JP2016016566A - プリンタ装置 - Google Patents

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耕平 高橋
Kohei Takahashi
耕平 高橋
雅博 金子
Masahiro Kaneko
雅博 金子
谷津 信夫
Nobuo Tanitsu
信夫 谷津
内山 卓也
Takuya Uchiyama
卓也 内山
やよい 徳原
Yayoi Tokuhara
やよい 徳原
瀛 李
Ei Ri
瀛 李
克明 越村
Katsuaki Koshimura
克明 越村
楚キ 梁
Chuqi Liang
楚キ 梁
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Miki Kitahara
美希 北原
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Abstract

【課題】プラテンリリースレバーを操作し、プラテンローラを取り外す際には、容易にプラテンローラを取り外すことができるプリンタ装置を提供する。【解決手段】記録紙に印字を行うプリントヘッドと、前記プリントヘッドとの間に前記記録紙を挟み、前記記録紙を搬送するプラテンローラと、前記プリントヘッド及び前記プラテンローラが設置されるフレームと、前記プラテンローラを外すリリースレバーと、前記フレームと前記プリントヘッドとの間に設けられ、前記プリントヘッドを前記プラテンローラに向けて付勢するバネと、を有し、前記プラテンローラが設置されている状態においては、前記フレームの側面に形成されたフレーム溝及び前記リリースレバーにより支持されており、前記リリースレバーを動かすことにより、前記フレーム溝が開放され、前記バネが前記プリントヘッドを付勢する方向に前記フレーム溝が開いていることを特徴とするプリンタ装置を提供することにより上記課題を解決する。【選択図】 図9

Description

本発明は、プリンタ装置に関する。
レシート等を発行するプリンタは、商店等のレジスタ、銀行等におけるATM(Automated Teller Machine)やCD(Cash dispenser)等の用途に幅広く用いられている。レシート等を発行するプリンタは、プラテンローラとサーマルヘッドとの間に挟まれた記録紙となる感熱紙をプラテンローラを回転させることにより搬送しながら、サーマルヘッドにより記録紙に印字等を行う。印字のなされた記録紙は、カッターにより所定の長さで切断される。カッターでは、固定刃と可動刃とを有しており、可動刃が固定刃が設けられている側に動くことにより、固定刃と可動刃との間に挟まれた記録紙が切断される。
特開2003−19845号公報
ところで、このようなサーマルヘッドを用いたプリンタ装置においては、メンテナンスやロール状に巻かれた記録紙を補充する際に、サーマルヘッドからプラテンローラが離される。
通常、プラテンローラは、プリンタ装置のフレームのフレーム側面とプラテンローラを取り外すためのプラテンリリースレバーのレバー側面により支持されており、プラテンリリースレバーを動かすことにより、プラテンローラを取り外すことができる。この際、プラテンローラを容易に取り外すことができないと、メンテナンスや記録紙を補充する際に支障となり、プリンタ装置を使用する際に手間がかかり、使い勝手が悪くなるため、好ましくない。
よって、プラテンリリースレバーを操作して、プラテンローラを取り外す際には、容易にプラテンローラを取り外すことのできるプリンタ装置が求められている。
本実施の形態の一観点によれば、記録紙に印字を行うプリントヘッドと、前記プリントヘッドとの間に前記記録紙を挟み、前記記録紙を搬送するプラテンローラと、前記プリントヘッド及び前記プラテンローラが設置されるフレームと、前記プラテンローラを外すリリースレバーと、前記フレームと前記プリントヘッドとの間に設けられ、前記プリントヘッドを前記プラテンローラに向けて付勢するバネと、を有し、前記プラテンローラが設置されている状態においては、前記フレームの側面に形成されたフレーム溝及び前記リリースレバーにより支持されており、前記リリースレバーを動かすことにより、前記フレーム溝が開放され、前記バネが前記プリントヘッドを付勢する方向に前記フレーム溝が開いていることを特徴とする。
本発明によれば、プリンタ装置において、プラテンリリースレバーを操作して、プラテンローラを取り外す際には、容易にプラテンローラを取り外すことができる。
