JP2015141234A - 情報取得プログラム、情報取得方法及び情報処理装置 - Google Patents

情報取得プログラム、情報取得方法及び情報処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】所望の地域や地点に関する情報を容易に取得できるようにする。【解決手段】スマートフォン10は、画像撮影部22と、表示部18とを備える。スマートフォン10のCPU11は、画像撮影部22により撮影された地図画像を取得し、その取得した地図画像を表示部18に表示させる。CPU11は、表示部18に表示させている地図画像から、その地図画像内の地域又は地点が表されたテキスト情報を取得する。CPU11は、取得したテキスト情報により表された地域又は地点を示す地図情報を取得する。CPU11は、情報取得アプリを実行させることにより、取得した地図情報に関連する情報を取得する。CPU11は、情報取得アプリを実行させることにより取得した、地図情報に関連する情報を、表示部18に表示させる。【選択図】図1

Description

本発明は、地域や地点に関する情報を取得するための情報取得プログラム、情報取得方法及び情報処理装置に関する。
旅行や出張などで外出している際に、例えば飲食店や公共施設など、自分が行きたい場所に関する情報(例えば当該場所で提供されているサービスの内容や当該場所へのルートなど)を取得したくなることがある。情報を取得するための方法としては、例えば携帯電話やスマートフォン、タブレット端末などの携帯通信端末を用いて、所望の場所に関する情報を検索する方法が考えられる。
しかし、携帯通信端末において検索用のアプリケーション(以下「アプリ」と略す)を用いて情報検索を行う場合、検索に必要な情報の入力やその他の操作を全て手入力する必要があるため、面倒である。特に、旅行先などの不慣れな地域では、検索したい地点に対する前提知識が乏しいため、地点の名称を入れること自体が困難な場合がある。
特許文献1には、地域に関する情報を取得するための技術として、現在位置周辺の撮影画像と現在位置のGPS情報を携帯電話からサーバへ送信することで、サーバから現在位置周辺の地域情報を取得することが可能な技術が記載されている。
特開特開2005ー150941号公報
しかし、特許文献1に記載の技術では、携帯電話を所持しているユーザの現在位置に関する情報は得られるものの、現在位置とは異なる地域や地点の情報を取得することは困難である。例えば、現在位置から離れたところにある飲食店についてそこで提供されているメニューやそこまでのルートを知りたいと思っても、特許文献1に記載の技術ではそのような情報を取得することはできない。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、所望の地域や地点に関する情報を容易に取得できるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するためになされた本発明は、制御部と、撮影部と、表示部とを備えた情報処理装置において、制御部に実行させる情報取得プログラムである。制御部は、プログラムに従った処理を実行可能である。撮影部は、画像を撮影可能である。表示部は、画像を表示可能である。
本発明の情報取得プログラムは、制御部に実行させる処理として、地図取得処理と、地図表示処理と、テキスト情報取得処理と、地図情報取得処理と、アプリ実行処理と、表示処理とを有する。
地図取得処理は、撮影部により撮影された地図画像を取得する処理である。地図表示処理は、地図取得処理により取得された地図画像を表示部に表示させる処理である。テキスト情報取得処理は、地図表示処理により表示部に表示されている地図画像から、その地図画像内の地域又は地点が表されたテキスト情報を取得する処理である。地図情報取得処理は、テキスト情報取得処理によって取得されたテキスト情報により表された地域又は地点を示す地図情報を取得する処理である。アプリ実行処理は、地図情報取得処理により取得された地図情報に関連する情報を取得可能なアプリケーションソフトである情報取得アプリを実行させることにより、地図情報取得処理により取得された地図情報に関連する情報を取得する処理である。表示処理は、アプリ実行処理により取得された、地図情報に関連する情報を、表示部に表示させる処理である。
本発明の情報取得プログラムによれば、撮影部により撮影された画像が表示部に表示され、その表示された地図画像中のテキスト情報に基づいて、そのテキスト情報に関連する情報が取得され、表示される。そのため、所望の地域や地点を含む地図画像を撮影することで、その所望の地域や地点に関する情報を容易に取得することができる。
なお、本発明は、前述した画像情報処理プログラムの他、当該画像情報処理プログラムを記録した媒体、当該画像情報処理プログラムの処理内容が実行される情報処理装置、画像情報処理方法など、種々の形態で実現することができる。
実施形態の情報取得システム1の概略構成を示すブロック図である。 検索情報を取得するための手順の概要を説明するための説明図である。 マップ情報及びパラメータの例を示す説明図である。 表示画面に対するエリア指定及びそのエリア指定に対して列挙される外部アプリのリストの一例を示す説明図である。 スキャンアプリの内容を表すフローチャートの一部である。 スキャンアプリの内容を表すフローチャートの他の一部(図5の続き)である。
以下に、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。
(1)情報取得システム1の概要
図1に示すように、本実施形態の情報取得システム1は、スマートフォン10と、サーバ30とを備える。
