JP6575888B1 - 地域情報表示システム - Google Patents

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Abstract

【課題】既存の地理情報表示手法に、ユーザーに対する心理的アプローチ手法を加え、ユーザーの興味、好奇心を煽ることができる地域情報表示手法を提供する。【解決手段】地域情報表示システムは、特定地域の特徴を示す、画像データ、音声データ、テキストデータの少なくともいずれか一つの情報を含む地域データと、特定地域の位置情報と、を関連付けして記憶する記憶手段と、前記地域データを前記特定地域の特徴を示すデータの量を削減する形で処理して、加工地域データを作成する加工処理手段と、前記加工地域データを前記位置情報に対応付けて配置してなる地図を表示する表示手段と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、地域情報を表示するシステムに関する。
従来より、概略的な地図情報とともに、それに含まれる地点の撮影画像を表示する地理情報表示手法があった。
下記特許文献の地理情報表示装置は、例えばPCなどの端末装置として構成している。この場合、記憶手段は、HDDやディスク状記憶媒体などにより構成し、地理上の複数の地点について、当該地点において撮影された写真データと、当該地点の位置情報とを対応付けて記憶している。地理上の複数の地点は、例えば所定の道路上の所定間隔毎の地点とすることができる。また、位置情報としては、緯度及び経度が使用されている。さらに、端末装置のCPUなどのコンピュータは、表示制御手段として機能することができ、複数の前記写真データを所定サイズに縮小して縮小写真データを生成し、それを前記位置情報に対応した相対的位置関係に配置してなる写真地図を作成し、表示装置に表示している。写真地図は、写真データを縮小し、位置情報に対応した相対的位置関係に配置して作成されるので、擬似的な地図として使用することができる。
特開2007−212681号公報
しかしながら、特許文献1に記載の手法では、地図としての利用は可能なものの、あくまでユーザーが設定する目的地に移動するため受動的なものであり、ユーザーに対して自発的に目的地候補を推奨することはなく、ユーザーの興味、好奇心を煽ることもない。
そこで、本発明は、既存の地理情報表示手法に、ユーザーに対する心理的アプローチ手法を加え、ユーザーの興味、好奇心を煽ることができる地域情報表示システムを提供することを目的とする。
本発明の地域情報表示システムは、特定地域の特徴を示す、画像データ、音声データ、テキストデータの少なくともいずれか一つの情報を含む地域データと、特定地域の位置情報と、を関連付けして記憶する記憶手段と、前記地域データを前記特定地域の特徴を示すデータの量を削減する形で処理して、加工地域データを作成する加工処理手段と、前記加工地域データを前記位置情報に対応付けて配置してなる地図を表示する表示手段と、を備える。
また、本発明の地域情報表示システムの加工処理手段は、地域データのうち特定地域の画像データを、画像モザイク処理、画像規制処理又は簡略図化処理を施して、加工画像データを作成する。
また、本発明の地域情報表示システムの加工処理手段は、地域データのうち特定地域の音声データを、音声変更処理又は音声規制処理を施して、加工音声データを作成する。
また、本発明の地域情報表示システムの加工処理手段は、地域データのうち特定地域のテキストデータを、テキスト暗号化処理又は文字抜き処理を施して、加工テキストデータを作成する。
また、本発明の地域情報表示システムは、現在位置情報を特定できる端末を携帯したユーザーが、前記加工地域データに対応付けた前記位置情報における特定地域の所定領域内に入ると、前記加工地域データが前記地域データに前記地図上で表示が切り替わる表示切替手段を備えている。
本発明によれば、既存の地理情報表示手法に、ユーザーに対する心理的アプローチ手法を加え、ユーザーの興味、好奇心を煽ることができる地域情報表示システムを提供することができる。
本実施形態の地域情報表示システムを示す図である。 地域情報提供者が利用するスマートフォン(2)を示す図である。 地域情報サーバを示す図である。 画像データと加工画像データを例示する図である。 地域情報利用者が利用するスマートフォン(3)と、地域情報サーバを示す図である。 地域情報提供者が利用するスマートフォン(2)の表示画面を例示す図である。 音声データと加工音声データを例示する図である。 テキストデータと加工テキストデータを例示する図である。
以下、本発明の実施形態の地域情報表示システムを図面に基づいて説明する。
