JP6464108B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

本明細書は、半導体装置に関する。
特許文献1に、少なくとも1つの半導体素子が形成された半導体素子層と、半導体素子層の上方に形成された多層配線層を備える半導体基板と、多層配線層の上方に形成された入出力パッドを備える半導体装置が開示されている。その半導体装置は、多層配線層内に、半導体装置を上方から平面視したときに、半導体基板内の内部回路領域を取り囲むように配置されており、内部回路領域に少なくとも1つの電源電位を供給する電源電位回路領域を備えている。その半導体装置では、半導体装置を上方から平面視したときに、入出力パッドが、電源電位回路領域よりも外側に配置されている。
特開2013−58584号公報
図23、図24の半導体装置502に示すように、上記のような半導体基板504を、例えばMEMS基板のような別の基板506と接合し、集積化センサや集積化アクチュエータとして機能させることがある。図23、図24に示す半導体基板504は、少なくとも1つの半導体素子508が形成された半導体素子層510と、半導体素子層510の上方に形成された多層配線層512を備えている。多層配線層512の上方には、入出力パッド514が形成されている。半導体装置502は、半導体基板504内に、半導体装置502を上方から平面視したときに、中央部に配置されており、各種の信号処理を行なう内部回路領域516と、多層配線層512内に、半導体装置502を上方から平面視したときに、内部回路領域516を取り囲むように配置されており、内部回路領域516に少なくとも1つの電源電位を供給する電源電位回路領域520を備えている。なお、半導体装置502の多層配線層512内には、入出力パッド514に接続された入出力回路領域518も形成されている。半導体装置502を上方から平面視したときに、入出力パッド514は、電源電位回路領域520の外側に配置されている。半導体基板504には接合部522が設けられており、別の基板506には接合部522に対応する接合部524が設けられており、接合部522と接合部524が接合することによって、半導体基板504と別の基板506が接合する。MEMS基板のような別の基板506と半導体基板504を接合する際には、半導体基板504の表面上に電極や配線を作製する必要がある。また、入出力パッド514が外部から機械的、電気的な影響を受けないようにする必要がある。このため、接合部522,524は、外周部に配置されている。
上記のような構成では、図24に良く示すように、半導体装置502を上方から平面視したときに、最も内側には内部回路領域516が配置され、その外側に電源電位回路領域520が配置され、その外側に入出力パッド514が配置され、さらにその外側に接合部522,524が配置されることになる。このような構成では、内部回路領域516として利用可能なスペースが小さくなってしまう。特に、半導体基板504が半導体素子層510を貫通する貫通電極526を備えている場合、内部回路領域516として利用可能なスペースがさらに小さくなってしまう。逆に、内部回路領域516のスペースを確保しようとすると、チップを大型化せざるを得ず、半導体装置502を小型化することが困難なものとなっている。
本明細書では、上記の課題を解決する。本明細書では、半導体基板と別の基板を接合する接合部を外周部に配置しながら、半導体基板内の内部回路領域の面積を確保しつつ、半導体装置を小型化することが可能な技術を提供する。
本明細書が開示する半導体装置は、少なくとも1つの半導体素子が形成された半導体素子層と、半導体素子層の上方に形成された多層配線層を備える半導体基板と、多層配線層の上方に形成された入出力パッドと、多層配線層の上方に形成されており、半導体基板を別の基板と機械的に接合する接合部を備えている。その半導体装置は、多層配線層内に、半導体装置を上方から平面視したときに、半導体基板内の内部回路領域と入出力パッドを取り囲むように配置されており、内部回路領域に少なくとも1つの電源電位を供給する電源電位回路領域を備えている。半導体装置を上方から平面視したときに、入出力パッドは、内部回路領域よりも外側に配置されており、接合部は、入出力パッドよりも外側に配置されている。半導体装置を上方から平面視したときに、電源電位回路領域と接合部が、少なくとも部分的に重なり合っている。
上記の半導体装置によれば、半導体装置を上方から平面視したときに、電源電位回路領域が内部回路領域と入出力パッドを取り囲むように配置されているので、電源電位回路領域が入出力パッドよりも外側に配置される。この場合、接合部と電源電位回路領域を少なくとも部分的に重なり合って配置することができる。このため、従来技術の半導体装置に比べて、内部回路領域としてより大きなスペースを利用することが可能となる。このような構成とすることによって、接合部を外周部に配置しながら、内部回路領域の面積を確保しつつ、半導体装置を小型化することができる。
また、上記の半導体装置によれば、電源電位回路領域が内部回路領域と入出力パッドを取り囲むように配置されているので、電源電位回路領域が電磁波に対するシールドの役割を果たし、外部からのノイズの影響を低減することができる。
上記の半導体装置は、別の基板が、MEMS構造を備えるMEMS基板であるように構成することができる。
上記の半導体装置によれば、LSI基板である半導体基板とMEMS基板を集積化することができる。信号処理回路まで含んだ小型のセンサデバイスやアクチュエータデバイスを実現することができる。
上記の半導体装置は、接合部が、多層配線層の上面と、別の基板の下面により区画される空間を密封する形状に形成されているように構成することができる。
上記の半導体装置によれば、多層配線層の上面と、別の基板の下面により区画される空間に、湿気や埃が侵入することを防ぐことができる。
上記の半導体装置は、信号処理回路まで含んだ種々のセンサとして具現化することができる。例えば、上記の半導体装置は、MEMS構造が、受力部と、受力部に追従して変位する可動電極を備えており、多層配線層の上部近傍に、可動電極に対応する能動電極が形成されており、1軸力センサまたは圧力センサとして機能するように構成することができる。あるいは、上記の半導体装置は、MEMS構造が、受力部と、それぞれが少なくとも部分的に受力部に追従して変位する複数のシーソー電極を備えており、多層配線層の上部近傍に、複数のシーソー電極に対応する複数の能動電極が形成されており、3軸力センサとして機能するように構成することができる。あるいは、上記の半導体装置は、MEMS構造が、マス部と、所定の励振方向にマス部を励振する励振部と、励振方向に直交する所定の検出方向におけるマス部の変位量を検出する検出部を備えており、多層配線層の上方に、内部回路領域の信号配線と励振部を接続する接合ポストと、内部回路領域の信号配線と検出部を接続する接合ポストがそれぞれ形成されており、角速度センサとして機能するように構成することができる。
