JP6461508B2 - プリンタ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、プリンタ装置に関する。
レシート等を発行するプリンタは、商店等のレジスタ、銀行等におけるATM(Automated Teller Machine)やCD(Cash dispenser)等の用途に幅広く用いられている。このようなレシート等を発行するプリンタは、記録紙となる感熱紙を搬送しながらサーマルヘッド等により記録紙に印字等を行ない、所定の長さまで記録紙を搬送した後、カッターで所定の長さで記録紙を切断するものである。カッターは、固定刃と可動刃により構成されており、可動刃が固定刃の側にスライドして動くことにより、可動刃と固定刃の間の記録紙を切断することができる。
また、このようなプリンタ装置においては、例えば、プリンタ本体部と、プリンタ本体部に回転可能な状態で支持された蓋部が設けられており、この蓋部を開くことによりプリンタ本体部に、ロール状に巻かれた記録紙を設置することができる。この場合、例えば、サーマルヘッド等は、プリンタ本体部に設置されており、プラテンローラは蓋部に設置されており、蓋部を閉じることにより、記録紙はサーマルヘッド等とプラテンローラに間に挟まれる。このようにサーマルヘッド等とプラテンローラに間に記録紙が挟まれた状態で、記録紙にサーマルヘッド等による印字がなされる。尚、蓋部には、蓋部を開閉するための開蓋レバーが設けられており、開蓋レバーを操作することにより、蓋部を開くことができる。
特許第2585769号公報 特開平7−68866号公報 特開2003−246104号公報
ところで、上述したプリンタ装置において、記録紙をカッターにより切断する際には、可動刃が固定刃の側にスライドして移動することにより記録紙が切断されるが、固定刃の側にスライドしている可動刃と固定刃との間に記録紙が挟み込まれ、可動刃に設けられたバネの力では可動刃が元に戻らなくなってしまう場合がある。即ち、固定刃と可動刃との間に挟み込まれた記録紙により、可動刃が動くことができず、元の状態に戻ることができなくなってしまう場合がある。
このような状態においては、固定刃の側にスライドしている可動刃が邪魔をして、蓋部を開くことができない。
よって、固定刃の側にスライドしている可動刃と固定刃との間に記録紙が挟み込まれた状態においても蓋部を開くことのできるプリンタ装置が求められている。
本実施の形態の一観点によれば、プリンタ本体部と、前記プリンタ本体部に開閉可能な状態で取り付けられた蓋部と、前記蓋部または前記プリンタ本体部の一方に取り付けられたプラテンローラと、前記蓋部または前記プリンタ本体部の他方に取り付けられた、記録ヘッドと、前記プリンタ本体部に設けられる、前記記録ヘッドと前記プラテンローラとを離すためのロックレバーと、前記蓋部にスライド可能に取り付けられ、スライドによって前記ロックレバーを動作させるオープンレバーと、を備え、前記ロックレバーの動作により前記蓋部が開くものであって、前記オープンレバーは、前記蓋部が閉じている状態において前記蓋部より取り外すことができることを特徴とする。





本発明によれば、固定刃の側にスライドしている可動刃と固定刃との間に記録紙が挟み込まれた状態においても、容易に蓋部を開くことができる。
本実施の形態におけるプリンタ装置の蓋部が開いている状態の斜視図 本実施の形態におけるプリンタ装置の蓋部が閉じている状態の斜視図 本実施の形態におけるプリンタ装置の蓋部が閉じている状態の断面図 プリンタ装置の蓋部を開く操作方法を説明するための斜視図(1) プリンタ装置の蓋部を開く操作方法を説明するための側面図(1) プリンタ装置の蓋部を開く操作方法を説明するための断面図(1) プリンタ装置の蓋部を開く操作方法を説明するための斜視図(2) プリンタ装置の蓋部を開く操作方法を説明するための側面図(2) プリンタ装置の蓋部を開く操作方法を説明するための断面図(2) プリンタ装置の蓋部を開く操作方法を説明するための斜視図(3) プリンタ装置の蓋部を開く操作方法を説明するための側面図(3) プリンタ装置の蓋部を開く操作方法を説明するための断面図(3) プリンタ装置の蓋部を開く操作方法を説明するための斜視図(4) プリンタ装置の蓋部を開く操作方法を説明するための側面図(4) プリンタ装置の蓋部を開く操作方法を説明するための断面図(4) 