プリンタ装置の斜視図 プリンタ装置におけるプラテンローラの説明図 プリンタ装置の説明図(1) プリンタ装置の説明図(2) プリンタ装置の説明図(3) プリンタ装置の説明図(4) 第1の実施の形態におけるプリンタ装置の斜視図 第1の実施の形態のプリンタ装置におけるプラテンローラの説明図 第1の実施の形態におけるプリンタ装置の説明図(1) 第1の実施の形態におけるプリンタ装置の説明図(2) 第1の実施の形態におけるプリンタ装置の説明図(3) 第1の実施の形態におけるプリンタ装置の説明図(4) 第2の実施の形態におけるプリンタ装置の説明図(1) 第2の実施の形態におけるプリンタ装置の説明図(2) 第2の実施の形態におけるプリンタ装置の説明図(3) 第2の実施の形態におけるプリンタ装置の説明図(4) 第2の実施の形態におけるプリンタ装置の説明図(5) 第3の実施の形態におけるプリンタ装置の斜視図 第3の実施の形態におけるプリンタ装置の説明図(1) 第3の実施の形態におけるプリンタ装置の説明図(2) 第3の実施の形態におけるプリンタ装置の説明図(3) 第3の実施の形態におけるプリンタ装置の説明図(4) 第3の実施の形態におけるプリンタ装置の説明図(5) 第4の実施の形態におけるプリンタ装置の説明図(1) 第4の実施の形態におけるプリンタ装置の説明図(2) 第4の実施の形態におけるプリンタ装置の説明図(3) 第4の実施の形態におけるプリンタ装置の説明図(4) 第4の実施の形態におけるプリンタ装置の説明図(5) 第4の実施の形態におけるプリンタ装置の説明図(6) 第4の実施の形態におけるプリンタ装置の説明図(7) 第5の実施の形態におけるプリンタ装置の説明図(1) 第5の実施の形態におけるプリンタ装置の説明図(2)
本発明を実施するための形態について、以下に説明する。尚、同じ部材等については、同一の符号を付して説明を省略する。
〔第1の実施の形態〕
最初に、従来の構造のサーマルヘッドを用いたプリンタ装置について、図1から図6に基づき説明する。このプリンタ装置は、図1に示されるように、サーマルヘッド910とプラテンローラ920とを有しており、サーマルヘッド910とプラテンローラ920との間に挟まれた不図示の記録紙をプラテンローラ920の回転により搬送しながら、サーマルヘッド910により印字を行うものである。
プラテンローラ920は、図2に示されるように、プラテンローラ920におけるローラ部921の両側にプラテンシャフト922が設けられており、プラテンシャフト922には、プラテンキャップ923が被せられている。また、プラテンローラ920の一方の側のプラテンシャフト922には、ギア924が接続されている。このプリンタ装置においては、サーマルヘッド910により印字がなされる際には、不図示の搬送用モータの回転が、プラテンローラ920におけるギア924に伝達され、ギア924が回転することにより、プラテンローラ920により不図示の記録紙を搬送しながら、サーマルヘッド910による印字がなされる。尚、図2(a)は、プラテンローラ920の斜視図であり、図2(b)は、プラテンローラ920の分解斜視図である。
フレーム930は、図3に示されるように、両側にフレーム側面931を有しており、フレーム側面931にはプラテンローラ920を設置するためのフレーム溝932が設けられている。また、フレーム側面931には、後述する回転軸951を入れるための開口穴933が設けられている。尚、図3(a)はフレーム930の側面図であり、図3(b)は斜視図である。
リリースレバー940は、図4に示されるように、両側にレバー側面941を有しており、レバー側面941にはプラテンローラ920を設置するためのレバー溝942が設けられている。リリースレバー940は、図5及び図6に示されるように、回転軸951を中心に回転することができる状態で、フレーム930に接続されており、レバー操作部943に被せられているレバーキャップ945を押し下げることにより、回転軸951を中心に回転させることができる。リリースレバー940には、回転軸951を入れるための開口穴944が設けられている。尚、図4(a)はリリースレバー940の側面図であり、図4(b)は斜視図である。
このプリンタ装置においては、プラテンローラ920のプラテンキャップ923が、フレーム930のフレーム側面931におけるフレーム溝932とリリースレバー940のレバー側面941におけるレバー溝942とに入れられており、所定の位置に回転可能な状態で設置されている。
回転軸951の周囲には、ねじりコイルバネ952が設けられており、ねじりコイルバネ952の一方の端部952aは、フレーム930におけるフレーム側面931に接続されており、他方の端部952bはリリースレバー940に接続されている。従って、リリースレバー940のレバーキャップ945を下に押し下げた場合には、リリースレバー940は、回転軸951を中心に回転するが、レバーキャップ945を押し下げている力がなくなると、ねじりコイルバネ952の復元力により、リリースレバー940が元の状態に戻る。
