JP6465000B2 - 塗布膜形成方法、塗布膜形成装置及び記憶媒体 - Google Patents

塗布膜形成方法、塗布膜形成装置及び記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、基板に供給された塗布液を基板の回転により広げて塗布膜を形成する技術に関する。
基板に塗布膜、例えばレジスト膜の形成処理を行うにあたり、スピンコーティングと呼ばれる手法が広く用いられている。このスピンコーティングでは、スピンチャックに保持された基板の表面の中心部に塗布液であるレジスト液を供給すると共に、基板を回転させて、遠心力によりレジスト液を基板の周縁部へと広げ、その後も基板の回転を続けて基板表面の液膜を乾燥させて、レジスト膜を形成する。
基板である半導体ウエハ(以下「ウエハ」という)に成膜するレジスト膜の膜厚は、ウエハの種別により要求される膜厚が異なる。そしてウエハの膜厚の調整においては、ウエハの回転速度の調整や塗布液の粘度の調整により行われる。しかしながらウエハの表面にスピンコーティングにより成膜するときに、回転速度が速すぎるとウエハ上に形成される気流により膜の表面が乱れるおそれがある。また回転速度が遅すぎると乾燥に要する時間が長くなる問題がある。従ってウエハの回転速度は、制限されてしまい、調整できる膜厚の範囲が限られてしまう。
またレジスト液の粘度を調整して、膜厚を調整しようとすると、ウエハに供給するレジスト液の粘度ごとに、レジスト液の供給ラインを複数用意する必要があり、装置の大型化や、装置の交換に時間がかかる問題があった。
特許文献1には、基板に形成された膜の厚い領域に溶剤ガスを供給し、膜の薄い領域に乾燥ガスを供給し、膜厚を均一化する技術が記載されている。しかしながら形成される膜の平均膜厚を調整する技術については記載されていない。
特許第4805758号公報
本発明はこのような事情の下になされたものであり、その目的は、スピンコーティング法により基板に塗布膜を形成するにあたって、塗布膜の膜厚を調整できる技術を提供することにある。
本発明の塗布膜形成方法は、基板を、鉛直軸周りに回転自在な基板保持部に水平に保持する工程と、
基板の中心部に塗布液を供給すると共に基板を第1の回転速度で回転させて遠心力により塗布液を広げる工程と、
次いで基板を第1の回転速度から第2の回転速度に向かって減速し、当該第2の回転速度で回転させて塗布液の液膜の表面を均す工程と、
前記基板を第2の回転速度で回転させているときにガスを拡散するガス拡散室と、前記ガス拡散室で拡散されたガスを基板に向けてシャワー状に供給するための複数のガス供給孔と、を備えたガス供給部により基板の表面にガスを供給して塗布液の流動性を下げる工程と、
その後基板を第2の回転速度よりも速い第3の回転速度で回転させて乾燥させる工程と、を含むことを特徴とする。
本発明の塗布膜形成装置は、基板を水平に保持する基板保持部と、
前記基板保持部を鉛直軸周りに回転させる回転機構と、
前記基板に塗布膜を形成するための塗布液を供給する塗布液ノズルと、
ガスを拡散するガス拡散室と、前記ガス拡散室で拡散されたガスを基板に向けてシャワー状に供給するための複数のガス供給孔と、を備え、基板の表面に塗布液の流動性を下げるためのガスを供給するガス供給部と、
前記基板の中心部に塗布液を供給すると共に基板を第1の回転速度で回転させて遠心力により塗布液を広げるステップと、続いて基板を第1の回転速度から第2の回転速度に向かって減速し、当該第2の回転速度で回転させて基板の表面を均すステップと、前記基板にガスを供給して塗布液の流動性を下げるステップと、しかる後第2の回転速度よりも速い第3の回転速度で回転させて乾燥させるステップと、を実行するための制御部と、を備えたことを特徴とする。
本発明の記憶媒体は、基板に塗布膜を形成する塗布膜形成装置に用いられるコンピュータプログラムを記憶した記憶媒体であって、
前記プログラムは上述の塗布膜形成方法を実行するためのステップが組まれていることを特徴とする。