スマートフォン10は、電話やデータ通信などの各種の無線通信機能を有すると共に各種のアプリを実行させることが可能な、携帯型の情報通信端末である。スマートフォン10は、CPU11、ROM12、RAM13、記憶部14、通信回線接続部15,無線LAN制御部16、GPS受信部17,表示部18、入力部19、音声入出力部21、及び画像撮影部22などを備えている。
CPU11は、ROM12や記憶部14等に記憶されている各種プログラムやデータ等に基づいて各種処理を行う。RAM13は、各種の情報を記憶するワークエリアやメインメモリ等として利用される。
通信回線接続部15は、スマートフォン10を携帯通信回線に接続するためのインタフェースである。無線LAN制御部16は、スマートフォン10と他の機器とを無線LAN接続するためのインタフェースである。スマートフォン10は、通信回線接続部15又は無線LAN制御部16を介して、サーバ30と無線によるデータ通信を行うことができる。GPS受信部17は、GPS(Global Positioning System )衛星から送信される信号(以下「GPS信号」という)を受信し、その受信したGPS信号をもとに、スマートフォン10の現在位置情報を演算する。
表示部18は、液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイなどの表示デバイスを備え、各種画面、情報等を表示可能である。入力部19は、各種ボタンのほか、タッチパネル20を備えている。タッチパネル20は、指やタッチペンなどの指示体による接触(タッチ)操作を検出可能な、透明フィルム状の入力デバイスである。タッチパネル20は、表示部18における、画像が表示される表示領域に重畳するように設けられている。なお、以下の説明で、表示部18を対象として「表示させる」或いは「表示される」などというときは、詳しくは表示部18における表示領域に「表示させる」或いは「表示される」ことを意味する。
音声入出力部21は、マイクやスピーカなどで構成された音声入出力用デバイスである。画像撮影部22は、撮影レンズ、撮像素子、撮像素子で撮影した画像をデジタルの画像データに変換する変換回路などを有する。画像撮影部22により、スマートフォン10の外部の様々な画像を撮影することができる。
記憶部14は、記憶内容を書き換え可能な不揮発性の記憶装置である。記憶部14には、各種のプログラムやデータなどが記憶されている。記憶部14に記憶されているプログラムとして、OS(Operating System)やスキャンアプリなどがある。スキャンアプリは、表示部18に表示された地図画像をスキャンして(読み取って)、そのスキャンした地図画像に含まれている地域や地点に関する各種情報を取得することが可能なアプリである。ユーザは、例えばスキャンアプリを提供するベンダーのサーバ30から、スキャンアプリをダウンロードしてスマートフォン10にインストールすることができる。
以下、スキャンアプリを実行するCPU11のことを、単にプログラム名でも記載する場合がある。例えば「スキャンアプリが」という記載は、「スキャンアプリを実行するCPU11が」を意味する場合がある。
サーバ30は、スキャンアプリを提供するベンダーにより管理されているサーバである。 サーバ30は、データ通信機能を有しており、スマートフォン10とデータ通信を行うことができる。
サーバ30は、CPU31、ROM32、RAM33、記憶部34などを備えている。CPU31は、ROM32や記憶部34に記憶されている各種プログラムを実行することによって、各種機能を実現する。ROM32には、CPU31によって実行される各種プログラムやデータ等が記憶されている。RAM33は、CPU31から直接アクセスされるメインメモリ等として利用される。
記憶部34には、OSを含む各種のプログラムやデータが記憶されている。記憶部34に記憶されているプログラムとして、店舗検索アプリ、ルート検索アプリ、Web検索アプリなどの、各種の情報検索用アプリがある。また、マップ情報生成アプリも記憶されている。これら各種アプリの詳細内容については後述する。
(2)スキャンアプリの概要
本実施形態のスマートフォン10は、画像撮影部22による画像撮影機能を有している。また、本実施形態のスマートフォン10には、スキャンアプリがインストールされている。そのため、スマートフォン10のユーザは、画像撮影部22を用いて地図画像を撮影することができ、その撮影した地図画像に対してスキャンアプリを適用することで、地図画像中の地域や地点に関する各種情報を検索して取得することができる。
スキャンアプリを用いて各種の検索情報を取得するための手順について、図2を用いて説明する。例えば、スマートフォン10のユーザが、所用で、不慣れな地域の駅前に来ていて、次のような状況が発生していることを想定する。駅前には、駅周辺の地図が掲示された掲示板があり、ユーザが、どこかで食事を採りたいと思ってその地図掲示板を見ている。ユーザは、地図掲示板の中から、AAA店という飲食店を見つけた。駅近くには飲食店はAAA店くらいしかなさそうなので、ユーザは、AAA店に行きたいと考える。しかし、地図掲示板の情報だけでは、AAA店まで行くのにどのくらい時間がかかるのか、交通手段は何がよくて交通費はどのくらいかかるのか、AAA店で提供されているメニューにはどのようなものがあるのか、などといった、AAA店に関する詳しい情報がわからない。
このような状況で、本実施形態のスマートフォン10が効果を発揮する。このような状況の場合、ユーザは、まず画像撮影部22を用いて、地図掲示板を撮影する(図2の手順1参照)。撮影した画像は、通常、その撮影画像全体が表示部18に表示される。
ユーザは、撮影した地図画像が表示部18に表示されている状態で、その地図画像を拡大表示させたり、縮小表示させたりすることができる。地図画像の拡大は、例えばピンチアウト操作を行うことで可能であり、地図画像の縮小は、例えばピンチイン操作を行うことで可能である。地図画像を拡大することによって表示部18に地図画像全体のうち一部領域のみ表示されている状態の場合、ユーザは、例えばフリック操作をすることで、表示部18に表示させる範囲を移動(スクロール)させることができる。
