JP4195067B2 - 地図データ出力装置、地図データ出力方法及び地図データ出力用プログラム - Google Patents

地図データ出力装置、地図データ出力方法及び地図データ出力用プログラム Download PDF

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Description

本願は、地図データ出力装置、地図データ出力方法及び地図データ出力用プログラムの技術分野に属し、より詳細には、電子化された地図データを地図として出力装置に出力させるための地図データ出力装置及び地図データ出力方法並びに当該地図データ出力装置において用られる地図データ出力用プログラムの技術分野に属する。
近年、例えばパーソナルコンピュータ、携帯型無線電話機又は携帯型情報端末夫々において、サーバ上に蓄積されている電子的な地図データをインターネット等のネットワークを介して取得し、それを地図として夫々の機器上において表示することが広く行われている。
ここで、地図表示用のソフトウエアやネットワークを介した地図データ提供サービス等を利用して例えばパーソナルコンピュータ等の表示装置上において地図を閲覧しているときにおいて、その地図を印刷したいと考えた場合、従来から知られている地図印刷用のソフトウエア等を用いた場合には、通常、閲覧中の地図と全く同じ態様で印刷できるので、画面上の地図の表示の内容や態様をその印刷結果上でも確認すればよいという利便性を有する。
しかしながら、上述した如き従来の地図印刷処理では、印刷の結果(紙に印刷された地図)は、通常は画面表示されていた地図と全く同一であることとなるため、上記表示装置上の表示画面における地図の表現能力と、上記印刷した結果における地図の表現能力の違いを考慮した、夫々に最適な出力を行わせることができないという問題があった。
より具体的には、既存の地図表示用のソフトウエアや地図データ提供サービスで用いられる地図(地図データ)は、各縮尺毎に基本的な表示内容及び表示態様(例えば、表示の際の道路と建物との色使いや地名表示の如き、地図としての詳細度)を予め確定して画像化した画像化地図(いわゆるラスタ地図)であるため、各縮尺と表示内容及び表示態様とが基本的に一体化されていて相互に分離できない地図である。
このため、表示画面上での地図閲覧中に縮尺変更指示をして表示させると、その縮尺と共に表示内容及び表示態様も併せて変更されてしまうため、それらを閲覧する使用者にとっては、地図としての意図しない詳細度の変更等が地図データ提供者側の都合で勝手に行われてしまうこととなり、至極不便である。
すなわち、例えば、使用者が閲覧中の地図より広範囲の地図を閲覧するために縮尺変更指示して広範囲の地図を表示させると、例えば画面表示で見易いように地図内の注記や道路が間引きされて表示される等、その地図としての表示内容や表示態様が地図データ提供者側の都合(予め用意しておく地図データの内容)により、勝手に変更されてしまうのである。
また、画面表示地図の閲覧時には地図表示位置を使用者がスクロール等によって自由に変更・移動することができるのが通常であるが、それを印刷した場合には当該印刷した範囲の地図しか見ることができない。この印刷(紙を用いた印刷)の場合、文字等をある程度小さくしてでも、より多くの情報を盛り込む方が、地図としての利用価値は上がることが高い。
なお、印刷に当たっての地図縮尺の変更技術に関する従来例としては、例えば下記特許文献1に記載されたものがあるが、これは、使用者に科される作業負荷を軽減しつつ所望の印刷結果を得るための工夫であり、出力態様が異なる二以上の出力方法(上記してきた従来技術の場合は画面表示と印刷)相互の利便性向上を意図したものではない。
そこで、本願は上記の問題点や要望事項に鑑みて為されたもので、その課題の一例は、一の出力装置において出力されていた地図を、同じ地理的範囲について他の出力装置により出力する場合、当該他の出力装置における出力態様に最適化させたより詳しい地図を出力させることができることで、地図データとしての利便性を向上させることが可能な地図データ出力装置及び地図データ出力方法並びに当該地図データ出力装置用の地図データ出力用プログラムを提供することにある。
特開2004−279969公報
