JP6452168B2 - 保守作業手順データ管理装置、システム、方法及びプログラム - Google Patents

保守作業手順データ管理装置、システム、方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、保守作業手順データ管理装置、システム、方法及びプログラムに関する。
保守作業者が保守対象装置(顧客装置)の保守作業を行う際には、保守作業や顧客ごとに条件又は環境の違いがあっても、保守作業者は単一の保守作業手順書を閲覧して作業を行っていた。しかしながら、保守作業手順書は、想定される様々な条件又は環境にも対応することができるように構成されているため、保守作業者が自ら、膨大な情報量の保守作業手順書の中から、作業内容に対応する情報を探し出す必要があった。
そこで、保守作業者が保守作業手順書の中から作業内容に対応する情報を探し出す手間を軽減するべく、保守作業者の要求に応じて過去の保守作業履歴情報から適切な保守作業手順を推定して保守作業者に提示する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、保守作業の作業内容および作業時間を含む案件情報を受け付けて案件情報記憶手段に格納する案件情報入力受付手段と、前記保守作業において交換された部品の障害再現試験結果を示す交換部品試験結果情報を受け付けて交換部品試験結果情報記憶手段に格納する交換部品試験結果情報入力受付手段と、前記案件情報記憶手段に格納された前記案件情報の作業内容および前記交換部品試験結果情報記憶手段に格納された前記交換部品試験結果情報の障害再現試験結果に基づいて、作業項目別の障害復旧率を示す作業項目別障害復旧率を推定する障害復旧率推定手段と、前記障害復旧率推定手段によって推定された作業項目別障害復旧率に基づいて最適な作業手順を推定し保守作業者に提示する作業手順提示手段として機能させるための保守業務支援プログラムが開示されている。
特開2006−313399号公報
以下の分析は、本願発明者により与えられる。
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、顧客から指定された作業時間の条件によって作業内容が変更となる場合に適切な情報を提示することができない可能性がある。例えば、過去の保守作業履歴情報における作業時間に対して、顧客から指定された作業時間が長い場合には、保守作業後の余った時間に各機能等の確認作業、清掃作業等の軽作業を実施することができるにもかかわらず、過去の保守作業履歴情報にそのような軽作業に関する情報を提示することができない。一方、過去の保守作業履歴情報における作業時間に対して、顧客から指定された作業時間が短い場合には、過去の保守作業履歴情報を用いることができず、短時間で実施可能な作業内容に関する情報、例えば、当面稼働可能な状態にする応急処置、最短でできる作業等の必須作業等に関する情報を提示することができない。
以上のように、保守作業者が保守対象装置の保守作業を実施する際には、作業時間の条件によって作業内容が変化する。特許文献1のように過去の保守作業履歴情報を閲覧しての作業では、保守作業者は、不要な情報に混乱したり、別の所から必要な情報を探し出す必要があり、余計な手間を必要とし、適切に保守作業を行うできない可能性がある。
本発明の主な課題は、保守作業者の手間を軽減しつつ作業時間の条件に応じて適切な保守作業に関する情報を提供することができる保守作業手順データ管理装置、システム、方法及びプログラムを提供することである。
第1の視点に係る保守作業手順データ管理装置は、情報端末と通信可能に接続する通信部と、障害内容に関連付けられた保守作業手順を含む保守作業手順データベースを記憶する記憶部と、情報を入力することが可能な入力部と、前記情報端末又は前記入力部から障害内容を含む保守作業受付情報を取得したときに、前記保守作業手順データベースから、前記保守作業受付情報の障害内容に対応する保守作業手順を抽出し、抽出した保守作業手順を含む保守作業手順データを生成する制御部と、を備え、前記保守作業受付情報は、さらに障害内容に関連付けられた指定作業時間を含み、前記保守作業手順データベースは、さらに障害内容に関連付けられた標準作業時間を含み、前記保守作業手順は、優先順位及び作業時間が関連付けられた複数の手順を含み、前記制御部は、前記保守作業受付情報の障害内容に対応する前記保守作業手順データベースの標準作業時間が、前記保守作業受付情報の障害内容に対応する指定作業時間よりも長いときに、前記指定作業時間内に収まるように、生成した前記保守作業手順データに含まれる保守作業手順における複数の手順の中から、少なくとも優先順位が最も低い手順を削除する処理を行う。
前記第1の視点に係る保守作業手順データ管理装置の変形として、保守作業手順データ管理装置は、情報端末と通信可能に接続する通信部と、障害内容に関連付けられた保守作業手順を含む保守作業手順データベースを記憶する記憶部と、情報を入力することが可能な入力部と、前記情報端末又は前記入力部から障害内容を含む保守作業受付情報を取得したときに、前記保守作業手順データベースから、前記保守作業受付情報の障害内容に対応する保守作業手順を抽出し、抽出した保守作業手順を含む保守作業手順データを生成する制御部と、を備え、前記保守作業受付情報は、さらに障害内容に関連付けられた指定作業時間を含み、前記保守作業手順データベースは、さらに障害内容に関連付けられた標準作業時間を含み、前記保守作業手順は、優先順位及び作業時間が関連付けられた複数の手順を含み、前記制御部は、前記保守作業受付情報の障害内容に対応する前記保守作業手順データベースの標準作業時間が、前記保守作業受付情報の障害内容に対応する指定作業時間よりも長いときに、前記指定作業時間内に収まるように、生成した前記保守作業手順データに含まれる保守作業手順における複数の手順の中から、少なくとも優先順位が最も低い手順を削除する処理を行い、前記記憶部は、顧客コード及び装置コードに関連付けられた床の状況、温湿度管理有無及び冗長性有無の少なくとも1つに係る情報を含む顧客情報データベースと、装置コードに関連付けられた床の状況別注意事項、温湿度管理無し環境の注意事項、及び冗長性有りの場合の注意事項の少なくとも1つを含む追加コメントデータベースと、を記憶し、前記保守作業受付情報は、さらに障害内容に関連付けられた顧客コード及び装置コードを含み、前記制御部は、前記保守作業受付情報の顧客コード及び装置コードに対応する前記顧客情報データベースの床の状況、温湿度管理有無及び冗長性有無の少なくとも1つに係る情報の内容に応じて、前記追加コメントデータベースから、前記保守作業受付情報の装置コードに対応する床の状況別注意事項、温湿度管理無し環境の注意事項、及び冗長性有りの場合の注意事項の少なくとも1つを抽出する処理と、抽出された前記床の状況別注意事項、前記温湿度管理無し環境の注意事項、及び前記冗長性有りの場合の注意事項の少なくとも1つを前記保守作業手順データに追加する処理と、を行う。
第2の視点に係る保守作業手順データ管理システムは、前記第1の視点に係る保守作業手順データ管理装置と、ネットワークを介して前記保守作業手順データ管理装置と通信可能な情報端末と、を備える。
第3の視点に係る保守作業手順データ管理方法は、情報端末と通信可能に接続する通信部と、障害内容に関連付けられた保守作業手順を含む保守作業手順データベースを記憶する記憶部と、情報を入力することが可能な入力部と、前記情報端末又は前記入力部から障害内容を含む保守作業受付情報を取得したときに、前記保守作業手順データベースから、前記保守作業受付情報の障害内容に対応する保守作業手順を抽出し、抽出した保守作業手順を含む保守作業手順データを生成する制御部と、を備えた装置を用いて保守作業手順データを管理する保守作業手順データ管理方法であって、前記保守作業受付情報は、さらに障害内容に関連付けられた指定作業時間を含み、前記保守作業手順データベースは、さらに障害内容に関連付けられた標準作業時間を含み、前記保守作業手順は、優先順位及び作業時間が関連付けられた複数の手順を含み、前記保守作業受付情報の障害内容に対応する前記保守作業手順データベースの標準作業時間が、前記保守作業受付情報の障害内容に対応する指定作業時間よりも長いときに、前記指定作業時間内に収まるように、前記保守作業手順データに含まれる保守作業手順における複数の手順の中から、少なくとも優先順位が最も低い手順を削除する工程を含む。
