JP6460717B2 - 光スイッチ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光通信ネットワークやその他の光信号処理において、伝搬する光信号の進行方向を空間的に切り替える光スイッチ装置に関する。
今日、光通信ネットワークの発展に伴い、光信号を伝搬するための光ファイバーが広く使用されている。光ファイバーにより光信号を伝搬するためには、光ファイバー間で光信号の進行方向を切り替える必要がある。このような光信号の進行方向を切り替える方法の一つとして、液晶素子を利用して光信号のまま進行方向の切り換える液晶光スイッチが知られている。
特許第4092986号公報
本発明は、光信号の反射を抑制し、光損失を低減することが可能な光スイッチ装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る光スイッチ装置は、入射光を第1偏光成分と第2偏光成分とに分離する分離部材と、前記第1偏光成分を受け、第1液晶層を有し、前記第1液晶層に印加される電界に応じて、前記第1偏光成分の偏光面を変化させる第1液晶素子と、前記分離部材と前記第1液晶素子との間に設けられた第1透明部材と、前記第2偏光成分を受け、第2液晶層を有し、前記第2液晶層に印加される電界に応じて、前記第2偏光成分の偏光面を変化させる第2液晶素子と、前記第1液晶素子からの前記第1偏光成分と、前記第2液晶素子からの前記第2偏光成分とを合成する合成部材と、前記合成部材と前記第2液晶素子との間に設けられた第2透明部材とを具備することを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る光スイッチ装置は、入射光を第1偏光成分と第2偏光成分とに分離する分離部材と、前記第1偏光成分を受け、第1液晶層を有し、前記第1液晶層に印加される電界に応じて、前記第1偏光成分の偏光面を変化させる第1液晶素子と、前記分離部材と前記第1液晶素子との間に設けられた第1透明部材と、前記第2偏光成分を受け、第2液晶層を有し、前記第2液晶層に印加される電界に応じて、前記第2偏光成分の偏光面を変化させる第2液晶素子と、前記第1液晶素子からの前記第1偏光成分を受け、第3液晶層を有し、前記第3液晶層に印加される電界に応じて、前記第1偏光成分の偏光面を変化させる第3液晶素子と、前記第3液晶素子からの前記第1偏光成分と、前記第2液晶素子からの前記第2偏光成分とを合成する合成部材と、前記合成部材と前記第2液晶素子との間に設けられた第2透明部材と、前記合成部材と前記第3液晶素子との間に設けられた第3透明部材とを具備することを特徴とする。
本発明は、光信号の反射を抑制し、光損失を低減することが可能な光スイッチ装置を提供することができる。
第1実施形態に係る光スイッチ装置の断面図。 第1実施形態に係る光スイッチ装置の断面図。 第1実施形態に係る光スイッチ装置の動作状態を説明する図。 第1実施形態に係る液晶素子の動作を説明する概略図。 第1実施形態に係る液晶素子の動作を説明する概略図。 第1実施形態に係る液晶素子の動作を説明する概略図。 第1実施形態に係る液晶素子の旋光性を説明する図。 第1実施形態に係る液晶素子の旋光性を説明する図。 第1実施形態に係る光スイッチ装置の使用例を説明する概略図。 第1実施形態に係る光スイッチ装置の使用例を説明する概略図。 第1実施形態に係る光スイッチ装置の使用例を説明する概略図。 第1実施形態に係る光スイッチ装置の動作状態を説明する図。 第2実施形態に係る光スイッチ装置の断面図。 第2実施形態に係る光スイッチ装置の断面図。 ビームスプリッター及び液晶素子を透過する光の反射原理を説明する図。 第3実施形態に係る光スイッチ装置の断面図。 第3実施形態に係る光スイッチ装置の断面図。 第3実施形態に係る液晶素子の旋光性を説明する図。 第3実施形態に係る液晶素子の旋光性を説明する図。
以下、実施形態について図面を参照して説明する。ただし、図面は模式的又は概念的なものであり、各図面の寸法及び比率等は必ずしも現実のものと同一とは限らないことに留意すべきである。また、図面の相互間で同じ部分を表す場合においても、互いの寸法の関係や比率が異なって表される場合もある。特に、以下に示す幾つかの実施形態は、本発明の技術思想を具体化するための装置及び方法を例示したものであって、構成部品の形状、構造、配置等によって、本発明の技術思想が特定されるものではない。尚、以下の説明において、同一の機能及び構成を有する要素については同一符号を付し、重複説明は必要な場合にのみ行う。