上記の半導体装置は、半導体素子層を貫通して形成されており、上端が内部回路領域まで達している貫通電極をさらに備えているように構成することができる。
上記の半導体装置によれば、貫通電極の存在によって内部回路領域として利用可能なスペースが小さくなっている場合でも、電源電位回路領域が内部回路領域と入出力パッドを取り囲むように配置されているので、内部回路領域として利用可能なスペースを確保することができる。
上記の半導体装置は、多層配線層内に、貫通電極に接続された貫通電極回路領域をさらに備えており、貫通電極回路領域が、多層配線層の内部において、他の領域から電気的に絶縁されており、多層配線層の上方の、貫通電極回路領域に対応する箇所に、貫通電極パッドが形成されており、貫通電極パッドが、多層配線層の上方に形成された配線を介して、入出力パッドのうちの1つと電気的に接続されているように構成することができる。
上記の半導体装置によれば、多層配線層の上方に配線を形成する前の、半導体基板に貫通電極を形成する時点において、貫通電極回路領域がフローティングの状態となる。従って、貫通電極を形成する際に印加するプラズマ等が、半導体基板の他の素子や配線に影響を及ぼすことを抑制することができる。
本明細書が開示する別の半導体装置は、少なくとも1つの半導体素子が形成された半導体素子層と、半導体素子層の上方に形成された多層配線層を備える半導体基板と、多層配線層の上方に形成された入出力パッドと、半導体素子層を貫通して形成されており、上端が内部回路領域まで達している貫通電極を備えている。その半導体装置は、多層配線層内に、貫通電極に接続された貫通電極回路領域を備えている。貫通電極回路領域は、多層配線層の内部において、他の領域から電気的に絶縁されている。多層配線層の上方の、貫通電極回路領域に対応する箇所に、貫通電極パッドが形成されている。貫通電極パッドは、多層配線層の上方に形成された配線を介して、入出力パッドのうちの1つと電気的に接続されている。
上記の半導体装置によれば、多層配線層の上方に配線を形成する前の、半導体基板に貫通電極を形成する時点において、貫通電極回路領域がフローティングの状態となる。従って、貫通電極を形成する際に印加するプラズマ等が、半導体基板の他の素子や配線に影響を及ぼすことを抑制することができる。
実施例1の半導体装置2の概略の構成を示す縦断面図である。 図1のMEMS基板12について、II−II面から見た横断面図である。 図1のLSI基板8について、III−III面から見た上面図である。 実施例1の半導体装置2で使用するCV変換回路50の回路図である。 実施例1の半導体装置2で使用するCF変換回路66の回路図である。 実施例1の半導体装置2で使用するCF変換回路76の回路図である。 実施例1の変形例の半導体装置2における、LSI基板8の上面図である。 実施例1の半導体装置2の貫通電極16の構成の一例を示す縦断面図である。 実施例1の半導体装置2の貫通電極16の構成の別の一例を示す縦断面図である。 実施例1の半導体装置2の貫通電極16の構成のさらに別の一例を示す縦断面図である。 実施例2の半導体装置202の概略の構成を示す縦断面図である。 図11のMEMS基板12について、XII−XII面から見た横断面図である。 図11のLSI基板8について、XIII−XIII面から見た上面図である。 実施例3の半導体装置302の概略の構成を示す縦断面図である。 図14の第1導電層304について、XV−XV面から見た横断面図である。 図14の第2導電層308について、XVI−XVI面から見た横断面図である。 図14のLSI基板8について、XVII−XVII面から見た上面図である。 実施例3の半導体装置302の動作の一例を示す縦断面図である。 実施例3の半導体装置302の動作の別の一例を示す縦断面図である。 実施例4の半導体装置402の概略の構成を示す縦断面図である。 図20の導電層408について、XXI−XXI面から見た横断面図である。 図20のLSI基板8について、XXII−XXII面から見た上面図である。 従来技術の半導体装置502の概略の構成を示す縦断面図である。 図23の半導体基板504について、XXIV−XXIV面から見た上面図である。
(実施例1)
図1は、本実施例の半導体装置2の構成を模式的に示す縦断面図である。半導体装置2は、半導体素子層4と多層配線層6を備えるLSI基板8と、MEMS構造10を備えるMEMS基板12を備えている。半導体素子層4は、例えばシリコンからなる。多層配線層6は、半導体素子層4の上部に形成されている。MEMS基板12は、例えば導電性を付与されたシリコンからなる。MEMS基板12は、LSI基板8の上方に、多層配線層6と対向するように配置されている。
半導体素子層4の上面(図1の上方の面)には、ダイオードやトランジスタ等の複数の半導体素子14が形成されている。また、半導体素子層4には、半導体素子層4を下面(図1の下方の面)から上面まで貫通する複数の貫通電極16が形成されている。それぞれの貫通電極16は、半導体素子層4を下面から上面まで貫通する柱状のトレンチを形成し、トレンチ側面を絶縁膜によって覆い、導電性材料(例えば銅などの金属や、導電性を付与されたポリシリコンなど)を充填することによって形成されている。これによって、LSI基板8の上方をMEMS基板12によって覆った後も、LSI基板8の裏面から、電源を供給したり、信号を取り出したりすることができる。
多層配線層6は、半導体素子層4の上面に、絶縁体18の積層および選択的な除去と、導電体20の積層を、交互に繰り返すことで形成されている。絶縁体18は例えば酸化シリコンである。導電体20は例えば銅やアルミニウムなどの金属である。多層配線層6の最上部は絶縁体18で覆われており、その上面には導電性材料(例えばアルミニウムなどの金属)からなる複数の入出力パッド22が形成されている。多層配線層6の内部の導電体20によって、信号配線24が形成されている。信号配線24によって、それぞれの半導体素子14や、それぞれの貫通電極16や、それぞれの入出力パッド22の結線がなされ、LSIを構成している。
