JP6455158B2 - 情報処理プログラムおよび情報処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理プログラムおよび情報処理装置に関する。
データベースから地図を取得し、取得した地図を印刷する技術は従来より存在する(例えば、特許文献1)。
記載されている。
特開2003−84664号公報
しかしながら、従来の技術では、取得した地図に対して付加的な情報を加えたり、編集してから印刷したいというユーザの要求に十分応えているとはいえない。
本発明は、上述した事情を鑑みてなされたものであり、サーバから取得した地図に対する編集を容易に行い得る情報処理プログラムおよび情報処理装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本発明の情報処理プログラムは、表示部と通信部と操作部とを備えた情報処理装置のコンピュータが読み取り可能なプログラムであって、第1サーバから、前記通信部を介して、位置情報により指定される所定領域を少なくとも含む地図画像を描画するための描画データを受信する第1受信手段と、第2サーバから、前記通信部を介して、前記所定領域における特定位置を示す位置情報である特定位置情報を受信する第2受信手段と、入力された描画データに基づき地図画像を描画可能な描画モジュールに、前記第1受信手段により受信した描画データを入力し、前記所定領域の地図画像を描画させる第1制御手段と、前記描画モジュールに、前記第2受信手段により受信した特定位置情報を入力し、前記第1制御手段により描画させた前記所定領域の地図画像の、前記特定位置情報が示す特定位置に配置されるよう、アイコンを描画させる第2制御手段と、前記第1制御手段および前記第2制御手段により前記描画モジュールに描画させた、前記特定位置にアイコンが配置された前記所定領域の地図画像を含む第1画面を、前記表示部に表示させる第1画面表示手段と、前記操作部から受信した信号が、前記第1画面に含まれる地図画像に対する編集の要求を示す場合、前記第1制御手段により前記描画モジュールに描画させた前記所定領域に対応する地図画像を取得する第1取得手段と、前記操作部から受信した信号が、前記第1画面に表示された地図画像に対する編集の要求を示す信号である場合、前記第1制御手段により前記描画モジュールに描画させた地図画像における、前記アイコンの相対位置を取得する第2取得手段と、前記第1取得手段により取得された地図画像を、当該地図画像の前記第2取得手段により取得された相対位置により特定される位置にアイコン画像が重ねられた状態で含む第2画面を、前記表示部に表示させる第2画面表示手段として、前記コンピュータを機能させる。
なお、本発明は、情報処理装置、情報処理装置を制御する制御装置、情報処理システム、情報処理方法、情報処理プログラムを記録する記録媒体等の種々の態様で構成できる。
本明細書に開示される情報処理プログラムによれば、第1サーバから、位置情報により指定される所定領域を少なくとも含む地図画像を描画するための描画データを、第1受信手段により受信する。一方、第2サーバから、位置情報により指定される所定領域における特定位置を示す位置情報である特定位置情報を、第2受信手段により受信する。第1制御手段は、入力された描画データに基づき地図画像を描画可能な描画モジュールに、第1受信手段により受信した描画データを入力し、所定領域の地図画像を描画させる。一方、第2制御手段は、前記描画モジュールに、第2受信手段により受信した特定位置情報を入力し、第1制御手段により描画させた所定領域の地図画像の、特定位置情報が示す特定位置に配置されるよう、アイコンを描画させる。第1画面表示手段は、第1制御手段および第2制御手段により描画モジュールに描画させた、特定位置にアイコンが配置された所定領域の地図画像を含む第1画面を、表示部に表示部に表示させる。
操作部から受信した信号が、第1画面に含まれる地図画像に対する編集の要求を示す場合、第1制御手段により描画モジュールに描画させた所定領域に対応する地図画像が、第1取得手段により取得される。また、操作部から受信した信号が、第1画面に表示された地図画像に対する編集の要求を示す信号である場合、第1制御手段により描画モジュールに描画させた地図画像における、アイコンの相対位置が、第2取得手段により取得される。第2画面表示手段は、第1取得手段により取得された地図画像を、当該地図画像の、第2取得手段により取得された相対位置により特定される位置にアイコン画像が重ねられた状態で含む第2画面を、表示部に表示させる。
これにより、第2画面では、第1画面におけるアイコンに相当する位置にアイコン画像が、地図画像に重ねられて表示される。つまり、第2画面では、地図画像とアイコン画像とが別オブジェクトとして存在するので、これらを各々独立して取り扱うことができる。よって、サーバから取得した地図の編集を容易に行うことができる。
また、操作部から受信した信号が、第1画面に表示された地図画像に対する編集の要求を示す場合、地図の縮尺が第1画面に含まれる地図画像より大きく、かつ、位置情報により指定される所定領域を少なくとも含む地図画像を描画するための描画データを、第3受信手段により、第1サーバから受信するようにしてもよい。
このとき、第1制御手段は、第3受信手段により描画データを受信した場合、当該受信した描画データを描画モジュールに入力し、当該描画モジュールに、入力した描画データに基づいて、地図の縮尺が第1画面に表示された地図画像より大きい地図画像を描画させる。操作部から受信した信号が、第1画面に表示された地図画像に対する編集の要求を示す場合、第1制御手段により描画モジュールに描画させた、地図の縮尺が第1画面に表示された地図画像より大きい地図画像が、第1取得手段により取得されるようにしてもよい。
これにより、地図の縮尺に対応するズームレベルが第1画面に含まれる地図画像より大きく、かつ、位置情報により指定される所定領域を少なくとも含む地図画像が描画される。つまり、所定領域を少なくとも含む地図画像をより大きな画像サイズで描画させることができるので、印刷に適した地図画像を得ることができる。よって、そのように印刷に適した地図画像に対する編集を容易に行うことができる。
また、第2画面表示手段は、第1画面表示手段により第1画面に表示される地図画像の縦横比と等しい縦横比で地図画像を第2画面に表示するようにしてもよい。これにより、第1画面に含まれる地図画像に対する編集をする場合に、第2画面においても第1画面のときと同じ縦横比で地図画像が表示されるため、ユーザに安心感を与えることができる。
また、第2サーバから、特定位置情報が示す特定位置の属性情報を、第4受信手段により受信する。第2制御手段は、描画モジュールに、第2受信手段により受信した特定位置情報、に加え、第4受信手段により受信した属性の種類に応じた情報を入力し、第1制御手段により描画させた前記所定領域の地図画像の、特定位置情報が示す特定位置に配置されるよう、属性の種類を区別可能な態様のアイコンを描画させるようにしてもよい。これにより、ユーザに、第1画面に表示された地図画像におけるアイコンの態様に応じて、特定位置の属性を区別させることができる。
また、第2画面表示手段は、第1取得手段により取得された地図画像を、当該地図画像の、第2取得手段により取得された相対位置により特定される位置に、第4受信手段により受信した属性情報が示す属性の種類を区別可能な態様のアイコン画像が重ねられた状態で含む第2画面を、表示部に表示させるようにしてもよい。これにより、ユーザに、特定位置の属性を、第2画面に表示された地図画像におけるアイコン画像の態様で区別させることができる。
また、第2サーバから、特定位置情報が示す特定位置に関する付加情報を、第5受信手段により受信するようにしてもよい。このとき、第2画面表示手段は、第1取得手段により取得された地図画像を、当該地図画像の、第2取得手段により取得された相対位置により特定される位置にアイコン画像が重ねられ、かつ、第5受信手段により受信した付加情報に応じたテキストが重ねられた状態で含む第2画面を、表示部に表示させるようにしてもよい。これにより、第2画面には、特定位置に関する付加情報に応じたテキストが、地図画像に重ねられる。つまり、第2画面では、地図画像とアイコン画像とが別オブジェクトとして存在するので、これらを各々独立して取り扱うことができる。よって、サーバから取得した地図の編集を容易に行うことができる。
また、第5受信手段により受信した付加情報を示すテキストが、第2画面における予め決められた第1位置に配置された場合に、当該テキストが、第2取得手段により取得された相対位置により特定される位置に配置されるアイコン画像に重なるか否かが、第1判断手段により判断されるようにしてもよい。このとき、第2画面表示手段は、第1判断手段により、テキストを含む画像がアイコン画像に重ならないと判断された場合には、テキストを第1位置に重ねて配置し、その一方で、第2画面表示手段は、第1判断手段により、テキストがアイコン画像に重なると判断された場合には、テキストを、第1位置とは異なる第2位置に重ねて配置するようにしてもよい。これにより、テキストとアイコン画像とが重なることを抑制することができ、テキストとアイコン画像とが重なり、これらのオブジェクトによる情報の伝達が阻害されることを抑制できる。
また、第1位置は、第2画面上における固定位置としてもよい。これにより、テキストを、第2画面上における特定の位置に表示できる。一方、第1位置は、アイコン画像の位置に対して相対的に特定される位置としてもよい。これにより、テキストを、アイコン画像の位置に対し相対的に特定される位置に表示できる。
また、操作部から受信した信号が、第2画面に表示される地図画像に重ねられたオブジェクトに対する移動指示を示す場合、当該移動指示の対象となる画像の、地図画像上における位置を、第1移動手段により、当該移動指示に応じた位置に移動させるようにしてもよい。これにより、第2画面に表示されるアイコン画像を、移動指示に応じて適宜変更できる。
これに対し、第2画面表示手段は、第1取得手段により取得された地図画像上における、相対位置により特定される位置に重ねられたアイコン画像について、当該位置からの移動が不可に設定されるようにしてもよい。よって、第1取得手段により取得された地図画像上における、相対位置により特定される位置に重ねられたアイコン画像だけは、当該位置から変更させることができない。これにより、所定領域における特定位置をユーザに確実に報せることができる。
また、操作部から受信した信号が、第1画面に表示された地図画像に対する編集の要求を示す場合、第2取得手段により取得された相対位置により特定される位置に配置されたアイコン画像が所定領域に対応する地図画像内に収まるか否かが、第2判断手段により判断されるようにしてもよい。このとき、第1取得手段は、第2判断手段により、アイコン画像が所定領域に対応する地図画像内に収まると判断された場合には、描画モジュールに描画させた所定領域に対応する地図画像を取得する一方で、アイコン画像が所定領域に対応する地図画像内に収まらないと判断された場合には、描画モジュールに描画させた所定領域より広い領域に対応する地図画像を取得するようにしてもよい。これにより、アイコン画像の一部が所定領域に対応する地図画像からはみ出すことを抑制できる。
また、第2判断手段は、第2取得手段により取得された相対位置により特定される位置と、アイコン画像の大きさとに基づいて、相対位置により特定される位置に配置されたアイコン画像が、所定領域に対応する地図画像内に収まるか否かを判断するようにしてもよい。これにより、アイコン画像の大きさに応じて、所定領域に対応する地図画像内に収まるか否かを適切に判断できる。
また、操作部から受信した信号が、第1画面に表示させる地図の領域を、当該第1画面に表示中の地図画像の領域とは異なる領域に移動させる移動指示を示す場合、当該移動指示に従う移動後の領域を少なくとも含む地図画像を描画するための描画データを、第6受信手段により、第1サーバから受信するようにしてもよい。一方で、操作部から受信した信号が、第1画面に表示された地図画像に対する編集の要求を示す場合、当該第1画面に表示される地図画像が示す地図の領域内に、特定位置情報が示す特定位置が含まれるか否かが、第3判断手段により判断される。
