JP6896140B2 - 空気調和機の室外機 - Google Patents

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Description

本発明は、機械室への浸水防止構造を備えた空気調和機の室外機に関するものである。
一般に、熱交換器及び送風機を収納した送風機室と、圧縮機及び電気部品を収納した機械室とを仕切板で区画してなる空気調和機の室外機において、機械室内は、圧縮機及び電気部品により熱が生じている。そこで、圧縮機及び電気部品の放熱のために、室外機の筐体には、機械室内に外気を取り入れる空気導入口が形成されている。さらに、電気部品の放熱のために設けられた放熱板の冷却効率を向上させるために、空気導入口から機械室を介して送風機室に通じる直通の風路が形成された空気調和機の室外機が提案されている(特許文献1参照)。この室外機には、機械室内へ雨水等の液体が流入することを防ぐために、風路に浸入した雨水等の液体を送風機室側へ排水するように、下り勾配を形成する下面板が設けられている。
特開2000−275372号公報
特許文献1の空気調和機の室外機は、送風機室側から機械室側への風の逆流に起因し、下面板を流れる液体が、逆流して機械室へ流入する恐れがある。
本発明は、上記のような課題を解決するものであり、機械室への液体の流入を抑制する空気調和機の室外機を提供するものである。
本発明の空気調和機の室外機は、室外機の外郭を構成する筐体と、筐体の内部に設けられ、熱交換器と送風機とを収納する送風機室と、圧縮機を収納する機械室とを区画する仕切板と、室外機を制御する電気部品を収納した電気品箱と、電気品箱の側壁に設けられ、電気部品を冷却する放熱板と、電気品箱の側壁に取り付けられて放熱板を覆い、送風機室と機械室とを連通する風路を形成し、水用の開口部が形成された底壁部を有するダクトと、ダクトの下方に設けられ、機械室と送風機室との間に延設されていると共に、機械室から送風機室に向かって下方に傾斜しており、開口部から落下した液体を送風機室に排水する水受け部と、底壁部から下方に突出して、底壁部と水受け部との間に形成された風路の一部を遮蔽する遮蔽板と、を備え、開口部は、機械室に位置しており、遮蔽板は、機械室に配置された第1遮蔽板と、送風機室に配置された第2遮蔽板とから構成されており、第2遮蔽板は、水受け部の側方に延設された側板部を有するものである。
本発明の空気調和機の室外機は、底壁部から下方に突出して、底壁部と水受け部との間に形成された風路の一部を遮蔽する遮蔽板を備えたものである。そのため、遮蔽板が、送風機室側から機械室側への風の逆流を防止することで、室外機は、液体が逆流して機械室へ流入することを抑制することができる。
本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室外機の正面方向の斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室外機の背面方向の斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室外機の内部を示す概略正面図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室外機の内部を示す概略上面図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室外機の内部を示す概略斜視図である。 図5に示すダクトのA部の拡大図である。
以下、本発明における空気調和装置の室外機100について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。また、以下の図面において、同一の符号を付したものは、同一又はこれに相当するものであり、このことは明細書の全文において共通することとする。さらに、明細書全文に表わされている構成要素の形態は、あくまでも例示であって、これらの記載に限定されるものではない。また、理解を容易にするために方向あるいは位置を表す用語(例えば「上」、「下」、「右」、「左」、「前」、「後」など)を適宜用いる。しかし、これらの表記は、説明の便宜上、そのように記載しているだけであって、装置あるいは部品の配置及び向きを限定するものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室外機100の正面方向の斜視図である。