JP6464549B2 - ファンユニットおよびこれを使用したファンフィルタユニット - Google Patents

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Description

本発明は、クリーンルームなどに使用するファンユニットおよびこれを使用したファンフィルタユニットに関する。
この種のファンフィルタユニットとしては、例えば特許文献1に記載されているものが知られている。このファンフィルタユニットは、フィルタの上流側に筐体を有し、筐体内に遠心ファンを設けた構成を有し、遠心ファンの下部に仕切板を設置し、遠心ファンと仕切板で形成される空気の吹き出し直後の水平方向Wの気流が流れる第1開口部通路断面積と、筐体の壁面に気流を当てることで筐体の壁面と仕切板の負値部分との間において気流が垂直方向に向きを変えて流れる第2開口部通路断面積とをほぼ等しく設定している。
ここで、遠心ファンは、上部に形成されたベルマウス台に支持されたフィンガーガードを通じて空気を吸込み、吸込んだ空気を遠心力で水平方向に吹き出す。遠心ファンから吹き出された水平方向の空気流は、仕切板によって区画された第1開口部通路を通り、筐体平面および仕切板に当たって空気流が垂直下方向に向きを変えて第2開口部通路を通ってフィルタに吹き出される。
特開2012−26696号公報
しかしながら、上記遠心ファンを使用したファンフィルタユニットでは、遠心ファンが吸い込んだ気流を軸心と直交する方向に吹き出すことから、遠心ファン自体を筐体内に配置する必要がある。また、遠心ファンから吹き出された水平方向の空気流を整流するために筐体内に仕切板を設ける必要があり、筐体の厚みは少なくとも遠心ファンを構成する羽根の軸方向長さより厚く設定する必要があり、薄型化や省スペース化の要求に答えることができないという未解決の課題がある。
そこで、本発明は、上記従来例の未解決の課題に着目してなされたものであり、ファンユニットを薄型化するとともに省スペース化を図ることができるファンユニットおよびこれを使用したファンフィルタユニットを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係るファンユニットの一態様は、中心部のステータの外側にアウターロータを配置した駆動モータと、開口部の中央位置にステーを介して前記駆動モータを支持し、ファンフィルタユニットの空気導入に取付けられる取付板と、前記アウターロータに固定された羽根固定部材に複数枚の羽根を形成した斜流ファンと、前記取付板の前記ファンフィルタユニットとは反対側に一体に形成した前記斜流ファンの羽根の外周縁を囲むフードとを備え、前記斜流ファンの羽根の下端縁が前記取付板の下面より下側から上方側へ下面を横切るように傾斜されている。
また、本発明に係るファンフィルタユニットの一態様は、前述のファンユニットを有する
本発明によれば、ファンユニットの送風部として斜流ファンを適用し、この斜流ファンをアウターロータ形の駆動モータで回転駆動する構成としたので、斜流ファン内に駆動モータを内蔵させて全体の構成を薄型化することができる。
また、上記構成を有するファンユニットを使用してファンフィルタユニットを構成することにより、フィルタを設置するユニットケースの外側にファンユニットを配置することが可能となり、薄型化および省スペース化を図ることができる。
本発明に係るファンフィルタユニットの一実施形態を示す図であって、(a)は正面図、(b)は底面図、(c)は右側面図である。 図1のファンユニットを示す拡大図であって、(a)は正面図、(b)は底面図である。 図1のファンユニットを示す背面図である。 図2のA−A線上の拡大断面図である。 図4の駆動モータを示す拡大断面図である。 斜流ファンを示す斜視図である。 本発明を適用したクリーンルームを示す模式図である。 クリーンルームでのファンフィルタユニットの装着状態を示す側面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を伴って説明する。
図1は本発明に係るファンフィルタユニットの一実施形態を示す構成図、図2は図1のファンユニットを示す構成図である。
