JP6465829B2 - エレベータ装置 - Google Patents

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Description

本発明はエレベータ装置に係り、特に、乗り場にてエレベータ装置への目的階を入力可能な行先階登録端末である乗り場行き先階登録装置を備えたものに好適なエレベータ装置に関する。
乗り場行き先階登録装置を備えたエレベータ装置として、特許文献1に記載されたものがある。この特許文献1には、エレベータ装置の行先階を登録するためのボタン機能を有する操作部と、この操作部に付設され、情報をコード化した2次元コードを表示し得る表示部と、この表示部の表示を制御する表示制御部と、上記表示部に表示するための入力された情報を格納するデータ格納部とを備えた乗り場行先階登録装置を用いたエレベータ装置が記載されている。
特開2006−290543号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたエレベータ装置には、乗り場行先階登録装置における表示部の表示情報を活用する技術が示されているが、乗り場行先階登録装置から行先階の登録を行おうとしている利用者にとっては、表示部に表示されている情報は今必要な情報ではなかった。
例えば、当該ビルで行われるイベントの出席者にとって、乗り場行先階登録装置に近づいたとき一番有用な情報は行先階となるイベント発生階情報であるが、乗り場行先階登録とイベント情報とが分離されていたため、行先階の登録を行おうとしている利用者にとっては、表示部に表示されている情報は今必要な情報ではなかった。
本発明は上述の点に鑑みなされたもので、その目的とするところは、行先階登録を行おうとしている利用者にとって、今必要な情報であるイベント情報を入手しやすくしたエレベータ装置を提供することにある。
本発明のエレベータ装置は、上記目的を達成するために、情報を報知する報知部を有し、エレベータ装置への目的階を入力可能な行先階登録端末と、インタフェースシステムを通して前記行先階登録端末からの行先階登録情報を受ける運行管理制御系を有し、前記運行管理制御系に設けられて割当号機の選択処理を行う割当号機選択部を有する群管理制御システムと、イベント関係の情報を入力して前記インタフェースシステムへ送信するビル管理システムとを備えたエレベータ装置であって、前記ビル管理システムは、入力されたイベント情報を管理するイベントスケジューラーと、前記イベント情報に含まれたイベント発生階情報を前記インタフェースシステムを通して前記行先階登録端末に送信するスケジュールデータ送信部とを備え、前記行先階登録端末は、テンキー装置或いはタグ及び情報端末からの入力情報を読み取る入力情報読取部と、入力情報或いは割当号機結果を報知する報知部と、フロアでイベント情報を案内表示するフロア案内表示部とを備え前記インタフェースシステムは、前記ビル管理システム側からイベント情報を受信するスケジュール受付部と、前記イベント情報の中から前記群管理制御システム側へ前記イベント情報を送信するイベント発生階送信部と、前記イベント情報の中から前記報知部または前記フロア案内表示部で扱うイベント表示情報を前記行先階登録端末へ送信するスケジュール表示データ送信部とを備え、前記スケジュールデータ送信部から前記行先階登録端末に送信された前記イベント発生階情報は、前記報知部で表示され、前記運行管理制御系は、当日のイベント情報を受信するイベント情報受信部と、前記イベント情報からイベント管理時間情報を認識して管理するイベント発生時刻認識部と、前記イベント情報からイベント発生階を認識して管理するイベント発生階認識部と、前記イベント発生階に対して優先運転を行うイベント発生階優先運転処理部と、行先階入力の認識を行う行先階入力認識部と、前記行先階登録端末の入力による出発階、行先階の情報から既に行先階登録された割当号機が存在する場合に当該号機に割り当てる停止階制限処理部と、停止階制限によって前記イベント発生階が割当て可能な号機に対して停止階の制限をかけた後に、最適な号機を選択する割当号機選択処理部とを備えていることを特徴とする。
本発明によれば、行先階登録を行おうとしている利用者にとって、今必要な情報であるイベント情報を入手しやすくなる。
本発明のエレベータ装置の実施例1の概略構成を示すブロック構成図である。 本発明のエレベータ装置の実施例1を適用するビルを示す構成図である。 本発明のエレベータ装置の実施例1を適用するビルのイベント開催を併記した構成図である。 本発明のエレベータ装置の実施例1の運行制御系における前処理を示すフローチャートである。 本発明のエレベータ装置の実施例1の運行制御系におけるイベント発生階優先運転処理部の処理を示すフローチャートである。 本発明のエレベータ装置の実施例1の運行制御系における停止階制限処理部の処理を示すフローチャートである。
以下、図示した実施例に基づいて本発明のエレベータ装置を説明する。なお、各図において同一構成部品には同符号を使用する。