前記第3の視点に係る保守作業手順データ管理方法の変形として、保守作業手順データ管理方法は、情報端末と通信可能に接続する通信部と、障害内容に関連付けられた保守作業手順を含む保守作業手順データベースを記憶する記憶部と、情報を入力することが可能な入力部と、前記情報端末又は前記入力部から障害内容を含む保守作業受付情報を取得したときに、前記保守作業手順データベースから、前記保守作業受付情報の障害内容に対応する保守作業手順を抽出し、抽出した保守作業手順を含む保守作業手順データを生成する制御部と、を備えた装置を用いて保守作業手順データを管理する保守作業手順データ管理方法であって、前記保守作業受付情報は、さらに障害内容に関連付けられた指定作業時間を含み、前記保守作業手順データベースは、さらに障害内容に関連付けられた標準作業時間を含み、前記保守作業手順は、優先順位及び作業時間が関連付けられた複数の手順を含み、前記保守作業受付情報の障害内容に対応する前記保守作業手順データベースの標準作業時間が、前記保守作業受付情報の障害内容に対応する指定作業時間よりも長いときに、前記指定作業時間内に収まるように、前記保守作業手順データに含まれる保守作業手順における複数の手順の中から、少なくとも優先順位が最も低い手順を削除する工程を含み、前記記憶部は、顧客コード及び装置コードに関連付けられた床の状況、温湿度管理有無及び冗長性有無の少なくとも1つに係る情報を含む顧客情報データベースと、装置コードに関連付けられた床の状況別注意事項、温湿度管理無し環境の注意事項、及び冗長性有りの場合の注意事項の少なくとも1つを含む追加コメントデータベースと、を記憶し、前記保守作業受付情報は、さらに障害内容に関連付けられた顧客コード及び装置コードを含み、前記制御部は、前記保守作業受付情報の顧客コード及び装置コードに対応する前記顧客情報データベースの床の状況、温湿度管理有無及び冗長性有無の少なくとも1つに係る情報の内容に応じて、前記追加コメントデータベースから、前記保守作業受付情報の装置コードに対応する床の状況別注意事項、温湿度管理無し環境の注意事項、及び冗長性有りの場合の注意事項の少なくとも1つを抽出する処理と、抽出された前記床の状況別注意事項、前記温湿度管理無し環境の注意事項、及び前記冗長性有りの場合の注意事項の少なくとも1つを前記保守作業手順データに追加する処理と、を行う。
第4の視点に係る保守作業手順データ管理プログラムは、情報端末と通信可能に接続する通信部と、障害内容に関連付けられた保守作業手順を含む保守作業手順データベースを記憶する記憶部と、情報を入力することが可能な入力部と、前記情報端末又は前記入力部から障害内容を含む保守作業受付情報を取得したときに、前記保守作業手順データベースから、前記保守作業受付情報の障害内容に対応する保守作業手順を抽出し、抽出した保守作業手順を含む保守作業手順データを生成する制御部と、を備えた装置に保守作業手順データの管理を実行させる保守作業手順データ管理プログラムであって、前記保守作業受付情報は、さらに障害内容に関連付けられた指定作業時間を含み、前記保守作業手順データベースは、さらに障害内容に関連付けられた標準作業時間を含み、前記保守作業手順は、優先順位及び作業時間が関連付けられた複数の手順を含み、前記保守作業受付情報の障害内容に対応する前記保守作業手順データベースの標準作業時間が、前記保守作業受付情報の障害内容に対応する指定作業時間よりも長いときに、前記指定作業時間内に収まるように、前記保守作業手順データに含まれる保守作業手順における複数の手順の中から、少なくとも優先順位が最も低い手順を削除するステップを実行させる。
前記第4の視点に係る保守作業手順データ管理プログラムの変形として、保守作業手順データ管理プログラムは、情報端末と通信可能に接続する通信部と、障害内容に関連付けられた保守作業手順を含む保守作業手順データベースを記憶する記憶部と、情報を入力することが可能な入力部と、前記情報端末又は前記入力部から障害内容を含む保守作業受付情報を取得したときに、前記保守作業手順データベースから、前記保守作業受付情報の障害内容に対応する保守作業手順を抽出し、抽出した保守作業手順を含む保守作業手順データを生成する制御部と、を備えた装置に保守作業手順データの管理を実行させる保守作業手順データ管理プログラムであって、前記保守作業受付情報は、さらに障害内容に関連付けられた指定作業時間を含み、前記保守作業手順データベースは、さらに障害内容に関連付けられた標準作業時間を含み、前記保守作業手順は、優先順位及び作業時間が関連付けられた複数の手順を含み、前記保守作業受付情報の障害内容に対応する前記保守作業手順データベースの標準作業時間が、前記保守作業受付情報の障害内容に対応する指定作業時間よりも長いときに、前記指定作業時間内に収まるように、前記保守作業手順データに含まれる保守作業手順における複数の手順の中から、少なくとも優先順位が最も低い手順を削除するステップを実行させ、前記記憶部は、顧客コード及び装置コードに関連付けられた床の状況、温湿度管理有無及び冗長性有無の少なくとも1つに係る情報を含む顧客情報データベースと、装置コードに関連付けられた床の状況別注意事項、温湿度管理無し環境の注意事項、及び冗長性有りの場合の注意事項の少なくとも1つを含む追加コメントデータベースと、を記憶し、前記保守作業受付情報は、さらに障害内容に関連付けられた顧客コード及び装置コードを含み、前記制御部は、前記保守作業受付情報の顧客コード及び装置コードに対応する前記顧客情報データベースの床の状況、温湿度管理有無及び冗長性有無の少なくとも1つに係る情報の内容に応じて、前記追加コメントデータベースから、前記保守作業受付情報の装置コードに対応する床の状況別注意事項、温湿度管理無し環境の注意事項、及び冗長性有りの場合の注意事項の少なくとも1つを抽出する処理と、抽出された前記床の状況別注意事項、前記温湿度管理無し環境の注意事項、及び前記冗長性有りの場合の注意事項の少なくとも1つを前記保守作業手順データに追加する処理と、を行う。
前記第1〜第4の視点によれば、保守作業者の手間を軽減しつつ作業時間の条件に応じて適切な保守作業に関する情報を提供することができる。
実施形態1に係る保守作業手順データ管理システムの構成を模式的に示したブロック図である。 実施形態1に係る保守作業手順データ管理システムにおける保守作業手順データ管理装置の記憶部で記憶される各種データベースの構成の一例を示した概略図である。 実施形態1に係る保守作業手順データ管理システムにおける保守作業手順データ管理装置の記憶部で記憶される保守作業受付情報データベース、顧客情報データベース、保守作業手順データベース、軽作業手順データベースの一例を模式的に示した構成図である。 実施形態1に係る保守作業手順データ管理システムにおける保守作業手順データ管理装置の記憶部で記憶される作業履歴情報データベース、装置情報データベース、部品在庫データベース、及び追加コメントデータベースの一例を模式的に示した構成図である。 実施形態1に係る保守作業手順データ管理システムにおける保守作業手順データ管理装置の記憶部で記憶される加工データ書込み用データベース、保守作業手順データベースにおける保守作業手順の一例を模式的に示した構成図である。 実施形態1に係る保守作業手順データ管理システムにおける保守作業手順データ管理装置の制御部の動作を模式的に示した第1のフローチャート図である。 実施形態1に係る保守作業手順データ管理システムにおける保守作業手順データ管理装置の制御部の動作を模式的に示した図6に続く第2のフローチャート図である。 実施形態1に係る保守作業手順データ管理システムにおける保守作業手順データ管理装置の制御部の動作を模式的に示した図7に続く第3のフローチャート図である。 実施形態2に係る保守作業手順データ管理システムの構成を模式的に示したブロック図である。 実施形態2に係る保守作業手順データ管理システムにおける保守作業手順データ管理装置で用いられる保守作業受付情報、保守作業手順データベース、保守作業手順、保守作業手順データの構成の一例を示した概略図である。 実施形態2に係る保守作業手順データ管理システムにおける保守作業手順データ管理装置の制御部の動作を模式的に示したフローチャート図である。
以下、実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、本出願において図面参照符号を付している場合は、それらは、専ら理解を助けるためのものであり、図示の態様に限定することを意図するものではない。なお、下記の実施形態は、あくまで例示であり、本発明を限定するものではない。
[実施形態1]
実施形態1に係る保守作業手順データ管理システムについて図面を用いて説明する。図1は、実施形態1に係る保守作業手順データ管理システムの構成を模式的に示したブロック図である。図2は、実施形態1に係る保守作業手順データ管理システムにおける保守作業手順データ管理装置の記憶部で記憶される各種データベースの構成の一例を示した概略図である。図3は、実施形態1に係る保守作業手順データ管理システムにおける保守作業手順データ管理装置の記憶部で記憶される保守作業受付情報データベース、顧客情報データベース、保守作業手順データベース、軽作業手順データベースの一例を模式的に示した構成図である。図4は、実施形態1に係る保守作業手順データ管理システムにおける保守作業手順データ管理装置の記憶部で記憶される作業履歴情報データベース、装置情報データベース、部品在庫データベース、及び追加コメントデータベースの一例を模式的に示した構成図である。図5は、実施形態1に係る保守作業手順データ管理システムにおける保守作業手順データ管理装置の記憶部で記憶される加工データ書込み用データベース、保守作業手順データベースにおける保守作業手順の一例を模式的に示した構成図である。
保守作業手順データ管理システム1は、保守作業者が保守作業時に使用する保守作業手順データを管理するシステムである(図1参照)。保守作業手順データ管理システム1は、情報端末10と、保守作業手順データ管理装置20と、ネットワーク30と、を備える。
情報端末10は、受付者、保守作業者等の使用者が使用する情報端末である(図1参照)。情報端末10は、複数台あってもよく、保守作業手順データ管理装置20内に含まれていてもよい。情報端末10は、入力部11と、出力部12と、通信部13と、制御部14と、を有する。