図2は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室外機100の背面方向の斜視図である。図1及び図2を用いて、空気調和機の室外機100の外郭について説明する。図1を含む以下の図面に示すX軸は、室外機100の左右方向を示し、Y軸は室外機100の前後方向を示し、Z軸は室外機100の上下方向を示すものである。より詳細には、室外機100を正面から見たときX1側を左側、X2側を右側、Y軸においてY1側を前側、Y2側を後側、Z軸においてZ1側を上側、Z2側を下側として室外機100を説明する。また、明細書中における各構成部材同士の位置関係(例えば、上下関係等)は、原則として、室外機100を使用可能な状態に設置したときのものである。
室外機100は、筐体1を有する。室外機100の筐体1は、室外機100の外郭を構成する。筐体1は、板金製であり、図1に示すように略直方体形状に構成されている。筐体1は、円形状の吹出口1a1が形成されている前面パネル1aと、前面パネル1aと対向して設置され、後述する機械室4の背面を覆う背面パネル1bと、を有する。また、筐体1は、筐体1を前方から見て後述する送風機室3側の側面に設けられた左側面パネル1cと、機械室4側の側面に設けられた右側面パネル1dと、を有する。さらに、筐体1は、前面パネル1aと、背面パネル1bと、左側面パネル1cと、右側面パネル1dと、により形成された上部開口を覆う天面パネル1eと、下部部開口を覆う底板1fとを有する。前面パネル1aには、吹出口1a1を覆って送風機12のプロペラファンを保護するファンガード1gが取り付けられている。背面パネル1bには、矩形の開口部1b1が形成されており、開口部1b1を介して筐体1の内部に熱交換器11が配置されている。右側面パネル1dには、機械室4内に外気を取り入れるための外気取入口1d1が形成されている。なお、外気取入口1d1は、矩形状の貫通孔が複数形成されている態様で示されているが、外気取入口1d1は、機械室4内に空気を取り入れるものであればよく、外気取入口1d1の構造、位置、範囲等は図1及び図2の態様に限定されるものではない。
図3は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室外機100の内部を示す概略正面図である。図4は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室外機100の内部を示す概略上面図である。図5は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室外機100の内部を示す概略斜視図である。次に、図3〜図5を用いて、空気調和機の室外機100の内部構成について説明する。なお、空気調和機の室外機100の構成をわかりやすく説明するために、例えば、図3では、送風機12の支持構造を省略し、また、図5では、熱交換器11を省略する等、各図において構成部品の一部の図示を省略している。また、図4及び図5に示す直方体状の点線は、ダクト30内に収納されている放熱板20、または、電気品箱15内に収納されている電気部品15dを示すものである。また、図4及び図5に示す白抜き矢印W1は、機械室4からダクト30内に流入する空気の流れを示したものである。室外機100は、筐体1内を送風機室3と機械室4とに区画する仕切板2を有する。仕切板2は、筐体1の内部に設けられ、底板1fから上方向(Z軸方向)に延設されていると共に、底板1fの前後方向(Y軸方向)に延設されている。仕切板2は、例えば、板金等を折曲して形成されている。送風機室3側には、熱交換器11と、熱交換器11に対向するように配置された送風機12とが収納されており、機械室4側には、圧縮機13が収納されている。この熱交換器11及び圧縮機13は、底板1f上に設置されている。また、圧縮機13の上方において、電気品箱15が、送風機室3と機械室4とにわたって配置されている。なお、電気品箱15は、例えば、機械室4にのみ配置されてもよく、送風機室3と機械室4とにわたって配置されているものに限定されるものではない。
熱交換器11は、内部を流れる冷媒と外気との熱交換を行うものであって、暖房運転時には蒸発器として機能し、冷房運転時には凝縮器として機能する。熱交換器11は、冷媒を通過させる複数の伝熱管11aと、伝熱管11aを流れる冷媒と外気との間の伝熱面積を大きくするための複数のフィン11bとを備えている。熱交換器11は、平板領域と曲面領域とを有し、底板1fに対して垂直方向に見た場合に、L字形状に形成されている。なお、図3及び図4では、熱交換器11がL字状に形成された場合について例示しているが、底板1fに対して垂直方向に見た場合に、直線状に形成されたものでもよく、両端に曲面領域を備えたU字状に形成されたものでもよい。