図1に示すように、地域情報表示システム1は、携帯情報端末7と、複数のサーバと、携帯情報端末7とサーバとを相互に接続するインターネット6とを備える。地域情報表示システム1においては、例えば、地域情報提供者が利用するスマートフォン2、地域情報利用者(ユーザー)が利用するスマートフォン3が、携帯情報端末7として用いられる。スマートフォン2および、スマートフォン3は、インターネット接続機能によって無線でインターネット6と接続される。地域情報表示システム1においては、サーバとして、地図提供サーバ4と、地域情報サーバ5とが用いられる。
携帯情報端末7は、多機能を有して情報を処理できる端末である。携帯情報端末7の多機能性は、マイクロプロセッサ(MPU)で実行されるオペレーティングシステム(OS)によって行われ、OS上で動作するアプリケーションプログラムと、MPUによって制御される周辺機器とによって実現される。周辺機器は、RAM、ROM(記憶手段9)に加え、ユーザインターフェイスデバイスおよび画像表示面として機能するタッチパネル付きの液晶画面(表示手段11)を含む。携帯情報端末7は、さらに携帯情報端末7の現在位置を検出する測位機能と、インターネット接続機能と、カメラ等による撮影機能と、携帯電話としての電話機能等を実行可能に設けられている。
そして、携帯情報端末7は、全地球測位システム(GPS)を用いる測位機能を備えていることで、携帯情報端末7の現在位置を検出することができる(測位機能)。またOSとして、ウインドウズ、マックオーエス、アンドロイド、アイオーエス等が採用され、これにより、アプリケーションプログラミングインタフェース(API)、例えば「Google Maps JavaScript API」(登録商標)が、携帯情報端末7の種々のオペレーティングシステムと地図・写真情報提供のためのソフトウエア、例えば「Google mapsのソフトウエア」との間のインタフェースとして機能することができる。
サーバは、高速で大容量のデータを処理することが可能なコンピュータであって、ユーザーを含むクライアントからの要求に対して何らかのサービスを提供する役割を果たす。サーバは、高速、高機能なセントラルプロセッシングユニット(CPU)やMPU、大容量RAM、大容量ROM等を備え、複雑な処理を高速で行うことができる。多数のスマートフォン等がインターネット6を介してサーバにアクセスした場合であっても、スムースに対応する。図1に示すように本実施形態では、サーバとして、地図提供サーバ4、地域情報サーバ5を用いる。これらのサーバは、レンタルサーバでもよく、サーバの運用者が自ら管理してもよい。
地図提供サーバ4は、地図情報を携帯情報端末7に対して提供する。例えば、このようなサーバは、現在、Google(登録商標)によって運用されている。Googleが現在提供する地図情報は、携帯情報端末7の現在の位置を含む所定範囲の地図情報を表示するものである。この地図は、世界の多くの地域について利用可能であり、Google mapsの名称で広く知られている。
地域情報サーバ5は、APIを用いて、地図提供サーバ4からユーザーが地図を選択する際、ユーザーに対する心理的アプローチ手法を加え、ユーザーの興味、好奇心を煽ることにより、ユーザーに自発的に目的地候補を選択・誘導させる魅力的な地域情報を携帯情報端末7(スマートフォン3)のユーザーに提供する。
「心理的アプローチ手法を加え、ユーザーの興味、好奇心を煽る」とは、例えばユーザーのスマートフォン3の画面に表示された地図上の特定地域にポップアウトされた写真(特定地域の特徴を示す写真で、一例として大阪地域の特徴を示すシンボルタワーの通天閣の写真)が、モザイク加工等が施されることで、これを見たユーザーが「何だ?」と思わせ、ユーザーに「よし!現場に確認に行こう!」と動機付けを起こすものである。
そして、 地域情報サーバ5は、ユーザーの携帯情報端末7に、地域情報表示プログラム8をダウンロードさせる。
地域情報表示プログラム8は、予め、地域情報提供者が利用するスマートフォン2において、特定地域の特徴を示す地域データ(例えば、通天閣の写真データ)と、特定地域の位置情報と関連付けて記憶したデータを、インターネット6を介して、地域情報サーバ5に送信させる。なお、位置情報は、スマートフォン2のGPSの測位機能により測定された緯度XXXX、経度YYYYである。
次に、地域情報表示プログラム8は、地域情報サーバ5において、送信された地域データをデータの量を削減する形で処理して、加工地域データを作成する(加工処理手段10)。
