JP6464645B2 - 光伝送装置及び製造方法 - Google Patents

光伝送装置及び製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6464645B2
JP6464645B2 JP2014202503A JP2014202503A JP6464645B2 JP 6464645 B2 JP6464645 B2 JP 6464645B2 JP 2014202503 A JP2014202503 A JP 2014202503A JP 2014202503 A JP2014202503 A JP 2014202503A JP 6464645 B2 JP6464645 B2 JP 6464645B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical transmission
guide pin
transmission device
cage
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014202503A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015111815A (ja
Inventor
吉住 高久
高久 吉住
直人 星山
直人 星山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2014202503A priority Critical patent/JP6464645B2/ja
Priority to US14/524,552 priority patent/US9470862B2/en
Publication of JP2015111815A publication Critical patent/JP2015111815A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6464645B2 publication Critical patent/JP6464645B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/42Coupling light guides with opto-electronic elements
    • G02B6/4201Packages, e.g. shape, construction, internal or external details
    • G02B6/4266Thermal aspects, temperature control or temperature monitoring
    • G02B6/4268Cooling
    • G02B6/4269Cooling with heat sinks or radiation fins
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/42Coupling light guides with opto-electronic elements
    • G02B6/4201Packages, e.g. shape, construction, internal or external details
    • G02B6/4274Electrical aspects
    • G02B6/428Electrical aspects containing printed circuit boards [PCB]
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/42Coupling light guides with opto-electronic elements
    • G02B6/4292Coupling light guides with opto-electronic elements the light guide being disconnectable from the opto-electronic element, e.g. mutually self aligning arrangements
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49826Assembling or joining

