JP2023135172A - 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】非機能要求に基づいて構築される運用システムに組み込むジョブを容易に把握させること。【解決手段】情報処理装置は、非機能要求作成ツールを用いて作成された運用システムの非機能要求情報を基にして、社会に影響を与える影響度がそれぞれ異なる複数の運用サービスから、一つの運用サービスを選択する。情報処理装置は、選択した一つの運用サービスと、システムの運用環境情報とを基にして、所定の処理を実行する部品の連携順序を定義したジョブを選択する。情報処理装置は、選択したジョブの情報を出力する。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置等に関する。
顧客の要求に応じたシステムを構築する場合、SE(System Engineer)、CE(Customer Engineer)等の開発者は、顧客との間で打ち合わせを行い、顧客が提供した運用サービスに対応する要求を適切に把握する必要がある。
たとえば、システム構築における要求には機能要求と非機能要求がある。機能要求については、「営業時間をシステム上で共有し把握したい」、「受発注情報に連動した在庫管理を行いたい」等、ビジネスに直結し、イメージし易く、顧客の言葉で語られるという特徴がある。
一方、非機能要求については、「レスポンスを3行以内にする」、「システムダウン時は3時間以内に復旧させる」等、ビジネスに直結せず、顧客自身も気付きづらいという特徴がある。かかる非機能要求を事前に洗い出すためにはスキルが必要であり、熟練の開発者でも難しい作業となっている。
このため、顧客と開発者との認識の行き違いや、互いの意図とは異なる理解を防止することを目的として、IPA(Information-technology Promotion Agency)が提唱する「非機能要求グレード」と呼ばれるツールが利用されている。非機能要求グレードでは、非機能要求項目を網羅的にリストアップして分類するともに、それぞれの要求レベルを段階的に示すものである。
なお、顧客が非機能要求グレートを用いて作成した非機能要求情報を用いて、開発者を支援する従来技術がある。この従来技術では、非機能要求毎に構成部品パターンを定義しておき、顧客の非機能要求情報に応じた構成部品パターンを抽出し、抽出した構成部品パターンを組み込んだネットワーク構成図を作成し、表示することで、開発者を支援する。開発者は、表示されたネットワーク構成図を参考にして、運用システムを構築する。
特開平11-195191号公報 特開2004-013594号公報 特開2015-215739号公報 特開2019-036808号公報
しかしながら、上記のように運用システムを構築して運用サービスを提供する場合、構成部品パターンを抽出するだけでは不十分である。
たとえば、運用システムに何らかの障害が発生した場合、障害対応のためのワークアラウンド等が実行されることになるが、かかるワークアラウンドを人手で行うと負担が大きいため、ワークアラウンドを自動で行うことができる自動化パーツを更に選択して、運用システムに組み込むことが求められる。自動化パーツは、複数のコード部品の実行順を定義したパーツ(ジョブ)である。
自動化パーツに用いるコード部品の数は膨大であり、各コード部品の実行順序も運用システムの環境に応じて様々なパターンが存在するため、自動化パーツを更に選択することは、開発者にとって大きな負担となっている。
1つの側面では、本発明は、運用システムに適した自動化パーツの情報を開発者に提供することができる情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを提供することを目的とする。
第1の案では、情報処理装置は、サービス選択部と、ジョブ選択部と、出力部とを有する。サービス選択部は、非機能要求作成ツールを用いて作成された運用システムの非機能要求情報を基にして、社会に影響を与える影響度がそれぞれ異なる複数の運用サービスから、一つの運用サービスを選択する。ジョブ選択部は、選択した一つの運用サービスと、システムの運用環境情報とを基にして、所定の処理を実行する部品の連携順序を定義したジョブを選択する。出力部は、選択したジョブの情報を出力する。
非機能要求に基づいて構築される運用システムに組み込むジョブを容易に把握させることができる。