本発明は、スピンコーティング法において、高速回転により塗布液を基板上に広げた後、低速回転とし、基板の表面を均すと共に基板の表面にガスを供給し、次に基板の回転速度を上げて塗布膜を乾燥している。従って基板の回転数の調整による膜厚の調整に加えて、基板の表面にガスを供給することで液膜の流動性を変えて膜厚を調整することができるため、1つの塗布液でより広い範囲の膜厚の膜を成膜することができる。
本発明の実施の形態に係るレジスト塗布装置の縦断側面図である。 前記レジスト塗布装置の平面図である。 ウエハの回転数のタイムチャート、溶剤及びレジスト液の給断、乾燥ガスの供給のオンオフ及びリングプレートの高さ位置を示す説明図である。 レジスト膜の成膜工程を示す説明図である。 レジスト膜の成膜工程を示す説明図である。 レジスト膜の成膜工程を示す説明図である。 本発明の実施の形態の他の例に係るガス供給部を示す断面図である。 乾燥ガス供給部の他の例を示す側面図である。 実施例及び比較例において成膜された膜の膜厚を示す特性図である。
本発明の塗付膜形成装置をレジスト塗布装置に適用した実施の形態ついて説明する。図1、図2に示すようにレジスト塗布装置は、例えば直径300mmのウエハWの裏面中央部を真空吸着することにより、当該ウエハWを水平に保持する基板保持部であるスピンチャック11を備えている。このスピンチャック11は、下方より軸部12を介して回転機構13に接続されており、当該回転機構13により鉛直軸回りに回転することができる。
スピンチャック11の下方側には、軸部12を隙間を介して取り囲むように円形板14が設けられる。また円形板14を貫通するように周方向等間隔に3本の昇降ピン15が設けられ、昇降ピン15の昇降によりレジスト塗布装置の外部の搬送機構とスピンチャック11との間で、ウエハWを受け渡す。図中16は、昇降ピン15を昇降させる昇降機構である。
またスピンチャック11を取り囲むようにしてカップ体2が設けられている。カップ体2は、回転するウエハWより飛散したり、こぼれ落ちた排液を受け止め、当該排液をレジスト塗布装置外に排出する。カップ体2は、前記円形板14の周囲に断面形状が山型のリング状に設けられた山型ガイド部21を備え、山型ガイド部21の外周端から下方に伸びるように環状の垂直壁23が設けられている。山型ガイド部21は、ウエハWよりこぼれ落ちた液を、ウエハWの外側下方へとガイドする。
また、山型ガイド部21の外側を取り囲むように垂直な筒状部22と、この筒状部22の上縁から内側上方へ向けて斜めに伸びる上側ガイド部24とが設けられている。上側ガイド部24には、周方向に複数の開口部25が設けられている。また、筒状部22の下方側は、山型ガイド部21及び垂直壁23の下方に断面が凹部型となるリング状の液受け部26が形成されている。この液受け部26においては、外周側に排液路27が接続されると共に、排液路27よりも内周側には、排気管28が下方から突入する形で設けられている。
また上側ガイド部24の基端側周縁から上方に伸びるように筒状部31が設けられ、この筒状部31の上縁から内側上方へ伸び出すように傾斜壁32が設けられる。当該ウエハWの回転により飛散した液は、傾斜壁32、上側ガイド部24及び垂直壁23、31により受け止められて排液路27に導入される。
上述のカップ体2及び後述のノズルユニット5及び乾燥ガス供給ノズル6の移動領域は、図示しない筐体の中に設けられ、筐体の天井部には、ファンフィルタユニット(FFU)16が設けられている。FFU16は、カップ体2に向けて清浄な気体をダウンフローとして供給する。
レジスト塗布装置は、溶剤及びレジスト液を供給するためのノズルユニット5を備えている。ノズルユニット5は、図2に示すようにアーム56、移動体57、図示しない昇降機構及びガイドレール58を含む移動機構により、ウエハWの中央部上方の吐出位置とカップ体2の外の待機バス59との間で移動するように構成されている。