「特定地域の特徴を特定する情報量を削減する形で処理」の例として、通天閣の写真をモザイク加工(ピクセル化)し、加工写真を作成する処理が挙げられる。通常の通天閣の写真(画像データ)と比較して、モザイク加工を施された通天閣のモザイク写真(加工画像データ)は、一般に知られる通天閣の情報量として削減された形となる。この加工は、地域情報表示プログラム8により自動で行っても良いし、また人手で行っても良い。
そして、この加工画像データと、送信された位置情報とを互いに関連付けて、地域情報サーバ5に記憶する。
そして、地域情報表示プログラム8は、地域情報利用者(ユーザー)が利用するスマートフォン3の液晶画面(表示手段11)において、APIにより、地図提供サーバ4から提供される地図と共に、地図上の特定地域を示す位置に、特定地域の特徴を示す地域データ(通常の通天閣の写真:画像データ)をポップアウトしたり、この地域データを加工した加工地域データ(モザイク加工が施された通天閣の加工写真:加工画像データ)をポップアウトしたりさせる。
また、地域情報表示プログラム8は、スマートフォン3のGPSの測位機能により、スマートフォン3を携帯したユーザーの現在位置が、特定地域の所定領域の外の場合は、そのスマートフォン3の液晶画面に地図と共に加工地域データを表示させ、所定領域の内の場合は、加工地域データに替えて地域データを表示させる(表示切替手段12)。このように、加工地域データの表示と地域データの表示が切り替わることで、ユーザーには達成感が生まれる。
(第1実施形態)
次に、「特定地域の特徴」の例として、大阪のシンボルタワーである「通天閣」とし、「地域データ」の例として、「画像データ」とした場合の地域情報表示システム1について、図面に基づいて説明する。
図2に示すように、STEP1は、地域情報提供者が通天閣の近傍の場所(新世界界隈)で、スマートフォン2を用いて通天閣の写真撮影を行い、これを保存するステップである。STEP1は、STEP1.1〜STEP1.4で構成されている。STEP1.1は、スマートフォン2のカメラによる撮影機能により、通天閣の写真を撮影するステップである(画像データ)。STEP1.2は、スマートフォン2のGPSの測位機能により緯度XXXX、経度YYYY(位置情報)を測位するステップである。STEP1.3は、写真(画像データ)と位置情報とを関連付けるステップである。STEP1.4は、STEP1.3で関連付けられたデータを記憶手段9に記憶するステップである。
なお、画像データの一例である通天閣の写真を図4(a)に示す。
STEP2は、地域情報表示システム1を作動させる地域情報表示プログラム8をスマートフォン2にダウンロードするステップである。地域情報表示プログラム8は地域情報サーバ5からインターネット6を介して配される。
STEP3は、地域情報表示プログラム8により、STEP1.4で記憶されたデータを、スマートフォン2から地域情報サーバ5へインターネット6を介して送信されるステップである。なお、データの送信は、スマートフォン2の表示画面に表示された地域情報表示プログラム8の任意のフォーマット(図示せず。)で行われる。
図3に示すように、地域情報サーバ5には、地域情報表示プログラム8が記憶されている。地域情報サーバ5は携帯情報端末7(スマートフォン2、スマートフォン3)からの要求に応じて、地域情報表示プログラム8を携帯情報端末7へインターネット6を介して送信する。そして、地域情報表示プログラム8は、各携帯情報端末7にダウンロードされる(STEP2、STEP5)。
STEP4は、地域情報表示プログラム8上の加工処理手段10の動作であって、スマートフォン2からデータを受信(STEP3)した後、写真をモザイク加工した加工写真(加工画像データ)を作成し、これを保存するステップである。STEP4は、STEP4.1〜STEP4.3を含む。
STEP4.1は、受信した写真をモザイク加工し、加工写真(加工画像データ)を作成するステップである。加工画像データの一例を図4(b)に示す。このモザイク加工は、既知の技術を用いて、自動で行われる。図4(b)に示すように、加工写真(加工画像データ)は、通天閣の写真をモザイク加工しているため、通常の通天閣の写真(画像データ)と比較して、大阪地域の特徴を示すシンボルタワーの通天閣の情報量として削減された形となる。
なお、本実施例では、画像モザイク処理の例を示したが(図4(b))、これに限らず、例えば、図4(c)に示すような画像の一部を切り欠いた「画像規制処理」としても良いし、図4(d)に示すような3次元画像を2次元画像に変換する「簡略図化処理」としても良い。また、画像モザイク処理等は既知の技術で自動で行っていたが、これを手動で行っても良い。