入力部11は、情報を入力するための機能部である。入力部11には、例えば、キーボード、マウス、タッチパネル、マイク、その他の入力手段を用いることができる。入力部11では、受付者が操作する場合、保守作業受付時に、顧客に関する各種情報を含む保守作業受付情報が入力される。保守作業受付情報として、例えば、顧客コード、装置コード、障害内容、間欠障害であるか否か、顧客指定作業時間、障害原因調査の要不要等が挙げられる(図2、図3の保守作業受付情報データベース41参照)。
出力部12は、情報を出力するための機能部である。出力部12には、例えば、ディスプレイ、プリンタ等、他への出力手段を用いることができる。出力部12は、保守作業手順データ管理装置20からの保守作業手順データを出力(表示出力、音声出力等)可能である。
通信部13は、情報を通信するための機能部である。通信部13は、ネットワーク30に通信可能に接続されている。通信部13は、入力された保守作業受付情報を保守作業手順データ管理装置20の通信部23に向けて送信可能であり、保守作業手順データ管理装置20で生成等された保守作業手順データを受信可能である。
制御部14は、入力部11、出力部12、通信部13を制御する機能部である。
保守作業手順データ管理装置20は、保守作業手順データを管理するための装置である(図1参照)。保守作業手順データ管理装置20は、入力部21と、出力部22と、通信部23と、制御部24と、記憶部25と、を有する。
入力部21は、情報を入力するための機能部である(図1参照)。入力部21には、例えば、キーボード、マウス、タッチパネル、マイク、その他の入力手段を用いることができる。入力部21では、管理者が操作する場合、適宜、データベース41〜48の各種情報(図2〜図4参照)が入力される。
出力部22は、情報を出力するための機能部である(図1参照)。出力部22には、例えば、ディスプレイ、プリンタ等、他への出力手段を用いることができる。
通信部23は、情報端末10と通信可能に接続する機能部である(図1参照)。通信部23は、ネットワーク30に通信可能に接続されている。
制御部24は、入力部21、出力部22、通信部23及び記憶部25を制御する機能部である(図1参照)。制御部24は、保守作業手順データ加工プログラム40を実行することにより、所定の情報処理を行う。
制御部24は、情報端末10又は入力部21から保守作業受付情報を取得したときに、取得した保守作業受付情報を保守作業受付情報データベース41に登録する処理を行う。
制御部24は、情報端末10又は入力部21から保守作業受付情報を取得したときに、データベース41〜48のデータに基づいて、後述の手順で必要な情報を抽出する処理を行う。
制御部24は、保守作業受付情報データベース41に保守作業受付情報が登録されており、かつ、記憶部25に記憶されたベースデータのうち保守作業受付情報データベース41以外のデータベース42〜48が更新されたときに、データベース41〜48のデータに基づいて、後述の手順で必要な情報を抽出する処理を行う。
制御部24は、抽出された必要な情報を加工データ書込み用データベース49へ書込む(予め決められたフォーマットに従った保守作業手順データを生成する)処理を行う。
ここで、必要な情報として、例えば、顧客コード、装置コード、作成日、障害内容、保守作業手順、部品コード、分解組立手順、軽作業(作業名、標準作業時間、軽作業手順)、障害原因調査時作業手順、各種注意事項などが挙げられる(図5の加工データ書込み用データベース49の項目参照)。
(保守作業手順抽出手順)
制御部24は、情報端末10又は入力部21から保守作業受付情報を取得したときに、保守作業手順データベース43及び装置情報データベース46から、保守作業受付情報の障害内容及び装置コードに対応する保守作業手順、部品コード、及び分解組立手順を抽出する処理を行う。
制御部24は、保守作業受付情報の障害内容に対応する保守作業手順データベース43の標準作業時間が、保守作業受付情報の障害内容に対応する顧客指定作業時間よりも長いときに、顧客指定作業時間内に収まるように、生成した保守作業手順データに含まれる保守作業手順における複数の手順の中から、少なくとも優先順位が最も低い手順を削除する処理を行う(例えば、図5参照)。
(軽作業手順抽出手順)
制御部24は、保守作業受付情報の障害内容に対応する保守作業手順データベース43の標準作業時間が、保守作業受付情報の障害内容に対応する指定作業時間よりも短いときに、軽作業手順データベース44から、保守作業受付情報の装置コードに対応する軽作業手順のうち、指定作業時間と標準作業時間との時間差以下の作業時間であり、かつ、少なくとも優先順位が最も高い軽作業手順を抽出する処理を行う。
(注意事項抽出手順1)
制御部24は、保守作業受付情報の顧客コード及び装置コードに対応する顧客情報データベース42の床の状況、温湿度管理有無及び冗長性有無に係る情報の内容に応じて、追加コメントデータベース48から、保守作業受付情報の装置コードに対応する床の状況別注意事項、温湿度管理無し環境の注意事項、及び冗長性有りの場合の注意事項の少なくとも1つを抽出する処理を行う。
(注意事項抽出手順2)
制御部24は、保守作業受付情報の顧客コード及び装置コードに対応する顧客情報データベース42の作業スペースの状況が、保守作業受付情報の装置コードに対応する装置情報データベースの適切な作業スペースよりも小さい部分があるときに、追加コメントデータベース48から、保守作業受付情報の装置コードに対応する作業スペース不足時の注意事項を抽出する処理を行う。
(障害原因調査時作業手順抽出手順)
制御部24は、保守作業受付情報の障害原因調査の要不要に係る情報が要であるときに、保守作業受付情報の障害内容に対応する保守作業手順データベース43の障害原因調査時作業手順を抽出する処理を行う。
制御部24は、保守作業受付情報、作業履歴情報データベース45、及び部品在庫のデータに基づいて、後述の手順で不要な情報を、加工データ書込み用データベース49(保守作業手順データ)から削除する処理を行う。ここで、不要な情報として、例えば、2回目以降の間欠障害時の前回の障害時の交換部品に対応する部品コード及び分解組立手順、及び、在庫の無い部品に係る部品コード及び分解組立手順などが挙げられる。なお、2回目以降の間欠障害時の前回の障害時の交換部品に対応する部品コード及び分解組立手順を削除するのは、間欠障害が再度発生したことから、前回の障害時の交換部品に対応する部品コード及び分解組立手順は障害の復旧には寄与しないと判断し、加工データ書込み用データベース49から、2回目以降の間欠障害時の前回の障害時の交換部品に対応する部品コード及び分解組立手順を削除する。
(間欠障害時の削除手順)
制御部24は、保守作業受付情報の間欠障害か否かに係る情報が間欠障害有りであり、かつ、保守作業受付情報の顧客コード及び装置コードに対応する作業履歴情報データベース45の間欠障害フラグが間欠障害有りであるときに、保守作業手順データから、作業履歴情報データベース45の間欠障害フラグが間欠障害有りに対応する部品コード及び分解組立手順を削除する処理を行う。
(在庫無し時の削除手順)
制御部24は、保守作業手順データの部品コードに対応する部品在庫データベース47の在庫数が0のときに、保守作業手順データから、部品在庫データベース47の在庫数が0のものに対応する部品コード及び分解組立手順を削除する処理を行う。
制御部24は、保守作業手順データが完成した後、加工データ書込み用データベース49に書込まれた保守作業手順データを、出力部22又は情報端末10に送信する。なお、制御部24は、保守作業手順データが完成した後に、情報端末10に保守作業手順データが完成した旨を通知し、情報端末10からのアクセスに応じて、保守作業手順データを情報端末10に送信するようにしてもよい。
記憶部25は、各種データを記憶する機能部である(図1参照)。記憶部25は、保守作業手順データ加工プログラム40及び各種データベース41〜49を記憶する。
保守作業手順データ加工プログラム40は、保守作業手順データの加工に関する所定の情報処理を制御部24で実行させるためのプログラムである。
各種データベース41〜49として、保守作業受付情報データベース41、顧客情報データベース42、保守作業手順データベース43、軽作業手順データベース44、作業履歴情報データベース45、装置情報データベース46、部品在庫データベース47、追加コメントデータベース48、加工データ書込み用データベース49等が挙げられる。各種データベース41〜49に含まれる各種情報は、顧客コード、装置コード、障害内容、部品コードのいずれかで関連付けられている(図2参照)。