図1に戻ってノズルユニット5の先端部には、塗布液ノズルであるレジスト液ノズル50と、溶剤ノズル51と、が設けられている。レジスト液ノズル50及び溶剤ノズル51は、夫々供給管52、54を介してレジスト液供給機構53、溶剤供給機構55に接続されている。レジスト液供給機構53及び溶剤供給機構55は、例えばポンプ、バルブ、フィルタなどの機器を備えており、溶剤ノズル51及びレジスト液ノズル50の先端から夫々溶剤及びレジスト液を所定量を吐出するように構成されている。
またレジスト塗布装置は、ウエハWに向けて乾燥空気などのガス(乾燥ガス)を供給する乾燥ガス供給ノズル6を備えている。乾燥ガス供給ノズル6は、図2に示すようにアーム63、移動体64、図示しない昇降機構及びガイドレール65を含む移動機構により、ウエハWの中心部上方と、ウエハWの外部に設けられた乾燥ガス供給ノズル6の退避位置と、の間を移動自在に構成されている。乾燥ガス供給ノズル6は、供給管61を介して、例えば窒素ガスなどの乾燥ガスを供給する乾燥ガス供給機構62に接続されている。乾燥ガス供給ノズル6は、内部にガス拡散室が形成されており、下面には、ガス吐出孔60が複数個分散されて設けられている。なお図1中には、乾燥ガス供給ノズル6の側面図と共に、下方側から見た平面図を記載している。乾燥ガス供給ノズル6は、乾燥ガス供給機構62から供給される乾燥ガスを、内部のガス拡散室を介して複数のガス吐出孔60からシャワー状に吐出するため、低流量のガスを高い流速で広い範囲に供給できる。また乾燥ガス供給ノズル6、供給管61及び乾燥ガス供給機構62はガス供給部を構成する。
レジスト塗布装置は、図1及び図2に示すように環状部材であるリングプレート41を備えている。このリングプレート41は円形で平板の中心部に直径100〜150mmの円形の開口部44が設けられた環状に形成されている。リングプレート41は、スピンチャック11に保持されたウエハWの周縁部を覆うように当該周縁部に沿って形成され、リングプレート41の中心、即ち開口部44の中心がスピンチャック11の回転軸上に位置するように設けられている。
またリングプレート41は、支持部材42により水平な姿勢で支持され、支持部材42に接続された昇降機構43により、図1に鎖線で示す上昇位置と実線で示す下降位置との間で昇降する。従って昇降機構43は、リングプレート41をウエハWの周縁部上方を覆うように移動する移動機構に相当する。この下降位置におけるリングプレート41の下面とウエハW表面との距離は、例えば0.5mm〜50mmである。また図2に示すように、リングプレート41は、前述した乾燥ガス供給ノズル6が干渉しないように、その一部に内周から外周に亘る切り欠き46が形成されている。
レジスト塗布装置には、コンピュータである制御部10が設けられている。制御部10には、例えばフレキシブルディスク、コンパクトディスク、ハードディスク、MO(光磁気ディスク)及びメモリーカードなどの記憶媒体に格納されたプログラムがインストールされる。インストールされたプログラムは、レジスト塗布装置の各部に制御信号を送信してその動作を制御するように命令(各ステップ)が組み込まれている。なおここでいうプログラムとは処理手順を記述したレシピも含まれる。具体的には、回転機構13によるウエハWの回転数の変更、ノズルユニット5及び乾燥ガス供給ノズル6の移動、レジスト液供給機構53及び溶剤供給機構55からレジスト液ノズル50及び溶剤ノズル51へのレジスト液及び溶剤の給断、乾燥ガス供給ノズル6から乾燥ガス供給ノズルへの乾燥ガスの給断及びリングプレート41の昇降などの動作が、プログラムにより制御される。
続いてレジスト塗布装置の作用について、説明する。図3の最上段は、ウエハWの回転速度の経過時間に対するプロファイルを示している。当該グラフの縦軸の値は、ウエハWの回転速度rpm(回転数/分)であるが、このグラフは本発明の理解を容易にするために、速度パターンを視覚的に記載したものであって、実機における回転速度のパターンを忠実に反映させたものではない。また2段目以降のグラフは、上段側から溶剤の供給、停止を示すタイムチャート、レジスト液の供給、停止を示すタイムチャート、乾燥ガスの供給、停止を示すタイムチャート、及びリングプレート41の位置を示すタイムチャートである。