[1]第1実施形態
第1実施形態では、光スイッチ装置1を構成する導光部材(ミラー)41に入射する直線偏光の偏光面を、導光部材41に対して平行にすることで導光部材41での反射時における光損失を低減する。
[1−1]光スイッチ装置1の構成
図1及び図2は、第1実施形態に係る光スイッチ装置1の断面図である。図1は、光信号の進行方向を90°変化させて出射させる状態を示し、図2は、光信号の進行方向を変えずに出射させる状態を示す。図3は、第1実施形態に係る光スイッチ装置1の動作状態を説明する図である。
図1及び図2に示すように、光スイッチ装置1は、液晶素子10、20、偏光分離部材(ビームスプリッター)30、偏光合成部材(ビームスプリッター)31、及び導光部材(ミラー)40、41を備える。光スイッチ装置1には、入射光(光信号)50が入力される。光スイッチ装置1は、この入射光50の偏光及び進行方向を制御することで、出力としての出射光(光信号)53の進行方向を切り換える。図1及び図2において、入射光に含まれる互いに直交する2つの偏光成分の一方を点(S偏光、紙面に垂直な成分)、他方を線分(P偏光、紙面に平行な成分)で示している。
液晶素子10は、液晶素子10a及び10bを備える。液晶素子10a及び10bは、透明基板(例えば、ガラス基板)11、12、液晶層13、シール剤14、及び透明電極15、16a、16bを備える。透明電極15、16a、16bとしては、例えば、ITO(インジウム錫酸化物)が用いられる。
透明基板11及び12は、対向して配置される。透明基板11及び12間には、液晶層13が封入される。液晶層13としては、例えば、ネマティック液晶が用いられる。液晶層13の配向は、図示した液晶分子の長軸方向で表している。液晶層13の封入には、シール剤14が用いられる。
透明電極15及び透明電極16a、16bは、それぞれ透明基板11及び透明基板12の液晶層13側に設けられる。透明電極15は、紙面に平行な方向に向かって、透明電極16a、16bは紙面に垂直な方向に向かって、それぞれ液晶層13が封入されている層から外に引き出され、電圧を印加するための信号線に電気的に接続される。透明電極15及び透明電極16a間に位置する液晶層を液晶層13aと表記し、透明電極15及び透明電極16b間に位置する液晶層を液晶層13bと表記する。液晶素子10aは、液晶層13a及び透明電極16aを備え、液晶素子10bは、液晶層13b及び透明電極16bを備える。
本実施形態では、液晶素子10a、10bは、透明基板11、12、透明電極15、及び液晶層13を共通にして構成される。尚、液晶素子10a、10bは、個別に構成しても良い。
透明基板12及び透明電極15の液晶層13側には、液晶層13の配向を制御する配向膜(図示せず)が配置され、透明基板11及び透明電極16a、16bの液晶層13側には、液晶層13の配向を制御する配向膜(図示せず)が配置される。これにより、液晶層13は、透明基板11、12に対して平行に配向するホモジニアス配向になっている。
他の構成要素は、入射光50の進行順に説明する。
ビームスプリッター30は、液晶素子10bの透明基板11側に、液晶素子10bに対して平行に配置され、入射光50を垂直に受ける。ビームスプリッター30は、液晶素子10bに対して概略45°で配置される偏光分離面30aを備える。ビームスプリッター30は、偏光分離面30aにおいて入射光50の互いに直交する偏光成分のうち一方(紙面に垂直な成分)を反射して90°進行方向を変え、他方(紙面に平行な成分)を透過する。ビームスプリッター30により分離された入射光50のうち一方を第1偏光成分51(ビームスプリッター30により反射される成分)、他方を第2偏光成分52(ビームスプリッター30を透過する成分)と表記する。ビームスプリッター30を透過した第2偏光成分52は、液晶素子10bに対して垂直に入射して、液晶層13bを透過する。
ミラー40は、ビームスプリッター30により反射された第1偏光成分51の進行方向を、ビームスプリッター30を透過した第2偏光成分52と平行な方向に反射する。これにより、第1偏光成分51は、液晶素子10aに対して垂直に入射して、液晶層13aを透過する。ミラー41は、液晶素子10bを透過した第2偏光成分52の進行方向を、ビームスプリッター30により反射された第1偏光成分51と平行な方向に反射する。