また、図6に示されるように、サーマルヘッド910とフレーム930との間には、コイルバネ960が設置されており、サーマルヘッド910は、コイルバネ960の復元力により、プラテンローラ920が設置されている方向に押されている。
フレーム溝932は、U字状に形成されており、サーマルヘッド910が設けられている側の支持部932aと、サーマルヘッド910が設けられている側とは反対側、即ち、支持部932aに対向する側の支持部932bとを有している。フレーム溝932は、コイルバネ960の復元力の働く方向と略垂直な方向に開いており、プラテンローラ920におけるプラテンキャップ923は、支持部932aと支持部932bとの間のフレーム溝932に入れられている。
また、図4等に示されるように、レバー溝942も、略U字状に形成されており、サーマルヘッド910が設けられている側の支持部942aと、サーマルヘッド910が設けられている側とは反対側、即ち、支持部942aに対向する側の支持部942bとを有しており、プラテンローラ920におけるプラテンキャップ923は、支持部942aと支持部942bとの間のレバー溝942に入っている。このプリンタ装置においては、フレーム溝932に入れられているプラテンローラ920におけるプラテンキャップ923が、支持部942bにより上から覆うように押さえているため、プラテンローラ920が、フレーム溝932から抜けることなく、所定の位置に設置することができる。
このようなプリンタ装置において、レバーキャップ945を押し下げることにより、リリースレバー940を回転軸951に回転させ、プラテンローラ920におけるプラテンキャップ923を上から覆っていたレバー側面941における支持部942bが動き、フレーム溝932の上部が解放される。このように、レバー側面941における支持部942bが動き、フレーム溝932の上部が解放され、プラテンローラ920を取り外すことが可能にはなるものの、コイルバネ960の復元力の働く方向と、プラテンローラ920の外される方向とは、略直角であるため、フレーム溝932よりプラテンローラ920を取り外す際に、時間や手間を要し、使い勝手が悪い。
(プリンタ装置)
次に、第1の実施の形態におけるプリンタ装置について、図7から図12に基づき説明する。本実施の形態におけるプリンタ装置は、図7に示されるように、プリントヘッドであるサーマルヘッド10とプラテンローラ20とを有しており、サーマルヘッド10とプラテンローラ20との間に挟まれた不図示の記録紙をプラテンローラ20の回転により搬送しながら、サーマルヘッド10により印字を行うものである。
プラテンローラ20は、図8に示されるように、プラテンローラ20におけるローラ部21の両側にプラテンシャフト22が設けられており、プラテンシャフト22には、プラテンキャップ23が被せられている。また、プラテンローラ20の一方の側のプラテンシャフト22には、ギア24が接続されている。このプリンタ装置においては、サーマルヘッド10により印字がなされる際には、不図示の搬送用モータの回転がギア24に伝達され、ギア24が回転することによりプラテンローラ20により不図示の記録紙を搬送しながら、サーマルヘッド10による印字がなされる。尚、図8(a)は、プラテンローラ20の斜視図であり、図8(b)は、プラテンローラ20の分解斜視図である。
フレーム30は両側にフレーム側面31を有しており、図9に示されるように、フレーム側面31にはプラテンローラ20を設置するためのフレーム溝32が設けられている。また、フレーム側面31には、後述する回転軸部51を入れるための開口穴33が設けられている。
リリースレバー40は、図11に示されるように、両側にレバー側面41を有しており、レバー側面41にはプラテンローラ20を設置するためのレバー溝46が設けられている。リリースレバー40は、回転軸部51を中心に回転することができる状態でフレーム30に接続されており、図12に示すように、レバー操作部43に被せられているレバーキャップ45を押し下げることにより、回転軸部51を中心に回転させることができる。リリースレバー40には、また、回転軸部51を入れるための開口穴が設けられている。
回転軸部51の周囲にはねじりコイルバネ52が設けられている。ねじりコイルバネ52の一方の端部52aはフレーム30に接続されており、他方の端部52bはリリースレバー40に接続されている。従って、リリースレバー40のレバーキャップ45を押し下げている場合には、リリースレバー40は回転軸部51を中心に回転するが、レバーキャップ45を押し下げている力がなくなると、ねじりコイルバネ52の復元力によりリリースレバー40が元の状態に戻る。
また、図7に示すように、サーマルヘッド10とフレーム30との間にはコイルバネ60が設置されている。サーマルヘッド10は、コイルバネ60の復元力により、プラテンローラ20が設置されている方向に押されている。