送風機12は、モータ12aとプロペラファン12bとを備えた送風手段であり、熱交換器11における熱交換を効率的に行うための空気循環を生成する。送風機12は、図3及び図4に示すように、筐体1内において、熱交換器11の前方(Y1側)に配置されている。送風機12は、熱交換器11とプロペラファン12bとの間を負圧にして、筐体1の背面側(Y2側)又は側面側(X2側)から筐体1の内部に外気を導入し、室外機100の内部に導入された外気を室外機100の前面側(Y1側)に向かって排出する。また、送風機12は、熱交換器11とプロペラファン12bとの間を負圧にし、機械室4内に導入された外気を送風機室3内に移動させることで、電気品箱15の背面に設けられた複数の放熱板20の間に外気を通過させる。
圧縮機13は、吸入した冷媒を圧縮して高温高圧ガス冷媒の状態にして吐出するものである。圧縮機13は、例えば、ロータリー式、スクロール式又はベーン式等の圧縮機である。圧縮機13は、インバータ装置を備えていてもよく、インバータ装置によって運転周波数を変化させて、圧縮機13の容量を変更することができるように構成されてもよい。なお、圧縮機13の容量とは、単位時間当たりに送り出す冷媒の量である。
室外機100は、筐体1内に、電気品箱15を有する。電気品箱15は、室外機100の動作を制御するための制御部品等の電気部品15dを収納する。制御部品は、例えば、回路デバイスなどのハードウェア、又は中央演算処理装置などの演算装置上で実行されるソフトウェアあるいはそれらの組み合わせで構成される。電気品箱15には、電気品箱15内に収納されている電気部品15dを冷却する放熱板20が設けられている。
室外機100は、筐体1内に、電気部品15dを冷却する放熱板20を有する。放熱板20は、電気品箱15の側壁に設けられている。より詳細には、室外機100において、熱交換器11を介して空気が取り入れられる側を空気の上流側、空気が吹き出される側を空気の下流側とすると、放熱板20は、空気の上流側に位置する電気品箱15の側壁部15aに設けられている。すなわち、室外機100において、送風機12によって空気が吹き出される側を前方、送風機12によって空気が取り入れられる側を後方と規定すると、放熱板20は、電気品箱15の後方に設けられている。放熱板20は、例えば、左右方向(X軸方向)に延設する複数の板状のフィンが上下方向(Z軸方向)に並列して配置されている。複数の放熱板20は、後述するダクト30の入口側壁30bと出口側壁30cとの間において、入口側壁30b側の端部が、出口側壁30c側の端部よりも下方に位置するように傾斜して配置されることが望ましい。すなわち、複数の放熱板20は、機械室4側の端部が、送風機室3側の端部よりも下方に位置するように傾斜して配置されることが望ましい。放熱板20の間に侵入した雨水が、後述する排水構造部40の中に落下しやすくなるためである。電気品箱15の後方には、さらに放熱板20を覆うダクト30が取り付けられている。
室外機100は、筐体1内に、ダクト30を有する。ダクト30は、図5に示すように、電気品箱15の側壁に取り付けられて放熱板20を覆い、送風機室3と機械室4とを連通する風路を形成する。ダクト30は、機械室4に流入する室外空気を機械室4から送風機室3へ通風させる。ダクト30は、送風機室3と機械室4とにわたって配置され、放熱板20を室外機100の後方側から覆う後部側壁30aを有する。また、ダクト30は、後部側壁30aの左右方向(X軸方向)の両端に位置し、機械室4側の側壁を構成する入口側壁30bと、送風機室3側の側壁を構成する出口側壁30cとを有する。ダクト30は、入口側壁30bと、出口側壁30cとが対向するように形成されており、機械室4に配置された入口側壁30bには開口が形成されており、送風機室3に配置された出口側壁30cにも開口が形成されている。入口側壁30bは、機械室4に位置し、入口側壁30bに形成された開口が空気取入口30b1を形成する。ダクト30は、さらにダクト30の天井部を構成する天井壁30dと、ダクト30の底板を構成する底壁部30eとを有する。ダクト30は、内部に放熱板20を収容し、電気品箱15の側壁部15aに取り付けられている。すなわち、ダクト30は、電気品箱15の後方に取り付けられている。なお、図4では、ダクト30は、熱交換器11と対向しているが、室外機100の長手方向の長さ、あるいは、熱交換器11のサイズによって、ダクト30と熱交換器11とは対向していなくてもよい。
