JP6463483B2 - 空気調和機の室外機 - Google Patents

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    • F24F1/20Electric components for separate outdoor units
    • F24F1/24Cooling of electric components

Description

本発明は、空気調和機の室外機に関し、特に電装品を冷却する構造を有する空気調和機の室外機に関する。
従来、外郭を構成する本体と、本体の内部に設けられる電気品箱と、を備え、電気品箱の内部に空気を導入する吸入穴及び電気品箱の外部に空気を導出する排気穴を電気品箱の側面に設け、外気を送風機室の電気品箱の内部に導入して機械室を経由した後に本体の外部に導く空気流れを生成し、電気品箱の内部の部品の冷却を図った空気調和機の室外機があった(例えば、特許文献1)。
特開平5−79661号公報
しかしながら、特許文献1に記載の空気調和機の室外機の電気品箱の排気穴は、電気品箱の内部と送風機室とを連通するように設けられているため、送風機室に浸入した雨水等の異物が機械室の内部に浸入して機械室に設けられる各種部品に付着して各種部品の機能を損なう可能性があるという課題があった。なお、特許文献1に記載の空気調和機の室外機においては、排気ダクトの電気品箱を冷却した空気を通す排気ダクトを設ける例についても記載されているが、仕切板から送風機室側に突出するように排気ダクトが構成されているため、送風ファンの騒音が生じ易いという課題があった。
本発明は、上述のような課題を背景としてなされたものであり、雨水等の異物が機械室内に浸入して機械室に設けられる各種部品に付着して各種部品の機能を損なう可能性を低減しつつ、騒音を抑制する空気調和機の室外機を得ることを目的とする。
本発明に係る空気調和機の室外機は、前面パネル及び側面パネルを有する本体と、前記本体の内部を少なくとも送風機室と機械室とに仕切るように前記本体の内部に設けられる仕切板と、前記送風機室に設けられる送風機と、前記機械室に設けられるダクト構成部材と、前記機械室において前記ダクト構成部材よりも前記仕切板から離れる方向に設けられている電気品箱と、を備え、前記仕切板と前記ダクト構成部材との間にはダクトが形成され、前記仕切板には、前記送風機室と前記ダクトとを連通する送風機室側開口部が設けられ、前記ダクト構成部材には、前記ダクトと前記機械室とを連通する機械室側開口部が設けられ、前記送風機室側開口部は、前記前面パネルに対向するように、前記仕切板の前面に設けられた前面排気口と、前記側面パネルのうち前記送風機室を形成する側面パネルおよび前記送風機に対向するように設けられるとともに、前記送風機の前縁部よりも前記本体の背面側に設けられた側部排気口とにより構成されるものである。
本発明に係る空気調和機の室外機は、仕切板と、機械室に設けられるダクト構成部材と、の間にはダクトが形成されているため、仮に雨水等の異物が送風機室内に浸入しても、送風機室内に浸入した異物が、ダクト内に留まり易くなる。したがって、雨水等の異物が機械室内に浸入して機械室に設けられる各種部品に付着して各種部品の機能を損なう可能性を低減することができる。また、本発明に係る空気調和機の室外機は、ダクトが機械室に設けられている。このため、従来のように仕切板から送風機室側に突出するようにダクトを設けたものと比べて、送風ファンが回転して生じる騒音を抑制することができる。
本発明に係る空気調和機の室外機100の外郭を示す斜視図である。 本発明に係る空気調和機の室外機100の内部を示す斜視図である。 本発明に係る空気調和機の室外機100の内部を機械室20の前面側から見た場合の分解斜視図である。 本発明に係る空気調和機の室外機100の内部を機械室20の背面側から見た場合の分解斜視図である。 本発明に係る空気調和機の室外機100の内部を送風機室10の前面側から見た場合の分解斜視図である。 本発明に係る空気調和機の室外機100の上部を示す横断面図である。 本発明に係る空気調和機の室外機100の内部を示す縦断面図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。ここで、図1を含む以下の図面において、同一の符号を付したものは、同一又はこれに相当するものであり、以下に記載する実施の形態の全文において共通することとする。そして、明細書全文に表わされている構成要素の形態は、あくまでも例示であって、明細書に記載された形態に限定するものではない。
実施の形態.
