JP6463556B1 - 金属部品のレーザ洗浄装置及び金属部品のレーザ洗浄方法 - Google Patents

金属部品のレーザ洗浄装置及び金属部品のレーザ洗浄方法 Download PDF

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Abstract

レーザ洗浄装置100において、被洗浄部品23Aを保持する作業ステージ12と、被洗浄部品23Aを加熱する加熱装置と、被洗浄部品23Aの表面に気体22を送風する送風機構3と、被洗浄部品23Aの表面に、レーザ光21を照射するレーザ光照射部1と、被洗浄部品23Aの表面に照射されたレーザ光21のスポットSを、被洗浄部品23Aに対して相対移動させる移動機構15とを有する。

Description

本発明は、レーザ光を照射することにより、金属部品を脱脂するレーザ洗浄装置、及びこのレーザ洗浄装置を用いたレーザ洗浄方法に関する。
鋼材のように、それ自体が防錆機能を持たない金属部品は錆が発生しやすいため、メーカーから出荷される際に、表面に防錆油が塗布されている。また、金属部品を加工する際には、切削油やプレス油が使用されるため、金属部品の表面に油分が付着する。油分が付着した金属部品の表面は、接着剤が剥がれやすくなる。したがって、油分が付着した金属部品に対して接着を行う場合には、金属部品の表面に付着した油分を除去する、脱脂洗浄プロセスを経る必要がある。
従来、脱脂洗浄技術として、洗浄液を使用するウェット洗浄が広く用いられているが、洗浄液を使用する方法は、製造コストの上昇、製造工数の増加、環境対策といった負荷が大きい。そこで、洗浄液を用いないドライ洗浄技術として、レーザ洗浄が用いられている。
レーザ洗浄は、高いエネルギー密度のレーザ光を物質に照射したとき、構成物質が爆発的に放出される、レーザアブレーションと呼ばれる現象を利用した洗浄方法である。しかし、レーザ洗浄には、飛散した油分の再付着という課題がある。そこで、吸引手段と送風手段とをレーザ光の走査部位に追従させることにより、レーザ光の照射に伴って飛散した油分の再付着を抑制するものが開示されている(例えば特許文献1参照)。
特許第5302724号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたレーザ洗浄装置では、被洗浄部品である金属部品から除去した油分の一部が、金属部品における、洗浄済みの部分に再付着することがある。また、レーザ光の照射のみでは、油分が除去しきれずに、洗浄ムラが発生することがある。また、被洗浄部品である金属部品における、レーザ光が照射された部位と、周囲の部位との温度差により、金属部品に歪が発生するおそれがあった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、除去した油分の再付着、及び油分の洗浄ムラを抑制するとともに、被洗浄部品である金属部品の歪の発生を抑制することのできる、レーザ洗浄装置を得るものである。
本発明に係るレーザ洗浄装置は、被洗浄部品を保持する作業ステージと、被洗浄部品を加熱する加熱装置と、被洗浄部品の表面に、気体を送風する送風機構と、被洗浄部品の表面に、レーザ光を照射するレーザ光照射部と、被洗浄部品の表面に照射されたレーザ光のスポットを、被洗浄部品に対して相対移動させる移動機構とを有する。
本発明は、被洗浄部品に付着している油分の温度を上昇させて、流動性を良くすることにより、被洗浄部品の洗浄ムラを防止することのできる、レーザ洗浄装置を得るものである。
本発明の実施の形態1によるレーザ洗浄装置の概略を示す図である。 実施の形態1によるレーザ洗浄装置の作用を、正面方向からみて説明する模式図である。 実施の形態1によるレーザ洗浄装置の作用を、側面方向からみて説明する模式図である。 実施の形態1のレーザ洗浄装置を用いた洗浄工程を説明する図である。 実施の形態1のレーザ洗浄装置の第1変形例を示す図である。 実施の形態1のレーザ洗浄装置の第2変形例を示す図である。 実施の形態1のレーザ洗浄装置の第3変形例を示す図である。 実施の形態1のレーザ洗浄装置の第4変形例を示す図である。 本発明の実施の形態2によるレーザ洗浄装置の概略を示す図である。 実施の形態2によるレーザ洗浄装置の作用を、正面方向からみて説明する模式図である。 実施の形態2によるレーザ洗浄装置の作用を、側面方向からみて説明する模式図である。 実施の形態2のレーザ洗浄装置の第1変形例を示す図である。 実施の形態2のレーザ洗浄装置の第2変形例を示す図である。 本発明の実施の形態3によるレーザ洗浄装置の概略を示す図である。 本発明の実施の形態4によるレーザ洗浄装置の概略を示す図である。