固定刃と可動刃による記録紙の切断の説明図(1) 固定刃と可動刃による記録紙の切断の説明図(2) オープンレバーが取り外され蓋部が閉じている状態のプリンタ装置の斜視図(1) オープンレバーが取り外され蓋部が閉じている状態のプリンタ装置の斜視図(2) オープンレバーが取り外された状態のプリンタ装置の開閉方法の説明図(1) オープンレバーが取り外された状態のプリンタ装置の開閉方法の説明図(2) オープンレバーが取り外された状態のプリンタ装置の開閉方法の説明図(3) オープンレバーが取り外された状態のプリンタ装置の開閉方法の説明図(4) オープンレバーが取り外された状態のプリンタ装置の開閉方法の説明図(5) オープンレバーが取り外された状態のプリンタ装置の開閉方法の説明図(6) オープンレバーが取り外され蓋部が開いている状態のプリンタ装置の斜視図(1) オープンレバーが取り外され蓋部が開いている状態のプリンタ装置の斜視図(2) オープンレバーの構造図 オープンレバーの斜視図(1) オープンレバーの斜視図(2) オープンレバーの説明図(1) オープンレバーの説明図(2) オープンレバーの説明図(3) オープンレバーを用いたロックレバーの操作方法の説明図
本発明を実施するための形態について、以下に説明する。尚、同じ部材等については、同一の符号を付して説明を省略する。
(プリンタ装置)
本実施の形態におけるプリンタ装置について、図1から図3に基づき説明する。尚、図1は、本実施の形態におけるプリンタ装置において、蓋部が開いている状態の斜視図であり、図2は、本実施の形態におけるプリンタ装置において、蓋部が閉じている状態の斜視図であり、図3は、本実施の形態におけるプリンタ装置において、蓋部が閉じている状態の断面図である。
本実施の形態におけるプリンタ装置は、プリンタ本体部10と、プリンタ本体部10に取り付けられている蓋部20とを有している。蓋部20は、不図示の軸を中心に回転可能な状態でプリンタ本体部10に取り付けられている。言い換えるならば、本実施の形態におけるプリンタ装置は、プリンタ本体部10に開閉可能な状態で取り付けられている蓋部20を有している。プリンタ本体部10には、記録紙ホルダ11が設けられており、記録紙ホルダ11の内部に、ロール状に巻かれた記録紙100を設置することができるように形成されている。尚、本実施の形態におけるプリンタ装置に用いられるロール状に巻かれた記録紙100は感熱紙である。
プリンタ本体部10には、制御回路基板12、モータ13、14、記録紙100に印字を行なうための記録ヘッドであるサーマルヘッド30、固定刃41が設けられている。制御回路基板12は、本実施の形態におけるプリンタ装置の制御を行なうためのものであり、モータ13、14は、記録紙100を搬送するため、また、カッター部を駆動するためのものである。
蓋部20には、蓋部20を開くためのオープンレバー21、可動刃42、プラテンローラ50が設けられている。オープンレバー21は、蓋部20の表面、即ち、外側の面に設けられた溝部22を上下方向に移動するように設置されている。
本実施の形態においては、プリンタ本体部10に設けられた固定刃41と蓋部20に設けられた可動刃42とにより、記録紙を切断するためのカッター部が形成されている。可動刃42が固定刃41の設けられている側にスライドして移動することにより、固定刃41と可動刃42との間に存在している記録紙100を切断することができる。
また、プリンタ本体部10には、サーマルヘッド30に押し付けられているプラテンローラ50を取り外すためのロックレバー15が設けられている。ロックレバー15を下方向に押すことにより、サーマルヘッド30からプラテンローラ50が離れ、プラテンローラ50をプリンタ本体部10から取り外すことができる。
即ち、本実施の形態におけるプリンタ装置は、蓋部20に設けられたオープンレバー21を下方向にスライドさせることにより、ロックレバー15を下方向に押して、プラテンローラ50を取り外すとともに、蓋部20を開くことができる。
ロックレバー15を操作してプラテンローラ50を取り外す際には、サーマルヘッド30及びプラテンローラ50を含むプリンタメカ部に設けられた不図示のバネにより、プラテンローラ50が飛び出すように形成されている。よって、本実施の形態においては、このバネによる力、即ち、バネによりプラテンローラ50が飛び出す方向に働く力が、蓋部20を開く際の力の一部として加わっている。