液晶素子20は、液晶素子10(10a、10b)と同じ構成を有し、透明基板21、22、液晶層23、シール剤24、及び透明電極25、26を備える。液晶素子20は、液晶素子10に対して90°回転した状態で、液晶素子10の透明基板12側に配置される。尚、液晶素子20は、透明基板12に接着されていても良いし、離れていても良い。ミラー41に導かれた第2偏光成分52は、液晶素子20に対して垂直に入射して、液晶層23を透過する。
偏光合成部材(ビームスプリッター)31は、偏光分離部材30と同じ構成を有する。ビームスプリッター31は、液晶素子10aの透明基板12側かつ液晶素子20の透明基板22側に配置され、液晶素子20を透過した第1偏光成分51と、液晶素子20を透過した第2偏光成分52とをそれぞれ別の面で垂直に受ける。ビームスプリッター31は、液晶素子10aに対して概略45°で配置される偏光合成面31aを備える。ビームスプリッター31は、偏光合成面31aにおいて第1偏光成分51と第2偏光成分52とを合成し、同一の光路に出射光53を出力する。出射光53の進行方向は、光スイッチ装置1の状態に応じて第1方向<1>(入射光に対して進行方向が90°変化)、又は第2方向<2>(入射光と同じ進行方向)に切り換えられる。
[1−2]液晶素子10、20の動作
図4乃至図6は、第1実施形態に係る液晶素子10の動作を説明する概略図であり、液晶素子10に入力する信号の状態が異なる。液晶素子10は、例えば、所定周期で電圧の極性が反転する反転駆動方式で動作する。液晶層13は、ホモジニアス配向であるため、液晶層13に電界が印加されていない状態(無電界時)では、透明基板11及び12に対して平行に配向している。また、液晶分子の長軸は、無電界時において、液晶素子10に入射する直線偏光の偏光面に対して角度θ(概略45°)だけ傾いている。
図4(a)は、液晶素子10の平面図を透明基板11、液晶層13、及び透明基板12の3層に分けて示している。図4(b)は、図4(a)の動作状態における液晶素子10の断面図である。
図4(a)に示すように、透明電極15には信号線17が接続され、矩形波の電圧が入力される。信号線17に入力される矩形波の電圧を基準の信号(正位相)とする。透明電極16a及び透明電極16bには、それぞれ信号線18a及び信号線18bが接続され、それぞれ信号線17と同位相の信号が入力される。透明電極15、透明電極16a、及び透明電極16bの入力信号が同位相であるため、液晶層13a及び13bには電界が印加されない。このとき、図4(b)に示すように、液晶層13a及び13bは、透明基板11及び12に対して平行に配向する。
図5は、液晶素子10の他の動作を説明する図である。図5(a)に示すように、信号線18bには、逆位相の信号が入力される。透明電極15及び透明電極16bに異なる位相の電圧が入力されるため、液晶層13bには電界が印加される。このとき、図5(b)に示すように、液晶層13bは、電界方向に応じて、透明基板11及び12に対して概略垂直に配向する。
図6は、液晶素子10のさらに他の動作を説明する図である。図6(a)に示すように、信号線18a及び18bに逆位相の信号が入力される。このとき、図6(b)に示すように、液晶層13a及び13bは、電界方向に応じて、透明基板11及び12に対して概略垂直に配向する。
以上のように、第1実施形態に係る液晶素子10は、一つの液晶素子10で液晶層13の配向が異なった領域(液晶層13a及び13b)を形成することができる。液晶素子20の基本的な動作も、液晶素子10a、10bと同様である。
[1−3]液晶素子10、20の旋光性
図7及び図8は、第1実施形態に係る液晶素子10、20の旋光性を説明する図である。図7及び図8では、液晶素子20を用いて動作を説明するが、液晶素子10の動作についても液晶素子20と同様である。図7及び図8では、液晶層23の配向が異なる。
液晶素子20の液晶層23の厚さ(ギャップ)dとし、すなわち、ギャップdは、対向する透明電極25及び透明電極26間の距離に対応する。ギャップdは、ギャップdと複屈折性Δn(液晶分子の長軸に沿った屈折率nからそれに垂直な方向に沿った屈折率nを引いた値)とをかけた値が、概略λ/2になるように設定される。すなわち、ギャップdは、以下の式で表される。
≒λ/(2Δn)
λは入射光50の波長であり、例えば、赤外光を用いた場合は概略1550nmとなる。複屈折性Δn=0.155とすると、ギャップd=5μmとなる。