STEP4.2は、STEP4.1で作成された加工写真と位置情報とを関連付けるステップである。この位置情報は、何ら加工することはなく、緯度XXXX、経度YYYYのままである。
STEP4.3は、STEP4.2で関連付けられたデータを記憶するステップである。この記憶は、スマートフォン2より送信された元データとは別名で保存される。このため、地域情報サーバ5では、加工前データAと加工後データBの両方が記憶されている。
図5に示すように、STEP5は、地域情報利用者(ユーザー)が利用するスマートフォン3に、地域情報表示プログラム8をダウンロードするステップである。地域情報表示プログラム8は、地域情報サーバ5からインターネット6を介してスマートフォン3にダウンロードされる。
STEP6は、スマートフォン3のGPSの測位機能により、ユーザーの現在地、すなわち緯度AAAA、経度BBBB(現在位置情報)を測位するステップである。そして、測位された現在位置情報は、スマートフォン3からインターネット6を介して、地域情報サーバ5の地域情報表示プログラム8に送信される。
STEP7は、Google maps JavaScript API(API)を使うことにより、Google maps(地図)をカスタマイズして利用するステップである。地域情報表示プログラム8はAPIを組み込んでいるため、スマートフォン3の液晶画面(表示手段11)地図上に加工前データAの写真や加工後データBの加工写真を適宜表示することができる。
STEP8は、STEP6によりスマートフォン3から送信された現在位置情報と、STEP4.2により加工写真に関連付けられた位置情報(加工後データBの位置情報)とを比較するステップである。この比較において、加工後データBの位置情報の中心座標から半径10m以内の円形領域を「特定地域の所定領域の内」とし、それ以外を「特定地域の所定領域の外」とする。そして、STEP8は、スマートフォン3のユーザーの現在地である現在位置情報が「特定地域の所定領域の内」なのか、「特定地域の所定領域の外」なのかを判断する。
STEP9は、地域情報表示プログラム8の表示切替手段12により、STEP8の比較判断において、ユーザーの現在地が「特定地域の所定領域の外」である場合には加工画像データ(モザイク処理を施した通天閣の加工写真)を、「特定地域の所定領域の内」である場合には画像データ(通常の通天閣の写真)を、スマートフォン3に送信するステップである。
そして、地域情報表示プログラム8は、上記STEP6〜STEP9を繰り返し、スマートフォン3の液晶画面(表示手段11)では、ユーザーの現在地に応じて、モザイク処理を施した通天閣の写真か、通常の通天閣の写真が表示される。図6(a)にスマートフォン3の液晶画面(表示手段11)地図上に加工写真がポップアウト表示された例を示し、図6(b)に地図上に写真がポップアウト表示された例を示す。
スマートフォン3を携帯したユーザーが、本発明の地域情報表示システム1を起動させた場合、ユーザーの現在地は「特定地域の所定領域の内」であることは、極めて稀で、通常、「特定地域の所定領域の外」であることが多い。従って、ユーザーのスマートフォン3の液晶画面には、地図上にモザイク処理を施した通天閣の加工写真(加工画像データ)が表示されていることになる。そして、この加工画像データを見たユーザーは「何だ?」と思うこととなり(心理的アプローチ)、ユーザーの興味、好奇心を煽る結果、「よし!現場に確認に行こう!」となるのである。さらに、ユーザーが現場に確認に行った結果、ユーザーの現在地は「特定地域の所定領域の内」となり、ユーザーのスマートフォン3の液晶画面には、地図上に加工画像データから画像データ(通常の通天閣の写真)に表示が切り替わり、ユーザーは高い達成感を得ることとなる。
(第2実施形態)
次に、「地域データ」の例として、「音声データ」とした場合の地域情報表示システム1について説明する。なお、上述した第1実施形態との相違点のみ説明する。
第2実施形態の地域情報表示システム1は、地域情報表示プログラム8の加工処理手段10において、地域データのうち特定地域の音声データを、音声変更処理又は音声規制処理を施して、加工音声データを作成するものである。
本実施形態では、「特定地域の特徴」の例として、大阪の国定公園である明治の森箕面国定公園を挙げ、「音声データ」の例として、箕面の滝の音と周囲の鳥のさえずりを置く。分かり易く図示するために音波のグラフを仮に置き図7(a)に記載する。
加工音声データを作成するための処理の例を示す。「音声変更処理」は音声データの波長や振幅を微妙に変更したり、途中に無関係な音声を流すことでデータを不明瞭にすることである。この例として図7(b)を挙げる。また、「音声規制処理」は音声データの重要な部分を削除し、理解しがたくする処理である。この例として図7(c)を挙げる。これらを第一実施形態のstep4.1と置き換えることで第二実施形態が成り立つため、step4.1*とする。
