもよい。そうすると操作の状況が記憶され、後に当該状況を反芻することができる。
また、ブルドーザの作業用可動部であるブレードやリッパーに本発明のビデオカメラ、送信機および電源を搭載し、操作者が搭乗するキャビンに受信機やモニターを搭載することも可能である。
Claims (1)
- 車両本体と当該車両本体に対して相対移動するバックレストと当該バックレストと一体的に移動する荷役用の2本の爪および爪同士を連結する連結桿が備えられているフォークリフトの、前記車両本体に搭乗している操作者が作業部方向を視認するための作業部視認装置であって、
前記作業部の映像を撮影するビデオカメラと、
前記ビデオカメラに電力を供給する電源と、
前記ビデオカメラで撮影された映像を無線で送信するための送信機と、
前記送信機から送信された映像を受信する受信機と、
前記受信機によって受信された映像を表示するための画像表示装置とよりなり、
前記ビデオカメラと電源と送信機は伝導線にて接続され、
前記ビデオカメラと電源は前記連結桿に着脱可能に装着され、前記送信機は前記バックレストに着脱可能に装着され、前記受信機と画像表示装置は前記車両本体に備えられており、前記画像表示装置は前記操作者が直接視認できる位置に設けられ、
前記車両本体の後部に後方の映像を撮影する第2のビデオカメラが設けられ、当該第2のビデオカメラと前記画像表示装置と前記受信機と第2のバッテリーが伝導線にて接続され、
前記電源は小型で、前記第2のバッテリーはフォークリフトを駆動する大型のものであることを特徴とするフォークリフトの作業部視認装置。
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