図7及び図8の平面図は、液晶層23に入射光(直線偏光)54が入射した場合の偏光の変化を示している。液晶分子の長軸は、液晶素子10に入射する直線偏光の偏光面に対して角度θ(概略45°)だけ傾いている。
図7に示すように、液晶層23が透明基板21及び22に対して平行に配向している場合、入射光54には、液晶層23を透過する際にλ/2の位相差が与えられる。これにより、出射光55は、その偏光面が入射光54の偏光面に対して垂直な直線偏光になる。
一方、図8に示すように、液晶層23が透明基板21及び22に対して垂直に配向している場合、入射光54には、液晶層23を透過する際に位相差が与えられない。これにより、出射光55は、その偏光面が入射光54の偏光面と同じ直線偏光になる。
以上のように、液晶素子10及び20の旋光性は、液晶層の配向によって変化する。これにより、液晶素子10及び20の各々の透明電極に入力する電圧条件を変えることで、液晶素子10及び20を透過する光の偏光面を変化させることができる。
[1−4]光スイッチ装置1の動作
図1乃至図3を用いて、光スイッチ装置1の詳細な動作について説明する。
図1に示すように、入射光50の進行方向を切り換えて第1方向<1>に出射する場合、液晶素子10及び20の各々の液晶層の動作状態は図3の通りである。対向する透明電極に入力する信号が同位相で、対応する液晶層が透明基板に対して平行に配向している場合をオフ状態(OFF)と定義し、対向する透明電極に入力する信号が逆位相で、対応する液晶層が透明基板に対して垂直に配向している場合をオン状態(ON)と定義する。
入射光50は、ビームスプリッター30によって第1偏光成分51と第2偏光成分52とに分離される。ビームスプリッター30によって分離された第1偏光成分51は、紙面に垂直な直線偏光(S偏光)となり、その偏光面がミラー40に対して平行な状態で反射する。ミラー40で反射した第1偏光成分51は、液晶素子10aがオン状態のため、偏光変換されずに液晶素子10aを透過する。
一方、ビームスプリッター30によって分離された第2偏光成分52は、紙面に平行な直線偏光(P偏光)となり、液晶素子10bに入射する。液晶素子10bに入射した第2偏光成分52は、液晶素子10bがオフ状態のため、液晶層13bを通過する際にλ/2の位相差が与えられ、紙面に垂直な直線偏光に変換される。液晶素子10bを透過した第2偏光成分52は、偏光面がミラー41に対して平行な状態で反射する。ミラー41で反射した第2偏光成分52は、液晶素子20がオフ状態のため、液晶層23を通過する際にλ/2の位相差が与えられ、紙面に平行な直線偏光に変換される。
液晶素子10aを透過した第1偏光成分51は、紙面に垂直な直線偏光であるため、ビームスプリッター31に入射すると90°進行方向が変化する。一方で、液晶素子20を透過した第2偏光成分52は、紙面に平行な直線偏光であるため、ビームスプリッター31に入射すると、そのまま透過して直進する。これにより、第1偏光成分51及び第2偏光成分52は、同一の光路(第1方向<1>)に出射光53として出射される。
図2に示すように、入射光50の進行方向を切り換えずに第2方向<2>に出射する場合、図1に対して液晶層13a及び23の配向状態が変わっている。以下、図1と異なる点のみ説明する。
ミラー40で反射した第1偏光成分51は、液晶素子10aがオフ状態のため、液晶層13aを透過する際にλ/2の位相差が与えられ、紙面に平行な直線偏光に変換される。一方、ミラー41で反射した第2偏光成分52は、液晶素子20がオン状態のため、偏光変換されずに液晶素子20を透過する。
液晶素子10aを透過した第1偏光成分51は、紙面に平行な直線偏光であるため、ビームスプリッター31に入射すると、そのまま透過して直進する。一方で、液晶素子20を透過した第2偏光成分52は、紙面に垂直な直線偏光であるため、ビームスプリッター31に入射すると90°進行方向が変化する。これにより、第1偏光成分51及び第2偏光成分52は同一の光路(第2方向<2>)に出射光53として出射される。
以上のように、光スイッチ装置1を制御することで、第1偏光成分51及び第2偏光成分52をミラー40及びミラー41で反射させる際に、各々のミラーに対して平行な偏光面で反射させることができる。
[1−5]光スイッチ装置1の使用例
図9乃至図11は、第1実施形態に係る光スイッチ装置1の使用例を説明する図であり、光スイッチ装置1を3つ使用した3ポートの光スイッチ装置100である。図9乃至図11は、2つの光スイッチ装置1(1−1及び1−2)と光スイッチ装置2とで制御状態が異なり、入射光50の出力先となるポートが異なる。光スイッチ装置2は、光スイッチ装置1を上下反転させたものであり、光スイッチ装置1と同一の参照符号を付している。