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、出力態様が相互に異なる複数種類の出力装置において地図を夫々出力するための地図データを、当該各出力装置に夫々出力する地図データ出力装置において、同一の地理的範囲に対応する地図としての詳細度が相互に異なる複数の地図データを、各前記詳細度毎に各前記出力態様に適した地図データとして記憶する記憶手段と、一の前記出力装置において前記地図を出力しているとき、当該出力されている地図の当該出力に係る地理的範囲を検出する範囲検出手段と、前記一の出力装置における前記地図の出力のために当該一の出力装置に出力している前記地図データの詳細度を検出する詳細度検出手段と、前記検出された地理的範囲に対応し且つ前記検出された詳細度よりも高い詳細度を有する前記地図データであって、他の前記出力装置における前記出力態様に適した前記地図データを、前記記憶手段から抽出する抽出手段と、前記抽出された地図データを、前記他の出力装置における地図出力用に当該他の出力装置に出力する出力手段と、を備える。
上記課題を解決するために、請求項4に記載の発明は、出力態様が相互に異なる複数種類の出力装置において地図を夫々出力するための地図データを、当該各出力装置に夫々出力する地図データ出力装置において、同一の地理的範囲に対応する地図としての詳細度が段階的に且つ相互に異なる複数の地図データを記憶する記憶手段と、一の前記出力装置において前記地図を出力しているとき、当該出力されている地図の当該出力に係る地理的範囲を検出する範囲検出手段と、前記一の出力装置における前記地図の出力のために当該一の出力装置に出力している前記地図データの詳細度を検出する詳細度検出手段と、前記検出された地理的範囲に対応し且つ前記検出された詳細度よりも予め設定された段階だけ高い詳細度を有する前記地図データを、他の前記出力装置における前記出力態様に適した当該地図データとして前記記憶手段から抽出する抽出手段と、前記抽出された地図データを、前記他の出力装置における地図出力用に当該他の出力装置に出力する出力手段と、を備える。
上記の課題を解決するために、請求項6に記載の発明は、出力態様が相互に異なる複数種類の出力装置において地図を夫々出力するための地図データを、当該各出力装置に夫々出力する地図データ出力装置であって、同一の地理的範囲に対応する地図としての詳細度が相互に異なる複数の地図データを、各前記詳細度毎に各前記出力態様に適した地図データとして記憶する記憶手段を備える地図データ出力装置において実行される地図データ出力方法において、一の前記出力装置において前記地図を出力しているとき、当該出力されている地図の当該出力に係る地理的範囲を検出する範囲検出工程と、前記一の出力装置における前記地図の出力のために当該一の出力装置に出力している前記地図データの詳細度を検出する詳細度検出工程と、前記検出された地理的範囲に対応し且つ前記検出された詳細度よりも高い詳細度を有する前記地図データであって、他の前記出力装置における前記出力態様に適した前記地図データを、前記記憶手段から抽出する抽出工程と、前記抽出された地図データを、前記他の出力装置における地図出力用に当該他の出力装置に出力する出力工程と、を含むことを特徴とする。
上記の課題を解決するために、請求項7に記載の発明は、コンピュータを、請求項1から5のいずれか一項に記載の地図データ出力装置として機能させる。
次に、本願を実施するための最良の形態について、図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する実施形態は、パーソナルコンピュータ又は携帯型情報端末等の表示部上に表示されている地図を印刷することが可能な地図処理装置に対して本願を適用した場合の実施の形態である。
(I)本願の原理
初めに、本願の実施形態について具体的に説明する前に、本願の原理について図1を用いて説明する。なお、図1は当該原理を例示する図である。
図1に示すように、本願では、同一の地理的範囲に夫々相当し且つ縮尺が相互に異なる地図データが、例えばラスターデータ形式の地図データとして予め蓄積されていることが前提となる。