図6は、図5に示すダクト30のA部の拡大図である。図6を用いて、空気調和機の室外機100の排水構造を説明する。なお、図6では、空気調和機の室外機100の排水構造を説明するために、ダクト30を構成する側壁の一部の図示を省略している。また、図6に示す白抜き矢印W1は、機械室4からダクト30内に流入する空気の流れを示したものである。ダクト30は、底壁部30eに排水用の開口部30gが形成されている。開口部30gは、底壁部30eを上下方向に貫通する孔であり、底壁部30eの機械室4側の端部に形成されている。ダクト30の開口部30gには、排水構造部40が設けられている。排水構造部40は、底壁部30eの開口部30gにおいて、底壁部30eから下方に延設されており、樋状に形成されている。排水構造部40は、ダクト30内に進入した雨水等の液体を収集し、下方に排出する。そして、排水構造部40は、底壁部30eの開口部30gにおいて、雨水等の液体を後述する水受け部41に導く。排水構造部40を上方(Z1側)から見た平面視において、排水構造部40は、入口側壁30bと、放熱板20との間に位置している。排水構造部40は、入口側壁30bと出口側壁30cとの間で、入口側壁30b側の側壁を構成する外側壁40bと、出口側壁30c側の側壁を構成する内側壁40aとを有する。排水構造部40の内側壁40aと外側壁40bとは、対向している。排水構造部40は、内側壁40aと外側壁40bとの間に空間を形成し、樋を構成する。排水構造部40の内側壁40aは、ダクト30の底壁部30eから下方に延設されている。外側壁40bは、平板状に形成されており、入口側壁30bと対向する。排水構造部40は、入口側壁30bを正面視した場合に、外側壁40bの上端部40b1が、空気取入口30b1内に位置している。すなわち、排水構造部40は、外側壁40bの上端部40b1が、空気取入口30b1を形成する入口側壁30bの下縁部30b2よりも上方に位置している。また、排水構造部40は、外側壁40bの上端部40b1は、底壁部30eよりも上方に位置する。外側壁40bは、放熱板20又は底壁部30eから落下する雨水等の液体が、入口側壁30bに形成された空気取入口30b1から飛散して機械室4内に浸入しないように、液体がダクト30外に飛散することを抑制する。なお、排水構造部40は、内側壁40aと外側壁40bとの間に中間側壁40cを有していてもよい。中間側壁40cは、上方から下方に角度の異なる複数の壁部が組み合わされて形成されており、上方から下方へ流れる水の勢いを抑制する。また、内側壁40a及び外側壁40bと一体に形成されることで排水構造部40の強度を向上させる。ダクト30の底壁部30eの下方には、水受け部41が設けられている。
室外機100は、水受け部41を有する。水受け部41は、ダクト30の下方に設けられ、機械室4と送風機室3との間に延設されていると共に、機械室4から送風機室3に向かって下方に傾斜している。水受け部41は、樋であり、底壁部30eの開口部30gから落下した雨水等の液体を受けて、室外機100の機械室4側から送風機室3側に液体を流し、液体を送風機室3に排水する。水受け部41は、機械室4側に配置された上端部41aが、送風機室3側に配置された下端部41bよりも上方になるように傾斜して配置されている。上端部41aは、排水構造部40の下方に位置し、排水構造部40から落下してくる液体を受け止めるために、下端部41bよりも幅広に形成されている。下端部41bは、雨水が送風機室3に落下するように、送風機室3に配置されている。水受け部41は、液体が落下する下端部41bの先端部を除いて、水が外に落下しないように側壁41eが設けられている。ダクト30と、水受け部41との間には風路が形成されており、この風路には第1遮蔽板42及び第2遮蔽板43が配置されている。