図1は本発明に係る空気調和機の室外機100の外郭を示す斜視図である。図2は本発明に係る空気調和機の室外機100の内部を示す斜視図である。
図1に示されるように、室外機100は、外郭を構成する本体1を備える。本体1は、前面パネル1aと、左側面パネル1b(図6)と、右後側面パネル1cと、上面パネル1dと、底面パネル1e(図2)と、右前側面パネル1fと、右下後側面パネル1gと、右下前側面パネル1hと、を備える。前面パネル1aには前面開口部1a1が設けられている。なお、図示していないが、左側面パネル1bは前面パネル1aと同様に開口部を有している。
図2に示されるように、本体1の内部には、熱交換器2と、送風機3と、圧縮機5と、仕切板9と、電気品箱11と、が設けられている。底面パネル1eは、本体1を設置場所に設置するための取付脚を有する部材である。
熱交換器2は、冷房運転時において凝縮器として機能し、暖房運転時において蒸発器として機能する熱交換器である。熱交換器2は、例えば左側面パネル1b及び本体1の背面に沿うようにL字状に形成されている。送風機3は、ファンモータ3aと、送風ファン3bと、モータ取付台3cと、を備える。モータ取付台3cは、送風ファン3bを軸支する部材である。圧縮機5は、導入された冷媒を高温高圧の冷媒として吐出するものである。
仕切板9は、本体1の内部を少なくとも送風機室10と機械室20とに区画するように本体1の内部に設けられる部材である。仕切板9は、例えば、底面パネル1eの上面に設けられている。送風機室10には送風機3等が設けられている。機械室20には圧縮機5、電気品箱11、ダクト構成部材14等が設けられている。
電気品箱11は、空気調和機の制御に用いられる各種部品を収容するものであり、機械室20の上部に設けられている。ダクト構成部材14は、電気品箱11よりも仕切板9側に位置している部材である。ダクト構成部材14の高さは、例えば、電気品箱11が設けられる空間の高さと略同一となるように構成されており、仕切板9の高さよりも低くなっている。仕切板9とダクト構成部材14とを組み合わせることで、仕切板9とダクト構成部材14との間にはダクト30(図3)が形成される。
図3は本発明に係る空気調和機の室外機100の内部を機械室20の前面側から見た場合の分解斜視図である。図4は本発明に係る空気調和機の室外機100の内部を機械室20の背面側から見た場合の分解斜視図である。図5は本発明に係る空気調和機の室外機100の内部を送風機室10の前面側から見た場合の分解斜視図である。図3における空気流れ18は、本体1の外部から機械室20に導入された空気の流れ方向を示している。
図3に示されるように、電気品箱11には、排気開口部11a及び吸気開口部11bが形成されている。電気品箱11の両側方には取付片11cが形成されている。取付片11cは、電気品箱11を本体1に取り付けるための部材である。電気品箱11には電子基板11A及び端子台11Bが設けられている。図4に示されるように、電気品箱11の背面側には、リアクタ12、放熱板13、及び放熱板ダクト15が設けられている。
排気開口部11aは、電気品箱11の側面のうち仕切板9側に位置する側面に設けられる開口である。排気開口部11aは、電気品箱11の内部に流入した空気を電気品箱11の外部に排出するための開口である。吸気開口部11bは、電気品箱11の上面に設けられる開口である。吸気開口部11bは、電気品箱11の外部の空気を電気品箱11の内部に導入するための開口である。
ダクト30は、機械室20を流れる空気が送風機室10に導かれる前に通過するような場所に位置している。ダクト構成部材14には、電子基板通気口31、リアクタ通気口32、及び放熱板通気口33が設けられている。
電子基板通気口31は、電気品箱11の内部を流れる空気を電気品箱11の外部に排出するための開口であり、ダクト30の側面視において、上下方向に延びる開口を有している。電子基板通気口31は、電気品箱11よりも送風機室10側に設けられている。電子基板通気口31の開口面積は、例えば、排気開口部11aの開口面積と同一面積を有する。
