JP6461631B2 - 細氷入りコールド飲料用氷粒群及びその製造方法、氷粒群入り容器、並びに、細氷入りコールド飲料及びその調製方法 - Google Patents

細氷入りコールド飲料用氷粒群及びその製造方法、氷粒群入り容器、並びに、細氷入りコールド飲料及びその調製方法 Download PDF

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Description

本発明は、液体を冷却し細氷入りコールド飲料を調製するために用いられる細氷入りコールド飲料用氷粒群及びその製造方法、氷粒群入り容器、並びに、細氷入りコールド飲料用氷粒群を用いて調製される細氷入りコールド飲料及びその調製方法に関するものである。
従来、細氷入りコールド飲料、いわゆるフローズンドリンク、シャーベットドリンク、グラニータ(グラニテ)等と呼ばれるシャーベット状の飲料には、コーヒー、乳成分及び細氷が混合されたものや、果汁と細氷が混合されたもの、清涼飲料水と細氷が混合されたものなどがあり、細氷が混合されていることにより、コールド飲料と細氷とを一緒に飲むことになり、独特の食感を提供することができる(例えば、特許文献1、2を参照)。特許文献1に記載の電子レンジ用冷菓は、粒径3mm以下の粒状氷塊を40〜80重量%含有する組成物の中心に、粒径4〜6mmの粒状氷塊を40〜80重量%含有する組成物を大略円錐台形状に充填して冷凍されたものであって、電子レンジを用いて加熱することにより全体が均一に加熱解凍され、スラリー状の冷菓を調製することができる。また、特許文献2には、原料を撹拌しながら冷凍することにより、アイスクリーム、グラニータ、シャーベット状にした飲料等を製造する装置が記載されており、このような装置を用いることにより細氷入りコールド飲料を調製することもできる。また、例えば、コーヒー、乳成分及び細氷が混合された細氷入りコールド飲料は、コーヒー、乳成分及び氷をミキサーに供し、氷を砕きながら混合することにより調製することもできる。
特開平10−327759号公報 特表2013−536695号公報
しかしながら、特許文献1、2に記載された方法やミキサーを用いて調製する方法等の従来の方法により細氷入りコールド飲料を調製する場合には、電子レンジ、専用機器、ミキサー等の機器を用いることから、機器の設置場所が必要であることや、氷とその他の材料とを用意する必要があることから調製が煩雑であるという問題があった。
従って、本発明は、上記のような問題点に着目し、細氷入りコールド飲料を簡易に調製することが可能な細氷入りコールド飲料用氷粒群及びその製造方法、氷粒群入り容器、並びに、細氷入りコールド飲料及びその調製方法を提供することを目的とする。
本発明の細氷入りコールド飲料用氷粒群は、液体を冷却して、細氷入りコールド飲料を調製するために用いられる細氷入りコールド飲料用氷粒群であって、飲料濃縮物、風味原料及び機能性原料のうち少なくとも一つを含有する第1の液体を凍結させた第1の氷粒で構成される第1群と、主に水からなる第2の液体を凍結させた第2の氷粒で構成される第2群と、の二群を備え、前記液体を添加したときに、前記第1群に含まれる前記第1の氷粒がすべて融解し、かつ、前記第2群に含まれる前記第2の氷粒が細氷として残存するように構成されていることを特徴とする。
本発明の細氷入りコールド飲料用氷粒群においては、第1群を構成する第1の氷粒の凍結点が、第2群を構成する第2の氷粒の凍結点よりも低いことが好ましい。
本発明の細氷入りコールド飲料用氷粒群においては、前記第1群を構成する前記第1の氷粒の凍結点と前記第2群を構成する前記第2の氷粒の凍結点との差が1.5℃以上であることがさらに好ましい。
本発明の細氷入りコールド飲料用氷粒群においては、前記第1群を構成する前記第1の氷粒の大きさが、8mmメッシュのふるいを通過可能な大きさであることが好ましい。
本発明の細氷入りコールド飲料用氷粒群においては、前記第2群を構成する前記第2の氷粒の大きさが、5mmメッシュのふるいを通過可能な大きさであることが好ましい。
本発明の細氷入りコールド飲料用氷粒群においては、前記液体を添加するときに、前記第1群が前記第2群よりも先に前記液体と接するように構成されていることが好ましい。
本発明の細氷入りコールド飲料用氷粒群においては、前記液体をホット飲料とすることができる。
本発明の細氷入りコールド飲料用氷粒群においては、前記ホット飲料をコーヒーとすることができる。