Description

本発明は、光伝送装置及び製造方法に関する。
従来、光ファイバを接続して光信号を送受信する光モジュールとして、プラガブル(Pluggable)型のモジュール(以下では、「プラガブルモジュール」と呼ぶことがある)がある。プラガブルモジュールは、例えば、光伝送装置の基板上に設けられたケージに挿入されることにより、光伝送装置の電子回路と電気的に接続されて用いられる。
特開2008−256815号公報
しかしながら、プラガブルモジュールから発せられる熱によって、プラガブルモジュールの性能が劣化する可能性がある。特に、光伝送速度の高速化が望まれており、プラガブルモジュールから発せられる熱量がさらに増加する傾向にある。一方で、光伝送装置に対しては、小型化が望まれている。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、放熱効率を向上させることができる、光伝送装置及び製造方法を提供することを目的とする。
開示の態様では、光伝送装置は、第1のケージ及び第2のケージと、ヒートシンクとを有する。前記第1のケージ及び前記第2のケージは、基板の上面に並列に設けられ、且つ、光伝送路を接続可能なモジュールがそれぞれ差し込まれる。また、前記ヒートシンクは、前記第1のケージ及び前記第2のケージの前記基板と反対側の面に沿って配設された第1の本体部と、前記基板と対向する前記第1の本体部の下面から立ち上がり、且つ、前記第1のケージと前記第2のケージとの間に配設される第1の板状部材とを有する。
開示の態様によれば、放熱効率を向上させることができる。
図1は、実施例1の光伝送装置の一例を示す機能ブロック図である。 図2は、実施例1の光伝送装置の外観構成の一例を示す図である。 図3は、図2のA−A矢視断面図である。 図4は、実施例1の光伝送装置の製造方法の説明に供する図である。 図5は、実施例1の光伝送装置の製造方法の説明に供する図である。 図6は、実施例1の光伝送装置の製造方法の説明に供する図である。 図7は、実施例1の光伝送装置の製造方法の説明に供する図である。 図8は、実施例2の光伝送装置の構成例の説明に供する図である。 図9は、サークルC1内のガイドピンを拡大した図である。 図10は、サークルC2内の挿入穴を拡大した図である。 図11は、実施例2の光伝送装置の製造方法の説明に供する図である。 図12は、実施例2の光伝送装置の製造方法の説明に供する図である。 図13は、実施例2の光伝送装置の製造方法の説明に供する図である。 図14は、実施例2の光伝送装置の製造方法の説明に供する図である。 図15は、実施例2の光伝送装置の製造方法の説明に供する図である。 図16は、実施例2の光伝送装置の製造方法の説明に供する図である。 図17は、実施例2の光伝送装置の製造方法の説明に供する図である。 図18は、実施例2の光伝送装置の製造方法の説明に供する図である。 図19は、実施例2の光伝送装置の製造方法の説明に供する図である。 図20は、実施例3の光伝送装置の構成例の説明に供する図である。 図21は、サークルC5内のガイドピンを拡大した図である。 図22は、サークルC6内の挿入穴を拡大した図である。 図23は、実施例3の光伝送装置の製造方法の説明に供する図である。 図24は、実施例3の光伝送装置の製造方法の説明に供する図である。 図25は、実施例3の光伝送装置の製造方法の説明に供する図である。 図26は、実施例4の光伝送装置の構成例の説明に供する図である。 図27は、サークルC7内のガイドピンを拡大した図である。 図28は、サークルC8内の挿入穴を拡大した図である。 図29は、実施例4の光伝送装置の製造方法の説明に供する図である。 図30は、実施例4の光伝送装置の製造方法の説明に供する図である。 図31は、実施例4の光伝送装置の製造方法の説明に供する図である。 図32は、実施例5の光伝送装置の構成例の説明に供する図である。 図33は、サークルC9内のガイドピンを拡大した図である。 図34は、サークルC10内の挿入穴を拡大した図である。 図35は、実施例5の光伝送装置の製造方法の説明に供する図である。 図36は、実施例5の光伝送装置の製造方法の説明に供する図である。 図37は、実施例5の光伝送装置の製造方法の説明に供する図である。 図38は、実施例6の光伝送装置の構成例の説明に供する図である。 図39は、サークルC11内のガイドピンを拡大した図である。 図40は、サークルC12内の挿入穴を拡大した図である。 図41は、実施例6の光伝送装置の製造方法の説明に供する図である。 図42は、実施例6の光伝送装置の製造方法の説明に供する図である。 図43は、実施例6の光伝送装置の製造方法の説明に供する図である。 図44は、実施例7の光伝送装置の構成例の説明に供する図である。 図45は、サークルC13内の挿入穴を拡大した図である。 図46は、実施例7の光伝送装置の製造方法の説明に供する図である。 図47は、実施例7の光伝送装置の製造方法の説明に供する図である。 図48は、実施例7の光伝送装置の製造方法の説明に供する図である。 図49は、実施例7の光伝送装置の製造方法の説明に供する図である。 図50は、実施例8の光伝送装置の構成例の説明に供する図である。 図51は、実施例8の光伝送装置の構成例の説明に供する図である。 図52は、実施例8の光伝送装置の構成例の説明に供する図である。 図53は、実施例8の光伝送装置の構成例の説明に供する図である。 図54は、実施例8の光伝送装置の製造方法の説明に供する図である。 図55は、実施例8の光伝送装置の製造方法の説明に供する図である。 図56は、実施例8の光伝送装置の製造方法の説明に供する図である。 図57は、実施例9の光伝送装置の構成例の説明に供する図である。 図58は、実施例9の第1のヒートシンク及び第2のヒートシンクの構成例の説明に供する図である。 図59は、図57のB−B矢視断面図である。 図60は、実施例9の光伝送装置の製造方法の説明に供する図である。 図61は、実施例9の光伝送装置の製造方法の説明に供する図である。 図62は、実施例9の光伝送装置の製造方法の説明に供する図である。 図63は、実施例9の光伝送装置の製造方法の説明に供する図である。 図64は、実施例10の光伝送装置の構成例の説明に供する図である。 図65は、実施例10の第1のヒートシンク及び第2のヒートシンクの構成例の説明に供する図である。 図66は、図64のC−C矢視断面図である。 図67は、実施例10の光伝送装置の製造方法の説明に供する図である。 図68は、実施例10の光伝送装置の製造方法の説明に供する図である。 図69は、実施例10の光伝送装置の製造方法の説明に供する図である。 図70は、実施例10の光伝送装置の製造方法の説明に供する図である。 図71は、実施例11の光伝送装置の構成例の説明に供する図である。 図72は、実施例11の第1のヒートシンク及び第2のヒートシンクの構成例の説明に供する図である。 図73は、図71のD−D矢視断面図である。 図74は、実施例11の光伝送装置の製造方法の説明に供する図である。 図75は、実施例11の光伝送装置の製造方法の説明に供する図である。 図76は、実施例11の光伝送装置の製造方法の説明に供する図である。 図77は、実施例11の光伝送装置の製造方法の説明に供する図である。 図78は、実施例11の光伝送装置の製造方法の説明に供する図である。 図79は、実施例11の光伝送装置の製造方法の説明に供する図である。
以下に、本願の開示する光伝送装置及び製造方法の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態により本願の開示する光伝送装置及び製造方法が限定されるものではない。また、実施形態において同一の機能を有する構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
[実施例1]
[光伝送装置の構成]
図1は、実施例1の光伝送装置の一例を示す機能ブロック図である。図1において光伝送装置10は、光/電気変換部11と、信号処理部12と、光/電気変換部13と、電源部14とを有する。図1では、光伝送装置の一例として中継装置の構成を示している。以下では、光伝送装置が海底に配設される海底機器であることを前提として説明する。
光/電気変換部11は、光信号ライン21と接続している。そして、光/電気変換部11は、光信号ライン21から光信号を受信し、受信した光信号を電気信号に変換し、変換した電気信号を信号処理部12へ出力する。また、光/電気変換部11は、信号処理部12から受け取った電気信号を光信号に変換し、変換した光信号を光信号ライン21へ出力する。
信号処理部12は、光/電気変換部11から受け取る電気信号に対して所定の信号処理を施して、所定の信号処理後の電気信号を光/電気変換部13へ出力する。また、信号処理部12は、光/電気変換部13から受け取る電気信号に対して所定の信号処理を施して、所定の信号処理後の電気信号を光/電気変換部11へ出力する。ここで、所定の信号処理には、例えば、復調処理、復号処理、増幅処理、符号化処理、及び変調処理が含まれる。
光/電気変換部13は、光信号ライン22と接続している。そして、光/電気変換部13は、光信号ライン22から光信号を受信し、受信した光信号を電気信号に変換し、変換した電気信号を信号処理部12へ出力する。また、光/電気変換部13は、信号処理部12から受け取った電気信号を光信号に変換し、変換した光信号を光信号ライン22へ出力する。
電源部14は、電源ライン23と接続している。そして、電源部14は、電源ライン23から受け取る電力を、光/電気変換部11、信号処理部12、及び光/電気変換部13へ供給する。
図2は、実施例1の光伝送装置の外観構成の一例を示す図である。図2において光伝送装置10は、ケーブル25,26と接続されている。ケーブル25は、上記の光信号ライン21及び電源ライン23に対応する。また、ケーブル26は、上記の光信号ライン22に対応する。
図3は、図2のA−A矢視断面図である。図3において、光伝送装置10は、外側チューブ31と、外側チューブ31の空洞部に嵌め込まれた外壁部32とを有する。
また、光伝送装置10は、電源部33を有する。この電源部33は、上記の電源部14に対応する。
また、光伝送装置10は、伝熱板34を有する。伝熱板34は、例えば、熱伝導性の高い、アルミ、銅等の金属製である。伝熱板34は、外壁部32に固定されている。そして、伝熱板34の上面には、プリント回路板である基板35が配設されている。
基板35の上面、つまり伝熱板34の上面と反対側の基板35の面上には、複数のケージ36(ケージ36−1〜6)が並列に設けられている。ここでは、ケージ36の数を6個としているが、ケージ36の数はこれに限定されるものではない。ケージ36−1〜6のそれぞれには、プラガブルモジュール37−1〜6がそれぞれ挿入される。これにより、プラガブルモジュール37−1〜6は、基板35にプリントされた回路と電気的に接続される。なお、以下では、ケージ36−1〜6を特に区別しない場合、ケージ36−1〜6を総称してケージ36と呼ぶことがある。他の構成要素についても同じように総称することがある。
また、光伝送装置10は、ヒートシンク38を有する。ヒートシンク38は、本体部39と、台座部40−1,2と、板状部材41−1〜5とを有する。本体部39は、伝熱板34の上面と反対側の、ケージ36−1〜6の上面に沿うように、配設される。板状部材41−1〜5のそれぞれは、基板35の上面と対向する本体部39の下面から立ち上がるように設けられている。また、台座部40−1は、板状部材41と直交する方向の本体部39の一端部において本体部39の下面から立ち上がるように、設けられている。また、台座部40−2は、板状部材41と直交する方向の本体部39の他端部において本体部39の下面から立ち上がるように、設けられている。そして、本体部39の下面に対する、台座部40−1,2のそれぞれの高さは、本体部39の下面に対する、板状部材41−1〜5のそれぞれの高さよりも大きい。
また、台座部40−1,2は、それらの下面が伝熱板34の両端部と当接するように、配設される。この状態で、板状部材41−1〜5は、ケージ36−1〜6における隣り合う2つのケージ36の間に、それぞれ配設される。これにより、ヒートシンク38は、各ケージ36の上面のみならず、各ケージ36の側面も覆うことができるので、プラガブルモジュール37−1〜6で発せられた熱をケージ36−1〜6を経由して効率的に吸熱することができる。この結果として、光伝送装置10における放熱効率を向上させることができる。
[光伝送装置の製造方法]
以上の構成を有する光伝送装置の製造方法について説明する。図4〜7は、実施例1の光伝送装置の製造方法の説明に供する図である。ここでは、特に、図4〜7を参照して、光伝送装置10の組み立て工程について説明する。
図4に示すように、ガイドピン43−1,2が、伝熱板34の上面において、基板35が配設された領域以外の伝熱板34の両端部に設けられている。ガイドピン43−1,2は、伝熱板34の上面から立ち上がるように設けられている。そして、ガイドピン43−1,2は、基板35の上面とケージ36−1〜6の上面との離間距離よりも長い。
また、図5に示すように、台座部40−1には、ガイドピン43−1が挿入される挿入穴44−1が設けられている。また、台座部40−2には、ガイドピン43−2が挿入される挿入穴44−2が設けられている。
