JP6520508B2 - 産業車両の表示システム - Google Patents

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Description

本発明は、産業車両の表示システムに関する。
従来における産業車両の表示システムとしては、例えば特許文献1に記載されている技術が知られている。特許文献1に記載の産業車両の表示システムは、マストの前方に設けられ、マストより前方景色を撮像する第1カメラと、オペレータが装着するヘッドマウントディスプレイに固定され、オペレータの視野と略同一の視野を撮像する第2カメラと、第1カメラ及び第2カメラにより撮像した画像の画像処理を行う画像処理装置とを備えている。画像処理装置は、第1カメラにて得られた撮像画像を、第2カメラにて得られた撮像画像に基づいて変形し、その変形画像をマストに相当する範囲だけ切り取り、切り取った部分画像をヘッドマウントディスプレイに出力する。
特開2008−143701号公報
しかしながら、上記従来技術においては、以下の問題点が存在する。即ち、荷役装置の一部である爪(フォーク)に荷物が積載されると、荷物の高さによってはカメラ(撮像部)が荷物に隠れてしまい、マストより前方景色を撮像することができない場合がある。また、カメラがマストの前方に設けられているため、フォークを昇降動作させたときは、補完できないカメラの前方死角が生じてしまう。従って、フォークを昇降動作させたときでも、カメラの前方死角を補完するためには、カメラの台数を増やす必要がある。
本発明の目的は、撮像部の台数を増やさなくても、荷役装置を動作させたときに、撮像部の前方死角を補完することができる産業車両の表示システムを提供することである。
本発明の一態様は、走行装置と走行装置の前側に配置された荷役装置とを有する産業車両の表示システムにおいて、走行装置の前方を撮像する撮像部と、荷役装置の動作開始時に撮像部により撮像して取得された画像を記録画像として記憶する記憶部と、撮像部により撮像して取得された最新の映像と記憶部に記憶された記録画像とを合成して合成映像を生成する画像処理部と、画像処理部により生成された合成映像を表示する表示部とを備え、画像処理部は、記録画像及び最新の映像の一方に記録画像及び最新の映像の他方を透過させて合成することを特徴とする。
このような産業車両の表示システムにおいては、荷役装置の動作開始時に、撮像部により走行装置の前方を撮像して取得された画像が記録画像として記憶部に記憶される。そして、撮像部により走行装置の前方を撮像して取得された最新の映像と記憶部に記憶された記録画像とを合成して合成映像が生成され、その合成映像が表示部に表示される。ここで、合成映像を生成するときは、記録画像及び最新の映像の一方に記録画像及び最新の映像の他方を透過させて合成する。このため、荷役装置を動作させても、表示部において記録画像及び最新の映像が何れも全体的に鮮明に表示される。これにより、撮像部の台数を増やさなくても、荷役装置を動作させたときに、撮像部の前方死角を補完することができる。
画像処理部は、記録画像に最新の映像を透過させて合成してもよい。この場合には、背景に近い記録画像が最新の映像よりも明瞭になるため、表示部に表示された合成映像が見やすくなる。
記憶部は、荷役装置を動作させるための操作部の操作が開始されたときに撮像部により撮像して取得された画像を記録画像として記憶してもよい。この場合には、荷役装置を動作させるための操作部の操作が開始されると、自動的に撮像部が走行装置の前方を撮像する。従って、撮像部による撮像タイミングをオペレータが手動操作スイッチ等で指示しなくて済むため、オペレータの負担が軽くなる。
走行装置が所定距離以上走行したかどうかを検知する走行検知部と、走行検知部により走行装置が所定距離以上走行したことが検知されたときに、記憶部から記録画像を消去する画像消去部とを更に備えてもよい。走行装置が走行すると、記憶部に記憶された記録画像が実際の撮像部の画像と変わってしまうため、当該記録画像は不要となる。そこで、走行装置が所定距離以上走行したことが検知されたときは、記憶部から記録画像を消去することにより、最新の映像と記録画像とを合成する処理が不要となるため、処理の簡素化を図ることができる。
走行装置の走行状態を検出する状態検出部と、状態検出部により検出された走行装置の走行状態に基づいて、記憶部に記憶された記録画像を補正する画像補正部とを更に備えてもよい。走行装置の走行状態が変化すると、記憶部に記憶された記録画像が実際の撮像部の画像と変わってしまうため、当該記録画像は不要となる。そこで、走行装置の走行状態に基づいて、記憶部に記憶された記録画像を補正することにより、最新の走行装置の走行状態に応じた適切な記録画像を得ることができる。