本実施の形態におけるプリンタ装置においては、プラテンローラ20におけるプラテンキャップ23がフレーム側面31に設けられたフレーム溝32に入れられた状態で、リリースレバー40におけるレバー側面41に設けられた支持部42により支持されることにより、プラテンローラが設置されている。
図9等に示されるように、フレーム溝32はU字状に形成されており、上側の支持部32aと、下側、即ち支持部32aに対向する側の支持部32bとを有している。フレーム溝32は、コイルバネ60の復元力の働く方向に開いており、プラテンキャップ23は支持部32aと支持部32bとの間のフレーム溝32に入れられている。
また、リリースレバー40におけるレバー側面41に設けられた支持部42は、サーマルヘッド10が設けられている側とは反対側においてプラテンキャップ23を支持している。即ち、プラテンキャップ23は、コイルバネ60の復元力に抗して、支持部42により支持されている。
本実施の形態においては、プラテンキャップ23は、コイルバネ60の復元力が働く方向と垂直な方向においては、フレーム溝32における支持部32aと支持部32bにより支持されている。また、コイルバネ60の復元力が働く方向においては、リリースレバー40の支持部42により支持されている。これにより、プラテンローラ20をフレーム溝32から抜けることなく、所定の位置となるように設置することができる。
本実施の形態におけるプリンタ装置においては、図12に示すように、レバーキャップ45を押し下げることにより、リリースレバー40が回転軸部51を中心に回転し、レバー側面41における支持部42が動き、フレーム溝32のコイルバネ60の復元力の働く方向が解放される。即ち、リリースレバー40が回転軸部51を中心に回転することにより、プラテンキャップ23をコイルバネ60の復元力の働く方向において支持していたレバー側面41の支持部42が動き、フレーム溝32のコイルバネ60の復元力の働く方向が解放されるため、コイルバネ60の復元力によりプラテンローラ20が押され、フレーム溝32よりプラテンローラ20を容易に取り外すことができる。
〔第2の実施の形態〕
次に、第2の実施の形態について説明する。本実施の形態は、リリースレバーがフレームに対してスライドして動く構造のものである。本実施の形態におけるプリンタ装置について、図13から図17に基づき説明する。
フレーム130は両側にフレーム側面131を有しており、図13及び図14に示されるようにフレーム側面131にはプラテンローラ20を設置するためのフレーム溝132が設けられている。また、フレーム側面131には、後述するバネ用突起151を入れるための開口穴133が設けられている。また、フレーム側面131には、2つの突起135a、135bが設けられている。
リリースレバー140は両側にレバー側面141を有しており、図15及び図16に示されるようにレバー側面141にはプラテンローラ20を支持するための支持部142が設けられている。また、リリースレバー140におけるレバー側面141には、フレーム側面131における2つの突起135a、135bに対応した細長い開口146a、146bが設けられている。
本実施の形態においては、フレーム側面131における突起部135aはリリースレバー140における開口部146aに入っており、開口部146a内を自由に移動することができる。同様に、フレーム側面131における突起部135bは、リリースレバー140における開口部146bに入っており、開口部146b内を自由に移動することができる。
従って、本実施の形態におけるプリンタ装置においては、フレーム130に対し、リリースレバー140をスライドして図示上下方向に移動させることができる。尚、リリースレバー140は、コイルバネの復元力の働く方向に対し垂直方向にスライドするものであることが好ましい。リリースレバー140のスライド操作は、リリースレバー140のレバー操作部に被せられたレバーキャップ145を押し下げることにより行う。
また、フレーム130におけるフレーム側面131には、バネ用突起151が設けられており、ねじりコイルバネ152の中心部分がバネ用突起151に入れられ設置されている。ねじりコイルバネ152の一方の端部152aはフレーム130に接続されており、他方の端部152bはリリースレバー140に接続されている。従って、リリースレバー140のレバーキャップ145を押し下げた場合には、リリースレバー140はスライドして下方向に移動するが、レバーキャップ145を押し下げている力がなくなると、ねじりコイルバネ152の復元力により、リリースレバー140が上方向にスライドして元の状態に戻る。
また、本実施の形態においては、サーマルヘッド10とフレーム130との間には、不図示のバネが設置されており、サーマルヘッド10は、バネの復元力により、プラテンローラ20が設置されている方向に押されている。