以下、本発明のレーザ洗浄装置の好適な実施の形態につき、図面を用いて説明する
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1によるレーザ洗浄装置100の概略を示す図である。また、図2は、レーザ洗浄装置100の作用を正面から見た模式図であり、図3は、レーザ洗浄装置100の作用を側面から見た模式図である。図1に示すように、レーザ洗浄装置100は、ベース11と、レーザユニット1と、コラム13と、作業ステージ12と、XYステージ15とを有している。
ベース11には、コラム13と、XYステージ15が取り付けられている。レーザユニット1は、コラム13に支持されている。また、作業ステージ12は、XYステージ15の上に固定されている。
図2及び図3に示すように、レーザユニット1は、作業ステージ12に保持された被洗浄部品である金属部品23Aに、レーザ光21を照射する。なお、レーザユニット1のレーザ光源及びレーザ駆動装置は、レーザ洗浄装置100の外部に配置されている。レーザ光源には、YAGレーザ(波長1064nm)を用いる。なお、レーザ光源は、炭酸ガスレーザ(波長10.6μm)であってもよい。
図3に示すように、レーザユニット1は、レーザ光21のスポットSを一定の角度で往復走査させる、ガルバノミラーを用いた偏向機構を有している。レーザ光21のスポットSの径は、レーザ光学系に使用されるレンズを交換することによって変更することが可能である。なお、レーザ光21の偏向機構は、走査方式に限らず、拡散方式であってもよい。
作業ステージ12は、金属部品23Aを保持する、図示しない保持機構を有している。また、XYステージ15は、図示しない駆動装置により、図1に矢印で示すX方向及びY方向に移動可能である。作業ステージ12は、XYステージ15の移動に伴って移動することにより、金属部品23AをXY方向に移動させることが可能である。なお、XYステージ15の移動速度は、洗浄ムラが発生しない速度にしている。
以上の構成により、例えば、レーザ光21をY方向に走査し、作業ステージ12をX方向に移動させることで、作業ステージ12上に保持された金属部品23Aの矩形の範囲に、レーザ光21の照射を行うことが可能となる。
また、コラム13は、レーザユニット1を上下させる昇降機構を有している。レーザユニット1は、コラム13の昇降機構により、作業ステージ12上の被洗浄部品に対し、上下方向に移動可能となっている。これにより、金属部品23Aが凹凸のある形状であっても、金属部品23Aの表面に、レーザ光21の焦点を合わせることができる。
また、レーザ洗浄装置100は、送風機構3と吸引機構5とを有している。送風ユニット3は、送風ユニット保持機構4により、ベース11に支持されている。一方、吸引ユニット5は、吸引ユニット保持機構6により、ベース11に支持されている。送風ユニット保持機構4は、送風ユニット3の位置及び送風角度が調整可能である。一方、吸引ユニット保持機構6は、吸引ユニット5の位置及び送風角度が調整可能である。
図2及び図3は、作業ステージ12上に保持された金属部品23Aの表面に付着した油分24に対し、送風ユニット3から気体22を送風するとともに、レーザ光21を照射している状態を示す模式図である。図2はレーザ光の進行方向に対して側面側から見た様子を示しており、図3はレーザ光の進行方向に対して正面側から見た様子を示している。
図2及び図3に示すように、送風ユニット3は、作業ステージ12上に保持された金属部品23Aの表面に気体22を送風する。送風ユニット3は、図示しない熱源を有しており、気体22は、送風ユニット3内で加熱されてから送風される。気体22を加熱する温度は、金属部品23Aに付着している油分24が、気体22を送風されることで流動を開始する40℃付近から、金属部品23Aに付着している油分24の引火点(約200℃)未満の範囲とする。以下、油分24が流動を開始する温度を、流動開始温度とよぶ。流動開始温度は、JIS 2246に記載のさび止め油の流下点試験方法に記載された手法を活用して得た温度である。