本発明によれば、撮像部の台数を増やさなくても、荷役装置を動作させたときに、撮像部の前方死角を補完することができる産業車両の表示システムが提供される。
本発明の一実施形態に係る表示システムが適用される産業車両としてフォークリフトを示す側面図である。 本発明の一実施形態に係る表示システムを示す概略構成図である。 図2に示されたコントローラにより実行される表示処理手順の詳細を示すフローチャートである。 図2に示されたメモリに記憶される記録画像の一例と、当該記録画像とカメラの最新の映像とを合成して生成された合成画像の一例とを示す図である。 本発明の他の実施形態に係る表示システムを示す概略構成図である。 図5に示されたコントローラにより実行される表示処理手順の詳細を示すフローチャートである。 図4(b)に示された合成画像の変形例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、図面において、同一または同等の要素には同じ符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本発明の一実施形態に係る表示システムが適用される産業車両としてフォークリフトを示す側面図である。同図において、フォークリフト1は、4つの車輪2aを有する走行装置2と、この走行装置2の前側に配置された荷役装置3とを備えている。
荷役装置3は、走行装置2の前部に取り付けられたマスト4を有している。マスト4には、リフトブラケット5が昇降可能に支持されている。リフトブラケット5には、荷物を積載するフォーク6が取り付けられている。また、荷役装置3は、フォーク6を昇降させるリフトシリンダ7と、マスト4を傾動させるティルトシリンダ8とを有している。
走行装置2は、運転室9を有している。運転室9内には、リフトシリンダ7を動作させるための操作部であるリフト操作レバー10と、ティルトシリンダ8を動作させるための操作部であるティルト操作レバー11と、操舵を行うためのステアリング12とが配置されている。
図2は、本発明の一実施形態に係る表示システムを示す概略構成図である。本実施形態の表示システム13は、走行装置2に具備されている。表示システム13は、カメラ(撮像部)14と、回転センサ15と、表示器(表示部)16と、メモリ(記憶部)17と、コントローラ18とを備えている。
カメラ14は、運転室9の一部を画成するヘッドガード9aの上面に取り付けられ(図1参照)、走行装置2の前方を撮像する。なお、カメラ14の数は1つである。ここでは、カメラ14の撮像範囲は、走行装置2の前方におけるヘッドガード9aの高さ位置よりも上方である。
回転センサ15は、車輪2aの回転数を計測するセンサである。表示器16は、運転室9内の前上部に配置され(図1参照)、走行装置2の前方の状況を表示する。メモリ17は、荷役装置3のフォーク6を上昇させる動作の開始時にカメラ14により撮像して取得された画像を記録画像として記憶する。
コントローラ18は、撮像制御部19と、画像保存部20と、画像処理部21と、表示制御部22と、走行検知部23と、画像消去部24とを有している。
撮像制御部19は、リフト操作レバー10によりフォーク6を上昇させる操作(リフト上昇操作)が開始されると、フォーク6を上昇させるようにリフトシリンダ7を駆動する直前に、カメラ14により走行装置2の前方を撮像するようにカメラ14を制御する。
画像保存部20は、リフト上昇操作が開始されることでカメラ14により撮像して取得された画像を記録画像としてメモリ17に保存する。なお、記録画像は、静止画である。
画像処理部21は、カメラ14により撮像して取得された最新の映像とメモリ17に記憶された記録画像とを合成して合成映像を生成する。このとき、画像処理部21は、メモリ17に記憶された記録画像にカメラ14の最新の映像を透過させて合成する。なお、カメラ14の最新の映像は、動画である。
表示制御部22は、カメラ14の最新の映像のみ又は画像処理部21により生成された合成映像を表示器16に表示させる。
走行検知部23は、回転センサ15の計測値に基づいて、走行装置2が所定距離以上走行したかどうか、つまりフォークリフト1が所定距離以上走行したかどうかを検知する。画像消去部24は、走行検知部23により走行装置2が所定距離以上走行したことが検知されたときに、メモリ17から記録画像を消去する。
図3は、コントローラ18により実行される表示処理手順の詳細を示すフローチャートである。なお、カメラ14は、走行装置2の前方の動画を常時撮像し、コントローラ18は、そのカメラ14の最新の映像を常時取得する。
図3において、まずコントローラ18は、リフト操作レバー10によりリフト上昇操作が開始されたかどうかを判断する(手順S101)。コントローラ18は、リフト上昇操作が開始されたときは、カメラ14により走行装置2の前方の静止画を撮像するようにカメラ14を制御し、カメラ14の撮像画像を取得する(手順S102)。続いて、コントローラ18は、カメラ14の撮像画像を記録画像としてメモリ17に保存する(手順S103)。