室外機100は、第1遮蔽板42及び第2遮蔽板43を有する。第1遮蔽板42及び第2遮蔽板43は、底壁部30eから下方に突出して、底壁部30eと水受け部41との間に形成された風路の一部を遮蔽する。第1遮蔽板42は、ダクト30の底壁部30eの下方から、水受け部41に向かって突出する。第1遮蔽板42は、機械室4に配置されている。第1遮蔽板42は、平板状に形成されており、一方の面は、入口側壁30b側に面しており、他方の面は、出口側壁30c側に面している。なお、水受け部41を流れる液体の流れを阻害しないように、第1遮蔽板42の先端部と、水受け部41との間には空間が形成されている。第1遮蔽板42を設けることで、送風機室3側から機械室4側への風の逆流を防止できるとともに、雨水等の液体が第1遮蔽板42と水受け部41との隙間を通って送風機室3側に流れることができる。第1遮蔽板42は、底壁部30eと水受け部41との間に形成される風路の一部を遮蔽することで、送風機室3側から機械室4側に逆風が吹いた場合に、水受け部41を流れている液体が、機械室4側に逆流することを防止している。
第2遮蔽板43は、ダクト30の底壁部30eの下方から、室外機100の底板1fに向かって突出する。第2遮蔽板43は、平板状に形成された平板部43aを有しており、平板部43aの一方の面は、入口側壁30b側に面しており、他方の面は、出口側壁30c側に面している。第2遮蔽板43は、水受け部41の下端部41bの延長線上に配置されており、送風機室3に配置されている。第2遮蔽板43の下端部43bは、水受け部41の下端部41bよりも下方に位置している。この第2遮蔽板43は、底壁部30eと水受け部41との間に形成される風路の一部を遮蔽する。水受け部41を流れる液体の流れを阻害しないように、第2遮蔽板43と、水受け部41の下端部41bとの間には空間が形成されている。第2遮蔽板43は、図5に示すように、平板部43aの側縁部41cから水受け部41の側方に延設された側板部43dを有する。なお、図6では、水受け部41の構造を明確にするために、側板部43dの構造を一部省略している。第2遮蔽板43を設けることで、水受け部41の排水経路中の所望の位置で水受け部41の側方から排水できると共に、送風機室3から機械室4への風の流入を防止することができる。第2遮蔽板43は、底壁部30eと水受け部41との間に形成される風路の一部を遮蔽することで、送風機室3側から機械室4側に逆風が吹いた場合に、水受け部41を流れている液体が機械室4側に逆流することを防止している。
次に、室外機100における空気の流れを説明する。まず、送風機12が作動することにより、送風機室3の送風機12と熱交換器11との間の空間が負圧状態となる。ここで、負圧状態となった送風機室3の空間は、ダクト30を介して、機械室4の空間と連通する。また、機械室4は、室外機100の筐体1に形成された外気取入口1d1を通じて外部空間と連通する。そのため、送風機室3の送風機12と熱交換器11との間の空間が負圧状態となることにより、機械室4からダクト30を介して送風機室3に外気が取り入れられる。このとき、室外機100の外部から機械室4内に進入してきた外気がダクト30の内部を通過し、放熱板20の間を通過することで放熱板20から熱を奪い、電気部品15dを冷却して送風機室3側へ吐出される。雨風の強いときなどは機械室4側からダクト30の内部に雨水が浸入してくる場合がある。そこで、ダクト30内に進入してきた雨水等の液体は、排水構造部40からダクト30の底壁部30eの下方に設けた水受け部41へ排水され、水受け部41に排水された液体は、水受け部41を流れて送風機室3側へ排水される。このとき、排水構造部40の外側壁40bは、ダクト30に進入してきた雨水が水受け部41流れる際に、ダクト30の外へ液体が飛散するのを抑制し、水受け部41へ液体が流れるように導く。また、第1遮蔽板42及び第2遮蔽板43は、底壁部30eと水受け部41との間に形成される風路の一部を遮蔽することで、送風機室3側から機械室4側に逆風が吹いた場合に、水受け部41を流れている液体が機械室4側に逆流することを防止している。送風機室3側に排水された液体は、室外機100の底板1fへ落ち、そこから室外機100の外へ排水される。あるいは、送風機室3側に排水された液体は、送風機12により飛ばされて室外機100の外へ排水される。
以上のように、空気調和機の室外機100は、底壁部30eから下方に突出して、底壁部30eと水受け部41との間に形成された風路の一部を遮蔽する第1遮蔽板42又は第2遮蔽板43を備えたものである。そのため、第1遮蔽板42又は第2遮蔽板43が、送風機室3側から機械室4側への風の逆流を防止することで、室外機100は、液体が逆流して機械室4へ流入することを抑制することができる。
また、空気調和機の室外機100は、ダクト30に排水構造部40を備え、排水構造部40は、ダクト30の入口側壁30bと対向する平板状の外側壁40bを有する。この外側壁40bは、入口側壁30bを正面視した場合に、外側壁40bの上端部40b1が、空気取入口30b1内に位置している。外側壁40bが、空気取入口30b1の一部を覆うことで、ダクト30内に進入した雨水等の液体が機械室4内に飛散することを抑制し、液体を水受け部41に流すことができる。その結果、室外機100は、機械室4への液体の流入を抑制することができる。