図1は、本実施例に係る情報処理装置の処理の一例を説明するための図である。 図2は、本実施例に係る情報処理装置の構成を示す機能ブロック図である。 図3は、非機能要求情報のデータ構造の一例を示す図である。 図4は、ジョブリストのデータ構造の一例を示す図である。 図5は、レベル判定テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 図6は、ジョブ定義テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 図7は、本実施例に係る情報処理装置の処理手順を示すフローチャートである。 図8は、実施例の情報処理装置と同様の機能を実現するコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。
以下に、本願の開示する情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本実施例に係る情報処理装置の処理の一例を説明するための図である。本実施例に係る情報処理装置は、非機能要求情報10を用いて、運用システム5に組み込む自動化パーツの情報を特定する。
非機能要求情報10は、顧客が「非機能要求グレード」と呼ばれるツールを用いて生成される情報であり、非機能要求項目と、選択レベルとが対応付けられる。たとえば、非機能要求項目には、大項目、中項目、小項目があり、各小項目に対して、1~5の選択レベルが設定される。
一例として、システム稼働時間や停止運用に関する小項目(運用スケジュール)に対する選択レベルを示すと、選択レベル1(定時内(9時~17時))、選択レベル2(夜間のみ停止(9時~21時))、選択レベル3(1時間程度の停止有り(9時~翌朝8時))、選択レベル4(若干の停止有り(9時~翌朝8時55分))、選択レベル5(24時間無停止)となる。
ここで、非機能要求グレートには、社会的な重要性に応じた3つのシステムレベルがある。具体的には、システムレベル(1)「社会的影響が殆どないシステム」、システムレベル(2)「社会的影響が限定されるシステム」、システムレベル(3)「社会的影響が極めて大きいシステム」がある。
システムレベルに応じて、該当する機能要求項目の選択レベルもそれぞれ異なるものとなり、予め定義される。たとえば、システムレベル(1)について、小項目(運用スケジュール)の選択レベルは「2」となる。システムレベル(2)について、小項目(運用スケジュール)の選択レベルは「4」となる。システムレベル(3)について、小項目(運用スケジュール)の選択レベルは「5」となる。他の小項目についても、各システムレベルに応じた選択レベルが定義される。
ところで、非機能要求情報10を基にして、運用システム5で用いる構成部品が抽出される。図1に示す例では、構成部品1-1,1-2,1-3,1-4,1-5,1-6等から、非機能要求情報10に対応する構成部品1-1,1-3,1-4,1-5が抽出され、運用システム5に組み込まれる。非機能要求情報10を基にして、構成部品が抽出される処理は、いかなる従来技術を用いてもよい。たとえば、構成部品は、所定の処理を行うプログラムモジュールである。
情報処理装置の処理の説明に戻る。情報処理装置は、非機能要求情報10に設定された機能要求項目の選択レベルを基にして、運用サービスS1,S2,S3から、該当する運用サービスを選択する。たとえば、運用サービスS1は、システムレベル(1)に対応する運用サービスとする。運用サービスS2は、システムレベル(2)に対応する運用サービスとする。運用サービスS3は、システムレベル(3)に対応する運用サービスとする。
ここでは、非機能要求情報10に設定された非機能要求項目の選択レベルが、システムレベル(2)に対応する選択レベルとし、以降の処理では、情報処理装置が、運用サービスS2を選択した場合について説明する。
情報処理装置は、選択した運用サービス(運用サービスS2)およびヒアリングシート20を基にして、運用サービスS2およびヒアリングシート20に対応する自動化パーツを抽出し、ジョブリスト30に設定する。ヒアリングシート20は、運用システム5の環境情報(OS(Operating System)の種別)や、ワークアラウンド等が設定される。ワークアラウンドは、運用システム5において、不具合が発生した場合の対応を示す。
たとえば、情報処理装置は、運用サービスS2と、ヒアリングシート20に対応する自動化パーツp1,p4,p5を、複数の自動化パーツp1,p2,p3,p4,p5,p6等から選択し、選択した自動化パーツp1,p4,p5に関する情報をジョブリスト30に設定する。