図4(a)は、記録画像の一例を示す図である。図4(a)に示される記録画像は、フォーク6に積載された荷物A(図4(b)参照)が格納される棚25がマスト4の上部と共に写っている静止画である。
続いて、コントローラ18は、メモリ17に記憶された記録画像にカメラ14の最新の映像を透過させて合成することで、合成映像を生成する(手順S104)。このとき、カメラ14の最新の映像は、半透明(例えば透過率50%)の状態で記録画像に合成される。
図4(b)は、合成画像の一例を示す図である。図4(b)に示される合成映像は、棚25の所定位置に荷物Aを格納するために、フォーク6に積載された荷物Aをリフトシリンダ7により上昇させた状態を表している。このとき、最新の状態のマスト4、フォーク6及び荷物Aは、棚25よりも透き通った状態で表されている。
続いて、コントローラ18は、手順S104で生成された合成映像を表示器16に表示させる(手順S105)。このため、表示器16においては、記録画像に最新の映像が重ね合わされた状態で表示される。
このとき、図4(b)に示される合成画像では、棚25は透過した状態で表されていないが、最新の状態のマスト4、フォーク6及び荷物Aは透過した状態で表されている。このため、表示器16において、棚25の一部がマスト4、フォーク6及び荷物Aにより隠れることが無い。従って、オペレータは、棚25における荷物Aの格納位置を表示器16により確認することができる。
続いて、コントローラ18は、回転センサ15の計測値に基づいて、走行装置2が所定距離以上走行したかどうかを判断する(手順S106)。走行装置2の走行距離は、回転センサ15により計測された車輪2aの回転数と車輪2aの径とから算出される。ここで、所定距離は、例えば数十cm程度である。
コントローラ18は、走行装置2が所定距離以上走行していないときは、上記の手順S104,S105を再度実行する。コントローラ18は、走行装置2が所定距離以上走行したときは、メモリ17から記録画像を消去する(手順S107)。その後、コントローラ18は、カメラ14の最新の映像のみを表示器16に表示させる(手順S108)。
また、コントローラ18は、手順S101でリフト操作レバー10によりリフト上昇操作が開始されていないと判断されたときも、カメラ14の最新の映像のみを表示器16に表示させる(手順S108)。
以上において、手順S101,S102は、撮像制御部19により実行される。手順S103は、画像保存部20により実行される。手順S104は、画像処理部21により実行される。手順S105は、表示制御部22により実行される。手順S106は、走行検知部23により実行される。手順S107は、画像消去部24により実行される。手順S108は、表示制御部22により実行される。
以上のように本実施形態においては、荷役装置3のフォーク6の上昇動作開始時に、カメラ14により走行装置2の前方を撮像して取得された画像が記録画像としてメモリ17に記憶される。そして、カメラ14により走行装置2の前方を撮影して取得された最新の映像とメモリ17に記憶された記録画像とを合成して合成映像が生成され、その合成映像が表示器16に表示される。ここで、合成映像を生成するときは、記録画像に最新の映像を透過させて合成する。このため、フォーク6を上昇動作させても、表示器16において記録画像及び最新の映像が何れも全体的に鮮明に表示される。これにより、カメラ14の台数を増やさなくても、フォーク6を上昇動作させたときに、カメラ14の前方死角を補完することができる。その結果、オペレータによる荷役装置3の操作性を向上させることが可能となる。
また、メモリ17に記憶された記録画像に最新の映像を透過させて合成するので、背景に近い記録画像が最新の映像よりも明瞭になる。従って、表示器16に表示された合成映像が見やすくなる。
さらに、リフト操作レバー10によりリフト上昇操作が開始されると、自動的にカメラ14が走行装置2の前方を撮像する。従って、カメラ14による撮像タイミングをオペレータが手動操作スイッチ等で指示しなくて済むため、オペレータの負担が軽くなる。
また、例えば走行装置2が棚25に向けて前進するように走行した場合には、棚25とカメラ14との距離が近くなり、メモリ17に記憶された記録画像が実際のカメラ14の撮像画像と変わってしまうため、当該記録画像は不要となる。本実施形態では、走行装置2が所定距離走行したことが検知されると、メモリ17から記録画像を消去するので、最新の映像と記録画像とを合成する処理が不要となり、処理の簡素化を図ることができる。
なお、本実施形態では、走行装置2が所定距離以上走行すると、メモリ17から記録画像が消去されるが、リフト操作レバー10によりフォーク6を下降させる操作が行われたときにも、メモリ17から記録画像を消去してもよい。