多層配線層6の内部の信号配線24は、半導体素子14や貫通電極16の上方に配置されており、半導体素子14や貫通電極16との結線に用いられる内部回路信号配線26と、入出力パッド22との結線に用いられる入出力パッド信号配線28と、内部回路信号配線26や入出力パッド信号配線28に電源電位を提供する電源電位信号配線30を備えている。以下では、半導体素子14、貫通電極16および内部回路信号配線26が形成されている領域を、内部回路領域32ともいう。また、多層配線層6において電源電位信号配線30が形成されている領域を、電源電位回路領域ともいう。入出力パッド22および入出力パッド信号配線28は、内部回路領域32の外側に形成されている。電源電位信号配線30は、接地電位を提供する接地電位信号配線30aと、接地電位より高い第1基準電位(例えば1.8V)を提供する第1基準電位信号配線30bと、第1基準電位より高い第2基準電位(例えば3.3V)を提供する第2基準電位信号配線30cを備えている。図3に示すように、半導体装置2を上方から平面視したときに、接地電位信号配線30a、第1基準電位信号配線30b、第2基準電位信号配線30cは、内部回路領域32および入出力パッド22の周囲を取り囲むリング状に形成されている。このような構成とすることによって、接地電位信号配線30a、第1基準電位信号配線30b、第2基準電位信号配線30cが、電磁波に対するシールドの役割を果たし、外部からのノイズの影響を低減することができる。本実施例の半導体装置2では、接地電位信号配線30aの外側に第1基準電位信号配線30bが配置されており、第1基準電位信号配線30bの外側に第2基準電位信号配線30cが配置されている。
図1に示すように、MEMS基板12のMEMS構造10は、例えば、受力部34と薄膜部36と支持部38を備えるダイヤフラム構造である。図2に示すように、半導体装置2を上方から平面視したときに、受力部34は正方形状に形成されており、薄膜部36は受力部34の周囲を取り囲む正方形の枠形状に形成されており、支持部38は薄膜部36の周囲を取り囲む正方形の枠形状に形成されている。受力部34、薄膜部36および支持部38は、MEMS基板12を上面(図1の上方の面)から選択的に除去することによって形成されている。受力部34と薄膜部36は、MEMS構造10の可動電極として機能する。受力部34、薄膜部36および支持部38は、継ぎ目なく一体的に形成されており、同電位に維持される。
図1に示すように、多層配線層6の上面には、導電性材料(例えばアルミニウムやチタンや金などの金属)からなる能動電極40が形成されている。能動電極40は、多層配線層6の上面に、LSI完成後に、導電性材料を積層して選択的に除去することで形成されている。図3に示すように、半導体装置2を上方から平面視したときに、能動電極40は正方形状に形成されている。図1に示すように、能動電極40は、MEMS構造10の受力部34と薄膜部36に対向して配置されている。能動電極40は、多層配線層6の上面に形成された導電性材料(例えばアルミニウムやチタンや金などの金属)からなる上面配線42を介して、対応する入出力パッド22に電気的に接続されている。すなわち、能動電極40は、上面配線42、入出力パッド22、信号配線24を介して、対応する半導体素子14に接続されている。
LSI基板8の多層配線層6の上面には、導電性材料(例えば銅や金などの金属やCn−Snといった合金)からなる接合部44が形成されている。MEMS基板12の支持部38の下面には、接合部44に対応して、導電性材料(例えば銅や金などの金属やCn−Snといった合金)からなる接合部46が形成されている。接合部44と接合部46が接合することによって、LSI基板8とMEMS基板12は互いに対して固定されている。本実施例では、能動電極40等をLSI基板8上に作製するため、また入出力パッド22が外部から機械的、電気的な影響を受けないようにするために、接合部44、46をLSI基板8の外周部に形成している。接合部44と接合部46は、LSI基板8とMEMS基板12の間の空間を密封しないように形成されている。接合部44と接合部46は、接地電位信号配線30a、第1基準電位信号配線30b、第2基準電位信号配線30cの上方に配置されている。すなわち、図3に示すように、半導体装置2を上方から平面視したときに、接合部44と接合部46は、接地電位信号配線30a、第1基準電位信号配線30b、第2基準電位信号配線30cと、重なり合うように配置されている。
接合部44は、多層配線層6の上面に形成された導電性材料(例えばアルミニウムやチタンや金などの金属)からなる上面配線48を介して、対応する入出力パッド22に電気的に接続されている。接合部44に対応する入出力パッド22には、接地電位信号配線30aから接地電位が提供される。このような構成とすることによって、MEMS構造10を外部で接地電位に接続しなくても、接合部44および接合部46を介して、MEMS構造10に接地電位を与えることができる。MEMS構造10が静電シールドとなり、多層配線層6の上面の能動電極40、上面配線42、入出力パッド22や、多層配線層6内の信号配線24や、半導体素子層4の半導体素子14や貫通電極16への、外部ノイズの影響を低減することができる。外部からのノイズの影響が小さい、MEMS−LSI一体化デバイスとすることができる。また、LSI基板8とMEMS基板12の接地電位のレベルが近くなるため、安定したセンシングを実現することができる。性能のよいMEMS−LSI一体化デバイスを実現することができる。
半導体装置2の動作について説明する。MEMS構造10の受力部34が外部からの力を受けると、薄膜部36が弾性変形する。これにより、可動電極である受力部34および薄膜部36と、固定電極である能動電極40の間の距離が変化し、これによって受力部34および薄膜部36と、能動電極40の間の静電容量が変化する。この静電容量の変化を検出することによって、受力部34および薄膜部36の変位量を検出することができる。受力部34および薄膜部36の変位量から、受力部34が受けた力の大きさを算出することができる。すなわち、半導体装置2は、1軸力センサとして機能する。
受力部34および薄膜部36と、能動電極40の間の静電容量は、種々の方式によって検出することができる。例えば、図4に示すCV変換回路50を用いて、受力部34および薄膜部36と能動電極40の間の静電容量を検出してもよい。CV変換回路50では、検出対象である受力部34および薄膜部36と能動電極40の間の静電容量は、キャパシタ52で表されている。キャパシタ52の受力部34および薄膜部36に対応する電極は、接地電位に接続されている。キャパシタ52の能動電極40に対応する電極は、スイッチ54を介して電源電位に接続されている。さらに、キャパシタ52の能動電極40に対応する電極は、スイッチ56と抵抗器58の直列回路を介してオペアンプ60の反転入力に接続されている。オペアンプ60の非反転入力は接地電位に接続されている。オペアンプ60の出力は、スイッチ62とキャパシタ64の並列回路を介してオペアンプ60の反転入力に接続されている。図4に示すCV変換回路50では、スイッチ54とスイッチ56のオン/オフを繰り返したときのオペアンプ60の出力電圧の振幅から、キャパシタ52の静電容量を算出することができる。
あるいは、図5に示すCF変換回路66を用いて、受力部34および薄膜部36と能動電極40の間の静電容量を検出してもよい。CF変換回路66では、検出対象である受力部34および薄膜部36と能動電極40の間の静電容量は、キャパシタ68で表されている。キャパシタ68の受力部34および薄膜部36に対応する電極は、接地電位に接続されている。キャパシタ68の能動電極40に対応する電極は、シュミットトリガ回路70の入力に接続されている。シュミットトリガ回路70の出力は、バッファ回路72の入力に接続されているとともに、抵抗器74を介してシュミットトリガ回路70の入力に接続されている。図5に示すCF変換回路66では、バッファ回路72の出力電圧の周波数から、キャパシタ68の静電容量を算出することができる。