図12は、図9乃至図11の光スイッチ装置100の動作時における、光スイッチ装置1−1、2、1−2の各々に含まれる液晶素子の動作状態を説明する図である。図12のように、図9乃至図11の光スイッチ装置1−1、2、1−2を制御することで、入射光50の出力先をポート<I>、ポート<II>、及びポート<III>のいずれかに切り替えることができる。尚、図9及び図10のように、入射光50が入力されない光スイッチ装置がある場合、それらの液晶層の動作状態は図11に示す状態に限られない。
以上のように、光スイッチ装置1及び光スイッチ装置2を交互に並べることで、多ポートの光スイッチ装置100を構成することができる。光スイッチ装置100のポート数は、光スイッチ装置1及び2の個数により、任意の数に設計できる。尚、本使用例では光スイッチ装置1と、光スイッチ装置1を上下反転させた光スイッチ装置2とを用いているが、ビームスプリッターが向き合うようにして複数の光スイッチ装置1を並べることで複数のポートを有する光スイッチ装置を設計しても良い。
[1−6]第1実施形態の効果
従来の光スイッチ装置では、光スイッチ装置の出力方向によって、ミラーに対して偏光面が垂直な直線偏光が入射してしまう場合があり、入射光がミラーで反射する際に光損失が発生してしまう。
そこで、第1実施形態に係る光スイッチ装置1では、偏光分離部材(ビームスプリッター)30によって分離された第1偏光成分51は、その偏光面が導光部材(ミラー)40に対して平行になるように入射される。また、ビームスプリッター30によって分離されかつ液晶素子10bを透過した第2偏光成分52は、その偏光面が導光部材(ミラー)41に対して平行になるように入射される。さらに、液晶素子10aを透過した第1偏光成分51と、液晶素子20を透過した第2偏光成分52とは、偏光合成部材(ビームスプリッター)31によって合成される。
従って第1実施形態によれば、入射光50の進行方向を切り替えることが可能な光スイッチ装置1を実現できる。また、ミラー40、41に対して平行な直線偏光をミラー40、41に入射させることができるため、光スイッチ装置1を透過する入射光50の光損失を低減することができる。
尚、第1実施形態に係る液晶素子10及び20はホモジニアス型液晶素子を使用しているが、無電界時において各々の液晶層が基板に対して概略垂直に配向する垂直配向型液晶素子を使用しても良い。垂直配向型液晶素子を使用した場合、対向する透明電極に入力する信号が同位相のとき、対応する液晶層が透明基板に対して垂直に配向する。一方、対向する透明電極に入力する信号が逆位相のとき、対応する液晶層が透明基板に対して概略平行に配向する。このように、垂直配向型液晶素子を使用した場合、入力する信号(同位相又は逆位相)に対する液晶層の配向方向がホモジニアス型液晶素子と逆になる。垂直配向型液晶素子の旋光性は、ホモジニアス型液晶素子と同様に液晶層の厚さで設定される。
[2]第2実施形態
第2実施形態では、液晶素子の透明基板及びビームスプリッター間に、透明基板及びビームスプリッターの屈折率と概略同じ屈折率を有する透明部材を設ける。これにより、透明基板及びビームスプリッターの界面における反射を低減する。
[2−1]光スイッチ装置1の構成
図13及び図14は、第2実施形態に係る光スイッチ装置1の断面図である。図13は、光の進行方向を90°変化させて出射させる状態を示し、図14は、光の進行方向を変えずに出射させる状態を示す。
図13及び図14に示すように、第2実施形態に係る光スイッチ装置1は、透明部材60、61a、61bをさらに備える。光スイッチ装置1の動作は、第1実施形態と同じである。
透明部材60は、液晶素子10bの透明基板11及びビームスプリッター30間に設けられる。透明部材61aは、液晶素子10aの透明基板12及びビームスプリッター31間に設けられる。透明部材61bは、液晶素子20の透明基板22及びビームスプリッター31間に設けられる。本実施形態では、透明部材61a及び61bは、一体で構成されている。尚、透明部材61a及び61bは、個別に構成しても良い。