開発者は、ジョブリスト30を参照して、自動化パーツp1,p4,p5を、運用システム5に組み込む。なお、情報処理装置が、ジョブリスト30に設定された自動化パーツp1,p4,p5を、自動で運用システム5に組み込んでもよい。
上記のように、本実施例に係る情報処理装置は、非機能要求情報10を基にして、社会に与える影響の異なる複数の運用サービスから、一つの運用サービスを選択し、選択した一つの運用サービスと、ヒアリングシート20とに対応する自動化パーツを選択することで、ジョブリスト30を生成する。開発者は、ジョブリスト30を参照することで、顧客の要求に応じた自動化パーツを容易に運用システム5に組み込むことが可能となる。
次に、図1で説明した処理を実行する情報処理装置の構成例について説明する。図2は、本実施例に係る情報処理装置の構成を示す機能ブロック図である。図2に示すように、この情報処理装置100は、通信部110、入力部120、表示部130、記憶部140、制御部150を有する。
通信部110は、ネットワークを介して、外部装置や、運用システム5等とデータ通信を実行する。たとえば、通信部110は、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。
入力部120は、キーボードやマウス等の入力デバイスを用いて実現され、ユーザによる入力操作に対応して、制御部150に対して各種の情報を入力する。
表示部130は、液晶ディスプレイなどの表示装置等によって実現される。たとえば、表示部130は、制御部150によって生成されるジョブリスト30等を表示してもよい。
記憶部140は、非機能要求情報10、ヒアリングシート20、ジョブリスト30、レベル判定テーブル141、ジョブ定義テーブル142を有する。記憶部140は、たとえば、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。
非機能要求情報10は、顧客が「非機能要求グレード」と呼ばれるツールを用いて生成される情報であり、非機能要求項目と、選択レベルとが対応付けられる。図3は、非機能要求情報のデータ構造の一例を示す図である。たとえば、非機能要求情報10には、非機能要求項目、選択レベル等が含まれる。非機能要求項目には、大項目、中項目、小項目がある。また、非機能要求項目毎に、選択レベルが設定される。
顧客は、IPAが提唱する「「非機能要求グレード」のツールを操作して、非機能要求項目に対応する選択レベルを選択していく。図3に示す例では、大項目「可用性」、中項目「継続性」、小項目「運用スケジュール」に対応する選択レベルは、選択レベル4となっている。その他の項目、選択レベルに関する説明を省略する。
ヒアリングシート20は、顧客の運用システムの環境情報や、運用システムでの利用が想定されるワークアラウンドの情報等が設定される。たとえば、ワークアラウンドには、「CPU(Central Processing Unit)使用率の確認」、「異常収容ジョブの確認→異常ジョブ再起動」、「クラスタ状態確認→クラスタ切り替え」、「長時間走行ジョブの確認→顧客連絡→停止」、「Windowサーバのサービス状態確認」等の処理が含まれる。
ジョブリスト30は、制御部150に生成される情報であり、顧客の運用システムに組み込む自動化パーツ(ジョブ)の情報が設定される。図4は、ジョブリストのデータ構造の一例を示す図である。図4に示すように、ジョブリスト30には、項番と、ワークアラウンド名と、部品連携順序とが対応付けられる。項番は、ジョブリスト30のレコードを識別する番号である。ワークアラウンド名は、ワークアラウンドの名称である。部品連携順序は、該当するワークアラウンドを実行するためのコード部品の実行順序を定義する。部品連携順序では、コード部品をコード部品番号で示す。コード部品番号は、コード部品を一意に識別する番号である。コード部品は「CPU動作確認」、「BIOS動作確認」、「ステータス確認」等の処理の処理を実行するプログラムである。
ワークアラウンド(ワークアラウンド名)に対応する部品連携順で実行されるコード部品が、一つのジョブ(自動化パーツ)に対応する。たとえば、ワークアラウンド「Windowサーバのサービス状態確認」に関する自動化パーツは「コード部品番号A1のコード部品」、「コード部品番号B3のコード部品」、「コード部品番号C4」を順に実行する。なお、コード部品の「部品」は、コード部品/ソフトウェア部品などを意味する。