このとき、操作部から受信した信号が、第1画面に表示させる地図の領域を、当該第1画面に表示中の地図画像の領域とは異なる領域に移動させる移動指示を示す場合、第1制御手段は、描画モジュールに、第6受信手段により受信した描画データを入力し、移動後の領域の地図画像を描画させるとともに、第1画面表示手段は、当該第1画面に表示する地図画像を、第1制御手段が第6受信手段により受信した描画データを描画モジュールに入力し描画させた地図画像に更新するようにしてもよい。その一方で、第1取得手段は、操作部から受信した信号が、第1画面に表示された地図画像に対する編集の要求を示す信号である場合、描画モジュールに描画させた、所定領域または移動後の領域に対応する地図画像を取得するようにしてもよい。
第2画面表示手段は、第3判断手段により、第1画面に表示される地図画像が示す地図の領域内に、前記特定位置情報が示す特定位置が含まれると判断された場合、前記第1取得手段により取得された地図画像を、当該地図画像の前記第2取得手段により取得された相対位置により特定される位置にアイコン画像が重ねられた状態で含む第2画面を、表示部に表示させるようにしてもよい。その一方で、第3判断手段により、第1画面に表示される地図画像が示す地図の領域内に、特定位置情報が示す特定位置が含まれないと判断された場合、アイコン画像を表示することなく、第1取得手段により取得された地図画像を含む第2画面を、表示部に表示させるようにしてもよい。このように、移動指示に応じて移動された地図情報にアイコン画像が含まれない場合には、アイコン画像が表示されない。よって、移動指示による移動先の地図画像の状態が優先されるので、ユーザの意図に応じた地図画像を表示できる。
また、第1サーバおよび第2サーバを、同じサーバとして構成するようにしてもよい。これにより、同じサーバから、地図画像を描画するための描画データと、特定位置情報とを取得できる。
また、本明細書に開示される情報処理装置によれば、上述した情報処理プログラムと同様の効果を奏する。
端末の電気的構成を示すブロック図である。 本発明の概要を模式的に説明する図である。 本発明の概要を模式的に説明する図である。 地図アプリにより実現される端末の動作を説明するシーケンス図である。 ユーザ操作処理を示すフローチャートである。 地図アプリにより実現される端末の動作を説明するシーケンス図である。 編集画面表示処理を示すフローチャートである。 アイコン追加処理を示すフローチャートである。 アイコン編集処理を示すフローチャートである。 (a)は、アイコン追加処理においてアイコンが追加された編集画面の一例であり、(b)は、アイコン編集処理においてアイコンが移動された編集画面の一例であり、(c)は、アイコン編集処理においてアイコンが拡大された編集画面の一例である。 第2実施形態のユーザ操作処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の好ましい実施形態について、添付図面を参照して説明する。まず、図1から図10を参照して、本発明の第1実施形態を説明する。図1は、本発明の情報処理プログラムの一実施形態である地図アプリケーション(以下「地図アプリ」と称す)を搭載する端末10の電気的構成を示すブロック図である。
本実施形態の端末10は、スマートフォンなどの携帯端末として構成される。端末10には、CPU11、フラッシュメモリ12、RAM13、操作キー15、LCD16、タッチパネル17、音声入出力部19、電話網通信部20、無線通信部23が設けられる。これらの各部は、バスライン24を介して互いに接続される。
CPU11は、フラッシュメモリ12等に格納されたプログラムや固定値等に従い、バスライン24に接続された各構成を制御する。フラッシュメモリ12は、書換可能な不揮発性のメモリであり、オペレーティングシステム(以下「OS」と称す)、地図アプリ等のプログラムが格納される。
OSは、端末10の基本機能を実現する基本ソフトウェアである。本実施形態では、OSはアンドロイド(登録商標)である。なお、以下では、OSやアプリ等のプログラムを実行するCPU11のことを、単にプログラム名で記載する場合もある。例えば「アプリ」という記載が「アプリを実行するCPU11」を意味する場合もある。地図アプリを含む各種アプリは、OSが備えるAPIを利用して、端末10の各構成を制御する。
本実施形態の地図アプリは、サーバ200から取得した地図データに基づく地図画像を描画させ、描画された地図画像をLCD16に表示させる。なお、本実施形態では、サーバ200から取得する地図データは、ベクトル形式の画像データ(以下「ベクトルデータ」と称す)である。地図アプリは、サーバ200から取得した地図データを、端末10にインストールされた専用のライブラリに入力することにより、当該ライブラリが描画したビットマップ形式の地図画像を得る。
また、本実施形態の地図アプリは、ユーザからの入力に応じて、LCD16に表示中の地図画像に対し、編集対象にする地図領域(以下「特定地図領域」と称す)が特定された場合に、印刷用紙の用紙サイズ(例えば、A4サイズ)に合わせてズームレベルを上げた(すなわち、地図の縮尺を大きくした)地図の地図データをサーバ200から取得する。これにより、編集が終了した後の特定地図領域を印刷する場合には、LCD16に表示中の地図画像より大きく、かつ、用紙サイズに適したズームレベルの地図が印刷用紙に印刷される。なお、地図領域とは、4組の緯度、経度情報により、一意に定まる領域を指す。
なお、「ズームレベル」は、地図の縮尺を指定する値である。ズームレベルがゼロである場合に、最小縮尺の地図に対応し、ズームレベルの値が大きいほど、より大きな縮尺の地図に対応する。本実施形態で用いるサーバ200には、ズームレベルN(Nは、0以上の整数)毎に、世界地図を2×2個の正方形領域に分割し、各正方形領域の地図に対するベクトルデータが格納されている。つまり、本実施形態では、ズームレベルNの値が1増える毎に、地図の縮尺は2倍ずつ大きくなる。ズームレベルにおける指数「N」は、0以上、かつ、対象とする地図の種類(例えば、通常の地図、航空地図など)に応じて許容されている最大値以下の値である。
なお、サーバ200には、ズームレベルNの値が大きいほど、すなわち、地図の縮尺が大きいほど、地図のベクトルデータには、より詳細な地図を描画できるよう、より詳細な情報(例えば、より狭い路地や、より詳細な地名や、建物名や、信号交差点名など)が含まれている。よって、ズームレベルの値が大きくなるほど、狭い路地や、建物名や、信号交差点名など、より詳細な情報を表示することができる。
上述した通り、本実施形態の地図アプリによれば、LCD16に表示中の地図画像より大きく、かつ、用紙サイズに適したズームレベルの地図を印刷用紙に印刷することができる。つまり、本実施形態の地図アプリによれば、LCD16に表示される地図画像には含まれない、それらの詳細な情報を印刷用紙に印刷できる。
地図に表示される情報の量をそのままに、地図画像の物理的なサイズを大きくしたとしても、地図画像の物理的なサイズに対する相対的な情報量が少なくなるため、地図を読み難くなる虞がある。これに対し、本実施形態の地図アプリによれば、用紙サイズに適したズームレベルの地図が印刷されるので、上記問題の発生を抑制できる。つまり、本実施形態の地図アプリによれば、特定地図領域の地図を見易い地図として印刷できる。
以下、画像の物理的なサイズ(すなわち、縦および横方向の各画素数)を、単に「画像サイズ」または「画像のサイズ」と称す。つまり、以下の説明において「画像サイズ」または「画像のサイズ」という用語は、データサイズを意味しない。
また、LCD16に表示中の地図画像と同じズームレベルの地図画像を、LCD16より大きい印刷用紙に印刷する場合、LCD16に表示中の地図画像を用紙サイズに合わせて拡大する必要がある。地図画像を拡大した場合、LCD16上での一画素に対応する印刷用紙上の面積が増えるため、その分、画像が粗くなる。これに対し、本実施形態の地図アプリによれば、上述した通り、印刷用紙の用紙サイズに合わせてズームレベルを上げた地図の地図データをサーバ200から取得するので、当該地図データに基づき描画されたビットマップ形式の地図画像を印刷の際に拡大する必要がない。これにより、特定地図領域の地図を好適な画質で印刷できる。
また、本実施形態の地図アプリは、特定地図領域が特定された場合に、ズームレベルを上げてサーバ200から取得した地図データに基づき描画された、特定地図領域の地図画像に、各種オブジェクトが重ねて配置される。地図画像に重ねられるオブジェクトとしては、例えば、ユーザによる指定位置(すなわち、目的地)を示すアイコン画像や、当該指定位置に関する情報を示すテキストなどである。よって、地図画像に重ねられた各種オブジェクトを、地図画像の再描画を必要とすることなく、自在に移動させたり、内容を変更できるので、編集作業が容易となる。
RAM13は、CPU11が印刷アプリ等を実行するにあたり、各種情報を一時的に記憶する書換可能な揮発性のメモリである。操作キー15は、端末10に指示などを入力するためのメカニカルキーであり、例えば、端末10の筺体に設けられる。LCD16は、各種画面を表示する液晶表示装置である。タッチパネル17は、LCD16に重ねて設けられ、指や棒などの指示体を接触または接近させることによって、端末10に指示などを入力する。音声入出力部19は、マイクやスピーカなどで構成された音声入出力用デバイスである。電話網通信部20は、携帯電話網(図示せず)を介した通話を行うための回路である。
無線通信部23は、無線LANによる無線通信を行うためのインタフェースである。本実施形態では、無線通信部23が行う通信は、IEEE802.11b/g/nの規格に準拠した無線LANによる無線通信、より詳細には、Wi−Fi(登録商標)規格に基づく無線通信(所謂「Wi−Fi通信」)である。本実施形態において、無線通信部23は、中継装置であるアクセスポイント(以下、「AP」と称す)30を介して、プリンタ100に接続される。
AP30は、Wi−Fi通信を中継する中継装置である。AP30は、ブロードバンドルーター機能を有し、インターネット800に接続できる。よって、端末10は、AP30およびインターネット800を介して、サーバ200,300などの各種外部装置と通信可能に接続できる。
サーバ200は、地図データを提供する地図サーバである。本実施形態におけるサーバ200は、Google Maps API(なお、Google Mapsは登録商標)を利用して、ベクトルデータからなる地図データを提供する。上述した通り、サーバ200には、ズームレベルN毎に、世界地図を、2×2個の正方形領域に分割した各地図のベクトルデータが準備されている。
サーバ300は、地図上における場所や店舗に関する情報(以下「場所情報」と称す)を提供するサーバである。本実施形態におけるサーバ300は、Google Place API(なお、Google Placeは登録商標)を利用して場所情報を提供する。なお、サーバ200およびサーバ300は、Google(登録商標)社が提供する上記APIを利用するものに限らない。地図データまたは場所情報を提供するサーバであれば、適宜のサーバをサーバ200またはサーバ300として採用できる。
本実施形態の地図アプリは、端末10にインストールされた、Google Maps APIのライブラリを用いて、サーバ200,300から受信し処理された各種データを受け取る。例えば、地図アプリは、地図の取得をライブラリに要求し、当該要求に従いライブラリがサーバ200から取得した地図データに基づき描画した地図画像を、当該ライブラリから受け取る。なお、ライブラリは、サーバ200から地図データに基づいて、LCD16の画面のサイズに応じたサイズのビットマップ形式の地図画像を描画する。以下の説明において、「地図データを描画する」とは、ベクトルデータからビットマップ形式の画像を描画することを示す。
図2および図3を参照して、本発明の概要を説明する。図2は、本実施形態の地図アプリがLCD16に表示する画面の一例を示す模式図である。上述した通り、本実施形態の地図アプリは、ライブラリを介してサーバ200から取得した地図データに基づき、ライブラリが描画した地図画像をLCD16の表示領域16aに表示する。例えば、地図アプリを起動した場合、地図アプリは、ライブラリを介して取得した現在地周辺の地図データに基づき、当該ライブラリが描画した地図画像を、表示領域16aに表示する。
これにより、例えば、図2(a)に示すように、現在地周辺の地図画像Gaを含む画面50が表示領域16aに表示される。画面50は、ユーザが特定地図領域を設定する画面である。画面50(以下「領域設定画面50」と称す)は、余白画像51を含む。余白画像51は、地図画像Gaに重ねられる半透明の画像であり、表示枠51aを有する。地図画像Gaは、表示枠51a内部にユーザに視認可能に表示される。なお、ライブラリにより描画される地図画像Gaは、表示領域16aの画面サイズより大きいサイズに構成されおり、余白画像51と重なる部分にも地図画像Gaは、表示枠51a内部よりも色が薄く見える態様で表示されている。
