JP6481598B2 - 塗布膜形成方法、塗布膜形成装置及び記憶媒体 - Google Patents

塗布膜形成方法、塗布膜形成装置及び記憶媒体 Download PDF

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本発明は、基板に供給された塗布液を基板の回転により広げて塗布膜を形成する技術に関する。
基板に塗布膜例えばレジスト膜を形成するにあたり、スピンコーティングと呼ばれる手法が広く用いられている。この手法では、スピンチャックに保持されて回転する基板の表面の中心部に塗布液であるレジストを供給し、その遠心力によりレジスト液を基板の周縁部へと広げ、その後も基板の回転を続けて基板表面の液膜を乾燥させることにより、レジスト膜を形成している。レジスト膜の仕上がり膜厚(目標膜厚)は、基板の回転数やレジスト液の粘度により調整される。
工場では同一のレジスト液、つまりレジスト液及び溶媒の種類及び粘度が同じレジスト液を用いて、プロセス毎に様々な膜厚のレジスト膜を形成する要請がある。ところで、基板の表面にスピンコーティングにより成膜するときに、基板の回転数が高すぎると基板上に形成される気流により膜の表面が乱れるおそれがある。一方、回転数が低すぎると乾燥に要する時間が長くなる問題がある。
このようなことから、基板の回転数の使用範囲が限定されており、同一のレジスト液を用いて形成されるレジスト膜の膜厚の調整範囲が制限される。このため、前記調整範囲を超える膜厚のレジスト膜を形成するときには、粘度の異なるレジスト液を用意する必要がある。この場合には、レジスト液の粘度毎に塗布液ラインを用意するか、共通の塗布液ラインを用いる場合にはレジスト液のタンクの交換が必要となり、装置の大型化や作業の煩雑さを招く懸念がある。
特許文献1には、基板に形成された膜の厚い領域に溶剤ガスを供給し、膜の薄い領域に乾燥ガスを供給して、膜厚を均一化する技術が記載されている。しかしながら、この特許文献1には、形成される塗布膜の平均膜厚を調整する技術については記載されていない。
特許第4805758号公報
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、スピンコーティング法により基板に塗布膜を形成するにあたって、塗布膜の膜厚を調整できる技術を提供することにある。
本発明の塗布膜形成方法は、
鉛直軸周りに回転自在な基板保持部に基板を水平に保持する工程と、
次いで基板を回転させながら基板の中心部に、粘度が1000cp以上の塗布液を供給する工程と、
塗布液の供給の終了時の基板の回転数に対して±50rpmの範囲の回転数で基板を回転させることにより塗布液の液膜を均す工程と、
前記塗布液の液膜を均す工程を行っているときに基板の表面に加熱されたガスを供給して塗布液の流動性を下げる工程と、
その後、塗布膜の膜厚を目標膜厚にするために、基板の回転数を塗布液の供給の終了時の回転数及び塗布液の液膜を均す工程時の回転数のいずれよりも高い回転数に維持する工程と、
しかる後、基板の回転数を減速して塗布膜を乾燥する工程と、を含むことを特徴とする。
また、本発明の塗布膜形成装置は、
基板を水平に保持する基板保持部と、
前記基板保持部を鉛直軸周りに回転させる回転機構と、
前記基板に塗布膜を形成するための粘度が1000cp以上の塗布液を供給する塗布液ノズルと、
基板の表面に塗布液の流動性を下げるための加熱されたガスを供給するガス供給部と、
基板を回転させながら基板の中心部に塗布液を供給するステップと、塗布液の供給の終了時の基板の回転数に対して±50rpmの範囲の回転数で基板を回転させることにより塗布液の液膜を均すステップと、前記塗布液の液膜を均すステップを行っているときに基板の表面に加熱されたガスを供給して塗布液の流動性を下げるステップと、その後、塗布膜の膜厚を目標膜厚にするために、基板の回転数を塗布液の供給の終了時の回転数及び塗布液の液膜を均すステップ時の回転数のいずれよりも高い回転数に維持するステップと、しかる後、基板の回転数を減速して塗布膜を乾燥するステップと、を実行するための制御部と、を備えたことを特徴とする。