保守作業受付情報データベース41は、顧客コード、装置コード、及び障害内容(例えば、間欠障害、故障と復旧を繰り返し所定の条件にしても障害に相当する現象が出たり出なかったりする不安定な障害であるか否か等)に関連付けられた間欠障害か否か、顧客指定作業時間、及び障害原因調査の要不要(例えば、ネットワーク、ハードディスク等の障害の原因の調査の要望の有無等)に係る情報を含む保守作業受付情報を含むデータベースである。顧客情報データベース42は、顧客コード及び装置コードに関連付けられた床の状況(例えば、床の材質、ケーブル等で乱雑か否か、床上配線か床下配線か)、温湿度管理有無、作業スペースの状況(前/後/左/右/上;例えば、作業に適切な作業スペースが装置回りに有るか否か、更に、作業に充分以上のスペースが装置回りに有るか否かの状況)、及び冗長性有無(例えば、2台の装置間でミラーリングを行うハードディスクが存在する構成の、装置を2台同時に可動した状態で、障害を起こした装置を切り離し、正常な装置だけで稼働させることが可能な構成であるか否か、等)に係る情報を含むデータベースである。保守作業手順データベース43は、装置コード(単数又は複数)及び障害内容に関連付けられた標準作業時間、保守作業手順、部品コード、及び障害原因調査時作業手順を含むデータベースである。軽作業手順データベース44は、装置コードに関連付けられた作業名、優先順位、標準作業時間、及び軽作業手順を含むデータベースである。作業履歴情報データベース45は、顧客コード、装置コード、障害内容、及び部品コードに関連付けられた作業日、間欠障害フラグを含むデータベースである。装置情報データベース46は、装置コードに関連付けられた適切な作業スペースに係る情報、及び、部品コードに関連付けられた分解組立手順、を含むデータベースである。部品在庫データベース47は、部品コードに関連付けられた在庫数(例えば、顧客側の在庫、保守側の在庫、メーカ側の在庫、CPU(Central Processing Unit)、ハードディスク等の在庫数等)を含むデータベースである。追加コメントデータベース48は、装置コードに関連付けられた床の状況別注意事項、温湿度管理無し環境の注意事項、作業スペース不足時の注意事項、及び冗長性有りの場合の注意事項を含むデータベースである。加工データ書込み用データベース49は、顧客コード及び装置コードに関連付けられた作成日、障害内容、保守作業手順、部品コード、分解組立手順、軽作業、障害原因調査時作業手順、及び各種注意事項を含む保守作業手順データベースである。
ネットワーク30は、情報端末10と保守作業手順データ管理装置20とを通信可能に接続する情報通信網である。
次に、実施形態1に係る保守作業手順データ管理システムにおける保守作業手順データ管理装置の制御部の動作(保守作業手順データ管理方法)について図面を用いて説明する。図6〜図8は、実施形態1に係る保守作業手順データ管理システムにおける保守作業手順データ管理装置の制御部の動作を模式的に示した第1のフローチャート図である。なお、保守作業手順データ管理システム1及び各種データベース41〜49については、図1〜図5を参照されたい。
まず、保守作業手順データ管理装置20は、情報端末10又は入力部21から保守作業受付情報を取得したか否かを確認する(ステップA1)。保守作業受付情報を取得した場合(ステップA1のYES)、ステップA4に進む。
ここで、受付者が電話やメールにて顧客からの新規の保守作業依頼を受け付けたときに、受付者が情報端末10の入力部11(又は、保守作業手順データ管理装置20の入力部21)を使用して保守作業受付情報を入力することによって保守作業受付情報を取得することができる。
また、新規の保守作業受付情報を取得した後に、保守作業受付情報の内容に変更又は追加があった場合、受付者が情報端末10の入力部11(保守作業手順データ管理装置20の入力部21)を使用して変更後の保守作業受付情報を入力することによって、保守作業手順データ管理装置20は更新又は追加された保守作業受付情報を取得することになる。
保守作業受付情報を取得していない場合(ステップA1のNO)、保守作業手順データ管理装置20は、保守作業受付情報データベース41に過去に取得した保守作業受付情報を登録しているか否かを確認する(ステップA2)。保守作業受付情報データベース41に保守作業受付情報を登録していない場合(ステップA2のNO)、ステップA1に戻る。
保守作業受付情報データベース41に保守作業受付情報を登録している場合(ステップA2のYES)、保守作業手順データ管理装置20は、保守作業受付情報の登録後にデータベース42〜48が更新されたか否かを確認する(ステップA3)。保守作業受付情報の登録後にデータベース42〜48が更新されていない場合(ステップA3のNO)、ステップA1に戻る。なお、データベース42〜48が更新されたか否かは、同種の情報に関連付けられた日時を比較することによって判断することができる。
保守作業受付情報を取得した場合(ステップA1のYES)、保守作業手順データ管理装置20は、取得した保守作業受付情報を保守作業受付情報データベース41に登録する(ステップA4)。
ステップA4の後、又は、保守作業受付情報の登録後にデータベース42〜48が更新された場合(ステップA3のYES)、保守作業手順データ管理装置20は、保守作業手順データベース43及び装置情報データベース46から、保守作業受付情報データベース41に登録された保守作業受付情報の装置コード及び障害内容に対応する保守作業手順、部品コード及び分解組立手順を抽出する(ステップA5)。この際、保守作業手順データ管理装置20は、保守作業受付情報データベース41に登録された保守作業受付情報の顧客コード、装置コード及び障害内容も抽出する。
ステップA5の後、保守作業手順データ管理装置20は、抽出した保守作業手順、部品コード及び分解組立手順を、対応する顧客コード、装置コード及び障害内容と関連付けて、加工データ書込み用データベース49に書込む(又は書換える、以下同じ;保守作業手順データの生成に相当)(ステップA6)。この際、保守作業手順データ管理装置20は、自身の時計機能を用いて作成日を、対応する顧客コード、装置コード及び障害内容と関連付けて、加工データ書込み用データベース49に書込む。
ステップA6の後、保守作業手順データ管理装置20は、書込まれた保守作業手順に対応する標準作業時間が、保守作業受付情報データベース41に登録された保守作業受付情報の顧客指定作業時間よりも長いか否かを確認する(ステップA7)。
標準作業時間が顧客指定作業時間よりも長い場合(ステップA7のYES)、保守作業手順データ管理装置20は、標準作業時間が顧客指定作業時間内に収まるように(例えば、顧客の業務で装置が使用可能になるための最小限の保守作業手順となるように)、加工データ書込み用データベース49に書込まれた保守作業手順を限縮する(ステップA8)。
ここで、保守作業手順は、複数の手順を含み、各手順について優先順位が付けられている。保守作業手順の限縮として、顧客の業務で装置が使用可能となるための最小限の作業手順以外の手順を削除、例えば、優先順位の最も低い手順を削除することが挙げられる。顧客の業務で装置が使用可能となるための最小限の作業手順として、例えば、障害原因の追究はせず、装置が再稼働することだけを優先とする場合、機器の再立ち上げの手順のみに限縮し、それ以外の手順を削除することが挙げられる。
ステップA8の後、保守作業手順データ管理装置20は、加工データ書込み用データベース49における保守作業手順を、限縮した保守作業手順に書換える(ステップA9)。その後、ステップA13に進む。
標準作業時間が顧客指定作業時間よりも長くない場合(ステップA7のNO)、保守作業手順データ管理装置20は、顧客指定作業時間の余りの時間(顧客指定作業時間から標準作業時間を引いた時間)以下の標準作業時間に係る軽作業手順があるか否かを確認する(ステップA10)。余りの時間以下の標準作業時間に係る軽作業手順がない場合(ステップA10のNO)、ステップA13に進む。
余りの時間以下の標準作業時間に係る軽作業手順がある場合(ステップA10のYES)、保守作業手順データ管理装置20は、軽作業手順データベース44から、予め登録されている優先順位に従って、余りの時間内で作業可能な軽作業手順を抽出する(ステップA11)。
ここで、余りの時間内で作業可能な軽作業手順として、例えば、(1)吸気/廃棄口の清掃−作業時間5分、(2)フィルタの清掃−作業時間5分、(3)ファンの清掃−作業時間5分、(4)筐体の清掃−作業時間5分、(5)ヒートシンクの清掃−作業時間15分、等が挙げられる。なお、軽作業手順の優先順位は、予め設定する障害発生率に従い、優先順位が高い項目(例えば、過去の障害情報から得られる障害発生率が高い項目)から、余りの時間内で追加していくようにしてもよい。
ステップA11の後、保守作業手順データ管理装置20は、抽出した軽作業手順を、対応する保守作業手順に関連付けて、加工データ書込み用データベース49に書込む(ステップA12)。その後、ステップA13に進む。
ステップA9の後、又は、余りの時間以下の標準作業時間に係る軽作業手順がない場合(ステップA10のNO)、若しくは、ステップA12の後、保守作業手順データ管理装置20は、保守作業受付情報データベース41に登録された保守作業受付情報に装置コード及び障害内容に対応する障害原因調査要望があるか否かを確認する(ステップA13)。障害原因調査要望がない場合(ステップA13のNO)、ステップA16に進む。
障害原因調査要望がある場合(ステップA13のYES)、保守作業手順データ管理装置20は、保守作業手順データベース43から、保守作業受付情報データベース41に登録された保守作業受付情報の装置コード及び障害内容に対応する障害原因調査時作業手順を抽出する(ステップA14)。
ここで、障害原因調査要望がある場合の障害原因調査時作業手順として、例えば、メモリダンプ採取が挙げられる。メモリダンプとは、障害原因を検証できるよう、障害発生時のメモリ上のデータをハードディスクなどの記憶装置に記録することをいう。
ステップA14の後、保守作業手順データ管理装置20は、抽出した障害原因調査時作業手順を、対応する装置コード及び障害内容に関連付けて、加工データ書込み用データベース49に書込む(ステップA15)。