図中、1はファンフィルタユニットであって、このファンフィルタユニット1は、図1(b)および(c)に示すように、正面から見て例えば方形で扁平なユニットケース2を有する。このユニットケース2には、その正面中央部にはファンユニット3が装着され、背面側に塵埃を除去する高性能フィルタなどのフィルタ4が装着されている。
ユニットケース2は、図1(a)〜(c)に示すように、例えば正方形の正面板21と、この正面板21の各辺から後方に延長する側面板22とで背面側に開口部23を形成した扁平な箱状に形成されている。正面板21の中央部には、図1(a)で点線図示のように、例えば正方形の空気導入孔24が形成されている。
ファンユニット3は、図2〜図4に示すように、ユニットケース2の正面板21に形成された空気導入孔24を覆い、空気導入孔24に連通する開口部31aを有する取付板31を備えている。この取付板31に、駆動モータ32、斜流ファン33およびインレットリングを兼ねるフード34が一体に取付けられてモジュール化されている。
取付板31の下面には、図2(b)および図3に示すように、開口部31aの外側に固定されて内方に延長する複数例えば4本のU字状のステー35の自由端にモータ取付部36が支持されている。
このモータ取付部36は、図5で特に明らかなように、ステー35の自由端に取付けられた中央部に開口部37aを形成した支持円板部37と、この支持円板部37の開口部37aの周囲から上方に延長する支持円筒部38とで構成されている。
支持円板部37には駆動モータ32の後述するアウターロータ42の下端に対向する位置にアウターロータ42の下端と僅かなギャップを介して近接する円筒部37bが形成されている。
また、支持円筒部38は、開口部37a側の大径円筒部38aと、この大径円筒部38aの上方に一体に形成された小径円筒部38bとで構成されている。
駆動モータ32は、図5を参照して明らかなように、モータ取付部36の小径円筒部38bの外周側に固定支持されたステータ41と、このステータ41の外周面に対向配置されたアウターロータ42とを備えている。したがって、駆動モータ32は、表面磁石型のアウターロータ形の構成を有する。
ステータ41は、積層鉄心で中心部の円筒状のヨーク41aと、このヨーク41aの外周面から半径方向に外周側に向かうティース41bとで構成されている。ヨーク41aは、大径円筒部38aの上面に止めねじ43によって固定され、ティース41bには励磁巻線44が巻装されている。
アウターロータ42は、モータ取付部36の小径円筒部38bの内周面における上下端部にそれぞれ配置された上下一対の転がり軸受45aおよび45bによって回転自在に支持されている。ここで、アウターロータ42は、一対の転がり軸受45aおよび45bの内輪に挿通される円柱状の支持軸46と、この支持軸46の転がり軸受45aから突出する端部に装着されたカップ状体47とを備えている。
カップ状体47は、中心部に支持軸46の上端が挿通される貫通孔47aが形成された円板部47bと、この円板部47bの外周縁から下方に延長し、ステータ41の外周面を覆う円筒部47cとで構成されている。円筒部47cには、ステータ41の外周面に対向する内周面に複数例えば9個の永久磁石47dが円周方向に所定間隔を保って配置されている。
また、支持軸46は、上端に例えばEリング48が固定され、下端面に雌ねじ部49が形成されている。この支持軸46の長さは、カップ状体47の円板部47bを転がり軸受45aの内輪上面に接触させた状態で、貫通孔47a、転がり軸受45aおよび45b内に挿通させてEリング48がカップ状体47の円板部47bの上面に接触した状態で、下端が転がり軸受45bの内輪の下面より上方位置となる長さに設定されている。
そして、上記のように支持軸46を貫通孔47a、転がり軸受45aおよび45bに挿通させた状態で、図5に示すように、下面側からワッシャ50を装着した止めねじ51を支持軸46の雌ねじ部49に螺合させて締め付ける。これによって、支持軸46およびカップ状体47が転がり軸受45aおよび45bの内輪側に固定支持される。
また、カップ状体47の円板部47bの上面の外周面側に斜流ファン33を固定する取付段部52が形成され、この取付段部52に固定用の雌ねじ部53が形成されている。