すなわち、図1(a)に例示するように、同一の地理的範囲について、縮尺が夫々1/2000、1/3000及び1/4000である地図データM2000、地図データM3000及び地図データM4000が、夫々に例えばラスターデータ形式の地図データとして予め蓄積されている。このとき、当該各地図データMは、夫々が対応する縮尺毎に予め定められている解像度で表示又は印刷するために最適化された地図データである。
ここで、同一の地理的範囲について縮尺の異なる地図データを比較した場合、一般に、縮尺が大きくなるほど地図としての詳細度は高くなる。なおこの場合の「詳細度」とは、地図として見た場合の詳細さを示すものであり、具体的には、例えば道路について言えば、より細い道路が表示される地図ほどその詳細度は高いのであり、また建物表記等のいわゆる注記について言えば、当該注記が多いほど地図としての詳細度は高くなる。更に例えばビルについて言えば、そのビル自体の名称だけが表示されている地図よりも、そのビル自体の名称と共にそのビル内にある施設の表示までがされている地図の方が、地図としての詳細度は高くなる。また、地図としての縮尺が大きくなってその詳細度も高くなるほど、これに対応して地図データとしてのデータ量自体も多くなるのが通常である。
そして、同一の地理的地域に夫々相当する地図データM2000とM4000夫々を用いて対応する地図を出力する(すなわち、画面上に表示するか、又は印刷する)場合、図1(a)に例示するように、出力結果としてのサイズが同一であっても、地図データM4000を用いて出力した結果得られる出力結果D4000よりも、地図データM2000を用いて出力した結果得られる出力結果D2000の方が、地図としての詳細度は高い。
このような地図データを前提として、本願では、例えば図1(b)で例示されているように例えばパーソナルコンピュータ等の表示部上に表示されている出力結果D4000に相当する地図を紙媒体等に印刷して出力する場合、表示部としての解像度よりも印刷装置としての解像度を高く設定し、この印刷装置の解像度に適した詳細度を有し且つ表示部に表示されている地図の地理的範囲と同一の地理的範囲に相当する地図データM2000を用いて印刷処理を行い、その印刷結果として図1(c)に例示されるような出力結果(印刷結果)D2000を得るように構成する。
この結果、上述した従来技術の場合に比して、印刷に最適化した(すなわち、解像度が高い分だけ詳細度を向上させた)地図を簡易に取得することができるようになるのである。
(II)第1実施形態
次に、上述した本願の原理に基づいた本願に係る第1実施形態について、図2及び図33を用いて説明する。なお、図2は第1実施形態に係る地図処理装置の概要構成を示すブロック図であり、図3は当該地図処理装置における地図出力処理の動作を示すフローチャートである。
図2に示すように、第1実施形態に係る地図処理装置S1は、詳細度検出手段としての解像度取得部1と、プリンタ等により構成される印刷部2と、液晶ディスプレイ等により構成される表示部3と、マウス及びキーボード等により構成される操作部4と、出力手段としての入出力制御部5と、サイズ変更手段としてのシステム制御部6と、記憶部7と、範囲検出手段としての地図領域設定部8と、抽出手段としての地図データ取得部9と、縮尺選択部10と、記憶手段としての地図データベースDBと、により構成されている。
この構成において、解像度取得部1は、印刷部2を構成するプリンタ等における印刷の際の解像度を示す解像度情報を周知の方法により取得し、入出力制御部5を介してシステム制御部6に出力する。
また、印刷部2は、上記解像度取得部1からの要求に応じて当該印刷部2における印刷の際の解像度を示す解像度情報を入出力制御部5及びシステム制御部6を介して解像度取得部1に出力すると共に、実際の地図の印刷処理をシステム制御部6の制御の下で実行する。
一方、表示部3は、上記解像度取得部1からの要求に応じて当該表示部3における表示の際の解像度を示す解像度情報を入出力制御部5及びシステム制御部6を介して解像度取得部1に出力すると共に、実際の地図の表示処理をシステム制御部6の制御の下で実行する。
他方、操作部4は、地図処理装置Sとして所望される動作を指示するための操作が使用者により実行されたとき、当該操作に対応する操作信号をシステム制御部6に出力する。