レベル判定テーブル141は、システムレベルを判定する場合に利用する情報を保持する。図5は、レベル判定テーブルのデータ構造の一例を示す図である。図5に示すように、このレベル判定テーブル141は、システムレベルと、非機能要求項目に対するシステムレベルの選択レベルとが設定される。
ここで、非機能要求項目に対するシステムレベルの選択レベルでは、非機能要求項目(大項目、中項目、小項目)に対して、選択レベルの値が設定される。たとえば、大項目「可用性」、中項目「継続性」、小項目「運用スケジュール」に対して、システムレベル(1)には「選択レベル2」、システムレベル(2)には「選択レベル4」、システムレベル3には「選択レベル5」がそれぞれ設定される。レベル判定テーブル141では、他の非機能要求項目についても、システムレベル(1)、(2)、(3)に対して、選択レベルが設定される。
ジョブ定義テーブル142は、システムレベル、ヒアリングシート20で設定される環境情報(OS(Operating System)の種別)や、ワークアラウンドに対応するジョブを定義するテーブルである。図6は、ジョブ定義テーブルのデータ構造の一例を示す図である。図6に示すように、このジョブ定義テーブル142は、項番、環境、ワークアラウンド名、システムレベル(1)~(3)での組み込み有無、部品連携順序を対応付ける。
項番は、ジョブ定義テーブル142のレコードを識別する番号である。環境は、運用システムの環境情報に対応する。ワークアラウンド名は、ワークアラウンドの名称である。システムレベル(1)~(3)での組み込み有無は、該当するシステムレベルで、該当するワークアラウンドの自動化パーツを組み込むか否か(組み込みを推奨するか否か)を示す。「〇」が設定されている場合には、自動化パーツを組み込むことを示し、「〇」が設定されてない場合には、自動化パーツを組み込まないことを示す。
たとえば、項番1において、ワークアラウンド名「CPU使用率の確認」では、システムレベル(1)~(3)に対して「O」が設定されている。このため、運用システムにおいて、ワークアラウンド「CPU使用率の確認」を実行する場合には、システムレベルによらず、ワークアラウンド「CPU使用率の確認」の自動化パーツを運用システムに組み込むことが推奨される。
一方、項番2において、ワークアラウンド名「ディスク使用率の確認→不要ファイルの削除」では、システムレベル(2)、(3)に対して「O」が設定されており、システムレベル(1)に対して「O」が設定されていない。このため、運用システムにおいて、ワークアラウンド「ディスク使用率の確認→不要ファイルの削除」を実行する場合、システムレベル(2)、(3)では、ワークアラウンド「ディスク使用率の確認→不要ファイルの削除」の自動化パーツを運用システムに組み込むことが推奨される。
図2の説明に戻る。制御部150は、受付部151、サービス選択部152、ジョブ選択部153、出力部154を有する。制御部150は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)により実現される。また、制御部150は、たとえば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実行されてもよい。
受付部151は、外部装置(図示略)、入力部120等から、非機能要求情報10、ヒアリングシート20を受け付ける。受付部151は、受け付けた非機能要求情報10、ヒアリングシート20を、記憶部140に格納する。
サービス選択部152は、非機能要求情報10と、レベル判定テーブル141とを基にして、運用サービスS1,S2,S3から、該当する運用サービスを選択する。サービス選択部152は、非機能要求情報10に設定された非機能要求項目の選択レベルに対応するシステムレベルを特定する。サービス選択部152は、選択した運用サービスを、ジョブ選択部153に出力する。
サービス選択部152は、非機能要求情報10に設定された非機能要求項目の選択レベルが、レベル判定テーブル141のシステムレベル(1)に対応する非機能要求項目の選択レベルである場合、運用サービスS1を選択する。
サービス選択部152は、非機能要求情報10に設定された非機能要求項目の選択レベルが、レベル判定テーブル141のシステムレベル(2)に対応する非機能要求項目の選択レベルである場合、運用サービスS2を選択する。
サービス選択部152は、非機能要求情報10に設定された非機能要求項目の選択レベルが、レベル判定テーブル141のシステムレベル(3)に対応する非機能要求項目の選択レベルである場合、運用サービスS3を選択する。