ステップA15の後、又は、障害原因調査要望がない場合(ステップA13のNO)、保守作業手順データ管理装置20は、顧客情報データベース42に基づいて、保守作業受付情報データベース41に登録された保守作業受付情報の顧客コード及び装置コードに対応する床の状況に係るデータ(例えば、床下配線、床上配線)があるか否かを確認する(ステップA16)。床の状況に係るデータがない場合(ステップA16のNO)、ステップA19に進む。
床の状況に係るデータがある場合(ステップA16のYES)、保守作業手順データ管理装置20は、追加コメントデータベース48から、保守作業受付情報データベース41に登録された保守作業受付情報の装置コードに対応する床の状況別注意事項を抽出する(ステップA17)。
ここで、床の状況別注意事項の抽出については、例えば、床の状況に係るデータが床下配線である場合には、床の状況別注意事項における床下配線に関する事項のみ抽出するようにしてもよく、床の状況に係るデータが床上配線である場合には、床の状況別注意事項における床上配線に関する事項のみ抽出するようにしてもよく、床の状況別注意事項における床上配線及び床下配線の両方に関する事項を抽出するようにしてもよい。例えば、床下配線である場合の注意事項として、例えば、床パネルを外す時は、専用の工具を使用すること、床パネルの材質によって重量があるので取扱いに注意すること等が挙げられる。また、床上配線である場合の注意事項として、例えば、床上に配線されたケーブルを断線、引っかけるなどしないように注意すること等が挙げられる。
ステップA17の後、保守作業手順データ管理装置20は、抽出した床の状況別注意事項を、対応する顧客コード及び装置コードに関連付けて、加工データ書込み用データベース49に書込む(ステップA18)。その後、ステップA19に進む。
床の状況に係るデータがない場合(ステップA16のNO)、又は、ステップA18の後、保守作業手順データ管理装置20は、顧客情報データベース42に基づいて、保守作業受付情報データベース41に登録された保守作業受付情報の顧客コード及び装置コードに対応する温湿度管理有無が無しであるか否かを確認する(ステップA19)。温湿度管理有無が有りである場合(ステップA19のNO)、ステップA22に進む。
温湿度管理有無が無しである場合(ステップA19のYES)、保守作業手順データ管理装置20は、追加コメントデータベース48から、保守作業受付情報データベース41に登録された保守作業受付情報の装置コードに対応する温湿度管理無し環境の注意事項を抽出する(ステップA20)。
ここで、温湿度管理無し環境の注意事項として、例えば、温度条件として動作時に10〜40℃、保管時に−10〜55℃、かつ、湿度条件として動作時に20〜80%、保管時に20〜80%となる条件以外で、動作時及び保管時の両方で結露しないこと等が挙げられる。
ステップA20の後、保守作業手順データ管理装置20は、抽出した温湿度管理無し環境の注意事項を、対応する顧客コード及び装置コードに関連付けて、加工データ書込み用データベース49に書込む(ステップA21)。その後、ステップA22に進む。
温湿度管理有無が有りである場合(ステップA19のNO)、又は、ステップA21の後、保守作業手順データ管理装置20は、保守作業受付情報データベース41に登録された保守作業受付情報の顧客コード及び装置コードに対応する顧客情報データベース42の作業スペースの状況と、保守作業受付情報データベース41に登録された保守作業受付情報の装置コードに対応する装置情報データベース46の適切な作業スペースと、に基づいて、作業スペースが不足しているか否かを確認する(ステップA22)。作業スペースが不足していない場合(ステップA22のNO)、ステップA25に進む。
ここで、作業スペースが不足しているか否かの確認は、例えば、作業スペースの状況の前、後、右、左、上の各数値が、適切な作業スペースの前、後、右、左、上の各数値(閾値)以下のとき(前、後、右、左、上の1箇所でも閾値以下のとき)に作業スペースが不足しているとすることができる。
作業スペースが不足している場合(ステップA22のYES)、保守作業手順データ管理装置20は、追加コメントデータベース48から、保守作業受付情報データベース41に登録された保守作業受付情報の装置コードに対応する作業スペース不足時の注意事項を抽出する(ステップA23)。
ここで、作業スペースが不足している場合の注意事項として、例えば、外した部品を保管、整理するスペースが不足していること、予めスペースを確保してから作業を開始すること等が挙げられる。
ステップA23の後、保守作業手順データ管理装置20は、抽出した作業スペース不足時の注意事項を、対応する顧客コード及び装置コードに関連付けて、加工データ書込み用データベース49に書込む(ステップA24)。その後、ステップA25に進む。
作業スペースが不足していない場合(ステップA22のNO)、又は、ステップA24の後、保守作業手順データ管理装置20は、保守作業受付情報データベース41に登録された保守作業受付情報の顧客コード及び装置コードに対応する顧客情報データベース42の冗長性有無が有になっているか否かを確認する(ステップA25)。冗長性有無が無の場合(ステップA25のNO)、ステップA28に進む。
冗長性有無が有の場合(ステップA25のYES)、保守作業手順データ管理装置20は、追加コメントデータベース48から、保守作業受付情報データベース41に登録された保守作業受付情報の装置コードに対応する冗長性有りの場合の注意事項を抽出する(ステップA26)。
ここで、冗長性有りの場合の注意事項として、例えば、稼働系(平常時処理を行っているシステム)と待機系(予備のシステム)の状況を、作業に取りかかる前に確認し、保守対象装置が稼働系の場合は、まず、待機系から処理を行うように変更し、その後、保守対象装置に保守作業を実施すること等が挙げられる。
ステップA26の後、保守作業手順データ管理装置20は、抽出した冗長性有りの場合の注意事項を、対応する顧客コード及び装置コードに関連付けて、加工データ書込み用データベース49に書込む(ステップA27)。その後、ステップA28に進む。
なお、障害原因調査に係るステップA13〜A15、床の状況に係るステップA16〜A18、温湿度管理に係るステップA19〜A21、作業スペースに係るステップA22〜A24、冗長性に係るステップA25〜A27は、図7、図8に示された順番通りでなくてもよく、適宜入れ替わってもよい。
冗長性有無が無の場合(ステップA25のNO)、又は、ステップA27の後、保守作業手順データ管理装置20は、保守作業受付情報データベース41に登録された保守作業受付情報の顧客コード及び装置コードに対応する間欠障害か否かに係る情報が間欠障害であるか否かを確認する(ステップA28)。間欠障害でない場合(ステップA28のNO)、ステップA31に進む。
ここで、間欠障害とは、具体的には、故障と復旧を繰り返し、所定の条件にしても、障害に相当する現象が出たり出なかったりする不安定な障害をいう。
間欠障害である場合(ステップA28のYES)、保守作業手順データ管理装置20は、保守作業受付情報データベース41に登録された保守作業受付情報の顧客コード及び装置コードに対応する作業履歴情報データベース45の間欠障害フラグを参照することにより、今回の間欠障害が2回目以降の間欠障害であるか否かを確認する(ステップA29)。2回目以降の間欠障害でない場合(初めての間欠障害である場合)(ステップA29のNO)、ステップA31に進む。
ここで、2回目以降の間欠障害であるか否かは、保守作業受付情報データベース41に登録された保守作業受付情報の顧客コード及び装置コードに対応する作業履歴情報データベース45の間欠障害フラグが間欠障害(1つ以上)であるか否かにより確認することができる。
2回目以降の間欠障害である場合(ステップA29のYES)、保守作業手順データ管理装置20は、加工データ書込み用データベース49から、作業履歴情報データベース45の間欠障害フラグが間欠障害になっているものに対応する部品コード及び分解組立手順を削除する(ステップA30)。その後、ステップA31に進む。
間欠障害でない場合(ステップA28のNO)、又は、2回目以降の間欠障害でない場合(ステップA29のNO)、若しくは、ステップA30の後、保守作業手順データ管理装置20は、ステップA6で加工データ書込み用データベース49に書込んだ部品コードに対応する部品在庫データベース47の在庫数を参照することにより、部品コードに係る部品の在庫が無いか否か確認する(ステップA31)。部品コードに係る部品の在庫がある場合(ステップA31のNO)、ステップA33に進む。
部品コードに係る部品の在庫がない場合(ステップA31のYES)、保守作業手順データ管理装置20は、在庫がない部品に係る部品コード及び分解組立手順を、加工データ書込み用データベース49から削除する(ステップA32)。その後、ステップA33に進む。
なお、間欠障害に係るステップA28〜A30、在庫に係るステップA31〜A32は、図8に示された順番通りでなくてもよく、入れ替わってもよい。
部品コードに係る部品の在庫がある場合(ステップA31のNO)、又は、ステップA32の後、保守作業手順データ管理装置20は、加工データ書込み用データベース49に書込まれた(書換え、削除を含む)保守作業手順データを情報端末10へ送信し(ステップA33)、その後、終了する。なお、保守作業手順データは、情報端末10からのアクセスに応じて送信されるようにしてもよい。