また、地図領域設定部8は、システム制御部6の制御の下、表示部3における地図の表示時においては、操作部4からの指示(によるシステム制御部6からの指示)に基づき、表示する地図の範囲を緯度/経度を用いて設定し、当該緯度/経度を示す範囲情報として記憶部7に一時的に記憶する。更に、印刷部2における地図の印刷時においては、表示部3に表示されている地図の範囲として設定され記憶部7に記憶されている上記範囲情報を当該記憶部7から読み出し、印刷範囲として設定する。
次に、縮尺設定部10は、システム制御部6の制御の下、表示部3における地図の表示時においては、操作部4からの指示(によるシステム制御部6からの指示)に基づき、表示する地図の縮尺を設定すると共に、印刷部2における地図の印刷時においては、表示部3において表示されている地図の縮尺と、印刷部2及び表示部3夫々の解像度を示す情報と、により、印刷部2において印刷可能な最大の縮尺を、印刷用地図の縮尺として選択する。
更に、地図データ取得部9は、上述した地図の表示時及び地図の印刷時の双方において、地図データベースDB内に蓄積されている地図データMから地図縮尺選択部10において選択された縮尺の地図データMを取得し、更に当該取得した地図データMから、地図領域設定部8において指定された緯度/経度で設定された範囲の地図データMを切り出し、印刷用としてシステム制御部6に出力する。
他方、地図データベースDBには、図1(a)において例示したように、同一の地理的範囲について、縮尺が夫々異なる地図データM1、地図データM2、地図データM3、…、地図データMnが、夫々に例えばラスターデータ形式の地図データとして予め蓄積されている。このとき、地図データM1の縮尺が最も小さく、順次縮尺が大きくなって、最終的に地図データMnの縮尺が最も大きく設定されている。そして、具体的な縮尺の例としては、地図データM1の縮尺を1/1,000,000とし、地図データM2の縮尺を1/50,000とし、地図データM3の縮尺を1/25,000とし、…、地図データMnの縮尺を1/500程度とするのが好適である。更に、各地図データMは、上述したように夫々が対応する縮尺毎に、夫々の上記詳細度について、予め定められている解像度で表示又は印刷するために最適化された地図データである。
次に、上述した構成を備える地図処理装置S1における第1実施形態に係る地図出力処理の動作について、具体的に図2及び図3を用いて説明する。なお、当該地図出力処理の動作は、表示部3において表示されている地図と同一の地理的範囲について、印刷部2において地図を印刷する場合の動作である。
図3に示すように、第1実施形態に係る地図出力処理の動作としては、先ず、表示部3において表示されている地図の縮尺を示す縮尺情報を取得し、当該縮尺を示すパラメータMiとして記憶部7に一時的に記憶させる(ステップS1)。
次に、当該表示部3において表示されている地図の表示範囲を示す情報として、当該地図の表示範囲における左上の角の地図上の緯度及び経度を取得して当該緯度/経度を示すパラメータLUとすると共に、当該地図の表示範囲における右下の角の地図上の緯度及び経度を取得して当該緯度/経度を示すパラメータRDとし、当該パラメータLU及びRD夫々を記憶部7に一時的に記憶させる(ステップS2)。
次に、表示部3において現在地図を表示している際の解像度を示す解像度情報を解像度取得部1において取得し、当該解像度を示すパラメータDRとして記憶部7に一時的記憶させ(ステップS3)、更に、印刷部2において以後実行される印刷の際の解像度を示す解像度情報を解像度取得部1において取得し、当該解像度を示すパラメータPRとして記憶部7に一時的記憶させる(ステップS4)。
そして、上記ステップS1で取得された縮尺情報により示される縮尺が、地図データMnの縮尺よりも小さいか否かを確認する(ステップS5)。これにより、当該縮尺が地図データMnの縮尺と等しいか或いはそれよりも大きいときは(ステップS5;NO)、第1実施形態に係る地図処理装置Sにおいて印刷可能な最も大きな縮尺の地図データMnを用いて印刷部2における印刷処理に供させることとし、当該地図データMnに相当する地図おける上記パラメータLU及びRDで画定される地理的範囲に相当する範囲の当該地図データMnを切り出し(ステップS9)、当該切り出した地図データMnを印刷部2に出力する。これにより、当該印刷部2において出力された地図データMnを用いた印刷処理を実行して(ステップS7)、第1実施形態に係る地図出力処理を終了する。