ジョブ選択部153は、サービス選択部152に選択された運用サービスと、ヒアリングシート20にと、ジョブ定義テーブル142とを基にして、運用システムに組み込むジョブを選択し、ジョブリスト30を生成する。上記のように、運用サービスの種別に応じて、システムレベルが決定される。
たとえば、ジョブ選択部153は、ジョブ定義テーブル142において、環境情報、ワークアラウンド(ワークアラウンド名)に対応する、運用サービスに対応するシステムレベルの自動化パーツを組み込み有無が「〇」の場合に、環境情報、ワークアラウンド(ワークアラウンド名)に対応する部品関連情報を抽出し、ジョブリスト30に設定する。ジョブ選択部153は、ジョブリスト30に部品関連情報(ジョブ)を設定する場合、ワークアラウンド名を対応付ける。
ジョブ選択部153は、ジョブ定義テーブル142において、環境情報、ワークアラウンド(ワークアラウンド名)に対応する、運用サービスに対応するシステムレベルの自動化パーツを組み込み有無が「〇」でない場合には、該当するワークアラウンドに対する部品関連情報を、ジョブリスト30に設定することを抑止する。
ジョブ選択部153は、ヒアリングシート20に登録された各ワークアラウンドに対して上記処理を繰り返し実行することで、ジョブリスト30に、各ワークアラウンドに対するジョブを設定する。
出力部154は、ジョブ選択部153によって生成されたジョブリスト30を、表示部130に出力して表示させる。出力部154は、指定された外部装置に、ジョブリスト30を送信してもよい。また、出力部154は、ジョブリスト30に設定された各自動化部品の情報を、データベースから取得し、運用システムに出力して自動化部品を組み込んでもよい。
次に、本実施例に係る情報処理装置100の処理手順の一例について説明する。図7は、本実施例に係る情報処理装置の処理手順を示すフローチャートである。情報処理装置100の受付部151は、非機能要求情報10と、ヒアリングシート20とを受け付け、記憶部140に格納する(ステップS101)。
情報処理装置100のサービス選択部152は、非機能要求情報10と、レベル判定テーブル141とを基にして、システムレベルを判定する(ステップS102)。サービス選択部152は、システムレベルに応じた運用サービスを選択する(ステップS103)。
情報処理装置100のジョブ選択部153は、運用サービス(システムレベル)と、ヒアリングシート20と、ジョブ定義テーブル142とを基にして、ヒアリングシート20に設定されたワークアラウンドに対応する部品連携順序(ジョブ)を選択する(ステップS104)。
ジョブ選択部153は、ワークアラウンド名と、部品連携順とを対応付けて、ジョブリストに設定する(ステップS105)。情報処理装置100の出力部154は、ジョブリスト30を出力する(ステップS106)。
次に、本実施例に係る情報処理装置100の効果について説明する。情報処理装置100は、非機能要求情報10を基にして、社会に与える影響の異なる複数の運用サービスから、一つの運用サービスを選択し、選択した一つの運用サービスと、ヒアリングシート20とに対応する自動化パーツを選択することで、ジョブリスト30を生成する。開発者は、ジョブリスト30を参照することで、顧客の要求に応じた自動化パーツを容易に運用システム5に組み込むことが可能となる。たとえば、経験の浅い開発者であっても、非機能要求情報に応じた運用システムに組み込む自動化パーツを特定できる。
情報処理装置100は、非機能要求情報10に設定された非機能要求項目の選択レベルを基にして、複数の運用サービスから、一つの運用サービスを選択する。これによって、非機能要求情報10の運用システムの社会な重要性に適した運用サービスを選択することができる。
情報処理装置100は、運用システムの環境情報、ワークアラウンドに対応するジョブを選択して、ジョブリスト30を生成する。これによって、非機能要求情報に応じた運用システムに組み込む自動化パーツのリストであって、開発者が参照可能なリストを生成することができる。
次に、上記実施例に示した情報処理装置100と同様の機能を実現するコンピュータのハードウェア構成の一例について説明する。図8は、実施例の情報処理装置と同様の機能を実現するコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。