さらに、本発明の記憶媒体は、
鉛直軸周りに回転自在な基板保持部に水平に保持された基板の表面に塗布液を供給して塗布膜を形成する塗布膜形成装置に用いられるコンピュータプログラムを記憶する記憶媒体であって、
前記コンピュータプログラムは、本発明の塗布膜形成方法を実行するようにステップ群が組まれていることを特徴とする。
本発明によれば、塗布液を基板に供給した後、塗布液の供給の終了時の回転数に対して±50rpmの範囲で基板を回転させることにより、基板表面の液膜を均すと共に、基板の表面にガスを供給して、塗布液の流動性を下げている。次いで、一旦回転数を上げて膜厚を調整した後、減速して塗布膜を乾燥することにより塗布膜を形成している。従って、基板の回転数の制御による膜厚の調整に加えて、基板の表面にガスを供給することで液膜の流動性を変えて膜厚の調整をすることができるため、1つの塗布液でより広い範囲の膜厚の塗布膜を成膜することができる。
本発明の塗布膜形成装置の一実施形態を示す縦断側面図である。 塗布膜形成装置の平面図である。 塗布膜形成装置に用いられるガスノズルを示す側面図と底面図である。 ウエハの回転数、レジスト液及びガスの供給のオンオフのタイムチャートを示す説明図である。 レジスト膜の形成処理の工程を示す説明図である。 塗布膜形成装置に用いられるリングプレートの他の例を示す縦断側面図である。 リングプレートの他の例を示す平面図である。 ウエハの回転数のタイムチャートの他の例を示す説明図である。
本発明の塗布膜形成装置の一実施形態について、基板である半導体ウエハ(以下「ウエハ」という)Wに対して塗布膜であるレジスト膜を形成する例を用いて説明する。図1、図2に示すように、塗布膜形成装置1は、例えば直径が300mmのウエハWを保持して回転させる基板保持部をなすスピンチャック11を備えている。このスピンチャック11は、ウエハWの裏面中央部を吸着してウエハWを水平に保持すると共に、シャフト12により接続された回転機構13により鉛直軸に沿って平面視時計回りに回転自在に構成されている。
スピンチャック11に保持されたウエハWの周囲にはカップ2が設けられている。カップ2は、排気管21を介して排気されると共に、排液管22により、ウエハWからカップ2内にこぼれ落ちた液体が除去されるようになっている。図中23は昇降ピンであり、昇降機構24によって昇降することで、図示しないウエハWの搬送機構と、スピンチャック11との間でウエハWの受け渡しを行うように構成されている。
塗布膜形成装置1は、塗布液及び溶剤を供給するためのノズルユニット3を備えている。ノズルユニット3の先端部には、塗布液を吐出するための塗布液ノズル30と、溶剤を吐出するための溶剤ノズル31と、が設けられている。塗布液としては例えば粘度が1kg/m・s(1000cp)以上のレジスト液、溶剤としてはプリウェット用の溶剤例えばレジスト液の溶媒が夫々用いられる。塗布液ノズル30及び溶剤ノズル31は、夫々供給路32、34を介して塗布液供給機構33、溶剤供給機構35に接続されている。塗布液供給機構33及び溶剤供給機構35は、例えばポンプ、バルブ、フィルタなどの機器を備えており、塗布液ノズル30及び溶剤ノズル31の先端から夫々レジスト液及び溶剤を所定量吐出するように構成されている。
これら塗布液ノズル30及び溶剤ノズル31は、図2に示すように、移動機構36により昇降かつ水平方向に移動自在に構成された共通のアーム37に支持されて、ウエハWの中心部上とカップ2の外側の退避位置との間で移動自在に構成されている。図中38は、移動機構36が上記のように水平方向に移動するためのガイドである。退避位置には例えば待機バス39が設けられている。
また、塗布膜形成装置1は、ガスを供給するためのガスノズル4を備えている。ガスはレジスト液の流動性を下げるためのものであり、例えば窒素(N)ガスなどの不活性ガスが用いられる。図3(a)はガスノズル4の側面図、図3(b)はガスノズル4の底面図である。この図に示すように、ガスノズル4は例えば扁平な円筒状のバッファ室41を備え、バッファ室41の下面には多数のガス吐出孔42が分散して形成されている。バッファ室41の上面の中央部には例えば円筒状のガス導入部43が設けられており、このガス導入部43は供給路44を介してガス供給機構45に接続されている。