地図掲示板の撮影により地図画像を取得し表示させた後、ユーザは、スキャンアプリを起動させる(図2の手順2参照)。
スキャンアプリを起動すると、表示部18には、既に表示されている地図画像の下部に、「Scan From Map」ボタンが表示される。この状態で、ユーザは、撮影した地図画像全体のうち表示部18に表示されている範囲(表示画像)の中から、情報を検索・取得したい特定の地域又は地点(以下「エリア」と総称する)を指定できる(図2の手順3参照)。
エリア指定方法としては、例えば、ユーザが指などの指示体で特定のエリアを囲むようにドラッグ操作する方法がある。この場合、ドラッグ操作により囲まれた範囲内が指定エリアとなる。また例えば、タップ操作により特定の地点をピンポイント的に指定することもできる。この場合、タップされた位置、又はその位置を中心とする所定の範囲(例えば半径数mmの範囲内)が指定エリアとなる。
エリアを指定する際も、表示部18に表示されている表示画像をピンチアウト操作などにより拡大したり、ピンチイン操作などにより縮小したり、フリック操作などにより移動させたりすることができる。なお、図2に示す手順3の表示例では、表示画像中にAAAレストランのほかBBB美術館及びCCC公園も表示されており、このうちAAAレストランの建物領域及び文字(テキスト)を囲むようにエリア指定がなされている状態が例示されている。
このように特定のエリアを指定した後、ユーザが「Scan From Map」ボタンを押下(例えばタップ操作)すると、その押下時に表示部18に表示されている地図画像(表示画像)全体がスキャンされる。なお、エリア指定は必ずしも必要ではなく、エリア指定を行わないまま「Scan From Map」ボタンを押下した場合も、表示画像のスキャンが行われる。
スキャン実行後は、そのスキャンした表示画像に対するOCR(Optical Character Reader)処理が実行される。つまり、スキャンアプリは、スキャンした表示画像からテキストを認識して、デジタルデータ(テキストデータ)に変換する。このOCR処理では、エリア指定の有無にかかわらず、スキャンした表示画像に含まれる全てのテキストが処理対象となる。図2に示す手順3の表示例の状態でスキャン及びOCRが実行された場合は、「AAAレストラン」、「BBB美術館」、及び「CCC公園」の3つのテキストが認識されてそのデータが取得されることになる。つまり、OCR処理により、表示画像に含まれている、地名や地域名、店舗や建物などの施設名、山や湖などの特定の自然地形名などのあらゆるテキスト情報を取得することができる。
OCR処理の後、スキャンアプリは、指定エリア内のテキスト情報のうちエリア名に該当するテキスト情報について、特定のAPI(Application Programming Interface )を用いて、そのテキストに関するマップ情報(つまり指定エリア内に関する位置的情報)を取得する。なお、エリア指定がされていない場合は、OCR処理で取得されたテキスト情報の全て(但しエリア名に該当するもの)を対象として、それぞれマップ情報が取得される。なお、テキスト情報がエリア名に該当するか否かの判断基準は適宜決めることができる。本実施形態では、例えばAAAレストランやCCC公園などの各種の店舗・施設等の名称や、特定の地域の名称などの、特定の地域又は地点を示すテキスト情報は、基本的にはエリア名に該当する。
特定のAPIは、本実施形態では、地名や地域名などからマップ情報を取得するためのアプリであるマップ情報生成アプリを呼び出すためのAPIである。マップ情報生成アプリは、本実施形態では、少なくともサーバ30の記憶部34に記憶されている。但し、マップ情報生成アプリは、スマートフォン10自身が持っていてもよい。マップ情報生成アプリがサーバ30にある場合は、特定のAPIによってサーバ30のマップ情報生成アプリが呼び出され、実行される。マップ情報生成アプリがスマートフォン10内にある場合は、特定のAPIによってスマートフォン10内のマップ情報生成アプリが呼び出され、実行される。
スキャンアプリは、特定のAPIに指定エリア内のテキスト情報を入力する(エリア指定が行われていない場合は全てのテキスト情報を入力する)ことで、その特定のAPI経由でマップ情報生成アプリを呼び出し、入力したテキスト情報に関するマップ情報を取得する。
マップ情報取得アプリによって得られるマップ情報の具体例を、図3(a)及び図3(b)に示す。本実施形態では、マップ情報として、指定エリアの住所、施設名、カテゴリ、及び施設IDが取得される。
図3(a)は、「AAAレストラン」というテキスト情報に対して得られるマップ情報の一例である。図3(a)に例示するように、「AAAレストラン」に対しては、その住所が「○○市×丁目△」であること、施設IDが「1」であること、施設名が「AAAレストラン」であること、及び施設カテゴリが「飲食店」であること、が取得される。
図3(b)は、「CCC公園」というテキスト情報に対して得られるマップ情報の一例である。図3(b)に例示するように、「CCC公園」に対しては、その住所が「□□市◇◇町×丁目▽」であること、施設IDが「20」であること、施設名が「CCC公園」であること、及び施設カテゴリが「公園」であること、が取得される。
図3(a)及び図3(b)に示したマップ情報はあくまでも一例であり、上記例とは異なる情報がマップ情報として取得されるようにしてもよい。また、取得されるマップ情報の種類や数も特に限定されるものではない。
スキャンアプリは、テキスト情報に対するマップ情報を取得すると、そのマップ情報をもとに、そのマップ情報に対応した外部アプリのリストを表示部18に表示させる。図2において手順4として示した画面例は、AAAレストランのマップ情報に対応した外部アプリとして、飲食店検索アプリ、ルート検索アプリ、及びWeb検索アプリがリストアップされた例を示している。