これにより、第2実施形態の地域情報表示システム1は、地図提供サーバ4からユーザーが地図を選択する際、ユーザーに対する心理的アプローチ手法を加え、ユーザーの興味、好奇心を煽ることにより、ユーザーに自発的に目的地候補を選択・誘導させる魅力的な地域情報をスマートフォン3のユーザーに提供することができる。
(第3実施形態)
次に、「地域データ」の例として、「テキストデータ」とした場合の地域情報表示システム1について説明する。なお、上述した第1実施形態・第2実施形態との相違点のみ説明する。
第3実施形態の地域情報表示システム1は、地域情報表示プログラム8の加工処理手段10において、地域データのうち特定地域のテキストデータを、テキスト暗号化処理又は文字抜き処理を施して、加工テキストデータを作成するものである。
本実施形態では、「特定地域の特徴」の例として、大阪のあべのハルカス展望台とし、「テキストデータ」の例をその場所で行われるイベントの案内とする。図8(a)にイメージを記載する。
加工テキストデータを作成するための処理の例を示す。「テキスト暗号化処理」は文章に何らかの暗号を施し、内容を不明瞭にすることである。この例として図8(b)を挙げる。また、「文字抜き処理」はテキストデータの重要な部分を削除し、理解しがたくする処理である。この例として図8(c)を挙げる。これらを第一実施形態のstep4.1と置き換えることで第三実施形態が成り立つため、step4.1**とする。
これにより、第3実施形態の地域情報表示システム1は、地図提供サーバ4からユーザーが地図を選択する際、ユーザーに対する心理的アプローチ手法を加え、ユーザーの興味、好奇心を煽ることが可能な地域情報をスマートフォン3のユーザーに提供することができる。
(その他の実施形態)
以下に、他の形態の地域情報表示システム1を説明する。
例えば、位置情報や現在位置情報については、スマートフォン2のGPSの測位機能により測定された緯度XXXX、経度YYYY等を利用している場合の説明をしたが(2次元位置情報)、これに限らず、例えば、Bluetooth(登録商標)などから位置情報を得、X・Y・Z座標(3次元位置情報)を使用して表してもよい。この場合、GPSと違い、使用者の高度まで識別できるため、都市部での地下街やビル内部までもを細かく案内することが可能である。
高度(Z座標)を識別できる位置情報端末を使用する場合、特定地域の所定領域は、位置情報の中心座標から半径十メートルの球形とする。
また、一旦、加工地域データから地域データに表示切替された後に、ユーザーが特定地域の所定領域の外に出た際、スマートフォン3上で、地域データから加工地域データに再び戻る設定でも良く、切り替え表示されたままの設定でも良い。ユーザーの任意の設定によって変更できるようにする。切り替え表示のまま保つことにより、一度訪れた場所に対しては通常の地図の機能を持てるようにできる。
さらに、以上の第一〜第三形態実施例は組み合わせることも可能である。そのため、動画、ポスターなど、画像、音声、テキストデータを組み合わせた様々なものを利用した応用的な実施例が考えられる。
本発明は、地域情報を表示するシステムに関し、産業上の利用することができる。
1 地域情報表示システム
2 スマートフォン(地域情報提供者)
3 スマートフォン(地域情報利用者:ユーザー)
4 地図提供サーバ
5 地域情報サーバ
6 インターネット
7 携帯情報端末
8 地域情報表示プログラム
9 記憶手段
10 加工処理手段
11 表示手段
12 表示切替手段
A 加工前データ
B 加工後データ

Claims (1)

  1. 特定地域の特徴を示す画像データであり前記特定地域近傍で撮影された地域データと、前記特定地域の位置情報と、を関連付けして記憶する記憶手段と、
    前記特定地域近傍で撮影された地域データを画像モザイク処理又は画像規制処理を施して加工地域データを作成する加工処理手段と、
    前記加工地域データを前記位置情報に対応付けて配置してなる地図を表示する表示手段と
    在位置情報を特定できる携帯端末が、前記加工地域データに対応付けた前記位置情報における特定地域の所定領域内に入ると、前記加工地域データが前記特定地域近傍で撮影された地域データに前記地図上で表示が切り替わる表示切替手段を備えたことを特徴とする地域情報表示システム。
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