ガス供給機構45は、例えばバルブやガスの加熱機構などの機器を備えており、ガスノズル4から例えば60℃に加熱されたガスをシャワー状に吐出するように構成されている。加熱機構は、例えばガスの流路の周囲に例えばヒータよりなる加熱部を設けて構成され、ガスが当該流路を通過することにより加熱されるようになっている。この例のガスノズル4は、バッファ室41を介して複数のガス吐出孔42からガスをシャワー状に吐出しているため、低流量のガスが高い流速で広範囲に供給される。ガスノズル4、供給管44及びガス供給機構45はガス供給部を構成するものである。ガスノズル4は、図2に示すように、移動機構46により昇降かつ水平方向に移動自在に構成されたアーム47に支持されて、ウエハW上の位置とカップ2の外側の退避位置との間で移動自在に構成されている。図中48は、移動機構46が上記のように水平方向に移動するためのガイドである。
塗布膜形成装置1は、図1及び図2に示すように、環状部材であるリングプレート5を備えている。このリングプレート5は円板の中心部に例えば直径100mm〜200mmの円形の開口部51が設けられた環状に形成されている。リングプレート5は、スピンチャック11に保持されたウエハWの周縁部の上方側を覆うように当該周縁部に沿って形成され、リングプレート5の中心、即ち開口部51の中心がスピンチャック11の回転軸上に位置するように設けられている。
このリングプレート5は、支持部材52により水平な姿勢で支持されると共に、支持部材52を昇降させる移動機構53により、図1に鎖線で示す上昇位置と、実線で示す下降位置との間で昇降自在に構成されている。この例では、下降位置がリングプレート5がウエハWの周縁部上方を覆う位置、上昇位置が待機位置に夫々相当する。下降位置におけるリングプレート5の下面とウエハW表面との距離は、例えば0.5mm〜50mmに設定される。また、リングプレート5には、ガスノズル4がウエハWの半径上を水平方向に移動する移動領域を形成するために、その周方向の一部に内周から外周に亘る切欠き部54が形成されている。
上述のカップ2、ノズルユニット3及びガスノズル4の移動領域は、図示しない筐体の中に形成され、筐体の天井部には、図1に示すようにファンフィルタユニット(FFU)14が設けられている。FFU14は、カップ2に向けて清浄な気体をダウンフローとして供給するように構成されている。
さらに、塗布膜形成装置1は制御部6を備えている。この制御部6は例えばコンピュータからなり、不図示のプログラム格納部を有している。プログラム格納部には、後述する塗布膜の形成処理を行うことができるように命令(ステップ群)が組まれたプログラムが格納されている。プログラムには処理手順を既述したレシピも含まれ、このプログラムによって制御部6から塗布膜形成装置1の各部に制御信号が出力されることで、前記各部の動作が制御される。具体的には、回転機構13によるウエハWの回転数の変更、ノズルユニット3及びガスノズル4の移動、塗布液供給機構33及び溶剤供給機構35から塗布液ノズル30及び溶剤ノズル31への塗布液(レジスト液)及び溶剤の給断、ガス供給機構45からガスノズル4へのガスの給断及びリングプレート5の昇降などの各動作が制御される。プログラムは、例えばハードディスク、コンパクトディスク、マグネットオプティカルディスクまたはメモリーカードなどの記憶媒体に収納された状態でプログラム格納部に格納される。
続いて、塗布膜形成装置1にて行われる塗布膜の形成処理について、図4及び図5を参照して説明する。図4は、ウエハWの回転数の経過時間に対するプロファイルを示している。このグラフの縦軸の値は、ウエハWの回転数rpm(回転数/分)であるが、このグラフは本発明の理解を容易にするために、パターンを視覚的に記載したものであって、実機における回転数のパターンを再現したものではない。また2段目以降のグラフは、上段側からレジスト液の供給、停止を示すタイムチャート、ガスの供給、停止を示すタイムチャートである。