本発明の細氷入りコールド飲料用氷粒群においては、前記第1の氷粒が、前記風味原料として、乳及び乳製品のうち少なくとも一方を含有することができる。
本発明の氷粒群入り容器は、本発明の細氷入りコールド飲料用氷粒群が収容される氷粒群収容部と、その上方で開口する開口部と、を備えることを特徴とする。
本発明の氷粒群入り容器においては、前記氷粒群収容部において、前記第1群と前記第2群とが層を形成し、前記第1群が前記第2群よりも上方に配置されていることが好ましい。
本発明の氷粒群入り容器は、前記液体がホット飲料であって、該ホット飲料を作るためのホット飲料作製部を前記開口部に有することができる。
本発明の氷粒群入り容器においては、前記ホット飲料作製部が、コーヒーを作るためのものとすることができる。
本発明の細氷入りコールド飲料は、本発明の細氷入りコールド飲料用氷粒群と液体とを混合することにより調製されることを特徴とする。
本発明の細氷入りコールド飲料においては、前記液体をホット飲料とすることができる。
本発明の細氷入りコールド飲料においては、前記ホット飲料をコーヒーとすることができる。
本発明の細氷入りコールド飲料の調製方法は、本発明の細氷入りコールド飲料用氷粒群に液体を添加して混合することにより、細氷入りコールド飲料を調製することを特徴とする。
本発明の細氷入りコールド飲料用氷粒群を製造するための、本発明の細氷入りコールド飲料用氷粒群の製造方法は、前記第1の液体を凍結させて前記第1の氷粒を作る第1凍結工程と、前記第2の液体を凍結させて前記第2の氷粒を作る第2凍結工程と、得られた前記第1の氷粒から構成される第1群及び前記第2の氷粒から構成される第2群を充填する充填工程と、を備えて構成され、前記第1凍結工程が、前記第1の液体を液体窒素中に滴下することにより前記第1の氷粒を得る工程であることを特徴とする。
本発明の細氷入りコールド飲料用氷粒群を製造するための、本発明の細氷入りコールド飲料用氷粒群の製造方法は、前記第1の液体を凍結させて前記第1の氷粒を作る第1凍結工程と、前記第2の液体を凍結させて前記第2の氷粒を作る第2凍結工程と、得られた前記第1の氷粒から構成される第1群及び前記第2の氷粒から構成される第2群を充填する充填工程と、を備えて構成され、前記第1凍結工程が、前記第1の液体を型に流し入れて凍結させることにより得られた氷塊を破砕することにより前記第1の氷粒を得る工程であることを特徴とする。
本発明の細氷入りコールド飲料用氷粒群によれば、第1の氷粒で構成される第1群と、
第2の氷粒で構成される第2群と、の二群を備え、液体を添加したときに、前記第1層に含まれる前記第1の氷粒がすべて融解し、かつ、前記第2層に含まれる前記第2の氷粒が細氷として残存するように構成されている。このことから、液体と本発明の細氷入りコールド飲料用氷粒群を混合することにより第1の氷粒が融解して、第1の氷粒に含有される飲料濃縮物、風味原料及び/又は機能性原料が溶出して液体と混合され、電子レンジ、ミキサー、専用機器等の機器を用いることなく、かつ、細氷入りコールド飲料を簡易に調製することができる。
本発明の氷粒群入り容器によれば、本発明の細氷入りコールド飲料用氷粒群が収容される氷粒群収容部と、その上方で開口する開口部と、を備えることから、液体を注ぐ簡易な操作により細氷入りコールド飲料を調製することができる。
本発明の細氷入りコールド飲料によれば、本発明の細氷入りコールド飲料用氷粒群と液体とを混合して調製されることから、液体を注ぐ簡易な操作により調製することができる。
本発明の細氷入りコールド飲料の調製方法によれば、本発明の細氷入りコールド飲料用氷粒群に液体を混合する簡易な操作により細氷入りコールド飲料を調製することができる。
本発明の細氷入りコールド飲料用氷粒群の製造方法によれば、本発明の細氷入りコールド飲料用氷粒群が得られることから、液体を注ぐ簡易な操作により細氷入りコールド飲料を調製することができる。
[細氷入りコールド飲料]
本発明における細氷入りコールド飲料は、コールド飲料に細氷が混合された、いわゆるフローズンドリンク、シャーベットドリンク、グラニータ(グラニテ)等と呼ばれるシャーベット状の飲料であって、後述する本発明の細氷入りコールド飲料用氷粒群と液体とを混合することにより調製されるものである。
<細氷>
本発明における細氷とは、コールド飲料と共に飲用可能な程度に細かい大きさの氷粒を指し、具体的には、5mmメッシュのふるいを通過可能な程度の大きさの氷粒を指す。このような細氷がコールド飲料に混合されていることにより、コールド飲料と細氷とを一緒に飲むことになり、独特の食感を提供することができる。