表示枠51aは、その縦横比が、予め決められた用紙サイズ(本実施形態では、A4サイズ)の縦横比とされる。よって、ユーザは、表示枠51a内部に視認できる地図画像Gaから、印刷対象とする地図の領域を確認できる。
領域設定画面50は、検索ボックス53と、検索ボタン54とを含む。検索ボックス53には、ユーザが目的地に関するキーワードを入力することができる。検索ボックス53にキーワードが入力された状態で、検索ボタン54に対するタップ操作が行われると、地図アプリは、ライブラリを介してサーバ300からキーワードに対する周辺検索の結果を取得し、検索結果をリストとして表示する。
ユーザが当該リストから目的地を選択する操作を行った場合、地図アプリは、ライブラリに、選択された目的地を指すアイコンと、その目的地の名前示すテキストとを含む地図画像を描画させ、領域設定画面50に表示中の地図画像Gaを、ライブラリが描画したアイコンおよびテキストを含む地図画像に更新する。これにより、例えば、図2(b)に示すように、領域設定画面50において、表示枠51a内部に表示される地図画像が、アイコンQ1およびテキストT1を含む地図画像Gaに更新される。
領域設定画面50は、編集要求ボタン55を含む。編集要求ボタン55に対するタップ操作が行われると、地図画像Gaのうち、表示枠51aに囲まれる領域、すなわち、ユーザに視認される地図画像Gaの領域を、特定地図領域(すなわち、編集対象にする地図領域)として特定する。そして、編集要求ボタン55が操作されたことに応じて、詳細地図画像を編集するための編集画面60が、領域設定画面50に代えて表示領域16aに表示される。
上述したように、本実施形態の地図アプリは、特定地図領域が特定されると、当該特定地図領域をそのままに、予め決められた用紙サイズに合わせてズームレベルを上げた地図の地図データを、ライブラリを介してサーバ200から取得する。地図アプリは、その地図データに基づきライブラリが描画した地図画像Gbを、編集画面60に表示する。これにより、例えば、図2(c)に示す編集画面60が表示領域16aに表示される。
編集画面60は、余白画像61を含む。余白画像61は、地図画像Gbに重ねられる不透明の画像であり、表示枠61aを有する。表示枠61aの内側に、地図画像Gb、すなわち、特定地図領域の地図画像が表示される。よって、ユーザは、表示枠61aによる仕切りによって、印刷対象とする地図画像Gbを確認できる。
表示枠61aは、その縦横比が、予め決められた用紙サイズ(本実施形態では、A4サイズ)の縦横比とされる。つまり、表示枠61aの縦横比は、領域設定画面50の表示枠51aの縦横比と同じである。よって、表示枠61aの内側に表示される地図画像Gbに含まれる地図領域が、領域設定画面50にて特定地図領域として設定された領域と同じであることを、ユーザに認識させ、安心感を与えることができる。
領域設定画面50に表示される地図画像Gaが、ライブラリがアイコンおよびテキストを含んで描画した地図画像であるのに対し、編集画面60に含まれる地図画像Gbは、アイコンおよびテキストは地図画像Gb内に描画されていない。その代わりに、アイコン画像Q2およびテキストT2が、地図画像Gbに重なるオブジェクトとして、地図画像Gaに含まれるアイコンおよびテキストの位置に表示される。そのため、編集画面60では、アイコン画像Q2およびテキストT2の移動や内容の変更を、ライブラリによる地図の再描画をすることなく実現できる。
編集画面60は、テキスト編集ボタン63と、アイコン追加ボタン64と、自由線書き込みボタン65とを含む。ユーザがこれらのボタン63〜65に対する操作を行った場合、地図アプリは、操作されたボタンに応じた編集を可能にする。例えば、ユーザがアイコン追加ボタン64に対する操作を行った場合、地図アプリは、アイコン画像の追加と、追加されたアイコン画像に対する編集とを可能にする。
編集画面60は、印刷ボタン66を含む。ユーザが印刷ボタン66に対する操作を行った場合、地図アプリは、表示枠61内に表示される内容がプリンタ10で印刷されるよう、印刷データをプリンタ100に送信する。これにより、必要に応じて編集された内容が反映された、アイコン画像Q2などを含む地図画像Gbが、プリンタ100にて印刷用紙に印刷される。
図3は、地図画像Gaから地図画像Gbを得るためのズームレベルの算出を説明する図である。上述した通り、本実施形態の地図アプリは、特定地図領域が設定された場合に、当該特定地図領域をそのままに、用紙サイズに合わせてズームレベルを上げた地図の地図データをサーバ200から取得する。
例えば、図3に示すように、地図アプリは、編集要求ボタン55が操作されたことに応じて、地図画像Gaのうち、表示枠51aにより囲まれる領域が特定地図領域として設定された場合、当該特定地図領域が、印刷時の地図画像Gbのサイズとなるようなズームレベルを算出する。そして、地図アプリは、算出されたズームレベルの地図の地図データをサーバ200から取得する。
つまり、LCD16に表示中の地図画像Gaにおけるズームレベル(以下、「表示ズームレベル」と称す)Zaより大きなズームレベルを、特定地図領域のサイズより大きい画像サイズの地図画像Gbを得るためのズームレベル(以下、「目標ズームレベル」と称す)Zbとして算出する。目標ズームレベルZbは、ズームレベルZaと、LCD16の画面における横方向の画素数Paと、印刷時において目標とする横方向の画素数Pbとから算出できる。なお、LCD16の画面における横方向の画素数でなく、当該画面のうち、地図画像の表示領域16aにおける横方向の画素数を、画素数Paとしてもよい。
具体的に、ズームレベルが、その値が1増える毎に、地図の縮尺が2倍ずつ大きくなるものであると定義されている場合には、2を底とし、(Pb/Pa)を真数とする対数に、Zaを加算した値が、目標ズームレベルZbとして算出される。つまり、Zb=Za+log(Pb/Pa)である。
本実施形態では、印刷時の用紙サイズおよび印刷解像度が予め決められている。具体的に、用紙サイズが、A4サイズ(297mm×210mm)であり、印刷解像度が、248dpiと決められている。これらの条件に対し、印刷時の画素数を、2896×2048ピクセルとしている。なお、2896×2048ピクセルとの画素数は、248dpiで地図画像をA4サイズの用紙に印刷したときに、地図画像の大きさが、用紙の内部に収まる大きさとなる数値の一例として算出されているが、A4サイズの縦横の全長を印刷解像度で除した画素数(すなわち、2900×2050ピクセル)以下であれば、適宜の数値を採用できる。
印刷時の画素数が、2896×2048ピクセルである場合に、例えば、LCD16の画面の画素数が800×480ピクセル(画面サイズ:81mm×61mm,表示解像度:約233dpi)であれば、log(Pb/Pa)は、log(2048/480)、すなわち、約2.0931である。表示ズームレベルZaを5とする場合、この例における目標ズームレベルZbは、約7.0931である。
ズームレベルが、その値が1増える毎に、地図の縮尺が2倍ずつ大きくなるものであると定義されている場合には、ズームレベルを2.0931増加させるということは、地図の縮尺を2の2.0931乗(すなわち、約4.3)倍にすることに対応する。よって、ズームレベルが、この例では、表示中の地図画像の縮尺を、2の2.0931乗(すなわち、約4.3)倍にした地図画像が描画される。つまり、目標ズームレベルZbで描画される地図画像は、単位画素数あたりに描かれる地図上の距離が、表示中の地図画像(すなわち、表示ズームレベルZaで描画される地図画像)の1/約4.3であり、より詳細な地図が描かれる。以下、上記式Zb=Za+log(Pb/Pa)から算出された目標ズームレベルZbで描画される地図画像を「詳細地図画像」と称す。
なお、上記例では、LCD16の画面の画素数と、印刷時の画素数とを用いて目標ズームレベルZbを算出したが、LCD16の画面の画素数、及び、印刷時の画素数は、予め上記条件に基づき算出された値が地図アプリのソースコードに含まれていてもよいし、地図アプリがLCD16の画面の解像度、用紙サイズ及び印刷解像度に基づき都度算出してもよい。
また、上記例では、LCD16の画面の画素数と、印刷時の画素数とを用いて目標ズームレベルZbを算出した。これに代えて、画面サイズと表示解像度とから、LCD16の画面の画素数を算出し、算出された画素数を目標ズームレベルZbの算出に用いてもよい。同様に、用紙サイズと印刷解像度とから、印刷時の画素数を算出し、算出された画素数を目標ズームレベルZbの算出に用いてもよい。
また、上記例では、画素数Paおよび画素数Pbを、それぞれ、LCD16の画面における横方向の画素数、および、印刷時において目標とする横方向の画素数とした。これに代えて、画素数Paおよび画素数Pbを、それぞれ、LCD16の画面における縦方向の画素数、および、印刷時において目標とする縦方向の画素数としてもよい。画素数Pbを、印刷時において目標とする縦方向の画素数とする場合、LCD16の画面のうち、地図画像の表示領域16aにおける縦方向の画素数を、画素数Paとしてもよい。
図4〜図9を参照して、本実施形態の地図アプリにより実現される端末10の動作を説明する。なお、図4,図6に示すシーケンス図において、地図アプリの列に属する各処理は、フラッシュメモリ12に記憶される地図アプリに従い、CPU11が実行する処理である。一方、ライブラリの列に属する各処理は、ライブラリに従い、CPU11が実行する処理である。
以下、各シーケンス図および各フローチャートにて、地図アプリまたはライブラリに従い処理を実行する主体はCPU11であるが、各処理を実行するプログラムの区分けを明確にする目的で、地図アプリまたはライブラリを実行するCPU11を、それぞれ、単に「地図アプリ」または「ライブラリ」と称す。
図4に示すように、地図アプリは、地図取得要求をライブラリに渡す(SA401)。SA401における地図取得要求は、AP30のMACアドレスなどのネットワーク情報と、地図種別(例えば、通常の地図、航空地図など)と、ズームレベルの初期値(例えば、5)とを含む。
ライブラリは、地図アプリから地図取得要求を受け取ると、地図取得要求をサーバ200に送信する(SB401)。SB401にて送信する地図取得要求は、地図アプリから受け取った地図種別およびズームレベルと、現在地情報とを含む。現在地情報は、現在地を示す緯度経度の情報である。なお、ライブラリは、地図アプリから受け取ったネットワーク情報を、無線通信部23を介して位置特定サービス(図示せず)に送信し、当該サービスから現在地情報を取得する。
サーバ200は、端末10から地図取得要求を受信すると、当該地図取得要求に応じた地図データを送信する(SC401)。具体的に、サーバ200は、地図種別により特定される種別の地図であって、現在地情報の緯度経度を中心とする、ズームレベルにより指定された縮尺の地図の地図データを、端末10に送信する。
ライブラリは、サーバ200から受信した地図データに基づき地図画像を描画する(SB402)。なお、ライブラリにより描画される地図画像は、ビットマップ形式の描画データであり、RAM13上に設けられたフレームバッファに記憶される。
ライブラリは、描画した地図画像を地図アプリに渡す(SB403)。また、ライブラリは、位置特定サービスから受信した現在地情報を地図アプリに渡す。地図アプリは、特定領域設定画面50を、LCD16の表示領域16aに表示する(SA402)。地図アプリは、ライブラリから受け取った地図画像を、現在地情報が示す緯度経度が表示枠51aの中心となるよう表示する(SA403)。
検索ボタン54に対するタップ操作がタッチパネル17を介して入力された場合、地図アプリは、検索ボックス53に入力されたキーワードのテキストを受け取り、そのテキストと現在地情報とを含む検索要求をライブラリに渡す(SA404)。ライブラリは、地図アプリから検索要求を受け取ると、その検索要求を、無線通信部23を介してサーバ300に送信する(SB404)。
サーバ300は、端末10から検索要求を受信すると、当該検索要求に従い、端末10の現在地の周辺を対象として、キーワードに応じた検索を実行する。サーバ300は、その検索結果を端末10に送信する(SD401)。検索結果には、検索により特定された場所毎の場所情報を含む。場所情報は、テキスト情報であり、該当する場所を示す場所名、住所、電話番号、場所の属性、および緯度経度を含む。なお、場所の属性とは、該当する場所が分類される分類項目、例えば、レストラン、ホテル、駐車場、その他、などである。