透明部材60、61a、61bには、透明基板及びビームスプリッターの屈折率と概略同じ屈折率を有する材料が用いられる。透明基板としてガラス基板(屈折率n≒1.5)を用いた場合、透明部材60、61a、61bとして、例えばアクリル樹脂(屈折率n≒1.5)が用いられる。透明部材60、61a、61bは、透明基板の屈折率と概略同じ屈折率を有する接着剤であっても良い。透明部材(接着剤)60、61a、61bとしては、例えば、紫外線硬化型アクリル樹脂接着剤が用いられる。ビームスプリッターは、例えば、ガラス又はアクリル樹脂を含んで構成される。
基板及び透明部材(接着剤)を全く同じ材料で構成することは難しいため、基板の屈折率と透明部材の屈折率とが同じにはならない。よって、「屈折率が概略同じ」とは、基板と屈折率が近い材料を透明部材として用いた場合における屈折率の差を含むものとする。
透明部材とこれに接する基板との屈折率の差が、空気層と基板との屈折率の差よりも小さい場合、ビームスプリッター及び基板間に透明部材がある構成は、ビームスプリッター及び基板間に空気層がある構成に比べて、屈折角が小さくなる。よって、透明部材及びこれに接する基板の屈折率の差が、空気層及び基板の屈折率の差より小さくなるように、透明部材の材料を選択することで、反射を低減できる。
以上の説明は、透明部材60、61a、61bと透明基板との屈折率の関係について述べているが、透明部材60、61a、61bとビームスプリッターとの屈折率の関係についても同じである。尚、透明部材の屈折率は、基板及びビームスプリッターの一方との屈折率と概略同じであっても良い。このような構成においても、基板とビームスプリッターとの間での反射を低減できる。
[2−2]第2実施形態の効果
従来の光スイッチ装置は、透明基板と空気層との界面、及びビームスプリッターと空気層との界面で屈折率が大きく異なるため、反射による光損失が発生してしまう。例えば、透明基板(ガラス基板)の屈折率n=1.5、空気の屈折率n=1.0である場合、その界面で発生する反射成分Rは、次式により算出される。
R=(n−n/(n+n
計算すると、反射成分Rは4%となり、この数値が一つの界面における入射光50の損失となる。そこで、第2実施形態に係る光スイッチ装置1は、透明基板及びビームスプリッターの屈折率と概略同じ屈折率を有する透明部材60、61a、61bをさらに備える。透明部材60は、液晶素子10bの透明基板11及びビームスプリッター30間に設けられる。透明部材61aは、液晶素子10aの透明基板12及びビームスプリッター31間に設けられる。透明部材61bは、液晶素子20の透明基板22及びビームスプリッター31間に設けられる。これにより、光スイッチ装置1における透明基板及びビームスプリッターと、空気層との界面を減らすことができる。
ビームスプリッター及び液晶素子を透過する光の反射原理を図15に示す。図15には、液晶素子10、ビームスプリッター30、及び第2偏光成分52を例示している。図15(a)は、透明基板11及びビームスプリッター30間に透明部材60が無い場合における第2偏光成分52に対する反射成分Rを示しており、図15(b)は、透明基板11及びビームスプリッター30間に透明部材60が設けられている場合における第2偏光成分52に対する反射成分Rを示している。
図15(a)に示すように、透明部材60が無い場合、第2偏光成分52は、ビームスプリッター30と空気層との界面により生じる反射成分R1と、空気層及び透明基板11の界面により生じる反射成分R2と、透明基板12及び空気層の界面により生じる反射成分R3との、合計3箇所で反射による光損失が生じる。
一方で、透明部材60を設けた場合、透明部材60は、透明基板11及びビームスプリッター30と屈折率が概略同じであるため、ビームスプリッター30から液晶素子10に入射するまでの界面の反射を無視できるようになる。これにより、図15(b)に示すように、第2偏光成分52の光損失は、透明基板12及び空気層の界面により生じる反射成分R3の1箇所に減少する。
以上のように、透明基板及びビームスプリッター間に透明部材を形成することにより、空気層との界面を減らすことができる。これにより、透明基板及びビームスプリッターと空気層との屈折率の違いにより生じる入射光50の光損失を低減することができる。
[3]第3実施形態
第3実施形態では、第2実施形態におけるλ/2の位相差を有する液晶素子の代わりに、λ/4の位相差を有する2つの液晶素子を積層して構成する。このような構成にすることで、光損失を低減しつつ、動作速度を高速化するようにしている。
[3−1]光スイッチ装置1の構成