<液体>
本発明における液体としては、飲料に用いられる液体を用いることができ、具体的には、水、湯、飲料、その他の液体を用いることができる。また、液体の温度は冷却して低温となる温度であればよく、様々な温度の液体を用いることができる。例えば、液体として飲料を用いる場合には、常温の飲料でもよいし、高温のホット飲料でもよい。
(ホット飲料)
本発明におけるホット飲料には、コーヒーや、紅茶、抹茶、緑茶、ほうじ茶等の茶飲料、各種スープ、その他のホット飲料を用いることができる。
[細氷入りコールド飲料用氷粒群]
本発明の細氷入りコールド飲料用氷粒群は、液体を冷却して細氷入りコールド飲料を調製するために用いられ、飲料濃縮物、風味原料及び機能性原料のうち少なくとも一つを含有する第1の液体を凍結させた第1の氷粒で構成される第1群と、主に水からなる第2の液体を凍結させた第2の氷粒で構成される第2群と、の二群を備え、前記液体を添加したときに、前記第1群に含まれる前記第1の氷粒がすべて融解し、かつ、前記第2群に含まれる前記第2の氷粒が細氷として残存するように構成されている。以下、本発明を各成分に分けて詳細に説明する。
<第1の氷粒>
本発明における第1の氷粒は、第1の液体を凍結することにより得られ、細氷入りコールド飲料用氷粒群において、第1群を構成する。第1の液体には、飲料濃縮物、風味原料及び機能性原料のうち少なくとも一つが必須構成成分として含有され、配合水、食品添加物等を必要に応じて適宜加えることができる。
(飲料濃縮物、風味原料及び機能性原料)
本発明に用いることができる飲料濃縮物としては、例えば、スポーツ飲料、茶飲料等の飲料濃縮物、濃縮果汁、濃縮野菜汁、アルコール飲料等の上記液体と混合することにより飲料となるものを用いることができる。アルコール飲料を用いる場合は、後述する製造方法において凍結することを考慮して、第1の液体におけるアルコール濃度を1%〜25%とすることができる。
本発明に用いることができる風味原料としては、コールド飲料の原料として用いられる原料を用いることができ、具体的には、乳及び乳製品、糖類及び油脂類等の調味料、並びに、香料等が挙げられる。本発明で用いることができる乳及び乳製品としては、牛乳、成分調整牛乳、低脂肪牛乳、無脂肪牛乳、加工乳、クリーム、濃縮乳、れん乳、全粉乳、加糖粉乳、脱脂粉乳等が挙げられる。例えば、風味原料として乳及び乳製品のいずれか一方を含有する細氷入りコールド飲料用氷粒群と、液体としてのホットコーヒーと、を混合した場合には、細氷入りコールド飲料として、細氷入りアイスカフェオレを調製することができる。従って、第1の氷粒が、風味原料として、乳又は乳製品のうち少なくとも一方を含有することにより、細氷及び乳入りコールド飲料を簡易に調製することができる。
また、糖類としては、コールド飲料に対して甘味を付与する原料を使用することができ、具体的には、ショ糖、グルコース、フルクトース、オリゴ糖、糖アルコール、異性化糖、コーンシロップ、及び、水飴等を用いることができる。
本発明に用いることができる機能性原料としては、栄養成分や、本発明の細氷入りコールド飲料に対して、健康増進効果等の付加価値を与える原料を用いることができる。具体的には、ビタミンA、ビタミンB、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK等のビタミン類、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛等のミネラル類等の栄養成分や、食物繊維、オリゴ糖等の整腸作用、血糖値上昇抑制作用等の健康増進作用を有する素材が挙げられる。
(その他の成分)
第1の液体には、水、食品添加物等を原料として用いることができる。本発明で用いられる食品添加物としては、乳化剤、安定剤等が挙げられる。乳化剤は、主に原料の乳及び乳製品等に含まれる脂肪分の乳化安定性を調整するために添加され、レシチン、グリセリン脂肪酸エステル等を用いることができる。なお、第1の液体の原料は、飲料濃縮物、風味原料及び機能性原料のうち少なくとも一つが用いられていればよく、上記の原料に限定されず、所望の味、風味、又は性質に合わせて任意の原料を用いることができる。
<第2の氷粒>