ライブラリは、サーバ300から受信した検索結果から、検索結果リストを作成し(SB405)、その検索結果リストを地図アプリに渡す(SB406)。地図アプリは、ライブラリから検索結果リストを受け取ると、その検索結果リストを特定領域設定画面50に表示する(SA405)。検索結果リストから目的地を選択する操作がタッチパネル17を介して入力された場合、地図アプリは、アイコン表示要求をライブラリに渡す(SA406)。
アイコン表示要求は、選択された目的地の場所名、住所、および緯度経度と、アイコン画像とを含む。選択された目的地の場所名、住所、および緯度経度は、検索結果リストに含まれる場所情報のうち、選択された目的地に対応する場所情報に含まれる場所名、住所、および緯度経度である。アイコン画像は、地図アプリに準備されているアイコン画像のうち、選択された目的地に対応する場所情報に含まれる場所の属性に応じたアイコン画像である。
なお、地図アプリには、アイコン画像が、場所の属性に応じた態様のものが、場所の属性毎に準備されている。本実施形態の地図アプリには、外観は同じであるが、場所の属性に応じて色が異なるアイコン画像が準備されている。よって、アイコン画像またはアイコンの色に応じて、場所の属性をユーザに把握させることができる。なお、場所の属性に応じて外観の異なるアイコン画像が準備される構成であってもよい。
ライブラリは、地図アプリからアイコン表示要求を受け取ると、当該アイコン表示要求と、先にサーバ200から取得した現在地を含む地図データとに基づいて、選択された目的地に応じたアイコンおよびテキストを含む地図画像を描画する(SB407)。
なお、ライブラリは、SB407において、アイコン表示要求に含まれるアイコン画像に基づくアイコンを、地図画像における、アイコン表示要求に含まれる緯度経度の位置に描画する。また、ライブラリは、アイコン表示要求に含まれる場所名および住所のテキストを、地図画像における予め決められた特定位置に描画する。
ライブラリは、描画した、アイコンおよびテキストを含む地図画像を地図アプリに渡す(SB408)。地図アプリは、ライブラリから受け取った、アイコンおよびテキストを含む地図画像を、特定領域設定画面50に表示する(SA407)。地図アプリは、ユーザ操作処理を実行する(SA408)。ユーザ操作処理(SA408)は、ユーザ操作に応じて、特定領域設定画面50に表示される地図画像を変更する処理である。
図5を参照して、上述したユーザ操作処理(SA408)を説明する。図5に示すフローチャートは、地図アプリによりCPU11が実行する処理である。地図アプリは、タッチパネル17を介して行われた、領域設定画面50に対するユーザ操作の入力を待機する(SA501:No)。領域設定画面50に対するユーザ操作が入力された場合(SA501:Yes)、地図アプリは、入力された操作の種類を判断する(SA502)。
地図アプリは、入力された操作が、地図の縮尺の縮小、地図画像の表示領域の移動、または地図種別の変更を指示する操作であると判断した場合(SA502:縮小/移動/地図種別変更)、地図アプリは、各ユーザ操作に応じた変更が反映された地図画像を取得する(SA504)。
具体的に、地図アプリは、ライブラリを介して、サーバ200に地図取得要求を送信する。このときの地図取得要求は、地図画像の中心の緯度経度とズームレベルとを含む。地図取得要求を受信したサーバ200は、ユーザ操作に応じた変更が反映された地図画像の地図データを返信する。ライブラリは、サーバ200が送信した地図データに基づく地図画像を描画し、地図アプリに渡す。
例えば、ユーザ操作が、地図画像の表示領域を変更するスワイプ操作であった場合、地図取得要求は、スワイプ操作に応じて決定された移動先の地図画像における中心の緯度経度と、現在のズームレベルとを含む。この場合、サーバ200は、地図取得要求に従い、移動先の緯度経度を中心とする、ズームレベルにより指定された縮尺の地図の地図データを、端末10に送信する。これにより、地図アプリは、ライブラリが描画した、スワイプ操作による移動後の地図画像を取得する。
スワイプ操作による移動先の地図画像の中心の緯度経度は、現在の中心の緯度経度と、スワイプ操作の始点と終点と、現在のズームレベルとから算出できる。具体的に、スワイプ操作の始点と終点とから、縦および横方向に移動した画素数が移動量として算出される。これら縦および横方向の画素数と、現在のズームレベルとから、縦方向に移動した画素数に相当する緯度の幅と、横方向に移動した画素数に相当する経度の幅とが算出されるので、これらの値と、現在の中心の緯度経度とから、移動先の地図画像の中心の緯度経度が算出される。
地図アプリは、SA504の処理後、取得した地図画像を、サーバ200に送信した緯度経度が表示枠51aの中心となるよう表示し(SA505)、処理をSA501に移行する。なお、地図画像が移動された場合に、ユーザにより選択された目的地が、移動先の地図画像に含まれる場合、ライブラリは、アイコンおよびテキストを含む地図画像を描画する。一方、ユーザにより選択された目的地が、移動先の地図画像に含まれる場合、ライブラリは、アイコンおよびテキストを含まない地図画像を描画する。
一方、地図アプリは、入力された操作が、地図の縮尺の拡大を指示する操作(例えば、ピンチアウト操作)であると判断した場合(SA502:拡大)、地図アプリは、当該ユーザ操作に応じて縮尺を拡大させた地図画像について、当該地図画像から詳細地図画像を取得可能であるかを判断する(SA502)。なお、詳細地図画像は、表示ズームレベルZaに基づき、上記式Zb=Za+log(Pb/Pa)から算出された目標ズームレベルZbで描画される地図画像である。
よって、SA502において、地図アプリは、ユーザ操作に応じて縮尺を拡大させた地図画像のズームレベルを表示ズームレベルZaとした場合に、詳細地図画像を得るためのズームレベル(すなわち、目標ズームレベルZb)が、ズームレベルとして取り得る最大値以下であるかを判断する。
具体的に、地図アプリは、まず、ユーザ操作に応じて縮尺を拡大させた地図画像の表示ズームレベルZaを算出する。この表示ズームレベルZaは、ピンチアウト操作の距離と、現在のズームレベルとに基づいて算出される。なお、ユーザがズームレベルの値を指示してもよく、その場合は、指示されたズームレベルの値と、領域設定画面に表示中の地図画像の中心の緯度経度とを、無線通信部23を介してサーバ200に出力するようにすればよい。
次に、地図アプリは、算出されたZaの値と、LCD16の画面における横方向の画素数Paと、印刷時において目標とする横方向の画素数Pbとから、上記式Zb=Za+log(Pb/Pa)に従い、目標ズームレベルZbを算出する。地図アプリは、算出されたZbを、ズームレベルとして取り得る最大値であるか否かを判断する。なお、LCD16の画面における縦および横方向の画素数は、端末10のスペックとしてフラッシュメモリに予め記憶されている。
ズームレベルとして取り得る最大値は、サーバ200において、地図の種類(例えば、通常の地図、航空地図など)毎に決められている。地図アプリには、サーバ200においてズームレベルとして取り得る最大値が、地図の種類毎に予め準備されている。なお、サーバ200に、表示中の種類の地図に対して取り得るズームレベルの最大値をその都度問い合わせてもよい。
地図アプリは、算出されたZbが、ズームレベルとして取り得る最大値以下であると判断した場合に、ユーザ操作に応じて縮尺を拡大させた地図画像から、詳細地図画像を取得可能であるとし、SA503の判断を肯定する。一方、地図アプリは、算出されたZbが、ズームレベルとして取り得る最大値を超えると判断した場合、SA503の判断を否定する。
地図アプリが、SA503の判断を肯定した場合(SA503:Yes)、地図アプリは、各ユーザ操作に応じて縮尺を拡大させた地図画像を取得する(SA504)具体的に、地図アプリは、ライブラリを介して、サーバ200に地図取得要求を送信する。このときの地図取得要求は、表示中の地図画像の中心の緯度経度と、ユーザ操作に応じて算出された表示ズームレベルZaとを含む。地図取得要求を受信したサーバ200は、ユーザ操作に応じて縮尺を拡大させた地図画像の地図データを返信する。ライブラリは、サーバ200が送信した地図データに基づく地図画像を描画し、地図アプリに渡す。
一方、地図アプリが、SA503の判断を否定した場合(SA503:No)、CPU11は、処理をSA501に移行する。よって、ユーザ操作に応じて縮尺を拡大させた地図画像から、詳細地図画像を取得できない場合、縮尺の拡大は禁止され、表示中の地図画像が維持される。つまり、本実施形態では、領域設定画面50には、詳細地図画像を取得できるズームレベルの地図画像のみが表示される。
地図の縮尺を拡大する指示に応じた表示ズームレベルZaに対して算出される目標ズームレベルZbが、ズームレベルとして取り得る最大値を超える場合、詳細地図画像において、その画像サイズに適した縮尺が保証されず、好ましくない印刷結果が得られる可能性がある。これに対し、本実施形態では、ユーザ操作に応じて縮尺を拡大した地図画像から、詳細地図画像を取得できない場合には、縮尺の拡大が禁止されるので、詳細地図画像に対する好適な印刷結果をユーザに保証できる。
地図アプリは、入力された操作が、編集要求ボタン55に対する操作、すなわち、特定地図領域の設定を指示する操作であると判断した場合(SA502:領域設定)、地図アプリは、本処理を終了し、編集画面60に移行する前の準備処理として、図6のシーケンス図に示す処理を実行する。
図6に示すように、地図アプリは、アイコン位置要求をライブラリに渡す(SA601)。アイコン位置要求は、目的地の緯度経度を含む。目的地の緯度経度は、目的地がユーザにより選択されたときに特定された緯度経度である。ライブラリは、地図アプリからアイコン位置要求を受け取ると、アイコン表示情報を地図アプリに返す(SB601)。アイコン表示情報は、領域設定画面50に現在表示中の地図画像の原点に対し、アイコンがどの座標に位置するかを示す情報であり、正または負の値を取り得る。なお、地図画像の原点は、例えば、表示枠51aの左上の座標である。
地図アプリは、アイコン表示情報をライブラリから受け取ると、アイコンが特定地図領域内にあるかを判断する(SA602)。地図アプリは、当該判断を、ライブラリから受け取ったアイコン表示情報と、表示中の地図画像の画素数と、表示中の地図画像における特定地図領域の座標とに基づいて行う。
地図アプリは、アイコンが特定地図領域内にあると判断した場合(SA602:Yes)、アイコン位置の規格化座標を算出する(SA603)。アイコン位置の規格化座標は、特定地図領域の地図画像におけるアイコンの相対位置である。より詳細には、アイコン位置の規格化座標は、アイコンが特定地図領域の地図画像における縦方向の上側から全体の何割の位置にあるかを示す値と、アイコンが特定地図領域の地図画像における横方向の左側から全体の何割の位置にあるかを示す値とからなる。地図アプリは、アイコン位置の規格化座標を、ライブラリから受け取ったアイコン表示情報と、表示中の地図画像の画素数と、表示中の地図画像における特定地図領域の座標とに基づいて算出する。
目的地が特定地図領域における端辺に近い場所である場合には、アイコン画像の全体が特定地図領域内に収まらず、はみ出すことがある。よって、地図アプリは、特定地図領域からアイコン画像がはみ出すかを判断する(SA604)。
地図アプリは、目的地の緯度経度が、特定地図領域内に予め規定された範囲内に入る場合、特定地図領域からアイコン画像がはみ出すとして、SA604の判断を肯定する。一方、地図アプリは、目的地の緯度経度が前記範囲内に入らない場合、特定地図領域からアイコン画像がはみ出さない、すなわち、アイコン画像の全体が特定地図領域内に収まるとして、SA604の判断を否定する。
前記予め規定された範囲は、アイコン画像の外接矩形の大きさに応じて決められ、特定地図領域の上側と右側と左側とに設けられる。前記予め規定された範囲が特定地図領域の下側に設けられない理由としては、アイコン画像は、地図画像における目的地の上方に配置されるので、目的地が特定地図領域における下端に近い場所であったとしても、アイコン画像が特定地図領域の下方向にはみ出すことはないからである。
地図アプリは、SA604の判断を否定した場合、すなわち、アイコン画像の全体が特定地図領域内に収まると判断した場合(S604:No)、処理をSA605に移行する。一方、地図アプリは、SA604の判断を肯定した場合(S604:Yes)、アイコン画像がはみ出さないような、現在の値より小さいズームレベルを算出し(SA605)、処理をS606に移行する。SA605によれば、アイコン画像がはみ出した状態で印刷されることを抑制できる。