先ず、リングプレート5を上昇位置に配置して、ウエハWを図示しない外部の搬送機構により塗布膜形成装置1内に搬入し、搬送機構と昇降ピン23との協働作業によりスピンチャック11に受け渡す。筐体内にはFFU14によりカップ2に向けて不活性ガスが供給された状態である。この動作も含めて、一連の動作は制御部6内のプログラムにより実行される。
次に、退避位置にあるノズルユニット3をウエハWの中心部上方側に移動し、スピンチャック11により回転されたウエハWの中心部に溶剤ノズル31からプリウェット用の溶剤を吐出する。こうして、遠心力によって溶剤をウエハWの表面全体に塗布して、塗布液に対するウエハWの表面の濡れ性を向上させる。次いで、スピンチャック11の回転数を減速し、例えばスピンチャック11の回転を停止する。
続いて、ウエハWに塗布液であるレジスト液を供給して、レジスト液の液膜を形成する液膜形成工程を実施する。この工程では、図5(a)に示すように、リングプレート5を上昇位置に配置して、ウエハWをスピンチャック11により回転させながら、ウエハWの中心部に塗布液ノズル30からレジスト液を供給する。図4に示すように、この工程ではスピンチャック11の回転数を例えば0rpmから、レジスト液の供給の終了時の回転数(第1の回転数)が例えば500rpmとなるまで例えば1000rpm/sの加速度で徐々に連続的に加速した状態でレジスト液が供給される。ウエハWの中心部に供給されたレジスト液は、ウエハWの回転の遠心力によりウエハ面内を外方に向けて広がって行き、ウエハWの表面全体に液膜が形成される。レジスト液の供給を終了すると、ノズルユニット3は退避位置に移動する。
粘度が1000cp以上と高いレジスト液は、粘度が低いものに比べて流動性が低いため、レジスト液の供給の開始時の回転数が大きいと、ウエハ表面においていびつな形状で広がってしまう。一方、レジスト液の供給の開始時から終了時まで、一定の低い回転数で回転させると、ウエハWの周縁部に向かうに連れてレジスト液の流動性が低下し、広がりにくくなる。このことから、液膜形成工程ではスピンチャック11を例えば停止状態から第1の回転数まで徐々に加速させながらレジスト液を供給することにより、ウエハ面内に径方向に均一にレジスト液を塗り広げることが好ましい。また、レジスト液の供給の終了時の回転数(第1の回転数)が高すぎると、膜の表面が乱れやすくなる上、目標膜厚が大きいレジスト膜の成膜に適さず、第1の回転数が低すぎると、ウエハ全面にレジスト液の液膜を形成するまでの時間が長くなる。このことから、第1の回転数は、例えば200rpm〜700rpmに設定することが好ましい。
このように粘度が高いレジスト液では、ウエハ全面にレジスト液が行き渡るまでに時間がかかるため、液膜形成工程の間中、塗布液ノズル30からレジスト液を供給し続けてもよいし、当該工程の途中でレジスト液の供給を停止し、引き続きウエハWの回転を続けてレジスト液を塗り広げてもよい。レジスト液の粘度や種類によって、レジスト液の供給のタイミングが適宜設定される。また、液膜形成工程では、ウエハWをレジスト液の供給の終了時に第1の回転数まで加速してから、レジスト液がウエハ全面に行き渡るまで、第1の回転数±50rpmで回転させるようにしてもよい。
続いて、塗布液の液膜を均すリフロー工程を実施する。このリフロー工程では、図5(b)に示すように、リングプレート5を上昇位置に配置した状態で、ウエハWを第2の回転数で回転させ、ガスノズル4をウエハWの上方側に位置させて、加熱されたガスを供給する。ガスノズル4は、例えばその下面がリングプレート5の下面と揃う高さに設定され、リングプレート5に形成された切欠き部54内を、ウエハWの半径方向に沿って水平移動しながらガスを吐出する。図5(b)は、リングプレート5の切欠き部54をガスノズル4が移動する様子を示している。
例えば300mmサイズのウエハWにおけるガスが供給される領域は、ウエハWの中心から例えば50mm外方側に離れた位置と、ウエハWの外縁(ウエハWの中心から150mm離れた位置)との間の領域である。そして、この領域内において、ガスノズル4を繰り返し往復させながら、ガスを例えば7秒間供給する。