斜流ファン33は、図4および図6に示すように、駆動モータ32のアウターロータ42に固定されている。この斜流ファン33は、アウターロータ42の円板部42bに形成した取付段部52に固定される羽根固定部材となるハブ61と、このハブ61の外周面に固定された例えば5枚の羽根62が固定されている。
ハブ61は、図4に示すように、アウターロータ42の円板部42bにおける取付段部52に固定された円板部61aと、この円板部61aの外周縁に一体に形成された円錐台筒部61bとを有し、下端面を開放したカップ状に構成されている。
羽根62は、図2(a)および図6から明らかなように、ハブ61の円錐台筒部61bの上端における円周方向に5等分した点Puから下端における円周方向に5等分し、且つ点Puに対して反時計回りに角度θ例えば60度ずれた点Pdまで延長する取付縁62aと、この取付縁62aから外方に僅かに円弧を描くように延長し外周縁62bが図2(b)で点線図示のようにフード34に対して所定のギャップを介して対向するように形成されている。さらに、羽根62の下端縁62cは、図4に示すように、ハブ61の円錐台筒部61bの下端部から斜め上方に延長している。
そして、ハブ61の円錐台筒部61bの下端面が取付板31の下面より下側に突出しており、羽根62の下端縁62cの上端部が取付板31の下面より上方に位置するように設定されている。
なお、羽根62の下端縁62cは、その上端部がユニットケース2の正面板21の外表面と接触する取付板31の下面と一致するまで下げることができ、且つ下端部が取付板31の下面と一致するまで上げることができる。ここで、羽根62の下端縁62cの下端部を取付板31の下面と一致する位置を超えて上げると斜流ファン33の高さが高くなってしまい、薄型化の要求に答えられなくなる。逆に、羽根62の下端縁62cの上端部を取付板31の下面より下げると、フード34と対向しなくなるため送風効率が低下する。このため、羽根62の下端縁62cが取付板31の下面を横切るように設定することで、薄型化の要求と送風効率の向上との相反する要求を満足することができる。
フード34は、図4に示すように、取付板31に取付けられるフランジ部34aと、このフランジ部34aの内周面から一体に上方に斜流ファン33の羽根62の外周縁62bに対して所定のギャップを介して対向するように延長する円錐台筒部34bと、この円錐台筒部34bの上端側の空気吸込口34cに形成された断面C字状でラッパ状に広がるベルマウス部34dとで構成されている。ここで、空気吸込口34c側にベルマウス部34dを形成することにより、ファンユニット3の駆動モータ32を回転駆動して斜流ファン33を回転させたときに生じる風切り音を抑制することができる。
そして、フード34の空気吸込口34cには、図4に示すように、指の挿入を防止するフィンガーガード70が取付けられている。
次に、上記実施形態の動作を説明する。
上記実施形態では、フィルタ4を装着する開口部23とは反対側に空気導入孔24を形成したユニットケース2と、取付板31に、駆動モータ32、斜流ファン33、フード34が一体化されてモジュール化されたファンユニット3とを有する。このため、ユニットケース2の空気導入孔24を覆うようにファンユニット3の取付板31を例えばネジ止めによって取付けるだけで、ユニットケース2の外側にファンユニット3を装着することができる。
この状態で、ユニットケース2の開口部23にフィルタ4を装着することにより、ファンフィルタユニット1を容易に構成することができる。
このようにして構成されたファンフィルタユニット1を動作させるには、ファンユニット3の駆動モータ32を図示しないモータ駆動回路によって回転駆動し、斜流ファン33を図1(a)で見て時計方向に回転駆動する。この斜流ファン33が時計方向に駆動されると、ハブ61に取付けられた羽根62によって、フード34の上方の開口部34cから空気を吸引する。そして、吸引した空気は、図4で矢視Xで示すように、ユニットケース2の空気導入孔24内に斜め外方向に旋回流として吐出される。
このとき、ユニットケース2の空気導入孔24が、図1(a)に示すように、ユニットケース2の上面板21の中央部に形成されているので、空気導入部24から斜め外方向の旋回流として導入された空気が四方に拡散されてフィルタ4を通じて例えばクリーンルームに導入することができる。