なお、上記ステップS7の処理において、実際の印刷結果としての地図の大きさとしては、例えば表示部3において表示されていたときの表示の大きさ(表示サイズとしての実際の物理的な大きさ)と同一としても良いし、その表示の大きさに対して拡大又は縮小された大きさで印刷しても良い。
一方、上記ステップS5の判定において、上記ステップS1で取得された縮尺情報により示される縮尺が、地図データMnの縮尺よりも小さいときは(ステップS5;YES)、表示部3における解像度と印刷部2における解像度との比Rを上記パラメータPR及びDRを用いて算出し(ステップS8)、更に、現在の印刷部2における印刷の解像度を用いて印刷可能な縮尺Nを、現在のパラメータMi及び上記比Rを用いて算出する(ステップS9)。
そして、当該算出された縮尺Nが地図データMnの縮尺よりも小さいか否かを確認する(ステップS10)。これにより、当該縮尺Nが地図データMnの縮尺と等しいか或いはそれよりも大きいときは(ステップS10;NO)、第1実施形態に係る地図処理装置Sにおいて印刷可能な最も大きな縮尺の地図データMnを用いて印刷部2における印刷処理に供させるべく上記ステップS6以降の処理に移行する。
一方、上記ステップS10の判定において、縮尺Nが、地図データMnの縮尺よりも小さいときは(ステップS10;YES)、当該縮尺Nの地図データMに相当する地図おける上記パラメータLU及びRDで画定される地理的範囲に相当する範囲の当該地図データMを切り出し(ステップS11)、当該切り出した地図データMを印刷部2に出力して上記ステップS7の処理に移行し、当該地図データMを用いた印刷処理を実行して、第1実施形態に係る地図出力処理を終了する。
以上説明したように、第1実施形態に係る地図処理装置S1の動作によれば、表示部3において表示されている地理的範囲に対応し且つ当該表示されている地図データMの詳細度よりも高い詳細度を有する地図データMであって、印刷部2における印刷の解像度に対応する地図データMを抽出して印刷部2に出力するので、表示部3において出力されている地図の地理的範囲に対応し且つより詳細度の高い(即ち、より詳しい)地図を、印刷部2に適した態様で印刷部2において印刷することができる。
従って、表示部3において表示されていた地図を、同じ地理的範囲について印刷部2により印刷する場合、当該印刷部2における出力態様に最適化させたより詳しい地図を印刷させることができ、地図データMとしての利便性が著しく向上させることができる。
また、印刷部2における解像度を検出し、当該解像度による地図印刷が可能な詳細度を有する地図データMを抽出して印刷部2に出力するので、表示部3において出力されている地図よりも詳細度の高い(即ち、より詳しい)地図を、印刷部2に適した態様で当該印刷部2において出力することができる。
更に、印刷部2の解像度による地図出力が可能な最大の詳細度を有する地図データMを抽出して当該印刷部2に出力するので、最も詳細度の高い(即ち、最も詳しい)地図を、印刷部2に適した態様で当該印刷部2において出力することができる。
(III)第2実施形態
次に、上述した本願の原理に基づいた本願に係る他の実施形態である第2実施形態について、図4及び図5を用いて説明する。なお、図4は第2実施形態に係る地図処理装置の概要構成を示すブロック図であり、図5は当該地図処理装置における地図出力処理の動作を示すフローチャートである。また、図4において、第1実施形態に係る地図処理装置S1と同一の部材については、同一の部材番号を付して細部の説明は省略する。更に、図5において、第1実施形態に係る地図出力処理の動作を同一の処理については、同一のステップ番号を付して細部の説明は省略する。
上述した第1実施形態においては、表示部3と印刷部2夫々の解像度を取得した上で、印刷部2において印刷可能な最大の縮尺に相当する地図データMを用いて印刷する場合について説明したが、以下に説明する第2実施形態は、当該各解像度を取得することなく、表示部3において表示されている地図の縮尺に対して予め設定された段階だけ小さい縮尺の地図データMを用いて印刷を行う。