このリフロー工程では、ウエハ表面の液膜に対してガスを供給することにより、レジスト液に含まれる溶剤の揮発が促進されて、レジスト液の粘度が上がる。こうしてウエハ表面のレジスト液の流動性を低下させた状態で、レジスト液の液膜が均されて、液膜の膜厚の面内分布が調整される。この例では、リフロー工程の終了時にガスノズル4からのガスの供給を停止し、ガスノズル4は退避位置に移動する。
リフロー工程時のウエハWの回転数が高すぎると、ガスを吹き付けたときに膜の表面が乱れやすくなる。このため、第2の回転数は、レジスト膜を均すと共に膜厚の乱れを抑制する観点から、第1の回転数(レジスト液の供給の終了時の回転数)に対して±50rpmの範囲であり、かつ例えば500rpm以下に設定することが好ましい。また、リフロー工程におけるガスの供給流量は、レジスト液中の溶剤を揮発させる一方、ガスの気流によるレジスト膜の膜厚の乱れを抑制するように適宜設定される。
さらに、ガスの供給領域を、300mmウエハWにおいて、ウエハWの中心から例えば50mm〜150mmの範囲とするのは、ウエハWの中心に寄り過ぎた位置にガスを吐出すると、ウエハ表面においてガスが吹き付けられる範囲が狭くなって、ウエハWの流動性が局所的に下がり、膜厚の均一性の調整が難しくなる懸念があるからである。ウエハWの中心から例えば50mmよりも外側の領域に広範囲にガスを吹き付けることで、ウエハ表面の広い範囲の液膜の流動性が下げられ、膜厚の均一性の調整がしやすくなる。また、ガスノズル4を移動させながらガスを供給することで、ウエハ表面のより広い範囲のレジスト膜の流動性を下げることができるため、膜厚の均一性の調整がより一層容易になる。
また、図4に示すプロファイルでは、リフロー工程の間中、ガスを供給しているが、リフロー工程では、当該工程の間中、ガスを供給し続けてもよいし、当該工程の途中でガスの供給を停止してもよい。ガスを供給することにより、レジスト液の流動性が低下するため、ガスはレジスト液がウエハWの全面に行き渡った後に供給されることが好ましいが、例えば液膜形成工程の終了間際から供給するようにしてもよい。
さらに、上述の例ではガスノズル4を移動させながら供給したが、ガスノズル4を移動させず、ガスの供給位置を固定するようにしてもよい。ガスの供給位置を固定する場合には、当該ガスが供給される範囲における最もウエハWの中心に近い位置は、ウエハWの中心から例えば50mm〜130mmであることが好ましい。ガスの供給位置をウエハWの周縁に寄り過ぎた位置に固定してガスを供給すると、ウエハWの表面においてガスが吹き付けられる領域が周縁の狭い範囲に限定されてしまう。
次に、塗布膜の膜厚を目標膜厚に調整する膜厚調整工程を実施する。この膜厚調整工程は、例えば図5(c)に示すように、リングプレート5を下降位置に配置し、ウエハWを液膜形成工程の第1の回転数及びリフロー工程の第2の回転数のいずれよりも高い第3の回転数例えば1000rpmで所定時間例えば1〜2秒回転することにより実施される。この膜厚調整工程では、ウエハWを瞬間的に高回転数にて回転させることにより回転数に応じた膜厚に調整される。リフロー工程においてある程度膜厚が調整されていることから、回転数を高くしなくても膜厚調整に時間がかからず、回転数が高すぎると膜の表面が乱れるおそれがあることから、第3の回転数は、例えば500rpm〜1200rpmに設定することが好ましい。また、リフロー工程においてある程度膜厚が調整されていることから、膜厚調整工程の実施時間は、例えば2秒〜10秒に設定することが好ましい。
しかる後、塗布膜を乾燥する乾燥工程を実施する。この乾燥工程では、リングプレート5を下降位置に配置し、ウエハWを膜厚調整工程時の第3の回転数よりも低い第4の回転数で回転して、レジスト膜を乾燥させる。第4の回転数は、レジスト膜を乾燥させ、かつレジスト液が振り切られない程度の回転数、例えば5rpm〜200rpmに設定することが好ましい。この例では液膜形成工程の第1の回転数よりも低い回転数、例えば10rpmで回転させることにより、ウエハ表面からのレジスト液の液流れを抑えつつ、レジスト膜を乾燥させている。