図16及び図17は、第3実施形態に係る光スイッチ装置1の断面図である。図16は、光の進行方向を90°変化させて出射させる状態を示し、図17は、光の進行方向を変えずに出射させる状態を示す。
図16及び図17に示すように、液晶素子10aは、液晶素子10a−1及び10a−2が積層されて構成される。液晶素子10a−1及び10a−2は、透明部材(図示せず)で接着される。これにより、液晶素子10a−1及び10a−2が接着された界面における入射光50の反射は抑制され、光損失を低減することができる。
同様に、液晶素子10bは、液晶素子10b−1及び10b−2が積層されて構成される。液晶素子20は、液晶素子20−1及び20−2が積層されて構成される。
本実施形態では、液晶素子10a及び液晶素子10bは、一体に構成されているが、個別に構成しても良い。
[3−2]光スイッチ装置1の動作
図18及び図19は、第3実施形態に係る液晶素子10、20の旋光性を説明する図である。図18及び図19では、液晶素子20を用いて動作を説明するが、液晶素子10の動作についても液晶素子20と同様である。図18及び図19では、液晶層23の配向が異なる。
液晶素子20−1及び液晶素子20−2は、同じ電圧で駆動され、一つの液晶素子20として機能する。液晶素子10a及び10bの動作についても同様である。
液晶素子20−1及び20−2の各々の液晶層23の厚さ(ギャップ)dとする。ギャップdは、ギャップdと複屈折性Δnとをかけた値が、概略λ/4になるように設定される。すなわち、ギャップdは、以下の式で表される。
≒λ/(4Δn)
λは入射光50の波長であり、例えば、赤外光を用いた場合は概略1550nmとなる。複屈折性Δn=0.155とすると、ギャップd=2.5μmとなる。
液晶素子20の応答時間τは、ギャップの2乗に比例する。第3実施形態に係る液晶素子20−1及び20−2の各々は、第1実施形態に係る液晶素子20よりもギャップを狭くすることで高速応答を可能にしている。
図18及び図19の平面図は、液晶層23に入射光(直線偏光)54が入射した場合の偏光の変化を示している。液晶素子20−1及び20−2が同じ電圧で駆動されるため、液晶素子20−1及び20−2の液晶層23の配向は、同じ状態になる。
図18に示すように、液晶素子20−1及び20−2の液晶層23が透明基板21及び22に対して平行に配向している場合、入射光54には、液晶素子20−1を透過する際にλ/4の位相差が与えられ、円偏光(出射光56)に変換される。さらに、出射光56には、液晶素子20−2を透過する際にλ/4の位相差が与えられ、直線偏光(出射光55)に変換される。すなわち、入射光54は、液晶素子20−1及び20−2を透過する際にλ/2の位相差が与えられ、出射光55の偏光面は、入射光54の偏光面に対して垂直な直線偏光になる。
一方、図19に示すように、液晶素子20−1及び20−2の液晶層23が透明基板21及び22に対して垂直に配向している場合、入射光54には、液晶素子20−1及び20−2を透過する際に位相差が与えられない。これにより、出射光55は、その偏光面が入射光54の偏光面と同じ直線偏光になる。
以上のように、第3実施形態に係る液晶素子20−1及び20−2は、第1実施形態に係る液晶素子20と同じ動作をすることが可能である。
[3−3]第3実施形態の効果
第3実施形態では、位相差λ/4を有する2つの液晶素子20−1及び20−2を積層することで、位相差λ/2を有する液晶素子20を構成している。液晶素子10a及び10bについても同様である。これにより、第1及び第2実施形態と同じ動作を行うことが可能な光スイッチ装置1を実現できる。
また、液晶素子20−1及び20−2のギャップが小さくなることで、液晶素子20−1及び20−2の動作を高速化できる。結果として、光スイッチ装置1の動作を高速化できる。その他の効果は、第1及び第2実施形態と同じである。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で、構成要素を変形して具体化することが可能である。さらに、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、1つの実施形態に開示される複数の構成要素の適宜な組み合わせ、若しくは異なる実施形態に開示される構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を構成することができる。例えば、実施形態に開示される全構成要素から幾つかの構成要素が削除されても、発明が解決しようとする課題が解決でき、発明の効果が得られる場合には、これらの構成要素が削除された実施形態が発明として抽出されうる。