地図アプリは、特定地図領域の中心の緯度経度と、表示ズームレベルZaと、アイコン情報とをフラッシュメモリ12に記憶し(SA606)、処理をSA607に移行する。なお、表示ズームレベルZaは、現在のズームレベルの値、または、SA605にて算出されたズームレベルである。アイコン情報は、SA603にて算出された規格化座標と、アイコン画像IDと、アイコンの配置場所(すなわち、目的地)を示すテキストとを含む。
アイコン画像IDは、アイコン画像を個々に特定するIDであり、各アイコン画像IDは、場所の属性毎に割り当てられている。アイコン情報には、アイコン画像IDのうち、選択された目的地に対応する場所情報に含まれる場所の属性に関連付けられているアイコン画像IDが含まれる。アイコンの配置場所を示すテキストは、選択された目的地に対応する場所情報に含まれる場所名、住所、および電話番号のテキストである。
地図アプリは、SA602において、アイコンが特定地図領域内にないと判断した場合(SA602:No)、特定地図領域の中心の緯度経度と、表示ズームレベルZaとをフラッシュメモリ12に記憶し(SA613)、処理をSA607に移行する。本実施形態では、アイコンが特定地図領域内に含まれない場合には、アイコン画像を表示しないので、アイコン情報を記憶しない。
なお、地図アプリは、SA602の判断を否定した場合、RAM13に設けられた所定のフラグをオンに設定する。このフラグは、詳細地図画像にアイコン画像を表示するか否かを示すものである。地図アプリは、SA602の判断をした場合には、このフラグをオフに設定する。
地図アプリは、SA613またはSA606の処理後、目標ズームレベルZbと、特定地図領域を上下に分割した各領域の地図データを取得するための緯度経度を算出する(SA607)。具体的に、地図アプリは、SA606またはSA613にて記憶した表示ズームレベルZaと、LCD16の画面における横方向の画素数(すなわち、画素数Pa)と、印刷時において目標とする横方向の画素数Pbとから、上記式Zb=Za+log(Pb/Pa)に従い、目標ズームレベルZbを算出する。
また、特定地図領域の中心の緯度経度と、表示ズームレベルZaとから、上側領域および下側領域の各中心の緯度経度を算出する。つまり、LCD16の画面における縦および横方向の各画素数と、表示ズームレベルZaとから、LCD16の画面における縦方向の画素数に相当する緯度の幅と、横方向の画素数に相当する経度の幅とが算出されるので、これらの値と、表示中の地図画像の中心の緯度経度とから、上下の各分割領域の中心の緯度経度を算出できる。なお、分割領域の各中心の緯度経度を算出する際に、LCD16の画面における縦および横方向の各画素数でなく、地図画像の表示領域における縦および横方向の画素数としてもよい。
地図アプリは、上側領域における中心の緯度経度と、目標ズームレベルZbとを含む地図取得要求を、ライブラリに渡す(SA608)。ライブラリは、地図アプリから地図取得要求を受け取ると、地図取得要求をサーバ200に送信する(SB602)。
サーバ200は、端末10から地図取得要求を受信すると、当該地図取得要求に応じた地図データを送信する(SC601)。つまり、サーバ200は、地図取得要求に従い、上側領域における中心の緯度経度を中心とする、目標ズームレベルZbの地図に対応する地図データを、端末10に送信する。地図アプリは、ライブラリを介して、サーバ200が送信した地図データを取得する。
ライブラリは、サーバ200から受信した地図データに基づき地図画像を描画する(SB603)。これにより、特定地図領域における上側領域を含む、目標ズームレベルZbの地図画像が描画される。ライブラリは、描画した地図画像を地図アプリに渡す(SB604)。地図アプリは、ライブラリから受け取った地図画像の描画データをRAM13に一時的に記憶する。
次に、地図アプリは、下側領域における中心の緯度経度と、目標ズームレベルZbとを含む地図取得要求を、ライブラリに渡す(SA609)。ライブラリは、地図アプリから地図取得要求を受け取ると、地図取得要求をサーバ200に送信する(SB605)。
サーバ200は、端末10から地図取得要求を受信すると、当該地図取得要求に応じた地図データを送信する(SC602)。つまり、サーバ200は、地図取得要求に従い、下側領域における中心の緯度経度を中心とする、目標ズームレベルZbの地図に対応する地図データを、端末10に送信する。地図アプリは、ライブラリを介して、サーバ200が送信した地図データを取得する。
ライブラリは、サーバ200から受信した地図データに基づき地図画像を描画する(SB606)。これにより、特定地図領域における上側領域を含む、目標ズームレベルZbの地図画像が描画される。ライブラリは、描画した地図画像を地図アプリに渡す(SB607)。
地図アプリは、上側領域および下側領域の地図画像を合成し、合成した画像から特定地図領域の範囲内に含まれる画像データを抽出し、詳細地図画像を生成する(SA610)。詳細地図画像は、所定形式(例えば、png形式)のファイルとして、フラッシュメモリ12に記憶する。地図アプリは、LCD16に表示する画面を編集画面60に遷移する(SA611)。地図アプリは、編集画面表示処理を実行する(SA612)。
図7を参照して、上述した編集画面表示処理(SA612)を説明する。図7に示すフローチャートは、地図アプリによりCPU11が実行する処理である。地図アプリは、SA610にて生成された詳細地図画像を、編集画面60の表示枠61内に表示する(SA701)。地図アプリは、詳細地図画像にアイコン画像を表示するかを判断する(SA702)。
地図アプリは、RAM13に設けられた、詳細地図画像にアイコン画像を表示するか否かを示すフラグの状態に応じて、SA702の判断を行う。具体的に、このフラグがオンに設定されている場合には、地図アプリは、SA702の判断を否定する。一方、このフラグがオフに設定されている場合には、地図アプリは、SA702の判断を肯定する。
地図アプリは、SA702の判断を肯定した場合(SA702:Yes)、アイコン画像の配置座標を算出する(SA703)。具体的に、地図アプリは、アイコン位置の規格化座標と、詳細地図画像における画素数とに基づいて、アイコン画像の配置位置を算出する。なお、アイコン位置の規格化座標は、SA606にてフラッシュメモリ12に記憶されたアイコン情報に含まれている。
つまり、地図アプリは、詳細地図画像における縦方向の画素の並びのうち、規格化座標に相当する画素が上から何番目の画素であるかを特定する。同様に、地図アプリは、詳細地図画像における横方向の画素の並びのうち、規格化座標に相当する画素が左から何番目の画素であるかを特定する。地図アプリは、特定された縦横方向の各画素位置を、アイコン画像の配置位置であると特定する。
地図アプリは、算出された配置位置に、アイコン画像のオブジェクトを詳細地図画像に重ねて配置する(SA704)。なお、配置するアイコン画像は、アイコン情報に含まれるアイコン画像IDに関連付けられたアイコン画像である。すなわち、目的地の場所の属性に応じた態様のアイコン画像が詳細地図画像に重ねて配置される。
地図アプリは、配置したアイコン画像に移動不可の属性を追加する(SA705)。これにより、SA704にて配置されたアイコン画像、すなわち、目的地を指し示すアイコン画像は、ユーザがアイコン画像を移動させるための操作(例えば、スワイプ操作)を行ったとしても移動することがない。
地図アプリは、詳細地図画像の第1位置にテキストを配置した場合、アイコン画像に重なるかを判断する(SA706)。本実施形態では、第1位置は、詳細地図画像の左下角付近に規定された位置である。テキストは、アイコン情報に含まれる、アイコンの配置場所を示すテキスト(すなわち、場所名、住所、および電話番号)である。地図アプリは、SA706の判断を、テキストのオブジェクトの大きさと、アイコンの配置位置と、アイコン画像の大きさとに基づいて行う。
地図アプリは、第1位置に配置したテキストがアイコン画像に重ならないと判断した場合(S706:No)、テキストのオブジェクトを詳細地図画像の第1位置に重ねて配置し(S707)、処理をSA708に移行する。
一方、地図アプリは、第1位置に配置したテキストがアイコン画像に重なると判断した場合(S706:Yes)、テキストのオブジェクトを詳細地図画像の第2位置に重ねて配置し(S711)、処理をSA708に移行する。なお、第2位置は、第1位置と異なる特定の位置であり、例えば、詳細地図画像の左上角付近に規定された位置である。よって、SA706,SA711の処理によれば、テキストとアイコン画像とが重なることを抑制できるので、テキストとアイコン画像とが重なったことにより、これらのオブジェクトによる情報の伝達が阻害されることを抑制できる。
地図アプリは、SA702の判断を否定した場合(SA702:No)、処理をSA708に移行する。つまり、詳細地図画像にアイコン画像を表示しない場合には、SA703〜SA707,SA711の処理を行うことなく、SA708の処理が実行される。
よって、SA702の処理によれば、検索をしたことによりアイコン画像を表示させた後であっても、地図画像における表示領域を移動させ、特定領域内にアイコンが存在しない状況で特定地図領域を設定した場合には、検索とは無関係である、特定地図領域として設定された、移動による移動先の地図画像が処理される。よって、ユーザの意図に応じた地図画像を表示できる。
地図アプリは、タッチパネル17を介して行われた、編集画面60に対するユーザ操作の入力を待機する(SA708:No)。編集画面60に対するユーザ操作が入力された場合(SA708:Yes)、地図アプリは、入力された操作の種類を判断する(SA709)。
地図アプリは、入力された操作が、アイコン追加ボタン64に対する操作であると判断した場合(SA709:アイコン追加ボタン)、地図アプリは、アイコン追加処理を実行し(SA712)、処理をSA708に移行する。アイコン追加処理(SA712)は、任意の位置に任意のアイコン画像を追加する処理であり、その詳細は図8を参照して後述する。
地図アプリは、入力された操作が、アイコン画像を選択する操作であると判断した場合(SA709:アイコン選択)、地図アプリは、編集モードに移行し(SA713)、処理をSA708に移行する。アイコン画像を選択する操作は、詳細地図画像に表示されるに表示されるアイコン画像に対するタップ操作である。
地図アプリは、入力された操作が、編集モード下におけるアイコン編集に関する操作であると判断した場合(SA709:アイコン編集)、地図アプリは、アイコン編集処理を実行し(SA714)、処理をSA708に移行する。アイコン編集処理は、アイコン画像を編集する処理であり、その詳細は図9を参照して後述する。
地図アプリは、入力された操作が、詳細地図画像における表示領域の拡大または縮小、または詳細地図画像の表示領域の移動を指示する操作であると判断した場合(SA709:拡大/縮小/移動)、編集画面60に表示される詳細地図画像を、各操作に応じた変更が反映されたものに更新し(SA715)、処理をSA708に移行する。
詳細地図画像における表示領域の拡大を指示する操作は、詳細地図画像上でのピンチアウト操作である。詳細地図画像における表示領域の縮小を指示する操作は、詳細地図画像上でのピンチイン操作である。詳細地図画像における表示領域の移動を指示する操作は、詳細地図画像上でのスワイプ操作である。なお、詳細地図画像は、特定地図領域に限られる地図画像であるので、拡大、縮小、および移動は、詳細地図画像の範囲内で行われる。
地図アプリは、入力された操作が、その他の操作であると判断した場合(SA709:その他)、その他の処理として、入力された操作に応じた処理を実行し(SA716)、処理をSA708に移行する。その他の処理(SA716)としては、例えば、自由線書き込みボタン65が操作された場合に、タッチパネル17を介して入力された自由線のオブジェクトを詳細地図画面に重ねて配置する処理である。
地図アプリは、入力された操作が、印刷ボタン66に対する操作であると判断した場合(SA709:印刷)は、詳細地図画像を、無線通信部23を介してプリンタ100に送信し(SA710)、本処理を終了する。これにより、プリンタ100にて、詳細地図画像が印刷用紙に印刷される。