リアクタ通気口32は、リアクタ12の周囲を流れる空気をダクト30の内部に導入するための開口である。リアクタ通気口32は、リアクタ12よりも送風機室10側に設けられている。リアクタ通気口32の開口面積は、例えば、リアクタ12のうちリアクタ通気口32が設けられる側面と対向する側面の面積と同一面積を有する。
放熱板通気口33は、放熱板13を流れる空気をダクト30の内部に導入するための開口であり、放熱板ダクト15と連通するように設けられている。放熱板通気口33は、放熱板13よりも送風機室10側に設けられている。放熱板通気口33の開口面積は、例えば、放熱板13のうち放熱板通気口33が設けられる側面と対向する側面の面積と同一面積を有する。
なお、排気開口部11a及び電子基板通気口31は、上述のような形状に限定されるものではない。排気開口部11a及び電子基板通気口31は、排気開口部11aが設けられる電気品箱11の側面側と電子基板通気口31が設けられる仕切板9の側面とが対向するように電気品箱11が仕切板9に取り付けられた状態で、電気品箱11の内部とダクト30とが連通するような形状となっていればよい。
図5に示されるように、仕切板9の側面のうち送風機室10側に位置する側面には前面排気口34及び側部排気口35が設けられている。前面排気口34及び側部排気口35は、ダクト30を流れる空気を送風機室10に導くための開口である。前面排気口34及び側部排気口35は、ダクト30と送風機室10とを連通するように設けられる。
前面排気口34は、側部排気口35よりも本体1の前面側に複数設けられる開口部であり、例えば、仕切板9の前面において本体1の上下方向に延びるような形状となっている。前面排気口34は、例えば前面パネル1aと対向するように設けられている。
側部排気口35は、送風ファン3bの外周端部と仕切板9との間隔以上の距離を確保するように設けられる開口部であり、例えば、仕切板9の側面において本体1の前後方向に延びるような形状となっている。側部排気口35は、例えば左側面パネル1bと対向するように設けられている。
側部排気口35は、例えば、送風ファン3bからなるべく近い位置に設けられている。側部排気口35は、例えば、送風ファン3bの上下方向の中心と同一高さに位置している。このように、送風ファン3bの上下方向の中心と同一高さに位置するように側部排気口35を設けることで、送風ファン3bが駆動した場合において、機械室20の空気を送風機室10に導入する吸引力が大きくなる。
側部排気口35は、例えば、送風ファン3bの前縁部よりも本体1の背面側(熱交換器2側)に設けられている。このように側部排気口35を設けることで、雨水等がダクト30に浸入することを抑制することができる。
なお、以上の説明においては、送風ファン3bが送風機室10に一つ設けられる例を挙げたが、送風ファン3bが送風機室10に2つ設けられる場合には、側部排気口35は、例えば、相対的に上方に位置する送風ファン3bの上下方向の中心と同一高さに位置するように構成するとよい。
図6に示されるように、ベルマウス1a2は、例えば、前面開口部1a1の周縁から半径方向内側に向かって縮径するように後方に張り出した縮径部1a3と、縮径部1a3の後端から半径方向外側に向かって拡径するように後方に張り出した拡径部1a4と、を有する。ベルマウス1a2は、前面パネル1aと一体として成形される。
図6に示されるように、仕切板9は、本体1の背面側から本体1の前面側に向かって順に、部分湾曲面9aと、部分平面9bと、U字状凹部9cと、を有する形状となっている。
部分湾曲面9aは、外気が、熱交換器2の端部のうち機械室20側の端部付近を通って送風機室10に流入するようにして熱交換を促進するための面である。部分湾曲面9aは、仕切板9の側面のうち送風機室10側の側面に位置している。部分湾曲面9aには側部排気口35が設けられている。