本発明の第2の氷粒は、第2の液体を凍結させることにより得られ、細氷入りコールド飲料用氷粒群において、第2群を構成する。第2の液体には、水が必須構成成分として含有され、ショ糖等の糖類、香料等の食品添加物等を適宜加えることができる。
第2の液体には、ショ糖等の糖類、香料等の食品添加物等を原料として用いることができる。糖類は、第1の液体において説明した糖類と同様のものを用いることができる。なお、第2の液体の原料は主に水から構成されていればよく、上記に限定されず、所望の味、風味、又は性質に合わせて任意の原料を用いることができる。
(第1の氷粒及び第2の氷粒の大きさ、形状、及び使用量)
第1の氷粒、第2の氷粒の大きさ、形状、及び使用量は、液体と混合して細氷入りコールド飲料を調製したときの所望の物性に合わせて、液体の温度や液量、第1の氷粒の材料、大きさ、形状や質量等、第2の氷粒の材料、大きさ、形状や質量等を種々変更して検討することにより、最適な条件を設定することができる。所望の物性とは、細氷入りコールド飲料を調製したときに、細氷の含有量が少なく通常のコールド飲料により近い状態や、細氷の含有量が多くシャーベット状により近い状態が考えられる。また、最適な条件の設定方法としては、例えば、第1の氷粒で構成された第1群と第2の氷粒で構成された第2群とが混合された状態で本発明の細氷入りコールド飲料用氷粒群が構成されている場合には、第1の氷粒が第2の氷粒よりも小さく、かつ、液体が添加されたときに第1の氷粒がすぐ融解する大きさにした条件を検討することにより、最適条件に設定することができる。また、第1群が第2群よりも液体に先に接触するように本発明の細氷入りコールド飲料用氷粒群が構成されている場合には、前記の場合と比して第1の氷粒の大きさの制限は少ないが、第1の氷粒がすく融解する大きさに設定した条件を検討することにより、最適条件に設定することができる。また、細氷入りコールド飲料用氷粒群に添加される液体の温度が高い場合や液量が多い場合には、氷粒が融解しやすいため、例えば、第1の氷粒の量を多くするなど、液体が十分に冷却されるような条件を検討することにより、最適条件に設定することができる。また、第1の液体がアルコールを含むなど、第1の氷粒が融解しやすい場合は、細氷入りコールド飲料用氷粒群に添加される液体の温度を低くしたり、液量を少なくしたりした条件を検討することにより、最適条件に設定することができる。なお、本明細書において、実施例として、細氷入りカフェオレ用氷粒群の最適条件の設定例を後述するが、本発明は当該条件に限定されるものではない。
また、本発明の細氷入りコールド飲料用氷粒群においては、第1群を構成する第1の氷粒の凍結点が、第2群を構成する第2の氷粒の凍結点よりも低いことが好ましい。なお、本発明における「凍結点」とは、第1の液体及び第2の液体が凍結して固体(凍結物)になり始める温度を指す。細氷入りコールド飲料用氷粒群に液体を添加して混合した直後の温度が第1の氷粒の凍結点と第2の氷粒の凍結点との間の温度になるように、液体の温度や液量、第1の氷粒の材料、大きさ、形状や質量等、第2の氷粒の材料、大きさ、形状や質量等を設定することにより、細氷入りコールド飲料用氷粒群に液体を添加して混合した際に第1の氷粒がすべて融解し、第2の氷粒が細氷として残存するように構成することができる。また、第1の氷粒の凍結点と第2の氷粒の凍結点との差が1.5℃以上であることがより好ましい。これにより、第1の氷粒が融解し、第2の氷粒が残存するように細氷入りコールド飲料用氷粒群を構成することが容易になり、設計自由度を高くすることができる。第1の氷粒の凍結点と第2の氷粒の凍結点との差が大きいほど設計自由度が高くなるが、1.5℃以上の差があれば、第1の氷粒が融解し、第2の氷粒が残存するように、十分に設計することができる。例えば、第1の氷粒の凍結点を−3.0℃、第2の氷粒の凍結点を0℃とし、液体を添加して混合した際の温度を−3.0℃より高く、かつ、0℃より低くなるように条件設定することにより、第1の氷粒が融解し、第2の氷粒が残存するように細氷入りコールド飲料用氷粒群を構成することができる。
また、本発明の細氷入りコールド飲料用氷粒群においては、前記第1群を構成する前記第1の氷粒の大きさが、8mmメッシュのふるいを通過可能な大きさであることが好ましい。これにより、液体と本発明の細氷入りコールド飲料用氷粒群とが混合されたときに、第1の氷粒が速やかに融解するように細氷入りコールド飲料用氷粒群を構成することができる。