図4に示すように、第2実施形態に係る地図処理装置S2は、図2に示す第1実施形態に係る地図処理装置S1の構成から、解像度取得部1を除いた構成を備えている。このとき、第2実施形態に係る地図処理装置S2としての縮尺選択部10は、第1実施形態に係る縮尺選択部10とは異なり、印刷部2における印刷時においては、表示部3において表示されている地図の縮尺よりも一段階だけ大きな縮尺を、地図印刷用の地図の縮尺として選択する。なお、当該縮尺の増加は、以下に例示する一段階だけでなく、予め設定された二段階以上任意の段階で増加させるように構成することも可能である。
次に、上述した構成を備える地図処理装置S2における第2実施形態に係る地図出力処理の動作について、具体的に図4及び図5を用いて説明する。なお、当該地図出力処理の動作は、第1実施形態の場合と同様に、表示部3において表示されている地図と同一の地理的範囲について、印刷部2において地図を印刷する場合の動作である。
図5に示すように、第2実施形態に係る地図出力処理の動作としては、初めに第1実施形態に係る地図出力処理(図3参照)におけるステップS1並びにS5乃至S7の処理を実行する。
そして、ステップS5の判定において、上記ステップS1で取得された縮尺情報により示される縮尺が、地図データMnの縮尺よりも小さいときは(ステップS5;YES)、次に、当該ステップS1で取得された縮尺情報により示される縮尺Miに対して一段階大きな縮尺の地図データMを地図データベースDB内において選択し(ステップS20)、更に当該選択された地図データMに相当する地図おける上記パラメータLU及びRDで画定される地理的範囲に相当する範囲の当該地図データMを切り出す(ステップS21)。
次に、上記ステップS1で取得された縮尺情報により示される縮尺Miと、これより一段階大きな縮尺Mi+1とを用いて、Mi/(Mi+1)により印刷部2における印刷の大きさ(印刷サイズ)を設定し(ステップS22)、その後、当該設定された印刷サイズで上記ステップS21において切り出された地図データMを印刷部2に出力して上記ステップS7の処理に移行し、当該地図データMを用いた印刷処理を実行して、第2実施形態に係る地図出力処理を終了する。
以上説明したように、第2実施形態に係る地図処理装置S2の動作によれば、表示部3において表示されている地理的範囲に対応し且つ当該表示されている地図データMの詳細度よりも高い詳細度を有する地図データMであって、印刷部2における印刷の解像度に対応する地図データMを抽出して印刷部2に出力するので、表示部3において出力されている地図の地理的範囲に対応し且つより詳細度の高い(即ち、より詳しい)地図を、印刷部2に適した態様で印刷部2において印刷することができる。
従って、表示部3において表示されていた地図を、同じ地理的範囲について印刷部2により印刷する場合、当該印刷部2における出力態様に最適化させたより詳しい地図を印刷させることができ、地図データMとしての利便性が著しく向上させることができる。
また、印刷用の地図データMの抽出に当たり、表示部3における地図の出力に供されている地図データMの詳細度よりも予め設定された段階だけ高い詳細度を有する地図データMを抽出するので、地図データMとして既存の詳細度の段階を用いて印刷部2に出力する地図データMの詳細度を選ぶことで、簡易な構成で印刷部2における出力態様に適した地図データMを抽出することができる。
(IV)変形形態
次に、本願に係る変形形態について説明する。
先ず、上述してきた各実施形態では、表示部3において表示されている地図の範囲と同一の範囲について縮尺を変更して印刷する場合について説明したが、これ以外に、第一の変形形態として、表示中の地図において、より詳細度を高めて(すなわち、より多くの情報を含ませて)印刷する部分(領域)を使用者が任意に指定し、その指定された領域のみ異なる縮尺の地図を印刷するように構成することもできる。これは、例えば、いわゆる画像編集用ソフトウエアにおける「塗りつぶしツール」の如く、表示中の地図上に塗り絵をするように領域を指定すると、その指定された領域(塗りつぶしエリア)の地図データMを使用者が指定した縮尺の地図データMに置き換えるものである。このとき、表示中の地図の切り出しには、その緯度/経度を(x、y)として利用することで縮尺の異なる地図との位置関係を特定することができることになる。
この第一の変形形態によれば、使用者が所望する範囲のみ異なる縮尺の地図が印刷されるので、その使用者に必要な地図としての情報のみがより詳細に印刷可能となる。この場合、表示部3上での画像確認ではその解像度の点で表示が潰れてしまうときでも、印刷では判別可能な地図情報として印刷して活用できることとなる。