部分平面9bは、送風ファン3bの回転気流の風路抵抗を軽減するための面である。部分平面9bは、仕切板9の側面のうち送風機室10側の側面に設けられる面であり、部分湾曲面9aよりも本体1の前面側に位置している。
U字状凹部9cは、送風ファン3bの回転気流の影響を受けない部分に形成されており、仕切板9の強度を確保するための部位である。U字状凹部9cは、仕切板9の前面に設けられる面であり、部分平面9bよりも本体1の前面側に位置している。U字状凹部9cには、前面排気口34が設けられている。U字状凹部9c及び前面排気口34は、拡径部1a4の後端よりも前面側で且つ機械室20側に位置している。
このように、U字状凹部9c及び前面排気口34は、拡径部1a4の後端よりも前面側で且つ機械室20側に位置するように構成することで、送風ファン3bが駆動した場合において、仮に雨水等の異物が本体1の背面側から送風機室10に浸入しても、ベルマウス1a2は、本体1の背面側から送風機室10に浸入した雨水等の異物が前面排気口34に達しないように受け止めやすくなる。このため、雨水等の異物が前面排気口34を介して機械室20に導入される可能性を低減できる。
また、U字状凹部9c及び前面排気口34は、拡径部1a4の後端よりも前面側で且つ機械室20側に位置するように構成することで、送風ファン3bが駆動していない場合において、仮に雨水等の異物が本体1の前面側から本体1の内部に浸入しても、ベルマウス1a2は、本体1の前面側から送風機室10に浸入した雨水等の異物が前面排気口34に達しないように受け止めやすくなる。このため、雨水等の異物が前面排気口34を介して機械室20に導入される可能性を低減できる。
空気流れ17は、外気が左側面パネル1b及び本体1の背面に設けられた開口部を通って本体1の内部に流入して前面パネル1aに設けられた開口部を通って本体1の外部に排出する空気流れを示している。
以下に、本実施の形態に係る空気調和機の室外機100の内部で発生する空気流れについて説明する。まず、室外機100の運転が開始されると、ファンモータ3aが駆動されて送風ファン3bが回転して空気流れ17及び空気流れ18が生成される。
例えば、送風ファン3bが回転することで、外気が左側面パネル1b及び本体1の背面を通って負圧となった送風機室10に導入される空気流れ17が生成される。送風機室10に導入された空気流れ17は、前面開口部1a1を通って本体1の外部に排出される。また例えば、送風ファン3bが回転することで、外気が底面開口部1e1を通って機械室20に導入される空気流れ18が生成される。
底面開口部1e1を通って機械室20に導入された空気の一部は、電気品箱11の前面及び吸気開口部11bの少なくとも一方を通って電気品箱11の内部に導入され、電子基板11A等の発熱部品を冷却する。電子基板11A等の発熱部品を冷却した空気は、排気開口部11a、電子基板通気口31を順に通ってダクト30に導入される。
底面開口部1e1を通って機械室20に導入された空気の一部は、放熱板13及び放熱板ダクト15の間を通過して放熱板13を冷却して放熱板通気口33を通ってダクト30に導入される。また、底面開口部1e1を通って機械室20に導入された空気の一部は、リアクタ12の周囲を通過してリアクタ12を冷却してリアクタ通気口32を通ってダクト30に導入される。
図7は本発明に係る空気調和機の室外機100の内部を示す縦断面図である。図7に示されるように、電子基板11A等の発熱部品を冷却した空気がダクト30内を通過し、ダクト30内を通過した空気の一部が側部排気口35を通って送風機室10に導入されるように空気流れ18が生成される。また、送風ファン3bを回転した場合には、送風機室10に導入された空気が側部排気口35付近から離れるような水流れ19が生成される。
具体的には例えば、側部排気口35付近に位置する水が送風ファン3bの回転方向に沿って側部排気口35付近から離れるような水流れ19が生成される。このため、仮に雨水等の異物が送風機室10に流入しても、ダクト30及び機械室20に浸入することを抑制することができる。なお、水流れ19は、送風ファン3bが回転した場合における水が流れる方向を例示したものであり、図示の方向に限定されるものではない。