あるいは、図6に示すCF変換回路76を用いて、受力部34および薄膜部36と能動電極40の間の静電容量を検出してもよい。CF変換回路76では、検出対象である受力部34および薄膜部36と能動電極40の間の静電容量は、キャパシタ78で表されている。キャパシタ78の受力部34および薄膜部36に対応する電極は、接地電位に接続されている。キャパシタ78の能動電極40に対応する電極は、シュミットトリガ回路80の入力に接続されている。また、キャパシタ78の能動電極40に対応する電極には、スイッチ82が接続されている。スイッチ82は、キャパシタ78の能動電極40に対応する電極が、定電流源84を介して電源電位に接続される状態と、定電流源86を介して接地電位に接続される状態の間で切り換わる。シュミットトリガ回路80の出力は、バッファ回路88の入力に接続されている。バッファ回路88の出力は、バッファ回路90の入力に接続されている。バッファ回路90の出力は、バッファ回路92の入力に接続されているとともに、スイッチ82の制御入力に接続されている。バッファ回路92の出力は、バッファ回路94の入力に接続されている。図6に示すCF変換回路76では、バッファ回路94の出力電圧の周波数から、キャパシタ78の静電容量を算出することができる。
上記した図4のCV変換回路50、図5のCF変換回路66、図6のCF変換回路76の一部または全部は、半導体素子14および内部回路信号配線26によって構成することができる。
本実施例の半導体装置2によれば、接地電位信号配線30a、第1基準電位信号配線30b、第2基準電位信号配線30cといった電源電位信号配線30が、半導体装置2を上方から平面視したときに、内部回路領域32と、入出力パッド22の周囲を取り囲むように配置されている。このような構成とすることによって、接合部44を外周部に配置しながら、接合部44と電源電位信号配線30が重なり合うように配置することができ、内部回路領域32として大きなスペースを利用することが可能となる。接合部44を外周部に配置しながら、内部回路領域32の面積を確保しつつ、半導体装置2を小型化することができる。
上記の実施例では、接地電位信号配線30a、第1基準電位信号配線30b、第2基準電位信号配線30cといった電源電位信号配線30が、切れ目のないリング状に形成されている構成について説明した。これとは異なり、接地電位信号配線30a、第1基準電位信号配線30b、第2基準電位信号配線30cといった電源電位信号配線30が、複数のカット部によって、複数の円弧状の部分に分割されるように形成されていてもよい。例えば、図7に示す構成では、接地電位信号配線30aが、2つのカット部96a、98aによって、2つの円弧状の部分に分割されており、第1基準電位信号配線30bが、2つのカット部96b、98bによって、2つの円弧状の部分に分割されており、第2基準電位信号配線30cが、2つのカット部96c、98cによって、2つの円弧状の部分に分割されている。このような構成とすることによって、例えばデジタル回路用の電源電位と、アナログ回路用の電源電位を、別個に提供することができる。
上記の半導体装置2において、貫通電極16は、種々の構成とすることができる。例えば、図8に示すように、半導体素子層4にトレンチ100を形成し、トレンチ100の内側面に絶縁膜102を成膜し、その後にトレンチ100の内部に金属層104を充填することによって、貫通電極16を形成してもよい。金属層104は、多層配線層6の内部回路信号配線26と直接的に接触している。貫通電極16は、内部回路信号配線26と電気的に接続してもよいし、電源電位信号配線30と電気的に接続してもよい。金属層104は、Ta/CuまたはTi/Cu等のシード層、および/または、Ni等の無電解めっき層、および/または、Ni/Cu/Au等の電解めっき層から形成されていてもよい。
あるいは、図9に示すように、半導体素子層4にトレンチ100を形成し、トレンチ100の内側面に絶縁膜102を成膜し、その後にトレンチ100の内部に金属層104をコンフォーマルに成膜することによって、貫通電極16を形成してもよい。金属層104は、多層配線層6の内部回路信号配線26と直接的に接触している。貫通電極16は、内部回路信号配線26と電気的に接続してもよいし、電源電位信号配線30と電気的に接続してもよい。金属層104は、Ta/CuまたはTi/Cu等のシード層、および/または、Ni等の無電解めっき層、および/または、Ni/Cu/Au等の電解めっき層から形成されていてもよい。図9の構成では、図8の構成に比べて、金属層104の内部応力を低減することができる。
図10に示すように、貫通電極16の上方の多層配線層6の内部に、他の信号配線24からは分離させた貫通電極信号配線106を形成し、貫通電極信号配線106の上方の多層配線層6の上面に、貫通電極パッド108を形成し、多層配線層6の上面に形成された上面配線110によって、貫通電極パッド108と、対応する入出力パッド22を電気的に接続してもよい。図8や図9の構成のように、貫通電極16が直接的に接触する内部回路信号配線26が、貫通電極16を形成する前に、すでに半導体素子14や電源電位信号配線30に接続されている場合、貫通電極16を形成する際のプラズマ等の影響によって、これらの回路がダメージを受けるおそれがある。また、図8や図9の構成のように、貫通電極16が直接的に接触する内部回路信号配線26が、貫通電極16を形成する前に、すでに半導体素子14や電源電位信号配線30に接続されている場合、貫通電極16を形成した後に、用途に応じて貫通電極16の接続先を変更することができない。これに対して、図10に示す構成とした場合、上面配線110を形成する前の段階では、貫通電極信号配線106が他の信号配線24とは電気的に接続されていないフローティング状態となる。このため、貫通電極16を形成する際のプラズマ等の影響が、半導体素子14や電源電位信号配線30に及ぶことを抑制し、これらの回路がダメージを受けることを抑制することができる。また、図10に示す構成とした場合、貫通電極16を形成した後であっても、用途に応じて貫通電極16の接続先を自由に選択することができる。
(実施例2)
本実施例の半導体装置202は、実施例1の半導体装置2とほぼ同様の構成を備えている。以下では、本実施例の半導体装置202について、実施例1の半導体装置2と相違する点のみについて説明する。