レーザ洗浄装置100を用いた金属部品23Aの洗浄工程は、まず、送風ユニット3から送出される加熱された気体22によって流動性が高くなった油分24を飛散させる。そして次に、金属部品23Aの表面に残った油分24に対して、レーザ光21を照射するという順序で、油分24の除去を行う。これにより、金属部品23Aの表面から、効率的に、ムラなく油分24を除去することが可能となる。この順序が逆になると、油分24の除去にムラが生じてしまうため、送風ユニット3の位置及び送風方向の調整が重要となる。
図2において、金属部品23Aを洗浄する際には、XYステージ15を、矢印Dの方向に移動させながら行う。すると、レーザ光21のスポットSは、作業ステージ12上で、相対的に、矢印Dと逆の方向に移動する。この場合、気体22を金属部品23Aに送風する位置は、図2に示すように、金属部品23Aの表面上で、レーザ光21のスポットSが進行する方向の前方となるように、送風ユニット保持機構4を調整する。
なお、気体22を金属部品23Aに送風する位置を、レーザ光21のスポットSから大きく離間させてしまうと、金属部品23Aの形状によっては洗浄効率が悪くなる。そこで、実施の形態1のレーザ洗浄装置100では、図2に示すように、送風ユニット3から送出される気体22が、レーザ光21の光路を横切って、金属部品23Aに付着した油分24に照射されるように、送風ユニット保持機構4を調整している。ここで、レーザ光21の光路を気体22が横切ることによる、レーザ光21のパワー及びスポットSの形状への影響は、無視できるほど小さい。
また、水平面内において、送風ユニット3から送風される気体22が当たる範囲は、レーザ光21のスポットSが走査する範囲より広くなるように設定する。そして、金属部品23Aの表面に垂直な方向における、気体22が送風される範囲は、金属部品23Aの表面から、金属部品23Aに付着した油分24の厚みまでの高さよりも高くなるように設定する。さらに、送風ユニット3から送風される気体22の方向と、金属部品23Aの表面とがなす角度は、70°以下に設定する。これは、レーザ光21のスポットSの進行方向の後方に、油分24が飛散して、油分24が再付着することを抑制するためである。
一方、吸引ユニット5は、金属部品23Aの表面から飛散した油分24などの飛散物25を吸引する。吸引ユニット5は、図1に示すように、作業ステージ12の上方に配置される。吸引ユニット5は、吸引ユニット保持機構6により、飛散物25を吸引可能な位置及び姿勢に調整される。また、吸引ユニット保持機構6は、吸引した飛散物25を回収する配管を有している。
このように構成された実施の形態1のレーザ洗浄装置100によれば、ベース11に固定されたコラム13と、コラム13に支持されたレーザユニット1と、XYステージ15と、XYステージ15に固定された作業ステージ12と、気体22を加熱して送風する送風ユニット3と、吸引ユニット5とを有している。これにより、実施の形態1のレーザ洗浄装置100は、金属部品23Aの表面に付着した油分24に、送風ユニット3から加熱された気体22を送風して、油分24を加熱するとともに飛散させている。そして、XYステージ15により金属部品23Aを移動させるとともに、レーザユニット1により金属部品23Aの表面に残る油分24に対してレーザ光21を照射して、金属部品23Aの表面から油分24を飛散させている。さらに、金属部品23Aの表面から飛散した油分24などの飛散物25を、吸引ユニット5で吸引して回収している。よって、飛散した油分24を、金属部品23Aの表面に再付着させることなく、また、油分24をムラなく除去することができる。さらに、レーザ光21が照射される部分と他の部分との温度差による金属部品23Aの歪の発生を抑制することができる。
次に、図4を用いて、実施の形態1によるレーザ洗浄装置100を用いて、被洗浄部品の洗浄を実施する工程(S1〜S7)を説明する。
まず、被洗浄部品としての金属部品23Aの表面形状に基づいて、レーザユニット1の焦点、送風ユニット3及び吸引ユニット5の位置及び角度を調整する。次に、金属部品23Aを図示しない保持具により作業ステージ12に保持する(S1)。
次に、金属部品23Aに、送風ユニット3から加熱された気体22を送風して、金属部品23A及び油分24の温度を上昇させる(S2)。このときの温度は、金属部品23Aに付着する油分24の種類に基づいて設定する。金属部品23Aに付着している油分24が、常温で流動性の高い油分24である場合には、温度を低く設定し、常温では流動性が低い油分24の場合には、温度を高く設定する。ただし、油分24の引火点未満に留める。