図8に示すように、コンピュータ200は、各種演算処理を実行するCPU201と、ユーザからのデータの入力を受け付ける入力装置202と、ディスプレイ203とを有する。また、コンピュータ200は、有線または無線ネットワークを介して、外部装置等との間でデータの授受を行う通信装置204と、インタフェース装置205とを有する。また、コンピュータ200は、各種情報を一時記憶するRAM206と、ハードディスク装置207とを有する。そして、各装置201~207は、バス208に接続される。
ハードディスク装置207は、受付プログラム207a、サービス選択プログラム207b、ジョブ選択プログラム207c、出力プログラム207dを有する。また、CPU201は、各プログラム207a~207dを読み出してRAM206に展開する。
受付プログラム207aは、受付プロセス206aとして機能する。サービス選択プログラム207bは、サービス選択プロセス206bとして機能する。ジョブ選択プログラム207cは、ジョブ選択プロセス206cとして機能する。出力プログラム207dは、出力プロセス206dとして機能する。
受付プロセス206aの処理は、受付部151の処理に対応する。サービス選択プロセス206bの処理は、サービス選択部152の処理に対応する。ジョブ選択プロセス206cの処理は、ジョブ選択部153の処理に対応する。出力プロセス206dの処理は、出力部154の処理に対応する。
なお、各プログラム207a~207dについては、必ずしも最初からハードディスク装置207に記憶させておかなくても良い。たとえば、コンピュータ200に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD-ROM、DVD、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」に各プログラムを記憶させておく。そして、コンピュータ200が各プログラム207a~207cを読み出して実行するようにしてもよい。
100 情報処理装置
110 通信部
120 入力部
130 表示部
140 記憶部
141 レベル判定テーブル
142 ジョブ定義テーブル
150 制御部
151 受付部
152 サービス選択部
153 ジョブ選択部
154 出力部

Claims (5)

  1. 非機能要求作成ツールを用いて作成された運用システムの非機能要求情報を基にして、社会に影響を与える影響度がそれぞれ異なる複数の運用サービスから、一つの運用サービスを選択するサービス選択部と、
    選択した前記一つの運用サービスと、前記システムの運用環境情報とを基にして、所定の処理を実行する部品の連携順序を定義したジョブを選択するジョブ選択部と、
    選択したジョブの情報を出力する出力部と
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記サービス選択部は、非機能要求情報に設定された各項目の選択レベルを基にして、前記複数の運用サービスから、前記一つの運用サービスを選択することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記運用環境情報は、前記運用システムの環境情報、前記運用システムで実行される処理の情報を含み、前記ジョブ選択部は、前記環境情報と前記処理との組に対応するジョブを選択することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 非機能要求作成ツールを用いて作成された運用システムの非機能要求情報を基にして、社会に影響を与える影響度がそれぞれ異なる複数の運用サービスから、一つの運用サービスを選択し、
    選択した前記一つの運用サービスと、前記システムの運用環境情報とを基にして、所定の処理を実行する部品の連携順序を定義したジョブを選択し、
    選択したジョブの情報を出力する
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする情報処理方法。
  5. 非機能要求作成ツールを用いて作成された運用システムの非機能要求情報を基にして、社会に影響を与える影響度がそれぞれ異なる複数の運用サービスから、一つの運用サービスを選択し、
    選択した前記一つの運用サービスと、前記システムの運用環境情報とを基にして、所定の処理を実行する部品の連携順序を定義したジョブを選択し、
    選択したジョブの情報を出力する
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
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