外部アプリは、マップ情報を検索ワードとして、その検索ワードに関連する情報を検索したり取得したりするためのアプリである。図3(c)には、スマートフォン10の記憶部14に予め記憶されている、外部アプリケーションに関する情報(外部アプリ情報)の具体例が示されている。
図3(c)に示すように、外部アプリとしては、例えば、飲食店に関する情報を検索するための飲食店検索アプリ、美術館や博物館などの施設に関する情報を検索するための美術館・博物館検索アプリ、公園に関する情報を検索するための公園検索アプリ、官公庁に関する情報を検索するための官公庁検索アプリ、自然の地形(山や湖など)や景観(景勝地など)に関する情報を検索するための自然・景観検索アプリ、特定の場所までのルートを検索するためのルート検索アプリ、あらゆる種類の情報を検索可能なWeb検索アプリ、などがある。
図3(c)に示すように、各外部アプリ毎に、それぞれ、検索可能な施設カテゴリが予め設定されている。例えば、飲食店検索アプリに対しては、検索可能な施設カテゴリとして、飲食店が設定されている。これは即ち、施設カテゴリが「飲食店」に属する施設については、そのマップ情報をもとにその施設に関する情報を検索・取得できる、ということを意味する。外部アプリの種類によって、1つの施設カテゴリが設定されていたり、複数のカテゴリが設定されていたりする。図3(c)に示すように、ルート検索アプリ及びWeb検索アプリに対しては、全ての施設カテゴリが設定されている。つまり、あらゆる施設カテゴリの施設について、ルート検索アプリを用いてその施設までのルートを検索したり、Web検索アプリを用いてその施設に関する各種情報を検索したりすることができる。
このように、外部アプリ毎に、それぞれ、検索可能な施設カテゴリが設定されている。そのため、手順4において表示される外部アプリのリストには、検索可能な施設カテゴリとして、手順4の前に取得したマップ情報における施設カテゴリを含む外部アプリが、全てリストアップされる。複数のテキスト情報に対してマップ情報を取得している場合は、その複数のテキスト情報の各々について、個別に外部アプリがリストアップされる。
そのため、テキスト情報が「AAAレストラン」であってそのAAAレストランに関連するマップ情報が取得されている場合は、検索可能な施設カテゴリに「飲食店」が含まれている外部アプリの全てが表示される。本実施形態では、検索可能な施設カテゴリに「飲食店」を含む外部アプリとして、飲食店検索アプリ、ルート検索アプリ、及びWeb検索アプリの三種類の外部アプリがある。そのため、AAAレストランを指定エリアとして「Scan From Map」ボタンが押下された場合、図2において手順4の画面例に示すように、これら三種類の外部アプリが、地図の表示画像の下にリストアップされる。
また例えば、ユーザによってBBB美術館がエリア指定されて「Scan From Map」ボタンが押下された場合は、BBB美術館のテキスト情報に関連するマップ情報が取得される。この場合、マップ情報に含まれる施設カテゴリは、「美術館・博物館」となる。そのため、BBB美術館がエリア指定された場合は、図4(a)に例示するように、外部アプリとして、検索可能な施設カテゴリに「美術館・博物館」を含む外部アプリ、即ち美術館・博物館検索アプリ、ルート検索アプリ、及びWeb検索アプリの3つが、リストアップされる。
また例えば、ユーザによるエリア指定がないまま「Scan From Map」ボタンが押下された場合は、表示部18に表示されていた地図画像からOCR機能により読み取られた全てのテキスト情報について、個別に、マップ情報が取得される。この場合、各マップ情報に含まれる施設カテゴリは、「飲食店」(AAA公園に対応)、「美術館・博物館」(BBB美術館に対応)、及び「公園」(CCC公園に対応)となる。そのため、エリア指定が行われなかった場合は、図4(b)に例示するように、外部アプリとして、検索可能な施設カテゴリに、「飲食店」、「美術館・博物館」、及び「公園」を含む外部アプリ、即ち、飲食店検索アプリ、美術館・博物館検索アプリ、公園検索アプリ、ルート検索アプリ、及びWeb検索アプリの5つが、リストアップされる。
各外部アプリは、本実施形態では、サーバ30の記憶部34に記憶(インストール)されている。外部アプリのサーバ30へのインストールは、例えば、スキャンアプリのベンダーによって必要に応じて随時行われる。
外部アプリ情報には、上述した検索可能な施設カテゴリのほか、外部アプリの所在情報(URL)や、外部アプリを利用して特定の情報を得るために外部アプリに提供することが必要なパラメータなどがある。図3(c)に示すように、外部アプリ毎に、URL、検索可能な施設カテゴリ、及び必要なパラメータが、外部アプリ情報として、スマートフォン10の記憶部14に予め記憶されている。なお、外部アプリ情報は、スキャンアプリとは別に独立して記憶されるようにしてもよいし、スキャンアプリを構成するデータベースとして記憶されるようにしてもよい。
図2や図4に例示するように、外部アプリのリストにおいて、各外部アプリの名称の左側には、チェックボックスが表示される。ユーザは、リストアップされた各外部アプリの中から、情報検索に用いたい外部アプリを任意に選択できる。1つ選択してもよいし、複数選択してもよい。
ユーザが特定の外部リストを選択して、OKボタンを押下すると、その選択した外部リストが、情報検索に使用される外部アプリとして確定する。外部アプリを確定後、スキャンアプリは、選択された外部アプリ毎に、その外部アプリを用いて特定の情報を得るために必要なパラメータの項目を取得する。