本実施の形態におけるプリンタ装置においては、プラテンキャップ23がフレーム側面131に設けられたフレーム溝132に入れられた状態で、リリースレバー140におけるレバー側面141に設けられた支持部142により支持されることにより、プラテンローラ20が所定の位置に回転可能な状態で設置されている。
フレーム溝132は、図13等に示されるように、U字状に形成されており、上側の支持部132aと、下側、即ち、支持部132aに対向する側の支持部132bとを有している。フレーム溝132は、不図示のバネの復元力の働く方向に開いており、プラテンキャップ23は、支持部132aと支持部132bとの間のフレーム溝132に入れられている。
また、リリースレバー140におけるレバー側面141に設けられた支持部142は、サーマルヘッド10が設けられている側とは反対側においてプラテンキャップ23を支持するように形成されている。即ち、プラテンキャップ23は、不図示のバネの復元力に抗して支持部142により支持されている。
本実施の形態においては、プラテンキャップ23は、不図示のバネの復元力が働く方向と垂直な方向においてはフレーム溝132における支持部132aと支持部132bにより支持されている。また、不図示のバネの復元力が働く方向においては、プラテンキャップ23は支持部142により支持されている。これにより、プラテンローラ20をフレーム溝32から抜けることなく、所定の位置となるように設置することができる。
本実施の形態におけるプリンタ装置においては、図17に示すように、レバーキャップ145を押し下げることにより、リリースレバー140がフレーム130に対してスライドして動き、フレーム溝132のバネの復元力の働く方向が解放される。即ち、リリースレバー140をスライドさせることにより、プラテンキャップ23を不図示のバネの復元力の働く方向において支持していた支持部142が動き、フレーム溝132の不図示のバネの復元力の働く方向が解放されるため、コイルバネの復元力によりプラテンローラ20が押され、フレーム溝132よりプラテンローラ20を容易に取り外すことができる。
尚、上記以外の内容については、第1の実施の形態と同様である。
〔第3の実施の形態〕
次に、第3の実施の形態におけるプリンタ装置について、図18から図23に基づき説明する。本実施の形態におけるプリンタ装置は、図18に示されるように、サーマルヘッド10とプラテンローラ20とを有しており、サーマルヘッド10とプラテンローラ20との間に挟まれた不図示の記録紙をプラテンローラ20が回転することにより搬送しながら、サーマルヘッド10により印字を行うものである。
フレーム230は両側にフレーム側面231を有しており、図19に示されるようにフレーム側面231にはプラテンローラ20を設置するためのフレーム溝232が設けられている。また、フレーム側面231には、後述する回転軸部51を入れるための開口穴233が設けられている。
リリースレバー240は両側にレバー側面241を有しており、図20に示されるようにレバー側面241にはプラテンローラ20を支持するための支持部242が設けられている。リリースレバー240は、回転軸部51を中心に回転することができる状態でフレーム230に接続されており、図23に示すように、レバー操作部に被されているレバーキャップ245を押し下げることにより、回転軸部51を中心に回転させることができる。尚、リリースレバー240には、回転軸部51を入れるための開口穴が設けられている。
回転軸部51の周囲にはねじりコイルバネ52が設けられている。ねじりコイルバネ52の一方の端部52aはフレーム230に接続されており、他方の端部52bはリリースレバー240に接続されている。従って、リリースレバー240のレバーキャップ245を押し下げた場合には、リリースレバー240は回転軸部51を中心に回転するが、レバーキャップ245を押し下げている力がなくなると、ねじりコイルバネ52の復元力により、リリースレバー240が元の状態に戻る。
また、図18に示すように、サーマルヘッド10とフレーム230との間にはコイルバネ60が設置されており、サーマルヘッド10はコイルバネ60の復元力によりプラテンローラ20が設置されている方向に押されている。
本実施の形態におけるプリンタ装置においては、プラテンキャップ23がフレーム側面231に設けられたフレーム溝232に入れられた状態で、レバー側面241に設けられた支持部242により支持されることにより、プラテンローラ20が所定の位置に回転可能な状態で設置されている。
フレーム溝232は、プラテンキャップ23の下側を支持する支持部232aと、サーマルヘッド10側を支持する支持部232bとを有している。フレーム溝232は、上側及びコイルバネ60の復元力の働く方向が開いており、プラテンキャップ23は支持部232aと支持部232bとにより支持されている。