そして、図6に示すように、挿入穴44−1及び挿入穴44−2に、ガイドピン43−1及びガイドピン43−2が挿入されることにより、台座部40−1及び台座部40−2の底面が基板35の上面又は伝熱板34の上面と当接するように、台座部40−1及び台座部40−2が設置される。ここで、上記の通り、ガイドピン43−1,2は、基板35の上面とケージ36−1〜6の上面との離間距離よりも長くなっている。このため、板状部材41−1〜5がケージ36−1〜6に衝突することなく、挿入穴44−1及び挿入穴44−2の入口にガイドピン43−1及びガイドピン43−2を挿入することができる。これにより、ヒートシンク38を備え付ける組み立て工程において、ヒートシンク38の衝突によってケージ36−1〜6の位置ずれ又は損傷することを回避することができる。
また、挿入穴44−1及び挿入穴44−2に、ガイドピン43−1及びガイドピン43−2が挿入されることにより、図7に示すように、板状部材41−1〜5を、ケージ36−1〜6における隣り合う2つのケージ36の間に、それぞれ配設することができる。これにより、ヒートシンク38は、各ケージ36の上面のみならず、各ケージ36の側面も覆うことができるので、プラガブルモジュール37−1〜6で発せられた熱をケージ36−1〜6を経由して効率的に吸熱することができる。この結果として、光伝送装置10における放熱効率を向上させることができる。
以上のように本実施例によれば、光伝送装置10は、隣接する2つのケージ36の間に配設される板状部材41を有するヒートシンク38を有する。
この光伝送装置10の構成により、ケージ36の側面もヒートシンク38によって覆うことができるので、プラガブルモジュール37で発せられた熱をケージ36を経由して効率的に吸熱することができる。この結果として、放熱効率を向上させる光伝送装置10を実現することができる。また、樹脂製の放熱シートを用いることなく放熱効率を向上させることができるので、樹脂から放出される硫黄等の有害ガスによる弊害を防止することができる。
また、光伝送装置10は、伝熱板34の両端部に設けられたガイドピン43−1,2を有する。また、光伝送装置10は、台座部40−1,2に挿入穴44−1,2がそれぞれ設けられている。挿入穴44−1,2には、ガイドピン43−1,2がそれぞれ挿入される。ガイドピン43−1,2は、基板35の上面とケージ36の上面との離間距離よりも長い。
この光伝送装置10の構成により、ガイドピン43−1,2のガイドによって板状部材41を直線的に2つのケージ36の間に配設できるので、ヒートシンク38の衝突によりケージ36の位置ずれ又は損傷することを回避することができる。
[実施例2]
実施例2は、実施例1のガイドピン及び挿入穴のバリエーションに関する。
[光伝送装置の構成]
図8は、実施例2の光伝送装置の構成例の説明に供する図である。
図8に示すように、実施例2の光伝送装置10は、ガイドピン53−1,2を有する。図9は、サークルC1内のガイドピン53−1を拡大した図である。図9に示すように、ガイドピン53−1は、棒状部56−1と、棒状部56−1よりも断面積の広い棒状部55−1とを有する。図示していないが、ガイドピン53−2は、ガイドピン53−1と同様の構成を有しており、棒状部56−2と、棒状部56−2よりも断面積の広い棒状部55−2とを有する。
また、図8に示すように、実施例2のヒートシンク38には、挿入穴54−1,2が設けられている。図10は、サークルC2内の挿入穴54−1を拡大した図である。図10に示すように、挿入穴54−1は、筒状部58−1と、筒状部58−1よりも径が大きい筒状部57−1とを有する。図示していないが、挿入穴54−2は、挿入穴54−1と同様の構成を有しており、筒状部58−2と、筒状部58−2よりも径が大きい筒状部57−2とを有する。筒状部57−1及び筒状部57−2は、ガイドピン53−1,2が挿入穴54−1,2にそれぞれ挿入された状態で、棒状部55−1及び棒状部55−2をそれぞれ収容する。ここで、筒状部58−1の径は、棒状部55−1の径とほとんど等しいか又は少しだけ大きい。また、筒状部58−2の径は、棒状部55−2の径とほとんど等しいか又は少しだけ大きい。また、筒状部57−1の径は、棒状部55−1の径より大きい。また、筒状部57−2の径は、棒状部55−2の径より大きい。なお、図8では、筒状部57−1,2は、ヒートシンク38の上面において開口しているように図示しているが、これに限定されず、開口していなくてもよい。
[光伝送装置の製造方法]
以上の構成を有する光伝送装置の製造方法について説明する。図11〜19は、実施例2の光伝送装置の製造方法の説明に供する図である。ここでは、特に、図11〜19を参照して、実施例2の光伝送装置10の組み立て工程について説明する。
図11〜13に示すように、挿入穴54−1,2に、ガイドピン53−1,2がそれぞれ挿入される。ガイドピン53−1,2は、基板35の上面とケージ36−1〜6の上面との離間距離よりも長くなっている。さらに、上記の通り、筒状部58−1の径は、棒状部55−1の径とほとんど等しいか又は少しだけ大きくなっている。また、筒状部58−2の径は、棒状部55−2の径とほとんど等しいか又は少しだけ大きくなっている。このため、ガイドピン53−1,2のガイドによって、板状部材41−1〜5のそれぞれを直線的にケージ36−1〜6の内の隣接する2つのケージの間に配設することができるので、板状部材41−1〜5がケージ36−1〜6に衝突することを回避することができる。すなわち、図14〜16に示すように、例えば、サークルC3で囲まれたケージ36−1,2及び板状部材41−1に着目すると、板状部材41−1は、ケージ36−1の側面及びケージ36−2の側面の両方と平行に配設される。
この状態において、図17に示すように、ヒートシンク38を伝熱板34の上面に沿って(つまり、伝熱板34の上面と平行な面内において)回転させる。この回転は、筒状部57−1の径が棒状部55−1の径より大きく、且つ、筒状部57−2の径が棒状部55−2の径より大きいことにより、可能となっている。この回転により、図18,19に示すように、サークルC4で囲まれたケージ36−1,2及び板状部材41−1に着目すると、板状部材41−1の一端部がケージ36−1の側面に近接し、板状部材41−1の他端部がケージ36−2の側面に近接する。この結果として、ヒートシンク38は、プラガブルモジュール37−1〜6で発せられた熱をケージ36−1〜6を経由してさらに効率的に吸熱することができる。
以上のように本実施例によれば、光伝送装置10は、伝熱板34の両端部に設けられたガイドピン53−1,2を有する。また、光伝送装置10は、台座部40−1,2に挿入穴54−1,2がそれぞれ設けられている。挿入穴54−1,2には、ガイドピン53−1,2がそれぞれ挿入される。ガイドピン53−1は、棒状部56−1と、棒状部56−1よりも断面積の広い棒状部55−1とを有する。ガイドピン53−2は、棒状部56−2と、棒状部56−2よりも断面積の広い棒状部55−2とを有する。また、挿入穴54−1は、筒状部58−1と、筒状部58−1よりも径が大きい筒状部57−1とを有する。挿入穴54−2は、筒状部58−2と、筒状部58−2よりも径が大きい筒状部57−2とを有する。
この光伝送装置10の構成により、ガイドピン53−1,2のガイドによって板状部材41を直線的に2つのケージ36の間に配設できるので、ヒートシンク38の衝突によりケージ36の位置ずれ又は損傷することを回避することができる。また、ヒートシンク38を伝熱板34の上面に沿って回転させることが可能となるので、板状部材41をケージ36の側面により近接させることができる。この結果として、プラガブルモジュール37で発せられた熱をケージ36を経由してさらに効率的に吸熱することができる。この結果として、放熱効率を向上させる光伝送装置10を実現することができる。
[実施例3]
実施例3は、実施例1のガイドピン及び挿入穴のバリエーションに関する。
[光伝送装置の構成]
図20は、実施例3の光伝送装置の構成例の説明に供する図である。
図20に示すように、実施例3の光伝送装置10は、ガイドピン63−1,2を有する。図21は、サークルC5内のガイドピン63−1を拡大した図である。図21に示すように、ガイドピン63−1は、棒状部66−1と、棒状部66−1よりも断面積の広い棒状部65−1とを有する。図示していないが、ガイドピン63−2は、ガイドピン63−1と同様の構成を有しており、棒状部66−2と、棒状部66−2よりも断面積の広い棒状部65−2とを有する。
また、図20に示すように、実施例3のヒートシンク38には、挿入穴64−1,2が設けられている。図22は、サークルC6内の挿入穴64−1を拡大した図である。図22に示すように、挿入穴64−1は、一定の径を持つ筒状である。図示していないが、挿入穴64−2は、挿入穴64−1と同様の構成を有している。ここで、挿入穴64−1の径は、棒状部65−1の径とほとんど等しいか又は少しだけ大きい。また、挿入穴64−2の径は、棒状部65−2の径とほとんど等しいか又は少しだけ大きい。また、挿入穴64−1の径は、棒状部66−1の径より大きい。また、挿入穴64−2の径は、棒状部66−2の径より大きい。
[光伝送装置の製造方法]
以上の構成を有する光伝送装置の製造方法について説明する。図23〜25は、実施例3の光伝送装置の製造方法の説明に供する図である。ここでは、特に、図23〜25を参照して、実施例3の光伝送装置10の組み立て工程について説明する。
図23〜25に示すように、挿入穴64−1,2に、ガイドピン63−1,2がそれぞれ挿入される。ガイドピン63−1,2は、基板35の上面とケージ36−1〜6の上面との離間距離よりも長くなっている。さらに、上記の通り、挿入穴64−1の径は、棒状部65−1の径とほとんど等しいか又は少しだけ大きくなっている。また、挿入穴64−2の径は、棒状部65−2の径とほとんど等しいか又は少しだけ大きくなっている。このため、ガイドピン63−1,2のガイドによって、板状部材41−1〜5のそれぞれを直線的にケージ36−1〜6の内の隣接する2つのケージ36の間に配設することができるので、板状部材41−1〜5がケージ36−1〜6に衝突することを回避することができる。また、棒状部65−1の長さは、台座部40−1の下面と本体部39の上面との離間距離よりも長く、棒状部65−2の長さは、台座部40−2の下面と本体部39の上面との離間距離よりも長い。このため、図25に示すように、棒状部65−1及び棒状部65−2は、挿入穴64−1及び挿入穴64−2からはみ出す。
この状態において、実施例2と同様に、ヒートシンク38を伝熱板34の上面に沿って(つまり、伝熱板34の上面と平行な面内において)回転させる。この回転は、棒状部65−1,2が挿入穴64−1,2からはみ出し、挿入穴64−1の径が棒状部65−1の径より大きく、且つ、挿入穴64−2の径が棒状部65−2の径より大きいことにより、可能となっている。この回転により、ケージ36−1,2及び板状部材41−1に着目すると、板状部材41−1の一端部がケージ36−1の側面に近接し、板状部材41−1の他端部がケージ36−2の側面に近接する。この結果として、ヒートシンク38は、プラガブルモジュール37−1〜6で発せられた熱をケージ36−1〜6を経由してさらに効率的に吸熱することができる。
以上のように本実施例によれば、光伝送装置10は、伝熱板34の両端部に設けられたガイドピン63−1,2を有する。また、光伝送装置10は、台座部40−1,2に挿入穴64−1,2がそれぞれ設けられている。挿入穴64−1,2には、ガイドピン63−1,2がそれぞれ挿入される。ガイドピン63−1は、棒状部66−1と、棒状部66−1よりも断面積の広い棒状部65−1とを有する。ガイドピン63−2は、棒状部66−2と、棒状部66−2よりも断面積の広い棒状部65−2とを有する。また、挿入穴64−1,2は、一定の径を持つ筒状である。また、棒状部65−1の長さは、台座部40−1の下面と本体部39の上面との離間距離よりも長く、棒状部65−2の長さは、台座部40−2の下面と本体部39の上面との離間距離よりも長い。
この光伝送装置10の構成により、ガイドピン63−1,2のガイドによって板状部材41を直線的に2つのケージ36の間に配設できるので、ヒートシンク38の衝突によりケージ36の位置ずれ又は損傷することを回避することができる。また、ヒートシンク38を伝熱板34の上面に沿って回転させることが可能となるので、板状部材41をケージ36の側面により近接させることができる。この結果として、プラガブルモジュール37で発せられた熱をケージ36を経由してさらに効率的に吸熱することができる。この結果として、放熱効率を向上させる光伝送装置10を実現することができる。
[実施例4]
実施例4は、実施例1のガイドピン及び挿入穴のバリエーションに関する。
[光伝送装置の構成]
図26は、実施例4の光伝送装置の構成例の説明に供する図である。
図26に示すように、実施例4の光伝送装置10は、ガイドピン73−1,2を有する。図27は、サークルC7内のガイドピン73−1を拡大した図である。図27に示すように、ガイドピン73−1は、一定の径を持つ棒状である。図示していないが、ガイドピン73−2は、ガイドピン73−1と同様の構成を有している。
また、図26に示すように、実施例4のヒートシンク38には、挿入穴74−1,2が設けられている。図28は、サークルC8内の挿入穴74−1を拡大した図である。図28に示すように、挿入穴74−1は、一定の径を持つ筒状である。図示していないが、挿入穴74−2は、挿入穴74−1と同様の構成を有している。ここで、挿入穴74−1の径は、ガイドピン73−1の径よりも大きい。また、挿入穴74−2の径は、ガイドピン73−2の径よりも大きい。
[光伝送装置の製造方法]
以上の構成を有する光伝送装置の製造方法について説明する。図29〜31は、実施例4の光伝送装置の製造方法の説明に供する図である。ここでは、特に、図29〜31を参照して、実施例4の光伝送装置10の組み立て工程について説明する。