実施形態1によれば、顧客からの保守作業受付情報に基づいて必要な情報を選択した保守作業手順データを保守作業者に提示することができるので、不要な文章を含まず、必要な部分を過不足なく含んだ保守作業手順データとすることができる。それにより、必要な事項を、時間をかけて広く探す必要がなくなり、保守作業者の手間を軽減することができる。
また、実施形態1によれば、顧客指定作業時間に応じて、余りの時間があれば確認作業、清掃作業等の軽作業に関する情報を含む保守作業手順データを保守作業者に提示することができ、時間が足りなければ当面稼働可能な状態にする応急処置、最短でできる作業等の必須作業等に関する情報に限縮した保守作業手順データを保守作業者に提示することができる。それにより、保守作業受付情報の顧客指定作業時間の条件に応じて適切な保守作業に関する情報を提供することができ、最適な時間で、最適な作業を行うことができる。すなわち、保守作業者が、指定された時間内に行なわなければならない必須作業が完了し、かつ、指定された時間内に余裕時間が有る際は時間の許す限り優先順位の高い順から行った方がよい作業等を行うことで、与えられた時間を充分に有効活用し、効率の良く、顧客満足の高い作業を行うことができる。
さらに、実施形態1によれば、保守対象装置の設置環境(床の状況、温湿度管理の有無、作業スペースが適正であるか)、保守対象装置の構成(冗長構成であるか否か)、保守作業に必要な部品の在庫状況等の個別の条件又は環境が変化しても、保守作業手順データの内容を、即座に(リアルタイムに)書換え、追加、削除ができるため、新たに必要となった、もしくは/かつ、不要になった事項(内容、文章、図等)が、全て反映された(盛り込まれた、削除された)保守作業手順データを保守作業者は入手でき、保守対象装置が設置される様々な環境又は条件でも、与えられた時間で最適な作業を行うことができる。
[実施形態2]
実施形態2に係る保守作業手順データ管理システムについて図面を用いて説明する。図9は、実施形態2に係る保守作業手順データ管理システムの構成を模式的に示したブロック図である。図10は、実施形態2に係る保守作業手順データ管理システムにおける保守作業手順データ管理装置で用いられる保守作業受付情報、保守作業手順データベース、保守作業手順、保守作業手順データの構成の一例を示した概略図である。
保守作業手順データ管理システム1は、保守作業者が保守作業時に使用する保守作業手順データを管理するシステムである。保守作業手順データ管理システム1は、情報端末10と、保守作業手順データ管理装置20と、を備える。
情報端末10は、受付者、保守作業者等の使用者が使用する情報端末である。情報端末10は、使用者の操作により保守作業受付情報(例えば、図10参照)が入力可能である。情報端末10は、入力された保守作業受付情報を保守作業手順データ管理装置20の通信部23に向けて送信可能であり、保守作業手順データ管理装置20で生成等された保守作業手順データ(例えば、図10参照)を受信可能である。情報端末10は、受信した保守作業手順データを出力(表示出力、音声出力等)可能である。
保守作業手順データ管理装置20は、保守作業手順データを管理する装置である。保守作業手順データ管理装置20は、入力部21と、通信部23と、制御部24と、記憶部25と、を備える。
入力部21は、情報を入力することが可能な機能部である。
通信部23は、情報端末10と通信可能に接続する機能部である。
制御部24は、通信部23及び記憶部25を制御する機能部である。制御部24は、情報端末10又は入力部21から障害内容に関連付けられた指定作業時間を含む保守作業受付情報(例えば、図10参照)を取得(受信又は入力)したときに、保守作業手順データベース43(例えば、図10参照)から、保守作業受付情報の障害内容に対応する保守作業手順を抽出し、抽出した保守作業手順を含む保守作業手順データを生成する処理を行う。制御部24は、保守作業受付情報の障害内容に対応する保守作業手順データベース43の標準作業時間が、保守作業受付情報の障害内容に対応する指定作業時間よりも長いときに、指定作業時間内に収まるように、生成した保守作業手順データに含まれる保守作業手順における複数の手順の中から、少なくとも優先順位が最も低い手順を削除する処理を行う(例えば、図10参照)。
記憶部25は、保守作業手順データベース43を含む各種情報を記憶する機能部である。保守作業手順データベース43は、障害内容に関連付けられた保守作業手順及び標準作業時間を含むデータベースである。保守作業手順は、優先順位及び作業時間が関連付けられた複数の手順を含む。
次に、実施形態2に係る保守作業手順データ管理装置における保守作業手順データ管理装置の制御部の動作(保守作業手順データ管理方法)について図面を用いて説明する。図11は、実施形態2に係る保守作業手順データ管理システムにおける保守作業手順データ管理装置の制御部の動作を模式的に示したフローチャート図である。
まず、制御部24は、情報端末10又は入力部21から保守作業受付情報を取得したか否かを確認する(ステップB1)。保守作業受付情報を取得していない場合(ステップB1のNO)、ステップB1に戻る。
保守作業受付情報を取得した場合(ステップB1のYES)、制御部24は、保守作業手順データベース43から、当該保守作業受付情報の障害内容(図10では障害C)に対応する保守作業手順(図10では手順C(手順C1〜C4))を抽出する(ステップB2)。
ステップB2の後、制御部24は、抽出した保守作業手順(この段階では図10では手順C(手順C1〜C4))を含む保守作業手順データを生成する(ステップB3)。
ステップB3の後、制御部24は、保守作業受付情報の障害内容(図10では障害C)に対応する保守作業手順データベース43の標準作業時間(図10では65分)が、保守作業受付情報の障害内容(図10では障害C)に対応する指定作業時間(図10では60分)よりも長いか否かを確認する(ステップB4)。標準作業時間が指定作業時間よりも長くない場合(ステップB4のNO)、終了する。
標準作業時間が指定作業時間よりも長い場合(ステップB4のYES)、制御部24は、指定作業時間内に収まるように、保守作業手順データに含まれる保守作業手順における複数の手順の中から、少なくとも優先順位が最も低い手順(図10では手順C4)を削除し(ステップB5)、その後、終了する。
実施形態2によれば、保守作業受付情報の障害内容に応じて自動的に生成された保守作業手順データが提供されるので、保守作業者の手間を軽減することができる。また、実施形態2によれば、保守作業受付情報の指定作業時間に応じて保守作業手順データが加工されるので、適切な保守作業に関する情報を提供することができる。
(付記)
本発明では、前記第1の視点に係る保守作業手順データ管理装置の形態が可能である。
前記第1の視点に係る保守作業手順データ管理装置において、前記保守作業受付情報は、さらに障害内容に関連付けられた装置コードを含み、前記保守作業手順データベースは、さらに障害内容に関連付けられた装置コードを含み、前記記憶部は、装置コード、作業時間及び優先順位が関連付けられた複数の軽作業手順を含む軽作業手順データベースを記憶し、前記制御部は、前記保守作業受付情報の障害内容に対応する前記保守作業手順データベースの標準作業時間が、前記保守作業受付情報の障害内容に対応する指定作業時間よりも短いときに、前記軽作業手順データベースから、前記保守作業受付情報の装置コードに対応する軽作業手順のうち、前記指定作業時間と前記標準作業時間との時間差以下の作業時間であり、かつ、少なくとも優先順位が最も高い軽作業手順を抽出する処理と、抽出した軽作業手順を前記保守作業手順データに追加する処理と、を行う。
前記第1の視点に係る保守作業手順データ管理装置において、前記記憶部は、顧客コード及び装置コードに関連付けられた床の状況、温湿度管理有無及び冗長性有無の少なくとも1つに係る情報を含む顧客情報データベースと、装置コードに関連付けられた床の状況別注意事項、温湿度管理無し環境の注意事項、及び冗長性有りの場合の注意事項の少なくとも1つを含む追加コメントデータベースと、を記憶し、前記保守作業受付情報は、さらに障害内容に関連付けられた顧客コード及び装置コードを含み、前記制御部は、前記保守作業受付情報の顧客コード及び装置コードに対応する前記顧客情報データベースの床の状況、温湿度管理有無及び冗長性有無の少なくとも1つに係る情報の内容に応じて、前記追加コメントデータベースから、前記保守作業受付情報の装置コードに対応する床の状況別注意事項、温湿度管理無し環境の注意事項、及び冗長性有りの場合の注意事項の少なくとも1つを抽出する処理と、抽出された前記床の状況別注意事項、前記温湿度管理無し環境の注意事項、及び前記冗長性有りの場合の注意事項の少なくとも1つを前記保守作業手順データに追加する処理と、を行う。
前記第1の視点に係る保守作業手順データ管理装置において、前記顧客情報データベースは、顧客コード及び装置コードに関連付けられた作業スペースの状況に係る情報を含み、前記追加コメントデータベースは、装置コードに関連付けられた作業スペース不足時の注意事項を含み、前記記憶部は、装置コードに関連付けられた適切な作業スペースに係る情報を含む装置情報データベースを記憶し、前記制御部は、前記保守作業受付情報の顧客コード及び装置コードに対応する前記顧客情報データベースの作業スペースの状況が、前記保守作業受付情報の装置コードに対応する前記装置情報データベースの適切な作業スペースよりも小さい部分があるときに、前記追加コメントデータベースから、前記保守作業受付情報の装置コードに対応する作業スペース不足時の注意事項を抽出する処理と、抽出された前記作業スペース不足時の注意事項を前記保守作業手順データに追加する処理と、を行う。