金属部品23A及び油分24の温度が上昇することで、送風ユニット3から送風する気体22が、金属部品23Aに付着している油分24を飛散させる(S3)。これと同時に、吸引ユニット5による飛散物25の吸引を開始する(S4)。
次に、XYステージ15の移動を開始するとともに、レーザユニット1からのレーザ光21の照射を開始する(S5)。レーザ光21のスポットSが、金属部品23Aの表面を走査し終えるまで、送風ユニット3による気体22の送風と、吸引ユニット5による飛散物25の吸引を継続する(S6)。そして、洗浄された金属部品23Aを、次工程に搬送する(S7)。以上により、金属部品23Aの表面に付着した油分24の洗浄が終了する。
なお、実施の形態1のレーザ洗浄装置100では、図2及び図3に示すように、レーザ光21を偏向させていないときの、レーザ光21の作業ステージ12に対する照射角度は垂直であるが、これに限るものではない。例えば、レーザ光21を偏光させていないときの、レーザ光21の作業ステージ12に対する照射角度は、レーザアブレーションの効果を得られる範囲で角度を付けても良い。
また、実施の形態1のレーザ洗浄装置100では、送風ユニット3及び吸引ユニット5は、1つずつ配置したが、これに限るものではない。例えば、送風ユニット3と吸引ユニット5は、レーザユニット1の配置に応じて、それぞれ2つ以上配置してもよいし、送風ユニット3と吸引ユニット5の一方のみを2つ以上配置してもよい。
また、実施の形態1によるレーザ洗浄装置100では、送風ユニット3から送風する、加熱された気体22によって、金属部品23A及び油分24を加熱していたが、加熱する方法は、これに限るものではない。例えば、図5に示す第1変形例のレーザ洗浄装置110のように、作業ステージ12の上方に、ヒータユニット16を配置して、金属部品23A及び油分24を加熱してもよい。
ヒータユニット16は、遠赤外線の放射熱により、金属部品23A及び油分24を加熱する。ヒータユニット16は、直方体の形状をしており、図5に示すように、金属部品23Aの洗浄時にXYステージ15を移動させるX方向に沿って、長手方向を配置する。また、ヒータユニット16は、図5に示すように、長手方向が平行になるように、2つ配置してもよい。ヒータユニット16の数は2つに限るものではなく、形状も直方体に限るものではない。例えば、ヒータユニット16の数は3つ以上であってもよく、形状は、金属部品23Aの表面を効率的に加熱することができる形状であれば、どのような形状であってもよい。さらに、送風ユニット3により、加熱された気体22を送風することに加えて、ヒータユニット16を配置してもよい。これにより、油分24の種類によって、加熱した気体22では、油分24の温度上昇に時間を要する場合であっても、ヒータユニット16により、油分24の温度上昇を早めることができ、洗浄工程にかかる時間を短縮することができる。
さらに、図6に示す第2変形例のレーザ洗浄装置120のように、作業ステージ12自体に、ヒータユニット17を配置してもよい。ヒータユニット17は、作業ステージ12における、金属部品23Aを保持する範囲の全体を、同時に加熱することができるヒータを有している。これにより、金属部品23A及び油分24の全体をムラなく加熱することができ、さらに、油分24への加熱を維持した状態で、レーザ光21を照射することができる。よって、金属部品23Aの表面から、ムラなく油分24を除去することができる。
また、図7に示す第3変形例のレーザ洗浄装置130のように、金属部品23Aの搬送機構として、ロボットアーム18を配置してもよい。ロボットアーム18は、複数の軸と関節を有しており、先端部は三次元方向に移動可能である。ロボットアームの先端部は、用途に応じたアタッチメントを取り付けることにより、人間の腕および手の動作と同様に、つかむ・放す・運ぶなどの作業をすることができる。ロボットアーム18を用いることにより、金属部品23Aを自動かつ連続的に処理することができる。ロボットアーム18は、図示しない保持機構によって、金属部品23Aを保持し、作業ステージ12上の任意の位置に金属部品23Aを搬送する。
また、図8に示す第4変形例のレーザ洗浄装置140のように、ヘラ、刷毛または布などにより構成される異物除去機構7を配置してもよい。これにより、金属部品23Aの表面に付着する、油分以外の送風及びレーザ照射により除去が困難な異物26を、異物除去機構7によって除去することができる。
実施の形態2.