例えば、外部アプリとして飲食店検索アプリが選択されている場合は、飲食店検索アプリの実行に必要なパラメータである、「店舗名」及び「指定エリアの住所」の2つのパラメータが取得される。そして、取得した各パラメータの値に、マップ情報として取得している値を設定する。また例えば、外部アプリとしてルート検索アプリが選択されている場合は、ルート検索アプリの実行に必要なパラメータである、「現在地点」及び「指定エリアの住所」の2つのパラメータが取得される。そして、取得した各パラメータのうち、「現在位在地点」については、GPS受信部17により演算された現在位置情報を設定し、「指定エリアの住所」については、マップ情報として取得している値を設定する。同じマップ情報が複数種類取得されている場合(即ちOCR処理により読み取られたテキスト情報が複数ある場合)は、テキスト情報毎に、対応するパラメータが設定される。
スキャンアプリは、選択された外部アプリ毎に必要なパラメータの値を設定すると、各外部アプリへ、その設定したパラメータの値を送信することにより、各外部アプリを実行させる。
例えば、飲食店検索アプリが選択されている場合は、飲食店検索アプリの実行用パラメータとして設定されている店舗名及び指定エリアの住所の各値を、飲食店検索アプリのURL(サーバ30内)に送信して、飲食店検索アプリを実行させる。サーバ30は、飲食店検索アプリのURL宛に上記各パラメータが送信されてきた場合、それら各パラメータを用いて飲食店検索アプリを実行させる。これにより、飲食店検索アプリによって、スマートフォン10から受信したパラメータに関する各種の情報が検索される。そして、その検索結果は、サーバ30からスマートフォン10へ送信され、スマートフォン10において検索結果として表示される。図2には、手順4の次の画面例として、AAAレストランに対する飲食店検索アプリの実行結果として、AAAレストランで提供されているメニューの一覧が表示されている例が示されている。
また例えば、ルート検索アプリが選択されている場合は、ルート検索アプリの実行用パラメータとして設定されている現在地点及び指定エリアの住所の各値を、ルート検索アプリのURL(サーバ30内)に送信して、ルート検索アプリを実行させる。サーバ30は、ルート検索アプリのURL宛に上記各パラメータが送信されてきた場合、それら各パラメータを用いてルート検索アプリを実行させる。これにより、ルート検索アプリによって、スマートフォン10から受信したパラメータに関する各種の情報が検索される。そして、その検索結果は、サーバ30からスマートフォン10へ送信され、スマートフォン10において検索結果として表示される。図2には、手順4の次の画面例として、AAAレストランに対するルート検索アプリの実行結果として、現在地点からAAAレストランまでの移動時間や移動にかかる交通費などが表示されている例が示されている。
なお、最終的にスマートフォン10で出力させる検索結果の出力方法は、図2に示した例に限らない。例えば、現在位置から目的地までの推奨ルート(例えば両地点間をその推奨ルートに沿って結ぶ線)を地図上に表示させるようにしてもよい。また例えば、検索結果を音声入出力部21から音声出力できるようにしてもよい。また例えば、検索結果を印刷装置に送信して印刷出力できるようにしてもよい。
(3)スキャンアプリの処理の詳細
次に、スマートフォン10で実行されるスキャンアプリの処理の詳細について、図5,図6のフローチャートを用いて説明する。スマートフォン10において、ユーザがスキャンアプリを起動させると、CPU11は、記憶部14からスキャンアプリのプログラムを読み込んで実行する。
図5に示すように、スマートフォン10のCPU11は、スキャンアプリを開始すると、S110で、スキャン対象の地図画像を取得し、表示部18に表示させる。地図画像は、例えば、画像撮影部22で地図画像を撮影することにより取得可能である。S110では、地図画像に加え、その地図画像の下に「Scan From Map」ボタン(図2の手順3の画面例参照)も表示させる。
S120では、表示部18の表示画像に対する各種の操作入力(詳しくはタッチパネル20に対する操作入力)を受け付ける。具体的には、既述の通り、ドラッグ操作やタップ操作等によるエリア指定、ピンチアウト操作等による拡大、ピンチイン操作等による縮小、フリック操作等によるスクロールなどがある。
S130では、「Scan From Map」ボタンが押下されたか否か判断する。「Scan From Map」ボタンが押下されるまでは、S120に戻り、ユーザによるエリア指定等の操作入力の受け付けを継続する。「Scan From Map」ボタンが押下された場合は(S130:YES)、S140で、表示画像(地図画像全体のうち押下時に表示部18に明示的に表示されている画像領域)のスキャンを実行し、さらにそのスキャン結果に対するOCR処理を実行する。
S150では、S120の処理においてユーザによるエリア指定がなされているか否か判断する。エリア指定がなされていない場合は(S150:NO)、S170に進む。S150で、ユーザによるエリア指定がなされている場合は(S150:YES)、S160に進む。
S160では、OCR処理によって指定エリア内からテキスト情報を読み取れたか否か判断する。テキスト情報を読み取れた場合は(S160:YES)、S190に進む。テキスト情報を読み取れなかった場合は(S160:NO)、S170に進む。
S170では、表示画像全体からテキスト情報を読み取れたか否か判断する。表示画像全体から1つでもテキスト情報を読み取れた場合は(S170:YES)、S190に進む。表示画像全体から1つもテキスト情報を読み取れなかった場合は(S170:NO)、S180で、表示部18にエラーダイアログを一定時間表示させて、S110に戻る。エラーダイアログの内容としては、例えば、「テキスト情報を取得できませんでした」とか、「再度地図画像を取得(撮影)して下さい」などの内容が考えられる。