前記第1の視点に係る保守作業手順データ管理装置において、前記保守作業受付情報は、さらに障害内容に関連付けられた顧客コード、装置コード、及び間欠障害か否かに係る情報を含み、前記装置情報データベースは、装置コードに関連付けられた部品コード及び分解組立手順を含み、前記保守作業手順データベースは、さらに障害内容に関連付けられた装置コード及び部品コードを含み、前記記憶部は、顧客コード及び装置コードに関連付けられた間欠障害フラグ及び部品コードを含む作業履歴情報データベースを記憶し、前記制御部は、前記情報端末又は前記入力部から前記保守作業受付情報を取得したときに、前記保守作業手順データベース及び前記装置情報データベースから、前記保守作業受付情報の障害内容及び装置コードに対応する保守作業手順、部品コード、及び分解組立手順を抽出し、抽出した保守作業手順、部品コード、及び分解組立手順を含む前記保守作業手順データを生成する処理と、前記保守作業受付情報の間欠障害か否かに係る情報が間欠障害有りであり、かつ、前記保守作業受付情報の顧客コード及び装置コードに対応する前記作業履歴情報データベースの間欠障害フラグが間欠障害有りであるときに、前記保守作業手順データから、前記作業履歴情報データベースの間欠障害フラグが間欠障害有りに対応する部品コード及び分解組立手順を削除する処理と、を含む。
前記第1の視点に係る保守作業手順データ管理装置において、前記装置情報データベースは、装置コードに関連付けられた部品コード及び分解組立手順を含み、前記保守作業手順データベースは、さらに障害内容に関連付けられた装置コード及び部品コードを含み、前記記憶部は、部品コードに関連付けられた在庫数を含む部品在庫データベースを記憶し、前記制御部は、前記情報端末又は前記入力部から前記保守作業受付情報を取得したときに、前記保守作業手順データベース及び前記装置情報データベースから、前記保守作業受付情報の障害内容及び装置コードに対応する保守作業手順、部品コード、及び分解組立手順を抽出し、抽出した保守作業手順、部品コード、及び分解組立手順を含む前記保守作業手順データを生成する処理と、前記保守作業手順データの部品コードに対応する前記部品在庫データベースの在庫数が0のときに、前記保守作業手順データから、前記部品在庫データベースの在庫数が0のものに対応する部品コード及び分解組立手順を削除する処理と、を行う。
前記第1の視点に係る保守作業手順データ管理装置において、前記記憶部は、保守作業受付情報を含む保守作業受付情報データベースを記憶し、前記制御部は、前記情報端末又は前記入力部から前記保守作業受付情報を取得したときに、取得した前記保守作業受付情報を前記保守作業受付情報データベースに登録する処理と、前記保守作業受付情報データベースに保守作業受付情報が登録されており、かつ、前記記憶部に記憶されたベースデータのうち前記保守作業受付情報データベース以外のデータベースが更新されたときに、少なくとも前記保守作業手順データベースから、少なくとも前記保守作業受付情報の障害内容に対応する保守作業手順を抽出し、抽出した少なくとも保守作業手順を含む保守作業手順データを生成する処理と、を行う。
前記第1の視点に係る保守作業手順データ管理装置において、前記保守作業受付情報は、さらに障害内容に関連付けられた障害原因調査の要不要に係る情報を含み、前記保守作業手順データベースは、さらに障害内容に関連付けられた障害原因調査時作業手順を含み、前記制御部は、前記保守作業受付情報の障害原因調査の要不要に係る情報が要であるときに、前記保守作業受付情報の障害内容に対応する前記保守作業手順データベースの障害原因調査時作業手順を抽出する処理と、抽出した障害原因調査時作業手順を前記保守作業手順データに追加する処理と、を行う。
本発明では、前記第2の視点に係る保守作業手順データ管理システムの形態が可能である。
本発明では、前記第3の視点に係る保守作業手順データ管理方法の形態が可能である。
本発明では、前記第4の視点に係る保守作業手順データ管理プログラムの形態が可能である。
なお、上記の特許文献の開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(特許請求の範囲及び図面を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の全開示の枠内において種々の開示要素(各請求項の各要素、各実施形態ないし実施例の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせないし選択(必要により不選択)が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲及び図面を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。また、本願に記載の数値及び数値範囲については、明記がなくともその任意の中間値、下位数値、及び、小範囲が記載されているものとみなされる。
1 保守作業手順データ管理システム
10 情報端末
11 入力部
12 出力部
13 通信部
14 制御部
20 保守作業手順データ管理装置
21 入力部
22 出力部
23 通信部
24 制御部
25 記憶部
30 ネットワーク
40 保守作業手順データ加工プログラム
41 保守作業受付情報データベース
42 顧客情報データベース
43 保守作業手順データベース
44 軽作業手順データベース
45 作業履歴情報データベース
46 装置情報データベース
47 部品在庫データベース
48 追加コメントデータベース
49 加工データ書込み用データベース

Claims (9)

  1. 情報端末と通信可能に接続する通信部と、
    障害内容に関連付けられた保守作業手順を含む保守作業手順データベースを記憶する記憶部と、
    情報を入力することが可能な入力部と、
    前記情報端末又は前記入力部から障害内容を含む保守作業受付情報を取得したときに、前記保守作業手順データベースから、前記保守作業受付情報の障害内容に対応する保守作業手順を抽出し、抽出した保守作業手順を含む保守作業手順データを生成する制御部と、
    を備え、
    前記保守作業受付情報は、さらに障害内容に関連付けられた指定作業時間を含み、
    前記保守作業手順データベースは、さらに障害内容に関連付けられた標準作業時間を含み、
    前記保守作業手順は、優先順位及び作業時間が関連付けられた複数の手順を含み、
    前記制御部は、前記保守作業受付情報の障害内容に対応する前記保守作業手順データベースの標準作業時間が、前記保守作業受付情報の障害内容に対応する指定作業時間よりも長いときに、前記指定作業時間内に収まるように、生成した前記保守作業手順データに含まれる保守作業手順における複数の手順の中から、少なくとも優先順位が最も低い手順を削除する処理を行
    前記記憶部は、
    顧客コード及び装置コードに関連付けられた床の状況、温湿度管理有無及び冗長性有無の少なくとも1つに係る情報を含む顧客情報データベースと、
    装置コードに関連付けられた床の状況別注意事項、温湿度管理無し環境の注意事項、及び冗長性有りの場合の注意事項の少なくとも1つを含む追加コメントデータベースと、
    を記憶し、
    前記保守作業受付情報は、さらに障害内容に関連付けられた顧客コード及び装置コードを含み、
    前記制御部は、
    前記保守作業受付情報の顧客コード及び装置コードに対応する前記顧客情報データベースの床の状況、温湿度管理有無及び冗長性有無の少なくとも1つに係る情報の内容に応じて、前記追加コメントデータベースから、前記保守作業受付情報の装置コードに対応する床の状況別注意事項、温湿度管理無し環境の注意事項、及び冗長性有りの場合の注意事項の少なくとも1つを抽出する処理と、
    抽出された前記床の状況別注意事項、前記温湿度管理無し環境の注意事項、及び前記冗長性有りの場合の注意事項の少なくとも1つを前記保守作業手順データに追加する処理と、
    を行う、
    保守作業手順データ管理装置。
  2. 前記保守作業受付情報は、さらに障害内容に関連付けられた装置コードを含み、
    前記保守作業手順データベースは、さらに障害内容に関連付けられた装置コードを含み、
    前記記憶部は、装置コード、作業時間及び優先順位が関連付けられた複数の軽作業手順を含む軽作業手順データベースを記憶し、
    前記制御部は、
    前記保守作業受付情報の障害内容に対応する前記保守作業手順データベースの標準作業時間が、前記保守作業受付情報の障害内容に対応する指定作業時間よりも短いときに、前記軽作業手順データベースから、前記保守作業受付情報の装置コードに対応する軽作業手順のうち、前記指定作業時間と前記標準作業時間との時間差以下の作業時間であり、かつ、少なくとも優先順位が最も高い軽作業手順を抽出する処理と、
    抽出した軽作業手順を前記保守作業手順データに追加する処理と、
    を行う、
    請求項1記載の保守作業手順データ管理装置。
  3. 前記顧客情報データベースは、顧客コード及び装置コードに関連付けられた作業スペースの状況に係る情報を含み、
    前記追加コメントデータベースは、装置コードに関連付けられた作業スペース不足時の注意事項を含み、