図1に、本発明のエレベータ装置の実施例1のブロック構成図を示す。
該図に示す如く、エレベータ装置は、通常使用される乗り場行先階登録端末である乗り場行先階登録装置010と、乗り場行先階登録装置010、ビル管理システム040及び群管理制御システム060の入出力信号を制御する通常構成の他に、イベント関係の情報を送受信するインタフェースシステム030と、イベント関係の情報を入力してインタフェースシステム030へ送信するビル管理システム040と、通常構成の他に運行管理制御系070を有した群管理システム060などを備えて構成されている。
乗り場行先階登録装置010はビルの乗り場等に設置され、テンキー装置001やタグ及び情報端末002などからの入力情報を読み取る入力情報読取部011と、入力情報や割当(何号機かの割当)結果などを報知する報知部012と、フロアでイベント情報を案内表示するフロア案内表示部013などを備えて構成されている。
報知部012は、通常の表示機能に加えて後述する所定のタイミングでイベント発生階及びイベント開催時間を追加若しくは切替表示できるように構成されている。また、フロア案内表示部013も通常の表示機能に加えて、後述する所定のタイミングでイベント関連情報を表示できるように構成されている。
ビル管理システム040は、管理室などに備えられていて当該ビル内の各テナントのイベント情報などを入力して管理するイベントスケジューラー041と、イベントスケジューラー041内に入力されたイベント情報の中から当日のイベント時間やイベント発生階やイベント表示内容を送信するイベント情報送信部であるスケジュールデータ送信部042とを備えて構成されている。
インタフェースシステム030は、エレベータ装置の機械室或いはビル管理システム040にあり、ビル管理システム040側からイベント情報を受信するスケジュール受付部031と、イベント情報の中から群管理制御システム060側へイベント発生階、イベント時間などのイベント情報を送信するイベント発生階送信部032と、イベント情報の中から報知部012またはフロア案内表示部013で扱うイベント表示情報を乗り場行先階登録装置010へ送信するスケジュール表示データ送信部033とを備えて構成されている。
乗り場行先階登録装置010側でサービスを行う時間帯になると、上述した所定のタイミングとなり、報知部012にはイベント発止階及びイベント開催時間が表示される。従って、イベント出席者がエレベータ装置を利用してイベント発生階へ移動するために乗り場行先階登録装置010を操作するとき、報知部012を見てイベント発生階及びイベント開催時間を確認しながら行先階登録を行うことができる。また、同イベント出席者は、フロア案内表示部013を見てイベントに関する情報を得たり、その表示内容に含まれているイベント発生階やイベント開催時間などの情報を入手したりすることもできる。
複数台のエレベータ号機051の各号機制御装置050は、群管理制御システム060によって群管理制御が行われ、また、乗り場行先階登録装置010を用いての行先階登録に対して号機の割当処理を行っている。
群管理制御システム060はエレベータ装置の機械室にあり、学習系080と知能系090を有する運行管理制御系070を有しており、この運行管理制御系070は、当日のイベント情報を受信するイベント情報受信部071と、イベント情報からイベント管理時間情報を認識して管理するイベント発生時刻認識部072と、イベント情報からイベント発生階を認識して管理するイベント発生階認識部073と、イベント発生階に対して詳細を後述する優先運転を行うイベント発生階優先運転処理部074と、行先階入力の認識を行う行先階入力認識部075と、乗り場行先階登録装置010の入力による出発階、行先階の情報から既に割当号機が存在する場合に、後述する割当号機選択処理部077により演算せずに当該号機に割り当てる停止階制限処理部076と、停止階制限によって割当て可能な号機若しくは推奨される号機に対して制限(エレベータ装置の停止階の制限)をかけた後に、様々な演算(例えば、待ち時間評価や混雑度評価など)によって最適な号機を選択する割当号機選択処理部077などを備えて構成されている。
図2は、上述したエレベータ装置を適用するビルの一例を示す構成図である。
図2に示すテナントビルには、2階にイベントホール1が付設され、また、3階に会議室2が付設されているため、それらのスケジュールによって通常とは異なる人の移動が発生し、エレベータ装置の利用が変化する。
例えば、図3に示すように、10:00〜11:00に3階の会議室2において打ち合わせが計画され、10:00〜12:00及び14:00〜16:00に2階のイベントホール1でコンサートが催されるとする。この場合、重複した出席者によって、エレベータ装置の乗り場が混雑することが考えられる。特に、このようなテナントビルの場合、当該ビルで行われるイベントの出席者にとって、乗り場行先階登録装置010に近づいたとき、一番有用な情報は行先階となるイベント発生階情報である。