まずリングプレート41が上昇位置に位置する状態で、例えば直径300mmウエハWがレジスト塗布装置の外部に設けられた図示しない搬送機構により、レジスト塗布装置に搬入される。またこの時上述したようにFFU16によりカップ体2に向けて、ダウンフローが形成される。
そしてウエハWは外部の搬送機構と昇降ピン15との協働作用により、スピンチャック11に載置される。この動作も含めて、一連の動作は制御部10内のプログラムにより実行される。
ウエハWがスピンチャック11に載置されると、続いてノズルユニット5が移動し、溶剤ノズル51がウエハWの中心部の上方に位置する。その後、図3に示すように、ウエハWを例えば1000rpmの回転速度で回転させながら、時刻t1にて溶剤ノズル51から、ウエハWの中心部に溶剤を供給する。供給された溶剤はウエハWの回転による遠心力によりウエハWの中心から周縁部に向かって一気に展伸され、ウエハWの表面全体が濡れた状態となる。
続いて時刻t2にて、ウエハWを例えば3000rpmの速度まで加速する。またレジスト液ノズル50をウエハWの中心部上方に位置させ、3000rpmの回転速度に到達した後、時刻t3にて、図4に示すようにレジスト液ノズル50からレジスト液をウエハWの中心部に向けて供給する。これによりウエハWの中心部に吐出されたレジスト液は、遠心力によりウエハWの表面に沿って中心部から周縁部に向かって広がる。
その直後の時刻t4から、ウエハWの回転速度を、例えば500rpmまで一気に減速させる。また乾燥ガス供給ノズル6をウエハの中心から例えば50mm離れた位置にガスを供給するように移動する。ウエハWの回転速度が500rpmに達した時刻t4の後、ウエハWの回転速度を例えば7秒間500rpmに維持するリフロー工程を行う。リフロー工程とは、ウエハWを低速回転させて、塗布液の液面の表面を均す工程である。また時刻t4からリフロー工程と並行して、図5に示すように乾燥ガス供給ノズル6をウエハWの中心から50mmの位置とウエハWの周縁の位置(ウエハWの中心から150mm)とを繰り返し往復させながら、例えば乾燥ガスを7秒間供給する。この時ウエハWの表面に拡がったレジスト液の膜は、乾燥ガスが吹き付けられることにより、レジスト液の膜に含まれる溶剤が揮発し、粘度が上がるため流動性が下がる。
その後、時刻t5にて、ウエハWの回転速度を第3の回転速度、例えば1800rpmまで上昇させる。そしてウエハWの回転速度が1800rpmに到達した時刻t6にて、図6に示すようにリングプレート41を下降位置に下降させ、例えば10秒間この状態で維持する。この時ウエハWが高速で回転しているため、ウエハWの周囲は負圧雰囲気になる。それによってFFU16から供給された清浄雰囲気形成用のダウンフローをなす気体は、リングプレート41の開口部44を介してウエハWの表面の中央部に供給され、ウエハWの周縁部へ向けて流れる気流を形成する。ウエハWの周縁部へ流れた前記気流は、カップ体2に流れ込み、排気管28により排気される。この気流によりウエハWの表面のレジスト液の膜はさらに乾燥されて、レジスト膜が成膜される。
ウエハWの回転速度を速くするほどウエハW上の気流が乱流となりやすくなるが、リングプレート41の下面により、ウエハWの中央部から周縁部へ向かう気流の流路の高さが制限されているため、気流が乱流になりにくくなる。従ってレジスト液の膜の表面において、乱流による膜の乱れが抑制され、膜厚の均一性が良好になる。
またウエハWの回転速度を例えば1800rpmまで高めることにより、レジスト液はウエハWの表面をさらに引延ばされるが、乾燥ガスが吹き付けられているため流動性が下がっている。そのためウエハWの高速回転により、レジスト液を引延ばそうとしたときに、レジスト膜が薄くなりにくくなっている。従って一連のステップを終了して得られるレジスト膜は、乾燥ガスを供給せずに得られたレジスト膜に比べて、膜厚が厚い。