また、レバー側面241に設けられた支持部242は、サーマルヘッド10が設けられている側とは反対側においてプラテンキャップ23を支持するように形成されている。即ち、プラテンローラ20におけるプラテンキャップ23は、コイルバネ60の復元力に抗して、支持部242により支持されている。
本実施の形態においては、プラテンキャップ23は、フレーム溝232における支持部232aと支持部232bにより支持されるとともに、コイルバネ60の復元力が働く方向においては、支持部242により支持されている。これにより、プラテンローラ20をフレーム溝232から抜けることなく、所定の位置となるように設置することができる。
リリースレバー240には、図22に示されるような、プラテンローラ20を押し上げるプラテンローラ押し上げ部材270が設けられている。プラテンローラ押し上げ部材270は、回転軸271を中心に回転するようにフレーム230に接続されている。
図23に示すように、レバーキャップ245を押し下げることにより、レバー側面241の支持部242が動き、フレーム溝232のコイルバネ60の復元力の働く方向が解放される。これに伴い、プラテンローラ押し上げ部材270が回転軸271を中心に回転(図23では時計方向に回転)し、プラテンローラ20を押し上げる。これにより、容易にプラテンローラ20を容易に取り外すことができる。
尚、上記以外の内容については、第1の実施の形態と同様である。
〔第4の実施の形態〕
次に、第4の実施の形態について説明する。本実施の形態は、リリースレバーがフレームに対してスライドして動く構造のものである。本実施の形態におけるプリンタ装置について、図24から図30に基づき説明する。
フレーム330は両側にフレーム側面331を有しており、図24及び図25に示されるように、フレーム側面331にはプラテンローラ20を設置するためのフレーム溝332が設けられている。また、フレーム側面331には、2つの突起部335a、335bが設けられている。
リリースレバー340は、両側にレバー側面341を有しており、図26に示されるように、レバー側面341にはプラテンローラ20を支持するための支持部342が設けられている。また、リリースレバー340におけるレバー側面341には、フレーム側面331における2つの突起部335a、335bに対応した細長い開口部346a、346bが設けられている。
本実施の形態におけるプリンタ装置においては、プラテンキャップ23がフレーム側面331におけるフレーム溝332に入れられ、リリースレバー340のレバー側面341に設けられた支持部342により、所定の位置に回転可能な状態でプラテンローラ20が設置されている。
本実施の形態においては、フレーム側面331における突起部335aは、リリースレバー340における開口部346aに入っており、開口部346a内を自由に移動することができる。同様に、フレーム側面331における突起部335bは、リリースレバー340における開口部346bに入っており、リリースレバー340における開口部346b内を自由に移動することができる。
本実施の形態におけるプリンタ装置においては、フレーム330に対し、リリースレバー340をスライドして図示上下方向に移動させることができる。本実施の形態においては、リリースレバー340は、不図示のコイルバネの復元力の働く方向に対し垂直方向にスライドさせるものであることが好ましい。リリースレバー340のスライド操作は、操作部に被せられたレバーキャップ345を押し下げることにより行うことができる。
本実施の形態においては、リリースレバー340におけるレバー側面341の内側には、突起347が設けられている。また、フレーム溝332の内側の縁には、図28、図29等に示される板バネ337が設けられており、板バネ337の端部337aは折り曲げられている。
本実施の形態におけるプリンタ装置においては、図29の状態でレバーキャップ345を押し下げることにより、図30に示すようにリリースレバー340がフレーム330に対してスライドして動き、フレーム溝332のバネの復元力の働く方向が解放される。これに伴い、リリースレバー340に設けられている突起347が板バネ337の端部337aを押し下げ、板バネ337が伸び、フレーム溝332に入れられているプラテンローラ20を板バネ337により押し出すことができる。これにより、フレーム溝332よりプラテンローラ20を容易に取り外すことができる。
尚、上記以外の内容については、第2の実施の形態と同様である。
〔第5の実施の形態〕