この場合のクリーンルームとしては、図7に示すような構成を有する。すなわち、直線状の搬送路80の少なくとも一方側に搬送路80の延長方向に所定間隔を保ってストック領域81が複数形成されている。各ストック領域81には、例えば液晶パネル等の被ストック部材82をその板面を水平方向として垂直方向に所定間隔を保って載置する収納棚83が配置されている。
そして、搬送路80を走行するロボット84によって、ストック領域81の収納棚83に被ストック部材82を保管したり、保管されている被ストック部材82を取り出して搬送したりするようにしている。
各ストック領域81には、収納棚83を挟む両側壁に上述したファンフィルタユニット1が取付けられ、ファンフィルタユニット1により清浄な空気をストック領域81に供給することができる。
このとき、上述したように、ファンフィルタユニット1を薄型化することができるとともに、薄いユニットケース2の空気導入孔24にファンユニット3を装着し、開口部23にフィルタ4を装着してファンフィルタユニット1が構成されている。
このとき、隣接するストック領域81間に装着されるファンフィルタユニット1のファンユニット3の装着位置を、図8に示すように、上下方向にずらして配置する。これにより、ファンフィルタユニット3を互い違いに配置することができ、対面するファンフィルタユニット1同士をファンユニット3に導入する必要な空気量が確保できる最小限の間隔まで近接させることができる。したがって、隣接するストック領域81間の間隔を狭めて省スペース化を図ることができる。
また、ファンユニット3を保守点検や修理する際には取付板31をユニットケース2から取り外すことにより、保守点検や修理を容易に行うことができる。
このように、上記実施形態によると、斜流ファン33内にアウターロータ形の駆動モータ32を配置してファンユニット3を構成することにより、ファンユニット3をユニットケース2の外側に配置することが可能となり、前述した従来例のように遠心ファンを使用する場合のように遠心ファンをユニットケース2内に配置する必要がなく、ユニットケース2を薄型化することができる。
また、ファンユニット3から吐出される空気流が斜め外方向に向かう旋回気流となるので、ユニットケース2内の四方への空気の拡散を確実に行うことができ、遠心ファンを使用する場合のように軸方向と直交する方向に吐出される空気のように一旦ユニットケース2の内壁に突き当たってから下方気流となる場合に比較して空気を広範囲に拡散させることができる。
さらに、斜流ファン33がカップ状に形成されたハブ61とこのハブ61の外周面に形成された複数枚の羽根62とで形成され、ハブ61内に駆動モータ32を配置することができるので、ファンユニット3の構成を薄型化することができる。
さらに、駆動モータ32をアウターロータ形に構成することにより、アウターロー42の内周面にステータ41と対向して配置する永久磁石47dの表面積を大きく取ることができ、この分永久磁石47dで発生する磁束を増加させることができ、モータトルクを増加させることができる。
また、ファンユニット3を取付板31に、駆動モータ32、斜流ファン33およびフード34を一体化させて配置してモジュール化することにより、組立部品数を減少させることができるとともに、ファンユニット3のユニットケース2への取付けおよび取り外しを容易に行うことができる。このため、ファンフィルタユニット1の製作を容易に行うことができるとともに、ファンユニット3を取り外すことにより、ファンユニット3の修理点検を容易に行うことができる。
さらに、斜流ファン33は、羽根62におけるファンケース2の空気導入孔側の端縁の最大突出部および最小突出部間にファンケース2の空気導入孔24側の外表面すなわち取付板31の下面が位置するように位置決めされているので、薄型化の要求を確保しながら空気吐出効率を確保することができる。
なお、上記実施形態では、モータ支持部36の支持円板部37に形成した円筒部37bが駆動モータ32のアウターロータ42を構成するカップ状体47の下面に所定のギャップを介して近接する場合について説明した。しかしながら、本発明は上記構成に限定されるものではなく、カップ状体47の下面と円筒部37bとの間にラビリンスを形成して転がり軸受45aおよび45bの潤滑油等の塵埃が駆動モータ32から外部に漏出することを防止するようにすることが好ましい。