上述の実施の形態によれば、スピンコーティング法において、高速回転によりレジスト液をウエハW上に広げた後、低速回転とし、ウエハの表面を均しながら、ウエハWの表面に乾燥ガスを供給してレジスト液の流動性を下げ、その後ウエハWの回転速度を上げてレジスト膜を乾燥している。ウエハWの表面に乾燥ガスを供給してレジスト液の流動性を下げることにより、乾燥ガスを供給しない場合に比べて、レジスト膜の膜厚を厚くすることができる。従ってウエハWの回転数の調整による膜厚の調整に加えて、ウエハWの表面に乾燥ガスを供給することで膜厚を調整することができ、1種類のレジスト液でより広い範囲の膜厚の膜を成膜することができる。
またウエハWに塗布処理を行うときにウエハWの周縁部上方をリングプレート41で覆うことにより、当該周縁部上の気流が整流され、ウエハWの回転数を高くしたときにウエハWの周縁部上に乱流が形成されることが抑えられる。しかしながらウエハWの回転数を高くすることでレジスト膜が薄くなる。従ってウエハWの表面を均す工程において、ウエハWの表面に乾燥ガスを供給してウエハWの流動性を下げることにより、レジスト膜の薄膜化を抑制することができる。即ち振り切り乾燥時におけるウエハWの回転速度を速くして塗布処理の時間短縮を図り、かつレジスト膜の仕上がり膜厚の範囲を広くとることができる。
また乾燥ガスの供給位置の移動範囲は、300mmウエハWにおいて、ウエハWの中心から50mm〜150mmの範囲としている。ウエハWの中心に寄りすぎた位置に乾燥ガスを吐出すると、ウエハWの表面において乾燥ガスの吹き付けられる範囲が狭くなり、ウエハWの一部が局所的に流動性が下がってしまい、ウエハWの膜厚の均一性の調整が難しくなる懸念がある。ウエハWの中心から50mmよりも外側の領域に乾燥ガスを吹き付けることで、ウエハWの広い範囲に乾燥ガスを吹き付けてウエハWの表面の広い範囲の流動性を下げるため、膜厚の均一性の調整がしやすくなる。
また乾燥ガスを供給するときに乾燥ガス供給ノズル6を50mm〜150mmを繰り返し往復させるようにしているが、乾燥ガス供給ノズル6を移動させずに乾燥ガスを供給してもよい。乾燥ガスの供給位置を固定する場合には、当該乾燥ガスが供給される範囲における最もウエハWの中心に近い位置は、ウエハWの中心から50mm〜120mmであることが好ましい。乾燥ガスの供給位置をウエハWの周縁に寄りすぎた位置に固定して乾燥ガスを供給すると、ウエハWの表面において乾燥ガスが吹き付けられる領域が周縁の狭い範囲に限定されてしまう。また乾燥ガス供給ノズル6を移動させながら乾燥ガスを供給することでウエハW表面のより広い範囲のレジスト膜の流動性を下げることができるため、より膜厚の均一性の調整がしやすくなる。
またウエハWの回転速度が速い場合には、乾燥ガスを吹き付けたときに膜の表面の膜厚が乱れやすくなる。そのためリフロー工程時における回転速度は、レジスト膜を均すと共に膜厚が乱れを抑制する観点から500rpm以上、1000rpm以下であることが好ましい。
本発明の実施の形態の他の例として、リングプレートの一部から乾燥ガスを供給するように構成してもよい。例えば図7に示すようにリングプレート70の表面側にガス拡散室72を設け、さらにガス吐出孔71をリングプレート70を貫通するように設け、ガス供給孔71とガス拡散室72によりガス供給部を構成する。この例では、リングプレート70がガス供給部を兼用している。このように構成することで、乾燥ガス供給機構62から供給される乾燥ガスが、ガス拡散室72にて拡散されて、ガス吐出孔71からウエハWに向けて供給されるように構成してもよい。
またガス吐出孔71をリングプレート70の下面全体に配置し、リングプレート70の下面全体から乾燥ガスを吐出するように構成してもよく、リングプレート70の内周側の領域、あるいは外周側の領域に各々環状の領域にガス吐出孔71を設け、環状に乾燥ガスを吐出するように構成してもよい。またガス供給ノズル6に設けられたガス供給孔60は一つであってもよい。