図5は、本発明の他の実施形態に係る表示システムを示す概略構成図である。本実施形態の表示システム13は、カメラ14と、回転センサ15と、車輪角センサ30と、消去スイッチ31と、表示器16と、メモリ17と、コントローラ32とを備えている。車輪角センサ30は、車輪2aの転舵角を計測するセンサである。消去スイッチ31は、オペレータがメモリ17から記録画像を消去する指示を行うための手動操作スイッチである。
コントローラ32は、撮像制御部19と、画像保存部20と、画像処理部21と、表示制御部22と、画像補正部33と、画像消去部34とを有している。
画像補正部33は、回転センサ15及び車輪角センサ30の計測値から検出される走行装置2の走行状態に基づいて、メモリ17に記憶された記録画像を補正する。なお、回転センサ15及び車輪角センサ30は、走行装置2の走行状態を検出する状態検出部の少なくとも一部を構成する。
画像消去部34は、消去スイッチ31がONとなったときに、メモリ17から記録画像を消去する。
図6は、コントローラ32により実行される表示処理手順の詳細を示すフローチャートである。なお、図3に示されるフローチャートと同じ手順については、説明を省略する。
図6において、コントローラ32は、手順S101〜S105を実行した後、回転センサ15及び車輪角センサ30の計測値に基づいて、走行装置2の走行状態が手順S102でカメラ14の撮影画像を取得したときから変化していないかどうかを判断する(手順S111)。このとき、コントローラ32は、回転センサ15により計測された車輪2aの回転数及び車輪2aの径から算出される走行装置2の走行距離と、車輪角センサ30により計測された車輪2aの転舵角とに基づいて、走行装置2の走行状態が変化したか否かを判断する。
コントローラ32は、走行装置2の走行状態が変化したときは、最新の走行装置2の走行状態に基づいて、メモリ17に記憶された記録画像を補正する(手順S112)。そして、コントローラ32は、補正した記録画像をメモリ17に上書き保存する(手順S113)。そして、コントローラ32は、上記の手順S104,S105を再度実行する。
一方、コントローラ32は、走行装置2の走行状態が変化していないときは、消去スイッチ31がONであるかどうかを判断する(手順S114)。コントローラ32は、消去スイッチ31がONでないときは、上記の手順S104,S105を再度実行する。コントローラ32は、消去スイッチ31がONであるときは、メモリ17から記録画像を消去する(手順S115)。
以上において、手順S111,S112は、画像補正部33により実行される。手順S113は、画像保存部20により実行される。手順S114,S115は、画像消去部34により実行される。
ところで、上述したように、走行装置2の走行状態が変化すると、メモリ17に記憶された記録画像が実際のカメラ14の撮像画像と変わってしまうため、当該記録画像は不要となる。本実施形態では、走行装置2の走行状態に基づいて、メモリ17に記憶された記録画像を補正するので、最新の走行装置2の走行状態に応じた適切な記録画像を得ることができる。
なお、本発明は、上記実施形態には限定されない。例えば、上記実施形態では、画像処理部21は、図4(b)に示されるように、メモリ17に記憶された記録画像にカメラ14の最新の映像を透過させて合成することで、合成映像を生成しているが、特にその形態には限られない。画像処理部21は、図7に示されるように、メモリ17に記憶された記録画像をカメラ14の最新の映像に透過させて合成することで、合成画像を生成してもよい。つまり、図7に示される記録画像では、棚25が最新の状態のマスト4、フォーク6及び荷物Aよりも透き通った状態で表されている。この場合には、カメラ14の最新の映像を毎回透過させる処理が不要となるため、画像処理を簡素化することができる。
また、上記実施形態では、リフト操作レバー10によりリフト上昇操作が開始されると、カメラ14により走行装置2の前方を撮像し、その撮像画像を記録画像としてメモリ17に保存しているが、特にその形態には限られない。例えば、オペレータがカメラ14による撮像を手動操作で指示するための撮像スイッチを具備し、撮像スイッチがONにされると、カメラ14により走行装置2の前方を撮像し、その撮像画像を記録画像としてメモリ17に保存してもよい。
さらに、上記実施形態では、車載用のカメラ14及び表示器16が使用されているが、撮像部としては、スマートデバイスまたはフィーチャーフォン等を使用してもよく、表示部としては、スマートデバイスまたはヘッドマウントディスプレイ等を使用してもよい。