図29に示すように、管状のスリーブ77−1,2を、ガイドピン73−1,2に嵌める。スリーブ77−1の内径は、ガイドピン73−1の径とほとんど等しいか又は少しだけ大きい。また、スリーブ77−2の内径は、ガイドピン73−2の径とほとんど等しいか又は少しだけ大きい。
この状態において、図30に示すように、挿入穴74−1,2に、スリーブ77−1,2がそれぞれ挿入される。スリーブ77−1の外径は、挿入穴74−1の径とほとんど等しいか又は少しだけ小さい。また、スリーブ77−2の外径は、挿入穴74−2の径とほとんど等しいか又は少しだけ小さい。このため、ガイドピン73−1,2及びスリーブ77−1,2によって、板状部材41−1〜5のそれぞれを直線的にケージ36−1〜6の内の隣接する2つのケージの間に配設することができるので、板状部材41−1〜5がケージ36−1〜6に衝突することを回避することができる。
そして、この状態において、図31に示すように、スリーブ77−1,2を抜き取る。
そして、実施例2と同様に、ヒートシンク38を伝熱板34の上面に沿って(つまり、伝熱板34の上面と平行な面内において)回転させる。この回転は、挿入穴74−1の径がガイドピン73−1の径より大きく、且つ、挿入穴74−2の径がガイドピン73−2の径より大きいことにより、可能となっている。この回転により、ケージ36−1,2及び板状部材41−1に着目すると、板状部材41−1の一端部がケージ36−1の側面に近接し、板状部材41−1の他端部がケージ36−2の側面に近接する。この結果として、ヒートシンク38は、プラガブルモジュール37−1〜6で発せられた熱をケージ36−1〜6を経由してさらに効率的に吸熱することができる。
以上のように本実施例によれば、光伝送装置10は、伝熱板34の両端部に設けられたガイドピン73−1,2を有する。また、光伝送装置10は、台座部40−1,2に挿入穴74−1,2がそれぞれ設けられている。挿入穴74−1,2には、ガイドピン73−1,2がそれぞれ挿入される。ガイドピン73−1,2は、基板35の上面とケージ36の上面との離間距離よりも長い。挿入穴74−1の径は、ガイドピン73−1の径より大きく、挿入穴74−2の径は、ガイドピン73−2の径より大きい。
この光伝送装置10の構成により、ガイドピン73−1,2のガイドによって板状部材41を直線的に2つのケージ36の間に配設できるので、ヒートシンク38の衝突によりケージ36の位置ずれ又は損傷することを回避することができる。また、ヒートシンク38を伝熱板34の上面に沿って回転させることが可能となるので、板状部材41をケージ36の側面により近接させることができる。この結果として、プラガブルモジュール37で発せられた熱をケージ36を経由してさらに効率的に吸熱することができる。この結果として、放熱効率を向上させる光伝送装置10を実現することができる。
[実施例5]
実施例5は、実施例2のガイドピン及び挿入穴のバリエーションに関する。すなわち、実施例2では、ガイドピンが伝熱板に設けられ、挿入穴がヒートシンクに設けられている。これに対して、実施例5では、ガイドピンがヒートシンクに設けられ、挿入穴が伝熱板に設けられる。
[光伝送装置の構成]
図32は、実施例5の光伝送装置の構成例の説明に供する図である。図32において、ヒートシンク38は、ガイドピン83−1,2を有する。ガイドピン83−1は、台座部40−1の下面から立ち上がるように、設けられている。また、ガイドピン83−2は、台座部40−2の下面から立ち上がるように、設けられている。図33は、サークルC9内のガイドピン83−1を拡大した図である。図33に示すように、ガイドピン83−1は、棒状部86−1と、棒状部86−1よりも断面積の広い棒状部85−1とを有する。図示していないが、ガイドピン83−2は、ガイドピン83−1と同様の構成を有しており、棒状部86−2と、棒状部86−2よりも断面積の広い棒状部85−2とを有する。
また、図32に示すように、実施例5の伝熱板34には、挿入穴84−1,2が設けられている。図34は、サークルC10内の挿入穴84−2を拡大した図である。図34に示すように、挿入穴84−2は、筒状部88−2と、筒状部88−2よりも径が大きい筒状部87−2とを有する。図示していないが、挿入穴84−1は、挿入穴84−2と同様の構成を有しており、筒状部88−1と、筒状部88−1よりも径が大きい筒状部87−1とを有する。筒状部87−1及び筒状部87−2は、ガイドピン83−1,2が挿入穴84−1,2にそれぞれ挿入された状態で、棒状部85−1及び棒状部85−2をそれぞれ収容する。ここで、筒状部88−1の径は、棒状部85−1の径とほとんど等しいか又は少しだけ大きい。また、筒状部88−2の径は、棒状部85−2の径とほとんど等しいか又は少しだけ大きい。また、筒状部87−1の径は、棒状部85−1の径より大きい。また、筒状部87−2の径は、棒状部85−2の径より大きい。なお、図34では、筒状部87−1,2は、伝熱板34の下面において開口しているように図示しているが、これに限定されず、開口していなくてもよい。
[光伝送装置の製造方法]
以上の構成を有する光伝送装置の製造方法について説明する。図35〜37は、実施例5の光伝送装置の製造方法の説明に供する図である。ここでは、特に、図35〜37を参照して、実施例5の光伝送装置10の組み立て工程について説明する。
図35〜37に示すように、挿入穴84−1,2に、ガイドピン83−1,2がそれぞれ挿入される。ガイドピン83−1,2は、基板35の上面とケージ36−1〜6の上面との離間距離よりも長くなっている。さらに、上記の通り、筒状部88−1の径は、棒状部85−1の径とほとんど等しいか又は少しだけ大きくなっている。また、筒状部88−2の径は、棒状部85−2の径とほとんど等しいか又は少しだけ大きくなっている。このため、ガイドピン83−1,2のガイドによって、板状部材41−1〜5のそれぞれを直線的にケージ36−1〜6の内の隣接する2つのケージの間に配設することができるので、板状部材41−1〜5がケージ36−1〜6に衝突することを回避することができる。
この状態において、実施例2と同様に、ヒートシンク38を伝熱板34の上面に沿って(つまり、伝熱板34の上面と平行な面内において)回転させる。この回転は、筒状部87−1の径が棒状部85−1の径より大きく、且つ、筒状部87−2の径が棒状部85−2の径より大きいことにより、可能となっている。この回転により、ケージ36−1,2及び板状部材41−1に着目すると、板状部材41−1の一端部がケージ36−1の側面に近接し、板状部材41−1の他端部がケージ36−2の側面に近接する。この結果として、ヒートシンク38は、プラガブルモジュール37−1〜6で発せられた熱をケージ36−1〜6を経由してさらに効率的に吸熱することができる。
以上のように本実施例によれば、光伝送装置10は、台座部40−1,2の下面に設けられたガイドピン83−1,2を有する。また、光伝送装置10は、伝熱板34の両端部に挿入穴84−1,2がそれぞれ設けられている。挿入穴84−1,2には、ガイドピン83−1,2がそれぞれ挿入される。ガイドピン83−1は、棒状部86−1と、棒状部86−1よりも断面積の広い棒状部85−1とを有する。ガイドピン83−2は、棒状部86−2と、棒状部86−2よりも断面積の広い棒状部85−2とを有する。また、挿入穴84−1は、筒状部88−1と、筒状部88−1よりも径が大きい筒状部87−1とを有する。挿入穴84−2は、筒状部88−2と、筒状部88−2よりも径が大きい筒状部87−2とを有する。
この光伝送装置10の構成により、ガイドピン83−1,2のガイドによって板状部材41を直線的に2つのケージ36の間に配設できるので、ヒートシンク38の衝突によりケージ36の位置ずれ又は損傷することを回避することができる。また、ヒートシンク38を伝熱板34の上面に沿って回転させることが可能となるので、板状部材41をケージ36の側面により近接させることができる。この結果として、プラガブルモジュール37で発せられた熱をケージ36を経由してさらに効率的に吸熱することができる。この結果として、放熱効率を向上させる光伝送装置10を実現することができる。
[実施例6]
実施例6は、実施例3のガイドピン及び挿入穴のバリエーションに関する。すなわち、実施例3では、ガイドピンが伝熱板に設けられ、挿入穴がヒートシンクに設けられている。これに対して、実施例6では、実施例5と同様に、ガイドピンがヒートシンクに設けられ、挿入穴が伝熱板に設けられる。
[光伝送装置の構成]
図38は、実施例6の光伝送装置の構成例の説明に供する図である。
図38に示すように、実施例6の光伝送装置10は、ガイドピン93−1,2を有する。図39は、サークルC11内のガイドピン93−1を拡大した図である。図39に示すように、ガイドピン93−1は、棒状部96−1と、棒状部96−1よりも断面積の広い棒状部95−1とを有する。図示していないが、ガイドピン93−2は、ガイドピン93−1と同様の構成を有しており、棒状部96−2と、棒状部96−2よりも断面積の広い棒状部95−2とを有する。
また、図38に示すように、実施例6の伝熱板34には、挿入穴94−1,2が設けられている。図40は、サークルC12内の挿入穴94−2を拡大した図である。図40に示すように、挿入穴94−2は、一定の径を持つ筒状である。図示していないが、挿入穴94−1は、挿入穴94−2と同様の構成を有している。ここで、挿入穴94−1の径は、棒状部95−1の径とほとんど等しいか又は少しだけ大きい。また、挿入穴94−2の径は、棒状部95−2の径とほとんど等しいか又は少しだけ大きい。また、挿入穴94−1の径は、棒状部96−1の径より大きい。また、挿入穴94−2の径は、棒状部96−2の径より大きい。
[光伝送装置の製造方法]
以上の構成を有する光伝送装置の製造方法について説明する。図41〜43は、実施例6の光伝送装置の製造方法の説明に供する図である。ここでは、特に、図41〜43を参照して、実施例6の光伝送装置10の組み立て工程について説明する。
図41〜43に示すように、挿入穴94−1,2に、ガイドピン93−1,2がそれぞれ挿入される。ガイドピン93−1,2は、基板35の上面とケージ36−1〜6の上面との離間距離よりも長くなっている。さらに、上記の通り、挿入穴94−1の径は、棒状部95−1の径とほとんど等しいか又は少しだけ大きくなっている。また、挿入穴94−2の径は、棒状部95−2の径とほとんど等しいか又は少しだけ大きくなっている。このため、ガイドピン93−1,2のガイドによって、板状部材41−1〜5のそれぞれを直線的にケージ36−1〜6の内の隣接する2つのケージの間に配設することができるので、板状部材41−1〜5がケージ36−1〜6に衝突することを回避することができる。また、棒状部95−1の長さは、伝熱板34の厚さよりも長く、棒状部95−2の長さは、伝熱板34の厚さよりも長い。このため、図43に示すように、棒状部95−1及び棒状部95−2は、挿入穴94−1及び挿入穴94−2からはみ出す。
この状態において、実施例3と同様に、ヒートシンク38を伝熱板34の上面に沿って(つまり、伝熱板34の上面と平行な面内において)回転させる。この回転は、棒状部95−1,2が挿入穴94−1,2からはみ出し、挿入穴94−1の径が棒状部95−1の径より大きく、且つ、挿入穴94−2の径が棒状部95−2の径より大きいことにより、可能となっている。この回転により、ケージ36−1,2及び板状部材41−1に着目すると、板状部材41−1の一端部がケージ36−1の側面に近接し、板状部材41−1の他端部がケージ36−2の側面に近接する。この結果として、ヒートシンク38は、プラガブルモジュール37−1〜6で発せられた熱をケージ36−1〜6を経由してさらに効率的に吸熱することができる。
以上のように本実施例によれば、光伝送装置10は、台座部40−1,2の下面に設けられたガイドピン93−1,2を有する。また、光伝送装置10は、伝熱板34の両端部に挿入穴94−1,2がそれぞれ設けられている。挿入穴94−1,2には、ガイドピン93−1,2がそれぞれ挿入される。ガイドピン93−1は、棒状部96−1と、棒状部96−1よりも断面積の広い棒状部95−1とを有する。ガイドピン93−2は、棒状部96−2と、棒状部96−2よりも断面積の広い棒状部95−2とを有する。また、挿入穴94−1,2は、一定の径を持つ筒状である。また、棒状部95−1の長さは、伝熱板34の厚さよりも長く、棒状部95−2の長さは、伝熱板34の厚さよりも長い。
この光伝送装置10の構成により、ガイドピン93−1,2のガイドによって板状部材41を直線的に2つのケージ36の間に配設できるので、ヒートシンク38の衝突によりケージ36の位置ずれ又は損傷することを回避することができる。また、ヒートシンク38を伝熱板34の上面に沿って回転させることが可能となるので、板状部材41をケージ36の側面により近接させることができる。この結果として、プラガブルモジュール37で発せられた熱をケージ36を経由してさらに効率的に吸熱することができる。この結果として、放熱効率を向上させる光伝送装置10を実現することができる。
[実施例7]
実施例7は、実施例4のガイドピン及び挿入穴のバリエーションに関する。すなわち、実施例4では、ガイドピンが伝熱板に設けられ、挿入穴がヒートシンクに設けられている。これに対して、実施例7では、実施例5と同様に、ガイドピンがヒートシンクに設けられ、挿入穴が伝熱板に設けられる。
[光伝送装置の構成]
図44は、実施例7の光伝送装置の構成例の説明に供する図である。
図44に示すように、実施例7の光伝送装置10は、ガイドピン103−1,2を有する。ガイドピン103−1,2のそれぞれは、一定の径を持つ棒状である。