また、本発明の細氷入りコールド飲料用氷粒群においては、前記第2群を構成する前記第2の氷粒の大きさが、5mmメッシュのふるいを通過可能な大きさであることが好ましい。これにより、液体と本発明の細氷入りコールド飲料用氷粒群とが混合されたときに、第2の氷粒が細氷となって残存し、細氷入りコールド飲料として望ましい状態となるように、細氷入りコールド飲料用氷粒群を構成することができる。また、第2の氷粒の大きさが1mmメッシュのふるいを通過できない大きさであることが好ましい。これにより、液体と本発明の細氷入りコールド飲料用氷粒群とが混合されたときに、第2の氷粒が融解しすぎないようにして、より確実に、細氷として残存させることができる。
また、本発明の細氷入りコールド飲料用氷粒群においては、第1群が第2群よりも先に液体と接するように構成されていることが好ましい。このことにより、細氷入りコールド飲料用氷粒群に液体が添加されたときに、より確実に、第1群に含まれる第1の氷粒がすべて溶解し、かつ、第2群に含まれる第2の氷粒が細氷として残存するように構成することができる。
[氷粒群入り容器]
本発明の氷粒群入り容器は、本発明の細氷入りコールド飲料用氷粒群が収容される氷粒群収容部と、氷粒群収容部の上方で開口する開口部と、を備えており、前記開口部には、液体としてのホット飲料を作るためのホット飲料作製部を有していてもよい。前記開口部に液体を注ぐことにより、又は、ホット飲料作製部に熱湯等の高温の液体を注ぐことにより、ホット飲料等の液体が氷粒群収容部に収容された細氷入りコールド飲料用氷粒群と混合されて、細氷入りコールド飲料を調製することができる。
また、氷粒群収容部において、前記第1群と前記第2群とが層を形成し、前記第1群が前記第2群よりも上方に配置されていることが好ましい。このことにより、第1群が第2群よりも開口部に近い位置に配置されることになり、ホット飲料等の液体が開口部から注がれたときに、第2群よりも先に第1群と液体とを接触させることができる。従って、より確実に、第1群に含まれる第1の氷粒がすべて融解し、かつ、第2群に含まれる第2の氷粒が細氷として残存するように構成することができる。
ホット飲料作製部は、ホット飲料原料と、当該ホット飲料原料を収容する原料収容部と、を有して構成されている。本発明におけるホット飲料原料としては、具体的には、焙煎されて挽かれたコーヒー豆、並びに、紅茶、抹茶、緑茶、及びほうじ茶等の茶飲料の原料である茶葉等の、熱湯等を注いで抽出されることによりホット飲料が作られるものや、熱湯等を注いで溶解されることによりホット飲料が作られる即席飲料原料等が挙げられる。例えば、ホット飲料原料として焙煎されて挽かれたコーヒー豆を用いた場合、ホット飲料作製部に熱湯を注ぐことにより、ホット飲料作製部においてホットコーヒーを作ることができる。なお、ホット飲料作製部に高温の液体が注がれることによりホット飲料が作られればよく、高温の液体は熱湯に限定されない。
本発明の氷粒群入り容器が、開口部にホット飲料作製部を有することにより、予めホット飲料を準備することなく、熱湯等を注ぐだけで、より簡易に細氷入りコールド飲料を調製することができる。例えば、乳及び/又は乳製品を含む第1の氷粒を備えた細氷入りコールド飲料用氷粒群と、ホット飲料原料として、焙煎されて挽かれたコーヒー豆と、を用いることにより、ホット飲料作製部に熱湯を注ぐ簡易な操作により細氷入りのアイスカフェオレを調製することができる。
[細氷入りコールド飲料用氷粒群の製造方法]
次に、本発明の細氷入りコールド飲料用氷粒群の製造方法を説明する。細氷入りコールド飲料用氷粒群の製造方法は、第1の液体を凍結させて第1の氷粒を作る第1凍結工程と、第2の液体を凍結させて第2の氷粒を作る第2凍結工程と、得られた第1の氷粒から構成される第1群及び前記第2の氷粒から構成される第2群を充填する充填工程と、を備えて構成される。
<第1凍結工程>
第1凍結工程は、第1の液体を調製し、調製された第1の液体を凍結させて第1の氷粒を作る工程である。なお、以下の工程は第1の氷粒の製造工程の一例を示すものであり、使用する原料の性質や組み合わせ等により適宜改変することができる。
まず、第1の氷粒の原料を混合し、十分に溶解させる。次に、乳又は乳製品等の脂肪分を含有する原料を用いる場合には、この混合液中の脂肪球を微粒子化させ、原料成分を混合液中に均一に分散させるためにホモジナイザーを用いて均質化する。さらに、均質化後の混合液を任意の温度、時間において殺菌し、冷却する。冷却後の混合液において、原料成分の状態を安定化させるために、必要に応じて撹拌させながらエージングを行う。以上により、第1の液体が調製される。