さらに本発明の塗布膜形成装置は、リングプレート41を設けない構成であってもよい。更に乾燥ガス供給ノズル6にガスの吐出方向をウエハWの外周側に傾ける、吐出方向調整機構を設けてもよい。例えば乾燥ガス供給ノズル6の基端側を水平に伸びる軸部を介してアーム63に回動自在に設け、制御部10からの制御信号により、回動機構を介して、乾燥ガス供給ノズル6の吐出方向を真下と、ウエハWの外周方向との間で調整できるように構成することができる。このように構成することで、乾燥ガス供給ノズル6を回動させて、ウエハWの表面に対する乾燥ガスの吐出角度を可変とすることができる。また乾燥ガスの吐出角度を可変とし、ウエハWに乾燥ガスを供給する工程において、最初は真下に向けてガスを吐出し徐々に外周側に傾斜させるようにしてもよい。
また乾燥ガス供給部6からウエハWに向けてガスを供給する工程において、リングプレート41が下降位置に下降していてもよく、乾燥ガス供給部6から、リングプレート41とウエハWとの隙間に向けてガスが供給される構成であってもよい。
また図3に示すウエハWの回転速度を第3の回転速度に上昇を開始する時刻t5、あるいはリングプレート41を下降させる時刻t6以降において、乾燥ガスの供給を行ってもよい。
また後述の実施例に示すように乾燥ガスの供給時間を調整することで、ウエハWに形成する塗布膜の膜厚を調整することができる。従ってウエハWに対して塗布処理をするためのプロセスレシピ(処理条件、処理手順を記載した事項)に乾燥ガスの供給時間を書き込んでおいてもよい。このようにすればウエハWの種別(ロット)に応じた時間だけ乾燥ガスの供給が行われ、そのロットに要求される膜厚の塗付膜がウエハW上に形成される。更にウエハWに乾燥ガスを供給するにあたって、加熱した乾燥ガスを供給してもよい。例えば図8に示すように乾燥ガス供給機構62に、乾燥ガス加熱機構67を設け、乾燥ガス供給ノズル6から加熱した乾燥ガスを供給するように構成した例が挙げられる。後述の実施例にて示したように、乾燥ガスを加熱してウエハWに供給することにより、ウエハWに成膜する膜の膜厚を厚くすることができる。従って、乾燥ガスの加熱温度により塗布膜の膜厚を調整してもよい。乾燥ガスの加熱温度を上げることで塗布膜中の溶剤の揮発性を高めることができるが、加熱温度が高すぎると、急激な乾燥促進による膜厚の均一性の悪化のおそれがあり、さらに架橋反応などの塗布膜中における化学反応の促進を考慮すると、乾燥ガスの温度は、25〜60℃程度であることが好ましい。
本発明の実施の形態の効果を検証するため以下の試験を行った。まず実施の形態に示したタイムチャートに沿って、ウエハWを回転させて処理を行い、乾燥ガス供給ノズル6から供給する乾燥ガスの供給時間を3、5、7、9、11及び13秒とした例を夫々実施例1−1〜1−6とした。なお乾燥ガスの温度は常温(25℃)に設定した。また乾燥ガス供給ノズル6から乾燥ガスの供給を行わなかったことを除いて実施例1−1と同様に行った例を比較例とした。
さらに図8に示した乾燥ガス供給部を用い、乾燥ガスの供給時間を7秒に設定し、50℃に加熱した乾燥ガスを供給した例を実施例2とした。
図9は比較例、実施例1−1〜1−6及び2において得られたレジスト膜の平均膜厚を示す。比較例における膜厚は、384nmであったが実施例1−1〜1−6においては、夫々、399nm、415nm、432nm、455nm、471nm、509nmであった。乾燥ガスの供給時間が長くなるに従い、膜厚が厚いレジスト膜が得られると言える。
また実施例2における膜厚は、495nmであった。常温の乾燥ガスを7秒間供給した実施例1−3における膜厚は、432nmであることから、加熱した乾燥ガスを用いることでレジスト膜の膜厚をより厚くすることができると言える。
2 カップ体
5 ノズルユニット
6 乾燥ガス供給ノズル
10 制御部
11 スピンチャック
13 回転機構
41 リングプレート
50 レジスト液ノズル
67 乾燥ガス加熱機構
W ウエハ

Claims (14)

  1. 基板を、鉛直軸周りに回転自在な基板保持部に水平に保持する工程と、
    基板の中心部に塗布液を供給すると共に基板を第1の回転速度で回転させて遠心力により塗布液を広げる工程と、
    次いで基板を第1の回転速度から第2の回転速度に向かって減速し、当該第2の回転速度で回転させて塗布液の液膜の表面を均す工程と、