ここで仮に、仕切板9とダクト構成部材14との間にダクト30が構成されていない場合には、雨水等の異物が、左側面パネル1b及び本体1の背面に設けられた開口部を通って送風機室10に浸入した場合において機械室20に浸入して機械室20に設けられる各種部品に付着して各種部品の機能を損なう可能性が高くなる。また、仕切板9よりも送風機室10側に突出するようにダクト30を設けようとすれば、送風ファン3bの騒音が生じ易くなる。
しかしながら、本実施の形態に係る空気調和機の室外機100は、前面パネル1a及び左側面パネル1bを有する本体1と、本体1の内部を少なくとも送風機室10と機械室20とに仕切るように本体1の内部に設けられる仕切板9と、送風機室10に設けられる送風機3と、機械室20に設けられるダクト構成部材14と、機械室20においてダクト構成部材14よりも前記仕切板から離れる方向に設けられている電気品箱11と、を備え、仕切板9とダクト構成部材14との間にはダクト30が形成され、仕切板9には、送風機室10とダクト30とを連通するダクト30と送風機室10とを連通する側部排気口35及び前面排気口34が設けられ、ダクト構成部材14には、ダクト30と機械室20とを連通する電子基板通気口31、放熱板通気口33、及びリアクタ通気口32が設けられているものである。
このように、室外機100は、仕切板9と、機械室20に設けられるダクト構成部材14と、の間にはダクト30が形成されているため、仮に雨水等の異物が送風機室10に浸入しても、送風機室10内に浸入した異物が、ダクト30内に留まり易くなる。したがって、雨水等の異物が機械室20に浸入して機械室20に設けられる各種部品に付着して各種部品の機能を損なう可能性を低減することができる。また、ダクト30は機械室20に設けられているため、従来のように仕切板から送風機室側に突出するようにダクトを設けたものと比べて、送風ファン3bが回転して生じる騒音を抑制することができる。
また、ダクト構成部材14は、機械室20側に突出する凸形状を有する。このため、従来のように仕切板から送風機室側に突出するようにダクトを設けたものと比べて、送風ファン3bが回転して生じる騒音を抑制することができる。
また、側部排気口35は、左側面パネル1bと対向するように設けられ、側部排気口35及び電子基板通気口31は、本体1の側面視において少なくとも一部重なるように設けられている。このため、従来よりも、送風ファン3bが回転して生じる気流の乱れを抑制することができる。したがって、従来よりも騒音悪化を抑制することができる。
また、電子基板通気口31の開口面積は、排気開口部11aの開口面積と同一面積を有し、放熱板通気口33の開口面積は、放熱板13のうち放熱板通気口33が設けられる側面と対向する側面の面積と同一面積を有し、リアクタ通気口32の開口面積は、リアクタ12のうちリアクタ通気口32が設けられる側面と対向する側面の面積と同一面積を有する。このため、電気品箱11、リアクタ12、及び放熱板13を冷却した空気が仕切板9の内部に導入され易くなる。
また、雨水等の異物が機械室20に浸入して機械室20に設けられる各種部品に付着して各種部品の機能を損なう可能性を低減することができるため、従来よりも送風ファン3bの回転数を上げることができる。したがって、従来よりも冷却能力を高めることができる。
また、仕切板9には、複数の前面排気口34と、側部排気口35と、が設けられている。このため、本体1の内部における空気の循環を促進することができる。したがって、従来よりも冷却能力を高めることができる。
なお、電子基板通気口31、リアクタ通気口32、及び放熱板通気口33の少なくとも何れかが、本発明の「機械室側開口部」に相当する。
また、前面排気口34及び側部排気口35の少なくとも何れかが、本発明の「送風機室側開口部」に相当する。