また、上記実施形態では、コントローラ18,32及びメモリ17がフォークリフト1の走行装置2に具備されているが、カメラ14の画像及び映像、表示器16への出力信号及びセンサの計測信号等を無線により送受信することが可能である場合には、コントローラ18,32及びメモリ17をフォークリフト1に具備しなくてもよい。
また、上記実施形態の産業車両は、昇降動作するフォーク6を有する荷役装置3を備えたフォークリフト1であるが、本発明は、例えば左右にシフトするサイドシフトフォーク等のアタッチメントを有する荷役装置を備えた産業車両にも適用可能である。
1…フォークリフト(産業車両)、2…走行装置、3…荷役装置、10…リフト操作レバー(操作部)、13…表示システム、14…カメラ(撮像部)、15…回転センサ(状態検出部)、16…表示器(表示部)、17…メモリ(記憶部)、18…コントローラ、21…画像処理部、23…走行検知部、24…画像消去部、30…車輪角センサ(状態検出部)、32…コントローラ、33…画像補正部、34…画像消去部。

Claims (7)

  1. 走行装置と前記走行装置の前側に配置された荷役装置とを有する産業車両の表示システムにおいて、
    前記走行装置の前方を撮像する撮像部と、
    前記荷役装置の動作開始時に前記撮像部により撮像して取得された画像を記録画像として記憶する記憶部と、
    前記撮像部により撮像して取得された最新の映像と前記記憶部に記憶された前記記録画像とを合成して合成映像を生成する画像処理部と、
    前記画像処理部により生成された前記合成映像を表示する表示部とを備え、
    前記記憶部は、前記荷役装置を動作させるための操作部の操作が開始されたときに前記撮像部により撮像して取得された画像を前記記録画像として記憶し、
    前記画像処理部は、前記記録画像及び前記最新の映像の一方に前記記録画像及び前記最新の映像の他方を透過させて合成することを特徴とする産業車両の表示システム。
  2. 前記画像処理部は、前記記録画像に前記最新の映像を透過させて合成することを特徴とする請求項1記載の産業車両の表示システム。
  3. 前記走行装置が所定距離以上走行したかどうかを検知する走行検知部と、
    前記走行検知部により前記走行装置が所定距離以上走行したことが検知されたときに、前記記憶部から前記記録画像を消去する画像消去部とを更に備えることを特徴とする請求項1または2記載の産業車両の表示システム。
  4. 前記走行装置の走行状態を検出する状態検出部と、
    前記状態検出部により検出された前記走行装置の走行状態に基づいて、前記記憶部に記憶された前記記録画像を補正する画像補正部とを更に備えることを特徴とする請求項1または2記載の産業車両の表示システム。
  5. 走行装置と前記走行装置の前側に配置された荷役装置とを有する産業車両の表示システムにおいて、
    前記走行装置の前方を撮像する撮像部と、
    前記荷役装置の動作開始時に前記撮像部により撮像して取得された画像を記録画像として記憶する記憶部と、
    前記撮像部により撮像して取得された最新の映像と前記記憶部に記憶された前記記録画像とを合成して合成映像を生成する画像処理部と、
    前記画像処理部により生成された前記合成映像を表示する表示部と、
    前記走行装置が所定距離以上走行したかどうかを検知する走行検知部と、
    前記走行検知部により前記走行装置が所定距離以上走行したことが検知されたときに、前記記憶部から前記記録画像を消去する画像消去部とを備え、
    前記画像処理部は、前記記録画像及び前記最新の映像の一方に前記記録画像及び前記最新の映像の他方を透過させて合成することを特徴とする産業車両の表示システム。
  6. 走行装置と前記走行装置の前側に配置された荷役装置とを有する産業車両の表示システムにおいて、
    前記走行装置の前方を撮像する撮像部と、
    前記荷役装置の動作開始時に前記撮像部により撮像して取得された画像を記録画像として記憶する記憶部と、
    前記撮像部により撮像して取得された最新の映像と前記記憶部に記憶された前記記録画像とを合成して合成映像を生成する画像処理部と、
    前記画像処理部により生成された前記合成映像を表示する表示部と、
    前記走行装置の走行状態を検出する状態検出部と、
    前記状態検出部により検出された前記走行装置の走行状態に基づいて、前記記憶部に記憶された前記記録画像を補正する画像補正部とを備え、
    前記画像処理部は、前記記録画像及び前記最新の映像の一方に前記記録画像及び前記最新の映像の他方を透過させて合成することを特徴とする産業車両の表示システム。
  7. 前記画像処理部は、前記記録画像に前記最新の映像を透過させて合成することを特徴とする請求項5または6記載の産業車両の表示システム。
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