    前記基板を第2の回転速度で回転させているときにガスを拡散するガス拡散室と、前記ガス拡散室で拡散されたガスを基板に向けてシャワー状に供給するための複数のガス供給孔と、を備えたガス供給部により基板の表面にガスを供給して塗布液の流動性を下げる工程と、
    その後基板を第2の回転速度よりも速い第3の回転速度で回転させて乾燥させる工程と、を含むことを特徴とする塗布膜形成方法。
  2. 前記第3の回転速度で回転させて基板の表面を乾燥させる工程は、基板の周方向に沿って環状に形成された環状部材を基板の周縁部上方を覆う位置に設定し、前記環状部材により基板の周縁部上方の気流を整流する工程を含むことを特徴とする請求項1記載の塗布膜形成方法。
  3. 前記第2の回転速度は、1000rpm以下であることを特徴とする請求項1または2に記載の塗布膜形成方法。
  4. 基板表面において、前記ガスが供給される領域の最も基板の中心寄りの位置は、基板の中心から周縁方向に50mm〜120mmの位置であることを特徴とする請求項1ないしのいずれか一項に記載の塗布膜形成方法。
  5. 前記基板の表面にガスを供給する工程は、加熱されたガスを供給することを特徴とする請求項1ないしのいずれか一項に記載の塗布膜形成方法。
  6. 基板を水平に保持する基板保持部と、
    前記基板保持部を鉛直軸周りに回転させる回転機構と、
    前記基板に塗布膜を形成するための塗布液を供給する塗布液ノズルと、
    ガスを拡散するガス拡散室と、前記ガス拡散室で拡散されたガスを基板に向けてシャワー状に供給するための複数のガス供給孔と、を備え、基板の表面に塗布液の流動性を下げるためのガスを供給するガス供給部と、
    前記基板の中心部に塗布液を供給すると共に基板を第1の回転速度で回転させて遠心力により塗布液を広げるステップと、続いて基板を第1の回転速度から第2の回転速度に向かって減速し、当該第2の回転速度で回転させて基板の表面を均すステップと、前記基板にガスを供給して塗布液の流動性を下げるステップと、しかる後第2の回転速度よりも速い第3の回転速度で回転させて乾燥させるステップと、を実行するための制御部と、を備えたことを特徴とする塗布膜形成装置。
  7. 前記基板の前記第3の回転速度の回転時に基板の周縁部上方の気流を整流するために、基板の周縁部上方を覆って基板の周方向に沿って環状に形成された環状部材と、
    前記環状部材を基板の周縁部上方を覆う位置と待機位置との間で移動する移動機構と、を備えることを特徴とする請求項に記載の塗布膜形成装置。
  8. 前記ガス供給部は、前記環状部材とは別個に設けられ、基板と当該環状部材との間の隙間にガスを供給するように構成されたことを特徴とする請求項に記載の塗布膜形成装置。
  9. 前記ガス供給部は、前記環状部材に設けられていることを特徴とする請求項に記載の塗布膜形成装置。
  10. 前記ガス供給部を基板の径方向に移動させる移動機構を備え、
    前記基板にガスを供給して塗布液の流動性を下げるステップは、ガス供給部を基板の径方向に移動させながらガスを供給するステップであることを特徴とする請求項ないしのいずれか一項に記載の塗布膜形成装置。
  11. 前記ガス供給部は、ガスの吐出方向を真下と基板の外周方向との間で調整する吐出方向調整機構を備えたことを特徴とする請求項ないし10のいずれか一項に記載の塗布膜形成装置。
  12. 前記ガス供給部は、基板の周方向に沿って環状にガスを吐出するように構成されたことを特徴とする請求項ないし11のいずれか一項に記載の塗布膜形成装置。
  13. 前記ガス供給部は、ガスを加熱する加熱機構を備え、基板の表面に加熱されたガスを供給することを特徴とする請求項ないし12のいずれか一項に記載の塗布膜形成装置。
  14. 基板に塗布膜を形成する塗布膜形成装置に用いられるコンピュータプログラムを記憶した記憶媒体であって、
    前記プログラムは請求項ないしのいずれか一つに記載された塗布膜形成方法を実行するためのステップが組まれていることを特徴とする記憶媒体。
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