S190では、OCR処理で読み取れたテキスト情報の中から、エリア名に該当するテキスト情報を抽出する。S200では、S190で抽出したエリア名に関するマップ情報を、APIを用いて取得する。
図6を用いて説明を続ける。S220では、S150と同様、S120の処理においてユーザによるエリア指定がなされているか否か判断する。エリア指定がなされていない場合は(S210:NO)、S250に進む。ユーザによるエリア指定がなされている場合は(S210:YES)、S220に進む。
S220では、S160と同様、OCR処理によって指定エリア内からテキスト情報を読み取れたか否か判断する。テキスト情報を読み取れた場合は(S220:YES)、S250に進む。テキスト情報を読み取れなかった場合は(S220:NO)、S230に進む。
S230では、S200で取得したマップ情報(この場合、指定エリア外のテキスト情報に関するマップ情報)の中から、指定エリアの位置情報を特定する。具体的には、表示画像中における、マップ情報を取得できた特定のエリアとユーザにより指定されたエリアとの相対的位置関係、及びその取得できたマップ情報が示す特定のエリアの位置情報などに基づいて、指定エリアの位置情報を推定演算する。このように、本実施形態では、指定エリア内からテキスト情報が読み取れなくても、指定エリア外でテキスト情報を読み取れれば、それに基づいて指定エリアに関する位置情報を特定(推定)できる。S240では、S230で特定(推定)した指定エリアの位置情報をもとに、APIを用いて、指定エリアに関するマップ情報を取得する。
S250では、マップ情報(エリア指定がある場合は指定エリア内のマップ情報)の施設カテゴリに対応する外部アプリのリストを表示させる(図2の手順4の画面例参照)。S260では、S250でリストアップした外部アプリに対する、ユーザ等による選択入力を受け付ける。S270では、外部アプリのリストの下部に表示されているOKボタンが押下されたか否か判断する。OKボタンが押下されていない場合は(S270:NO)、S260に戻る。OKボタンが押下された場合は(S270:YES)、S280に進む。
S280では、外部アプリが選択されているか否か判断する。外部アプリが1つも選択されていない場合は(S280:NO)、S330でエラーダイアログを表示させて、S260に戻る。外部アプリが1つでも選択されている場合は(S280:YES)、S290で、選択された各外部アプリが必要とするパラメータの項目を、外部アプリ毎に取得する。
S300では、選択された外部アプリ毎に、S290で取得したパラメータの項目の値を設定する。具体的には、既述の通り、マップ情報やGPS情報などとして取得している各値のうち該当する値をパラメータの値として設定する。
S310では、選択された外部アプリ毎に、その外部アプリのリンク先(URL)にパラメータの値を送信することにより、その外部アプリを実行させる。S320では、選択された外部アプリ毎に、その外部アプリの実行結果(検索結果等)を受信して、表示部18に表示させる(図2における手順4の次の画面例参照)。
(4)実施形態の効果
以上説明した本実施形態の情報取得システム1によれば、特定のエリアに関する情報を知りたいユーザは、そのエリアを含む地図を例えばスマートフォン10で撮影することなどによってスマートフォン10に取り込み、スマートフォン10のスキャンアプリを実行させることで、そのエリアに関連する様々な情報をまとめて容易に取得することができる。
特に、本実施形態では、表示部18に表示されている地図の画像に対し、ユーザは特定のエリアを指定することができ、その場合、その指定エリアに関する情報に絞って取得することができる。そのため、ユーザは、所望のエリアに関する情報を効率的に取得することができる。
本実施形態のスマートフォン10を用いることで、例えば、旅行や出張、その他の様々な目的で外出している時に、外出先で、目的の店舗が表示されている地図を撮影し、その撮影した地図画像内に表示されている目的の店舗を囲むことで、その目的の店舗の情報(提供されているメニューや現在地からのルート情報など)を取得することができる。
また、指定エリア内にテキスト情報がなかった場合でも、指定エリア外からテキスト情報を取得できた場合は、その指定エリア外のテキスト情報に基づいてその指定エリア外の特定のエリアのマップ情報が取得され、そのマップ情報に基づいて指定エリア内のマップ情報が推定される。そして、その推定されたマップ情報に基づいて、指定エリア内の各主情報が検索されて取得される。
そのため、表示画像全体の中に1つでもテキスト情報が含まれている限り、たとえ所望のエリアにテキスト情報がなくても、その所望のエリアに関する情報を検索・取得できる可能性が高まる。
ユーザは、情報を検索可能な外部アプリのリストの中から、特定の外部アプリを選択して実行させることができる。そのため、ユーザは、知りたい情報を取得するために必要又は有効な外部アプリを適宜選択することができ、これにより知りたい情報をより効率的に取得することができる。
スキャンアプリは、外部アプリが情報を取得するために用いる各種のパラメータを、マップ情報から抽出する。そして、そのマップ情報から抽出して設定した各種パラメータを、サーバ30内の外部アプリに通知して実行させる。そのため、外部アプリを適切に実行させることができ、これにより所望の情報を適切に検索させて取得することができる。
なお、本実施形態において、画像撮影部22は本発明の撮影部の一例に相当し、マップ情報は本発明の地図情報の一例に相当し、店舗検索アプリ、ルート検索アプリ、Web検索アプリなどの各種の外部アプリは本発明の情報取得アプリの一例に相当し、マップ情報生成アプリは本発明の地図情報取得アプリの一例に相当する。
[他の実施形態]