しかし、通常のテナントビルの構成では、乗り場行先階登録とイベント情報とが分離されているため、乗り場行先階登録を行おうとしている利用者にとって、今必要な情報であるイベント発生階情報を簡単には取得することができず、操作に戸惑ってしまう。
これに対して、上述した本実施例では、入力されたイベント情報を管理するイベントスケジューラー041と、インタフェースシステム030を通してイベント情報に含まれたイベント発生階情報を乗り場行先階登録装置010に送信するスケジュールデータ送信部042とを備え、乗り場行先階登録装置010の報知部012にイベント発生階情報を表示(報知)可能に構成したため、イベント出席者が乗り場行先階登録装置010から乗り場行先階登録を行う際に、乗り場行先階登録を行おうとしている利用者にとっては、今必要な情報であるイベント情報を報知部012から入手しやすくなり、容易にイベント情報を得ることができる。
次に、運行管理制御系070側で行う処理について説明する。
図4は、運行管理制御系070におけるイベント情報受信部071からイベント発生階認識部073までの処理を示すフローチャートである。
該図に示す如く、イベント情報受信部071は、ステップS0で、インタフェースシステム030からのイベント情報が正常に更新された場合、ステップS1でイベント情報を格納する処理を行う。ここでは詳細な図示を省略しているが、イベント優先運転対象判定部は、ステップS2でイベント情報からイベント優先運転の対象かどうかを判定し、ビル管理会社側が誤って設定したとしても極端なイベント優先運転を実施しないようにしている。
イベント発生時刻認識部072は、ステップS3で開始時刻T1−α≦現在時刻≦終了時刻Te、つまり、イベント管理時間を管理する。このイベント管理時間とは、イベント開催時間の前後に、イベントの規模やイベント発生階などに応じてイベント出席者がエレベータ装置を利用することになると思われる前後の時間帯を考慮して決定した時間である。例えば、イベント開催時間の前後にそれぞれ30分を含めた時間帯である。
次いで、イベント発生時刻認識部072は、管理開始設定時間に達したと判定すると、ステップS4でイベント優先運転に先だってイベント対象設定処理を行う。一方、イベント発生時刻認識部072は、管理終了設定時間に達したと判定すると、ステップS5でイベント関連情報を破棄して終了となる。イベント発生時刻認識部072は、イベント対象設定処理の後、ステップS6でイベント発生階はサービス可能階かを判定し、可能であればステップS7でイベント発生階を指定するよう設定する。
図5は、イベント発生階優先運転処理部074によるイベント発生階優先運転の具体的な方法を示すフローチャートである。
該図に示す如く、イベント発生階優先運転処理部074は、ステップS10でイベント優先運転を実施するための判定のために、ロビー階からイベント発生階への行先利用者人数を監視し、イベント発生階への行先利用者人数が予め設定された閾値を超えたかを判定する。行先利用者人数が予め設定された閾値を超えた場合、ステップS11でイベント交通流認識処理を行って、取得した交通流情報を活用しながらステップS12でイベント発生階優先運転を行う号機数を決定する処理を行う。
次に、ステップS13では、決定された号機に対してイベント発生階優先運転を実行するために停止階を制限する。例えば、ロビー階からの行先階として、イベント発生階とその他の階の組み合わせに制限する。また、ステップS14では、決定された号機に対してホールの停止階制限も任意の階床数、例えば3階床とする。
このような本実施例の処理によれば、イベント出席者が予め設定した閾値を超えたとき、イベント発生階優先運転を開始することができるので、時間で管理した機械的な優先運転となって運行効率を低下させることを防止しながら、実際的なサービスを提供することができる。このイベント階優先運転は、図示の方式に限らず採用することができる。
また、イベント発生階優先運転処理部074で行う優先運転としては種々考えられるが、ここでは、イベント管理時間に達したときイベント開催時間前では、行先登録時にロビー階からイベント発生階への直行運転または優先サービスを実施し易くし、また、イベント終了後では、イベント発生階からロビー階への直行運転または優先サービスを実施し易くしてイベント発生階優先処理を行うことによって、特定の時間帯に集中するイベント出席者に対して、効率的なサービスとビル全体としての円滑なエレベータサービスを行うことができる。
図6は、行先階入力認識部075及び停止階制限処理部076での処理を示すフローチャートである。
図1に示した行先階入力認識部075において、ステップS20でイベント発生階である行先階への入力が発生した場合は、停止階制限処理部076は処理を開始する。停止階制限処理部076は、ステップS21で既に満員または満員予定号機が存在するかを判定し、該当する号機が存在する場合は、ステップS22で満員号機を割当対象から除外する。