また、図44に示すように、実施例7の伝熱板34には、挿入穴104−1,2が設けられている。図45は、サークルC13内の挿入穴104−2を拡大した図である。図45に示すように、挿入穴104−2は、一定の径を持つ筒状である。図示していないが、挿入穴104−1は、挿入穴104−2と同様の構成を有している。ここで、挿入穴104−1の径は、ガイドピン103−1の径よりも大きい。また、挿入穴104−2の径は、ガイドピン103−2の径よりも大きい。
[光伝送装置の製造方法]
以上の構成を有する光伝送装置の製造方法について説明する。図46〜49は、実施例7の光伝送装置の製造方法の説明に供する図である。ここでは、特に、図46〜49を参照して、実施例7の光伝送装置10の組み立て工程について説明する。
図46,47に示すように、管状のスリーブ107−1,2を、挿入穴104−1,2にそれぞれ嵌める。スリーブ107−1の外径は、挿入穴104−1の径とほとんど等しいか又は少しだけ小さい。また、スリーブ107−2の外径は、挿入穴104−2の径とほとんど等しいか又は少しだけ小さい。
この状態において、図48に示すように、スリーブ107−1の空洞部及びスリーブ107−2の空洞部に、ガイドピン103−1,2をそれぞれ差し込む。スリーブ107−1の内径は、ガイドピン103−1の径とほとんど等しいか又は少しだけ大きい。また、スリーブ107−2の内径は、ガイドピン103−2の径とほとんど等しいか又は少しだけ大きい。このため、ガイドピン103−1,2及びスリーブ107−1,2のガイドによって、板状部材41−1〜5のそれぞれを直線的にケージ36−1〜6の内の隣接する2つのケージの間に配設することができるので、板状部材41−1〜5がケージ36−1〜6に衝突することを回避することができる。
そして、この状態において、図49に示すように、スリーブ107−1,2を抜き取る。
そして、実施例4と同様に、ヒートシンク38を伝熱板34の上面に沿って(つまり、伝熱板34の上面と平行な面内において)回転させる。この回転は、挿入穴104−1の径がガイドピン103−1の径より大きく、且つ、挿入穴104−2の径がガイドピン103−2の径より大きいことにより、可能となっている。この回転により、ケージ36−1,2及び板状部材41−1に着目すると、板状部材41−1の一端部がケージ36−1の側面に近接し、板状部材41−1の他端部がケージ36−2の側面に近接する。この結果として、ヒートシンク38は、プラガブルモジュール37−1〜6で発せられた熱をケージ36−1〜6を経由してさらに効率的に吸熱することができる。
以上のように本実施例によれば、光伝送装置10は、台座部40−1,2の下面に設けられたガイドピン103−1,2を有する。また、光伝送装置10は、伝熱板34の両端部に挿入穴104−1,2がそれぞれ設けられている。挿入穴104−1,2には、ガイドピン103−1,2がそれぞれ挿入される。ガイドピン103−1,2は、基板35の上面とケージ36の上面との離間距離よりも長い。挿入穴104−1の径は、ガイドピン103−1の径より大きく、挿入穴104−2の径は、ガイドピン103−2の径より大きい。
この光伝送装置10の構成により、ガイドピン103−1,2のガイドによって板状部材41を直線的に2つのケージ36の間に配設できるので、ヒートシンク38の衝突によりケージ36の位置ずれ又は損傷することを回避することができる。また、ヒートシンク38を伝熱板34の上面に沿って回転させることが可能となるので、板状部材41をケージ36の側面により近接させることができる。この結果として、プラガブルモジュール37で発せられた熱をケージ36を経由してさらに効率的に吸熱することができる。この結果として、放熱効率を向上させる光伝送装置10を実現することができる。
[実施例8]
実施例8は、実施例1のガイドピン及び板状部材のバリエーションに関する。
[光伝送装置の構成]
図50〜53は、実施例8の光伝送装置の構成例の説明に供する図である。
図50に示すように、実施例8の光伝送装置10は、ガイドピン113−1,2を有する。図51は、サークルC14内のガイドピン113−1を拡大した図である。図51に示すように、ガイドピン113−1は、根元(つまり、伝熱板34の上面側)から先端に向けて、断面積が小さくなる形状を有している。すなわち、ガイドピン113−1は、テーパ形状を有している。図示していないが、ガイドピン113−2は、ガイドピン113−1と同様の構成を有している。
また、図50に示すように、実施例8のヒートシンク38には、挿入穴114−1,2が設けられている。挿入穴114−1,2のそれぞれは、一定の径を持つ筒状である。ここで、挿入穴114−1の径は、ガイドピン113−1の根元部分の径とほとんど等しいか又は少し大きい。また、挿入穴114−2の径は、ガイドピン113−2の根元部分の径とほとんど等しいか又は少し大きい。
また、図52に示すように、実施例8のヒートシンク38は、板状部材141を有する。板状部材141は、基板35の上面と対向する本体部39の下面から立ち上がるように設けられている。そして、図53に示すように、板状部材141は、根元(つまり、本体部39の下面側)から先端に向けて、断面積が小さくなる形状を有している。すなわち、板状部材141は、テーパ形状を有している。図53は、図52におけるサークルC15内の部分を拡大した図である。
[光伝送装置の製造方法]
以上の構成を有する光伝送装置の製造方法について説明する。図54〜56は、実施例8の光伝送装置の製造方法の説明に供する図である。ここでは、特に、図54〜56を参照して、光伝送装置10の組み立て工程について説明する。
図54,55に示すように、挿入穴114−1,2に、ガイドピン113−1,2を先端側から挿入していく。ここで、上記の通り、ガイドピン113−1,2の先端が細くなっているので、ガイドピン113−1,2の先端を挿入穴114−1,2へ容易に挿入することができる。一方で、ガイドピン113−1,2の先端が細くなっているので、ヒートシンク38が横方向にずれる可能性がある。これに対して、上記の通り、板状部材141の先端が薄くなっているので、板状部材141の先端がケージ36に衝突することを回避することができる。
そして、図56に示すように、挿入穴114−1,2に、ガイドピン113−1,2を根元まで挿入する。上記の通り、挿入穴114−1の径は、ガイドピン113−1の根元部分の径とほとんど等しいか又は少し大きい。また、挿入穴114−2の径は、ガイドピン113−2の根元部分の径とほとんど等しいか又は少し大きい。このため、ガイドピン113−1,2のガイドによって、板状部材141を直線的に隣接する2つのケージ36の間に配設することができるので、板状部材141の根元部分の断面積を大きくできると共に、板状部材141がケージ36に衝突することを回避することができる。
以上のように本実施例によれば、光伝送装置10は、隣接する2つのケージ36の間に配設される板状部材141を有するヒートシンク38を有する。板状部材141は、テーパ形状を有する。また、光伝送装置10は、伝熱板34の両端部に設けられたガイドピン113−1,2を有する。ガイドピン113−1,2は、テーパ形状を有する。また、光伝送装置10は、台座部40−1,2に挿入穴114−1,2がそれぞれ設けられている。挿入穴114−1,2には、ガイドピン113−1,2がそれぞれ挿入される。ガイドピン113−1,2は、基板35の上面とケージ36の上面との離間距離よりも長い。
この構成により、ガイドピン113−1,2の先端を挿入穴114−1,2へ容易に挿入することができる。また、この構成により、ガイドピン113−1,2のガイドによって板状部材141を直線的に2つのケージ36の間に配設できるので、ヒートシンク38の衝突によりケージ36の位置ずれ又は損傷することを回避することができる。
なお、以上の説明では、ガイドピンが伝熱板に設けられ、挿入穴がヒートシンクに設けられる場合について説明したが、逆に、ガイドピンがヒートシンクに設けられ、挿入穴が伝熱板に設けられてもよい。また、板状部材をテーパ形状にすることは、実施例1〜7に対しても適用可能である。
[実施例9]
実施例1から8では、光伝送装置が1つのヒートシンクを有している。これに対して、実施例9では、光伝送装置が第1のヒートシンク及び第2のヒートシンクを有する。
[光伝送装置の構成]
図57は、実施例9の光伝送装置の構成例の説明に供する図である。図57において、実施例9の光伝送装置10は、第1のヒートシンクであるヒートシンク158と、第2のヒートシンクであるヒートシンク168とを有する。
図58は、実施例9の第1のヒートシンク及び第2のヒートシンクの構成例の説明に供する図である。図58に示すように、ヒートシンク158は、台座部150−1,2と、板状部材151を有する。板状部材151は、実施例1の板状部材41と同様に、ヒートシンク158の本体部の下面から立ち上がるように、設けられている。また、板状部材151は、ヒートシンク168の方に向けてヒートシンク158の本体部からはみ出した部分を有している。
また、図58に示すように、ヒートシンク168は、台座部160−1,2と、板状部材161を有する。板状部材161は、実施例1の板状部材41と同様に、ヒートシンク168の本体部の下面から立ち上がるように、設けられている。また、板状部材161は、ヒートシンク158の方に向けてヒートシンク168の本体部からはみ出した部分を有している。
また、台座部150−1,2は、それらの下面が伝熱板34の両端部と当接するように、配設される。この状態で、図59に示すように、板状部材151は、隣り合う2つのケージ36の間に配設される。図59は、図57のB−B矢視断面図である。また、台座部160−1,2は、それらの下面が伝熱板34の両端部と当接するように、配設される。この状態で、図59に示すように、板状部材161は、隣り合う2つのケージ36の間に配設される。ここで、板状部材151の上記のはみ出した部分は、ヒートシンク168の本体部の下に潜り込む。また、板状部材161の上記のはみ出した部分は、ヒートシンク158の本体部の下に潜り込む。また、板状部材151は、隣り合う2つのケージ36の内の一方側に寄って配設される一方、板状部材161は、他方側に寄って配設される。すなわち、板状部材151−4及び板状部材161−4に着目すると、板状部材151−4は、ケージ36−5側に寄って配設され、板状部材161−4は、ケージ36−4側に寄って配設される。これにより、板状部材151及び板状部材161をケージ36の側面に近接配置することができるので、光伝送装置10における放熱効率を向上させることができる。
[光伝送装置の製造方法]
以上の構成を有する光伝送装置の製造方法について説明する。図60〜63は、実施例9の光伝送装置の製造方法の説明に供する図である。ここでは、特に、図60〜63を参照して、実施例9の光伝送装置10の組み立て工程について説明する。
図60に示すように、ヒートシンク158の本体部の側面には、ボルト穴159−1,2が設けられている。また、ヒートシンク158の本体部の一端部には、ボルト穴159−3〜5が設けられ、他端部には、ボルト穴159−6,7が設けられている。また、ヒートシンク168の本体部の側面には、ボルト穴169−1,2が設けられている。また、ヒートシンク168の本体部の一端部には、ボルト穴169−3が設けられ、他端部には、ボルト穴169−4が設けられている。図61は、図60のサークルC16内を拡大した図である。図61に示すように、ボルト穴159−1,3〜5のそれぞれは、例えば、長方形と当該長方形の対向する2辺をそれぞれ直径とする2つの半円とを組み合わせた形状、又は、楕円形状を有している。この形状は、ボルト穴159及びボルト穴169の全てにおいて共通する。
そして、図60及び図62に示すように、ボルト171−1をボルト穴159−1及びボルト穴169−1に挿入し、且つ、ボルト171−2をボルト穴159−2及びボルト穴169−2に挿入することにより、ヒートシンク158とヒートシンク168とを結合する。この状態では、同じ2つのケージ36の間に配設される、板状部材151及び板状部材161は1つの側面同士がほとんど接した状態となっている。
この状態で、図63に示すように、ヒートシンク158とヒートシンク168との結合体を、1つの側面同士がほとんど接した状態の板状部材151及び板状部材161のペアが、隣接する2つのケージ36の間に位置するように、配設する。そして、ボルト171−3〜9を、ボルト穴159−3〜7及びボルト穴169−3,4にそれぞれ挿入する。
この状態において、ヒートシンク158及びヒートシンク168を、図63の矢印の方向にそれぞれスライドさせる。このスライドは、ボルト穴159及びボルト穴169が上記の形状を有していることにより、実現可能となっている。
このスライドにより、上記ペアの内の板状部材151が、隣接する2つのケージ36の内の一方の側面に近接し、上記ペアの内の板状部材161が、その2つのケージ36の内の他方の側面に近接する(図59参照)。この結果として、ヒートシンク158及びヒートシンク168は、プラガブルモジュール37−1〜6で発せられた熱をケージ36−1〜6を経由してさらに効率的に吸熱することができる。
以上のように本実施例によれば、光伝送装置10は、隣接する2つのケージ36の間に配設される板状部材151を有するヒートシンク158を有する。光伝送装置10は、隣接する2つのケージ36の間に配設される板状部材161を有するヒートシンク168をさらに有する。
この光伝送装置10の構成により、放熱効率をより向上させることができる。
[実施例10]
実施例10では、実施例9と同様に、光伝送装置が第1のヒートシンク及び第2のヒートシンクを有する。
[光伝送装置の構成]