図11−図13に示すように、本実施例の半導体装置202では、接合部44と、接合部46が、LSI基板8とMEMS基板12の間の空間を密封するように構成されており、その空間内に窒素ガスが封入されている。このような構成とすることによって、LSI基板8とMEMS基板12の間の空間に湿気や埃が侵入することを防ぐことができる。また、このような構成とすることによって、半導体装置202を、気圧等を計測する圧力センサとして使用することができる。なお、LSI基板8とMEMS基板12の間の空間に窒素ガスを封入する代わりに、LSI基板8とMEMS基板12の間の空間を真空で封止してもよい。
(実施例3)
以下では図14、図15、図16および図17を参照しながら、実施例3の半導体装置302について、実施例2の半導体装置202と相違する点について説明する。なお、実施例3の半導体装置302について、実施例2の半導体装置202と共通する点については、詳細な説明を省略する。
本実施例の半導体装置302では、MEMS基板12が、導電性のシリコンからなる第1導電層304と、絶縁性の酸化シリコンからなる絶縁層306と、導電性のシリコンからなる第2導電層308が順に積層された、SOI(Silicon on Insulator)基板から構成されている。MEMS基板12には、以下に説明するようなMEMS構造10が形成されている。
第1導電層304には、突起部310と、薄膜部312と、支持部314が形成されている。図15に示すように、半導体装置302を上方から平面視したときに、突起部310は正方形状に形成されており、薄膜部312は突起部310を囲う正方形の枠形状に形成されており、支持部314は薄膜部312を囲う正方形の枠形状に形成されている。突起部310、薄膜部312および支持部314は、第1導電層304を上面(図14の上方の面)から選択的に除去することによって形成されている。突起部310、薄膜部312および支持部314は、継ぎ目なく一体的に形成されており、同電位に維持される。
図16に示すように、第2導電層308には、可動板316と、4つのシーソー電極318、320、322、324と、支持部326が形成されている。図14に示すように、可動板316は、絶縁層306を介して、第1導電層304の突起部310に固定されている。シーソー電極318,320,322,324は、第2導電層308との間の絶縁層306が除去されており、後述するねじり梁318b、318c、320b、320c、322b、322c、324b、324cを回転軸として回転可能である。支持部326は、絶縁層306を介して、第1導電層304の支持部314に固定されている。
図16に示すように、シーソー電極318とシーソー電極320は、X方向(図16の左右方向)に関して、可動板316を間に挟むように配置されている。シーソー電極318と可動板316は、X方向に沿う支持梁318aによって連結されている。シーソー電極318は、Y方向(図16の上下方向)に沿う2つのねじり梁318b、318cを介して、支持部326に連結されている。2つのねじり梁318b、318cは、Y方向に関して、シーソー電極318を挟むように配置されている。シーソー電極320と可動板316は、X方向に沿う支持梁320aによって連結されている。シーソー電極320は、Y方向に沿う2つのねじり梁320b、320cを介して、支持部326に連結されている。2つのねじり梁320b、320cは、Y方向に関して、シーソー電極320を挟むように配置されている。
シーソー電極322とシーソー電極324は、Y方向に関して、可動板316を間に挟むように配置されている。シーソー電極322と可動板316は、Y方向に沿う支持梁322aによって連結されている。シーソー電極322は、X方向に沿う2つのねじり梁322b、322cを介して、支持部326に連結されている。2つのねじり梁322b、322cは、X方向に関して、シーソー電極322を挟むように配置されている。シーソー電極324と可動板316は、Y方向に沿う支持梁324aによって連結されている。シーソー電極324は、X方向に沿う2つのねじり梁324b、324cを介して、支持部326に連結されている。2つのねじり梁324b、324cは、X方向に関して、シーソー電極324を挟むように配置されている。
可動板316と、シーソー電極318、320、322、324と、支持部326と、支持梁318a、320a、322a、324aと、ねじり梁318b、318c、320b、320c、322b、322c、324b、324cは、継ぎ目なく一体的に形成されており、同電位に維持される。また、支持部326は、絶縁層306を貫通する貫通電極328を介して、第1導電層304の支持部314と電気的に接続されている。支持部326は、接合部46を介して接地電位に接続されている。従って、第1導電層304の突起部310、薄膜部312および支持部314と、第2導電層308の可動板316と、シーソー電極318、320、322、324と、支持部326と、支持梁318a、320a、322a、324aと、ねじり梁318b、318c、320b、320c、322b、322c、324b、324cは、いずれも接地電位に維持される。
本実施例の半導体装置302では、シーソー電極318、320は、Y軸周りに傾動し、シーソー電極322、324は、X軸周りに傾動する。また、可動板316は、突起部310の下面(図14の下方の面)の変位および傾動に追従して変位および傾動する。可動板316とシーソー電極318、320、322、324は、支持梁318a、320a、322a、324aで連結されているので、可動板316の変位または傾動に応じて、シーソー電極318、320、322、324が傾動する。
例えば図18に示すように、突起部310の上面(図18の上方の面)にZ方向(図18の上下方向)の力Fzが作用すると、可動板316はZ方向に変位する。これに応じて、シーソー電極318はY軸周りに正の方向に傾動し、シーソー電極320はY軸周りに負の方向に傾動する。同様に、シーソー電極322はX軸周りに正の方向に傾動し、シーソー電極324はX軸周りに負の方向に傾動する。
また、例えば図19に示すように、突起部310の上面(図19の上方の面)にX方向(図19の左右方向)の力Fxが作用すると、可動板316はY軸周りに正の方向に傾動する。これに応じて、シーソー電極318はY軸周りに負の方向に傾動し、シーソー電極320はY軸周りに負の方向に傾動する。この場合、シーソー電極322、324は傾動しない。
上記のように、本実施例の半導体装置302では、突起部310の上面に作用する力の方向に応じて、シーソー電極318、320、322、324の傾動の態様が変化する。従って、シーソー電極318、320、322、324の傾動をそれぞれ検出し、それらの検出量を組み合わせ、内部回路領域32に形成された図示しない演算回路によって、突起部310の上面に作用するX、YおよびZ軸方向の力をそれぞれ算出することができる。すなわち、半導体装置302は、3軸力センサとして機能する。