しかし、ステップS21の判定で満員または満員予定に該当しない場合は、停止階制限処理部076は、ステップS23で既登録の出発階または行先階が一致するエレベータ装置は存在するかを判定する。該当する号機が存在する場合は、停止階制限処理部076は、ステップS24で当該号機を割り当てるように決定する。
一方、ステップS23で該当号機が存在しない場合は、停止階制限処理部076は、ステップS25で既登録の行先階が0または1個の号機が存在するかどうかを判定する。これに該当する号機が存在する場合は、停止階制限処理部076は、その中からステップS27で既登録の出発階が閾値階床数以下の号機が存在するかを判定する。これに該当する号機が存在する場合は、先のステップS24のときのように、当該号機を割り当てるように決定することなく、次の割当号機選択処理部077で処理を行う。ステップS25及びステップS27で該当する号機がいる場合は、ステップS26、S28で該当する号機以外を割当号機の対象から外す。
その後、停止階制限処理部076による停止階制限によって、割当て可能な号機若しくは推奨される号機に制限かけ、割当号機選択処理部077によって様々な演算、例えば、待ち時間評価や混雑度評価などによって最適な号機を選択する。
こうして既登録の行先階または出発階が同じである号機が既に存在するならば、停止階制限処理部076はステップS23でこの号機を優先して決定してしまい、それ以外の状況では号機を限定するのみで割当号機選択処理部077で処理されることになる。
従って、乗り場行先階登録装置010からの入力による出発階、行先階の情報から既に割り当てられている号機が存在する場合、わざわざ割当号機選択処理部077で演算しなくとも当該号機に割り当ててしまう。例えば、既に1階から5階行きの号機が1号機と決まっていたとき、1階から5階行きの利用者が乗り場行先階登録装置010を操作したとすると、1号機に割り当てることになる。こうして、一層効率的なイベント優先階運転を実施することができる。
上述した制御は、イベント管理時間の初期にロビー階からイベント発生階へ移動する場合、或いはイベント管理時間の終期にイベント発生階からロビー階へ移動する場合についても同様に行うことができる。
上述したように、本実施例によるエレベータ装置は、入力されたイベント情報を管理するイベントスケジューラー041と、インタフェースシステム030を通してイベント情報に含まれたイベント発生階情報を乗り場行先階登録装置010に送信するスケジュールデータ送信部042とを備え、乗り場行先階登録装置010の報知部012にイベント発生階情報を表示(報知)可能に構成したため、イベント出席者が乗り場行先階登録装置010から乗り場行先階登録を行う際、報知部012に表示された情報を見て行うことができる。
また、イベントスケジューラー041で管理するイベント情報に、イベント発生階と開催時間とを含み、報知部012にイベント発生階と開催時間情報を表示可能に構成したため、例えば、イベント情報に含まれたイベント発生階を報知部012に表示すると、イベント出席者にとって行先階の入力を手間取ることなく行うことができ、非常に使い勝手がよい乗り場行先階登録装置010とすることができる。
また、イベントスケジューラー041で管理するイベント情報に、イベント発生階とイベント開催時間とを含み、運行管理制御系070に、イベント開催時間に基づいて設定したイベント管理時間に達した後にイベント発生階への行先利用者人数が閾値を超えたとき、イベント発生階に対する優先運転を行うイベント発生階優先運転処理部074を設けたため、特定の時間帯に集中するイベント出席者に対して待ち時間を軽減して効率的なサービスと、ビル全体としての円滑なエレベータサービスを行うことができる。
しかも、時間で管理した機械的な優先運転となって、運行効率を低下させることを防止しながら実際的なサービスを提供することができる。
更に、運行管理制御系070に、行先階と到着階が同じイベント発生階または同じホールの号機が既に存在するとき優先して割り当てを決定し、かつ、それ以外の状況では号機を限定するのみで割当号機選択処理部077で処理されるよう出力する停止階制限処理部076を設けたため、割当号機選択処理部077における処理を軽減しながらイベント出席者に対して待ち時間を軽減して一層効率的なサービスを行うことができる。
なお、本発明は、上述した実施例に限定するものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、個人が所有する携帯端末やタブレット端末が持つイベントスケジューラー機能と連動し、携帯端末やタブレット端末内に乗り場行き先階登録装置の機能を所持したアプリをインストールする。このとき、携帯端末やタブレット端末のイベントスケジューラーには、イベント発生時刻、イベント発生階を設定することが可能であり、事前に登録したイベント情報があった場合、携帯端末やタブレット端末でイベント発生時刻またはそれに近い時刻、例えば、イベント発生時刻の1時間前から、行き先階登録装置のアプリを起動すると、図3のような画面を表示する構成でも良い。