図64は、実施例10の光伝送装置の構成例の説明に供する図である。図64において、実施例10の光伝送装置10は、第1のヒートシンクであるヒートシンク188と、第2のヒートシンクであるヒートシンク198とを有する。
図65は、実施例10の第1のヒートシンク及び第2のヒートシンクの構成例の説明に供する図である。図65に示すように、ヒートシンク188は、台座部180−1,2と、板状部材181を有する。板状部材181は、実施例1の板状部材41と同様に、ヒートシンク188の本体部の下面から立ち上がるように、設けられている。また、ヒートシンク188には、板状部材181と平行に、ヒートシンク188の本体部を貫くスリット182が設けられている。このスリット182には、後述するヒートシンク198の板状部材191が通される。
また、図65に示すように、ヒートシンク198は、板状部材191を有する。板状部材191は、実施例1の板状部材41と同様に、ヒートシンク198の本体部の下面から立ち上がるように、設けられている。
ここで、台座部180−1,2は、図64に示すように、それらの下面が伝熱板34の両端部と当接するように、配設される。この状態で、図66に示すように、板状部材181は、隣り合う2つのケージ36の間に配設される。図66は、図64のC−C矢視断面図である。また、ヒートシンク198は、板状部材191がスリット182をくぐり抜け、且つ、ヒートシンク198の本体部の下面がヒートシンク188の本体部の上面に当接するように、ヒートシンク188の上に重ねられる。この状態で、板状部材191は、図66に示すように、隣り合う2つのケージ36の間に配設される。また、板状部材181は、隣り合う2つのケージ36の内の一方側に寄って配設される一方、板状部材191は、他方側に寄って配設される。すなわち、板状部材181−4及び板状部材191−5に着目すると、板状部材181−4は、ケージ36−4側に寄って配設され、板状部材191−5は、ケージ36−5側に寄って配設される。これにより、板状部材181及び板状部材191をケージ36の側面に近接配置することができるので、光伝送装置10における放熱効率を向上させることができる。
[光伝送装置の製造方法]
以上の構成を有する光伝送装置の製造方法について説明する。図67〜70は、実施例10の光伝送装置の製造方法の説明に供する図である。ここでは、特に、図67〜70を参照して、実施例10の光伝送装置10の組み立て工程について説明する。
図67に示すように、ヒートシンク188の本体部の一端部には、ボルト穴189−1,3〜6が設けられ、他端部には、ボルト穴189−2,7〜9が設けられている。また、ヒートシンク198の本体部の一端部には、ボルト穴199−1,3〜6が設けられ、他端部には、ボルト穴199−2,7〜9が設けられている。図68は、図67のサークルC17内を拡大した図である。図68に示すように、ボルト穴199−2,7〜9のそれぞれは、例えば、長方形と当該長方形の対向する2辺をそれぞれ直径とする2つの半円とを組み合わせた形状、又は、楕円形状を有している。この形状は、ボルト穴189及びボルト穴199の全てにおいて共通する。
そして、図67及び図69に示すように、ボルト201−1をボルト穴199−1及びボルト穴189−1に挿入し、且つ、ボルト201−2をボルト穴199−2及びボルト穴189−2に挿入することにより、ヒートシンク188とヒートシンク198とを結合する。この状態では、同じ2つのケージ36の間に配設される、板状部材181及び板状部材191は1つの側面同士がほとんど接した状態となっている。
この状態で、図70に示すように、ヒートシンク188とヒートシンク198との結合体を、1つの側面同士がほとんど接した状態の板状部材181及び板状部材191のペアが、隣接する2つのケージ36の間に位置するように、配設する。そして、ボルト201−3〜9を、ボルト穴199−3〜9及びボルト穴189−3〜9にそれぞれ挿入する。
この状態において、ヒートシンク188及びヒートシンク198を、図70の矢印の方向にそれぞれスライドさせる。このスライドは、ボルト穴189及びボルト穴199が上記の形状を有していることにより、実現可能となっている。
このスライドにより、上記ペアの内の板状部材181が、隣接する2つのケージ36の内の一方の側面に近接し、上記ペアの内の板状部材191が、その2つのケージ36の内の他方の側面に近接する(図66参照)。この結果として、ヒートシンク188及びヒートシンク198は、プラガブルモジュール37−1〜6で発せられた熱をケージ36−1〜6を経由してさらに効率的に吸熱することができる。
以上のように本実施例によれば、光伝送装置10は、隣接する2つのケージ36の間に配設される板状部材181を有するヒートシンク188を有する。光伝送装置10は、隣接する2つのケージ36の間に配設される板状部材191を有するヒートシンク198をさらに有する。
この光伝送装置10の構成により、放熱効率をより向上させることができる。
[実施例11]
実施例11では、実施例9と同様に、光伝送装置が第1のヒートシンク及び第2のヒートシンクを有する。
[光伝送装置の構成]
図71は、実施例11の光伝送装置の構成例の説明に供する図である。図71において、実施例11の光伝送装置10は、第1のヒートシンクであるヒートシンク218と、第2のヒートシンクであるヒートシンク228とを有する。
図72は、実施例11の第1のヒートシンク及び第2のヒートシンクの構成例の説明に供する図である。図72に示すように、ヒートシンク218は、台座部210−1,2と、板状部材211を有する。板状部材211は、実施例9の板状部材158と同様に、ヒートシンク218の本体部の下面から立ち上がるように、設けられている。また、板状部材211は、ヒートシンク228の方に向けてヒートシンク218の本体部からはみ出した部分を有している。
また、図72に示すように、ヒートシンク228は、台座部220−1,2と、板状部材221,222を有する。板状部材221は、実施例9の板状部材161と同様に、ヒートシンク228の本体部の下面から立ち上がるように、設けられている。また、板状部材221は、ヒートシンク218の方に向けてヒートシンク228の本体部からはみ出した部分を有している。また、板状部材222は、ヒートシンク228の前面(つまり、ヒートシンク218と対向する面)からヒートシンク218の方に向けて立ち上がるように、設けられている。また、板状部材222の左右方向の一端部は、板状部材221と連結されている。すなわち、前面側からヒートシンク228を見ると、板状部材221と板状部材222とは、逆さのL字を形成するように配設されている。
また、台座部210−1,2は、それらの下面が伝熱板34の両端部と当接するように、配設される。この状態で、図73に示すように、板状部材211は、隣り合う2つのケージ36の間に配設される。図73は、図71のD−D矢視断面図である。また、台座部220−1,2は、それらの下面が伝熱板34の両端部と当接するように、配設される。この状態で、図73に示すように、板状部材221は、隣り合う2つのケージ36の間に配設される。また、この状態で、板状部材222は、ゲージ36の上面に当接するように配設される。ここで、板状部材211の上記のはみ出した部分は、ヒートシンク228の本体部の下に潜り込む。また、板状部材221の上記のはみ出した部分は、ヒートシンク218の本体部の下に潜り込む。また、板状部材222は、板状部材211と同様に、ヒートシンク218の本体部の下に潜り込む。また、板状部材211は、隣り合う2つのケージ36の内の一方側に寄って配設される一方、板状部材221は、他方側に寄って配設される。これにより、板状部材211及び板状部材221をケージ36の側面に近接配置することができるので、光伝送装置10における放熱効率を向上させることができる。さらに、板状部材222がゲージ36の上面に当接するように配設されるので、光伝送装置10における放熱効率をさらに向上させることができる。
[光伝送装置の製造方法]
以上の構成を有する光伝送装置の製造方法について説明する。図74〜79は、実施例11の光伝送装置の製造方法の説明に供する図である。ここでは、特に、図74〜79を参照して、実施例11の光伝送装置10の組み立て工程について説明する。
図74に示すように、ヒートシンク218の本体部の側面には、ボルト穴219−1,2が設けられている。また、実施例9のヒートシンク158と同様に、ヒートシンク218の本体部の一端部には、ボルト穴159−3〜5が設けられ、他端部には、ボルト穴159−6,7が設けられている。また、実施例9のヒートシンク168と同様に、ヒートシンク228の本体部の側面には、ボルト穴169−1,2が設けられている。図75は、図74のサークルC18内を拡大した図である。また、図76は、図74のサークルC19内を拡大した図である。図75及び図76に示すように、ボルト穴219の内径は、ボルト171の軸の外径よりも大きい一方、ボルト穴169の内径は、ボルト171の軸の外径と略等しい。
そして、図74及び図77に示すように、ボルト171−1をボルト穴219−1を通してボルト穴169−1に挿入して強く螺合し、且つ、ボルト171−2をボルト穴219−2を通してボルト穴169−2に挿入して強く螺合することにより、ヒートシンク218とヒートシンク228とを結合する。これにより、ヒートシンク218とヒートシンク228との圧接面での摩擦力によって、ヒートシンク218とヒートシンク228とが相対的にずれることを防止できる。この状態では、同じ2つのケージ36の間に配設される、板状部材211及び板状部材221は、図78に示すように、1つの側面同士がほとんど接した状態となっている。図78は、図77のサークルC20で囲まれた部分を拡大した図である。また、板状部材222は、図78に示すように、板状部材222の上面がヒートシンク218の本体部の下面とほとんど接した状態となっている。ここで、上記の通り、ボルト穴219の内径は、ボルト171の軸の外径よりも大きい一方、ボルト穴169の内径は、ボルト171の軸の外径と略等しい。このため、ボルト171のボルト穴169との螺合を緩めると、ヒートシンク218とヒートシンク228との接触面での摩擦力が低下し、ボルト171をボルト穴219を通してボルト穴169に螺合させた状態で、ヒートシンク218とヒートシンク228とは、ボルト穴219の範囲で相対的にずれることができる。
この状態で、図79に示すように、ヒートシンク218とヒートシンク228との結合体を、1つの側面同士がほとんど接した状態の板状部材211及び板状部材221のペアが、隣接する2つのケージ36の間に位置するように、配設する。そして、ボルト171−3〜7を、ボルト穴159−3〜7にそれぞれ挿入する。
この状態において、ヒートシンク218及びヒートシンク228を、図79の矢印の方向にそれぞれスライドさせる。すなわち、ヒートシンク228は、ヒートシンク218に対して下側にスライドする。さらに、ヒートシンク218とヒートシンク228とは、相対的に左右にスライドする。なお、上記説明では、ボルト穴219の内径形状が円であることを前提に説明しているが、これに限定されるものではない。要するに、上記下側方向及び左右方向のスライドを許容する形状であればよい。すなわち、例えば、ボルト穴219−1は、台座部210−1の方向、つまりヒートシンク218の左方向に向けて下がる長円形状又は楕円形状であってもよいし、ボルト穴219−2は、台座部210−2の方向、つまりヒートシンク218の右方向に向けて下がる長円形状又は楕円形状であってもよい。又は、ボルト穴219−1は、ヒートシンク218の下面と平行な長円形状又は楕円形状と、当該長円又は楕円の左端部において下方向に延びる長円形状又は楕円形状との組合せであってもよいし、ボルト穴219−2は、ヒートシンク218の下面と平行な長円形状又は楕円形状と、当該長円又は楕円の右端部において下方向に延びる長円形状又は楕円形状との組合せであってもよい。
このスライドにより、上記ペアの内の板状部材211が、隣接する2つのケージ36の内の一方の側面に近接し、上記ペアの内の板状部材221が、その2つのケージ36の内の他方の側面に近接する(図73参照)。さらに、このスライドにより、板状部材222の下面は、ケージ36の上面と近接する。この結果として、ヒートシンク218及びヒートシンク228は、プラガブルモジュール37で発せられた熱をケージ36を経由してさらに効率的に吸熱することができる。この状態で、ボルト171をボルト穴219を通してボルト穴169に再度強く螺合させる。
以上のように本実施例によれば、光伝送装置10は、隣接する2つのケージ36の間に配設される板状部材211を有するヒートシンク218を有する。光伝送装置10は、隣接する2つのケージ36の間に配設される板状部材221と、ケージ36の上面に近接するように配設される板状部材222とを有するヒートシンク228をさらに有する。
この光伝送装置10の構成により、ヒートシンク218及びヒートシンク228がケージ36の3つの側面に近接配置されるので、放熱効率をさらに向上させることができる。
10 光伝送装置
34 伝熱板
35 基板
36 ケージ
37 プラガブルモジュール
38,158,168,188,198,218,228 ヒートシンク
39 本体部
40,150,160,180,210,220 台座部
41,141,151,161,181,191,211,221,222 板状部材
43,53,63,73,83,93,103,113 ガイドピン
44,54,64,74,84,94,104,114 挿入穴
55,56,65,66,85,86,95,96 棒状部
57,58,87,88 筒状部
77,107 スリーブ
159,169,189,199,219 ボルト穴
171,201 ボルト
182 スリット