本実施の形態におけるプリンタ装置に記録紙100を設置する場合には、プリンタ本体部10の記録紙ホルダ11の内部にロール状に巻かれた記録紙100を設置し、蓋部20を閉じることにより、プリンタ装置にロール状に巻かれた記録紙100がセットされる。また、本実施の形態におけるプリンタ装置は、プリンタ本体部10に、プラテンローラ50が設けられており、蓋部20に、サーマルヘッド30が設けられている構造のものであってもよい。
(プリンタ装置における蓋部20を開く方法)
次に、本実施の形態におけるプリンタ装置において、蓋部20を開く方法について説明する。蓋部20は、プリンタ本体部10に設置されている記録紙100がなくなった場合や、記録紙100を交換する場合に開かれる。
最初に、図4から図6に基づき、本実施の形態におけるプリンタ装置において、蓋部20が閉じている場合について説明する。尚、図4は、本実施の形態におけるプリンタ装置において、この状態における斜視図であり、図5は、側面図であり、図6は、断面図である。
蓋部20に取り付けられているオープンレバー21は、蓋部20の表面、即ち、外側の面に形成された溝部22に沿ってスライド移動するスライド部21aと、スライド部21aより外側に突起しており人の指等により操作される操作部21bとを有している。また、図6に示されるように、オープンレバー21は、蓋部20の内側に突起している突起部21cを有しており、突起部21cには、ロックレバー15と接触する先端部21dが形成されている。また、オープンレバー21は、バネ23が接続されており、人の指等により下に押し下げられたオープンレバー21を上方向に戻す方向に復元力が働くように設置されている。また、プリンタ本体部10に設けられたロックレバー15には、オープンレバー21の突起部21cの先端部21dと接する部分が傾斜面15aとなるように形成されている。
次に、図7から図9に示すように、オープンレバー21の操作部21bに人の指等により下方向に力を加え、溝部22においてスライド部21aを下方向に移動させる。尚、図7は、本実施の形態におけるプリンタ装置において、この状態における斜視図であり、図8は、側面図であり、図9は、断面図である。
このように、オープンレバー21のスライド部21aが溝部22を下方向に移動することにより、オープンレバー21全体が下方向に移動し、突起部21cも下方向に動く。そのため、オープンレバー21の突起部21cの先端部21dは、ロックレバー15の傾斜面15aに沿って移動しながら、ロックレバー15を押し下げる。
次に、図10から図12に示すように、図7から図9の状態から更に、オープンレバー21の操作部21bを人の指等により下方向に力を加え、溝部22においてスライド部21aを下方向に移動させる。尚、図10は、本実施の形態におけるプリンタ装置において、この状態における斜視図であり、図11は、側面図であり、図12は、断面図である。
図7の状態から更に、オープンレバー21のスライド部21aが溝部22を下方向に移動し、突起部21cが下方向に動くことにより、図12に示されるように、オープンレバー21の突起部21cの先端部21dは、ロックレバー15を押す。ロックレバー15は、所定の位置まで押し下げられるとそれ以上動くことはなく、動きが停止して、その状態が保たれる。オープンレバー21の突起部21cの先端部21dは、このように動きが停止している状態のロックレバー15の傾斜面15aを外側方向に移動する。このように、オープンレバー21の突起部21cの先端部21dが、動きが停止している状態のロックレバー15の傾斜面15aを外側方向に移動することにより、オープンレバー21には、蓋部20が開く方向に力が加わり、蓋部20がプリンタ本体部10との接続部分における不図示の軸部を中心に回転し、蓋部20が開く。
尚、本実施の形態においては、ロックレバー15が所定の位置まで押し下げられている状態では、プラテンローラ50にはサーマルヘッド30から離れる方向に力が加わるため、この力が蓋部20を開く際の力の一部となる。
この後、図13から図15に示すように、蓋部20が開く。尚、図13は、本実施の形態におけるプリンタ装置において、この状態における斜視図であり、図14は、側面図であり、図15は、断面図である。