(1)上記実施形態では、地図画像に対するエリア指定を、ドラッグによる囲み操作やタップ操作などの各種のタッチ操作によって行う例を示したが、他の方法によってエリア指定できるようにしてもよい。例えば、スキャンアプリが特定のアルゴリズムで地図画像を解析して、地図画像の中から特定のエリアを1つ以上抽出し、その抽出したエリア毎にそのエリアのみを含む画像をそれぞれ選択画像として列挙して、その中から特定の選択画像(すなわち所望のエリア)をユーザに決定させるようにしてもよい。
(2)上記実施形態では、テキスト情報に関するマップ情報を、APIを介してマップ情報生成アプリを呼び出すことにより取得したが、このような取得方法は一例である。他の方法を用いてマップ情報を取得するようにしてもよい。
(3)図3(c)に例示した外部アプリ情報は、ユーザの入力操作等によって任意に変更できるようにしてもよい。例えば、ユーザが、情報検索に用いたい外部アプリの情報を新規に追加できるようにしてもよい。また例えば、スキャンアプリ自体が、自動でサーバ30等にアクセスして、サーバ30等にある外部アプリの数や内容に合わせて、スマートフォン10内の外部アプリ情報を定期的に更新する(つまりサーバ30等の内容と同期させる)ようにしてもよい。逆に、サーバ30で外部アプリが追加又は削除される毎に、その情報をサーバ30がスマートフォン10に通知するようにすることで、スマートフォン10内の外部アプリ情報を更新させるようにしてもよい。また、スマートフォン10自身は外部アプリ情報を持たずに、サーバ30等の外部機器が外部アプリ情報を持つようにして、スマートフォン10が必要に応じてその外部機器にアクセスすることで、その外部アプリ情報を取得できるようにしてもよい。
(4)外部アプリの選択を、ユーザに行わせるのではなく、スキャンアプリが自動で行うようにしてもよい。例えば、スキャンアプリが、マップ情報を取得後、そのマップ情報に対応した外部アプリを自動で選択して、その選択した外部アプリが必要とするパラメータを設定してその外部アプリのURLへ送信するようにしてもよい。このようにすることで、ユーザによる外部アプリの選択操作を省くことができ、ユーザ操作をより簡素化することができる。
(5)地図画像の取得方法は、画像撮影部22による撮影に限らない。例えば、地図を提供するWebサイトにアクセスして地図を表示させ、それをスキャンできるようにしてもよい。また例えば、所望の施設のWebサイトにアクセスして、そのサイトが提供している施設周辺の地図を表示させて、それをスキャンできるようにしてもよい。また例えば、外部から有線又は無線で地図画像のデータを取得し表示できるようにしてもよい。また例えば、スマートフォン10内に地図を表示可能なアプリがインストールされている場合にはそのアプリの実行中に表示される地図の画像をスキャンできるようにしてもよい。その他、Web経由あるいは記憶媒体経由など種々のルートでスマートフォン10内に地図画像を取り込んで、その地図画像を表示させ、スキャンさせるようにしてもよい。
(6)外部アプリによる検索結果の最終的な出力方法は、表示部18への画像表示に限らない。画像情報としての結果出力のほか、例えば、印刷出力させたり、他の端末等へ転送して他の端末で表示させたり、音声入出力部21から音声出力させたりするなど、あらゆる出力方法を採用できる。
(7)本発明の適用は、スマートフォン10への適用に限定されるものではない。地図画像を取得して表示可能なあらゆる種類の情報処理装置に対して本発明を適用可能である。
(8)その他、本発明は、上記の実施形態に示された具体的手段や構造等に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の形態を採り得る。例えば、上記の実施形態の構成の一部を、同様の機能を有する公知の構成に置き換えたり、他の実施形態の構成に対して付加、置換等したり、課題を解決できる限りにおいて省略したりしてもよい。また、上記の複数の実施形態を適宜組み合わせて構成してもよい。
1…情報取得システム、10…スマートフォン、11,31…CPU、12,32…ROM、13,33…RAM、14,34…記憶部、15…通信回線接続部、16…無線LAN制御部、17…GPS受信部、18…表示部、19…入力部、20…タッチパネル、21…音声入出力部、22…画像撮影部、30…サーバ。

Claims (9)

  1. プログラムに従った処理を実行可能な制御部と、
    画像を撮影可能な撮影部と、
    画像を表示可能な表示部と、
    を備えた情報処理装置において、前記制御部に実行させる情報取得プログラムであって、
    前記制御部に、
    前記撮影部により撮影された地図画像を取得する地図取得処理と、
    前記地図取得処理により取得された前記地図画像を前記表示部に表示させる地図表示処理と、
    前記地図表示処理により前記表示部に表示されている地図画像から、その地図画像内の地域又は地点が表されたテキスト情報を取得するテキスト情報取得処理と、
    前記テキスト情報取得処理によって取得された前記テキスト情報により表された前記地域又は地点を示す地図情報を取得する地図情報取得処理と、
    前記地図情報取得処理により取得された前記地図情報に関連する情報を取得可能なアプリケーションソフトである情報取得アプリを実行させることにより、前記地図情報取得処理により取得された前記地図情報に関連する情報を取得するアプリ実行処理と、
    前記アプリ実行処理により取得された、前記地図情報に関連する情報を、前記表示部に表示させる表示処理と、
    を実行させるための情報取得プログラム。
  2. 請求項1に記載の情報取得プログラムであって、
    当該情報取得プログラムは、前記制御部に実行させる処理として、
    前記地図表示処理により前記表示部に表示されている前記地図画像に対して特定の地域又は地点を指定するための入力操作を受け付ける指定入力処理と、
    を有し、
    前記アプリ実行処理は、前記指定入力処理により指定された地域又は地点である指定範囲内の前記テキスト情報に対して前記地図情報取得処理により取得された前記地図情報を対象に、その地図情報に関連する情報を取得する処理である