また、上記実施形態では、斜流ファン33によって吐出される空気流をそのまま空気導入孔24を通じてユニットケース2内に導入する場合について説明した。しかしながら、本発明は上記構成に限定されるものではなく、図4において一点鎖線で示すように、取付板31の開口部31aの周囲に下方に突出する補強を兼ねる格子状の気流ガイド90を設けることもできる。この場合には、気流ガイド90によって斜流ファン33から吐出される空気流の一部が跳ね返されることにより、斜流ファン33の下側に回り込む空気流を形成することができ、フィルタ4に供給する空気流の均一化を図ることができる。
また、上記実施形態では、斜流ファン33の羽根62を5枚とした場合について説明したが、これに限定されるものではなく、必要な送風量に応じて羽根62の枚数や傾斜角度を任意に設定することができる。
さらに、上記実施形態では、ユニットケース2が扁平な立方体である場合について説明したが、これに限定されるものではなく、扁平な直方体に形成するようにしてもよい。この場合には、ユニットケース2の長手方向に複数の空気導入孔24を形成して、これら複数の空気導入孔24のそれぞれにファンユニット3を装着するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、取付板31に、駆動モータ32、斜流ファン33およびフード34を一体化してモジュール構成のファンユニット3を構成する場合について説明した。しかしながら、本発明は、上記構成に限定されるものではなく、取付板31を省略して、フード34をユニットケース2の空気導入孔24の周囲に固定し、ステー35をユニットケース2の正面板21の裏面側に固定することによりファンユニット3を構成するようにしてもよい。
1…ファンフィルタユニット、2…ユニットケース、3…ファンユニット、4…フィルタ、21…正面板、22…側面板、23…開口部、24…空気導入孔、31…取付板、32…駆動モータ、33…斜流ファン、34…フード、35…ステー、36…モータ取付部、41…ステータ、42…アウターロータ、45a,45b…転がり軸受、61…ハブ、62…羽根、81…ストック領域、82…被ストック部材

Claims (6)

  1. 中心部のステータの外側にアウターロータを配置した駆動モータと、
    開口部の中央位置にステーを介して前記駆動モータを支持し、ファンフィルタユニットの空気導入に取付けられる取付板と、
    前記アウターロータに固定された羽根固定部材に複数枚の羽根を形成した斜流ファンと、
    前記取付板の前記ファンフィルタユニットとは反対側に一体に形成した前記斜流ファンの羽根の外周縁を囲むフードとを備え、
    前記斜流ファンの羽根の下端縁が前記取付板の下面より下側から上方側へ下面を横切るように傾斜されている
    ことを特徴とするファンユニット。
  2. 記駆動モータ、斜流ファンおよび当該斜流ファンの羽根の外周縁を囲む前記フードとを一体化させた構成を有することを特徴とする請求項に記載のファンユニット
  3. 前記空気導入孔とフィルタを装着する開口部とを互いに対向させて形成したユニットケースの空気導入孔の周囲に固定する当該空気導入孔に連通する開口部を有する前記取付板と、該取付板に一体に形成した前記フードと、前記取付板に複数の前記ステーを介して取付けられた前記駆動モータの前記ステータを固定保持するモータ取付部とを備えていることを特徴とする請求項に記載のファンユニット
  4. 前記フードは、大径開口部および小径開口部を有する円錐台筒形状に形成され、前記小径開口部に風切り音を抑制するラッパ状に拡がるベルマウス部が形成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載のファンユニット
  5. 前記モータ取付部は、前記ステータを外周面に固定する円筒部を有するステータ支持部と、該ステータ支持部の前記円筒部の内部に配置された前記アウターロータを回転自在に支持する軸受部とを有することを特徴とする請求項に記載のファンユニット
  6. 請求項1乃至5のうちいずれか一項に記載のファンユニットを有することを特徴とするファンフィルタユニット。
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