蓋部20が開くことにより、オープンレバー21の突起部21cの先端部21dとロックレバー15とが離れ、蓋部20が完全に開かれる。この後、オープンレバー21の操作部21bより人の指等が離れると、オープンレバー21は、バネ23の復元力により上方向に力が働き動くため、元の状態に戻る。
本実施の形態におけるプリンタ装置においては、プリンタ本体部10と蓋部20との接続部分に蓋部20を開くための付勢力を有するバネを設けることなく、オープンレバー21を操作することにより、蓋部20を開くことができる。よって、プリンタ本体部10と蓋部20との接続部分に蓋部20を開くための付勢力を有するバネが不要となるため、プリンタ装置を低コストにすることができる。
(固定刃41と可動刃42による記録紙の切断)
前述したように、記録紙100を切断する際には、可動刃42が固定刃41の設けられている側にスライドして移動することにより記録紙100を切断することができる。図16(a)に示される状態から、モータ14を回転させることにより、ギア44、45を介し、可動刃42をスライドして動かす。このように、図16(b)に示されるように、可動刃42を固定刃41が設けられている側にスライドして移動させることにより、固定刃41と可動刃42により記録紙100が切断される。記録紙100を切断した後は、可動刃42に接続されている可動刃バネ43の復元力により可動刃42が移動し、図16(a)に示されるような元の状態に戻る。
しかしながら、記録紙100を切断する際に、図17(a)に示されるように、可動刃42と固定刃41との間に記録紙100が挟み込まれ、可動刃42に設けられた可動刃バネ43の力では可動刃42が元に戻らなくなってしまう場合がある。このような状態においては、蓋部20に設けられたオープンレバー21を操作しても蓋部20を開くことはできない。このように固定刃41と可動刃42との間に記録紙100が詰まった状態となる。
このような状態においては、ロックレバー15を直接操作することによりプリンタ本体部10からプラテンローラ50を離し、これにより、固定刃41と可動刃42とを離すとともに、ギア44とギア45とを離すことにより、可動刃バネ43の復元力により可動刃42を元の状態に戻すことができる。しかしながら、蓋部20が閉じているため、蓋部20よりも内側にあるロックレバー15を操作することができない。
(ロックレバー15により蓋部20を開く方法)
本実施の形態におけるプリンタ装置は、蓋部20が閉じている状態においても、ロックレバー15を操作することが可能である。オープンレバー21は、樹脂材料等の変形可能な材料により形成されており、蓋部20から取り外すことが可能である。図18、図19は、蓋部20が閉じている状態においてオープンレバー21が取り外されている状態の斜視図である。図18は、記録紙ホルダ11内に記録紙100が設置されている場合の斜視図であり、図19は、記録紙ホルダ11内に記録紙100が設置されていない場合の斜視図である。
オープンレバー21が取り外された蓋部20の部分は開口部20aとなっており、開口部20aが形成される位置には、ロックレバー15が位置している。よって、蓋部20が閉じられている状態においても、蓋部20の開口部20aよりドライバ等を入れて、プラテンオープンレバーであるロックレバー15を操作することにより、プラテンローラ50をプリンタ本体部10から外すことができる。これにより、蓋部20が開き、固定刃41と可動刃42との間が離れ、可動刃バネ43の復元力により可動刃42を元の位置に戻すことができる。
以上の工程を図20〜図25に基づきより詳細に説明する。尚、図21以降の図においては、便宜上、細部において図1〜図15、図20等と一部相違している部分があるが、本発明の構成等に影響を与えるものではない。
最初に、図20に示す蓋部20にオープンレバー21が取り付けられている状態から、図21に示すように、オープンレバー21を蓋部20から取り外す。これにより、オープンレバー21が設置されていた蓋部20の部分が開口部20aとなり、開口部20aからロックレバー15が露出する。尚、取り外されるオープンレバー21については、後に詳細に説明する。