プリンタ100に出力される詳細地図画像に対する編集が行われていない場合、地図アプリは、SA610にて生成され、フラッシュメモリ12に記憶された詳細地図画像のファイルをプリンタ100に出力する。一方、プリンタ100に出力される詳細地図画像に対する編集が行われた場合、地図アプリは、SA610にて生成された詳細地図画像のファイルとは別に、編集が反映された詳細地図画像のファイルを生成し、そのファイルをプリンタ100に出力する。よって、詳細地図画像に対する何らかの編集が行われた場合には、当該編集が反映された詳細地図画像をプリンタ100に印刷させることができる。
なお、SA715にて、編集画面60に表示される詳細地図画像が、各操作に応じた変更を反映して更新されたことにより、編集画面60には、特定地図領域の全体が表示されていない場合もあり得るが、そのような場合であっても、プリンタ100に出力される詳細地図画像は、特定地図領域の詳細地図画像である。よって、編集画面の内容が特定地図領域の全体を含まない場合であっても、当初に設定された特定地図領域の内容を印刷できる。
図8を参照して、上述したアイコン追加処理(SA712)を説明する。図8に示すフローチャートは、地図アプリによりCPU11が実行する処理である。地図アプリは、アイコン画像選択画面を編集画面60の上に重ねて表示する(SA801)。アイコン画像選択画面には、利用可能なアイコン画像の一覧が表示される。ユーザは、追加するアイコン画像に対しタップ操作を行うことにより、アイコン画像を選択できる。
地図アプリは、タッチパネル17を介して行われた、アイコン画像の選択を待機する(SA802:No)。アイコン画像を選択する操作が入力された場合(SA802:Yes)、地図アプリは、選択されたアイコン画像のオブジェクトを、詳細地図画像の中央に重ねて配置する(SA803)。よって、例えば、アイコン画像Q3を選択する操作が入力された場合、SA803の処理の結果として、図10(a)に示す様に、アイコン画像Q3のオブジェクトが、詳細地図画像の中央に重ねて配置される。地図アプリは、SA803の処理後、編集モードに移行し(SA804)、本処理を終了する。
図9を参照して、上述したアイコン更新処理(SA714)を説明する。図9に示すフローチャートは、地図アプリによりCPU11が実行する処理である。本処理の契機となった操作の種類を判断する(SA901)。なお、本処理の契機になる操作としては、アイコン画像の移動を指示するスワイプ操作と、アイコン画像の拡大を指示するピンチアウト操作と、アイコン画像の縮小を指示するピンチイン操作とがある。
地図アプリは、入力された操作が、アイコン画像の移動を指示するスワイプ操作であると判断した場合(SA901:スワイプ)、操作対象のアイコン画像に移動不可の属性が設定されているかを判断する(SA902)。
地図アプリは、操作対象のアイコン画像に移動不可の属性が設定されていると判断した場合(SA902:Yes)、本処理を終了する。一方、地図アプリは、操作対象のアイコン画像に移動不可の属性が設定されてないと判断した場合(SA902:No)、操作対象のアイコン画像を、スワイプされた位置に移動させ(SA903)、本処理を終了する。
よって、SA902,SA903の処理によれば、操作対象のアイコン画像に移動不可の属性が設定されていなければ、当該アイコン画像はスワイプ操作に応じて移動する一方で、操作対象のアイコン画像に移動不可の属性が設定されていれば、ユーザがスワイプ操作を行ったとしても移動しない。移動不可の属性が設定されるアイコン画像は、目的地を示すアイコン画像Q2のみである。よって、アイコン画像により目的地を確実にユーザに報せることができる。一方、アイコン追加処理(SA712)にて追加されたアイコン画像Q3は、例えば、図10(b)に示す様に、スワイプ操作に応じて移動させることができる。よって、任意の場所をアイコン画像Q3により指し示すことができる。
地図アプリは、入力された操作が、アイコン画像の拡大を指示するピンチアウト操作であると判断した場合(SA901:ピンチアウト)、操作対象のアイコン画像を、ピンチアウト操作の距離に応じて拡大し(SA904)、本処理を終了する。よって、例えば、アイコン画像Q3に対しピンチアウト操作が入力された場合、SA904の処理の結果として、図10(c)に示す様に、アイコン画像Q3が拡大される。なお、ピンチアウト操作の対象が、目的地を示すアイコン画像Q2である場合も同様に、アイコン画像Q2がピンチアウト操作に応じて拡大される。
地図アプリは、入力された操作が、アイコン画像の縮小を指示するピンチイン操作であると判断した場合(SA901:ピンチイン)、操作対象のアイコン画像をピンチイン操作の距離に応じて縮小し(SA905)、本処理を終了する。ピンチイン操作の対象となるアイコン画像は、アイコン画像Q2およびアイコン画像Q3の両方である。なお、地図アプリは、アイコン画像を拡大または縮小する場合、アイコン画像における位置を指し示す部位が移動しないように、アイコン画像を拡大または縮小する。
本実施形態によれば、編集画面60に表示される詳細地図画像には、ユーザによる指定位置(すなわち、目的地)を示すアイコン画像や、当該指定位置に関する情報を示すテキストがオブジェクトとして重ねられる。つまり、詳細地図画像、アイコン画像、およびテキストが別オブジェクトとして存在するので、これらを各々独立して取り扱うことができる。よって、詳細地図画像に対する編集作業が容易となる。
また、本実施形態によれば、LCD16に表示中の地図画像における表示ズームレベルZaに基づいて、特定地図領域が詳細地図画像のサイズとなるような目標ズームレベルZbが決定される。よって、詳細地図画像の地図を、その画像サイズに応じた縮尺の地図とすることができる。よって、詳細地図画像における地図の情報量が、その画像サイズに対して不適切になることを抑制できる。
また、目標ズームレベルZbは、LCD16の画面における横方向の画素数Paと、印刷時において目標とする横方向の画素数(すなわち、詳細地図画像における横方向の画素数)Pbとの比に応じた値として算出される。これにより、詳細地図画像の画素数は、LCD16に表示中の地図画像の画素数に応じた値となるため、詳細地図画像が、LCD16に表示中の地図画像より粗い画像となって、印刷時における画質が劣化することを抑制できる。
また、領域設定画面50において、地図の縮尺の拡大を指示するユーザ操作が入力された場合に、当該指示に応じて拡大させた地図画像から詳細地図画像を取得できない場合には、ユーザの指示に基づく縮尺の拡大が禁止される。よって、特定地図領域の地図画像を印刷した場合に、好適な画質の印刷結果であることを担保できる。
次に、図11を参照して、第2実施形態について説明する。上述した第1実施形態では、領域設定画面に対して、地図の縮尺の拡大を指示するユーザ操作が入力された場合に、ユーザ操作に応じて縮尺を拡大させた地図画像から、詳細地図画像を取得できない場合には、縮尺の拡大を禁止する構成とした。
これに代えて、第2実施形態では、ユーザ操作に応じて縮尺を拡大させた地図画像から、詳細地図画像を取得できない場合には、ユーザ操作に応じて縮尺を拡大した地図画像を描画した上で、その旨を通知する。第2実施形態において、第1実施形態と同一の部分には、同一の符号を付して、その説明を省略する。
以下、第2実施形態に特有の構成を中心に説明する。図11は、第2実施形態のユーザ操作処理(SA408)である。本処理は、第2実施形態の地図アプリに従って端末10のCPU11が実行する処理である。
地図アプリは、入力された操作が、地図の縮尺の拡大を指示する操作(例えば、ピンチアウト操作)であると判断した場合(SA502:拡大)、第1実施形態と異なり、CPU11は、詳細地図画像が取得できるか否かにかかわらず、SA504およびSA505の処理を実行する。つまり、地図アプリは、ユーザ操作に応じて縮尺が拡大された地図画像を描画するための地図データを、ライブラリを介してサーバ200から取得する。
地図アプリは、SA505の処理後、SA504およびSA505の契機となったユーザ操作の種類を判断する(SA101)。地図アプリは、地図の縮尺の拡大を指示する操作以外の操作が行われたと判断した場合(SA101:その他)、処理をSA501に移行する。
一方、地図アプリは、地図の縮尺の拡大を指示する操作が行われたと判断した場合(SA101:拡大)、上述したSA503と同様に、ユーザ操作に応じて縮尺を拡大させた地図画像について、当該地図画像から詳細地図画像を取得可能であるかを判断する(SA102)。
地図アプリは、SA102の判断を肯定した場合(SA102:Yes)、処理をSA501に移行する。一方、地図アプリは、SA102の判断を否定した場合(SA102:No)、すなわち、ユーザ操作に応じて縮尺を拡大した地図画像から、詳細地図画像を取得できない場合、CPU11は、その旨を通知する通知処理を実行し(SA103)、処理をSA501に移行する。
SA103にて行われる通知は、例えば、SA505により更新された地図画像上にポップアップ表示を行うことによって行う。報知の内容の例としては、「この縮尺で印刷した場合、良好な画質を得られない可能性があります。」などの文字情報である。所定のマークの表示や、音声によって通知を行ってもよい。
本実施形態では、詳細地図画像を取得できないズームレベルの地図画像(すなわち、SA103にて報知の対象となった地図画像)が、特定地図領域として設定された場合、上記式Zb=Za+log2(Pb/Pa)で算出されるズームレベルでなく、ズームレベルとして取り得る最大値のズームレベルの地図データをサーバ200から取得する。
なお、特定地図領域を、ユーザが設定した領域とその周辺の領域とからなる領域として、表示ズームレベルZaを現在値から実質的に下げることにより、上記式Zb=Za+log2(Pb/Pa)で算出されるズームレベルの地図データをサーバ200から取得してもよい。かかる場合、ユーザが設定した領域より広い領域が印刷されるので、ユーザが特定地図領域として意図した領域が相対的に小さく印刷されることになるが、印刷による地図画像の画質は好適とされる。
上記第2実施形態によれば、領域設定画面において、地図の縮尺の拡大を指示するユーザ操作が入力された場合に、当該指示に応じて拡大させた地図画像から詳細地図画像を取得できない場合には、好適な画質の印刷結果が得られない可能性が、ユーザに通知される。よって、ユーザは、縮尺を拡大したことにより、好適な画質の印刷結果が得られない可能性があることを認識できる。
上記実施形態において、地図アプリが、情報処理プログラムの一例である。地図アプリが搭載された端末10が、情報処理装置の一例である。サーバ200が、第1サーバの一例である。サーバ300が、第2サーバの一例である。ライブラリが、描画モジュールの一例である。CPU11が、制御部、情報処理装置のコンピュータの一例である。LCD16が、表示部の一例である。無線通信部23が、通信部の一例である。タッチパネル17が、操作部の一例である。フラッシュメモリ12が、記憶部の一例である。
SC402,SC601,SC602にてサーバ200から送信された地図データを受信するCPU11が、第1受信手段の一例である。SD401にてサーバ300から送信された地図データを受信するCPU11が、第2受信手段、第4受信手段、第5受信手段の一例である。SC601,SC602にてサーバ200から送信された地図データを受信するCPU11が、第3受信手段の一例である。SB402の処理を実行するCPU11が、第1制御手段の一例である。SB407の処理を実行するCPU11が、第2制御手段の一例である。SA407の処理を実行するCPU11が、第1画面表示手段の一例である。SA610の処理を実行するCPU11が、第1取得手段の一例である。SA603の処理を実行するCPU11が、第2取得手段の一例である。SA704の処理を実行するCPU11が、第2画面表示手段の一例である。SA706の処理を実行するCPU11が、第1判断手段の一例である。SA903の処理を実行するCPU11が、第1移動手段の一例である。SA604の処理を実行するCPU11が、第2判断手段の一例である。SA504の処理を実行するCPU11が、第6受信手段の一例である。SA602の処理を実行するCPU11が、第3判断手段の一例である。緯度、経度が位置情報の一例である。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能であることは容易に推察できるものである。