    前記記憶部は、装置コードに関連付けられた適切な作業スペースに係る情報を含む装置情報データベースを記憶し、
    前記制御部は、
    前記保守作業受付情報の顧客コード及び装置コードに対応する前記顧客情報データベースの作業スペースの状況が、前記保守作業受付情報の装置コードに対応する前記装置情報データベースの適切な作業スペースよりも小さい部分があるときに、前記追加コメントデータベースから、前記保守作業受付情報の装置コードに対応する作業スペース不足時の注意事項を抽出する処理と、
    抽出された前記作業スペース不足時の注意事項を前記保守作業手順データに追加する処理と、
    を行う、
    請求項1又は2記載の保守作業手順データ管理装置。
  4. 前記保守作業受付情報は、さらに障害内容に関連付けられた顧客コード、装置コード、及び間欠障害か否かに係る情報を含み、
    前記装置情報データベースは、装置コードに関連付けられた部品コード及び分解組立手順を含み、
    前記保守作業手順データベースは、さらに障害内容に関連付けられた装置コード及び部品コードを含み、
    前記記憶部は、顧客コード及び装置コードに関連付けられた間欠障害フラグ及び部品コードを含む作業履歴情報データベースを記憶し、
    前記制御部は、
    前記情報端末又は前記入力部から前記保守作業受付情報を取得したときに、前記保守作業手順データベース及び前記装置情報データベースから、前記保守作業受付情報の障害内容及び装置コードに対応する保守作業手順、部品コード、及び分解組立手順を抽出し、抽出した保守作業手順、部品コード、及び分解組立手順を含む前記保守作業手順データを生成する処理と、
    前記保守作業受付情報の間欠障害か否かに係る情報が間欠障害有りであり、かつ、前記保守作業受付情報の顧客コード及び装置コードに対応する前記作業履歴情報データベースの間欠障害フラグが間欠障害有りであるときに、前記保守作業手順データから、前記作業履歴情報データベースの間欠障害フラグが間欠障害有りに対応する部品コード及び分解組立手順を削除する処理と、
    を含む、
    請求項記載の保守作業手順データ管理装置。
  5. 前記装置情報データベースは、装置コードに関連付けられた部品コード及び分解組立手順を含み、
    前記保守作業手順データベースは、さらに障害内容に関連付けられた装置コード及び部品コードを含み、
    前記記憶部は、部品コードに関連付けられた在庫数を含む部品在庫データベースを記憶し、
    前記制御部は、
    前記情報端末又は前記入力部から前記保守作業受付情報を取得したときに、前記保守作業手順データベース及び前記装置情報データベースから、前記保守作業受付情報の障害内容及び装置コードに対応する保守作業手順、部品コード、及び分解組立手順を抽出し、抽出した保守作業手順、部品コード、及び分解組立手順を含む前記保守作業手順データを生成する処理と、
    前記保守作業手順データの部品コードに対応する前記部品在庫データベースの在庫数が0のときに、前記保守作業手順データから、前記部品在庫データベースの在庫数が0のものに対応する部品コード及び分解組立手順を削除する処理と、
    を行う、
    請求項記載の保守作業手順データ管理装置。
  6. 前記記憶部は、保守作業受付情報を含む保守作業受付情報データベースを記憶し、
    前記制御部は、
    前記情報端末又は入力部から前記保守作業受付情報を取得したときに、取得した前記保守作業受付情報を前記保守作業受付情報データベースに登録する処理と、
    前記保守作業受付情報データベースに保守作業受付情報が登録されており、かつ、前記記憶部に記憶されたベースデータのうち前記保守作業受付情報データベース以外のデータベースが更新されたときに、少なくとも前記保守作業手順データベースから、少なくとも前記保守作業受付情報の障害内容に対応する保守作業手順を抽出し、抽出した少なくとも保守作業手順を含む保守作業手順データを生成する処理と、
    を行う、
    請求項1乃至のいずれか一に記載の保守作業手順データ管理装置。
  7. 請求項1乃至のいずれか一に記載の保守作業手順データ管理装置と、
    ネットワークを介して前記保守作業手順データ管理装置と通信可能な情報端末と、
    を備える、
    保守作業手順データ管理システム。
  8. 情報端末と通信可能に接続する通信部と、
    障害内容に関連付けられた保守作業手順を含む保守作業手順データベースを記憶する記憶部と、
    情報を入力することが可能な入力部と、
    前記情報端末又は前記入力部から障害内容を含む保守作業受付情報を取得したときに、前記保守作業手順データベースから、前記保守作業受付情報の障害内容に対応する保守作業手順を抽出し、抽出した保守作業手順を含む保守作業手順データを生成する制御部と、
    を備えた装置を用いて保守作業手順データを管理する保守作業手順データ管理方法であって、
    前記保守作業受付情報は、さらに障害内容に関連付けられた指定作業時間を含み、
    前記保守作業手順データベースは、さらに障害内容に関連付けられた標準作業時間を含み、
    前記保守作業手順は、優先順位及び作業時間が関連付けられた複数の手順を含み、
    前記保守作業受付情報の障害内容に対応する前記保守作業手順データベースの標準作業時間が、前記保守作業受付情報の障害内容に対応する指定作業時間よりも長いときに、前記指定作業時間内に収まるように、前記保守作業手順データに含まれる保守作業手順における複数の手順の中から、少なくとも優先順位が最も低い手順を削除する工程を含
    前記記憶部は、
    顧客コード及び装置コードに関連付けられた床の状況、温湿度管理有無及び冗長性有無の少なくとも1つに係る情報を含む顧客情報データベースと、
    装置コードに関連付けられた床の状況別注意事項、温湿度管理無し環境の注意事項、及び冗長性有りの場合の注意事項の少なくとも1つを含む追加コメントデータベースと、
    を記憶し、
    前記保守作業受付情報は、さらに障害内容に関連付けられた顧客コード及び装置コードを含み、
    前記制御部は、
    前記保守作業受付情報の顧客コード及び装置コードに対応する前記顧客情報データベースの床の状況、温湿度管理有無及び冗長性有無の少なくとも1つに係る情報の内容に応じて、前記追加コメントデータベースから、前記保守作業受付情報の装置コードに対応する床の状況別注意事項、温湿度管理無し環境の注意事項、及び冗長性有りの場合の注意事項の少なくとも1つを抽出する処理と、
    抽出された前記床の状況別注意事項、前記温湿度管理無し環境の注意事項、及び前記冗長性有りの場合の注意事項の少なくとも1つを前記保守作業手順データに追加する処理と、
    を行う、
    保守作業手順データ管理方法。
  9. 情報端末と通信可能に接続する通信部と、
    障害内容に関連付けられた保守作業手順を含む保守作業手順データベースを記憶する記憶部と、
    情報を入力することが可能な入力部と、
    前記情報端末又は前記入力部から障害内容を含む保守作業受付情報を取得したときに、前記保守作業手順データベースから、前記保守作業受付情報の障害内容に対応する保守作業手順を抽出し、抽出した保守作業手順を含む保守作業手順データを生成する制御部と、
    を備えた装置に保守作業手順データの管理を実行させる保守作業手順データ管理プログラムであって、
    前記保守作業受付情報は、さらに障害内容に関連付けられた指定作業時間を含み、
    前記保守作業手順データベースは、さらに障害内容に関連付けられた標準作業時間を含み、
    前記保守作業手順は、優先順位及び作業時間が関連付けられた複数の手順を含み、
    前記保守作業受付情報の障害内容に対応する前記保守作業手順データベースの標準作業時間が、前記保守作業受付情報の障害内容に対応する指定作業時間よりも長いときに、前記指定作業時間内に収まるように、前記保守作業手順データに含まれる保守作業手順における複数の手順の中から、少なくとも優先順位が最も低い手順を削除するステップを実行させ、
    前記記憶部は、
    顧客コード及び装置コードに関連付けられた床の状況、温湿度管理有無及び冗長性有無の少なくとも1つに係る情報を含む顧客情報データベースと、
    装置コードに関連付けられた床の状況別注意事項、温湿度管理無し環境の注意事項、及び冗長性有りの場合の注意事項の少なくとも1つを含む追加コメントデータベースと、
    を記憶し、
    前記保守作業受付情報は、さらに障害内容に関連付けられた顧客コード及び装置コードを含み、
    前記制御部は、
    前記保守作業受付情報の顧客コード及び装置コードに対応する前記顧客情報データベースの床の状況、温湿度管理有無及び冗長性有無の少なくとも1つに係る情報の内容に応じて、前記追加コメントデータベースから、前記保守作業受付情報の装置コードに対応する床の状況別注意事項、温湿度管理無し環境の注意事項、及び冗長性有りの場合の注意事項の少なくとも1つを抽出する処理と、
    抽出された前記床の状況別注意事項、前記温湿度管理無し環境の注意事項、及び前記冗長性有りの場合の注意事項の少なくとも1つを前記保守作業手順データに追加する処理と、
    を行う、
    保守作業手順データ管理プログラム。
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