次に、不図示のドライバ等の工具を開口部20aに入れることにより図22に示すようにロックレバー15を押し下げる。これにより、プラテンローラ50が外れ、図23に示すように、蓋部20が開く。このように蓋部20が僅かに開くことにより、固定刃41と可動刃42との間に挟まっていた記録紙100が外れ、可動刃42が可動刃バネの復元力により動き元の状態に戻る。
この後、プラテンローラ50が外れることにより、図24に示されるように、蓋部20は更に開き、図25に示されるように、蓋部20が完全に開いた状態となる。
図26、図27は、オープンレバー21が取り外されており、蓋部20が完全に開いている状態の斜視図である。図26は、記録紙ホルダ11内に記録紙100が設置されている場合の斜視図であり、図27は、記録紙ホルダ11内に記録紙100が設置されていない場合の斜視図である。
(オープンレバー21)
次に、図28から図30に基づき、オープンレバー21について説明する。図28(a)はオープンレバー21の正面図であり、図28(b)は背面図であり、図28(c)は上面図であり、図28(d)は底面図であり、図28(e)は左側面図であり、図28(f)は右側面図である。図29(a)はオープンレバー21の正面側を左上方から見た斜視図であり、図29(b)は左下方から見た斜視図であり、図29(c)は右上方から見た斜視図であり、図29(d)は右下方から見た斜視図である。図30(a)はオープンレバー21の背面側を左上方から見た斜視図であり、図30(b)は左下方から見た斜視図であり、図30(c)は右上方から見た斜視図であり、図30(d)は右下方から見た斜視図である。
オープンレバー21は、正面側にスライド部21aと操作部21bが設けられており、背面側に突起部21cと突起部21cの端に先端部21dが設けられている。また、オープンレバー21の背面側には、蓋部20にオープンレバー21を設置するために背面に対し略垂直方向に延びる薄い板状の2つの接続部21e、21fが設けられている。オープンレバー21は蓋部20の開口部20aに2つの接続部21e、21fを入れることにより蓋部20に設置されるが、オープンレバー21を操作した際に容易にオープンレバー21が蓋部20から外れないように、接続部21eの端部には接続突起部21gが設けられており、接続部21fの端部には接続突起部21hが設けられている。図31に示されるように、接続突起部21gと接続突起部21hとは相互に外向きに出っ張った形状で形成されており、蓋部20の開口部20aに接続部21e、21fを入れた際、蓋部20の内側に接続突起部21gと接続突起部21hが入り込む。これにより、接続突起部21gと接続突起部21hが、蓋部20の開口部20aの一方の縁と一方の縁に対向する他方の縁の蓋部20の内側の面20bに各々引っかかることにより、蓋部20にオープンレバー21が設置される。このように蓋部20に設置されたオープンレバー21は、オープンレバー21を通常に操作することによっては、蓋部20から外れることはない。
オープンレバー21は、比較的柔らかい樹脂材料等により形成されており、2つの板状に延びる接続部21e、21fの部分は、薄い板状に形成されているため、撓みやすく、容易に曲げることができる。このため、オープンレバー21を操作することではオープンレバー21は蓋部20から外れることはないが、オープンレバー21に強い力を加えた場合には、蓋部20から外すことができるようにオープンレバー21が形成されている。
また、蓋部20よりオープンレバー21を取り外しやすくするため、図32に示すように、蓋部20の内側の面20bと対向する接続突起部21gに突起部傾斜面21mを、接続突起部21hには突起部傾斜面21nを形成してもよい。突起部傾斜面21mは、開口部20aより離れるに伴い、蓋部20の内側の面20bと接続突起部21gとの間隔が徐々に広がるように形成されている。同様に、突起部傾斜面21nは、開口部20aから離れるに伴い、蓋部20の内側の面20bと接続突起部21hとの間隔が徐々に広がるように形成されている。従って、蓋部20よりオープンレバー21を取り外す際には、接続突起部21gの突起部傾斜面21mが蓋部20の開口部20aの縁と接触しながら外れ、接続突起部21hの突起部傾斜面21nが開口部20aの縁と接触しながら外れる。この際、接続部21eと接続部21fとはその間隔が徐々に狭くなるように撓むため、容易に蓋部20よりオープンレバー21を取り外すことができる。