例えば、上記実施形態では、地図アプリが搭載される情報処理装置として、スマートフォンなどの端末10を例示したが、タブレット端末や、パーソナルコンピュータや、ナビゲーション装置や、音楽再生装置や、デジタルカメラなどの装置を、地図アプリ12bを搭載するための情報処理装置として採用できる。上記実施形態では、端末100に搭載されるOSがアンドロイドOSであるものとして説明したが、他のOSを採用する構成としてもよい。
上記実施形態では、ズームレベルを上げた詳細地図画像に対し編集を行う構成としたが、詳細地図画像を生成することなく、元のズームレベルのままの地図画像に対し編集を行う構成としてもよい。
上記実施形態では、詳細地図画像を得る際に、特定地図領域を上下2つの領域に分割して、各々の詳細地図画像を描画する構成としたが、フレームバッファの大きさが許容する場合には、特定地図領域を分割することなく、特定地図領域そのものの詳細地図画像を1回の地図データの取得と描画により生成する構成としてもよい。あるいは、2つに限らず、2段×2列の4つや、3段×3列の9つなどに分割して処理する構成としてもよい。
上記実施形態では、ズームレベルを、その値が1増える毎に、地図の縮尺が2倍ずつ大きくなる値であると定義したが、ズームレベルが、その値が1増える毎に、地図の縮尺がJ倍ずつ(Jは、3以上の自然数)大きくなる値であってもよい。本変形例では、目標ズームレベルZbの算出式が、Za+log(Pb/Pa)となる。つまり、ズームレベルの定義に応じて、上記式の底の値が変化する。
上記実施形態では、目標ズームレベルZbを、LCD16の画面における横方向の画素数Paと、印刷時において目標とする横方向の画素数Pbを用いて、計算式から算出する構成としたが、画素数Pbと、log(Pb/Pa)との組み合わせがテーブルとして準備されている構成としてもよい。
上記実施形態では、中心の緯度経度を基準位置として、取得する地図の位置が特定される構成としたが、基準位置は中心に限らない。地図データを提供するAPIの仕様に応じて、適宜の位置を、地図を取得するための基準位置とすることができる。
上記実施形態では、SD401にてサーバ300が送信した場所情報により、場所名、住所、電話番号、場所の属性、および緯度経度を取得する構成としたが、場所名、住所、電話番号、場所の属性、および緯度経度を取得するタイミングは別々であってもよい。
上記実施形態では、詳細地図画像にテキストのオブジェクトを重ねる場合、詳細地図画像の左下角付近に規定された位置を第1位置とした。第1位置は、詳細地図画像(または、編集画面60)における固定位置であることに限らず、第1位置は、対象となるアイコン画像に対して相対的に特定される位置であってもよい。
上記実施形態では、地図アプリからの検索要求に対し、複数の検索結果が返され、それら複数の検索結果の中から目的地が選択される構成とした。これに代えて、地図アプリからの検索要求に対し、1の検索結果に絞られて返される構成としてもよい。
上記実施形態では、用紙サイズをA4サイズに固定したが、用紙サイズは、領域設定画面50の表示中に、印刷設定の1つとしてユーザが選択したサイズとしてもよい。かかる場合、用紙サイズが変更される毎に、領域選択画面50に表示する地図画像の縦横比を変更するようにしてもよい。なお、上述した通り、印刷時の画素数は、用紙サイズと印刷解像度に応じて決まるので、用紙サイズが変更された場合には、印刷時の画素数もそれに応じて変化する。よって、用紙サイズが変更された場合、目標ズームレベルZbは、変更後の用紙サイズに応じた画素数Pbを用いて算出される。
また、上記実施形態では、印刷解像度として、248dpiを例示したが、印刷設定として、複数の印刷解像度の中からユーザが選択した値を用いる構成としてもよい。かかる場合も、上記用紙サイズの場合と同様、印刷時の画素数が変化する。よって、印刷解像度が変更された場合、目標ズームレベルZbは、変更後の印刷解像度に応じた画素数Pbを用いて算出される。
上記実施形態では、地図サーバであるサーバ200と、場所情報を提供するサーバ30とを別個のサーバであるとして説明したが、地図サーバの機能と、場所情報を提供するサーバとしての機能とを有する1のサーバを利用する構成としてもよい。
上記実施形態では、CPU11が、図4〜図9に記載される各処理を実行する構成として説明したが、これら各図に記載される各処理を、複数のCPUが協同的に実行する構成としてもよい。また、ASICなどのICが、単独で、または、複数によって協働的に、上記各図に記載される各処理を実行する構成してもよい。また、CPU11とASICなどのICとが協同して、上記各図に記載される各処理を実行する構成してもよい。
また、図4〜図9に記載される各処理のうち、一部の処理を、特許請求の範囲における独立請求項から逸脱しない範囲で、省略または変更してもよい。また、上記実施形態により説明した各特徴や、上述した各変形例を適宜組み合わせて実施する構成としてもよい。
10:端末,11:CPU

Claims (17)

  1. 表示部と通信部と操作部とを備えた情報処理装置のコンピュータが読み取り可能な情報処理プログラムであって、
    第1サーバから、前記通信部を介して、位置情報により指定される所定領域を少なくとも含む地図画像を描画するための描画データを受信する第1受信手段と、
    第2サーバから、前記通信部を介して、前記所定領域における特定位置を示す位置情報である特定位置情報を受信する第2受信手段と、
    入力された描画データに基づき地図画像を描画可能な描画モジュールに、前記第1受信手段により受信した描画データを入力し、前記所定領域の地図画像を描画させる第1制御手段と、
    前記描画モジュールに、前記第2受信手段により受信した特定位置情報を入力し、前記第1制御手段により描画させた前記所定領域の地図画像の、前記特定位置情報が示す特定位置に配置されるよう、アイコンを描画させる第2制御手段と、
    前記第1制御手段および前記第2制御手段により前記描画モジュールに描画させた、前記特定位置にアイコンが配置された前記所定領域の地図画像を含む第1画面を、前記表示部に表示させる第1画面表示手段と、
    前記操作部から受信した信号が、前記第1画面に表示された地図画像に対する編集の要求を示す場合、前記第1制御手段により前記描画モジュールに描画させた前記所定領域に対応する地図画像を取得する第1取得手段と、
    前記操作部から受信した信号が、前記第1画面に表示された地図画像に対する編集の要求を示す場合、前記第1制御手段により前記描画モジュールに描画させた地図画像における、前記アイコンの相対位置を取得する第2取得手段と、
    前記第1取得手段により取得された地図画像を、当該地図画像の前記第2取得手段により取得された相対位置により特定される位置にアイコン画像が重ねられた状態で含む第2画面を、前記表示部に表示させる第2画面表示手段と、
    前記操作部から受信した信号が、前記第1画面に表示された地図画像に対する編集の要求を示す場合、地図の縮尺が前記第1画面に含まれる地図画像より大きく、かつ、位置情報により指定される所定領域を少なくとも含む地図画像を描画するための描画データを、前記第1サーバから、前記通信部を介して受信する第3受信手段として、
    前記コンピュータを機能させ
    前記第1制御手段は、前記第3受信手段により描画データを受信した場合、当該受信した描画データを前記描画モジュールに入力し、前記描画モジュールに、前記入力した描画データに基づいて、地図の縮尺が前記第1画面に表示された地図画像より大きい地図画像を描画させ、
    前記第1取得手段は、前記操作部から受信した信号が、前記第1画面に表示された地図画像に対する編集の要求を示す場合、前記第1制御手段により前記描画モジュールに描画させた、地図の縮尺が前記第1画面に表示された地図画像より大きい地図画像を取得することを特徴とする情報処理プログラム。
  2. 表示部と通信部と操作部とを備えた情報処理装置のコンピュータが読み取り可能な情報処理プログラムであって、
    第1サーバから、前記通信部を介して、位置情報により指定される所定領域を少なくとも含む地図画像を描画するための描画データを受信する第1受信手段と、
    第2サーバから、前記通信部を介して、前記所定領域における特定位置を示す位置情報である特定位置情報を受信する第2受信手段と、
    入力された描画データに基づき地図画像を描画可能な描画モジュールに、前記第1受信手段により受信した描画データを入力し、前記所定領域の地図画像を描画させる第1制御手段と、
    前記描画モジュールに、前記第2受信手段により受信した特定位置情報を入力し、前記第1制御手段により描画させた前記所定領域の地図画像の、前記特定位置情報が示す特定位置に配置されるよう、アイコンを描画させる第2制御手段と、
    前記第1制御手段および前記第2制御手段により前記描画モジュールに描画させた、前記特定位置にアイコンが配置された前記所定領域の地図画像を含む第1画面を、前記表示部に表示させる第1画面表示手段と、
    前記操作部から受信した信号が、前記第1画面に表示された地図画像に対する編集の要求を示す場合、前記第1制御手段により前記描画モジュールに描画させた前記所定領域に対応する地図画像を取得する第1取得手段と、
    前記操作部から受信した信号が、前記第1画面に表示された地図画像に対する編集の要求を示す場合、前記第1制御手段により前記描画モジュールに描画させた地図画像における、前記アイコンの相対位置を取得する第2取得手段と、
    前記第1取得手段により取得された地図画像を、当該地図画像の前記第2取得手段により取得された相対位置により特定される位置にアイコン画像が重ねられた状態で含む第2画面を、前記表示部に表示させる第2画面表示手段と、
    前記操作部から受信した信号が、前記第1画面に表示された地図画像に対する編集の要求を示す場合、前記第2取得手段により取得された相対位置により特定される位置に配置されたアイコン画像が、前記所定領域に対応する地図画像内に収まるか否かを判断する第2判断手段として、
    前記コンピュータを機能させ、
    前記第1取得手段は、前記第2判断手段により、前記アイコン画像が前記所定領域に対応する地図画像内に収まると判断された場合には、前記描画モジュールに描画させた前記所定領域に対応する地図画像を取得する一方で、前記アイコン画像が前記所定領域に対応する地図画像内に収まらないと判断された場合には、前記描画モジュールに描画させた前記所定領域より広い領域に対応する地図画像を取得することを特徴とすることを特徴とすることを特徴とする情報処理プログラム。
  3. 前記操作部から受信した信号が、前記第1画面に表示された地図画像に対する編集の要求を示す場合、地図の縮尺が前記第1画面に含まれる地図画像より大きく、かつ、位置情報により指定される所定領域を少なくとも含む地図画像を描画するための描画データを、前記第1サーバから、前記通信部を介して受信する第3受信手段として、
    前記コンピュータを機能させ、
    前記第1制御手段は、前記第3受信手段により描画データを受信した場合、当該受信した描画データを前記描画モジュールに入力し、前記描画モジュールに、前記入力した描画データに基づいて、地図の縮尺が前記第1画面に表示された地図画像より大きい地図画像を描画させ、
    前記第1取得手段は、前記操作部から受信した信号が、前記第1画面に表示された地図画像に対する編集の要求を示す場合、前記第1制御手段により前記描画モジュールに描画させた、地図の縮尺が前記第1画面に表示された地図画像より大きい地図画像を取得することを特徴とする請求項記載の情報処理プログラム。
  4. 前記第2画面表示手段は、前記第1画面表示手段により前記第1画面に表示される地図画像の縦横比と等しい縦横比で地図画像を前記第2画面に表示することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の情報処理プログラム。
  5. 第2サーバから、前記通信部を介して、前記特定位置情報が示す特定位置の属性情報を受信する第4受信手段として、
    前記コンピュータを機能させ、
    前記第2制御手段は、前記描画モジュールに、前記第2受信手段により受信した特定位置情報、に加え、前記第4受信手段により受信した属性の種類に応じた情報を入力し、前記第1制御手段により描画させた前記所定領域の地図画像の、前記特定位置情報が示す特定位置に配置されるよう、前記属性の種類を区別可能な態様のアイコンを描画させることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の情報処理プログラム。