本実施例の半導体装置302では、多層配線層6の上面に、シーソー電極318に対応して、第1能動電極330aと第2能動電極330bが形成されている。第1能動電極330aは、シーソー電極318の一方の端部(図14の左側の端部)に対向して配置されている。第1能動電極330aは、多層配線層6の上面に形成された上面配線340aによって、対応する入出力パッド22に電気的に接続されている。第2能動電極330bは、シーソー電極318の他法の端部(図14の右側の端部)に対向して配置されている。第2能動電極330bは、多層配線層6の上面に形成された上面配線340bによって、対応する入出力パッド22に電気的に接続されている。第1能動電極330aとシーソー電極318の間の静電容量から、第2能動電極330bとシーソー電極318の間の静電容量を差し引くことで、シーソー電極318の傾動を差動容量検知により検出することができる。
同様に、本実施例の半導体装置302では、多層配線層6の上面に、シーソー電極320に対応して、第1能動電極334aと第2能動電極334bが配置されている。第1能動電極334aは、多層配線層6の上面に形成された上面配線344aによって、対応する入出力パッド22に電気的に接続されている。第2能動電極334bは、多層配線層6の上面に形成された上面配線344bによって、対応する入出力パッド22に電気的に接続されている。同様に、図17に示すように、多層配線層6の上面に、シーソー電極322に対応して、第1能動電極338aと第2能動電極338bが配置されている。第1能動電極338aは、多層配線層6の上面に形成された上面配線348aによって、対応する入出力パッド22に電気的に接続されている。第2能動電極338bは、多層配線層6の上面に形成された上面配線348bによって、対応する入出力パッド22に電気的に接続されている。さらに、多層配線層6の上面に、シーソー電極324に対応して、第1能動電極342aと第2能動電極342bが配置されている。第1能動電極342aは、多層配線層6の上面に形成された上面配線352aによって、対応する入出力パッド22に電気的に接続されている。第2能動電極342bは、多層配線層6の上面に形成された上面配線352bによって、対応する入出力パッド22に電気的に接続されている。このような構成とすることによって、シーソー電極320、322、324の傾動をそれぞれ差動容量検知により検出することができる。
本実施例の半導体装置302では、それぞれのシーソー電極318、320、322、324に関して、対応する第1能動電極330a、334a、338a、342aと第2能動電極330b、334b、338b、342bとの間でのそれぞれの静電容量を差し引くことで、差動容量検知をすることができる。この際、それぞれの寄生容量成分が差し引かれて、差動容量変化のみを抽出しやすくなる。センサ感度/寄生容量を大きくすることができる。
本実施例の半導体装置302においても、実施例1の半導体装置2、実施例2の半導体装置202と同様に、接地電位信号配線30a、第1基準電位信号配線30b、第2基準電位信号配線30cといった電源電位信号配線30が、半導体装置302を上方から平面視したときに、内部回路領域32と、入出力パッド22の周囲を取り囲むように配置されている。このような構成とすることによって、接合部44を外周部に配置しながら、接合部44と電源電位信号配線30が重なり合うように配置することができ、内部回路領域32として大きなスペースを利用することが可能となる。接合部44を外周部に配置しながら、内部回路領域32の面積を確保しつつ、半導体装置302を小型化することができる。
(実施例4)
以下では図20、図21および図22を参照しながら、実施例4の半導体装置402について、実施例2の半導体装置202と相違する点について説明する。なお、実施例4の半導体装置402について、実施例2の半導体装置202と共通する点については、詳細な説明を省略する。
本実施例の半導体装置402では、MEMS基板12が、シリコンからなる支持層404と、絶縁性の酸化シリコンからなる絶縁層406と、導電性のシリコンからなる導電層408が順に積層された、SOI(Silicon on Insulator)基板から構成されている。MEMS基板12には、以下に説明するようなMEMS構造10が形成されている。
図21に示すように、導電層408には、マス部410と、Yバネ部412a、412bと、被励振部414a、414bと、Xバネ部416a、416bと、支持部418と、励振部420a、420bと、検出部422a、422bが形成されている。支持部418と、励振部420a、420bと、検出部422a、422bは、絶縁層406を介して、支持層404に固定されている。マス部410と、Yバネ部412a、412bと、被励振部414a、414bと、Xバネ部416a、416bは、支持層404との間の絶縁層406が除去されており、支持層404に対して相対的に移動可能である。
マス部410は、半導体装置402を上方から平面視したときに、正方形状に形成されている。マス部410には、支持層404との間の絶縁層406をエッチングにより除去するための、複数のエッチングホール410aが形成されている。被励振部414a、414bは、マス部410を、X方向の両側から挟み込むように配置されている。被励振部414aとマス部410は、Yバネ部412aによって接続されている。被励振部414bとマス部410は、Yバネ部412bによって接続されている。Yバネ部412a、412bは、X方向およびZ方向の剛性が高く、Y方向の剛性が低い形状に形成されている。被励振部414aは、Xバネ部416aを介して、支持部418に支持されている。被励振部414bは、Xバネ部416bを介して、支持部418に支持されている。Xバネ部416a、416bは、Y方向およびZ方向の剛性が高く、X方向の剛性が低い形状に形成されている。支持部418は接合部46、44を介して、LSI基板8に固定されている。マス部410と、Yバネ部412a、412bと、被励振部414a、414bと、Xバネ部416a、416bと、支持部418は、継ぎ目なく一体的に形成されており、同電位に維持される。本実施例では、上面配線48と入出力パッド22を介して接地電位が与えられる。
励振部420a、420bは、マス部410および被励振部414a、414bを、X方向の両側から挟み込むように配置されている。励振部420aは、被励振部414aと対向して配置されている。被励振部414aには、櫛歯電極424aが形成されており、励振部420aには、櫛歯電極424aと噛み合うように配置された櫛歯電極426aが形成されている。被励振部414aと励振部420aの間に電圧が印加されると、櫛歯電極424aを櫛歯電極426aに引き込む力が作用し、被励振部414aに対して励振部420aに近づく方向の静電引力が作用する。励振部420bは、被励振部414bと対向して配置されている。被励振部414bには、櫛歯電極424bが形成されており、励振部420bには、櫛歯電極424bと噛み合うように配置された櫛歯電極426bが形成されている。被励振部414bと励振部420bの間に電圧が印加されると、櫛歯電極424bを櫛歯電極426bに引き込む力が作用し、被励振部414bに対して励振部420bに近づく方向の静電引力が作用する。