また、図33に示すように、蓋部20よりオープンレバー21を取り外しやすくするため、蓋部20の内側の面20bの、オープンレバー21の接続突起部21gと対向する面には蓋部内側傾斜面20cが、オープンレバー21の接続突起部21hと対向する面には蓋部内側傾斜面20dが形成されていてもよい。蓋部内側傾斜面20cは、開口部20aの縁に近づくに伴い、蓋部20の内側の面20bと接続突起部21gとの間隔が徐々に広がるように形成されている。同様に、蓋部内側傾斜面20dは、開口部20aの縁に近づくに伴い、蓋部20の内側の面20bと接続突起部21hとの間隔が徐々に広がるように形成されていている。従って、蓋部20よりオープンレバー21を取り外す際には、オープンレバー21の接続突起部21gが蓋部20の内側の蓋部内側傾斜面20cと接触しながら外れ、接続突起部21hが蓋部20の内側の蓋部内側傾斜面20dと接触しながら外れる。この際、接続部21eと接続部21fとは互いの間隔が徐々に狭くなるように撓むため、容易に蓋部20よりオープンレバー21を取り外すことができる。
また、本実施の形態においては、蓋部20よりオープンレバー21を外しやすくするため、図28(b)、図29(b)、(d)、図30に示されるように、オープンレバー21の裏面、即ち、蓋部20に取り付けられる面には切り掛け部21kが形成されている。オープンレバー21を蓋部20に設置した際、オープンレバー21の裏面に形成された切り掛け部21kにより、蓋部20とオープンレバー21との間に隙間が形成され、この隙間に先端の尖った工具を差し込むことにより、蓋部20よりオープンレバー21を容易に取り外すことができる。
このように取り外されたオープンレバー21は、オープンレバー21の裏面に形成された接続部21eの接続突起部21gと、接続部21fの接続突起部21hとを再び蓋部20の開口部20aに入れることにより、蓋部20に取り付けることができる。
また、オープンレバー21のスライド部21aの短手方向における幅が蓋部20の開口部20aの幅よりも狭く形成されている場合には、オープンレバー21を開口部20aに入れて、ロックレバー15を操作することができる。具体的には、図34に示されるように、オープンレバー21が取り外されている蓋部20の開口部20aに、オープンレバー21を工具の代わりに入れて、オープンレバー21により開口部20aにおいて露出しているロックレバー15を操作してもよい。
以上、本発明の実施に係る形態について説明したが、上記内容は、発明の内容を限定するものではない。
10 プリンタ本体部
11 記録紙ホルダ
12 制御回路基板
13 モータ
14 モータ
15 ロックレバー
15a 傾斜面
20 蓋部
20a 開口部
20b 蓋部の内側の面
20c 蓋部内側傾斜面
20d 蓋部内側傾斜面
21 オープンレバー
21a スライド部
21b 操作部
21c 突起部
21d 先端部
21e 接続部
21f 接続部
21g 接続突起部
21h 接続突起部
21k 切り掛け部
21m 突起部傾斜面
21n 突起部傾斜面
30 サーマルヘッド
41 固定刃
42 可動刃
50 プラテンローラ

Claims (10)

  1. プリンタ本体部と、
    前記プリンタ本体部に開閉可能な状態で取り付けられた蓋部と、
    前記蓋部または前記プリンタ本体部の一方に取り付けられたプラテンローラと、
    前記蓋部または前記プリンタ本体部の他方に取り付けられた、記録ヘッドと、
    前記プリンタ本体部に設けられる、前記記録ヘッドと前記プラテンローラとを離すためのロックレバーと、
    前記蓋部にスライド可能に取り付けられ、スライドによって前記ロックレバーを動作させるオープンレバーと、を備え、
    前記ロックレバーの動作により前記蓋部が開くものであって、
    前記オープンレバーは、前記蓋部が閉じている状態において前記蓋部より取り外すことができることを特徴とするプリンタ装置。
  2. プリンタ本体部と、
    前記プリンタ本体部に開閉可能な状態で取り付けられた蓋部と、
    前記蓋部または前記プリンタ本体部の一方に取り付けられたプラテンローラと、
    前記蓋部または前記プリンタ本体部の他方に取り付けられた、記録ヘッドと、
    前記プリンタ本体部に設けられる、前記記録ヘッドと前記プラテンローラとを離すためのロックレバーと、