  6. 前記第2画面表示手段は、前記第1取得手段により取得された地図画像を、当該地図画像の前記第2取得手段により取得された相対位置により特定される位置に、前記第4受信手段により受信した属性情報が示す属性の種類を区別可能な態様のアイコン画像が重ねられた状態で含む第2画面を、前記表示部に表示させることを特徴とする請求項に記載の情報処理プログラム。
  7. 第2サーバから、前記通信部を介して、前記特定位置情報が示す特定位置に関する付加情報を受信する第5受信手段として、
    前記コンピュータを機能させ、
    前記第2制御手段は、前記描画モジュールに、前記第2受信手段により受信した特定位置情報に加え、前記第5受信手段により受信した付加情報を入力し、前記第1制御手段により描画させた前記所定領域の地図画像に前記付加情報のテキストを重ねて描画させ、
    前記第1画面表示手段は、前記第1制御手段および第2制御手段により前記描画モジュールに描画させた、前記特定位置にアイコンが配置され、かつ、前記付加情報のテキストが重ねて描画された前記所定領域の地図画像を含む第1画面を、前記表示部に表示させ、
    前記第2画面表示手段は、前記第1取得手段により取得された地図画像を、当該地図画像の前記第2取得手段により取得された相対位置により特定される位置にアイコン画像が重ねられ、かつ、前記第5受信手段により受信した前記付加情報に応じたテキストが重ねられた状態で含む第2画面を、前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の情報処理プログラム。
  8. 前記第5受信手段により受信した前記付加情報を示すテキストを、前記第2画面における予め決められた第1位置に配置した場合に、当該テキストが、前記第2取得手段により取得された相対位置により特定される位置に配置されるアイコン画像に重なるか否かを判断する第1判断手段として、
    前記コンピュータを機能させ、
    前記第2画面表示手段は、前記第1判断手段により前記テキストを含む画像が前記アイコン画像に重ならないと判断された場合には、前記テキストを前記第1位置に重ねて配置する一方で、前記第1判断手段により前記テキストが前記アイコン画像に重なると判断された場合には、前記テキストを、前記第1位置とは異なる第2位置に重ねて配置することを特徴とする請求項記載の情報処理プログラム。
  9. 前記第1位置は、前記第2画面上における固定位置であることを特徴とする請求項記載の情報処理プログラム。
  10. 前記第1位置は、前記アイコン画像の位置に対して相対的に特定される位置であることを特徴とする請求項記載の情報処理プログラム。
  11. 前記操作部から受信した信号が、前記第2画面に表示される前記地図画像に重ねられたオブジェクトに対する移動指示を示す場合、当該移動指示の対象となる画像の前記地図画像上における位置を、当該移動指示に応じた位置に移動させる第1移動手段として、
    前記コンピュータを機能させ、
    前記第2画面表示手段は、前記第1取得手段により取得された地図画像上における、前記相対位置により特定される位置に重ねられた前記アイコン画像について、当該位置からの移動を不可に設定することを特徴とする請求項から10のいずれかに記載の情報処理プログラム。
  12. 前記操作部から受信した信号が、前記第1画面に表示された地図画像に対する編集の要求を示す場合、前記第2取得手段により取得された相対位置により特定される位置に配置されたアイコン画像が、前記所定領域に対応する地図画像内に収まるか否かを判断する第2判断手段として、
    前記コンピュータを機能させ、
    前記第1取得手段は、前記第2判断手段により、前記アイコン画像が前記所定領域に対応する地図画像内に収まると判断された場合には、前記描画モジュールに描画させた前記所定領域に対応する地図画像を取得する一方で、前記アイコン画像が前記所定領域に対応する地図画像内に収まらないと判断された場合には、前記描画モジュールに描画させた前記所定領域より広い領域に対応する地図画像を取得することを特徴とすることを特徴とする請求項1または3から1のいずれかに記載の情報処理プログラム。
  13. 前記第2判断手段は、前記第2取得手段により取得された相対位置により特定される位置と、前記アイコン画像の大きさとに基づいて、前記相対位置により特定される位置に配置されたアイコン画像が、前記所定領域に対応する地図画像内に収まるか否かを判断することを特徴とする請求項2または12に記載の情報処理プログラム。
  14. 前記操作部から受信した信号が、前記第1画面に表示させる地図の領域を、当該第1画面に表示中の地図画像の領域とは異なる領域に移動させる移動指示を示す場合、当該移動指示に従う移動後の領域を少なくとも含む地図画像を描画するための描画データを、前記第1サーバから、前記通信部を介して受信する第6受信手段と、
    前記操作部から受信した信号が、前記第1画面に表示された地図画像に対する編集の要求を示す場合、当該第1画面に表示される地図画像が示す地図の領域内に、前記特定位置情報が示す特定位置が含まれるか否かを判断する第3判断手段として、
    前記コンピュータを機能させ、
    前記操作部から受信した信号が、前記第1画面に表示させる地図の領域を、当該第1画面に表示中の地図画像の領域とは異なる領域に移動させる移動指示を示す場合、前記第1制御手段は、前記描画モジュールに、前記第6受信手段により受信した描画データを入力し、前記移動後の領域の地図画像を描画させるとともに、前記第1画面表示手段は、当該第1画面に表示する地図画像を、前記第1制御手段が前記第6受信手段により受信した描画データを前記描画モジュールに入力し描画させた地図画像に更新し、
    前記第1取得手段は、前記操作部から受信した信号が、前記第1画面に表示された地図画像に対する編集の要求を示す場合、前記描画モジュールに描画させた、前記所定領域または前記移動後の領域に対応する地図画像を取得し、
    前記第2画面表示手段は、前記第3判断手段により、前記第1画面に表示される地図画像が示す地図の領域内に、前記特定位置情報が示す特定位置が含まれると判断された場合、前記第1取得手段により取得された地図画像を、当該地図画像の前記第2取得手段により取得された相対位置により特定される位置にアイコン画像が重ねられた状態で含む第2画面を、前記表示部に表示させる一方で、前記第3判断手段により、前記第1画面に表示される地図画像が示す地図の領域内に、前記特定位置情報が示す特定位置が含まれないと判断された場合、前記アイコン画像を表示することなく、前記第1取得手段により取得された地図画像を含む第2画面を、前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1から1のいずれかに記載の情報処理プログラム。
  15. 前記第1サーバおよび前記第2サーバは、同じサーバとして構成されることを特徴とする請求項1から1のいずれかに記載の情報処理プログラム。
  16. 表示部と、通信部と、操作部と、制御部とを備え、
    前記制御部は、
    第1サーバから、前記通信部を介して、位置情報により指定される所定領域を少なくとも含む地図画像を描画するための描画データを受信する第1受信手段と、
    第2サーバから、前記通信部を介して、前記所定領域における特定位置を示す位置情報である特定位置情報を受信する第2受信手段と、
    入力された描画データに基づき地図画像を描画可能な描画モジュールに、前記第1受信手段により受信した描画データを入力し、前記所定領域の地図画像を描画させる第1制御手段と、
    前記描画モジュールに、前記第2受信手段により受信した特定位置情報を入力し、前記第1制御手段により描画させた前記所定領域の地図画像の、前記特定位置情報が示す特定位置に配置されるよう、アイコンを描画させる第2制御手段と、
    前記第1制御手段および前記第2制御手段により前記描画モジュールに描画させた、前記特定位置にアイコンが配置された前記所定領域の地図画像を含む第1画面を、前記表示部に表示させる第1画面表示手段と、
    前記操作部から受信した信号が、前記第1画面に表示された地図画像に対する編集の要求を示す場合、前記第1制御手段により前記描画モジュールに描画させた前記所定領域に対応する地図画像を取得する第1取得手段と、
    前記操作部から受信した信号が、前記第1画面に表示された地図画像に対する編集の要求を示す場合、前記第1制御手段により前記描画モジュールに描画させた地図画像における、前記アイコンの相対位置を取得する第2取得手段と、
    前記第1取得手段により取得された地図画像を、当該地図画像の前記第2取得手段により取得された相対位置により特定される位置にアイコン画像が重ねられた状態で含む第2画面を、前記表示部に表示させる第2画面表示手段と、
    前記操作部から受信した信号が、前記第1画面に表示された地図画像に対する編集の要求を示す場合、地図の縮尺が前記第1画面に含まれる地図画像より大きく、かつ、位置情報により指定される所定領域を少なくとも含む地図画像を描画するための描画データを、前記第1サーバから、前記通信部を介して受信する第3受信手段と、
    を備え
    前記第1制御手段は、前記第3受信手段により描画データを受信した場合、当該受信した描画データを前記描画モジュールに入力し、前記描画モジュールに、前記入力した描画データに基づいて、地図の縮尺が前記第1画面に表示された地図画像より大きい地図画像を描画させ、
    前記第1取得手段は、前記操作部から受信した信号が、前記第1画面に表示された地図画像に対する編集の要求を示す場合、前記第1制御手段により前記描画モジュールに描画させた、地図の縮尺が前記第1画面に表示された地図画像より大きい地図画像を取得することを特徴とする情報処理装置。
  17. 表示部と、通信部と、操作部と、制御部とを備え、
    前記制御部は、
    第1サーバから、前記通信部を介して、位置情報により指定される所定領域を少なくとも含む地図画像を描画するための描画データを受信する第1受信手段と、
    第2サーバから、前記通信部を介して、前記所定領域における特定位置を示す位置情報である特定位置情報を受信する第2受信手段と、
    入力された描画データに基づき地図画像を描画可能な描画モジュールに、前記第1受信手段により受信した描画データを入力し、前記所定領域の地図画像を描画させる第1制御手段と、
    前記描画モジュールに、前記第2受信手段により受信した特定位置情報を入力し、前記第1制御手段により描画させた前記所定領域の地図画像の、前記特定位置情報が示す特定位置に配置されるよう、アイコンを描画させる第2制御手段と、
    前記第1制御手段および前記第2制御手段により前記描画モジュールに描画させた、前記特定位置にアイコンが配置された前記所定領域の地図画像を含む第1画面を、前記表示部に表示させる第1画面表示手段と、
    前記操作部から受信した信号が、前記第1画面に表示された地図画像に対する編集の要求を示す場合、前記第1制御手段により前記描画モジュールに描画させた前記所定領域に対応する地図画像を取得する第1取得手段と、
    前記操作部から受信した信号が、前記第1画面に表示された地図画像に対する編集の要求を示す場合、前記第1制御手段により前記描画モジュールに描画させた地図画像における、前記アイコンの相対位置を取得する第2取得手段と、
    前記第1取得手段により取得された地図画像を、当該地図画像の前記第2取得手段により取得された相対位置により特定される位置にアイコン画像が重ねられた状態で含む第2画面を、前記表示部に表示させる第2画面表示手段と、
    前記操作部から受信した信号が、前記第1画面に表示された地図画像に対する編集の要求を示す場合、前記第2取得手段により取得された相対位置により特定される位置に配置されたアイコン画像が、前記所定領域に対応する地図画像内に収まるか否かを判断する第2判断手段と、
    を備え、
    前記第1取得手段は、前記第2判断手段により、前記アイコン画像が前記所定領域に対応する地図画像内に収まると判断された場合には、前記描画モジュールに描画させた前記所定領域に対応する地図画像を取得する一方で、前記アイコン画像が前記所定領域に対応する地図画像内に収まらないと判断された場合には、前記描画モジュールに描画させた前記所定領域より広い領域に対応する地図画像を取得することを特徴とすることを特徴とす
    ることを特徴とする情報処理装置。
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