1、2…光スイッチ装置、10、20…液晶素子、11、12、21、22…透明基板、13、23…液晶層、14、24…シール材、15、16a、16b、25、26…透明電極、17、18a、18b…信号線、30…偏光分離部材、31…偏光合成部材、40、41…導光部材、60、61a、61b…透明部材、100…光スイッチ装置。

Claims (8)

  1. 入射光を、第1偏光方向を有する第1光と、前記第1偏光方向と直交する第2偏光方向を有する第2光とに分離する分離部材と、
    前記第1光を反射する第1導光部材と、
    前記第1導光部材によって反射された前記第1光を受けるように配置され、光の偏光方向を制御し、第3光を出射する第1液晶素子と、
    前記第2光を受けるように配置され、光の偏光方向を制御し、前記第1偏光方向を有する第4光を出射する第2液晶素子と、
    前記第4光を反射する第2導光部材と、
    前記第2導光部材によって反射された前記第4光を受けるように配置され、光の偏光方向を制御し、第5光を出射する第3液晶素子と、
    前記第3光と、前記第5光とを合成する合成部材と、
    前記合成部材と前記第1液晶素子との間に設けられた第1透明部材と、
    前記分離部材と前記第2液晶素子との間に設けられた第2透明部材と、
    前記合成部材と前記第3液晶素子との間に設けられた第3透明部材と
    を具備し、
    前記第1偏光方向は、前記第1導光部材の反射面、及び前記第2導光部材の反射面に平行であることを特徴とする光スイッチ装置。
  2. 前記第1液晶素子と前記第2液晶素子とは、互いの光出射面が平行に配置され、
    前記第1液晶素子と前記第3液晶素子とは、互いの光出射面が直交するように配置されることを特徴とする請求項1に記載の光スイッチ装置。
  3. 前記合成部材は、前記合成した光を、異なる2つの方向にいずれかに出射することを特徴とする請求項1又は2に記載の光スイッチ装置。
  4. 前記第1液晶素子は、第1液晶層と、前記第1液晶層を挟む第1及び第2基板を備え、
    前記第1基板は、前記第1透明部材に接するように配置され、
    前記第1透明部材の屈折率は、前記第1基板の屈折率と概略同じであり、
    前記第2液晶素子は、第2液晶層と、前記第2液晶層を挟む第3及び第4基板を備え、
    前記第3基板は、前記第2透明部材に接するように配置され、
    前記第2透明部材の屈折率は、前記第3基板の屈折率と概略同じであり、
    前記第3液晶素子は、第3液晶層と、前記第3液晶層を挟む第5及び第6基板を備え、
    前記第5基板は、前記第3透明部材に接するように配置され、
    前記第3透明部材の屈折率は、前記第5基板の屈折率と概略同じである
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の光スイッチ装置。
  5. 前記入射光の波長λ、前記第1乃至第3液晶素子の各々に含まれる液晶層の複屈折性△n、前記液晶層の厚さdとすると、
    d≒λ/(2△n)
    を満たす
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の光スイッチ装置。
  6. 前記第1乃至第3液晶素子の各々は、第1及び第2液晶素子部分が積層されて構成され、
    前記入射光の波長λ、前記第1及び第2液晶素子部分の各々に含まれる液晶層の複屈折性△n、前記第1及び第2液晶素子部分の各々に含まれる液晶層の厚さdとすると、
    d≒λ/(4△n)
    を満たす
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の光スイッチ装置。
  7. 前記第1乃至第3液晶素子の各々は、ホモジニアス型であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の光スイッチ装置。
  8. 前記第1乃至第3液晶素子の各々は、垂直配向型であことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の光スイッチ装置。
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