図9は、実施の形態2によるレーザ洗浄装置200の概略図である。実施の形態2によるレーザ洗浄装置200は、レーザ光21を走査せず、被洗浄対象である円筒状の金属部品23Bを保持して回転させる回転装置14を有している点が、実施の形態1のレーザ洗浄装置100とは異なる。他の構成は実施の形態1と同様である。また、図10は、レーザ洗浄装置200の作用を正面から見た模式図であり、図11は、レーザ洗浄装置200の作用を側面から見た模式図である。
実施の形態2によるレーザ洗浄装置200は、作業ステージ12の上に着脱可能に固定された、回転装置14を有している。回転装置14は、図示しない保持機構によって、円筒状の金属部品23Bを保持し、金属部品23Bの回転軸を中心に回転させる機能を有する。回転装置14の保持機構は、旋盤のチャックと同様の機構を有する。
図10及び図11に示すように、レーザ洗浄装置200は、回転装置14により、金属部品23Bを矢印Rの方向に回転させる。そして、送風ユニット3により、円筒状の金属部品23Bの表面に付着した油分24に加熱された気体22を送風し、金属部品23B及び油分24を加熱する。そして、金属部品23B及び油分24の温度が上昇することで、送風ユニット3から送風する気体22が、金属部品23Bの表面から、油分24を飛散させる。これと同時に、吸引ユニット5により、飛散物25の吸引を開始する。次に、XYステージ15を矢印Dの方向に移動させるとともに、レーザユニット1により、金属部品23Bの油分24に、レーザ光21を照射する。なお、回転装置14により、金属部品23Bを回転させる方向は、矢印Rと逆の方向であってもよい。
これにより、実施の形態2のレーザ洗浄装置200によれば、円筒状の金属部品23Bの表面の油分24に、ムラなく気体22を送風するとともに、油分24を飛散及び吸引することができる。また、金属部品23Bの油分24に、ムラなくレーザ光21を照射することができる。よって、金属部品23Bから油分24をムラなく除去することができるとともに、金属部品23Bから飛散した油分24が、金属部品23Bに再付着することを抑制できる。さらに、金属部品23Bにおける、レーザ光21が照射される部分と、他の部分との温度差による、金属部品23Bの歪の発生を抑制することができる。
また、実施の形態2では、送風ユニット3から加熱した気体22を送風して、金属部品23Bと油分24を加熱していたが、これに限るものではない。例えば、図12に示す第1変形例のレーザ洗浄装置210のように、作業ステージ12の上方に、ヒータユニット16を配置して、金属部品23Bと油分24を加熱してもよい。さらに、加熱した気体22の送風と、ヒータユニット16の両方を用いて加熱してもよい。
また、実施の形態2による金属部品23Bの搬送機構として、図13に示す第2変形例のレーザ洗浄装置220のように、ロボットアーム18を配置してもよい。
実施の形態3.
図14は、実施の形態3によるレーザ洗浄装置300を示す概略図である。実施の形態3によるレーザ洗浄装置300は、レーザユニット1をロボットアーム19によって支持している点が、実施の形態1とは異なる。ロボットアーム19の構成は、実施の形態2の第2変形例で示したロボットアーム18と同様である。他の構成は実施の形態1と同様である。
ロボットアーム19は、図示しない保持機構によってレーザユニット1を保持する。そして、レーザ光と直交する軸を中心として、レーザユニット1を回転させることができる。よって、実施の形態3によるレーザ洗浄装置300では、レーザユニット1のレーザ光の照射位置及びレーザ光の照射角度を、ロボットアーム19によって制御することができる。これにより、実施の形態3によるレーザ洗浄装置300によれば、実施の形態1ではレーザ光を照射することができなかった、段差等の形状を有する金属部品23Aに対しても、レーザ光を照射することができる。
なお、実施の形態3では、ロボットアーム19によって、レーザユニット1をXYZ方向に移動させることが可能である。従って、コラム13及びXYステージ15に替えて、ロボットアーム19を移動機構として用いてもよい。
実施の形態4.