リングプレート5は、既述のように、溶剤を供給する工程、レジスト液を供給する液膜形成工程、及びレジスト膜を均すリフロー工程では上昇位置に配置している。このため、溶剤やレジスト液の供給時や、レジスト液の振り切りなどにより、ウエハWから飛散した溶剤やレジスト液がリングプレート5に付着することが抑えられる。
一方、リングプレート5は、レジスト膜の膜厚調整工程、及び乾燥工程では下降位置に配置される。これによりリングプレート5の下面によってウエハWの中央部から周縁部へ向かう気流の流路の高さが制限されるので、ウエハWの中央部から周縁部へ向かう気流は、乱流となることなく層流として流れていく。ウエハWの回転数が高い程、ウエハW上の気流が乱流となりやすくなるが、リングプレート5によりウエハWの周縁部上方の気流が整流されるので、レジスト液の液膜の表面において、乱流による膜の乱れが抑制され、膜厚の面内均一性が良好となる。こうして、乾燥工程を所定時間実行した後、ウエハWの回転を停止し、一連の塗布処理を終了する。
上述の実施形態では、スピンコーティング法において、ウエハWにレジスト液を供給した後、レジスト液の供給の終了時のウエハWの回転数に対して±50rpmの範囲の回転数でウエハWを回転させることによりレジストの液膜を均しながら、ウエハWの表面にガスを供給してレジスト液の流動性を下げている。その後、ウエハWの回転数を上げて膜厚調整を行った後、回転数を減速してレジスト膜を乾燥している。ウエハWの表面にガスを供給してレジスト液の流動性を下げることにより、ガスを供給しない場合に比べて、レジスト膜の膜厚を厚くすることができる。従って、ウエハWの回転数の制御による膜厚の調整に加えて、ガスの供給による膜厚の調整を行うことができ、粘度及び種類が同じ同一のレジスト液を用いてより広い範囲の膜厚のレジスト膜を成膜することができる。また、例えば粘度が1000cp以上の高粘度のレジスト液(塗布液)を用いた塗布膜形成に適しており、このような粘度の塗布液を用いることにより、例えば膜厚が1μm以上の塗布膜を形成できる。
続いて、本発明の実施形態の他の例として、リングプレート7を介してガスが供給される構成例について説明する。図6及び図7に示すように、中央部に開口部71を備えた環状部材をなすリングプレート7の一部には、リングプレート7を貫通するように、多数のガス吐出孔72が分散して設けられている。リングプレート7の表面側にはガス吐出孔72を覆うバッファ室73が形成され、バッファ室73の上部中央にはガス導入部74が設けられている。このガス導入部74は供給路44を介してガス供給機構45に接続されている。
図7(a)はバッファ室73の上方側から見た平面図であり、図7(b)はバッファ室73を取り外した場合の平面図である。この例では、リングプレート7のガス吐出孔72とバッファ室73、ガス導入部74、供給路44及びガス供給機構45と、によりガス供給部が構成されている。また、リングプレート7は上述の実施形態と同様に、支持部材52により水平な姿勢で支持されると共に、支持部材52に接続された移動機構53により昇降自在に構成されている。
以上において、本発明では、塗布液の粘度や種類に応じて、図8のウエハWの回転数の経過時間に対するプロファイルに従って塗布膜を形成するようにしてもよい。図8(a)のプロファイルが図4のプロファイルと異なる点は、塗布液を供給する液膜形成工程時の回転数を一定の値に設定し、次いで第2の回転数に上昇してから、リフロー工程を実施することである。この場合にも、第2の回転数は、塗布液の供給の終了時の第1の回転数に対して+50rpmの範囲の回転数に設定される。このように液膜形成工程の回転数を一定の値に設定しても、塗布膜の粘度及び液膜形成工程の処理時間によって、ウエハW表面に塗布液を均一に塗り広げることができる。図8(a)のように、液膜形成工程とリフロー工程との間に第1の回転数から第2の回転数まで上昇させる調整時間がある場合には、リフロー工程に加えて、回転数を上昇する間にウエハWに向けてガスを供給するようにしてもよい。