Claims (13)

  1. 受信した光信号を電気信号に変換する処理回路を内部に備える外壁部を有する光伝送装置において、
    前記外壁部の内面に固定される伝熱板と、
    前記伝熱板上に設けられる基板と、
    前記基板の上面に並列に設けられ、且つ、光伝送路を接続可能なモジュールがそれぞれ差し込まれる、第1のケージ及び第2のケージと、
    前記第1のケージ及び前記第2のケージの前記基板と反対側の面に沿って配設された第1の本体部と、前記基板と対向する前記第1の本体部の下面から立ち上がり、且つ、前記第1のケージと前記第2のケージとの間に配設される第1の板状部材と、前記第1の本体部の両端からそれぞれ前記第1の板状部材と同じ方向に立ち上がり、且つ、各底面が前記伝熱板の上面と接する台座部と、を有する第1のヒートシンクと、
    を具備することを特徴とする光伝送装置。
  2. 前記伝熱板は、前記上面と反対側の前記基板の下面と第1の面が対向した状態で、前記基板が前記第1の面上に配設され、
    前記光伝送装置は、前記伝熱板の前記第1の面において、前記基板が配設された領域以外の前記伝熱板の両端部に設けられ、前記第1の面から立ち上がり、且つ、前記基板の上面と前記第1のケージ及び前記第2のケージの前記基板と反対側の面との離間距離よりも長い、第1のガイドピン及び第2のガイドピンをさらに具備し、
    前記台座部は、前記第1の板状部材と直交する方向の前記第1の本体部の一端部において前記第1の本体部の下面から立ち上がる第1の台座部と、前記第1の本体部の他端部において前記第1の本体部の下面から立ち上がる第2の台座部と、を含み
    前記第1の台座部は、前記第1のガイドピンが挿入される第1の挿入穴を有し、
    前記第2の台座部は、前記第2のガイドピンが挿入される第2の挿入穴を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の光伝送装置。
  3. 前記伝熱板は、前記上面と反対側の前記基板の下面と第1の面が対向した状態で、前記基板が前記第1の面上に配設され、
    前記台座部は、前記第1の板状部材と直交する方向の前記第1の本体部の一端部において前記第1の本体部の下面から立ち上がる第1の台座部と、前記第1の本体部の他端部において前記第1の本体部の下面から立ち上がる第2の台座部と、を含み
    前記第1のヒートシンクは、前記伝熱板の第1の面と対向する前記第1の台座部の下面から立ち上がる第1のガイドピンと、前記伝熱板の第1の面と対向する前記第2の台座部の下面から立ち上がる第2のガイドピンとを有し、
    前記伝熱板は、前記第1の面において、前記基板が配設された領域以外の前記伝熱板の両端部に設けられ、且つ、前記第1のガイドピン及び前記第2のガイドピンがそれぞれ挿入される、第1の挿入穴及び第2の挿入穴を有し、
    前記第1のガイドピン及び前記第2のガイドピンのそれぞれは、前記基板の上面と前記第1のケージ及び前記第2のケージの前記基板と反対側の面との離間距離よりも長い、
    ことを特徴とする請求項1に記載の光伝送装置。
  4. 前記第1のガイドピンは、第1の棒状部と、前記第1の棒状部よりも断面積の広い第1の先端部とを有し、
    前記第2のガイドピンは、第2の棒状部と、前記第2の棒状部よりも断面積の広い第2の先端部とを有し、
    前記第1の挿入穴は、第1の筒状部と、前記第1の筒状部よりも径が大きく且つ前記第1の先端部を収容する第2の筒状部とを有し、
    前記第2の挿入穴は、第3の筒状部と、前記第3の筒状部よりも径が大きく且つ前記第2の先端部を収容する第4の筒状部とを有する、
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の光伝送装置。
  5. 前記第1のガイドピンは、第1の棒状部と、前記第1の棒状部よりも断面積の広い第1の先端部とを有し、
    前記第2のガイドピンは、第2の棒状部と、前記第2の棒状部よりも断面積の広い第2の先端部とを有し、
    前記第1の挿入穴は、前記第1の台座部の下面と前記第1の本体部の上面とを貫く貫通穴であり、
    前記第2の挿入穴は、前記第2の台座部の下面と前記第1の本体部の上面とを貫く貫通穴であり、
    前記第1の挿入穴の深さは、前記第1の棒状部の長さよりも小さく、
    前記第2の挿入穴の深さは、前記第2の棒状部の長さよりも小さい、
    ことを特徴とする請求項2に記載の光伝送装置。
  6. 前記第1のガイドピンは、第1の棒状部と、前記第1の棒状部よりも断面積の広い第1の先端部とを有し、
    前記第2のガイドピンは、第2の棒状部と、前記第2の棒状部よりも断面積の広い第2の先端部とを有し、
    前記第1の挿入穴は、前記第1の面と、前記第1の面と反対側の前記伝熱板の第2の面とを貫く貫通穴であり、
    前記第2の挿入穴は、前記第1の面と、前記第2の面とを貫く貫通穴であり、
    前記第1の挿入穴の深さは、前記第1の棒状部の長さよりも小さく、
    前記第2の挿入穴の深さは、前記第2の棒状部の長さよりも小さい、
    ことを特徴とする請求項3に記載の光伝送装置。
  7. 前記第1の板状部材の断面積は、前記第1の本体部側から先端側に向かうに従って小さくなる、
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の光伝送装置。
  8. 前記第1のガイドピンの断面積は、前記第1の面側から前記第1のガイドピンの先端側に向かうに従って小さくなり、
    前記第2のガイドピンの断面積は、前記第1の面側から前記第2のガイドピンの先端側に向かうに従って小さくなる、
    ことを特徴とする請求項2に記載の光伝送装置。
  9. 前記第1のガイドピンの断面積は、前記第1の台座部の下面側から前記第1のガイドピンの先端側に向かうに従って小さくなり、
    前記第2のガイドピンの断面積は、前記第2の台座部の下面側から前記第2のガイドピンの先端側に向かうに従って小さくなる、
    ことを特徴とする請求項3に記載の光伝送装置。
  10. 第2の本体部と、前記基板と対向する前記第2の本体部の下面から立ち上がり、前記第2の本体部から一部がはみ出し、且つ、前記第1のケージと前記第2のケージとの間に配設される第2の板状部材と、を有する第2のヒートシンクをさらに具備する、
    ことを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の光伝送装置。
  11. 前記第1の本体部は、前記第1の板状部材から所定距離離れた位置に、スリット状の貫通穴が設けられ、
    前記光伝送装置は、第2の本体部と、前記基板と対向する前記第2の本体部の下面から立ち上がり、前記スリット状の貫通穴に挿入され、且つ、前記第1のケージと前記第2のケージとの間に配設される第2の板状部材と、を有する第2のヒートシンクをさらに具備する、
    ことを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の光伝送装置。
  12. 基板の上面に並列に設けられ、且つ、光伝送路を接続可能なモジュールがそれぞれ差し込まれる、第1のケージ及び第2のケージと、
    前記第1のケージ及び前記第2のケージの前記基板と反対側の面に沿って配設された本体部を有するヒートシンクと、を具備する、
    光伝送装置の製造方法であって、
    前記ヒートシンクは、前記基板と対向する前記本体部の下面から立ち上がる板状部材と、前記板状部材と直交する方向の前記本体部の一端部において前記本体部の下面から立ち上がる第1の台座部と、前記本体部の他端部において前記本体部の下面から立ち上がる第2の台座部と、をさらに有し、
    前記光伝送装置は、
    前記上面と反対側の前記基板の下面と第1の面が対向した状態で、前記基板が前記第1の面上に配設された伝熱板と、
    前記伝熱板の前記第1の面において、前記基板が配設された領域以外の前記伝熱板の両端部に設けられ、前記第1の面から立ち上がり、且つ、前記基板の上面と前記第1のケージ及び前記第2のケージの前記基板と反対側の面との離間距離よりも長い、第1のガイドピン及び第2のガイドピンと、をさらに具備し、
    前記第1の台座部は、前記第1のガイドピンが挿入される第1の挿入穴を有し、
    前記第2の台座部は、前記第2のガイドピンが挿入される第2の挿入穴を有し、
    前記第1のガイドピンは、第1の棒状部と、前記第1の棒状部よりも断面積の広い第1の先端部とを有し、
    前記第2のガイドピンは、第2の棒状部と、前記第2の棒状部よりも断面積の広い第2の先端部とを有し、
    前記第1の挿入穴は、第1の筒状部と、前記第1の筒状部よりも径が大きく且つ前記第1の先端部を収容する第2の筒状部とを有し、
    前記第2の挿入穴は、第3の筒状部と、前記第3の筒状部よりも径が大きく且つ前記第2の先端部を収容する第4の筒状部とを有し、
    前記製造方法は、
    前記第1のガイドピン及び前記第2のガイドピンを前記第1の挿入穴及び前記第2の挿入穴にそれぞれ挿入して前記板状部材を前記第1のケージと前記第2のケージとの間に配設し、その後、前記ヒートシンクを前記伝熱板の第1の面に沿って回転させる、組み立て工程を含む、
    ことを特徴とする製造方法。
  13. 基板の上面に並列に設けられ、且つ、光伝送路を接続可能なモジュールがそれぞれ差し込まれる、第1のケージ及び第2のケージと、
    前記第1のケージ及び前記第2のケージの前記基板と反対側の面に沿って配設された本体部を有するヒートシンクと、を具備する、
    光伝送装置の製造方法であって、
    前記ヒートシンクは、前記基板と対向する前記本体部の下面から立ち上がる板状部材と、前記板状部材と直交する方向の前記本体部の一端部において前記本体部の下面から立ち上がる第1の台座部と、前記本体部の他端部において前記本体部の下面から立ち上がる第2の台座部と、伝熱板の第1の面と対向する前記第1の台座部の下面から立ち上がる第1のガイドピンと、前記伝熱板の第1の面と対向する前記第2の台座部の下面から立ち上がる第2のガイドピンとを有し、
    前記光伝送装置は、前記上面と反対側の前記基板の下面と前記第1の面が対向した状態で、前記基板が前記第1の面上に配設された前記伝熱板と、前記第1の面において、前記基板が配設された領域以外の前記伝熱板の両端部に設けられ、且つ、前記第1のガイドピン及び前記第2のガイドピンがそれぞれ挿入される、第1の挿入穴及び第2の挿入穴と、を有し、
    前記第1のガイドピンは、第1の棒状部と、前記第1の棒状部よりも断面積の広い第1の先端部とを有し、
    前記第2のガイドピンは、第2の棒状部と、前記第2の棒状部よりも断面積の広い第2の先端部とを有し、
    前記第1のガイドピン及び前記第2のガイドピンのそれぞれは、前記基板の上面と前記第1のケージ及び前記第2のケージの前記基板と反対側の面との離間距離よりも長く、
    前記第1の挿入穴は、第1の筒状部と、前記第1の筒状部よりも径が大きく且つ前記第1の先端部を収容する第2の筒状部とを有し、
    前記第2の挿入穴は、第3の筒状部と、前記第3の筒状部よりも径が大きく且つ前記第2の先端部を収容する第4の筒状部とを有し、
    前記製造方法は、
    前記第1のガイドピン及び前記第2のガイドピンを前記第1の挿入穴及び前記第2の挿入穴にそれぞれ挿入して前記板状部材を前記第1のケージと前記第2のケージとの間に配設し、その後、前記ヒートシンクを前記伝熱板の第1の面に沿って回転させる、組み立て工程を含む、
    ことを特徴とする製造方法。
JP2014202503A 2013-11-05 2014-09-30 光伝送装置及び製造方法 Active JP6464645B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014202503A JP6464645B2 (ja) 2013-11-05 2014-09-30 光伝送装置及び製造方法
US14/524,552 US9470862B2 (en) 2013-11-05 2014-10-27 Optical transmission device and manufacturing method thereof