    前記蓋部にスライド可能に取り付けられ、スライドによって前記ロックレバーを動作させるオープンレバーと、を備え、
    前記ロックレバーの動作により前記蓋部が開くものであって、
    前記オープンレバーは、前記蓋部より取り外すことができ、
    前記蓋部には開口部が形成され、
    前記オープンレバーは前記開口部に取り付けられ、
    前記オープンレバーが取り外された前記開口部から前記ロックレバーが露出することを特徴とするプリンタ装置。
  3. 前記オープンレバーは、前記開口部に設置するための2つの接続部と、各々の前記接続部の端部に設けられた接続突起部を有しており、
    前記蓋部に前記オープンレバーが取り付けられている状態においては、
    それぞれの接続突起部が、前記開口部の内側の縁に接することを特徴とする請求項2に記載のプリンタ装置。
  4. 前記接続突起部には、前記開口部より離れるに伴い、前記接続突起部と前記蓋部の内側の面との間隔が広がる突起部傾斜面が形成されていることを特徴とする請求項3に記載のプリンタ装置。
  5. 前記蓋部の内側の面において、前記接続突起部と対向する面には、前記開口部に近づくに伴い、前記接続突起部と前記蓋部の内側の面との間隔が広がる蓋部内側傾斜面が形成されていることを特徴とする請求項3または4に記載のプリンタ装置。
  6. 前記オープンレバーの蓋部と接する側の面の端には、前記蓋部と前記オープンレバーとの間に隙間を形成する切り掛け部が設けられていることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載のプリンタ装置。
  7. 取り外された前記オープンレバーを用いて、前記ロックレバーを操作することを特徴とする請求項1からのいずれかに記載のプリンタ装置。
  8. プリンタ本体部と、
    前記プリンタ本体部に開閉可能な状態で取り付けられた蓋部と、
    前記蓋部または前記プリンタ本体部の一方に取り付けられたプラテンローラと、
    前記蓋部または前記プリンタ本体部の他方に取り付けられた、記録ヘッドと、
    前記プリンタ本体部に設けられる、前記記録ヘッドと前記プラテンローラとを離すためのロックレバーと、
    前記蓋部にスライド可能に取り付けられ、スライドによって前記ロックレバーを動作させるオープンレバーと、を備え、
    前記ロックレバーの動作により前記蓋部が開くものであって、
    前記オープンレバーは、前記蓋部より取り外すことができ、
    前記オープンレバーの蓋部と接する側の面の端には、前記蓋部と前記オープンレバーとの間に隙間を形成する切り掛け部が設けられていることを特徴とするプリンタ装置。
  9. プリンタ本体部と、
    前記プリンタ本体部に開閉可能な状態で取り付けられた蓋部と、
    前記蓋部または前記プリンタ本体部の一方に取り付けられたプラテンローラと、
    前記蓋部または前記プリンタ本体部の他方に取り付けられた、記録ヘッドと、
    前記プリンタ本体部に設けられる、前記記録ヘッドと前記プラテンローラとを離すためのロックレバーと、
    前記蓋部にスライド可能に取り付けられ、スライドによって前記ロックレバーを動作させるオープンレバーと、を備え、
    前記ロックレバーの動作により前記蓋部が開くものであって、
    前記オープンレバーは、前記蓋部より取り外すことができ、
    取り外された前記オープンレバーを用いて、前記ロックレバーを操作することを特徴とするプリンタ装置。
  10. プリンタ本体部と、
    前記プリンタ本体部に開閉可能な状態で取り付けられた蓋部と、
    前記蓋部を前記プリンタ本体部に対してロックするロックレバーと、
    前記蓋部にスライド可能に取り付けられ、前記ロックレバーを操作してロックを解除するオープンレバーと、
    前記蓋部または前記プリンタ本体部の一方に取り付けられたプラテンローラと、を備え、
    前記ロックレバーの動作により前記プラテンローラのロックが解除され、前記蓋部が開くものであって、
    前記オープンレバーは、前記蓋部が閉じている状態において前記蓋部より取り外すことができることを特徴とするプリンタ装置。
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