次に、上記のように調製した第1の液体を液体窒素等の極低温の冷媒に滴下して粒状に凍結させ、第1の氷粒を作る。なお、第1の氷粒を得ることができれば、上記に示した方法以外の凍結方法を用いてもよく、例えば、型に第1の液体を流し入れて凍結させることにより得られた氷塊を、コミトロールプロセッサ(アーシェル社製)等を用いて破砕し、ふるいを用いて所望の大きさの氷粒を選別することにより、第1の氷粒を得る方法を用いてもよい。この氷塊を破砕して第1の氷粒を得る方法においては、所望の大きさの氷粒を得るために、破砕及び選別の手順を繰り返してもよい。
<第2凍結工程>
第2凍結工程は、第2の液体を調製し、調製された第2の液体を凍結させて第2の氷粒を作る工程である。なお、以下の工程は第2の氷粒の製造工程の一例を示すものであり、使用する原料の性質や組み合わせ等により適宜改変することができる。
まず、第2の氷粒の原料を混合し、十分に溶解させることにより、第2の液体を調製する。次に、第2の液体を型に流し入れて凍結させることにより得られた氷塊を破砕して、ふるいを用いて所望の大きさの氷粒を選別することにより第2の氷粒を得る。以上により、第2の氷粒が作られる。この氷塊を破砕して第2の氷粒を得る方法においては、所望の大きさの氷粒を得るために、破砕及び選別の手順を繰り返してもよい。また、第2の液体の凍結工程は、第2の氷粒を得ることができれば、上記に示した方法以外の方法を用いてもよい。
<充填工程>
充填工程においては、第1凍結工程及び第2凍結工程により得られた第1の氷粒から構成される第1群及び前記第2の氷粒から構成される第2群を容器に充填する。液体と混合されたときに、液体と第1群とが先に接するように、まず第2の氷粒を容器に充填し、第2の氷粒の上方に第1の氷粒が配置されるように、第1の氷粒を充填することが好ましい。なお、液体を添加したときに、第1群に含まれる前記第1の氷粒がすべて融解し、かつ、第2群に含まれる第2の氷粒が細氷として残存するように構成されていればよく、第1の氷粒と第2の氷粒とを予め混合してから容器に充填してもよい。すなわち、容器内における第1の氷粒と第2の氷粒の配置は、偏って配置されていてもよく、混合された状態で配置されていてもよい。また、使用者が使用する際に、第1の氷粒と第2の氷粒とを混合してもよい。
[細氷入りコールド飲料の調製方法]
次に、細氷入りコールド飲料の調製方法について、説明する。本発明の細氷入りコールド飲料の調製方法は、本発明の細氷入りコールド飲料用氷粒群に液体を添加して混合することにより、細氷入りコールド飲料を調製することを特徴とする。例えば、液体としてホットコーヒーが用いられ、第1の氷粒が、風味原料として乳及び/又は乳製品を含有し、氷粒群収容部と開口部とを備える容器に収容された細氷入りコールド飲料用氷粒群を例示して説明する。細氷入りコールド飲料を調製するには、開口部からホットコーヒーを注ぐことにより、ホットコーヒーと氷粒群収容部に収容された細氷入りコールド飲料用氷粒群とが接触する。この接触により、ホットコーヒーが第1の氷粒によりコールド飲料として適した温度まで初期冷却されるとともに、第1の氷粒が融解し、第1の氷粒に含有される乳及び/又は乳製品が溶出し、かつ、第2の氷粒が細氷として残存する。さらに、冷却されたコーヒーと融解された第1の氷粒とを均一に混ぜることにより、細氷入りアイスカフェオレの調製が完了する。
本発明の細氷入りコールド飲料用氷粒群によれば、第1の氷粒で構成される第1群と、
第2の氷粒で構成される第2群と、の二群を備え、液体を添加したときに、前記第1層に含まれる前記第1の氷粒がすべて融解し、かつ、前記第2層に含まれる前記第2の氷粒が細氷として残存するように構成されている。このことから、液体と本発明の細氷入りコールド飲料用氷粒群を混合することにより第1の氷粒が融解して、第1の氷粒に含有される飲料濃縮物、風味原料及び/又は機能性原料が溶出して液体と混合され、電子レンジ、ミキサー、専用機器等の機器を用いることなく、かつ、細氷入りコールド飲料を簡易に調製することができる。また、第1の氷粒が液体を冷却する機能を担うことから、第2の氷粒が融解しすぎることを抑制でき、飲料が薄まらずに風味を良好に保つことができる。なお、第1の液体にアルコールを含む場合等、第1の氷粒が粒状を保つことが難しい場合は、第1の氷粒がスラリー状、シャーベット状等の形状であっても同様の効果を得ることができる。そのため、本発明の第1の氷粒には、これらの形状のものも含まれる。