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013229687 2013-11-05
JP2013229687 2013-11-05
JP2014202503A JP6464645B2 (ja) 2013-11-05 2014-09-30 光伝送装置及び製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015111815A JP2015111815A (ja) 2015-06-18
JP6464645B2 true JP6464645B2 (ja) 2019-02-06

Family

ID=53007119

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014202503A Active JP6464645B2 (ja) 2013-11-05 2014-09-30 光伝送装置及び製造方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9470862B2 (ja)
JP (1) JP6464645B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7426843B2 (ja) 2020-02-12 2024-02-02 古河電気工業株式会社 光学装置
US20210325616A1 (en) * 2020-04-17 2021-10-21 Adtran, Inc. Pluggable optical module cage for fixed heat sink

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0566333A (ja) * 1991-09-09 1993-03-19 Hitachi Ltd 並列光伝送モジユール及びその組立方法
US6752663B2 (en) 2002-03-06 2004-06-22 Tyco Electronics Corporation Receptacle assembly having shielded receptacle connector interface with pluggable electronic module
US6986679B1 (en) * 2002-09-14 2006-01-17 Finisar Corporation Transceiver module cage for use with modules of varying widths
JP2004222426A (ja) 2003-01-15 2004-08-05 Mitsubishi Electric Corp 海底中継器
US6884937B1 (en) * 2003-10-08 2005-04-26 Nortel Networks Limited Electromagnetic compliant shield having electrostatic discharge protection
JP2005243800A (ja) * 2004-02-25 2005-09-08 Hitachi Cable Ltd 光伝送モジュール
JP2006005045A (ja) 2004-06-16 2006-01-05 Opnext Japan Inc 光伝送装置
US7125261B2 (en) 2004-10-05 2006-10-24 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Optical transceiver with a pluggable function
JP2006157305A (ja) 2004-11-26 2006-06-15 Nec Corp 光通信装置
JP4703454B2 (ja) * 2006-03-27 2011-06-15 富士通株式会社 光モジュール用ケージ実装構造
JP2008151936A (ja) 2006-12-15 2008-07-03 Sumitomo Electric Ind Ltd 光トランシーバ
JP2008256815A (ja) 2007-04-03 2008-10-23 Yokogawa Electric Corp 光コネクタ
US8035973B2 (en) * 2009-08-31 2011-10-11 Avago Technologies Fiber Ip (Singapore) Pte. Ltd. Cage having a heat sink device secured thereto in a floating arrangement that ensures that continuous contact is maintained between the heat sink device and a parallel optical communications device secured to the cage
WO2011120188A1 (en) * 2010-03-29 2011-10-06 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Cooling device for pluggable module, assembly of the cooling device and the pluggable module
US8382509B2 (en) * 2010-08-06 2013-02-26 Fci Americas Technology Llc Electrical connector assembly including compliant heat sink
US8823540B2 (en) * 2010-12-21 2014-09-02 Fci Americas Technology Llc Electrical assembly with connector-supported light pipe and pass through heat sink
US8830679B2 (en) * 2011-05-27 2014-09-09 Fci Americas Technology Llc Receptacle heat sink connection
US8599559B1 (en) * 2012-05-30 2013-12-03 Tyco Electronics Corporation Cage with a heat sink mounted on its mounting side and an EMI gasket with its fingers electrically connected to the mounting side
WO2014141490A1 (ja) * 2013-03-13 2014-09-18 山一電機株式会社 リセプタクルアッセンブリーおよびトランシーバモジュールアッセンブリー

Also Published As

Publication number Publication date
US9470862B2 (en) 2016-10-18
JP2015111815A (ja) 2015-06-18
US20150125123A1 (en) 2015-05-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9343851B2 (en) Pluggable connector configured to transfer thermal energy away from internal electronics of the pluggable connector
US9620890B1 (en) Thermal-transfer assembly and electrical connector having the same
US9054470B2 (en) Electrical connector having an electrical contact with a plurality of contact beams
US9591781B2 (en) Floating daughter card system
JP6464645B2 (ja) 光伝送装置及び製造方法
US8529282B1 (en) Daughter card assembly having a latching sub-assembly with a coupling arm extending in an insertion direction
JP2014512093A5 (ja)
US20080112707A1 (en) Connector assembly
US20130182394A1 (en) Electronic module packages and assemblies for electrical systems
CN203456481U (zh) 接线盒
US8325488B2 (en) Card module and module connector assembly
TWI797499B (zh) 使用可拆卸之連纜用前面板連接器之互連系統、殼體總成、電連接器、總成和連接器總成
EP3780294A1 (en) Connector adapter and connector test system
US20190273339A1 (en) A connector system
CN104300318B (zh) 连接器
US8878073B2 (en) Printed circuit board and methods of manufacturing the same
JP6569377B2 (ja) ケーブルコネクタ及び配線基板
CN203983591U (zh) 连接器
EP3035524A1 (en) Photovoltaic connection box and photovoltaic assembly
CN202259895U (zh) 电连接器
JP7298206B2 (ja) 端子台および電力変換装置
CN210867709U (zh) 一种中频收发机
CN218957122U (zh) 导销和计算设备
JP2014107046A (ja) コネクタ
CN102483498A (zh) 用于光纤的连接装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170605

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180521

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180612

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180809

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181211

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181224

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6464645

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150