検出部422a、422bは、マス部410を、Y方向の両側から挟み込むように配置されている。マス部410のY方向の両端部には、櫛歯電極428aが形成されている。検出部422aには、櫛歯電極428aとY方向に対向する櫛歯電極430aが形成されている。マス部410が検出部422aに対して相対的にY方向に変位すると、櫛歯電極428aと櫛歯電極430aの間の静電容量が変化する。検出部422bには、櫛歯電極428bとY方向に対向する櫛歯電極430bが形成されている。マス部410が検出部422bに対して相対的にY方向に変位すると、櫛歯電極428bと櫛歯電極430bの間の静電容量が変化する。
励振部420aの下面には、導電性材料(例えば銅や金などの金属やCn−Snといった合金)からなる接合ポスト432aが形成されている。LSI基板8の多層配線層6の上面には、接合ポスト432aに対応して、導電性材料(例えば銅や金などの金属やCn−Snといった合金)からなる接合ポスト434aが形成されている。LSI基板8とMEMS基板12が接合される際には、接合ポスト432aは接合ポスト434aに接合される。接合ポスト434aは、多層配線層6の上面に形成された上面配線436aを介して、対応する入出力パッド22に電気的に接続される。LSI基板8から励振部420aに励振信号を与えることができる。
励振部420bの下面には、導電性材料(例えば銅や金などの金属やCn−Snといった合金)からなる接合ポスト432bが形成されている。LSI基板8の多層配線層6の上面には、接合ポスト432bに対応して、導電性材料(例えば銅や金などの金属やCn−Snといった合金)からなる接合ポスト434bが形成されている。LSI基板8とMEMS基板12が接合される際には、接合ポスト432bは接合ポスト434bに接合される。接合ポスト434bは、多層配線層6の上面に形成された上面配線436bを介して、対応する入出力パッド22に電気的に接続される。LSI基板8から励振部420bに励振信号を与えることができる。
検出部422aの下面には、導電性材料(例えば銅や金などの金属やCn−Snといった合金)からなる接合ポスト438aが形成されている。LSI基板8の多層配線層6の上面には、接合ポスト438aに対応して、導電性材料(例えば銅や金などの金属やCn−Snといった合金)からなる接合ポスト440aが形成されている。LSI基板8とMEMS基板12が接合される際には、接合ポスト438aは接合ポスト440aに接合される。接合ポスト438aは、多層配線層6の上面に形成された上面配線442aを介して、対応する入出力パッド22に電気的に接続される。検出部422aの信号をLSI基板8が受け取り信号処理することができる。
検出部422bの下面には、導電性材料(例えば銅や金などの金属やCn−Snといった合金)からなる接合ポスト438bが形成されている。LSI基板8の多層配線層6の上面には、接合ポスト438bに対応して、導電性材料(例えば銅や金などの金属やCn−Snといった合金)からなる接合ポスト440bが形成されている。LSI基板8とMEMS基板12が接合される際には、接合ポスト438bは接合ポスト440bに接合される。接合ポスト438bは、多層配線層6の上面に形成された上面配線442bを介して、対応する入出力パッド22に電気的に接続される。検出部422bの信号をLSI基板8が受け取り信号処理することができる。
本実施例の半導体装置402の動作について説明する。励振部420aと被励振部414aの間に駆動電圧を印加すると、マス部410は励振部420aに向けて移動する。励振部420bと被励振部414bの間に駆動電圧を印加すると、マス部410は励振部420bに向けて移動する。従って、励振部420aとマス部410の間の駆動電圧の印加と、励振部420bとマス部410の間の駆動電圧の印加を、交互に繰り返すことで、マス部410はX方向に振動する。
マス部410がX方向に振動している状態で、半導体装置402にZ軸周りの角速度が作用すると、マス部410にコリオリ力が作用し、マス部410はY方向にも振動する。この際の、マス部410のY方向の振動の振幅は、半導体装置402に作用するZ軸周りの角速度の大きさに応じたものとなる。マス部410のY方向の変位量は、検出部422a内の櫛歯電極430aと櫛歯電極428aの間の静電容量の変化として検出することもできるし、検出部422b内の櫛歯電極430bと櫛歯電極428bの間の静電容量の変化として検出することもできる。半導体装置402は、Z軸周りの角速度を検出する角速度センサとして機能する。なお、検出部422aと検出部422bを用いることで、差動容量を検知することができる。
本実施例の半導体装置402においても、実施例1の半導体装置2、実施例2の半導体装置202、実施例3の半導体装置302と同様に、接地電位信号配線30a、第1基準電位信号配線30b、第2基準電位信号配線30cといった電源電位信号配線30が、半導体装置402を上方から平面視したときに、内部回路領域32と、入出力パッド22の周囲を取り囲むように配置されている。このような構成とすることによって、接合部44を外周部に配置しながら、接合部44と電源電位信号配線30が重なり合うように配置することができ、内部回路領域32として大きなスペースを利用することが可能となる。接合部44を外周部に配置しながら、内部回路領域32の面積を確保しつつ、半導体装置402を小型化することができる。
上記の各実施例においては、半導体装置が、静電容量式のセンサまたはアクチュエータとして機能する場合について説明した。これとは異なり、半導体装置が、ピエゾ式のセンサまたはアクチュエータとして機能するものであってもよいし、圧電式のセンサまたはアクチュエータとして機能するものであってもよい。