また、図8(b)のプロファイルが図4のプロファイルと異なる点は、液膜形成工程時の塗布液の供給の終了時の第1の回転数よりもリフロー工程の第2の回転数が低いことである。この場合にも、第2の回転数は、第1の回転数に対して−50rpmの範囲の回転数に設定される。さらに、液膜形成工程で回転数を加速させる場合には、ウエハWの回転数の加速は、徐々に連続的に行うようにしてもよいし、階段状に段階的に行うようにしてもよい。また、図4及び図8(b)のプロファイルでは、液膜形成工程はスピンチャック11の回転が停止した状態(0rpm)から徐々に回転数を上げているが、液膜形成工程の開始時のスピンチャック11の回転数は必ずしも0rpmである必要はない。さらに、塗布膜の乾燥工程の第4の回転数は、リフロー工程及び膜厚調整工程において膜厚が決定されているので、膜厚調整工程の第3の回転数よりも低ければよく、塗布液の供給の終了時の第1の回転数及びリフロー工程時の第2の回転数よりも高く設定してもよい。
また、本発明者らは、リフロー工程時のガスの供給時間が長くなると、得られるレジスト膜の膜厚が大きくなること、リフロー工程時のガスの温度が高くなると、供給時間が同じであっても得られるレジスト膜の膜厚が大きくなることを把握している。このため、例えばガスの供給時間及びガスの温度の少なくとも一方を制御することにより、レジスト膜厚の調整を行うようにしてもよい。
具体的には、予めレジスト液(塗布液)の種別毎に、レジスト膜(塗布膜)の目標膜厚と、この目標膜厚を得るためのガスの供給時間と、を実験により取得しておく。同様に、予めレジスト液の種別毎に、レジスト膜の目標膜厚と、この目標膜厚を得るための、供給時間が同じ場合のガスの温度と、を実験により取得しておく。レジスト液の種別とは、例えばレジスト液及び溶媒の種類が同じであって粘度が異なるレジスト液であり、1台の塗布膜形成装置で用いられるレジスト液の種別である。
そして、制御部6のメモリに、例えばレジスト液の種別毎に、レジスト膜の目標膜厚とガスの供給時間とを対応付けて格納しておき、作業者がレジスト液の種別とレジスト膜の目標膜厚を選択することにより、ガスの供給時間が設定されるようにプログラムを構成してもよい。また、制御部6のメモリに、例えばレジスト液の種別毎に、レジスト膜の目標膜厚とガスの温度とを対応付けて格納しておき、作業者がレジスト液の種別とレジスト膜の目標膜厚を選択することにより、ガスの温度が設定されるようにプログラムを構成してもよい。
以上において、本発明の塗布膜形成装置は、リングプレート5、7の移動機構53を、支持部材52が昇降及び水平方向に移動できるように構成し、リングプレート5、7の退避位置を、リングプレート5、7がウエハWの周縁部上方にある位置から水平方向に移動した位置、例えばカップ2の外側の位置に設定してもよい。また、本発明の塗布膜形成装置は、リングプレートを設けない構成であってもよいし、ガス供給機構に加熱機構を設けない構成とし、加熱しないガスを供給してもよい。さらに、ガス供給機構に加熱機構を設ける代わりに、ガスノズル4やリングプレート7のバッファ室41、73やガス導入部43、74の周囲に例えばヒータよりなる加熱機構を設け、これらバッファ室41、73や、ガス導入部43、74を加熱することにより、ガスの加熱を行うようにしてもよい。さらにまた、膜厚調整工程及び乾燥工程においても、ガスをウエハ表面に供給するようにしてもよいが、ガスの省量化のためには、リフロー工程のみにガスの供給を留めることが好ましい。
1 塗布膜形成装置
11 スピンチャック
13 回転機構
30 塗布液ノズル
4 ガスノズル
5 リングプレート
6 制御部

Claims (14)

  1. 鉛直軸周りに回転自在な基板保持部に基板を水平に保持する工程と、
    次いで基板を回転させながら基板の中心部に、粘度が1000cp以上の塗布液を供給する工程と、
    塗布液の供給の終了時の基板の回転数に対して±50rpmの範囲の回転数で基板を回転させることにより塗布液の液膜を均す工程と、
    前記塗布液の液膜を均す工程を行っているときに基板の表面に加熱されたガスを供給して塗布液の流動性を下げる工程と、