また、第二の変形形態として、例えば経路計算の結果等により、特定の注目すべき領域又は地点が決定している場合において、その決定している地点の周辺のみ異なる縮尺の地図を印刷するように構成することもできる。より具体的には、例えば、目的地周辺のみを異なる縮尺で印刷するとか、立ち寄り地周辺のみを異なる縮尺で印刷するとか、或いは経路に沿った周辺地域のみを異なる縮尺で印刷する等の処理に適用可能である。
更に、第三の変形形態として、印刷部2へ出力する際に、表示部3において表示している地図の縮尺よりも小さい縮尺の地図に対応する地図データMを選択するようにしても良い。
更にまた、第四の変形形態として、上述して来た各実施形態においては、表示部3において表示されていた地図と同じ地理的範囲に相当する地図を、より詳細度の高い地図として印刷部2において印刷する場合について説明したが、本願は、この逆、すなわち、印刷部2において印刷された地図と同じ地理的範囲に相当する地図を、より詳細度の高い地図として表示部3において表示する場合に適用することも可能である。この場合は、上記各実施形態における表示部3と印刷部2とを入れ換えた説明が、そのまま適用することが可能となる。
また、第五の変形形態として、上記各実施形態では、印刷部2と表示部3という異なる種類の出力装置を備える場合について本願の適用を説明したが、これ以外に、同種の出力装置ではあるもののその出力諸元(例えば解像度)が異なる二以上の出力装置を備える地図処理装置に本願を適用することも可能である。
更に、第六の変形形態として、上記各実施形態においては、夫々の地図処理装置S1又はS2内に表示部3及び印刷部2を備えている場合について説明したが、これ以外に、例えば、地図処理装置S1又はS2における表示部3及び印刷部2以外の部分が、外部にある表示部3及び印刷部2とネットワーク(インターネット又はローカルエリアネットワーク等のネットワーク)を介して接続されている地図出力システムに対して本願を適用することも可能である。
最後に、図3又は図5に夫々示すフローチャートに対応するプログラムを、フレキシブルディスク又はハードディスク等の情報記録媒体に記録しておき、又はインターネット等を介して取得して記録しておき、これらを汎用のコンピュータで読み出して実行することにより、当該コンピュータを各実施形態に係るシステム制御部6として活用することも可能である。
本願の原理を説明する図であり、(a)は本願に係る縮尺と出力態様との関係を例示する図であり、(b)は本願に係る出力例を示す図(I)であり、(c)は本願に係る出力例を示す図(II)である。 第1実施形態に係る地図処理装置の概要構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る地図処理装置における地図出力処理の動作を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る地図処理装置の概要構成を示すブロック図である。 第2実施形態に係る地図処理装置における地図出力処理の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 解像度取得部
2 印刷部
3 表示部
4 操作部
5 入出力制御部
6 システム制御部
7 記憶部
8 地図領域設定部
9 地図データM取得部
10 縮尺選択部
DB 地図データベース
M2000、M3000、M4000、M1、M2、M3、Mn 地図データ
S1、S2 地図処理装置
D2000、D4000 出力結果

Claims (7)

  1. 出力態様が相互に異なる複数種類の出力装置において地図を夫々出力するための地図データを、当該各出力装置に夫々出力する地図データ出力装置において、
    同一の地理的範囲に対応する地図としての詳細度が相互に異なる複数の地図データを、各前記詳細度毎に各前記出力態様に適した地図データとして記憶する記憶手段と、
    一の前記出力装置において前記地図を出力しているとき、当該出力されている地図の当該出力に係る地理的範囲を検出する範囲検出手段と、
    前記一の出力装置における前記地図の出力のために当該一の出力装置に出力している前記地図データの詳細度を検出する詳細度検出手段と、