以上、本発明の実施例について詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項に記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:半導体装置; 4:半導体素子層; 6:多層配線層; 8:LSI基板; 10:MEMS構造; 12:MEMS基板; 14:半導体素子; 16:貫通電極; 18:絶縁体; 20:導電体; 22:入出力パッド; 24:信号配線; 26:内部回路信号配線; 28:入出力パッド信号配線; 30:電源電位信号配線; 30a:接地電位信号配線; 30b:第1基準電位信号配線; 30c:第2基準電位信号配線; 32:内部回路領域; 34:受力部; 36:薄膜部; 38:支持部; 40:能動電極; 42:上面配線; 44:接合部; 46:接合部; 48:上面配線; 50:CV変換回路; 52:キャパシタ; 54:スイッチ; 56:スイッチ; 58:抵抗器; 60:オペアンプ; 62:スイッチ; 64:キャパシタ; 66:CF変換回路; 68:キャパシタ; 70:シュミットトリガ回路; 72:バッファ回路; 74:抵抗器; 76:CF変換回路; 78:キャパシタ; 80:シュミットトリガ回路; 82:スイッチ; 84:定電流源; 86:定電流源; 88:バッファ回路; 90:バッファ回路; 92:バッファ回路; 94:バッファ回路; 96a:カット部; 96b:カット部; 96c:カット部; 98a:カット部; 98b:カット部; 98c:カット部; 100:トレンチ; 102:絶縁膜; 104:金属層; 106:貫通電極信号配線; 108:貫通電極パッド; 110:上面配線; 202:半導体装置; 302:半導体装置; 304:第1導電層; 306:絶縁層; 308:第2導電層; 310:突起部; 312:薄膜部; 314:支持部; 316:可動板; 318:シーソー電極; 318a:支持梁; 318b:ねじり梁; 318c:ねじり梁; 320:シーソー電極; 320a:支持梁; 320b:ねじり梁; 320c:ねじり梁; 322:シーソー電極; 322a:支持梁; 322b:ねじり梁; 322c:ねじり梁; 324:シーソー電極; 324a:支持梁; 324b:ねじり梁; 324c:ねじり梁; 326:支持部; 328:貫通電極; 330a:第1能動電極; 330b:第2能動電極; 334a:第1能動電極; 334b:第2能動電極; 338a:第1能動電極; 338b:第2能動電極; 340a:上面配線; 340b:上面配線; 342a:第1能動電極; 342b:第2能動電極; 344a:上面配線; 344b:上面配線; 348a:上面配線; 348b:上面配線; 352a:上面配線; 352b:上面配線; 402:半導体装置; 404:支持層; 406:絶縁層; 408:導電層; 410:マス部; 410a:エッチングホール; 412a:Yバネ部; 412b:Yバネ部; 414a:被励振部; 414b:被励振部; 416a:Xバネ部; 416b:Xバネ部; 418:支持部; 420a:励振部; 420b:励振部; 422a:検出部; 422b:検出部; 424a:櫛歯電極; 424b:櫛歯電極; 426a:櫛歯電極; 426b:櫛歯電極; 428a:櫛歯電極; 428b:櫛歯電極; 430a:櫛歯電極; 430b:櫛歯電極; 432a:接合ポスト; 432b:接合ポスト; 434a:接合ポスト; 434b:接合ポスト; 436a:上面配線; 436b:上面配線; 438a:接合ポスト; 438b:接合ポスト; 440a:接合ポスト; 440b:接合ポスト; 442a:上面配線; 442b:上面配線; 502:半導体装置; 504:半導体基板; 506:基板; 508:半導体素子; 510:半導体素子層; 512:多層配線層; 514:入出力パッド; 516:内部回路領域; 518:入出力回路領域; 520:電源電位回路領域; 522:接合部; 524:接合部; 526:貫通電極

Claims (9)

  1. 少なくとも1つの半導体素子が形成された半導体素子層と、半導体素子層の上方に形成された多層配線層を備える半導体基板と、
    多層配線層の上方に形成された入出力パッドと、
    多層配線層の上方に形成されており、半導体基板を別の基板と接合する接合部を備えており、
    多層配線層内に、半導体装置を上方から平面視したときに、半導体基板内の内部回路領域と入出力パッドを取り囲むように配置されており、内部回路領域に少なくとも1つの電源電位を供給する電源電位回路領域を備えており、
    半導体装置を上方から平面視したときに、入出力パッドが、内部回路領域よりも外側に配置されており、接合部が、入出力パッドよりも外側に配置されており、
    半導体装置を上方から平面視したときに、電源電位回路領域と接合部が、少なくとも部分的に重なり合っている、半導体装置。
  2. 別の基板が、MEMS構造を備えるMEMS基板である、請求項1の半導体装置。
  3. 接合部が、多層配線層の上面と、別の基板の下面により区画される空間を密封する形状に形成されている、請求項2の半導体装置。
  4. MEMS構造が、受力部と、受力部に追従して変位する可動電極を備えており、
    多層配線層の上部近傍に、可動電極に対応する能動電極が形成されており、
    1軸力センサまたは圧力センサとして機能する、請求項3の半導体装置。
  5. MEMS構造が、受力部と、それぞれが少なくとも部分的に受力部に追従して変位する複数のシーソー電極を備えており、
    多層配線層の上部近傍に、複数のシーソー電極に対応する複数の能動電極が形成されており、
    3軸力センサとして機能する、請求項3の半導体装置。
  6. MEMS構造が、マス部と、所定の励振方向にマス部を励振する励振部と、励振方向に直交する所定の検出方向におけるマス部の変位量を検出する検出部を備えており、
    多層配線層の上方に、内部回路領域の信号配線と励振部を接続する接合ポストと、内部回路領域の信号配線と検出部を接続する接合ポストがそれぞれ形成されており、
    角速度センサとして機能する、請求項3の半導体装置。
  7. 半導体素子層を貫通して形成されており、上端が内部回路領域まで達している貫通電極をさらに備えている、請求項1から6の何れか一項の半導体装置。
  8. 多層配線層内に、貫通電極に接続された貫通電極回路領域をさらに備えており、
    貫通電極回路領域が、多層配線層の内部において、他の領域から電気的に絶縁されており、
    多層配線層の上方の、貫通電極回路領域に対応する箇所に、貫通電極パッドが形成されており、
    貫通電極パッドが、多層配線層の上方に形成された配線を介して、入出力パッドのうちの1つと電気的に接続されている、請求項7の半導体装置。
  9. 少なくとも1つの半導体素子が形成された半導体素子層と、半導体素子層の上方に形成された多層配線層を備える半導体基板と、
    多層配線層の上方に形成された入出力パッドと、
    半導体素子層を貫通して形成されており、上端が内部回路領域まで達している貫通電極を備えており、
    多層配線層内に、貫通電極に接続された貫通電極回路領域を備えており、
    貫通電極回路領域が、多層配線層の内部において、他の領域から電気的に絶縁されており、
    多層配線層の上方の、貫通電極回路領域に対応する箇所に、貫通電極パッドが形成されており、
    貫通電極パッドが、多層配線層の上方に形成された配線を介して、入出力パッドのうちの1つと電気的に接続されている、半導体装置。
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