    その後、塗布膜の膜厚を目標膜厚にするために、基板の回転数を塗布液の供給の終了時の回転数及び塗布液の液膜を均す工程時の回転数のいずれよりも高い回転数に維持する工程と、
    しかる後、基板の回転数を減速して塗布膜を乾燥する工程と、を含むことを特徴とする塗布膜形成方法。
  2. 前記基板の中心部に塗布液を供給する工程は、基板の回転数を加速しながら行われることを特徴とする請求項1に記載の塗布膜形成方法。
  3. 前記基板の回転数の加速は連続的又は段階的に行われることを特徴とする請求項2に記載の塗布膜形成方法。
  4. 前記塗布液の供給の終了時の基板の回転数は、200rpm〜700rpmであることを特徴とする請求項1ないしのいずれか一項に記載の塗布膜形成方法。
  5. 塗布膜を乾燥する工程における基板の回転数は、5rpm〜200rpmであることを特徴とする請求項1ないしのいずれか一項に記載の塗布膜形成方法。
  6. 塗布膜の膜厚を目標膜厚にするために、基板の回転数を塗布液の供給の終了時の回転数及び塗布液の液膜を均す工程時の回転数のいずれよりも高い回転数に維持する工程における基板の回転数は、500rpm〜1200rpmであることを特徴とする請求項1ないしのいずれか一項に記載の塗布膜形成方法。
  7. 前記塗布膜を乾燥する工程は、基板の周方向に沿って環状に形成された環状部材を基板の周縁部上方を覆う位置に設定し、前記環状部材により基板の周縁部上方の気流を整流する工程を含むことを特徴とする請求項1ないしのいずれか一項に記載の塗布膜形成方法。
  8. 前記環状部材には、前記ガスを供給するためのガスノズルが基板にガスを吐出しながら基板の面に沿って移動するための移動領域を形成する切欠き部が形成されていることを特徴とする請求項7記載の塗布膜形成方法。
  9. 前記切欠き部は、前記ガスノズルが当該切欠き部に収まった状態で移動できる大きさに形成されていることを特徴とする請求項8記載の塗布膜形成方法。
  10. 前記ガスノズルを基板の面に沿って往復移動しながらガスを吐出することを特徴とする請求項1ないし9のいずれか一項に記載の塗布膜形成方法。
  11. 前記ガスは、前記環状部材の下面から基板の表面に吐出されることを特徴とする請求項7記載の塗布膜形成方法。
  12. 基板を水平に保持する基板保持部と、
    前記基板保持部を鉛直軸周りに回転させる回転機構と、
    前記基板に塗布膜を形成するための粘度が1000cp以上の塗布液を供給する塗布液ノズルと、
    基板の表面に塗布液の流動性を下げるための加熱されたガスを供給するガス供給部と、
    基板を回転させながら基板の中心部に塗布液を供給するステップと、塗布液の供給の終了時の基板の回転数に対して±50rpmの範囲の回転数で基板を回転させることにより塗布液の液膜を均すステップと、前記塗布液の液膜を均すステップを行っているときに基板の表面に加熱されたガスを供給して塗布液の流動性を下げるステップと、その後、塗布膜の膜厚を目標膜厚にするために、基板の回転数を塗布液の供給の終了時の回転数及び塗布液の液膜を均すステップ時の回転数のいずれよりも高い回転数に維持するステップと、しかる後、基板の回転数を減速して塗布膜を乾燥するステップと、を実行するための制御部と、を備えたことを特徴とする塗布膜形成装置。
  13. 前記塗布膜を乾燥するステップ時において、基板の周縁部上方の気流を整流するために、基板の周縁部上方を覆って基板の周方向に沿うように環状に設けられた環状部材と、
    前記環状部材を基板の周縁部上方を覆う位置と待機位置との間で移動させる移動機構と、を備えることを特徴とする請求項12に記載の塗布膜形成装置。
  14. 鉛直軸周りに回転自在な基板保持部に水平に保持された基板の表面に塗布液を供給して塗布膜を形成する塗布膜形成装置に用いられるコンピュータプログラムを記憶する記憶媒体であって、
    前記コンピュータプログラムは、請求項1ないし11のいずれか一項に記載の塗布膜形成方法を実行するようにステップ群が組まれていることを特徴とする記憶媒体。
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