図15は、実施の形態4によるレーザ洗浄装置400の概略図である。
実施の形態4によるレーザ洗浄装置400は、被洗浄対象である円筒状の金属部品23Bを保持して回転させる回転装置14を有している点が、実施の形態3のレーザ洗浄装置300とは異なる。他の構成は、実施の形態3と同様である。
これにより、実施の形態4によるレーザ洗浄装置400によれば、実施の形態2ではレーザ光を照射することができなかった、段差等の形状を有する金属部品23Aに対しても、レーザ光を照射することができる。
また、実施の形態4によるレーザ洗浄装置400によれば、実施の形態2のレーザ洗浄装置200と同様に、円筒状の金属部品23Bの表面の油分24に、ムラなく気体22を送風するとともに、油分24を飛散及び吸引することができる。また、金属部品23Bの油分24に、ムラなくレーザ光21を照射することができる。よって、金属部品23Bから油分24をムラなく除去することができるとともに、金属部品23Bから飛散した油分24が、金属部品23Bに再付着することを抑制できる。さらに、金属部品23Bにおける、レーザ光21が照射される部分と、他の部分との温度差による、金属部品23Bの歪の発生を抑制することができる。
1 レーザユニット(レーザ光照射部)、3 送風ユニット(送風機構、加熱装置)、4 送風ユニット保持機構、5 吸引ユニット(吸引機構)、6 吸引ユニット保持機構、7 異物除去機構、11 ベース、12 作業ステージ、13 コラム(移動機構)、14 回転装置(移動機構)、15 XYステージ(移動機構)、16,17 ヒータユニット(加熱装置)、18,19 ロボットアーム(搬送機構)、21 レーザ光、22 気体、23A,23B 金属部品(被洗浄部品)、24 油分(付着物)、25 飛散物、100,110,120,130,140,200,210,220,300,400 レーザ洗浄装置、S スポット。

Claims (11)

  1. 金属部品の表面にレーザ光を照射して、
    前記金属部品の表面から、油分を除去する金属部品のレーザ洗浄装置であって、
    前記金属部品を保持する作業ステージと、
    前記金属部品の表面に加熱された気体を送風して前記金属部品を加熱するとともに、前記油分を飛散させる送風機構と、
    前記金属部品の表面に、前記レーザ光を照射するレーザ光照射部と、
    前記金属部品の表面に照射された前記レーザ光のスポットを、前記金属部品に対して相対移動させる移動機構とを有し、
    前記送風機構は、前記金属部品の表面における、前記スポットの進行方向の前方に、前記気体を送風する
    金属部品のレーザ洗浄装置。
  2. 前記移動機構は、
    前記レーザ光照射部を、互いに直交する3軸方向のうち、いずれかの1軸もしくは2軸もしくは3軸の方向に移動する機構を有する、
    請求項1に記載の金属部品のレーザ洗浄装置。
  3. 前記移動機構は、
    前記レーザ光と直交する軸を中心として、前記レーザ光照射部を回転させる機構を有する、
    請求項1に記載の金属部品のレーザ洗浄装置。
  4. 前記金属部品に送風される前記気体は、
    前記金属部品に照射される前記レーザ光の光路を横切る、
    請求項1からのいずれか一項に記載の金属部品のレーザ洗浄装置。
  5. 前記送風機構の、前記金属部品の表面に沿う方向の送風範囲は、
    前記レーザ光の、前記金属部品の表面に沿う方向の照射範囲よりも広い、
    請求項1からのいずれか一項に記載の金属部品のレーザ洗浄装置。
  6. 前記送風機構の、前記金属部品の表面に対して垂直な方向の送風範囲は、
    前記金属部品の表面から、前記油分の表面までよりも広い、
    請求項1からのいずれか一項に記載の金属部品のレーザ洗浄装置。
  7. 前記送風機構の、前記金属部品の表面に対する前記気体の送風角度は、
    0°から70°の範囲である、
    請求項1からのいずれか一項に記載の金属部品のレーザ洗浄装置。
  8. 前記レーザ光照射部は、
    前記送風機構により前記気体が送風された後の前記金属部品の表面に、前記レーザ光を照射する、
    請求項1からのいずれか一項に記載の金属部品のレーザ洗浄装置。
  9. 前記送風による飛散物及び前記レーザ光の照射による飛散物を吸引する、
    吸引機構を有する、
    請求項1からのいずれか一項に記載の金属部品のレーザ洗浄装置。
  10. 前記金属部品を搬送する搬送機構を有する、
    請求項1からのいずれか一項に記載の金属部品のレーザ洗浄装置。
  11. 請求項1から10のいずれか一項に記載の金属部品のレーザ洗浄装置を用いた金属部品のレーザ洗浄方法であって、
    前記金属部品を前記金属部品のレーザ洗浄装置まで搬送し、保持する工程と、
    前記金属部品に、前記送風機構により加熱された気体を送風して、前記金属部品に付着した油分を加熱する工程と、
    流動開始温度以上の温度まで加熱された前記油分を、前記送風機構の送風により吹き飛ばす工程と、
    前記送風により吹き飛ばされた前記油分を、吸引ユニットにより吸引する工程と、
    前記送風により前記油分が削減されたエリアに、前記レーザ光を照射する工程と、
    前記レーザ光の照射により発生した飛散物を、前記吸引ユニットにより吸引する工程と、
    洗浄済みの前記金属部品を次工程に搬送する工程とを有する、
    金属部品のレーザ洗浄方法。
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