また、空気調和機の室外機100は、機械室4に配置された第1遮蔽板42と、送風機室3に配置された第2遮蔽板43とを有する。第1遮蔽板42及び第2遮蔽板43が、送風機室3側から機械室4側への風の逆流を防止することで、室外機100は、更に液体が逆流して機械室4へ流入することを抑制することができる。
また、空気調和機の室外機100は、第2遮蔽板43が、水受け部41の下端部41bの延長線上に配置され、第2遮蔽板43の下端部43bは、水受け部41の下端部41bよりも下方に位置している。そのため、第2遮蔽板43は、水受け部41から排水された液体を、底板1fに向けて落下させることができる。
また、空気調和機の室外機100は、第2遮蔽板43が、水受け部41の側方に延設された側板部43dを有する。側板部43dが、水受け部41の側方に位置することで、送風機室3から機械室4への逆風が、水受け部41に流入することを防止することができる。そのため、室外機100は、液体が逆流して機械室4へ流入することを抑制することができる。
本発明の実施の形態は上記実施の形態に限定されない。例えば、室外機100は、第1遮蔽板42及び第2遮蔽板43の2枚の遮蔽板を有する構成を図示しているが、3枚以上の遮蔽板を有する構成であってもよい。
1 筐体、1a 前面パネル、1a1 吹出口、1b 背面パネル、1b1 開口部、1c 左側面パネル、1d 右側面パネル、1d1 外気取入口、1e 天面パネル、1f 底板、1g ファンガード、2 仕切板、3 送風機室、4 機械室、11 熱交換器、11a 伝熱管、11b フィン、12 送風機、12a モータ、12b プロペラファン、13 圧縮機、15 電気品箱、15a 側壁部、15d 電気部品、20 放熱板、30 ダクト、30a 後部側壁、30b 入口側壁、30b1 空気取入口、30b2 下縁部、30c 出口側壁、30d 天井壁、30e 底壁部、30g 開口部、40 排水構造部、40a 内側壁、40b 外側壁、40b1 上端部、40c 中間側壁、41 水受け部、41a 上端部、41b 下端部、41c 側縁部、41e
側壁、42 第1遮蔽板、43 第2遮蔽板、43a 平板部、43b 下端部、43d 側板部、100 室外機。

Claims (3)

  1. 室外機の外郭を構成する筐体と、
    前記筐体の内部に設けられ、熱交換器と送風機とを収納する送風機室と、圧縮機を収納する機械室とを区画する仕切板と、
    前記室外機を制御する電気部品を収納した電気品箱と、
    前記電気品箱の側壁に設けられ、前記電気部品を冷却する放熱板と、
    前記電気品箱の側壁に取り付けられて前記放熱板を覆い、前記送風機室と前記機械室とを連通する風路を形成し、水用の開口部が形成された底壁部を有するダクトと、
    前記ダクトの下方に設けられ、前記機械室と前記送風機室との間に延設されていると共に、前記機械室から前記送風機室に向かって下方に傾斜しており、前記開口部から落下した液体を前記送風機室に排水する水受け部と、
    前記底壁部から下方に突出して、前記底壁部と前記水受け部との間に形成された風路の一部を遮蔽する遮蔽板と、
    を備え、
    前記開口部は、前記機械室に位置しており、
    前記遮蔽板は、前記機械室に配置された第1遮蔽板と、前記送風機室に配置された第2遮蔽板とから構成されており、
    前記第2遮蔽板は、前記水受け部の側方に延設された側板部を有する空気調和機の室外機。
  2. 前記ダクトは、
    前記機械室に位置し、空気取入口を形成する入口側壁と、
    前記底壁部の前記開口部において、液体を前記水受け部に導く樋状の排水構造部と、
    を有し、
    前記排水構造部は、前記入口側壁と対向する平板状の外側壁を有し、
    前記入口側壁を正面視した場合に、前記外側壁の上端部が、前記空気取入口内に位置している請求項1に記載の空気調和機の室外機。
  3. 前記第2遮蔽板は、前記水受け部の下端部の延長線上に配置され、前記第2遮蔽板の下端部は、前記水受け部の下端部よりも下方に位置している請求項1又は2に記載の空気調和機の室外機。
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