また、上記した実施例は、本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
1…イベントホール、2…会議室、001…テンキー装置、002…情報端末、010…乗り場行先階登録装置、011…入力情報読取部、012…報知部、013…フロア案内表示部、030…インタフェースシステム、031…スクジュール受付部、032…イベント発生階送信部、033…スクジュール表示データ送信部、040…ビル管理システム、041…イベントスケジューラー、042…スケジュールデータ送信部、050…エレベータ号機の各号機制御装置、051…エレベータ号機、060…群管理制御システム、070…運行管理制御系、071…イベント情報受信部、072…イベント発生時刻認識部、073…イベント発生階認識部、074…イベント発生階優先運転処理部、075…行先階入力認識部、076…停止階制限処理部、077…割当号機選択処理部、080…学習系、090…知能系。

Claims (7)

  1. 情報を報知する報知部を有し、エレベータ装置への目的階を入力可能な行先階登録端末と、インタフェースシステムを通して前記行先階登録端末からの行先階登録情報を受ける運行管理制御系を有し、前記運行管理制御系に設けられて割当号機の選択処理を行う割当号機選択部を有する群管理制御システムと、イベント関係の情報を入力して前記インタフェースシステムへ送信するビル管理システムとを備えたエレベータ装置であって、
    前記ビル管理システムは、入力されたイベント情報を管理するイベントスケジューラーと、前記イベント情報に含まれたイベント発生階情報を前記インタフェースシステムを通して前記行先階登録端末に送信するスケジュールデータ送信部とを備え
    前記行先階登録端末は、テンキー装置或いはタグ及び情報端末からの入力情報を読み取る入力情報読取部と、入力情報或いは割当号機結果を報知する報知部と、フロアでイベント情報を案内表示するフロア案内表示部とを備え
    前記インタフェースシステムは、前記ビル管理システム側からイベント情報を受信するスケジュール受付部と、前記イベント情報の中から前記群管理制御システム側へ前記イベント情報を送信するイベント発生階送信部と、前記イベント情報の中から前記報知部または前記フロア案内表示部で扱うイベント表示情報を前記行先階登録端末へ送信するスケジュール表示データ送信部とを備え、
    前記スケジュールデータ送信部から前記行先階登録端末に送信された前記イベント発生階情報は、前記報知部で表示され
    前記運行管理制御系は、当日のイベント情報を受信するイベント情報受信部と、前記イベント情報からイベント管理時間情報を認識して管理するイベント発生時刻認識部と、前記イベント情報からイベント発生階を認識して管理するイベント発生階認識部と、前記イベント発生階に対して優先運転を行うイベント発生階優先運転処理部と、行先階入力の認識を行う行先階入力認識部と、前記行先階登録端末の入力による出発階、行先階の情報から既に行先階登録された割当号機が存在する場合に当該号機に割り当てる停止階制限処理部と、停止階制限によって前記イベント発生階が割当て可能な号機に対して停止階の制限をかけた後に、最適な号機を選択する割当号機選択処理部とを備えていることを特徴とするエレベータ装置。
  2. 前記イベント情報は、前記イベント発生階とイベント発生時間を含み、前記報知部に前記イベント発生階と前記イベント発生時間情報を表示可能に構成したことを特徴とする請求項に記載のエレベータ装置。
  3. 前記運行管理制御系は、前記イベント発生時間に基づいて現在時刻が前記イベント発生時間に達した際には、前記イベント発生階優先運転処理部により前記イベント発生階に対する優先運転を行うことを特徴とする請求項に記載のエレベータ装置。
  4. 前記運行管理制御系は、現在時刻が前記イベント発生時間内で、かつ、前記イベント発生階への行先利用者人数が閾値を超えた際には、前記イベント発生階優先運転処理部により前記イベント発生階に対する優先運転を行うことを特徴とする請求項に記載のエレベータ装置。
  5. 前記運行管理制御系は、行先階と出発階が同一の前記イベント発生階または前記行先階登録端末の設置階へサービスする号機が既に存在する際には、前記号機を優先号機として優先して割り当てを決定することを特徴とする請求項に記載のエレベータ装置。
  6. 前記運行管理制御系は、ある任意の閾値以下の停止数である号機が存在する際には、前記号機を優先号機とし優先して割り当てを決定することを特徴とする請求項に記載のエレベータ装置。
  7. 前記優先号機は、前記イベント発生階以外へのサービス要求に対する割当対象から除外とすることを特徴とする請求項又はに記載のエレベータ装置。
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