次に、第5の実施の形態について、図31及び図32に基づき説明する。本実施の形態は、第1の実施の形態におけるプリンタ装置のリリースレバー40に、プラテンローラ20のプラテンキャップ23を挟んで支持部42と対向する位置に押出部442を設けた構造のプリンタ装置である。即ち、レバー溝420を形成している縁の一方の側に支持部42が形成されており、他方の側に押出部442が形成されている。
図31に示されるように、プラテンキャップ23は、支持部42と押出部442との間のレバー溝420に設置されている。
プラテンローラ20を外す際には、図31の状態でリリースレバー40におけるレバーキャップ45を押し下げることにより、図32に示すようにプラテンキャップ23が押出部442により押されて、プラテンローラ20を取り外すことができる。
尚、上記以外の内容については、第1の実施の形態と同様である。
以上、本発明の実施に係る形態について説明したが、上記内容は、発明の内容を限定するものではない。
10 サーマルヘッド
20 プラテンローラ
21 ローラ部
22 プラテンシャフト
23 プラテンキャップ
24 ギア
30 フレーム
31 フレーム側面
32 フレーム溝
32a 支持部
32b 支持部
33 開口穴
40 リリースレバー
41 レバー側面
42 支持部
43 レバー操作部
45 レバーキャップ
46 レバー溝
51 回転軸部
52 ねじりコイルバネ
52a 一方の端部
52b 他方の端部
60 コイルバネ

Claims (8)

  1. 記録紙に印字を行うプリントヘッドと、
    前記プリントヘッドとの間に前記記録紙を挟み、前記記録紙を搬送するプラテンローラと、
    前記プリントヘッド及び前記プラテンローラが設置されるフレームと、
    前記プラテンローラを外すリリースレバーと、
    前記フレームと前記プリントヘッドとの間に設けられ、前記プリントヘッドを前記プラテンローラに向けて付勢するバネと、
    を有し、
    前記プラテンローラが設置されている状態においては、前記フレームの側面に形成されたフレーム溝及び前記リリースレバーにより支持されており、
    前記リリースレバーを動かすことにより、前記フレーム溝が開放され、
    前記バネが前記プリントヘッドを付勢する方向に前記フレーム溝が開いていることを特徴とするプリンタ装置。
  2. 前記リリースレバーは、前記プラテンローラの軸方向を回動中心として回動するものであることを特徴とする請求項1に記載のプリンタ装置。
  3. 前記フレームには、前記プラテンローラを押し上げるプラテンローラ押し上げ部材が回転可能な状態で接続されており、
    前記リリースレバーを動かすことにより、前記リリースレバーの動きに伴いプラテンローラ押し上げ部材が回転し、前記プラテンローラを押し上げることを特徴とする請求項2に記載のプリンタ装置。
  4. 前記リリースレバーの側面には、押出部が形成されているレバー溝が設けられており、
    前記プラテンローラが設置されている状態においては、前記プラテンローラは前記フレーム溝と前記レバー溝に入れられており、
    前記リリースレバーを動かすことにより、前記押出部が前記プラテンローラを押すことを特徴とする請求項2に記載のプリンタ装置。
  5. 記録紙に印字を行うプリントヘッドと、
    前記プリントヘッドとの間に前記記録紙を挟み、前記記録紙を搬送するプラテンローラと、
    前記プリントヘッド及び前記プラテンローラが設置されるフレームと、
    前記プラテンローラを外すリリースレバーと、
    を有し、
    前記プラテンローラが設置されている状態においては、前記フレームの側面に形成されたフレーム溝及び前記リリースレバーにより支持されており、
    前記リリースレバーを前記フレームに対しスライドして動かすことにより、前記フレーム溝が開放され前記プラテンローラを外すことができるものであることを特徴とするプリンタ装置。
  6. 前記フレームと前記プリントヘッドとの間に設けられ、前記プリントヘッドを前記プラテンローラに向けて付勢するバネを更に有し、
    前記バネの付勢力の働く方向と、前記リリースレバーがスライドする方向は、異なる方向であることを特徴とする請求項5に記載のプリンタ装置。
  7. 前記バネの付勢力の働く方向と、前記リリースレバーがスライドする方向とは、略垂直であることを特徴とする請求項6に記載のプリンタ装置。
  8. 前記フレーム溝の内側には、板バネが設置されており、
    前記リリースレバーを前記フレームに対しスライドして動かすことにより、前記リリースレバーの一部が前記板バネの端部と接触して前記板バネを引っ張り、前記板バネが伸びることにより、前記フレーム溝より、前記プラテンローラが外れることを特徴とする請求項5に記載のプリンタ装置。
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