    前記検出された地理的範囲に対応し且つ前記検出された詳細度よりも高い詳細度を有する前記地図データであって、他の前記出力装置における前記出力態様に適した前記地図データを、前記記憶手段から抽出する抽出手段と、
    前記抽出された地図データを、前記他の出力装置における地図出力用に当該他の出力装置に出力する出力手段と、
    を備えることを特徴とする地図データ出力装置。
  2. 請求項1に記載の地図データ出力装置において、
    前記出力態様は、各前記出力装置における地図出力時の解像度であり、
    前記他の出力装置における前記解像度を検出する解像度検出手段を更に備え、
    前記抽出手段は、前記記憶手段からの前記地図データの抽出に当たり、前記出力態様に適した地図データとして、前記検出された解像度により前記他の出力装置において前記地図を出力することが可能な前記地図データを抽出することを特徴とする地図データ出力装置。
  3. 請求項記載の地図データ出力装置において、
    前記抽出手段は、前記記憶手段からの前記地図データの抽出に当たり、前記出力態様に適した地図データとして、前記検出された解像度により前記他の出力装置において前記地図を出力することが可能な前記地図データのうち、前記詳細度が最も高い当該地図データを抽出することを特徴とする地図データ出力装置。
  4. 出力態様が相互に異なる複数種類の出力装置において地図を夫々出力するための地図データを、当該各出力装置に夫々出力する地図データ出力装置において、
    同一の地理的範囲に対応する地図としての詳細度が段階的に且つ相互に異なる複数の地図データを記憶する記憶手段と、
    一の前記出力装置において前記地図を出力しているとき、当該出力されている地図の当該出力に係る地理的範囲を検出する範囲検出手段と、
    前記一の出力装置における前記地図の出力のために当該一の出力装置に出力している前記地図データの詳細度を検出する詳細度検出手段と、
    前記検出された地理的範囲に対応し且つ前記検出された詳細度よりも予め設定された段階だけ高い詳細度を有する前記地図データを、他の前記出力装置における前記出力態様に適した当該地図データとして前記記憶手段から抽出する抽出手段と、
    前記抽出された地図データを、前記他の出力装置における地図出力用に当該他の出力装置に出力する出力手段と、
    を備えることを特徴とする地図データ出力装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の地図データ出力装置において、
    前記他の出力装置は印刷装置であり、
    前記印刷装置における印刷用紙の大きさに対応した印刷結果が得られるように、前記抽出手段により抽出された前記地図データにおける印刷サイズを変更して前記出力手段に出力するサイズ変更手段を更に備えることを特徴とする地図データ出力装置。
  6. 出力態様が相互に異なる複数種類の出力装置において地図を夫々出力するための地図データを、当該各出力装置に夫々出力する地図データ出力装置であって、同一の地理的範囲に対応する地図としての詳細度が相互に異なる複数の地図データを、各前記詳細度毎に各前記出力態様に適した地図データとして記憶する記憶手段を備える地図データ出力装置において実行される地図データ出力方法において、
    一の前記出力装置において前記地図を出力しているとき、当該出力されている地図の当該出力に係る地理的範囲を検出する範囲検出工程と、
    前記一の出力装置における前記地図の出力のために当該一の出力装置に出力している前記地図データの詳細度を検出する詳細度検出工程と、
    前記検出された地理的範囲に対応し且つ前記検出された詳細度よりも高い詳細度を有する前記地図データであって、他の前記出力装置における前記出力態様に適した前記地図データを、前記記憶手段から抽出する抽出工程と、
    前記抽出された地図データを、前記他の出力装置における地図出力用に当該他の出力装置に出力する出力工程と、
    を含むことを特徴とする地図データ出力方法。
  7. コンピュータを、請求項1から5のいずれか一項に記載の地図データ出力装置として機能させることを特徴とする地図データ出力用プログラム。
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