    ことを特徴とする情報取得プログラム。
  3. 請求項2に記載の情報取得プログラムであって、
    前記地図情報取得処理は、前記テキスト情報取得処理により取得された前記テキスト情報のうち、前記指定範囲内の前記テキスト情報に基づき、そのテキスト情報により表された前記指定範囲内の地域又は地点を示す地図情報を取得する処理であり、
    前記制御部に実行させる処理として、
    少なくとも1つの前記情報取得アプリのうち、前記地図情報取得処理により取得された前記地図情報に関連する前記情報取得アプリを少なくとも1つ決定するアプリ決定処理と、
    を有し、
    前記アプリ実行処理は、前記アプリ決定処理により決定された前記情報取得アプリを実行させることにより前記地図情報に関連する情報を取得する処理である
    ことを特徴とする情報取得プログラム。
  4. 請求項3に記載の情報取得プログラムであって、
    前記制御部に実行させる処理として、
    前記テキスト情報取得処理で前記指定範囲内から前記テキスト情報を取得できなかった場合に実行する処理であって、前記テキスト情報取得処理により取得された前記テキスト情報のうち、前記指定範囲外で取得された前記テキスト情報に基づいて、そのテキスト情報により表された前記指定範囲外の地域又は地点を示す地図情報を取得する指定範囲外取得処理を有し、
    前記地図情報取得処理は、前記テキスト情報取得処理で前記指定範囲内から前記テキスト情報を取得できなかった場合は、前記指定範囲外取得処理により取得された前記地図情報に基づいて、前記指定範囲内の前記地域又は地点を示す地図情報を取得する処理である
    ことを特徴とする情報取得プログラム。
  5. 請求項3又は請求項4に記載の情報取得プログラムであって、
    前記アプリ決定処理は、
    前記地図情報取得処理により取得された前記地図情報に対応した前記少なくとも1つの前記情報取得アプリを前記表示部に表示させて、その表示された前記情報取得アプリの中から少なくとも1つを選択させるための入力操作を受け付ける選択入力処理と、
    前記選択入力処理により選択された前記情報取得アプリを、前記アプリ実行処理による実行対象の情報取得アプリとして決定する決定処理と、
    を有することを特徴とする情報取得プログラム。
  6. 請求項3〜請求項5の何れか1項に記載の情報取得プログラムであって、
    前記制御部に実行させる処理として、
    前記アプリ決定処理により決定された前記情報取得アプリ毎に、前記情報取得アプリが必要とするパラメータを前記地図情報に基づいて抽出して前記情報取得アプリに通知する通知処理
    を有し、
    前記アプリ実行処理は、前記アプリ決定処理により決定された前記情報取得アプリ毎に、前記通知処理により通知した前記パラメータを用いて前記情報取得アプリを実行させる処理である
    ことを特徴とする情報取得プログラム。
  7. 請求項3〜請求項6の何れか1項に記載の情報取得プログラムであって、
    前記地図情報取得処理は、前記テキスト情報から前記地図情報を取得するためのアプリケーションソフトである地図情報取得アプリを実行させることによって前記地図情報を取得する処理である
    ことを特徴とする情報取得プログラム。
  8. 画像を撮影可能な撮影部と、
    画像を表示可能な表示部と、
    を備えた情報処理装置で用いられる情報取得方法であって、
    前記撮影部により撮影された地図画像を取得する地図取得ステップと、
    前記地図取得ステップにより取得された前記地図画像を前記表示部に表示させる地図表示ステップと、
    前記地図表示ステップにより前記表示部に表示されている地図画像から、その地図画像内の地域又は地点が表されたテキスト情報を取得するテキスト情報取得ステップと、
    前記テキスト情報取得ステップによって取得された前記テキスト情報により表された前記地域又は地点を示す地図情報を取得する地図情報取得ステップと、
    前記地図情報取得ステップにより取得された前記地図情報に関連する情報を取得可能なアプリケーションソフトである情報取得アプリを実行させることにより、前記地図情報取得処理により取得された前記地図情報に関連する情報を取得するアプリ実行ステップと、
    前記アプリ実行ステップにより取得された、前記地図情報に関連する情報を、前記表示部に表示させる表示ステップと、
    を有することを特徴とする情報取得方法。
  9. 制御部と、
    画像を撮影可能な撮影部と、
    画像を表示可能な表示部と、
    を備えた情報処理装置であって、
    前記制御部は、
    前記撮影部により撮影された地図画像を取得する地図取得処理と、
    前記地図取得処理により取得された前記地図画像を前記表示部に表示させる地図表示処理と、
    前記地図表示処理により前記表示部に表示されている地図画像から、その地図画像内の地域又は地点が表されたテキスト情報を取得するテキスト情報取得処理と、
    前記テキスト情報取得処理によって取得された前記テキスト情報により表された前記地域又は地点を示す地図情報を取得する地図情報取得処理と、
    前記地図情報取得処理により取得された前記地図情報に関連する情報を取得可能なアプリケーションソフトである情報取得アプリを実行させることにより、前記地図情報取得処理により取得された前記地図情報に関連する情報を取得するアプリ実行処理と、
    前記アプリ実行処理により取得された、前記地図情報に関連する情報を、前記表示部に表示させる表示処理と、
    を実行することを特徴とする情報処理装置。
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