また、第1の氷粒には、飲料濃縮物、風味原料及び機能性原料のうち少なくとも一つが含有されていることから、液体を混合することにより、飲料濃縮物、風味原料及び/又は機能性原料を含有する所望の細氷入りコールド飲料を簡易に調製することができる。
本発明の氷粒群入り容器によれば、本発明の細氷入りコールド飲料用氷粒群が収容される氷粒群収容部と、その上方で開口する開口部と、を備えることから、液体を注ぐ簡易な操作により細氷入りコールド飲料を調製することができる。
本発明の細氷入りコールド飲料によれば、本発明の細氷入りコールド飲料用氷粒群と液体とを混合して調製されることから、液体を注ぐ簡易な操作により調製することができる。
本発明の細氷入りコールド飲料の調製方法によれば、本発明の細氷入りコールド飲料用氷粒群に液体を混合する簡易な操作により細氷入りコールド飲料を調製することができる。
本発明の細氷入りコールド飲料用氷粒群の製造方法によれば、本発明の細氷入りコールド飲料用氷粒群が得られることから、液体を注ぐ簡易な操作により細氷入りコールド飲料を調製することができる。
その他、本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部、もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
以下、実施例を挙げて、本発明をより具体的に説明する。但し、本発明は、以下の実施例により限定されるものではない。
本実施例においては、第1の氷粒、第2の氷粒、液体としてのドリップコーヒーの質量を変えた3条件(調製例1〜3)を設定し、細氷入りコールド飲料としての細氷入りアイスカフェオレを調製するための細氷入りコールド飲料用氷粒群の条件検討を行った。
<第1の凍結工程>
まず、脱脂粉乳 200g、生クリーム 150g、砂糖 160g、残部を水として混合し、1kgの第1の液体を調製した。調製した第1の液体を1mlずつ液体窒素に投入することにより凍結させて、8mmメッシュのふるいを通過したものを第1の氷粒とした。また、第1の氷粒の凍結点は−4.0℃であった。なお、本実施例において、凍結点の測定は、JIS K0065「化学品の凝固点測定法」に準じて行った。すなわち、第1の液体を冷却したときの温度変化を記録式温度計により記録して、第1の液体が過冷却されて温度が低下したのち上昇し、温度が平衡になったときの温度を第1の液体の凍結点とした。
<第2の凍結工程>
水15kgを第2の液体とし、50cm×30cm×15cmの型に流し入れて、凍結させた。このようにして得られた氷塊を、砕氷機(安川電機製)を用いて破砕した。破砕して得られた氷粒のうち、3mmメッシュのふるいを通過したものを第2の氷粒とした。また、第2の氷粒の凍結点は0℃であった。凍結点の測定は、第1の液体と同様の方法を用いて行った。
<充填工程>
第1の凍結工程及び第2の凍結工程により得られた第1の氷粒及び第2の氷粒をそれぞれ第1群、第2群として、容器に充填した。充填量は表1に記載の量とし、まずカップ型容器に第2群を充填し、第2群の上方に第1群を充填した。以上の工程により、細氷入りコールド飲料用氷粒群を得た。
<細氷入りアイスカフェオレの調製>
細氷入りコールド飲料用氷粒群が充填されたカップ型容器に、70℃のドリップコーヒーを注いで混合することにより、調製例1〜3の細氷入りアイスカフェオレを得た。ドリップコーヒーの量は、表1に記載の量とした。
<冷却性及び状態の確認>
調製例1〜3の細氷入りアイスカフェオレの冷却性及び状態を評価した。冷却性は、調製した氷入りアイスカフェオレの調製直後の液温を測定することにより評価した。結果は表1に示した通りである。また、状態の評価は、ドリップコーヒーと細氷入りコールド飲料用氷粒群とを混合した後の細氷入りアイスカフェオレの状態を観察することにより評価した。すなわち、第1の氷粒がすべて溶解し、第2の氷粒が細氷として残存してアイスカフェオレ(コールド飲料)と細氷とを一緒に飲用可能、かつ、第2の氷粒が融解しすぎることなく風味が良好な状態を好ましい状態とし、好ましい状態(○)、融解が進んでやや風味が薄くなった状態(△)、融解がかなり進んで風味が薄くなった状態(×)の三段階で評価した。結果は表1に示した通りである。
Figure 0006461631