1 本体、1a 前面パネル、1a1 前面開口部、1a2 ベルマウス、1a3 縮径部、1a4 拡径部、1b 左側面パネル、1c 右後側面パネル、1d 上面パネル、1e 底面パネル、1e1 底面開口部、1f 右前側面パネル、1g 右下後側面パネル、1h 右下前側面パネル、2 熱交換器、3 送風機、3a ファンモータ、3b
送風ファン、3c モータ取付台、5 圧縮機、9 仕切板、9a 部分湾曲面、9b
部分平面、9c U字状凹部、10 送風機室、11 電気品箱、11A 電子基板、11B 端子台、11a 排気開口部、11b 吸気開口部、11c 取付片、12 リアクタ、13 放熱板、14 ダクト構成部材、15 放熱板ダクト、17 空気流れ、18 空気流れ、19 水流れ、20 機械室、30 ダクト、31 電子基板通気口、32 リアクタ通気口、33 放熱板通気口、34 前面排気口、35 側部排気口、100 室外機。

Claims (6)

  1. 前面パネル及び側面パネルを有する本体と、
    前記本体の内部を少なくとも送風機室と機械室とに仕切るように前記本体の内部に設けられる仕切板と、
    前記送風機室に設けられる送風機と、
    前記機械室に設けられるダクト構成部材と、
    前記機械室において前記ダクト構成部材よりも前記仕切板から離れる方向に設けられている電気品箱と、を備え、
    前記仕切板と前記ダクト構成部材との間にはダクトが形成され、
    前記仕切板には、前記送風機室と前記ダクトとを連通する送風機室側開口部が設けられ、
    前記ダクト構成部材には、前記ダクトと前記機械室とを連通する機械室側開口部が設けられ
    前記送風機室側開口部は、
    前記前面パネルに対向するように、前記仕切板の前面に設けられた前面排気口と、
    前記側面パネルのうち前記送風機室を形成する側面パネルおよび前記送風機に対向するように設けられるとともに、前記送風機の前縁部よりも前記本体の背面側に設けられた側部排気口と
    により構成される
    空気調和機の室外機。
  2. 前記ダクト構成部材は、
    前記機械室側に突出する凸形状を有する
    請求項1記載の空気調和機の室外機。
  3. 前記電気品箱の側面に設けられる吸気開口部と、
    前記吸気開口部が設けられる前記電気品箱の側面とは異なる側面に設けられる排気開口部と、を有し、
    前記排気開口部が設けられる前記電気品箱の側面と前記機械室側開口部が設けられる前記仕切板の側面とが対向するように前記電気品箱が前記ダクト構成部材に取り付けられた状態で、前記排気開口部及び前記機械室側開口部は、前記本体の側面視において、少なくとも一部が重なる形状を有する
    請求項1又は請求項に記載の空気調和機の室外機。
  4. 前記機械室には、放熱板及びリアクタが更に設けられ、
    前記機械室側開口部は、複数設けられ、
    複数の前記機械室側開口部は、前記電気品箱よりも前記送風機室側と、前記放熱板よりも前記送風機室側と、前記リアクタよりも前記送風機室側と、に設けられている
    請求項1〜請求項の何れか一項に記載の空気調和機の室外機。
  5. 複数の前記機械室側開口部のうち前記電気品箱よりも前記送風機室側に設けられる開口部の開口面積は、前記排気開口部の開口面積と同一面積を有し、
    複数の前記機械室側開口部のうち前記放熱板よりも前記送風機室側に設けられる開口部の開口面積は、前記放熱板のうち前記機械室側開口部が設けられる側面と対向する側面の面積と同一面積を有し、
    複数の前記機械室側開口部のうち前記リアクタよりも前記送風機室側に設けられる開口部の開口面積は、前記リアクタのうち前記機械室側開口部が設けられる側面と対向する側面の面積と同一面積を有する
    請求項に従属する請求項に記載の空気調和機の室外機。
  6. 前記送風機室側開口部は、
    前記本体の前後方向に複数設けられている
    請求項1〜請求項の何れか一項に記載の空気調和機の室外機。
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