調製直後の液温は、調製例1では−1.8℃、調製例2では−1.5℃、調製例3では−2.4℃となり、細氷入りコールド飲料として好ましい低温まで冷却された。また、調製直後の細氷入りアイスカフェオレの状態は、調製例1が×、調製例2が△、調製例3が○であった。以上の結果から、調製例3の条件が細氷入りコールド飲料用氷粒群として最適であることが示された。
<結果の考察>
本発明の例示的態様である実施例のように、条件検討を行うことにより、液体を添加したときに、第1群に含まれる第1の氷粒がすべて融解し、かつ、第2群に含まれる第2の氷粒が細氷として残存するように構成され、さらに、液体を注ぐ簡易な操作により好ましい状態の細氷入りコールド飲料を調製することができる細氷入りコールド飲料用氷粒群を製造することができることが示された。

Claims (11)

  1. 氷粒群入り容器であって、
    細氷入りコールド飲料用氷粒群が収容される氷粒群収容部と、
    その上方で開口する開口部と、を備え、
    前記細氷入りコールド飲料用氷粒群は、液体を冷却して、細氷入りコールド飲料を調製するために用いられる細氷入りコールド飲料用氷粒群であって、
    前記細氷入りコールド飲料用氷粒群は、飲料濃縮物、風味原料及び機能性原料のうち少なくとも一つを含有する第1の液体を凍結させた第1の氷粒で構成される第1群と、
    主に水からなる第2の液体を凍結させた第2の氷粒で構成される第2群と、の二群を備え、
    前記細氷入りコールド飲料用氷粒群は、前記液体を添加したときに、前記第1群に含まれる前記第1の氷粒がすべて融解し、かつ、前記第2群に含まれる前記第2の氷粒が細氷として残存するように構成されており、
    前記液体がホット飲料であって、前記氷粒群入り容器は、該ホット飲料を作るためのホット飲料作製部を前記開口部に有し、前記ホット飲料作製部は、ホット飲料原料と、当該ホット飲料原料を収容する原料収容部と、を有して構成されていることを特徴とする氷粒群入り容器
  2. 前記第1群を構成する前記第1の氷粒の凍結点が、前記第2群を構成する前記第2の氷粒の凍結点よりも低いことを特徴とする請求項1に記載の氷粒群入り容器
  3. 前記第1群を構成する前記第1の氷粒の凍結点と前記第2群を構成する前記第2の氷粒の凍結点との差が1.5℃以上であることを特徴とする請求項2に記載の氷粒群入り容器
  4. 前記第1群を構成する前記第1の氷粒の大きさが、8mmメッシュのふるいを通過可能な大きさであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の氷粒群入り容器
  5. 前記第2群を構成する前記第2の氷粒の大きさが、5mmメッシュのふるいを通過可能な大きさであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の氷粒群入り容器
  6. 前記液体を添加するときに、前記第1群が前記第2群よりも先に前記液体と接するように構成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の氷粒群入り容器
  7. 前記ホット飲料がコーヒーであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の氷粒群入り容器
  8. 前記第1の氷粒が、前記風味原料として、乳及び乳製品のうち少なくとも一方を含有することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の氷粒群入り容器
  9. 前記氷粒群収容部において、前記第1群と前記第2群とが層を形成し、前記第1群が前記第2群よりも上方に配置されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の氷粒群入り容器。
  10. 前記ホット飲料作製部が、コーヒーを作るためのものであることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の氷粒群入り容器。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の氷粒群入り容器の前記細氷入りコールド飲料用氷粒群に前記液体を添加して混合することにより、細氷入りコールド飲料を調製することを特徴とする細氷入りコールド飲料の調製方法。
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